JP5863595B2 - タイムスロットインタリーブ伝送方法及びタイムスロットインタリーブ伝送システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の伝送フレームをインタリーブして異なる波長で伝送するために伝送フレームを分解して再合成するタイムスロットインタリーブ伝送方法及びそのシステムに関する。
光通信システムの基幹網における次世代のチャネルあたり100Gbps級の伝送方式として、偏波多重直交位相シフトキーイング(DP−QPSK)およびデジタルコヒーレント受信を組み合わせた技術の導入準備が進められている。DP−QPSKのような偏波多重信号は、偏波モード分散(PMD)や偏波依存損失(PDL)といった伝送路の偏波依存性に起因する劣化要因を従来の単一偏波信号よりも受けやすくなることが懸念される。これらの偏波起因の劣化要因は、時間的に変動することからこれまで補償が困難であったが、前述のデジタルコヒーレント技術の構成要素であるデジタル信号処理(DSP)回路を用いた適応型ブラインド等化処理アルゴリズムによって、PMDに関しては現実的な補償が可能となってきた。一方、PDLに関しては、PMDと同様のDSPによる補償は困難であるが、波長インタリーブ伝送技術(非特許文献1)を用いることにより効果的にシステム不稼働率を低減させることが可能である。波長インタリーブ伝送方式は、送信部において複数のデータ系列間でビットなどの情報単位でインタリーブして、それぞれ異なる搬送波波長の光信号として伝送させ、受信部においてインタリーブされたデータ系列を元に戻すことによって、情報単位ごとに異なる波長で伝送する方式である。図16に波長インタリーブ伝送技術の概念図を示す。
芝原他、「偏波多重光伝送システムにおけるPDL耐力向上方式の提案」、電子情報通信学会 2011年ソサイエティ大会、B−10−54、P.267、2011年. ITU−T勧告 G.709
しかしながら、波長インタリーブ伝送方式では、ある1つのデータ系列の信号に着目すると複数の波長を使って伝送されるため、光ファイバ伝送路の波長分散等の影響により、受信端での到着時刻に差が生じてしまい、元のデータ系列を再合成することが困難となってしまうという課題がある。
そこで、本発明は、このような課題を解決すべく、受信端での到着時刻に差が生じている場合でも元のデータ系列を再合成することが容易であるタイムスロットインタリーブ伝送方法及びタイムスロットインタリーブ伝送システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、各伝送フレームに配置された同一のフレーム同期信号を用いて受信側で伝送フレームの同期をとることとした。
具体的には、本発明に係るタイムスロットインタリーブ伝送方法は、複数のデータ系列を情報単位であるタイムスロットでインタリーブし、異なる波長で伝送するタイムスロットインタリーブ伝送方法であって、
前記データ系列間で前記伝送フレームを同期させる送信同期ステップと、
前記送信同期ステップで同期された前記伝送フレームを前記データ系列間で所定ルールに従ってタイムスロット毎にデータを入れ替え、入替フレームを生成するインタリーブステップと、
前記インタリーブステップで生成された前記入替フレームが含まれる前記データ系列をそれぞれ異なる波長で伝送する伝送ステップと、
前記伝送ステップで伝送された前記データ系列に含まれるフレーム同期信号を用いて前記入替フレームを同期させる受信同期ステップと、
前記受信同期ステップで同期された前記入替フレームを前記データ系列間で所定ルールに従ってタイムスロット毎にデータを入れ替え、前記伝送フレームを復元するデインタリーブステップと、
を行うことを特徴とする。
伝送フレームは同一のフレーム同期信号を持つから、インターリーブでデータの入れ替えを行った後の入替フレームにも同一のフレーム同期信号が現れる。従って、受信側でこのフレーム同期信号を用いて入替フレームの同期をとることができる。
従って、本発明は、受信端での到着時刻に差が生じている場合でも元のデータ系列を再合成することが容易であるタイムスロットインタリーブ伝送方法を提供することができる。
本発明に係るタイムスロットインタリーブ伝送方法は、前記データ系列数をN(Nは2以上の整数)、前記情報単位をMビット(Mは自然数)とするとき、N×Mが1つの前記伝送フレーム内に含まれる総ビット数の約数であることを特徴とする。
