JP3529713B2 - 光伝送システム、同期多重伝送システム及び同期多重伝送方法 - Google Patents

光伝送システム、同期多重伝送システム及び同期多重伝送方法

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JP3529713B2
JP3529713B2 JP2000278745A JP2000278745A JP3529713B2 JP 3529713 B2 JP3529713 B2 JP 3529713B2 JP 2000278745 A JP2000278745 A JP 2000278745A JP 2000278745 A JP2000278745 A JP 2000278745A JP 3529713 B2 JP3529713 B2 JP 3529713B2
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digital signal
transmission system
overhead
signal
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宮本  裕
隆 小野
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04J3/16Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted
    • H04J3/1605Fixed allocated frame structures
    • H04J3/1611Synchronous digital hierarchy [SDH] or SONET
    • H04J3/1617Synchronous digital hierarchy [SDH] or SONET carrying packets or ATM cells
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長分割多重(Wa
velength Division Multiplex: WDM)方式のネット
ワーク(NW)に係り、特にクライアント信号をトラン
スペアレントに、かつ高品質、低コストで伝送する光伝
送システム、同期多重伝送システム及び同期多重伝送方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】光伝送システムにおいては既存のサービ
ス信号を多重化するためのディジタルハイアラーキとし
て、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)が国際的に
標準化されている。SDHは伝送速度156Mbit/
sのSTM−1をベースとし、約10Gbit/sのS
TM−64フレームフォーマットまで勧告化されようと
している(SDHのフレームフォーマットについては図
1の右下のフォーマットを参照。)。また、米国ではS
DHと同様のSONET(Synchronous 0ptica1 NETwork)が
デファクトスタンダードとなっており、国際標準のSD
Hと米国デファクトのSONETが光伝送の主流で、現
在までにSONET/SDH仕様に準拠した光伝送シス
テムが大量に導入されている。その結果、SONET/
SDH市場が成熟し、SONET/SDHインタフェー
スカードのコストは大幅に下がっている。また、波長毎
にチャネルを割り当てるWDM技術が発展してきてお
り、1本の光ファイバの多重度をさらに上げることが要
求されている。
【0003】一方、コンピュータ業界、特にルータの技
術の進歩は著しく、10Gbit/sクラスのスループ
ットを持つルータが市場に出回るようになった。このル
ータはGbit/s以上の高速インターフェースを搭載
しており、SONET/SDH、Fiber−Chan
ne1等の物理層技術が採用されている。従来の光伝送
システムでは、コンピュータ通信に用いるパケットをS
ONET/SDHあるいはFiber−Channe1
にマッピングして、さらにWDMで束ねて伝送してい
る。従来の光伝送システムにおける信号形式を図1に示
す。
【0004】図1では、SDHインタフェースを持つル
ータの内部でPoint−to−Point−Prot
oco1(PPP)等を用いて、IP(Internet Protoco
l)−NW中のパケットをSDH−NWのフレームフオ
ーマットのバーチャルコンテナに対応させてマッピング
し、クライアント(Client)ペイロードとなし、これに
パスオーバーヘッド(Path 0verHead:POH)を付与
してSDHフレームに格納するとともに、このコンテナ
の先頭位置を示すポインタをセクションオーバーヘッド
(Section 0verHead :SOH)に挿入してフレーム位
相を示し、各SDHフレームを波長多重する構成となっ
ている。なお、図1のSDHフレームフオーマットにお
いて、Nとは156Mbit/sをベースとしたSTM
多重度のことであり、156Mbit/sならばN=
1、622Mbit/sならばN=4、2.4Gbit
/sならばN=16、10Gbit/sならばN=64
である。
【0005】光伝送システムにおいて、さらに多重度を
増やしたい時には、周波数利用効率が問題となる。WD
Mは周波数軸上で固定的かつ離散的に使用する帯域を占
有する方式であり、例えばITU標準では50GHzグ
リッドが決められている。これと比較して時分割多重
(TDM)はタイムスロットに各チャネルを割り当てる
方式で、周波数軸上で見ると連続的に使用する帯域を占
有する方式である。WDM用の波長フィルタの精度にも
依存するが、一般に、周波数利用効率を上げるために、
波長多重する前に時分割多重することは有効な手段であ
る。WDM−NWといってもエンドーエンド全光で伝送
するのは、S/N劣化や波長分散、あるいは非線形光学
効果のために将来的にも非現実的である。従って、WD
