JP6211231B2 - 光通信装置 - Google Patents

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Description

この発明は光通信装置に関し、特に、誤り訂正を行う光通信装置に関する。
メトロ・コア向けの光通信システムにおいては、WDM(Wavelength Division Multiplexing)技術が用いられている。WDM技術とは、異なる波長をもつ複数の光キャリアを用意し、それぞれの光キャリアで異なる伝送信号を伝送する技術で、大容量化を実現するための通信技術である。非特許文献1であるITU−T G.709勧告に記載されているように、従来のWDMにおいては、単一の光キャリア上での伝送信号は、独立したチャネルとして扱われている。他方、特許文献1に示されるように、複数の光キャリアを束ねて単一のチャネルとして扱うことにより、通信容量を向上する方式も提案されている。
一方、近年のメトロ・コア向けの光通信装置では、単一の光キャリアによる通信を長距離大容量化する目的で、特許文献2に記載の方法が提案されている。特許文献2では、内符号と外符号の2つの誤り訂正符号を組み合わせた連接符号による誤り訂正符号化を用いている。特許文献2においては、内符号に、受信したビット系列に、各ビットの受信強度あるいは位相情報等を基に生成される信頼度情報を組み合わせて復号を行う軟判定誤り訂正を用いている。また、外符号に、各ビットの信頼度情報を用いずにビット系列のみで復号を行う硬判定誤り訂正を用いている。特許文献2では、こうすることで、長距離大容量の通信を実現することが提案されている。
特開2014−158069号公報 特許第4836884号公報 特許第4382107号公報
ITU(International Telecommunication Union),"ITU−T Recommendation G.709"(ITU勧告 G.709),2009年12月 S. Bryant and P. Pate,"Pseudo Wire Emulation Edge-to-Edge (PWE3) Architecture",IETF(Internet Engineering Task Force),ISOC(the Internet Society),2005年3月,Network Working Group, Request for Comments: 3985,Category: Informational,p.1-42
特許文献1に記載のように、単一のチャネル信号を複数の光キャリアで分割伝送する場合には、どれか一つの光キャリアの伝送性能が送受信器の老朽化等によって劣化すると、当該光キャリアのみならず、該当するチャネル信号全てが通信を終端できなくなるという問題点があった。
これに対して、特許文献3では、一部のキャリアの信号劣化に対して耐性をもつ通信方式が開示されている。特許文献3では、伝送するチャネル信号を誤り訂正符号化した上で、信号を分割して異なるキャリアで送受信を行い、各キャリアが受信した信号を結合した後に復号している。
しかしながら、特許文献3では、受信した信号を各ユーザに還元する際の信号交換を硬判定データで行うことについては記述がない。また、特許文献3には、信号交換方法および集積規模の独立性に関しても記述がなく、光通信のような大容量通信の回路規模の集積過多に関する問題を解決するものではないという問題点があった。さらに、特許文献3には、キャリア数の拡張性を得るための方法に関する記述が無く、チャネルを構成するキャリア数を予め想定して回路を構成することになる。
また、特許文献2では、光通信を想定した上で内符号の軟判定と外符号の硬判定とを組み合わせる方法が示されているが、複数のキャリアに対する受信処理を単一の集積回路で実現することは現実的では難しいという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたものであり、単一のキャリアの信号劣化に対する耐性があり、回路の集積度を抑制することが可能な、光通信装置を得ることを目的としている。
この発明は、ユーザ信号の誤り訂正フレームへの収容および誤り訂正フレームからの抽出を行うとともに、外符号の符号化処理及び硬判定による復号化処理を行い、前記誤り訂正フレームを論理レーン識別した上で分割及び多重する、1以上の硬判定処理部と、入力される誤り訂正フレームを論理レーン識別した上で多重及び分割するとともに、内符号の符号化処理及び軟判定による復号化処理を行い、伝送路に対して前記誤り訂正フレームの送信および受信を行う、1以上の軟判定・送受信処理部と、前記硬判定処理部と前記軟判定・送受信処理部との間で、複数の誤り訂正フレームを任意の組み合わせで交換して受け渡す信号交換部とを備え、前記ユーザ信号を前記伝送路で伝送する場合、前記硬判定処理部は、前記ユーザ信号を前記誤り訂正フレームに収容し、前記外符号の符号化処理及び前記分割を行って、分割された当該誤り訂正フレームを前記信号交換部を介して前記軟判定・送受信処理部に送信し、前記軟判定・送受信処理部は、分割された前記誤り訂正フレームを受信して前記多重を行い、前記内符号の符号化処理を行って、当該誤り訂正フレームを前記伝送路へ送信し、前記伝送路から前記誤り訂正フレームを受信する場合、前記軟判定・送受信処理部は、前記伝送路から受信した前記誤り訂正フレームに対して、前記内符号の復号化処理及び前記分割を行い、前記復号化処理で用いた軟判定信頼度情報を含まない前記誤り訂正フレームを前記信号交換部を介して前記硬判定処理部に送信し、前記硬判定処理部は、分割された前記誤り訂正フレームを受信して前記多重を行い、前記外符号の復号化処理を行って、当該誤り訂正フレームから前記ユーザ信号を抽出する光通信装置である。