本発明に係るタイムスロットインタリーブ伝送方法は、前記伝送フレームをマルチフレームとすることができる。マルチフレームにも同一パターンのフレーム同期信号があり、タイムスロット毎にデータを入れ替えてもフレーム同期信号が現れる。従って、受信側でこのフレーム同期信号を用いて同期をとることができる。
1つのデータ系列を複数の波長で伝送することを可能とするマルチレーン伝送方式は、光トランスポートネットワーク(OTN)の伝送機能の1つとしてITU−T勧告G.709(非特許文献2)に記載されている。これは、元のデータ系列を構成する伝送フレーム(OTUk)がもっていたフレーム同期信号が、並列伝送される各レーンに一定間隔で必ず現れるようにして、さらにフレーム同期信号またはマルチフレーム同期信号の一部にレーン識別の情報を載せることにより実現される。
しかし、このマルチレーン伝送方式は、並列展開された信号の到着時間差を補償する機能を有するが、時間的にインタリーブされた信号を分離して、さらに元の信号を再合成する機能はもっていない。
そこで、本発明に係るタイムスロットインタリーブ伝送方法は、前記伝送フレームを複数のレーンに分配する際に、前記伝送フレーム毎に前記レーンをローテーションして分配するマルチレーン分配ステップと、
複数のレーンからのデータをフレーム毎に結合する際に、フレーム毎に前記レーンをローテーションして結合するマルチレーン結合ステップと、
を有し、
前記マルチレーン分配ステップを前記インタリーブステップ後且つ前記伝送ステップ前に行い、前記マルチレーン結合ステップを前記伝送ステップ後且つ前記受信同期ステップ前に行うこととした。
また、前記伝送フレームを複数のレーンに分配する際に、前記伝送フレーム毎に前記レーンをローテーションして分配するマルチレーン分配ステップと、
複数のレーンからのデータをフレーム毎に結合する際に、フレーム毎に前記レーンをローテーションして結合するマルチレーン結合ステップと、
を有し、
前記マルチレーン分配ステップを前記送信同期ステップ後且つ前記インタリーブステップ前に行い、前記マルチレーン結合ステップを前記デインタリーブステップ後に行うこととしてもよい。マルチレーン伝送する場合、各レーンに一定間隔でフレーム同期信号が現れる。従って、受信側でこのフレーム同期信号を用いて同期をとることができる。
本発明に係るタイムスロットインタリーブ伝送システムは、前記タイムスロットインタリーブ伝送方法を送信器及び受信器に行わせる制御回路を備える。本発明は、上記タイムスロットインタリーブ伝送方法を行うため、受信端での到着時刻に差が生じている場合でも元のデータ系列を再合成することが容易であるタイムスロットインタリーブ伝送システムを提供することができる。
本発明は、受信端での到着時刻に差が生じている場合でも元のデータ系列を再合成することが容易であるタイムスロットインタリーブ伝送方法及びタイムスロットインタリーブ伝送システムを提供することができる。
本発明に係るタイムスロットインタリーブ伝送システムを説明する図である。 本発明に係るタイムスロットインタリーブ伝送システムの送信側のタイムスロットインタリーバで行われる操作を模式的に示したものである。 光トランスポートネットワーク(OTN)の伝送フレーム(OTUk)のオーバヘッド部分の構成を示したものである。 本発明に係るタイムスロットインタリーブ伝送システムの受信側のデスキュー回路の構成例を説明する図である。 本発明に係るタイムスロットインタリーブ伝送システムの受信側のデスキュー回路の動作を模式的に示した図である。 本発明に係るタイムスロットインタリーブ伝送システムのタイムスロットデインタリーバの動作を模式的に示したものである。 本発明に係るタイムスロットインタリーブ伝送システムを説明する図である。 本発明に係るタイムスロットインタリーブ伝送システムを説明する図である。 4レーンマルチレーン並列伝送の動作を模式的に示したものである。 レーンの識別を実現するための仕組みを示した図である。 20レーンマルチレーン並列伝送の動作を模式的に示したものである。 レーンの識別を実現するための仕組みを示した図である。 光トランスポートネットワーク(OTN)の伝送フレーム(OTUk)のオーバヘッド部分の構成を示したものである。 本発明に係るタイムスロットインタリーブ伝送システムを説明する図である。 本発明に係るタイムスロットインタリーブ伝送システムの送信側のタイムスロットインタリーバで行われる操作を模式的に示したものである。 波長インタリーブ伝送技術の概念図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施形態であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