M−NWのいたるところで3R機能、即ち識別再生機
能、等化増幅機能、クロック抽出機能が必須となる。こ
の時 WDM−NWの出入口でのTDMは、3R回路の
種類と数を減らすという利点をも生じる。
【0006】次に、クロック同期機能についての従来技
術について詳細を述べる。ディジタル信号を経済的に目
的地へ伝送するために、複数の低速ディジタル信号を時
分割多重し、一つの高速ディジタル信号として伝送す
る。複数の低速ディジタル信号を時分割多重するために
は、各低速ディジタル信号の周波数が正確に一致してい
ることが必要である。各低速信号の周波数を同期させる
方式には、スタッフ同期方式と網同期方式とがある。
【0007】先ず、スタッフ同期方式の原理を図8を用
いて説明する。スタッフ同期方式では、各低速ディジタ
ル信号を一時記憶し、全ての低速ディジタル信号より若
干高い周波数foで読出し、各周波数差fo−fi、f
o−fj等に相当し情報を持たない余分のパルス(「ス
タッフパルス」という)を付加し、各低速ディジタル信
号を周波数foに同期化させる。同期化された複数の低
速ディジタル信号を時分割多重し、一つの高速ディジタ
ル信号として伝送する。スタッフパルスの付加について
の情報を別に送ることにより、受信側で、スタッフパル
スを除去して元の低速ディジタル信号を復元することが
できる。スタッフパルスを除去することをデスタッフと
いう。図9はスタッフ同期多重変換装置の構成を示すブ
ロック図である。クロック抽出部411において、低速デ
ィジタル信号からクロック成分を抽出し、バッファメモ
リー412への書込みクロックを生成する。低速ディジタ
ル信号は、この書込みクロックに従ってバッファメモリ
ー412に書込まれる。タイミング発生部413及びスタッフ
制御部414によりバッファメモリー412からの読出しクロ
ックが生成される。データは、この読出しクロックに従
って書込まれた順に読出される。多重変換部415におい
ては、読出しされた信号とスタッフパルスとが合成され
て同期化信号が生成され、更に、複数の同期化信号が時
分割多重されて高速ディジタル信号が生成される。
【0008】位相比較部416において、バッファメモリ
ー412への書込みクロックとバッファメモリー412からの
読み出しクロックとの位相が比較され、位相差に比例す
る電圧信号が出力される。読出しクロックの周波数が書
込みクロックの周波数より高い場合には位相差が増大
し、出力される信号の電圧が増加する。位相差が所定の
しきい値を超えると、即ち位相比較部416から出力され
る信号の電圧が所定の値以上になると、スタッフ可能タ
イミングで指定されるフレーム内の特定の位置で読出し
クロックを1ビット遅らせる正スタッフ処理が行われ、
周波数同期される。図10はスタッフ同期多重分離装置
の構成を示すブロック図である。多重分離部421におい
て、多重化信号が多重分離されて複数の同期化信号にな
る。クロック抽出部422において、同期化信号からクロ
ック成分が抽出され、バッファメモリー423への書込み
クロックが生成される。伝送フレーム中にスタッフパル
スが存在する場合には、デスタッフ制御部424によりス
タッフパルス挿入位置で書込みクロックが1ビット遅ら
される。スタッフパルス挿入位置では書込みクロックが
なくなり、デスタッフされる。デスタッフ処理によりギ
ャップが生じたクロックはフェーズロックループ425に
よって平滑化され、元の低速ディジタル信号の周波数と
等しい読出しクロックが再生される。この読出しクロッ
クに従ってデータがバッファメモリー423から書込まれ
た順に読出され、低速ディジタル信号が復元される。フ
ェーズロックループ425は、位相比較部426、低域通過フ
ィルタ427及び電圧制御発振郁428を含む。このように、
スタッフ同期方式の発明によりディジタル信号の時分割
多重化伝送が可能になり、アナログ信号伝送を超える経
済化が実現された。
【0009】一方、網同期方式とは、ネットワークの中
における多重変換装置、交換機、端末装置等にネットワ
ーク内の共通クロックを供給することにより、各装置の
処理機能を簡略化し、ネットワークの経済性及び柔軟性
の向上を図るものである。ギガビット/秒領域までの全
ての伝送速度における同期化を実現する多重化方式とし
て、シンクロノスディジタルハイアラーキ(SDH)が
標準化されている。図11及び図12はSDHのSTM
フレームを示す図である。STMフレームは、ネットワ
ーク運用保守用に定義されたセクションオーバーヘッド
431、ユーザー情報を格納するペイロード432及びペイロ
ード内のユーザー情報434の先頭位置435を指し示すポイ
ンター433で構成される。SDHは網同期を前提として
いるが、情報の伝送に当たり、複数の電気通信事業者の
ネットワークを介することが必要で且つ各電気通信事業
者のネットワークの共通クロック周波数が独立している
場合にも安定した通信品質を提供するために、ポインタ
ーによるスタッフ同期機能が採用されている。
【0010】ポインターによる正スタッフ処理及び負ス
タッフ処理について、図13及び図14を用いて説明す
る。図13及び図14は図12と同様のSDHのSTM
フレームを示す図である。図13に示すように、多重化
する低速ディジタル信号の周波数がSTMフレームのペ
イロードの周波数より若干低い場合は、ポインター441
のポインターバイトの直後にスタッフバイト442を挿入
する正スタッフ処理を行う。逆に図14に示すように、
多重化する低速ディジタル信号の周波数がSTMフレー
ムのペイロードの周波数より若干高い場合は、ポインタ
ー451の最後のバイトにユーザー情報452を格納する負ス
タッフ処理を行う。また、多重化する低速ディジタル信
号の周波数がSTMフレームのペイロードの周波数と一
致している場合は、スタッフ処理は行われない。このよ
うな正負スタッフ処理により周波数同期が実現され、同
期ディジタル伝送を行う場合においても、非同期ディジ
タル信号を安定した通信品質で時分割多重化して伝送を