この発明は、軟判定による内符号誤り訂正処理と硬判定による外符号誤り訂正処理を分離し、回路規模の大きい軟判定誤り訂正復号をキャリア単位で実施し、キャリアを跨ぐ誤り訂正復号を回路規模の小さい硬判定誤り訂正処理にて実施することで、チャネルを構成する一部のキャリアを伝送する軟判定・送受信処理部の伝送状態が劣化して誤り率が増加した場合においても、硬判定での誤り率は平均化されることから、単一のキャリアの信号劣化に対する耐性が得られ、また、軟判定の処理を軟判定・送受信処理部で終端させることで、軟判定・送受信処理部及び硬判定処理部の集積度を抑えることが可能となる。
この発明の実施の形態1に係る光通信装置の構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係る光通信装置におけるユーザ信号を伝送路へ送信する動作で用いる構成のみを示した構成図である。 この発明の実施の形態1に係る光通信装置における伝送路からの信号を受信する動作で用いる構成のみを示した構成図である。 この発明の実施の形態3に係る光通信装置において、ある時刻での信号交換部における信号接続の一例を示す構成図である。 この発明の実施の形態3に係る光通信装置において、図4とは異なる時刻での信号交換部における信号接続の一例を示す構成図である。 この発明の実施の形態3に係る光通信装置において、図4および図5とは異なる時刻での信号交換部における信号接続の一例を示す構成図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る光通信装置の構成図である。図1においては、本実施の形態に係る光通信装置として、マルチキャリア光通信装置を例に挙げている。本実施の形態に係る光通信装置は、図1に示すように、硬判定処理部110と、信号交換部120と、軟判定・送受信処理部130とから構成されている。
図1の光通信装置においては、信号の送信および受信を行う。すなわち、光通信装置は入力されるユーザ信号10を伝送路13へ送信するとともに、伝送路13からの信号を受信してユーザ信号10に出力する。また、図1の光通信装置においては、誤り訂正方式として、前方誤り訂正(FEC:Forward Error Correction)を用いた、内符号と外符号とを組み合わせた連接符号化方法を用いている。以下、光通信装置を構成する各構成について、詳細に説明する。
硬判定処理部110は、ユーザ信号10の誤り訂正フレームへの収容および誤り訂正フレームからの抽出を行うとともに、外符号の符号化及び復号化を硬判定により行い、誤り訂正フレームを論理レーン識別した上で分割及び多重する。
すなわち、ユーザ信号10を伝送路13に送信する場合は、硬判定処理部110は、入力されたユーザ信号10を誤り訂正フレームへ収容し、硬判定信頼度情報を用いて、連接符号における外符号として、硬判定による誤り訂正符号化処理を行い、符号化処理を行った当該誤り訂正フレームを論理レーン識別できるように分割する。
一方、伝送路13からの信号を受信してユーザ信号10に出力する場合は、硬判定処理部110は、信号交換部120から入力される信号に対して、論理レーン識別に基づいて多重し、多重化した誤り訂正フレームに対し、硬判定信頼度情報を用いて、信号交換部120から入力されたビット系列に基づいた硬判定による外符号の誤り訂正復号化処理を行い、誤り訂正フレームからユーザ信号を抽出する。
信号交換部120は、硬判定処理部110と軟判定・送受信処理部130との間で、複数の誤り訂正フレームを任意の組み合わせで交換して受け渡す。
すなわち、ユーザ信号10を伝送路13に送信する場合は、信号交換部120は、硬判定処理部110からの信号11を軟判定・送受信処理部130に分配する。
一方、伝送路13からの信号を受信してユーザ信号10に出力する場合は、信号交換部120は、軟判定・送受信処理部130からの信号を硬判定処理部110に分配する。
信号交換部120は、硬判定処理部110と軟判定・送受信処理部130との間で、複数の誤り訂正フレームを任意の組み合わせで交換して受け渡すことができる。当該組み合わせのパターンは、1以上のパターンを予め設定しておいてもよく、あるいは、組み合わせを決定するルールを予め設定しておいてもよい。
軟判定・送受信処理部130は、入力される誤り訂正フレームを論理レーン識別した上で多重及び分割するとともに、内符号の符号化及び復号化を軟判定により行い、伝送路13に対して誤り訂正フレームの送信および受信を行う。