図1は、本実施形態のタイムスロットインタリーブ伝送システム301を説明する図である。タイムスロットインタリーブ伝送システム301は、送信器101、受信器102、及び両者を接続する光ファイバ伝送路103を備える。送信器101及び受信器102は、以下に説明するタイムスロットインタリーブ伝送方法を実現するための制御回路(11、12)を有する。
制御回路(11、12)が行うタイムスロットインタリーブ伝送方法は、複数のデータ系列を情報単位であるタイムスロットでインタリーブし、異なる波長で伝送するタイムスロットインタリーブ伝送方法であって、
前記データ系列間で前記伝送フレームを同期させる送信同期ステップと、
前記送信同期ステップで同期された前記伝送フレームを前記データ系列間で所定ルールに従ってタイムスロット毎にデータを入れ替え、入替フレームを生成するインタリーブステップと、
前記インタリーブステップで生成された前記入替フレームが含まれる前記データ系列をそれぞれ異なる波長で伝送する伝送ステップと、
前記伝送ステップで伝送された前記データ系列に含まれるフレーム同期信号を用いて前記入替フレームを同期させる受信同期ステップと、
前記受信同期ステップで同期された前記入替フレームを前記データ系列間で所定ルールに従ってタイムスロット毎にデータを入れ替え、前記伝送フレームを復元するデインタリーブステップと、
を行うことを特徴とする。
本実施形態では、インタリーブ数(データ系列数N)が2の場合を示す。送信側では、2つの送信側フレーマ21がフレーム同期回路22によりフレーム位相同期状態で動作する。フレーム同期回路22は、例えば一例として、フレーム同期パルスを2つの送信側フレーマ21に同時に到達するように発信することによりフレーム位相同期を実現する。このようにして2つの送信側フレーマ21から出力される伝送フレームは、フレームの先頭位置がそろった状態で出力され、タイムスロットインタリーバ23に入力される。タイムスロットインタリーバ23では、入力された2つの伝送フレームを構成する情報単位(ビットやバイトなど)のタイムスロットが互い違いに入れ替えられ、入力と同じビットレートの2つのデータ系列(入替フレーム)が出力される。タイムスロットインタリーバ23から出力された2つのデータ系列は、それぞれ送信器24#1で波長λ1の光信号に送信器24#2で波長λ2の光信号に変換されて合波器25で合波され光ファイバ伝送路103に送出される。
受信側では、受信した光信号を分波器31で波長λ1の光信号と波長λ2の光信号に分離して、それぞれ受信器32#1、受信機32#2で受信される。受信された2つの信号は、それぞれ識別再生されてデジタルデータ系列(入替フレーム)となりデスキュー回路33に入力される。デスキュー回路33では、異なる波長で伝送された2つのデータ系列(入替フレーム)の遅延時間差を補償して、タイムスロットデインタリーバ34に入力する。タイムスロットデインタリーバ34では、送信側のタイムスロットインタリーバ23と逆の操作が施される。即ち、入力された2つのデータ系列を構成する情報単位(ビットやバイトなど)のタイムスロットが互い違いに入れ替えられ、入力と同じビットレートの2つのデータ系列が出力される。出力された2つのデータ系列は、送信側の2つの伝送フレームになっており、それぞれ受信側フレーマ35#1、受信側フレーマ35#2に入力されフレーム終端処理が施される。