行うことが可能になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ここで、WDM−NW
でのTDMにSDH多重装置を用いると、いくつかの問
題が生じる。まず、キャリア(通信事業者)がネットワ
ークを運用管理するために定義しているSOHがユーザ
網の管理のために利用されるようになったことである。
即ちSONET/SDHフレームのSOH部分をクライ
アントが独自に利用したいという要求が高まってきてい
る。しかしながら、現状のSONET/SDH多重装置
では、SOHはセクション毎に終端される、即ち書き換
えられるため、一旦、キャリアの運用する装置に入った
途端、クライアントの利用したい情報が失われることに
なる。また、ルータに搭載されている光インターフェー
スは完全なSDHでないことが多く、例えばクロック周
波数調整に使用されているポインタ処理等が省かれてい
るケースが多い。この時、SDH多重装置がポインタ処
理をしてもルータ側のSDHでポインタが処理されない
ため、クロック周波数の違いによりビットスリップが頻
緊に起こることになる。現状のルータの周波数精度(1
00ppm)はSDHのもの(20ppm)より1桁悪
い。
【0012】さらに将来にも亘ってルータがSDHやF
iber−Channe1に特化したインターフェース
を作り続けるかどうかは疑問であり、全く新しいフレー
ムを搭載し、かつキャリア側のネットワークに接続を要
求する可能性もあり得る。ファイバ断などの伝送路故障
に対する要求もクライアントによってまちまちである。
WDM網のクライアント側で、故障復旧機能をもっている
ものも存在する。たとえば前述のSDHは切替機能が規定
されており、WDM側でかならずしも故障復旧機能の必要
はない。
【0013】しかし一方、故障復旧機能が省かれている
安いSDH装置なども市場に出回っており、WDM網側で故障
を復旧してほしいという要求も十分考えられる。大容量
化によって収容するクライアントの種類が増加したこと
により、WDM網は、品質に対する要求の異なるクライア
ントを柔軟に収容しなければならない。一方、SDH
は、ギガビット/秒領域までの全ての伝送速度における
同期化を可能にしネットワークの経済性及び柔軟性を実
現できるため、多くの電気通信事業者で採用されてい
る。しかしながら、SDHの市場は成熟し、SDHイン
ターフェースカードが非常に低価格になっていることか
ら、ユーザーが自身でSDHインターフェースを使用し
始めている。このため、電気通信事業者のネットワーク
にはオーバーヘッドトランスペアレンシが求められてお
り、管理保守に使用していたオーバーヘッドを含むフレ
ーム全体がユーザー信号となり、電気通信事業者はSD
Hの機能を使用できなくなってきた。従って、電気通信
事業者は、周波数同期機能を実現していたSDHのポイ
ンター機能も使用できなくなってきている。
【0014】また、近年のルータの高速化により、電気
通信事業者のネットワークが直接ルータを収容する可能
性が出てきた。即ち、内蔵の発振器のクロックにより自
走するルータを収容し、非同期ディジタル信号を多重化
する可能性が出てきた。ポインター機能を使用せずに非
同期ディジタル信号を多重化した場合、伝送フレームと
多重化する非同期ディジタル信号との周波数差が異な
り、位相差がバッファメモリーの容量を超えるとデータ
の二度読み或いは読み飛ばし等が起き、安定した通信品
質を維持できなくなるという問題がある。
【0015】一方、電気通信事業者がSDHのオーバー
ヘッドを変更せずにポインター機能のみを用いて周波数
同期を行う方法でも、オーバーヘッドトランスペアレン
シを実現することができる。しかしながら、ポインター
機能を持たないルータ用SDHインターフェースカード
が市場に多く出回っており、このようなポインター機能
を持たないインターフェースカードを実装したルータを
収容できなくなるという問題がある。
【0016】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、キャリア側のネットワークに対するクライ
アントの様々な要求に応えるとともに、伝送品質を維持
しつつ多重化部の信号処理を簡素化し、伝送コストが安
価で超高速な伝送システム及び伝送方法を実現すること
を目的とする。さらに、ネットワークのオーバーヘッド
トランスペアレンシを実現し、安定した通信品質で、同
期しているユーザー信号と非同期のユーザー信号との時
分割多重を可能にする伝送システム及び伝送方法を提供
することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】以上の問題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、波長分割多重光伝送シス
テムにおいて、クライアント側のオーバーヘッドを含む
低速のクライアント信号全体をトランスペアレントに時
分割多重するとともに、新規オーバーヘッドを付加し、
該新規オーバーヘッドにフレーム同期あるいはチャンネ
ル選択用のビットを定義し、該ビットの挿入周期をクラ
イアントのフレーム周期より短くし、該新規オーバーヘ
ッドに誤り訂正符号用ビットを定義し、該誤り訂正を行
い、該新規オーバーヘッドにクライアントのクロック周
波数調整用のネガティブスタッフの時のデータ格納用の
ビットを定義し、また、ポジティブスタッフ時にはペイ
ロード内にスタッフビットを挿入し、スタッフィング情
報を該新規オーバーヘッドに定義し、該時分割多重がビ
ットインターリーブもしくはバイトインターリーブであ
り、該時分割多重され、該新規オーバーヘッドが付加さ
れた信号を一波長として波長分割多重伝送する光伝送シ
ステムである。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】請求項記載の発明は、請求項記載の発
明において、信号の品質劣化あるいは故障の検出を誤り