すなわち、ユーザ信号10を伝送路13に送信する場合は、軟判定・送受信処理部130は、信号交換部120から受信した誤り訂正フレームを論理レーン識別に基づいて多重し、軟判定信頼度情報を用いて、連接符号における内符号として、軟判定による内符号の誤り訂正符号化処理を行い、符号化した誤り訂正フレームを伝送路13へ送信する。
一方、伝送路13からの信号を受信してユーザ信号10に出力する場合は、軟判定・送受信処理部130は、伝送路13から誤り訂正フレームを受信し、受信したビット系列と受信強度あるいは位相情報等を基に生成される各ビットの軟判定信頼度情報を用いて、軟判定による内符号の誤り訂正復号化処理を行い、復号化した誤り訂正フレームを論理レーン識別できるように分割する。
ここで、硬判定処理部110および軟判定・送受信処理部130は、1つまたは複数個具備される。図1では、2つの硬判定処理部110と、2つの軟判定・送受信処理部130が具備された記載となっている。しかしながら、本発明はそれに限るものではなく、任意の個数の硬判定処理部110および軟判定・送受信処理部130を必要に応じて設けることができる。
なお、図1では、2つの硬判定処理部110を区別するため、一方を、硬判定処理部110−1とし、他方を、硬判定処理部110−2としている。また、硬判定処理部110−1へ入力されるユーザ信号をユーザ信号10−1とし、硬判定処理部110−2へ入力されるユーザ信号をユーザ信号10−2としている。また、硬判定処理部110−1からの出力信号を信号11−1とし、信号11−1の個数をN1個とし、硬判定処理部110−2からの出力信号を信号11−2とし、信号11−2の個数をN2個としている。
同様に、2つの軟判定・送受信処理部130を区別するため、一方を、軟判定・送受信処理部130−1とし、他方を、軟判定・送受信処理部130−2としている。また、軟判定・送受信処理部130−1への入力信号を信号12−1とし、その個数をM1個とし、軟判定・送受信処理部130−2への入力信号を信号12−2とし、その個数をM2個としている。また、軟判定・送受信処理部130−1からの出力信号を信号13−1とし、軟判定・送受信処理部130−2からの出力信号を信号13−2としている。
なお、図1では、このように、硬判定処理部110の個数と軟判定・送受信処理部130の個数とがそれぞれ2個ずつで同一となっている。このように、硬判定処理部110の個数と軟判定・送受信処理部130の個数とは同一であってもよいが、同一でなくてもよい。また、各硬判定処理部110からの出力数Nは、互いに同一であってもよいが、同一でなくてもよい。また、各軟判定・送受信処理部130への入力数Mは、互いに同一であってもよいが、同一でなくてもよい。
なお、以下の説明においては、硬判定処理部110および軟判定・送受信処理部130、並びに、その入出力信号を、区別する場合には、「−1」、「−2」のように、ハイフン及び数字を、符号「110」、「130」等の末尾に付加して示すが、これらをまとめて示す場合には、ハイフンおよび数字を付加しないこととする。
以下、本実施の形態1に係る光通信装置の動作について説明する。
まず、ユーザ信号10を伝送路13へ送信する際の動作について説明する。図2は、ユーザ信号10を伝送路13へ送信する際の動作を説明するための構成図である。図2において、図1と同一の構成については、同一符号を付して示している。
図2に示すように、硬判定処理部110には、硬判定FEC符号部111と第1の信号分割部112とが設けられている。
また、図2に示すように、軟判定・送受信処理部130には、第1の信号多重部131と、軟判定FEC符号部132と、送信器133とが設けられている。
当該構成において、硬判定処理部110の硬判定FEC符号部111は、入力されるユーザ信号10に対して、必要に応じて、フレーム化処理を実施した後、連接符号における外符号として、硬判定による誤り訂正符号化を行う。この際、必要に応じてインターリーブ処理を行ってもよい。硬判定FEC符号部111の出力信号は、論理レーンが識別可能なように、第1の信号分割部112にて分割され、N本の信号11として出力される。
具体的には、硬判定処理部110−1からは、N1本の信号11−1−1,11−1−2が出力される。同様に、硬判定処理部110−2からは、N2本の信号11−2−1,11−2−2が出力される。
これらのN本の信号11は信号交換部120にて分配され、M本の入力信号となって、それぞれ、同一あるいは異なる軟判定・送受信処理部130に入力される。
具体的には、軟判定・送受信処理部130−1には、M1本の信号12−1−1,12−1−2が入力される。同様に、軟判定・送受信処理部130−2には、M2本の信号12−2−1,12−2−2が入力される。