図2は、送信側のタイムスロットインタリーバ23で行われる操作を模式的に示したものである。ここでは、1ビット単位でインタリーブを行う、ビット・インタリーブの場合を示す。送信側フレーマ21#1から出力される伝送フレーム#1と送信側フレーマ21#2から出力される伝送フレーム#2は、フレーム同期がとられているためフレームの先頭がビットレベルで一致している。フレームの先頭には、固定パターンであるフレーム同期信号が配置されているため、フレーム同期信号だけに着目すると伝送フレーム#1と伝送フレーム#2は同じビット列が並んでいる。ここでは、伝送フレーム#1と伝送フレーム#2の間で偶数番目のビットを入れ替える操作を行う。伝送フレームは同一のフレーム同期信号を持つから、インターリーブでデータの入れ替えを行った後の入替フレームにも同一のフレーム同期信号が現れる。入れ替えを行った後のデータ系列を、図2の下部に示す。網掛けのビットは伝送フレーム#1のビット、白色背景のビットは伝送フレーム#2のビットを示す。デスキュー回路33は、このフレーム同期信号を利用して入替フレームの遅延時間差を補償する。
伝送フレームがマルチフレームであってもよい。図3は、非特許文献2に記載されている光トランスポートネットワーク(OTN)の伝送フレーム(OTUk)のオーバヘッド部分の構成を示したものである。フレーム同期信号(FAS)は、OA1(11110110)とOA2(00101000)の2つの固定パターンの6バイトで構成されている。その後ろにはマルチフレーム同期信号(MFAS)が1バイト配置される。FASは各フレームで同じパターンである。このため、タイムスロットインタリーブ伝送システム301の各送信側フレーマ21から出力されたフレーム先頭位置を合わせた2つのOTUkフレームについてタイムスロットインタリーブを行っても、入替フレームのFASの部分に同じパターンが現れることになる。すなわち、OTNの伝送フレーム(OTUk)についても同様に、受信端での到着時刻に差が生じている場合でも元のデータ系列を再合成することが容易であるタイムスロットインタリーブ伝送を行うことができる。
図4は、受信側のデスキュー回路33の構成例を説明する図である。波長λ1で伝送された受信データ系列(入替フレーム)#1と波長λ2で伝送された受信データ系列(入替フレーム)#2は、それぞれ入力バッファ41を介してフレーム同期信号掲出回路42に入力される。フレーム同期信号検出回路42では、それぞれのデータ系列に含まれるFASを検出して、その先頭の遅延時間差から遅延差検出回路45で遅延差を検出する。検出された遅延差からデスキュー回路で与える遅延量を遅延量決定回路46で決定し、デスキュー指示回路47で可変遅延回路44の遅延量を調整する。
図5は、デスキュー回路33の動作を模式的に示した図である。デスキュー回路33の入力端では、受信データ系列(入替フレーム)#1のフレーム同期信号の先頭と受信データ系列(入替フレーム)#2のフレーム同期信号の先端は、一般には時間的に一致していない。デスキュー回路33では、フレーム同期信号の先頭位置を検出し、その遅延量を補償することにより、受信データ系列#1と受信データ系列#2のフレーム同期信号の先頭をビットレベルで一致させる。
図6は、タイムスロットデインタリーバ34の動作を模式的に示したものである。ここでは、送信側のビットインタリーブに対応させて、1ビット単位でデインタリーブを行う、ビットデインタリーブの場合を示す。ここでは、デスキュー回路33によりフレーム同期信号の先頭が一致した、受信データ系列(入替フレーム)#1と受信データ系列(入替フレーム)#2の偶数番目のビットを入れ替える。結果として、元の伝送フレーム、伝送フレーム#1と伝送フレーム#2が再合成される。
(実施形態2)
図7は、本実施形態のタイムスロットインタリーブ伝送システム302を説明する図である。本実施形態では、一般化したインタリーブ数(データ系列)がNの場合を示す。タイムスロットインタリーブ伝送システム302と図1のタイムスロットインタリーブ伝送システム301との違いは、送信側フレーマ21、送信器24、受信器32、及び受信側フレーマ35の数である。タイムスロットインタリーブ伝送システム302の動作は、図1のタイムスロットインタリーブ伝送システム301と同じである。ただし、ビットインタリーブの場合、Nは1つの伝送フレームを構成するビット数の約数となっている必要がある。また、一般化してMビット単位(バイト単位の場合はM=8)でタイムスロットインタリーブを行う場合、N×Mが1つの伝送フレームを構成するビット数の約数となっている必要がある。
(実施形態3)
図8は、本実施形態のタイムスロットインタリーブ伝送システム303を説明する図である。本構成は、本発明の技術と非特許文献2に記載されているマルチレーン並列伝送(MLD)技術を併用させる場合の構成である。図1のタイムスロットインタリーブ伝送システム301と異なる点は次の通りである。