訂正ビット数カウンタを用いて行うことを特徴とする。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】請求項記載の発明は、請求項1記載の発
明において、伝送路故障時の自動復旧機能がクライアン
ト毎にオプション化されていることを特徴とする。
【0026】請求項記載の発明は、請求項1記載の発
明において、クライアント端末からのLANインターフ
ェースを直接収容し、さらに低速インターフェース間あ
るいは対向装置の低速インターフェースヘのルーティン
グ機能を有することを特徴とする。
【0027】請求項記載の発明は、請求項記載の発
明において、クライアント端末からの低速信号を高速側
のチャネルにマッピングした後に時分割多重することを
特徴とする。
【0028】請求項記載の発明は、請求項1記載の発
明において、クライアント信号の低速入出力の監視制御
をアナログ手段をもって行うことを特徴とする。
【0029】請求項記載の発明は、請求項1記載の発
明において、リング型網構成とすることを特徴とする。
【0030】請求項記載の発明は、請求項記載の発
明おいて、方路設定用のクロスコネクトスイッチがセレ
クタで構成されていることを特徴とする。
【0031】請求項記載の発明は、請求項記載の発
明において、リング当たりのサブネットワーク監視制御
をSNMP(Simple NetWork Management Protocol)で行う
ことを特徴とする。
【0032】請求項10記載の発明は、請求項記載の
発明において、装置間のコネクションの管理がセクショ
ン毎のタイムスロットの使用状態により管理することを
特徴とする。
【0033】発明は、同期ディジタル信号及び非同期
ディジタル信号を多重化するに際し、ディジタル信号に
新規オーバーヘッドを付加し、該新規オーバーヘッドを
用いて正負スタッフ処理を行い、該ディジタル信号を網
同期クロックの周波数に同期化する手段、該同期化され
たディジタル信号を時分割多重する手段、及び、多重分
離し元のディジタル信号を復元する手段を具備すること
を特徴とする同期多重伝送システムである。
【0034】請求項11記載の発明において、網同期ク
ロックを供給するクロック供給部、低速の光信号を光電
変換し同期ディジタル信号及び非同期ディジタル信号
再生する受信部、同期ディジタル信号及び非同期ディジ
タル信号に新規オーバーヘッドを付加し、非同期ディジ
タル信号ついては該新規オーバーヘッドを用いて正負ス
タッフ処理を行い、非同期ディジタル信号の周波数を網
同期クロックの周波数に同期化する周波数同期部、同期
化された複数のディジタル信号及び非同期ディジタル信
号をトランスペアレントに時分割多重する多重変換部、
前記周波数同期部と前記多重変換部とを制御する共通制
御部、時分割多重された高速ディジタル信号を光信号に
変換し、通信路へ送信する送信部を具える多重装置、及
び、高速の光信号を光電変換し、高速ディジタル信号を
再生する受信部、高速ディジタル信号を多重分離し、同
期化された低速ディジタル信号を再生する多重分離部、
同期化された低速ディジタル信号に付加されている新規
オーバーヘッドを参照し、正負スタッフ処理により同期
化されたディジタル信号を元の非同期ディジタル信号
周波数に変換する周波数復元部、前記多重分離部と前記
周波数復元部とを制御する共通制御部、復元されたディ
ジタル信号及び非同期ディジタル信号を光信号に変換
し、低速伝送装置へ送信する送信部を具える分離装置を
具備することを特徴とする同期多重伝送システムであ
【0035】発明は、上記発明において、前記多重装
置における非同期の低速ディジタル信号が入力されるチ
ャネルのみに前記周波数同期部を具え、前記分離装置に
おける非同期の低速ディジタル信号が出力されるチャネ
ルのみに前記周波数復元部を具えることを特徴とする。
【0036】請求項12記載の発明は、請求項11に記
載の同期多重伝送システムにおいて、前記周波数同期部
が、クロックカウンター、Xビットバッファメモリー、
X−1ビットバッファメモリー、制御パルス発生部、制
御パルス発生コントローラ、負スタッフ用オーバーヘッ
ド挿入部、スタッフ情報転送用オーバーヘッド挿入部、
同期ディジタル信号又は非同期ディジタル信号である入
力データからクロックを抽出するクロック抽出部、及
び、装置クロック発生部を具えることを特徴とする。
【0037】請求項13記載の発明は、 請求項12
記載の同期多重伝送システムにおいて、入力データが前
記Xビットバッファメモリー及びX−1ビットバッファ
メモリー両者に蓄積され、入力データ信号のクロックが
前記クロック抽出部により抽出され、抽出されたクロッ
クが前記クロックカウンターによりカウントされ、クロ
ックカウント結果が前記制御パルス発生コントローラに
転送され、該制御パルス発生コントローラ内部でカウン
トクロック数と前記装置クロック発生部により決定して
いるクロック数との比較により前記制御パルス発生部が
駆動されることを特徴とする。
【0038】請求項14記載の発明は、請求項12又は
13に記載の同期多重伝送システムにおいて、クロック
カウント数が規定数と一致している場合は、前記Xビッ
トバッファメモリーからビットを順次読出し且つX−1
バッファメモリーからは読出しせず、前記スタッフ情報
転送用オーバーヘッド挿入部にその旨を通知し、クロッ
クカウント数が規定数より小さい場合は、Xビットバッ
ファメモリーからの読出しを一時中止し且つX−1バッ
ファメモリーからは読出しせず、前記スタッフ情報転送
用オーバーヘッド挿入部にその旨を通知し、クロックカ
ウント数が規定数より大きい場合は、Xビットバッファ
メモリーヘの書込みを一時中止し且つ前記Xビットバッ
ファメモリー及びX−1ビットバッファメモリー両者か
らビットを読出し、X−1ビットバッファメモリーから
の読出し情報を前記負スタッフ用オーバーヘッド挿入部
に転送し、前記スタッフ情報転送用オーバーヘッド挿入
部にその旨を通知することを特徴とする。
【0039】請求項15記載の発明は、請求項11に記
