JP2005282836A - 樹脂チューブ用プロテクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 配管構造を複雑化することなく、樹脂チューブを所定の湾曲形状に確実に保持することが可能な樹脂チューブ用プロテクタを提供する。
【解決手段】樹脂チューブ用プロテクタ1のプロテクタ本体3を、断面半円状の長尺体として形成し、長さ方向一方側部5と、長さ方向他方側部7と、長さ方向一方側部5から長さ方向他方側部7まで延びる湾曲部9と、から一体的に構成する。プロテクタ本体3の長さ方向一端部に、一方側の位置決めC型クランプ23を一体的に設け、プロテクタ本体3の長さ方向他端部にも、他方側の位置決めC型クランプ25を一体的に設けておく。位置決めC型クランプ23、25の内径をそれぞれ、樹脂チューブ9の一方側の直管部27及び他方側の直管部29の外径とほぼ等しく、そして蛇腹部13の山部の外径よりも小径に設定する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自動車のガソリン燃料系配管などに用いられる樹脂チューブのプロテクタに関し、より詳しくは、蛇腹部を有する樹脂チューブを所定形状に湾曲させて保持する樹脂チューブ用プロテクタに関する。
自動車の燃料系配管などでは、長尺の配管個所に金属製パイプが用いられるが、車体下部の配管のように、路面から多量の雨水がかかる個所では、腐食を防止して耐久性を確保するために、樹脂チューブを用いるのが好ましい場合も少なくない。
長尺の配管個所に用いられる樹脂チューブは、自動車部品の配置状態に対応して、少なくとも1箇所で湾曲形成される必要がある。樹脂チューブの湾曲は一般的に、樹脂チューブをオーブンに収容して加熱変形させることにより行われているが、自動車下部に配置される樹脂チューブのように長尺のものは、適用可能なオーブンを準備することが困難な場合が多いこともあって、処理が難しい。
そこで、樹脂チューブはしばしば、蛇腹部を有して形成され、この蛇腹部で配管路に沿うように湾曲させられる。湾曲した樹脂チューブは、所定の湾曲形状を保持する必要があるが、樹脂チューブの外周には、例えば路面から飛んでくる石による、あるいは自動車部品との接触又は衝突による樹脂チューブの損傷又は破損を防止するためのプロテクタを取り付けておくといったことが行われている。このプロテクタは、樹脂チューブが予め湾曲形成されている場合には、この樹脂チューブに被せられるゴム筒である場合が普通であるが、プロテクタを、所定の湾曲形状に対応するように形成しておき、樹脂チューブの蛇腹部がこのプロテクタに沿うようにして、蛇腹部に取り付けるといったことにより、蛇腹部を有する樹脂チューブを湾曲させ、かつ、湾曲形状を保持することが可能となる(樹脂チューブに関するものではないが、例えば特許文献1参照)。また、屈曲部を有する一対の半割状体をパイプ体を挟んで接合することにより、屈曲した筒状体を形成し、この筒状体内を通過するパイプ体を屈曲させるといった技術も知られている(例えば特許文献2参照)。
特公平3−817号公報 特開平7−12290号公報
