JP5864155B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents
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Description
パチンコ遊技機1は、図1及び図2に示されるように、本体枠2と、本体枠2にヒンジ結合されて開閉可能な前面枠3とを備えている。本体枠2は、外枠(機枠)2aと、外枠2aにヒンジ結合されて開閉可能な中枠(内枠)2bとを有している。この中枠2bには、遊技盤5が設けられている。
図2及び図4に示されるように、皿44に溜められた遊技球を遊技領域12へと案内する案内経路6(図4参照)には、皿44の下流側に球送り装置60が設けられ、球送り装置60の下流側に発射装置30が設けられ、発射装置30の下流側にガイドレール36,37が設けられ、ガイドレール36,37の下流側にレール部8が設けられている。
図3は、球送り装置60の部分拡大図である。球送り装置60は、図1に示されている皿44の遊技球の転動路45における終端の排出口46に連なるように配置されている。
図4は、パチンコ遊技機1の本体枠2側の正面図である。図2及び図4に示されるように、発射装置30は、前方側がカバー33(図2参照)によって覆われた発射杆32と、発射通路34とを備えている。発射杆32は、図4に示されるように、揺動中心から放射状に延びる打球部32bと、アーム部32cとを備えている。発射装置30に設けられた不図示のロータリーソレノイドが通電されると、発射杆32が正面視で時計回り方向に回転し、発射通路34の発射レール35上にある遊技球が打球部32bによって叩かれ、その打撃力によって遊技球が発射される。そして、ロータリーソレノイドの通電停止により、発射杆32が不図示の磁石の吸着力と自重とにより反時計回り方向に回転して、原点位置FB(図4参照)に復帰する。なお、アーム部32cは、発射杆32の打撃位置(打球部32bが遊技球を叩く位置)と復帰位置(原点位置FB)とへの配置を正確に行えるように、不図示のストッパに当接して、発射杆32を一定位置に配置できるように構成されている。また、アーム部32cは、発射杆32が原点位置FBに向けて復帰する際に、所定位置に配置された磁石に吸着される吸着部として機能する。
以下、図3を参照しつつ、ガイドレール部材77の流下口82に設けられた隔壁83及び引張コイルバネ85(抑制部材の一例)について説明する。図3に示されるように、ガイドレール部材77の転動路79の終端部に、隔壁83が形成されている。この隔壁83は、底壁80の終端部に、転動路79の幅方向に並んだ複数の切り込みを形成することによって複数の凸片84が転動路79の幅方向に所定の間隔で並んだ櫛歯形状に構成されている。この切り込みの幅は、釣り糸ゴトに使用される釣り糸91の直径よりも若干大きく、且つ遊技球の直径よりも小さくなるように設定されている。このため、遊技球が転動路79の終端部を通過する際に、その遊技球が引張コイルバネ85に接触することで引張コイルバネ85が劣化するのが防止され、且つ、不正遊技球90に繋がった釣り糸91が隣り合う2つの凸片84間をすり抜けて引張コイルバネ85に接触することが許可される。
隔壁83の下方には、引張コイルバネ85を収容するための収容部が形成されている。図には示されていないが、この収容部の両側壁には、引張コイルバネ85の両端のフックが引っ掛けられる引っ掛け部が形成されている。引張コイルバネ85の両端のフックがこれらの引っ掛け部に引っ掛けられることで、引張コイルバネ85が引っ張り荷重を受けて所定の長さだけ伸張する。その結果、引張コイルバネ85の伸縮方向に隣接する巻線間に、ゼロ以上で且つ釣り糸91の直径よりも小さい幅の間隔が生じ、引張コイルバネ85の巻線間に釣り糸が進入可能となる。このため、収容部の引っ掛け部の離間距離、引張コイルバネ85の自然長、巻数、バネ定数等は、これらのことを考慮して適切な値に設定される。
図5は、遊技球が流下口82から落下する様子を示すガイドレール部材77周辺の部分拡大斜視図である。釣り糸91が取り付けられた不正遊技球90が皿44から球送り装置60に供給されると、不正遊技球90は、正規の遊技球と同様に、ガイドレール部材77の底壁80及び側壁81に沿って転動する(図5(A)参照)。この不正遊技球90は、流下口82まで移動すると、その自重によって発射レール35の上面へ向けて落下する(図5(B)参照)。すなわち、底壁80上を緩やかに下るように発射装置30のベース板31へ向けて移動していた不正遊技球90が、その進行方向を下方に変化させて発射レール35の上面へと落下する。このように、不正遊技球90の案内経路6が曲折する曲折部の内側に隔壁83及び引張コイルバネ85が設けられているので、落下する不正遊技球90に引っ張られた釣り糸91が、曲折部の内側に巻き掛かるように移動する。すなわち、隔壁83及び引張コイルバネ85に近付いていくように移動する。その際、釣り糸91は、隔壁83の凸片84間を通り抜けて引張コイルバネ85の外周面に当接し、引張コイルバネ85が若干伸張しているために引張コイルバネ85の巻線間に進入し、引張コイルバネ85が蓄えている弾性力(自然長に戻ろうとする力)によって係止される(図5(C)参照)。
以上説明したように、本実施形態によれば、案内経路6が曲折する曲折部に相当する箇所の内側に引張コイルバネ85が設けられているので、釣り糸91が係止された状態で不正遊技球90が発射されることになる。このため、引張コイルバネ85及び引張コイルバネ85によって係止された釣り糸91によってその移動が妨げられる。その結果、不正遊技球90が遊技領域12に侵入するのを未然に防止することができる。
以下、図6を参照しつつ、本発明の抑制部材の変形例について説明する。なお、この変形例においては、抑制部材以外の構成は上記実施形態と同様であるためその説明を省略する。図6は、複数の突起86が設けられたガイドレール部材77周辺の拡大斜視図である。この図6においては、不正遊技球90の図示が省略されている。図6に例示されるように、本発明の抑制部材として、ガイドレール部材77の流下口82(曲折部)において遊技球が移動する方向(図6における下方向)と交差する方向(図6における矢印88で示される方向)に延びる複数の突起86を設けてもよい。これらの突起86は、上下方向および左右方向に一列に並ぶことがないように配列されている。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下の形態であってもよい。すなわち、上記実施形態では、抑制部材としての引張コイルバネ85が遊技球と接触しない非接触位置に設けられている場合について説明したが、抑制部材が遊技球との接触によって劣化しない或いは劣化しにくいものであるような場合には、抑制部材を遊技球と接触する接触位置に設けてもよい。
12 遊技領域
30 発射装置
84 隔壁
85 引張コイルバネ(抑制部材の一例)
86 突起
90 不正遊技球
91 釣り糸(糸状部材の一例)
Claims (1)
- 皿に溜められた遊技球を遊技領域へと案内する案内経路と、
前記案内経路における当該案内経路が曲折する曲折部の内側に設けられ、前記皿から侵入した不正遊技球に取り付けられた糸状部材の移動を妨げる抑制部材とを備え、
前記抑制部材は、前記案内経路を移動する遊技球が接触しない非接触位置に設けられており、
前記抑制部材と近接する位置に、遊技球が当該抑制部材に接触するのを防止し、且つ前記糸状部材が当該抑制部材に接触するのを許可する接触制御部が設けられている、パチンコ遊技機。
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