載の同期多重伝送システムにおいて、前記周波数復元部
が、伝送路からクロックを抽出し該クロックを装置クロ
ックに変換する装置クロック発生部、Xビットバッファ
メモリー、制御パルス発生部、制御パルス発生コントロ
ーラ、負スタッフ用オーバーヘッド読出し回路、スタッ
フ情報転送用オーバーヘッド読出し回路、負スタッフ用
オーバーヘッド読出し回路の出力とXビットバッファメ
モリーの出力とを選択するセレクタ回路、及び、電圧制
御発振器を具えることを特徴とする。
【0040】請求項16記載の発明は、請求項15に記
載の同期多重伝送システムにおいて、高速側からのデー
タが前記Xビットバッファメモリーに書込まれ、同時
に、スタッフ情報転送用オーバーヘッド情報が前記スタ
ッフ情報転送用オーバーヘッド読出し回路により読出さ
れ、読出されたスタッフ情報転送用オーバーヘッド情報
が前記制御パルス発生コントローラに転送されることを
特徴とする。
【0041】請求項17記載の発明は、請求項15に記
載の同期多重伝送システムにおいて、スタッフ処理がな
い場合は、前記電圧制御発振器が装置内クロックと同期
した周波数でXビットバッファメモリーからビットを順
次続出し、正スタッフが数回ある場合は、前記制御パル
ス発生コントローラが正スタッフ回数を長い時間で平均
化処理し、前記電圧制御発振器を制御して読出しクロッ
クを制御し、負スタッフが数回ある場合は、前記制御パ
ルス発生コントローラが負スタッフ回数を長い時間で平
均化処理し、前記電圧制御発振器を制御して読出しクロ
ックを制御し、同時に前記負スタッフ用オーバーヘッド
読出し回路から情報を読出し、前記セレクタ回路が前記
Xビットバッファメモリーから前記負スタッフ用オーバ
ーヘッド読出し回路に切替えて連続データ信号となるよ
うに制御することを特徴とする。
【0042】請求項18記載の発明は、ディジタル信号
に新規オーバーヘッドを付加し、該オーバーヘッドを用
いて正スタッフ処理を行い、該ディジタル信号の周波数
どの低速信号よりも早いクロックに同期化する手段、
該同期化されたディジタル信号をトランスペアレントに
時分割多重する手段、及び、多重分離し元のディジタル
信号を復元する手段を具備する同期多重伝送システムで
あることを特徴とする。
【0043】請求項19記載の発明は、請求項11又は
18に記載の同期多重伝送システムにおいて、多重化信
号を更に光時分割多重によって多重化することを特徴と
する。
【0044】請求項20記載の発明は、請求項11又は
18に記載の同期多重伝送システムにおいて、多重化信
号を更に波長分割多重によって多重化することを特徴と
する。
【0045】請求項21記載の発明は、請求項19に記
載の同期多重伝送システムおいて、多重化信号を更に波
長分割多重によって多重化することを特徴とする。
【0046】請求項22記載の発明は、同期ディジタル
信号及び非同期ディジタル信号を多重化するに際し、デ
ィジタル信号に新規オーバーヘッドを付加し、該オーバ
ーヘッドを用いて正負スタッフ処理を行い、網同期クロ
ックの周波数に同期化し、トランスペアレントに時分割
多重して送信し、受信側で多重分離して元のディジタル
信号を復元することを特徴とする同期多重伝送方法であ
る。
【0047】請求項23記載の発明は、同期ディジタル
信号及び非同期ディジタル信号を多重化するに際し、デ
ィジタル信号に新規オーバーヘッドを付加し、該オーバ
ーヘッドを用いて正スタッフ処理を行い、周波数を同期
化し、トランスペアレントに時分割多重して送信し、受
信側で多重分離して元のディジタル信号を復元すること
を特徴とする同期多重伝送方法である。
【0048】
【発明の実施の形態】図2は本発明の伝送システムの第
1の実施の形態、ここではポイント・ポイント構成を有
するWDM−NWに適用した例を示す。図2において、
10はWDM−NWであり、他のネットワークとの境界
部(出入口)に配置されるTDM伝送装置(40Gigabi
t/s TDH System :40GTS)11と、波長分割多重
分離装置(WDM−MUX/DMX)12と、WDM−
NW10全体を管理するオペレーションシステム(40
G NE−OpS)13とを備えている。なお、40G
TS11は波長多重数、ここではnに対応した数だけ、
境界部毎に実装される。ここで、一波長当たりのライン
レートは40Gbit/sとした。また、トリビュタリ
に接続されるクライアント信号としては、ビットレート
2.4Gbit/sあるいは10Gbit/sとし、信
号フォーマットはIPを収容したSONET/SDH、
また、旧来のSONET/SDH、IP収容のGiga
bit−Ethernet(登録商標)(物理層はFi
ber−Channe1)、あるいはさらに新しいフォ
ーマットも収容することとする。つまりビットレートだ
け決まっていればフォーマットインディペンデントであ
る。
【0049】図2では、IP/SONETの例としてDP
T(Dynamic Packet Transfer)リング21の一区間を4
0Gbit/s×n波で伝送するアプリケーション(Dy
namic packet transport technology and applications
overview,http://cio.cisco.co.jp/warp/pub1ic/c
c/cisco/mkt/servprod/opt/tech/dpta#wp.pdf参照)
が、また、旧来のSONETの例としてOC−192の
BLSR(Bi-directional Line Switched Ring)22の一
区間を同じように40Gbit/s×n波で伝送するア
プリケーションが、また、旧来のSDHの例としてST
M−16のLT(Line Terminating equipment)23
が、それぞれ40GTSに接続される構成が示されてい
る。また、クライアント端末(Work Station :WS )
24がGSR(Gigabit Switched Router)25を介し