軟判定・送受信処理部130は、信号交換部120を介して、1つまたは複数の硬判定処理部110から、M本の信号12を受信し、論理レーンが識別に基づき、第1の信号多重部131にて、伝送路13にて送信を行うフレーム信号へと多重する。次に、多重した信号に対して、軟判定FEC符号部132にて、連接符号における内符号として誤り訂正符号化を行う。この際、硬判定FEC符号部111と同様に、必要に応じて、インターリーブ処理を行ってもよい。符号化された信号は送信器133により伝送路13へと出力される。こうして、当該信号が、伝送路13で伝送される。
次に、伝送路13からの信号を受信する際の動作について説明する。図3は、伝送路13からの信号を受信する際の動作を説明するための構成図である。図3において、図1及び図2と同一の構成については、同一符号を付して示している。
図3に示すように、硬判定処理部110には、硬判定FEC復号部114と、第2の信号多重部113とが設けられている。
また、図3に示すように、軟判定・送受信処理部130には、受信器134と、軟判定FEC復号部135と、第2の信号分割部136とが設けられている。
当該構成において、まず、軟判定・送受信処理部130の受信器134が、伝送路13から誤り訂正フレームを受信し、軟判定FEC復号部135に入力する。軟判定FEC復号部135は、当該誤り訂正フレームに対し、軟判定による内符号の誤り訂正復号化を実施する。こうして得られた信号に対して、第2の信号分割部136は、論理レーン識別できるように分割処理を行う。第2の信号分割部136が行う分割処理は、図2に示した上述の軟判定・送受信処理部130の第1の信号多重部131で行った信号多重の逆多重処理に相当する。第2の信号分割部136は、逆多重処理を行った当該信号を、信号交換部120を介して、信号14として、硬判定処理部110の第2の信号多重部113へと送出する。この際、軟判定信頼度情報を用いた復号処理は、軟判定FEC復号部135のみにて行い、信号14には、軟判定処理のための軟判定信頼度情報は含まれない。このように、本実施の形態においては、軟判定処理を軟判定・送受信処理部130で終端させることで、軟判定・送受信処理部130から硬判定処理部110への軟判定信頼度情報の信号転送を不要にし、軟判定・送受信処理部130および硬判定処理部110の集積度を抑える。
硬判定処理部110の第2の信号多重部113では、複数の軟判定・送受信処理部130から信号交換部120を介して信号14を受信し、当該信号14を論理レーン識別した上で、多重化する。第2の信号多重部113が行う多重化処理は、図2に示した上述の硬判定処理部110の第1の信号分割部112によって実施した信号分割処理の多重処理に相当する。多重化された信号は、硬判定FEC復号部114へと送出される。硬判定FEC復号部114では、硬判定による外符号の誤り訂正処理を行い、誤り訂正フレームから得られた信号をユーザ信号10に出力する。
以上の動作により、ユーザ信号10の送信時においては、硬判定処理部110の硬判定FEC符号部111で符号化されたチャネル信号は分割され、複数の軟判定・送受信処理部130に分散される。その後、異なるキャリアで信号伝送と軟判定による誤り訂正復号を経て、硬判定処理部110の受信処理において硬判定FEC復号部114にて復号される。チャネルを構成する一部のキャリアを伝送する軟判定・送受信処理部130の伝送状態が劣化し、軟判定FEC復号部135の出力における誤り率が増加した場合においても、残りのキャリアを伝送する軟判定・送受信処理部130の内符号出力が良好であれば、硬判定FEC復号部114での誤り率は平均化されることから信号復帰が可能となる。
さらに、回路規模の大きい軟判定・送受信処理部130は、キャリア毎に異なる回路として構成され、また、硬判定処理部110も、信号転送を行うユーザ信号ポート単位で異なる回路で構成され、かつ、軟判定・送受信処理部130から硬判定処理部110への信号伝送において、軟判定信頼度情報の信号転送が不要となることから、軟判定・送受信処理部130及び硬判定処理部110の集積度を抑えることが可能となる。
さらに、軟判定・送受信処理部130と硬判定処理部110との信号交換を、独立した信号交換部120にて行う。これにより、通信に用いるキャリア数が増加して信号交換部120のスイッチ容量を超えた場合においても、信号交換部120に更に容量の高い回路を用いるようにすることで、予め想定したキャリア数以上のキャリア数に対しても適応的に同じ装置を用いることが可能となる。また、個々の軟判定・送受信処理部130により伝送可能な通信容量や硬判定処理部110の収容可能な通信容量、またその数に対して、信号交換部120による信号交換を適応的に行うことで、自由な複数キャリア分散を構成することが可能となる。
このように、本実施の形態に係る光通信装置は、複数のキャリアで信号伝送を行う通信チャネルに対して、単一のキャリアの信号劣化に対して耐性のある通信システムを回路の集積規模を抑制しつつ、かつ、キャリア数の拡張性を有する構成にて提供する。また、軟判定による内符号誤り訂正処理と硬判定による外符号誤り訂正処理を分離し、回路規模の大きい軟判定誤り訂正復号を各キャリア単位で実施し、キャリアを跨る誤り訂正復号を回路規模の小さい硬判定誤り訂正処理にて実施することで、誤り訂正回路の集積化を抑制することが可能である。
実施の形態2.