送信器101において、
送信側フレーマ21#1と送信側フレーマ21#2のフレーム同期に加えてマルチフレーム同期を行うため、フレーム同期回路22の代わりにフレーム/マルチフレーム同期回路22’を備えている点、
送信側のタイムスロットインタリーバ23と送信器24#1および送信器24#2の間に送信側MLD回路26#1および送信側MLD回路26#2を配置した点、
受信器102において、
受信器32#1および受信器32#2とデスキュー回路33の間に受信側MLD回路36#1および受信側MLD回路36#2を配置した点である。
図8に示す構成例では、MLD回路#1(送信側/受信側)とMLD回路#2(送信側/受信側)のレーン数は同じでも異なっても構わない。
制御回路(11、12)は、送信器101及び受信器102を次のように動作させる。
前記伝送フレームを複数のレーンに分配する際に、前記伝送フレーム毎に前記レーンをローテーションして分配するマルチレーン分配ステップと、
複数のレーンからのデータをフレーム毎に結合する際に、フレーム毎に前記レーンをローテーションして結合するマルチレーン結合ステップと、
を有し、
前記マルチレーン分配ステップを前記インタリーブステップ後且つ前記伝送ステップ前に行い、前記マルチレーン結合ステップを前記伝送ステップ後且つ前記受信同期ステップ前に行う。
図9は、4レーンMLDの動作を模式的に示したものである。伝送フレーム(OTUフレーム)は、16バイト毎にLane0、Lane1、Lane2、Lane3の順に分配される。2フレーム目の先頭ではレーンを1つシフトさせて、16バイト毎にLane1、Lane2、Lane3、Lane0の順に分配する。3フレーム目、4フレーム目も同様に先頭でレーンを1つずつシフトさせて分配する。5フレーム目は、一巡して1フレーム目と同じ順序で分配する。このようにすることで、各レーンに必ず一定間隔でFASが現れるので、レーン毎のFAS先頭検出とスキュー補償が可能となる。
図10は、レーンの識別を実現するための仕組みを示した図である。レーンの識別には、MFASバイトの下位2ビットを用いる。下位2ビットが“00”の場合はLane0に、下位2ビットが“01”の場合はLane1に、下位2ビットが“10”の場合はLane2に、下位2ビットが“11”の場合はLane3にそれぞれFASが現れる。
図8のタイムスロットインターリーバ23の出力は、元のOTUフレームが持っていたFASおよびMFASの構造が保持されるため、FASおよびMFASを用いたMLD機構はそのまま使うことができる。
図11は、20レーンMLDの動作を模式的に示したものである。分配動作は4レーンMLDと同様であるが、レーン識別の方法が異なる。図12は、20レーンMLDの場合のレーン識別を実現するための仕組みを示す。レーンの識別には、論理レーンマーカー(LLM)バイトを20で割った余りを用いる。LLMは、図13に示すようにFASの6バイト目を用いる。
(実施形態4)
図14は、本実施形態のタイムスロットインタリーブ伝送システム304を説明する図である。本構成は、本発明の技術と非特許文献2に記載されているマルチレーン並列伝送(MLD)技術を併用させる場合のもう1つの構成例である。図8のタイムスロットインタリーブ伝送システム303と異なる点は次の通りである。
送信器101において、
送信側MLD回路26がタイムスロットインタリーバ23の前段配置されている点、
受信器102において、
受信側MLD回路36がタイムスロットデインタリーバ34の後に配置されている点である。
タイムスロットインタリーバ23には、送信側MLD回路26で分配された並列信号が入力されるが、各レーンにおいてFASおよびMFASが一定間隔で出現する規則が保持されるため、タイムスロットデインタリーバ34の出力においてもFASおよびMFASは各レーンで保持される。
図14に示す構成例では、MLD回路#1(送信側/受信側)とMLD回路#2(送信側/受信側)のレーン数は同じでなければならない。その理由は、もしレーン数が異なっている場合、タイムスロットインタリーバ23に入力される送信側MLD回路26#1からの信号と送信側MLD回路26#2からの信号のレーン数とビットレートが異なってしまい、そのままではインタリーブ処理ができないためである。