てGBE(Gigabit Ethernet)26で接続される構成が
示されている。
【0050】クライアントのビットレートだけが決まっ
ていれば収容可能となる本発明においては、以下の5つ
の技術的特徴がある。 (1)クライアントの使用しているオーバーヘッド(O
H)を使わず、終端しないで時分割多重化する。 (2)新規OHを定義してWDM一波長エンド・エンド
区間の監視制御に用いる。この時、ビットレートはOH
の追加の分だけ上昇する。 (3)新規OHの中に、フレーム同期あるいはチャネル
識別用のビット・バイトを設けて、所望のチャネルに分
離する。 (4)新規OHの中に、誤り訂正(Forward Error Corr
ection : FEC)用ビット・バイトを設けて、伝送品
質を向上させると同時に、FECの機能の一つである誤
り訂正ビットカウンタ(FEC−PM)を用いてWDM
の光チャネルの監視に用いる。 (5)新規OHの中に、低速入力クロック調整のための
ビットバイトを用意して、周波数の異なるクライアント
信号をスリップなしに時分割多重分離する。
【0051】以上の技術的特徴について、図3に本発明
の伝送システムにおける信号形式の一例を示す。本発明
では図1に示した従来例の場合と異なり、WDM−NW
の出入口にTDM機能及び新規OHの挿入・終端処理機
能を備えたTDM伝送装置を配置する。これにより、ク
ライアント側のSDH−NWで使用されているSOHを
スルーにしながら、キャリア側のWDM−NWの監視保
守ができる。前記(1)について、クライアントの入力
のフレーム同期をとらない、つまり3Rのみとする。従
来のSDH装置でも、さらに旧来のスタッフ多重装置で
も、低速入力信号のフレーム位相と多重装置のフレーム
位相の制御を行っていた。SDHの場合はポインタによ
ってフレーム位相のずれを指示していたし、スタッフ多
重の場合は全入力信号の位相を揃えていた。本発明では
低速入力信号のフレーム位相は関知せず、ビット同期の
み、つまりクロック位相を揃えるのみで多重を行う。
【0052】図3において、クライアント側のSDHフ
レームは270*N*9*8ビットの125msの周期
のフレームであるが、WDM側ではSDHフレームを意
識せずに、任意の先頭位置からbitMUX(ビット多
重化)し、新規OH、即ちFEC領域、CLK調整領域
及びチャネル識別領域を挿入する。本実施の形態では、
このTDM多重はビットインターリーブを用いる。ビッ
トインターリーブ多重方式は、回路規模の点でバイト多
重やセル多重あるいはパケット多重よりも有利である。
なお、バイトインターリーブ多重を用いても良く、この
場合、回路規模は大きくなるが、SDH多重との整合が
図られる。具体的には1バイト中の同符号連続がSDH
スクランブラにより、高い確率で回避できるという利点
がある。ここで、この低速フレームを関知しない点に関
し、一つの問題がある。それは低速区間の信号劣化が関
知できないことである。そこで本発明では、アナログの
監視技術、即ちパワーモニタと光Q値モニタ(I.Shak
e,H.Takara,S.Kawa.nishi ,and Y.Yamabayash
i, ”0ptical signarquality monitoring methodbased
on optical salnpling ”, ElectronJett・,Vo1.3
4,N0.22,1998参照)を用いてその代替手段とする。
これは従来の完全なディジタルモニタよりは精度が落ち
るが、コストを下げることと、クライアントインディペ
ンデントの要請によるものである。
【0053】前記(2)については、監視制御したい対
象によりそのビット・バイトを定義する。本実施の形態
では40G NE−OpSからの制御コマンドを装置に
通知するための、あるいは装置からの警報を40G N
E−Opsへ上げるためのDCC(Data Comunication
Channe1)を主な対象とする。パフォーマンスモニタ用
のパリティチェックビット・バイト、対向多重装置から
の警報(remote defect indication : RDI )転送
用のビット・バイト等を実装しても良い。前記(3)に
ついては、所望の信号を所望のチャネルに分離するため
のデリミタであり、新規OHの中に定義する。この方式
としてはSDHで使用されている、A1=F6、A2=
28のフレーム同期用のバイトを新規OHに挿入しても
良いし、別のパターン識別方式でも良い。 A1,A2
方式を用いると、SDHで用いられていた回路と同様の
設計ができるので、コスト的に有利で、技術的に成熟し
ているという利点がある。
【0054】また、フレーム同期用パターンの挿入周期
をSDHのフレームより短くする(例えば、STM−1
6の一行分等)ことでSDHに比べて高速同期引き込み
が可能となる。新規フレームの周期は、図3の例では3
0*N*8ビット、即ちSDHフレームの約8分の1に
なっており、約8倍の速さで引き込みが可能となる。前
記(4)については、新規OHの中の領域にFEC用の
チェックビットを格納する。 FECは伝送品質をディ
ジタル手段で向上させる有効な手段であり、主に海底用
として導入されている。ここで、FEC符号の種類は海
底用のITU−G.975のReed・Solomon
(255,239)符号(ITU-T Reconendation G.97
5,Forward error correction for submarine system
s, 1996参照)でも良いし、単一誤り訂正(Single Err
or Correcting :SEG)、例えばHamming符号
でも良いし、Bose一Chandhuri−Hocq
enghem(BCH)−n(ここでn>1)符号でも
良い。 FEC符号は誤りを検出し、誤りビットを特定
し、訂正するわけであるが、誤り検出横能をWDM区間
のセクション監視手段に用いる。また、誤り訂正時にエ
ラー訂正パルスを送出してEX−ORによりビットを反
転させるのであるが、このエラー訂正パルスをカウント