ところで、樹脂チューブの蛇腹部を湾曲保持するプロテクタは、樹脂チューブに位置決めして取り付けられる必要がある。プロテクタが樹脂チューブに位置決めされていないと、車両の振動などによってプロテクタの取り付け位置がずれてしまい、結局、樹脂チューブの湾曲形状が変わってしまう、といったおそれがある。そして、樹脂チューブは比較的強度が小さいので、蛇腹部を強く挟み付けるような位置決め手段は、適当ではない場合が多い。この点に関し、特許文献1には、第1の屈曲成形プロテクタに係止爪を形成するとともに、蛇腹形状部を有する部分(第2の蛇腹状成形プロテクタ)に係合受け部を設け、第1の屈曲成形プロテクタを、係止爪が係合受け部に係合するようにして、蛇腹形状部を有する部分に取り付けるといった技術が記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載されたような種類の位置決め手段では、樹脂チューブ側にも、特別の係合構造を構成しなければならないため、配管構造が複雑なものとなってしまう。
そこで本発明は、配管構造を複雑化することなく、樹脂チューブを所定の湾曲形状に確実に保持することが可能な樹脂チューブ用プロテクタの提供を目的とする。
この目的を達成するための本発明の樹脂チューブ用プロテクタは、蛇腹部及びこの蛇腹部に連続して設けられた非蛇腹部、例えば直管部を一体的に有する配管用樹脂チューブの外周に取り付けられ、この配管用樹脂チューブを所定の湾曲形状又は屈曲形状に変形させて保持する樹脂チューブ用プロテクタであって、前記湾曲形状に対応して湾曲し、前記蛇腹部を沿わせるようにしてこの蛇腹部の外周に取り付けられる、例えば被せられる、プロテクタ本体と、前記プロテクタ本体の端部に設けられ、例えば、別体として設けられ、あるいは一体的に形成して設けられ、前記非蛇腹部に取り付けられる位置決め固定部と、を備え、前記位置決め固定部は、前記非蛇腹部及び前記蛇腹部の境界部分と長さ方向に係合するように構成されているものである。配管用樹脂チューブは、例えば蛇腹部及びこの蛇腹部の両端部に連続して設けられた非蛇腹部を一体的に有し、樹脂チューブ用プロテクタは、例えばプロテクタ本体の両端部に設けられ、非蛇腹部にそれぞれ取り付けられる一対の位置決め固定部を備えている。プロテクタ本体は、接合されることにより筒状体を形成する一対の半割状体を有するように構成できるが、この場合には、蛇腹部を収容することにより配管用樹脂チューブの外周に取り付けられることとなる。
配管用樹脂チューブは、例えば、非蛇腹部と蛇腹部との境界部分に段部を有している。非蛇腹部と蛇腹部との境界部分の段部は、例えば、蛇腹部の山部の外径が非蛇腹部の外径よりも大きいことにより生じることとなる。樹脂チューブ用プロテクタの位置決め固定部は、例えば、このような段部と長さ方向に係合するように構成される。
樹脂チューブ用プロテクタの位置決め固定部は、非蛇腹部に嵌め付けられるC型クランプとすることができる。位置決め固定部又はC型クランプは、例えば、非蛇腹部と蛇腹部との境界部分に隣接して、あるいは蛇腹部の長さ方向端に隣接して非蛇腹部に嵌め付けられる。
樹脂チューブ用プロテクタの位置決め固定部は、非蛇腹部を収める断面U型又はコ型の固定用本体と、この固定用本体の開口を塞ぐ蓋体と、から一体的に形成することができる。位置決め固定部をこのように構成することにより、樹脂チューブ用プロテクタのより安定した取り付け構造を確保できる。位置決め固定部又は固定用本体は、例えば、非蛇腹部と蛇腹部との境界部分に隣接して、あるいは蛇腹部の長さ方向端に隣接して非蛇腹部を収めるように形成される。また、位置決め固定部又は固定用本体は、例えば、非蛇腹部と蛇腹部とを収めるように形成され、かつ、内面構造が、非蛇腹部と蛇腹部との境界部分と長さ方向に係合するように構成される。
以上説明したように、本発明の樹脂チューブ用プロテクタを用いれば、蛇腹部で適切かつ確実に湾曲した樹脂チューブを備える配管構造を簡単に確保することができる。
以下、本発明を実施するための形態を図面を参照して説明する。