実施の形態2では、上述の実施の形態1で示した光通信装置において、非特許文献1記載のOTN(Optical−channel Transport Lane)フレームを用いて、信号送受信を行う場合について説明する。また、本実施の形態においては、硬判定処理部110及び軟判定・送受信処理部130は、すべて単一のクロックに従属して同期動作する。
以下、本実施の形態2に係る光通信装置の動作について説明する。なお、本実施の形態に係る光通信装置の構成については、上述した実施の形態1の図1〜図3に示した構成と同じであるため、ここでは、図1〜図3を参照することとし、それらの説明については省略する。
まず、ユーザ信号10を伝送路13へ送信する際の動作について説明する。
硬判定処理部110の硬判定FEC符号部111は、入力されるユーザ信号10に対して、必要に応じて、OTUkフレームへの収容を実施する。その後、連接符号における外符号として誤り訂正符号化処理を行う。得られたOTUkフレームに対して硬判定処理部110の第1の信号分割部112にてレーン回転処理を伴う非特許文献1記載のOTLフレームの生成処理を施す。例えば、100GbE信号をOTU4フレームへ収容し、10個のサブフレームへ分割を行う際にはOTL4.10へとフレーム分割を行う。この際、OTLのLogical Lane Marker(LLM)によりOTU OHのFrame Alignment Signal (FAS)領域のうち1バイトが上書きされる。
第1の信号分割部112で分割された出力信号は、信号交換部120にて分配され、それぞれ同一あるいは異なる軟判定・送受信処理部130に出力される。軟判定・送受信処理部130は一つまたは複数の硬判定処理部110からの信号N本を受信し、第1の信号多重部131にてOTUk信号へと多重し、軟判定FEC符号部132へと出力する。この際、OTLフレームのFASを用いたフレーム同期およびレーン回転処理によりOTUkフレームを生成するが、レーン間の順序はLLMをモニタすることなく、入力されるN本の信号に対して予めレーン順序を設定することで構成する。軟判定FEC符号部132では軟判定符号化のためのレート変換および内符号での符号化処理を行いOTUkV信号として送信器133にて伝送路13へと出力する。
次に、伝送路13からの信号を受信する際の動作について説明する。
伝送路13からのOTUkV信号を軟判定・送受信処理部130の受信器134にて受信し、軟判定FEC復号部135にて内符号の誤り訂正復号を軟判定を用いて実施する。得られた信号に対して、伝送送信生成時の軟判定・送受信処理部130の第1の信号多重部131にて行った信号多重の逆多重処理を第2の信号分割部136にて行う。硬判定処理部110の第2の信号多重部113では、複数の軟判定・送受信処理部130にてそれぞれ受信および軟判定誤り訂正復号を行い送出された信号14を受信し、送信時に硬判定処理部110の第1の信号分割部112によって実施した信号分割処理の多重処理を行い、硬判定FEC復号部114へと送出する。
逆多重処理の際のフレーム識別方法としては、送信時に第1の信号多重部131でのOTUk信号生成時にOTU OHのRES領域に第1の信号多重部131入力の各レーンを識別する識別子を挿入してもよいし、第1の信号多重部131出力時点でレーンに対応するLLMを挿入し、LLMの除去を行うことなくOTUkV信号として伝送路13を伝送し識別子として用いる形としても構わない。識別子と第1の信号多重部131での入力レーン、および入力されるフレームのLLMの値との関係は伝送路の送信端と受信端で予め共有しておくことで、識別子からの回復を受信側の軟判定・送受信処理部130の第2の信号分割部136にて行う。
硬判定処理部110の第2の信号多重部113では、個々の軟判定・送受信処理部130より送出され信号交換部120を経由して入力されたOTLフレーム信号14を受信し、送信時に硬判定処理部110の第1の信号分割部112によって分割されたOTUk信号への多重を行い、硬判定FEC復号部114へと送出する。硬判定FEC復号部114では、硬判定による外符号の誤り訂正処理を行い、得られた信号をユーザ信号10に出力する。
