JP5868560B2 - 燃料配管用防音カバー - Google Patents
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Description
本発明は、自動車の燃料配管に装着される燃料配管用防音カバーに関する。
自動車においては、燃料配管の保護や防音を目的として、カバーが装着される。例えば特許文献1には、燃料配管となる樹脂チューブに取り付けられる保護用のプロテクタが開示されている。このプロテクタは、樹脂チューブの外周に取り付けられるプロテクタ本体と、そのプロテクタ本体の端部に設けられる位置決め固定部とをポリプロピレン等で一体形成したものとなっている。
一方、防音を目的としたカバーの場合、カバー本体がウレタン等の発泡体で形成され、このカバー本体の内側に、燃料配管を挟持するための樹脂製のクリップが一体に結合されている。
一方、防音を目的としたカバーの場合、カバー本体がウレタン等の発泡体で形成され、このカバー本体の内側に、燃料配管を挟持するための樹脂製のクリップが一体に結合されている。
後者の防音カバーにおいては、燃料配管から取り外す際にカバー本体を手で引っ張ると、パイプ抜去荷重よりもクリップとカバー本体との密着強度の方が弱いため、カバー本体が破れてしまうおそれがある。
そこで、本発明は、カバー本体の損傷のおそれがなく燃料配管からの取り外しが行え、信頼性に優れた燃料配管用防音カバーを提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、燃料配管を覆うカバー本体と、そのカバー本体と結合され、燃料配管を挟持可能なクリップとからなる燃料配管用防音カバーであって、
前記クリップを、前記カバー本体の内側に配置されて前記燃料配管を挟持可能なクランプ部と、前記クランプ部と別体に形成され、前記クランプ部と前記カバー本体越しに連結されて前記カバー本体の外側に露出する把持部とから形成し、
前記カバー本体を上側にした際の前記クランプ部の中央上部に、貫通孔を有する筒状部を形成すると共に、前記貫通孔の内周面に、上部をすり鉢状のテーパ部とした突条を周設する一方、
前記把持部の下面中心に、直径方向にスリットを形成して先端外周に返しを形成したボスを下向きに突設して、
前記クランプ部の前記筒状部を前記カバー本体の下側から前記カバー本体に設けた透孔に差し込んだ状態で、前記カバー本体の上側から前記把持部の前記ボスを前記筒状部の前記貫通孔に差し込み、前記返しを前記突条に係止させることで、前記クランプ部と前記把持部とを前記カバー本体越しに連結すると共に、前記クランプ部が前記燃料配管を挟持した状態で前記ボスの下面が前記燃料配管に当接することを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、前記カバー本体の内面に、前記クランプ部の位置決めを行う位置決め凹部を設けたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、前記クランプ部と前記把持部との連結状態で前記カバー本体を予圧縮することを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかの構成において、前記カバー本体は、横断面U字状であることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかの構成において、前記把持部は、前記カバー本体の幅方向で前記クランプ部よりも大きい幅を有することを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れかの構成において、前記クランプ部と前記燃料配管との間の抜去荷重より、前記クランプ部と前記把持部との間の抜去荷重の方を大きくしたことを特徴とするものである。
前記クリップを、前記カバー本体の内側に配置されて前記燃料配管を挟持可能なクランプ部と、前記クランプ部と別体に形成され、前記クランプ部と前記カバー本体越しに連結されて前記カバー本体の外側に露出する把持部とから形成し、
前記カバー本体を上側にした際の前記クランプ部の中央上部に、貫通孔を有する筒状部を形成すると共に、前記貫通孔の内周面に、上部をすり鉢状のテーパ部とした突条を周設する一方、
前記把持部の下面中心に、直径方向にスリットを形成して先端外周に返しを形成したボスを下向きに突設して、