することにより、クライアントにはエラーは出ていない
が、実際の伝送路ではエラーがいくらでているかのモニ
タ、即ち予防保全機能を実現する。これら誤り検出機能
と訂正ビット数カウントを併せて40G NE−OpS
に通知する機能をFEC−PMという。このFEC−P
Mの機能を用いてWDM区間の監視を行うことにより、
SDH等で別途定義されていたパリティチェックビット
が必要なくなり(あっても良い)、また、クライアント
に見えない形で予防保全保守が可能となる。
【0055】前記(5)については、IP/SONET
やGigabit−Ethernet等のルータ接続の
場合の問題解決法である。ルータの周波数精度は従来の
SDH装置の1/10程度であることは前に述べた。こ
のようなクロック周波数精度の低速信号が入力してくる
と、TDMに特有の問題が発生する。即ち、低速入力信
号は全て、多重装置のクロックの整数分の1でないと必
ずビットスリップが起きるのである。このような問題は
旧スタッフ同期方式でも見られた問題であり、旧スタッ
フ同期装置ではどの低速信号よりも早いクロックで読み
出しを行い、余剰パルスを挿入していた。また、網同期
となり、ネットワーク全体が同期しているはずのSDH
にもポインタ処理にスタッフ機能があり、周波数の違い
を吸収するために正負両スタッフ機能が実現されてい
た。特にSDHの場合は網同期が基本であるので、負ス
タッフ時にペイロード情報信号をポインタのH3バイト
に書き込んだり、正負どちらのスタッフが起きたかの指
示バイトがポインタに定義されている。本発明では基本
的には網同期とし、周波数精度の低いあるいは周波数の
合っていないルータ接続のためだけに、このスタッフ機
能を使うこととする。
【0056】図4に本発明のクロック(CLK)周波数
調整機能部の構成例を示す。図4において、31,3
2,33,34はCLK周波数変換回路、35は局内C
LKBIT位相同期回路、36はオーバーヘッド挿入/
分離回路(OH INS/DRP)、37は書き込み/
読み出し回路、38は時分割多重分離回路(MUX/D
MX)である。ここで、網同期のCLK周波数をf2と
し、局内クロック供給装置(Buildinglntegrated Timin
g Supply : BITS )と同期しているとする。ま
た、ルータあるいは他の装置からの入力CLK周波数を
f1、f1’とする。ここで、f1<f2<f1’とす
る。また、新規OHを挿入するため、多重化する前に周
波数が上昇するので、その周波数をf3とする。従っ
て、多重化された周波数はf3×nである。SDHのポ
インタのように最終的にSDH〜非SDH変換の際にポ
インタ値によりパルス挿入除去を行う方式とは異なり、
本方式では、多重装置の入り口でスタッフ処理を行う
と、多重装置の出口でパルス挿入除去により、必ず元の
周波数に戻す必要がある。従って、デスタッフジッタが
多重装置毎に累積する。
【0057】本発明では、周波数の異なる(少数の)ル
ータ接続のために、網同期系の信号までもがデスタッフ
ジッタの影響を受けてしまうという問題を避ける必要が
ある。旧スタッフのように必ず正スタッフが起きるので
はなく、網同期クロック信号はスタッフ処理なしとす
る。図4において、CLK周波数変換回路31,32が
アクティベートされている状態であり、その他はスタッ
フ処理は起きていない。ここで、スタッフ処理の必要な
い網同期系入力ではこのCLK周波数変換回路を省いて
も良い。本発明では、正負両スタッフの機能が必要で、
新規OHにはスタッフ処理の発生と種類を通知するメッ
セージ、負スタッフ時にペイロード信号を格納するため
のビット・バイトが必要である。図4において、ルータ
からの入力f1はCLK周波数変換回路によりf2に乗
せ変えられる。この時、情報ビットが不足するので余剰
ビットが挿入される。また、入力f1’に対してはf2
に変換されるが、この時、情報があふれてしまうので、
あふれた情報を新規OHに格納して伝送する。ここで、
SDHがバイト多重方式により、スタッフィングが8ビ
ット単位であったが、本実施の形態でビットインターリ
ーブを用いればスタッフィングも1ビット単位で行うこ
とができる。
【0058】図5は本発明の伝送システムの第2の実施
の形態、ここではリング構成を有するWDM−NWに適
用した例を示す。図5において、40はWDM−NWで
あり、他のネットワークとの境界部(出入ロ)に配置さ
れるTDM伝送装置(40Gigabit/s TDH Ring System :
4 0 GTS)41と、波長分割多重分離装置(WDM
−MUX/DMX)42と、WDM−NW40全体を管
理するオペレーションシステム(40G NE−Op
S)43とを備えている。なお、40GTR41は波長
多重数、ここではnに対応した数だけ、境界部毎に実装
される。また、第1の実施の形態と同様にDPTリング
21、OC−192BLSR22、STM−16LT2
3、GbE26等が収容されている。ここで、一波長当
たり40Gbit/sのチャネルにおいてリングを構成
するため、40GTR41は第1の実施の形態の40G
TSに方路設定用のクロスコネクト(XC)を追加した
構成を備えている。本実施の形態ではこのXC機能に関
して簡素な構成を使用する。現状のSONET ADM
のXCは2.4Gbit/s〜10Gbit/sの大束
の伝送路から50Mbit/sという単位のパスをハン
ドルしている。即ち、10Gbit/sでは192本の
パスをハンドルしており、また、BLSR切替の場合等
は故障の際のループバックをXCで行っていること等よ
り、XC容量は40Gbit/sx40Gbit/sが
必要である。また、XCには通常、時間スイッチ(T−
SW)を用いており、基本的にメモリの書き込み読み出
しアドレスを制御することによりポート間のスイッチを
実現している。従って、メモリの動作速度(<100M
Hz)にまでパラレル展開しなければならない。
【0059】本実施の形態ではハンドルする容量を2.