図1は自動車用燃料系配管に用いられる樹脂チューブに適用するための本発明に係る第1の樹脂チューブ用プロテクタの斜視図、図2は第1の樹脂チューブ用プロテクタの正面図、図3は第1の樹脂チューブ用プロテクタの拡大側面図、図4は第1の樹脂チューブ用プロテクタの底面図である。
第1の樹脂チューブ用プロテクタ1は、例えばポリプロピレン(PP)を素材として断面半円状の長尺体として形成されたプロテクタ本体3を有していて、このプロテクタ本体3は、ストレート状に形成された長さ方向一方側部5と、同じくストレート状に形成された長さ方向他方側部7と、長さ方向一方側部5の長さ方向他端から、一旦緩やかに湾曲して短く延び、そして長さ方向一方側部5及び長さ方向他方側部7に対して傾斜する方向にストレート状に比較的長く延びた後に、長さ方向他方側部7の長さ方向一端まで緩やかに湾曲して短く延びる湾曲部9と、から一体的に形成されている。プロテクタ本体3の内径は、樹脂チューブ11の蛇腹部13の外径(蛇腹部13の山部の外径)とほぼ等しいように設定されているが(図5も参照)、長さ方向一方側部5の長さ方向他方側では、両側の開口端部にそれぞれ一方側の係合爪15、15が一体的に形成され、長さ方向他方側部7の長さ方向一方側でも同様に、両側の開口端部にそれぞれ他方側の係合爪17、17が一体的に形成されていて、第1の樹脂チューブ用プロテクタ1又はプロテクタ本体3は、一方側の係合爪15、15個所及び他方側の係合爪17、17箇所でそれぞれ、蛇腹部13の外径(蛇腹部13の山部の外径)とほぼ等しい内径を有する一方側のC型クランプ部19及び他方側のC型クランプ部21を構成している。
プロテクタ本体3又は長さ方向一方側部5の長さ方向一端部には、例えばPP製の一方側の位置決めC型クランプ23(位置決め固定部)が一体的に形成され、プロテクタ本体3又は長さ方向他方側部7の長さ方向他端部にも、例えばPP製の他方側の位置決めC型クランプ25(位置決め固定部)が一体的に形成されている。一方側の位置決めC型クランプ23及び他方側の位置決めC型クランプ25の内径はそれぞれ、樹脂チューブ9の一方側の直管部27(非蛇腹部)及び他方側の直管部29(非蛇腹部)の外径とほぼ等しく、そして蛇腹部13の山部の外径よりも小径に設定されている。したがって、第1の樹脂チューブ用プロテクタ1の内側では、プロテクタ本体3と一方側の位置決めC型クランプ23との境界部分に一方側の段差部31が設けられ(図6も参照)、プロテクタ本体3と他方側の位置決めC型クランプ25との境界部分にも、一方側の段差部31と同様の他方側の段差部(図示せず)が設けられている。
図5は第1の樹脂チューブ用プロテクタ1を樹脂チューブ11の蛇腹部13外周に取り付け、樹脂チューブ11を所定の湾曲形状に変形させて保持する場合を示す図、図6は蛇腹部13及び一方側の直管部27の境界部分と一方側の位置決めC型クランプ23との係合状態を示す断面図である。
第1の樹脂チューブ用プロテクタ1が適用される樹脂チューブ11は、一方側の直管部27と他方側の直管部29との間に蛇腹部13を一体的に接続配置して形成され、一方側の直管部27及び他方側の直管部29は同一の外径を有するが、蛇腹部13の山部の外径よりも小径に形成されていて、蛇腹部13と一方側の直管部27との境界部分には一方側の段部33が生じ、蛇腹部13と他方側の直管部29との境界部分には他方側の段部35が生じている。