前記クランプ部の前記筒状部を前記カバー本体の下側から前記カバー本体に設けた透孔に差し込んだ状態で、前記カバー本体の上側から前記把持部の前記ボスを前記筒状部の前記貫通孔に差し込み、前記返しを前記突条に係止させることで、前記クランプ部と前記把持部とを前記カバー本体越しに連結すると共に、前記クランプ部が前記燃料配管を挟持した状態で前記ボスの下面が前記燃料配管に当接することを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、前記カバー本体の内面に、前記クランプ部の位置決めを行う位置決め凹部を設けたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、前記クランプ部と前記把持部との連結状態で前記カバー本体を予圧縮することを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかの構成において、前記カバー本体は、横断面U字状であることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかの構成において、前記把持部は、前記カバー本体の幅方向で前記クランプ部よりも大きい幅を有することを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れかの構成において、前記クランプ部と前記燃料配管との間の抜去荷重より、前記クランプ部と前記把持部との間の抜去荷重の方を大きくしたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、カバー本体の損傷のおそれがなく燃料配管からの取り外しが行え、信頼性に優れたものとなる。
また、クリップをカバー本体に組み付ける際にカバー本体を変形させる必要がなく、カバー本体を破いたりするおそれがなくなる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、位置決め凹部を設けたことで、カバー本体内でのクランプ部の位置決めを適正に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加えて、クランプ部と把持部との連結部に誤差があってもこれを吸収でき、クリップががたつくことなくカバー本体と好適に一体化される。
また、クリップをカバー本体に組み付ける際にカバー本体を変形させる必要がなく、カバー本体を破いたりするおそれがなくなる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、位置決め凹部を設けたことで、カバー本体内でのクランプ部の位置決めを適正に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加えて、クランプ部と把持部との連結部に誤差があってもこれを吸収でき、クリップががたつくことなくカバー本体と好適に一体化される。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、燃料配管用防音カバー(以下「防音カバー」と略称する。)の一例を示す斜視図、図2はその説明図、図3はA−A線及びB−B線断面図である。防音カバー1は、カバー本体2と、カバー本体2の二カ所に配置されるクリップ3,3とを含んでなる。
カバー本体2は、金属製の燃料配管に沿って屈曲形成され、全長に亘って溝4を形成した横断面U字状の発泡体(ここではウレタン)となっている。また、溝4におけるクリップ3,3の装着部位は、溝の間隔及び深さが大きくなる位置決め凹部5,5となっており、各位置決め凹部5の底となる部位には、透孔6がそれぞれ形成されている。
図1は、燃料配管用防音カバー(以下「防音カバー」と略称する。)の一例を示す斜視図、図2はその説明図、図3はA−A線及びB−B線断面図である。防音カバー1は、カバー本体2と、カバー本体2の二カ所に配置されるクリップ3,3とを含んでなる。
カバー本体2は、金属製の燃料配管に沿って屈曲形成され、全長に亘って溝4を形成した横断面U字状の発泡体(ここではウレタン)となっている。また、溝4におけるクリップ3,3の装着部位は、溝の間隔及び深さが大きくなる位置決め凹部5,5となっており、各位置決め凹部5の底となる部位には、透孔6がそれぞれ形成されている。
クリップ3は、カバー本体2の内側(溝4の内部)に位置するクランプ部7と、クランプ部7と接続されてカバー本体2の外側(平面側)に露出する把持部8とからなる。
まずクランプ部7は、図4にも示すように、C字状に形成した板体の両端を外向きに折り曲げた樹脂製で、中央上部には、貫通孔10を有する筒状部9が形成される。貫通孔10の内周面には、上部をすり鉢状のテーパ部12とした突条11が周設されている。
一方、把持部8は、図5にも示すように円板状を有した樹脂製で、下面中心には、直径方向にスリット14を形成したボス13が突設されており、ボス13の先端外周には、返し15が形成されている。このボス13の外径は、クランプ部7の貫通孔10において突条11によって絞られる内径よりも僅かに小さくなっている。
まずクランプ部7は、図4にも示すように、C字状に形成した板体の両端を外向きに折り曲げた樹脂製で、中央上部には、貫通孔10を有する筒状部9が形成される。貫通孔10の内周面には、上部をすり鉢状のテーパ部12とした突条11が周設されている。