なお、送信端の軟判定・送受信処理部130の第1の信号多重部131から受信端の軟判定・送受信処理部130の第2の信号分割部136の通信のためにMulti−Frame Alignment Signal(MFAS)を置き換える必要がある場合には、LLM同様にRES領域もしくはFAS領域の一部を用いて信号伝送と回復を行うことで信号伝送が可能となる。
以上の動作により、信号送信時において、硬判定処理部110の硬判定FEC符号部111にて符号化されたOTUk信号は複数のOTLフレームに分割され、複数の軟判定・送受信処理部130へ分散される。その後、異なるキャリアでの信号伝送と軟判定による誤り訂正復号を経て、受信端の硬判定処理部110の受信処理において硬判定FEC復号部114にて復号される。OTLフレームは論理的な接続であり、OTL4.10で規定される20レーン以上に細分化が可能である。そのため、硬判定処理部110より出力されるOTLフレームへの分割数の調整、ならびに、信号交換部120による同一の軟判定・送受信処理部130へ転送するOTLフレームのレーン数を調整することにより、自由な構成、構成規模の拡大を自由に行うことが可能である。
また、非特許文献1に定義されているOTUk信号が収容可能な容量を超える信号を収容する際においては、複数のOTUk信号を多重した大きさのフレーム信号を定義することで信号収容を行うことで、同様に本発明を適用することが可能となる。この際、硬判定処理部110の第1の信号分割部112での信号分割としてはOTUk信号へ分割してもよいし、分割したOTUk信号を更にOTL信号に分割してもよい。
また、外符号誤り訂正符号化処理および復号化処理は複数のOTUk信号を多重した信号に対して行ってもよいし、OTL信号に分割する場合には分割されたOTUk信号に対して行ってもよい。
また、軟判定・送受信処理部130は、硬判定処理部110から受信したOTLフレームを同期多重して擬似的なOTUkフレームを生成し、当該擬似的なOTUkフレームで内符号の符号化処理と伝送路13への送信を行ってもよいし、あるいは、硬判定処理部110から受信したOTUkフレームで内符号の符号化処理と伝送路13に対する送信を行うようにしてもよい。
実施の形態3.
図4に、この発明の実施の形態3に係る光通信装置の構成を示す。本実施の形態においては、信号交換部120が単純なクロスコネクトスイッチ(cross-connect switch)で構成されている。また、図4に示すように、本実施の形態においては、同期信号生成部140が設けられている。同期信号生成部140は、硬判定処理部110、信号交換部120、及び、軟判定・送受信処理部130に接続されている。同期信号生成部140は、周期的な信号を生成し、硬判定処理部110、信号交換部120、及び、軟判定・送受信処理部130に出力する。他の構成および動作については、基本的に、上記の実施の形態1,2と同じである。
本実施の形態では、クロスコネクトスイッチで構成された信号交換部120を使用することで、回路の単純化を図りつつ、硬判定処理部110から信号交換部120へと入力された各信号の信号端子の出力先となる軟判定・送受信処理部130を周期的に変更する。これにより、硬判定処理部110の信号は、入出力端子数N1の値に依らず、最大で伝送チャネルの総数まで分散を行うことができる。
以下、図4に従って、本実施の形態に係る光通信装置の構成及び動作について説明する。図4において、図1〜図3と同一または相当する構成については、同一符号を付して示している。
図4に示すように、各硬判定処理部110−1、110−2、110−3は、信号交換部120との接続をそれぞれ2本ずつ有している。また、各軟判定・送受信処理部130−1、130−2、130−3は、信号交換部120との接続をそれぞれ2本ずつ有している。ここでは、図4に示す構成を例に挙げて説明を行うが、本実施の形態は、これらの接続数、および、構成数に限定されるものではない。