第1の樹脂チューブ用プロテクタ1のプロテクタ本体3は、所定の湾曲形状に形成されているが、樹脂チューブ11の蛇腹部13とほぼ等しい長さを有している。第1の樹脂チューブ用プロテクタ1は、一方側の位置決めC型クランプ23が蛇腹部13の長さ方向一端に隣接して一方側の直管部27に嵌り付き、他方側の位置決めC型クランプ25が蛇腹部13の長さ方向他端に隣接して他方側の直管部29に嵌り付き、そして、蛇腹部13が、一方側の係合爪15、15及び他方側の係合爪17、17によって抜け止めされた状態で、プロテクタ本体3に沿ってこのプロテクタ本体3内に嵌り込むようにして、蛇腹部13又は樹脂チューブ11の外周に取り付けられる。この状態では、第1の樹脂チューブ用プロテクタ1の内側に形成されている一方側の段差部33が、樹脂チューブ11の一方側の段部33と長さ方向他方側に向って係合し、他方側の段差部が、樹脂チューブ11の他方側の段部35と長さ方向一方側に向って係合しているので、第1の樹脂チューブ用プロテクタ1は、長さ方向に位置決めされて樹脂チューブ11に取り付けられていることとなる。したがって、蛇腹部13の湾曲形状は保持される。なお、例えば、位置決めC型クランプ23、25を、プロテクタ本体3とは別体のものとし、直管部27、29に嵌り付き、しかも、プロテクタ本体3の端部に取り付けられて接続されるものとして構成することもできる。この場合には、位置決めC型クランプ23、25及びプロテクタ本体3の端部の形状や寸法が適当に設定される。
図7は樹脂チューブ11に適用するための本発明に係る第2の樹脂チューブ用プロテクタの斜視図、図8は第2の樹脂チューブ用プロテクタの正面図、図9は第2の樹脂チューブ用プロテクタの概略的な側面図、図10は第2の樹脂チューブ用プロテクタの底面図である。
第2の樹脂チューブ用プロテクタ37は、例えばPPを素材として断面半円状の長尺体に形成されていて、ストレート状の長さ方向一方側部39(固定用本体)と、同じくストレート状の長さ方向他方側部41(固定用本体)と、長さ方向一方側部39の長さ方向他端から、一旦緩やかに湾曲して短く延び、そして長さ方向一方側部39及び長さ方向他方側部41に対して傾斜する方向にストレート状に比較的長く延びた後に、長さ方向他方側部41の長さ方向一端まで緩やかに湾曲して短く延びるプロテクタ本体43と、を有して一体的に形成されている。プロテクタ本体43の内径は、樹脂チューブ11の蛇腹部13の外径(蛇腹部13の山部の外径)とほぼ等しいように設定されているが、長さ方向一方側部39は、両側の開口端部にそれぞれ延長部45、45を一体的に有して断面U型に形成され、長さ方向他方側部41も同様に、両側の開口端部にそれぞれ延長部47、47を一体的に有して断面U型に形成されている。長さ方向一方側部39及び長さ方向他方側部41の断面半円状部分の内径は、先端部を除いて、蛇腹部13の山部の外径とほぼ等しいように設定されている。
長さ方向一方側部39の長さ方向一端部(先端部)は、一回り小さい断面U型の一方側の位置決め部49として形成され、長さ方向他方側部41の長さ方向他端部(先端部)も、一回り小さい断面U型の他方側の位置決め部51として形成されていて、一方側の位置決め部49の断面半円状部分及び他方側の位置決め部51の断面半円状部分の内径は、樹脂チューブ11の一方側の直管部27及び他方側の直管部29の外径とほぼ等しく、そして、蛇腹部13の山部の外径よりも小さいように設定されている。したがって、第2の樹脂チューブ用プロテクタ37の長さ方向一方側部39の内側では、一方側の位置決め部49の長さ方向他端位置で一方側の段差部53が設けられ(図12も参照)、長さ方向他方側部41の内側でも、他方側の位置決め部51の長さ方向一端位置で、一方側の段差部53と同様の他方側の段差部(図示せず)が設けられている。