一方、把持部8は、図5にも示すように円板状を有した樹脂製で、下面中心には、直径方向にスリット14を形成したボス13が突設されており、ボス13の先端外周には、返し15が形成されている。このボス13の外径は、クランプ部7の貫通孔10において突条11によって絞られる内径よりも僅かに小さくなっている。
以上の如く構成された防音カバー1は、図3(A)に示すように、カバー本体2の位置決め凹部5内にクランプ部7を、C字の中心軸が溝4の中心と平行となる向きで配置して、透孔6に下側から筒状部9を差し込む。この状態で、カバー本体2の上側から把持部8のボス13を筒状部9の貫通孔10に差し込むと、ボス13の先端が突条11のテーパ部12でガイドされて弾性的に収縮して突条11を貫通する。返し15が突条11を乗り越えると、ボス13が弾性復帰して返し15を突条11の下面に係止させるため、ボス13が抜け止め状態で筒状部9とスナップフィット結合される。よって、クランプ部7はカバー本体2越しに把持部8と連結され、クリップ3はカバー本体2に一体化される。この状態で、把持部8はカバー本体2の上面で露出する格好となる。
このときクランプ部7はカバー本体2の位置決め凹部5内に嵌合しているため、C字の中心軸が溝4の中心と平行となる向きで保持される。
また、筒状部9の高さはカバー本体2の透孔6の長さ(カバー本体2の厚み)よりも小さくなっているため、クランプ部7に把持部8を連結した状態では、クランプ部7の外面と把持部8の下面との間でカバー本体2は予圧縮され、連結部に誤差があってもクリップ3ががたつかないようになっている。さらに、クランプ部7と把持部8とのスナップフィット結合は、クランプ部7と燃料配管との間の抜去荷重より、クランプ部7と把持部8との間の抜去荷重の方が大きくなる形状設計をしている。
また、筒状部9の高さはカバー本体2の透孔6の長さ(カバー本体2の厚み)よりも小さくなっているため、クランプ部7に把持部8を連結した状態では、クランプ部7の外面と把持部8の下面との間でカバー本体2は予圧縮され、連結部に誤差があってもクリップ3ががたつかないようになっている。さらに、クランプ部7と把持部8とのスナップフィット結合は、クランプ部7と燃料配管との間の抜去荷重より、クランプ部7と把持部8との間の抜去荷重の方が大きくなる形状設計をしている。
よって、この防音カバー1を燃料配管に取り付ける際には、カバー本体2の溝4に燃料配管を嵌合させるようにしてカバー本体2をあてがうと、各クリップ3のクランプ部7に燃料配管が当接するため、そのままクリップ3を押し込むと、図3(A)に示すように燃料配管Pがクランプ部7に挟持される。従って、カバー本体2はクリップ3,3を介して燃料配管Pに沿って装着される。
一方、防音カバー1を取り外す際には、カバー本体2の上面に露出している把持部8を把持してクリップ3を引っ張れば、先述した抜去荷重の設定により、燃料配管Pからクランプ部7を外すことができる。このとき、カバー本体2を直接引っ張ることがないため、カバー本体2に荷重が加わって破断したりするおそれは生じない。
一方、防音カバー1を取り外す際には、カバー本体2の上面に露出している把持部8を把持してクリップ3を引っ張れば、先述した抜去荷重の設定により、燃料配管Pからクランプ部7を外すことができる。このとき、カバー本体2を直接引っ張ることがないため、カバー本体2に荷重が加わって破断したりするおそれは生じない。
このように、上記形態の防音カバー1によれば、クリップ3を、カバー本体2の内側に配置されて燃料配管Pを挟持可能なクランプ部7と、クランプ部7と接続されてカバー本体2の外側に露出する把持部8とから形成したことで、カバー本体2の損傷のおそれがなく燃料配管Pからの取り外しが行え、信頼性に優れたものとなる。
特にここでは、成形したカバー本体2に別体のクリップ3を組み付けているので、一体成形の場合のようにクリップ3にカバー本体2が付着する懸念がなくなり、脱型時にカバー本体2が破れたりするおそれが解消される。
特にここでは、成形したカバー本体2に別体のクリップ3を組み付けているので、一体成形の場合のようにクリップ3にカバー本体2が付着する懸念がなくなり、脱型時にカバー本体2が破れたりするおそれが解消される。
また、カバー本体2の内面に、クランプ部7の位置決めを行う位置決め凹部5を設けたことで、カバー本体2内でのクランプ部7の位置決めを適正に行うことができる。
さらに、クランプ部7と把持部8とを別体に形成して、カバー本体2越しに両者を連結したことで、クリップ3をカバー本体2に組み付ける際にカバー本体2を変形させる必要がなく、ここでもカバー本体2を破いたりするおそれがなくなる。
そして、クランプ部7と把持部8との連結状態でカバー本体2を予圧縮するようにしているので、連結部に誤差があってもこれを吸収でき、クリップ3ががたつくことなくカバー本体2と好適に一体化される。