以下、図4〜図6を用いて、本実施の形態に係る光通信装置の動作について説明する。図4は、本実施の形態に係る光通信装置において、ある時刻での信号交換部120における信号接続の一例を示している。また、図5は、本実施の形態に係る光通信装置において、図4とは異なる時刻での信号交換部120における信号接続の一例を示している。また、図6は、本実施の形態に係る光通信装置において、図4および図5とは異なる時刻での信号交換部120における信号接続の一例を示している。図5,6において、図4と同一の構成については、同一符号を付して示している。
まず、図4の状態においては、硬判定処理部110−1からの一つの出力11−1−1は、軟判定・送受信処理部130−3と接続され、硬判定処理部110−1からのもう一つの出力11−1−2は、軟判定・送受信処理部130−1と接続されるよう、信号交換部120の接続が構成されている。接続が静的である場合には、硬判定処理部110−1において生成された信号は、伝送路13−1と13−3のみを用いて伝送されることになる。なお、硬判定処理部110−2,110−3からの出力については説明を省略し、図4を参照することとする。
ここで、信号交換部120は、予め設定された時刻(以下、第1の時刻とする)において、図5に示すように、接続状態を変更する。図5においては、硬判定処理部110−1からの一つの出力11−1−1が、軟判定・送受信処理部130−1と接続され、硬判定処理部110−1からのもう一つの出力11−1−2が、軟判定・送受信処理部130−2と接続されるよう、信号交換部120の接続が構成されている。硬判定処理部110−2,110−3からの出力については説明を省略し、図5を参照することとする。
図4から図5への切り換え動作について説明する。図4から図5への切り換えは、たとえば、同期信号生成部140が、周期的な信号(以下、周期信号とする)を生成し、硬判定処理部110、信号交換部120、および、軟判定・送受信処理部130に出力する。硬判定処理部110および軟判定・送受信処理部130は、当該周期信号に従って、フレーム処理、および、信号分割処理を行う。信号交換部120は、当該周期信号に同期して、信号接続を変更する。
さらに、信号交換部120は、上記の第1の時刻とは異なる予め設定された時刻(以下、第2の時刻とする)において、図6に示すように、接続状態を変更する。図6においては、硬判定処理部110−1からの一つの出力11−1−1が、軟判定・送受信処理部130−2と接続され、硬判定処理部110−1からのもう一つの出力11−1−2が、軟判定・送受信処理部130−3と接続されるよう、信号交換部120の接続が構成されている。図5から図6への切り換え動作は、図4から図5への上記の切り換え動作と同様に行われるため、ここでは、説明を省略する。
このようにして、信号交換部120が接続を変更することで、硬判定処理部110−1からの出力11−1−1,11−1−2が、軟判定・送受信処理部130−1、130−2、130−3へと分散されることが可能となる。硬判定処理部110−2,110−3からの出力についても同様である。
以上のように、本実施の形態においては、図4→図5→図6→図4→図5→・・・というように、予め設定した時間間隔で、信号接続を繰り返し変更する。なお、図4〜6の接続の構成は、均等に信号が分散されるように、予め設定されているものとする。
また、当該時間間隔は、第2の時刻から第1の時刻を差し引いた時間に設定する。具体的には、例えば、当該時間間隔を、硬判定処理部110にて生成するフレーム間隔を、軟判定・送受信処理部130の総数である3で除した時間間隔に設定する。それにより、各波長に対して均等に信号を分散させることが可能である。また、各軟判定・送受信処理部130の有する通信容量あるいは信号の伝送性能あるいは信頼度に応じて、信号の分散比率を変更してもよい。
以上のように、本実施の形態においては、信号交換部120を、クロスコネクトスイッチから構成し、軟判定・送受信処理部130へ出力される硬判定処理部110からの各入力信号の接続、および、硬判定処理部110へ出力される軟判定・送受信処理部130からの入力信号の接続を、周期的に切り替えるようにした。これにより、複数キャリアによる信号伝送を提供することが可能である。
実施の形態4.