制御回路(11、12)は、送信器101及び受信器102を次のように動作させる。
前記伝送フレームを複数のレーンに分配する際に、前記伝送フレーム毎に前記レーンをローテーションして分配するマルチレーン分配ステップと、
複数のレーンからのデータをフレーム毎に結合する際に、フレーム毎に前記レーンをローテーションして結合するマルチレーン結合ステップと、
を有し、
前記マルチレーン分配ステップを前記送信同期ステップ後且つ前記インタリーブステップ前に行い、前記マルチレーン結合ステップを前記デインタリーブステップ後に行う。
図15は、伝送フレーム#1のレーン0と伝送フレーム#2のレーン0をビットインタリーブする操作を模式的に示したものである。タイムスロットインタリーブ伝送システム304がレーン毎に図2、図5、図6に示したものと同様の動作をすることは明らかである。
以下は、本実施形態のタイムスロットインタリーブ伝送方法及びそのシステムを説明したものである。
(1)
伝送フレームをもった複数のデータ系列をインタリーブして異なる波長で伝送するためのタイムスロットインタリーブ伝送方法であって、
複数のデータ系列のフレーム同期信号の先頭を同期させる段階、
複数のデータ信号の情報単位であるタイムスロットを一定の順序でインタリーブする段階、
インタリーブ後の複数のデータ系列を異なる波長で伝送する段階、
受信した複数のデータ系列のフレーム同期信号の先頭を同期させる段階、
複数の受信データ系列の情報単位であるタイムスロットを一定の順序でデインタリーブする段階、
を有することを特徴とするタイムスロットインタリーブ伝送方法。
(2)
インタリーブする伝送フレーム数をN(Nは2以上の整数)、インタリーブする情報単位をMビット(Mは自然数)とするとき、
N×Mが1つの伝送フレーム内に含まれる総ビット数の約数であること、
を特徴とする請求項1に記載のタイムスロットインタリーブ伝送方法。
(3)
複数の伝送フレームのマルチフレームの先頭を同期させる段階、
をさらに有することを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載のタイムスロットインタリーブ伝送方法。
(4)
マルチレーン分配処理を行う段階、
マルチレーン結合処理を行う段階、
をさらに有することを特徴とする請求項3に記載のタイムスロットインタリーブ伝送方法。
(5)
上記(1)から(4)までのいずれかに記載のタイムスロットインタリーブ伝送方法を用いることを特徴とするタイムスロットインタリーブ伝送装置。
以下は、本実施形態のタイムスロットインタリーブ伝送方法及びそのシステムの効果を説明したものである。
本実施形態のタイムスロットインタリーブ伝送方法及びそのシステムは、タイムスロットインタ リーブ処理を行う前に、伝送フレームをもつ複数のデータ系列のフレーム同期信号の先頭を同期させることによって、タイムスロットインタリーブ処理を行った後の各データ系列においても、フレーム同期信号もしくはフレーム同期信号およびマルチフレーム同期信号が保持されるため、伝送路で異なる波長で遅延時間差を受けた場合においても、受信側でデスキューおよび元のデータ系列の再合成が可能となり、波長インタリーブ伝送を実現可能な送受信器を提供することができる。また、本実施形態のタイムスロットインタリーブ伝送方法及びそのシステムは、マルチレーン伝送を行う場合においても、波長インタリーブ伝送を実現可能な送受信器を提供することができる。
11、12:制御回路
21:送信側フレーマ
22:フレーム同期回路
22’:フレーム/マルチフレーム同期回路
23:タイムスロットインタリーバ
24:送信器
25:合波器
26:送信側MLD回路
31:分波器
32:受信器
33:デスキュー回路
34:タイムスロットデインタリーバ
35:受信側フレーマ
41:バッファ
42:フレーム同期信号検出回路
43:固定遅延回路
44:可変遅延回路
45:遅延差検出回路
46:遅延量決定回路
47:デスキュー指示回路
101:送信器
102:受信器
103:光ファイバ伝送路
301〜304:タイムスロットインタリーブ伝送システム

Claims (6)

  1. 複数のデータ系列を情報単位であるタイムスロットでインタリーブし、異なる波長で伝送するタイムスロットインタリーブ伝送方法であって、