長さ方向一方側部39の一方側の開口端部には蓋部55の幅方向一端部が一体的にヒンジ結合され、長さ方向他方側部41の一方側の開口端部にも蓋部57の幅方向一端部が一体的にヒンジ結合されている。それぞれの蓋部55、57の幅方向他端部には、嵌め込み爪59、61が一体的に形成され、また、長さ方向一方側部39及び長さ方向他方側部41の他方側の延長部45、47にはそれぞれ、嵌め込み爪59、61が嵌り込んで係合する係合孔63、65が形成されている。
図11は第2の樹脂チューブ用プロテクタ37を樹脂チューブ11の蛇腹部13外周に取り付け、樹脂チューブ11を所定の湾曲形状に変形させて保持する場合を示す図、図12は蛇腹部13及び一方側の直管部27の境界部分と長さ方向一方側部39個所との係合状態を示す断面図である。
第2の樹脂チューブ用プロテクタ37のプロテクタ本体43は、所定の湾曲形状に形成されているが、樹脂チューブ11の蛇腹部13よりも若干短く形成されていて、第2の樹脂チューブ用プロテクタ37では、一方側の位置決め部49の長さ方向他端から他方側の位置決め部51の長さ方向一端までの長さ(湾曲形状に沿った長さ)が、樹脂チューブ11の蛇腹部13とほぼ等しいように設定されている。第2の樹脂チューブ用プロテクタ37は、一方側の位置決め部49が蛇腹部13の長さ方向一端に隣接して一方側の直管部27に嵌り付いた状態で、長さ方向一方側部39が蛇腹部13の長さ方向一端部付近を収容し、他方側の位置決め部51が蛇腹部13の長さ方向他端に隣接して他方側の直管部29に嵌り付いた状態で、長さ方向他方側部41が蛇腹部13の長さ方向他端部付近を収容し、そして、蛇腹部13が、プロテクタ本体43に沿ってこのプロテクタ本体43内に嵌り込むようにして、蛇腹部13の外周に取り付けられる。長さ方向一方側部39及び長さ方向他方側部41では、蛇腹部13の長さ方向一端部付近、長さ方向他端部付近を収容してから、蓋部55、57を、閉塞方向に回転させ、嵌め込み爪59、61と係合孔63、65とをスナップ係合させて、閉じた状態に保持することとなる(図9の仮想線も参照)。蓋部55、57を閉じることにより、蛇腹部13の長さ方向一端部及び長さ方向他端部はそれぞれ、長さ方向一方側部39及び蓋部55の裏面、そして長さ方向他方側部41及び蓋部57の裏面によってガタが生じないように挟まれ、樹脂チューブ11の一方側の直管部27及び他方側の直管部29はそれぞれ、一方側の位置決め部49及び蓋部55の裏面の突部67、そして他方側の位置決め部51及び蓋部57の裏面の突部69によってガタが生じないように挟まれる。
この状態では、長さ方向一方側部39の一方側の段差部53が、蛇腹部13及び一方側の直管部27の境界部分の一方側の段部33と長さ方向他方側に向って係合し(蓋部55の突部67も一方側の段部33と長さ方向他方側に向って係合している)、長さ方向他方側部41の他方側の段差部が、蛇腹部13及び他方側の直管部29の境界部分の他方側の段部35と長さ方向一方側に向って係合しているので(蓋部57の突部69も他方側の段部35と長さ方向他方側に向って係合している)、第2の樹脂チューブ用プロテクタ37は、長さ方向に位置決めされて樹脂チューブ11に取り付けられていることとなる。したがって、蛇腹部13の湾曲形状は保持される。なお、蓋部55、57を断面U型又はコ型に形成することも可能である。また、長さ方向一方側部39と長さ方向他方側部41とを、プロテクタ本体43と別体のものとすることもできる。この場合には、長さ方向一方側部39、長さ方向他方側部41及びプロテクタ本体43の端部の形状及び寸法を適当に設定する。
本発明の樹脂チューブ用プロテクタを、自動車の配管用樹脂チューブの蛇腹部に取り付ければ、蛇腹部の湾曲形状を効果的に維持できる。