信号交換部120は、仮想的に構成された回線を用いて構成することも可能である。
仮想的な回線としては、例えば非特許文献2に記載されているPseudo Wire Emulation Edge-to-Edge技術に代表されるパケット通信等を用いて構成した仮想的な回線を用いればよい。この場合には、各硬判定処理部110と信号交換部120との総通信容量あるいは各軟判定・送受信処理部130と信号交換部120との総通信容量を超えない範囲であれば、多重される信号の通信容量及び多重信号の分割数に対する制約無く、複数キャリアへの信号分散を行うことが可能である。
以上のように、本実施の形態においては、信号交換部120を、仮想的な回線を用いて構成するようにした。これにより、任意の多重構成に対する信号交換を行うことができる。

Claims (7)

  1. ユーザ信号の誤り訂正フレームへの収容および誤り訂正フレームからの抽出を行うとともに、外符号の符号化処理及び硬判定による復号化処理を行い、前記誤り訂正フレームを論理レーン識別した上で分割及び多重する、1以上の硬判定処理部と、
    入力される誤り訂正フレームを論理レーン識別した上で多重及び分割するとともに、内符号の符号化処理及び軟判定による復号化処理を行い、伝送路に対して前記誤り訂正フレームの送信および受信を行う、1以上の軟判定・送受信処理部と、
    前記硬判定処理部と前記軟判定・送受信処理部との間で、複数の誤り訂正フレームを任意の組み合わせで交換して受け渡す信号交換部と
    を備え、
    前記ユーザ信号を前記伝送路で伝送する場合、
    前記硬判定処理部は、前記ユーザ信号を前記誤り訂正フレームに収容し、前記外符号の符号化処理及び前記分割を行って、分割された当該誤り訂正フレームを前記信号交換部を介して前記軟判定・送受信処理部に送信し、
    前記軟判定・送受信処理部は、分割された前記誤り訂正フレームを受信して前記多重を行い、前記内符号の符号化処理を行って、当該誤り訂正フレームを前記伝送路へ送信し、
    前記伝送路から前記誤り訂正フレームを受信する場合、
    前記軟判定・送受信処理部は、前記伝送路から受信した前記誤り訂正フレームに対して、前記内符号の復号化処理及び前記分割を行い、前記復号化処理で用いた軟判定信頼度情報を含まない前記誤り訂正フレームを前記信号交換部を介して前記硬判定処理部に送信し、
    前記硬判定処理部は、分割された前記誤り訂正フレームを受信して前記多重を行い、前記外符号の復号化処理を行って、当該誤り訂正フレームから前記ユーザ信号を抽出する
    光通信装置。
  2. 前記硬判定処理部は、
    入力されるユーザ信号を誤り訂正フレームへ収容するとともに、前記外符号の符号化処理を硬判定により行う硬判定符号部と、
    前記硬判定符号部から出力された前記誤り訂正フレームを論理レーン識別できるように分割して前記信号交換部に出力する第1の信号分割部と
    を有し、
    前記軟判定・送受信処理部は、
    前記第1の信号分割部から前記信号交換部を介して入力された前記誤り訂正フレームを前記論理レーン識別に基づいて多重する第1の信号多重部と、
    前記第1の信号多重部から入力された前記誤り訂正フレームに対して、前記内符号の符号化処理を軟判定により行う軟判定符号部と、
    前記軟判定符号部から入力された前記誤り訂正フレームを前記伝送路に送信する送信部と
    を有する
    請求項1に記載の光通信装置。
  3. 前記軟判定・送受信処理部は、
    前記伝送路から複数の誤り訂正フレームを受信する受信部と、
    前記受信部で受信された前記誤り訂正フレームに対して、前記内符号の復号化処理を軟判定により行う軟判定復号部と、
    前記軟判定復号部から入力された前記誤り訂正フレームを論理レーン識別できるように分割して前記信号交換部に出力する第2の信号分割部と
    を有し、
    前記硬判定処理部は、
    前記第2の信号分割部から前記信号交換部を介して入力された前記誤り訂正フレームを前記論理レーン識別に基づいて多重する第2の信号多重部と、
    前記第2の信号多重部から入力された前記誤り訂正フレームに対して、前記外符号の復号化処理を硬判定により行い、前記誤り訂正フレームからユーザ信号を抽出する硬判定復号部と
    を有する
    請求項1または2に記載の光通信装置。
  4. 前記硬判定処理部は、前記誤り訂正フレームへの前記収容および前記外符号の前記符号化処理をOTUkフレームにて行い、前記誤り訂正フレームの前記分割をOTLフレームにて行い、
    前記軟判定・送受信処理部は、前記硬判定処理部から受信した前記OTLフレームを同期多重して擬似的なOTUkフレームを生成し、前記擬似的なOTUkフレームで前記内符号の前記符号化処理と前記伝送路に対する前記送信を行う
    請求項1から3までのいずれか1項に記載の光通信装置。
  5. 前記硬判定処理部は、前記誤り訂正フレームへの前記収容および前記外符号の前記符号化処理をOTUkを多重したフレームにて行い、前記誤り訂正フレームの前記分割をOTUkフレームにて行い、
    前記軟判定・送受信処理部は、前記硬判定処理部から受信した前記OTUkフレームで前記内符号の前記符号化処理と前記伝送路に対する前記送信を行う
    請求項1から3までのいずれか1項に記載の光通信装置。
  6. 前記信号交換部は、クロスコネクトスイッチで構成され、
    前記信号交換部は、前記軟判定・送受信処理部へ出力される前記硬判定処理部からの入力信号の接続、および、前記硬判定処理部へ出力される前記軟判定・送受信処理部からの入力信号の接続を、周期的に切り替える
    請求項1から3までのいずれか1項に記載の光通信装置。
  7. 前記信号交換部は、仮想的な回線を用いて構成される
    請求項1から3までのいずれか1項に記載の光通信装置。
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