    同一のフレーム同期信号を含む伝送フレームを前記データ系列間で期させる送信同期ステップと、
    前記送信同期ステップで同期された前記伝送フレームを前記データ系列間で所定ルールに従ってタイムスロット単位でデータを入れ替え、入替フレームを生成するインタリーブステップと、
    前記インタリーブステップで生成された前記入替フレームが含まれる前記データ系列をそれぞれ異なる波長で伝送する伝送ステップと、
    前記インタリーブステップで生成された前記入替フレームに含まれるフレーム同期信号が前記伝送フレームのフレーム同期信号と同一であることを利用して、前記伝送ステップで伝送された前記データ系列に含まれるフレーム同期信号を用いて前記入替フレームを同期させる受信同期ステップと、
    前記受信同期ステップで同期された前記入替フレームを前記データ系列間で所定ルールに従ってタイムスロット単位でデータを入れ替え、前記伝送フレームを復元するデインタリーブステップと、
    を行うことを特徴とするタイムスロットインタリーブ伝送方法。
  2. 前記データ系列数をN(Nは2以上の整数)、前記情報単位をMビット(Mは自然数)とするとき、N×Mが1つの前記伝送フレーム内に含まれる総ビット数の約数であることを特徴とする請求項1に記載のタイムスロットインタリーブ伝送方法。
  3. 前記伝送フレームがマルチフレームであることを特徴とする請求項1又は2に記載のタイムスロットインタリーブ伝送方法。
  4. 前記伝送フレームを複数のレーンに分配する際に、前記伝送フレーム毎に前記レーンをローテーションして分配するマルチレーン分配ステップと、
    複数のレーンからのデータをフレーム毎に結合する際に、フレーム毎に前記レーンをローテーションして結合するマルチレーン結合ステップと、
    を有し、
    前記マルチレーン分配ステップを前記インタリーブステップ後且つ前記伝送ステップ前に行い、前記マルチレーン結合ステップを前記伝送ステップ後且つ前記受信同期ステップ前に行うことを特徴とする請求項3に記載のタイムスロットインタリーブ伝送方法。
  5. 前記伝送フレームを複数のレーンに分配する際に、前記伝送フレーム毎に前記レーンをローテーションして分配するマルチレーン分配ステップと、
    複数のレーンからのデータをフレーム毎に結合する際に、フレーム毎に前記レーンをローテーションして結合するマルチレーン結合ステップと、
    を有し、
    前記マルチレーン分配ステップを前記送信同期ステップ後且つ前記インタリーブステップ前に行い、前記マルチレーン結合ステップを前記デインタリーブステップ後に行うことを特徴とする請求項3に記載のタイムスロットインタリーブ伝送方法。
  6. フレーム同期回路(22)、タイムスロットインタリーバ(23)、送信器(24)、及び制御回路(11)を備え、前記制御回路(11)が前記フレーム同期回路(22)に同一のフレーム同期信号を含む伝送フレームを前記データ系列間で同期させ、前記タイムスロットインタリーバ(23)に同期された前記伝送フレームを前記データ系列間で所定ルールに従ってタイムスロット単位でデータを入れ替え、入替フレームを生成させ、前記送信器(24)に生成された前記入替フレームが含まれる前記データ系列をそれぞれ異なる波長で伝送させる送信器(101)と、
    前記送信器(101)から伝送される前記データ系列を伝搬する光ファイバ伝送路(103)と、
    受信器(32)、デスキュー回路(33)、タイムスロットデインタリーバ(34)、及び制御回路(12)を備え、前記制御回路(12)が前記受信器(32)に前記光ファイバ伝送路(103)からの前記データ系列を受信させ、前記デスキュー回路(33)に前記入替フレームに含まれるフレーム同期信号が前記伝送フレームのフレーム同期信号と同一であることを利用して、前記データ系列に含まれるフレーム同期信号を用いて前記入替フレームを同期させ、前記タイムスロットデインタリーバ(34)に同期された前記入替フレームを前記データ系列間で所定ルールに従ってタイムスロット単位でデータを入れ替え、前記伝送フレームを復元させる受信器(102)と、
    を備えるタイムスロットインタリーブ伝送システム。
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