自動車用燃料系配管に用いられる樹脂チューブに適用するための本発明に係る第1の樹脂チューブ用プロテクタの斜視図である。 第1の樹脂チューブ用プロテクタの正面図である。 第1の樹脂チューブ用プロテクタの拡大側面図である。 第1の樹脂チューブ用プロテクタの底面図である。 第1の樹脂チューブ用プロテクタを樹脂チューブの蛇腹部外周に取り付け、樹脂チューブを所定の湾曲形状に変形させて保持する場合を示す図である。 蛇腹2 部及び一方側の直管部の境界部分と一方側の位置決めC型クランプとの係合状態を示す断面図である。 樹脂チューブに適用するための本発明に係る第2の樹脂チューブ用プロテクタの斜視図である。 第2の樹脂チューブ用プロテクタの正面図である。 第2の樹脂チューブ用プロテクタの概略的な側面図である。 第2の樹脂チューブ用プロテクタの底面図である。 第2の樹脂チューブ用プロテクタを樹脂チューブの蛇腹部外周に取り付け、樹脂チューブを所定の湾曲形状に変形させて保持する場合を示す図である。 蛇腹部及び一方側の直管部の境界部分と長さ方向一方側部個所との係合状態を示す断面図である。
符号の説明
1、37 樹脂チューブ用プロテクタ
3、43 プロテクタ本体
11 樹脂チューブ
13 蛇腹部
23、25 位置決めC型クランプ部(位置決め固定部)
27、29 直管部(非蛇腹部)
39 長さ方向一方側部(位置決め固定部)
41 長さ方向他方側部(位置決め固定部)
55、57 蓋部(位置決め固定部)

Claims (5)

  1. 蛇腹部及びこの蛇腹部に連続して設けられた非蛇腹部を一体的に有する配管用樹脂チューブの外周に取り付けられ、この配管用樹脂チューブを所定の湾曲形状に変形させて保持する樹脂チューブ用プロテクタであって、
    前記湾曲形状に対応して湾曲し、前記蛇腹部を沿わせるようにしてこの蛇腹部の外周に取り付けられるプロテクタ本体と、
    前記プロテクタ本体の端部に設けられ、前記非蛇腹部に取り付けられる位置決め固定部と、を備え、
    前記位置決め固定部は、前記非蛇腹部及び前記蛇腹部の境界部分と長さ方向に係合するように構成されている、ことを特徴とする樹脂チューブ用プロテクタ。
  2. 前記位置決め固定部は、前記プロテクタ本体の端部に接続されるように構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の樹脂チューブ用プロテクタ。
  3. 蛇腹部及びこの蛇腹部の両端部に連続して設けられた非蛇腹部を一体的に有する配管用樹脂チューブの外周に取り付けられ、この配管用樹脂チューブを所定の湾曲形状に変形させて保持する樹脂チューブ用プロテクタであって、
    前記湾曲形状に対応して湾曲し、前記蛇腹部を沿わせるようにしてこの蛇腹部の外周に取り付けられるプロテクタ本体と、
    前記プロテクタ本体の両端部に設けられ、前記非蛇腹部にそれぞれ取り付けられる位置決め固定部と、を備え、
    前記位置決め固定部は、前記非蛇腹部及び前記蛇腹部の境界部分と長さ方向に係合するように構成されている、ことを特徴とする樹脂チューブ用プロテクタ。
  4. 前記位置決め固定部は、前記非蛇腹部に嵌め付けられるC型クランプである、ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の樹脂チューブ用プロテクタ。
  5. 前記位置決め固定部は、前記非蛇腹部を収める断面U型又はコ型の固定用本体と、この固定用本体の開口を塞ぐ蓋体と、から一体的に形成されている、ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の樹脂チューブ用プロテクタ。
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