さらに、クランプ部7と把持部8とを別体に形成して、カバー本体2越しに両者を連結したことで、クリップ3をカバー本体2に組み付ける際にカバー本体2を変形させる必要がなく、ここでもカバー本体2を破いたりするおそれがなくなる。
そして、クランプ部7と把持部8との連結状態でカバー本体2を予圧縮するようにしているので、連結部に誤差があってもこれを吸収でき、クリップ3ががたつくことなくカバー本体2と好適に一体化される。
なお、上記形態では、カバー本体にクリップを2つ設けているが、1つでもよいし、3つ以上でも差し支えない。
また、クランプ部と把持部とのスナップフィット結合は、クランプ部側が筒状部、把持部側がボスとなっているが、互いに逆にしてもよい。勿論スナップフィット結合に限らず、両部品の連結が可能であれば他の構造も採用可能である。
さらに、クランプ部や把持部の構造も上記形態に限らない。特に把持部は、カバー本体の外部から把持可能であれば、円板状に限らず、外周に切欠を設けたり、四角形や多角形等としたりしてもよいし、把持しやすいように突起を設けることもできる。
よって、把持部の形状によってはクリップは必ずしも2部品から構成する必要はなく、カバー本体への組み付けが可能であればクランプ部と把持部とが一体化されたものであってもよい。
また、クランプ部と把持部とのスナップフィット結合は、クランプ部側が筒状部、把持部側がボスとなっているが、互いに逆にしてもよい。勿論スナップフィット結合に限らず、両部品の連結が可能であれば他の構造も採用可能である。
さらに、クランプ部や把持部の構造も上記形態に限らない。特に把持部は、カバー本体の外部から把持可能であれば、円板状に限らず、外周に切欠を設けたり、四角形や多角形等としたりしてもよいし、把持しやすいように突起を設けることもできる。
よって、把持部の形状によってはクリップは必ずしも2部品から構成する必要はなく、カバー本体への組み付けが可能であればクランプ部と把持部とが一体化されたものであってもよい。
1・・燃料配管用防音カバー、2・・カバー本体、3・・クリップ、4・・溝、5・・位置決め凹部、6・・透孔、7・・クランプ部、8・・把持部、9・・筒状部、10・・貫通孔、11・・突条、12・・テーパ部、13・・ボス、P・・燃料配管。
Claims (6)
- 燃料配管を覆うカバー本体と、そのカバー本体と結合され、燃料配管を挟持可能なクリップとからなる燃料配管用防音カバーであって、
前記クリップを、前記カバー本体の内側に配置されて前記燃料配管を挟持可能なクランプ部と、前記クランプ部と別体に形成され、前記クランプ部と前記カバー本体越しに連結されて前記カバー本体の外側に露出する把持部とから形成し、
前記カバー本体を上側にした際の前記クランプ部の中央上部に、貫通孔を有する筒状部を形成すると共に、前記貫通孔の内周面に、上部をすり鉢状のテーパ部とした突条を周設する一方、
前記把持部の下面中心に、直径方向にスリットを形成して先端外周に返しを形成したボスを下向きに突設して、
前記クランプ部の前記筒状部を前記カバー本体の下側から前記カバー本体に設けた透孔に差し込んだ状態で、前記カバー本体の上側から前記把持部の前記ボスを前記筒状部の前記貫通孔に差し込み、前記返しを前記突条に係止させることで、前記クランプ部と前記把持部とを前記カバー本体越しに連結すると共に、前記クランプ部が前記燃料配管を挟持した状態で前記ボスの下面が前記燃料配管に当接することを特徴とする燃料配管用防音カバー。 - 前記カバー本体の内面に、前記クランプ部の位置決めを行う位置決め凹部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の燃料配管用防音カバー。
- 前記クランプ部と前記把持部との連結状態で前記カバー本体を予圧縮することを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料配管用防音カバー。
- 前記カバー本体は、横断面U字状であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の燃料配管用防音カバー。
- 前記把持部は、前記カバー本体の幅方向で前記クランプ部よりも大きい幅を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の燃料配管用防音カバー。
- 前記クランプ部と前記燃料配管との間の抜去荷重より、前記クランプ部と前記把持部との間の抜去荷重の方を大きくしたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の燃料配管用防音カバー。
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PCT/JP2013/073330 WO2015029217A1 (ja) | 2013-08-30 | 2013-08-30 | 燃料配管用防音カバー |
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