4Gbit/sあるいは10Gbit/sに限定し、ま
た、セレクタベースのSWを用いることによりXC構成
を簡単化する。通常、XCは完全線群SWが用いられて
おり、どのポートも所望のポートに出力できる。本発明
ではこれも簡素化し、高速伝送路から入ってきた信号を
落とすかスルーするか、また、低速入力を高速伝送路に
乗せるかスルーするか、という選択回路、即ちセレクタ
によってXCを実現する。このセレクタには電気の同軸
セレクタを用いても良い。この方式を採用することによ
る制限は、Add/Dropする信号を乗せた低速パッ
ケージを任意のインターフェーススロットに割り当てる
ことができないことである。
【0060】本実施の形態ではリングネットワークを一
つのサブネットワークとして監視制御する方法について
も簡素化する。従来、マルチベンダ環境を前提としてQ
3インターフェースがCMIP(Common Management ln
fomation Protoco1)をべ一スに標準化されてきたが、
電文メッセージやデータの規定が詳細にわたり、実装す
るに重い機能が多く、現実にはパフォーマンスがでない
ケースが多い。最近はCORBA(Common 0bject Requ
est Broker Architecture)をベースに開発が進められ
ているが、実際のパフォーマンスについては不明な点が
多い。最も簡単なのはIPネットワークの標準であるS
NMP(Simple NetWork Management Protocol)であ
り、本実施の形態ではこの方式を採用する。但し、TL
1あるいはCORBAを用いても良い。この方式では世
界中の全てのルータを監視制御できるが、機能上の制約
がある。その一つは管理オブジェクトの生成や制御がで
きないことであり、もう一つは自立的にアラームやレポ
ートを発出できない点である。管理オブジェクトの生成
・制御については、特にコネクションの生成についての
問題がある。これについては40Gbit/s分中の
2.4Gbit/sのタイムスロットで管理することに
より、その代替手段とする。即ち、タイムスロットが使
われているかいないかの2元フラグ管理のみとする。コ
ネクション名あるいはコネクション警報は管理しない。
また、自立的なアラームレポートについては、保守者が
定期的にサブネットワークあるいは装置に情報を取りに
行くことで、ネットワーク監視の代替手段とする。ある
いは定期的もしくは自動的にある重要な情報のみを取得
するプログラムを用いても良い。
【0061】図6、図7は本発明の伝送システムの第3
の実施の形態、ここではリング構成を有するWDM−N
Wの出入口に配置されるTDM伝送装置、特にオプショ
ン機能を備えたTDM伝送装置の構成を示すものであ
る。第1、第2の実施の形態では、伝送路故障等の場合
はクライアント側のプロテクションによって故障が救済
される。即ち、DPTリングではIPS(Intellingent
Protection Switching)で救済されるし、OC−19
2ではBLSRで故障が救済される。
【0062】しかしながら、全世界には切替機能の無い
LT装置が市場に出回っており、クライアントによって
はWDM−NW側で切り替えてほしいという要望も十分
考えられる。そこで、本実施の形態では、プロテクショ
ン機能を低速トリビュタリの一部のインタフェース(I
F)カードの中に内蔵し、プロテクションをWDM−N
Wに要求するクライアントに対してのみ、このIFを用
意することでオプション機能として故障救済を実現す
る。まず、前提として、SDHのインタフェースである
こと、切替ありの低速IFからは信号が2分岐されて高
速側伝送路に右回り・左回りそれぞれのルートに送出さ
れることとする。
【0063】図6において、51,52,53は低速I
F、55はTDM及び新規OH挿入・終端処理部であ
る。WSに対応する低速IF51は、SDH物理インタ
フェース(SDH Physica1 Interface : SPI)、SD
Hフレーム同期回路(SDH Frame Synchronization:S
YNC)、SONE・T/SDH処理部(Pointer Proc
essor(w/o stuffing):PTR)及びIPルーティン
グ処理部(IP)からなり、また、STM−16LTに
対応する低速IF52は、SPI、SYNC及び伝送路
保護回路(Hultiplex Section Protection : MSP)
からなり、また、BLSR,DPTリングに対応する低速I
F53は、物理インタフェース(Physical lnterface
:PI)からなっている。
【0064】また、TDM及び新規OH挿入・終端処理
部54は、クロック調整機能部(CLK)、誤り訂正符
号挿入・検出機能部(FEC)、XCを含む時分割多重
分離回路(MUX/DMX)(なお、第1の実施の形態
の40GTSに対応するものではXCは含まない。)及
びPIからなっている。
【0065】図6ではプロテクション無しのSTM−1
6LTからの2.4Gbit/s信号を低速IF52内
のSPIが受信する。次に、低速IF52内のSYNC
でSDHフレーム同期をとり、K1,K2バイトの位置
を検出する。もし低速LTからのK1,K2100であ
れば、プロテクションがアクティベートされる。そうで
ない場合はプロテクションは働かない。
【0066】高速伝送路側で故障が起きると、低速IF
52内のSYNCがLOS(Loss of Signal)、LOF
(Loss of Frue)を検出し、低速IF52内のMSPに
通知する。MSPはWDM−NWにおいて対向するTD
M伝送装置中の低速IFのMSPに向かってSF(Sign
al Failure)をK1,K2バイトを用いて転送する。S
Fを受け取った対向装置中の低速IFのMSPはSDH
セクション切替と同様に切替を実行し、切替えた旨、S
F発出元にRR(Reverse Request)を送出する。RR
を受け取ったMSPは自局側を切り替えてプロテクショ
ンが完了する。
【0067】図7において、51,52,53、54は
低速IF、55はTDM及び新規OH挿入・終端処理部
である。WSに対応する低速IF51は、SDH物理イ
ンタフェース(SDH Physica1 Interface : SPI)、
SDHフレーム同期回路(SDH Frame Synchronizatio
n:SYNC)、SONET/SDH処理部(Pointer P
rocessor(w/o stuffing):PTR)及びIPルーティ
ング処理部(IP)からなり、また、 STM-16LTに対応
する低速IF52は物理インターフェース(PI:Physical In
terface)と伝送路保護回路(Optical Channel Protecti
on: OchP)からなり、またBLSRに対応する低速IF53は、
PIのみからなっており、IP/SDHに対応する低速IF54はPI
とCLK調整機能部からなっている。またTDMおよび新規O
H挿入終端処理部55は、クロスコネクト(XC)、誤り訂
正符号挿入・検出機能部(FEC)、時分割多重分離回路
(MUX/DMX)およびPIからなっている。(なお第1の実施
の形態の40GTSに対応するものではXCは含まない。)高
速伝送路で故障が起きると、装置がLOS(Loss of Signa
l)またはLOF(Loss ofFrame)あるいはAIS(Alarm Indicat
ion Signal)を検知し、低速IF内のOchPに通知する。Och
PはWDMネットワークにおいて対向するTDM伝送装置中の
低速IFのOChPに向かってSF(Signal Failure)を新規オ
ーバーヘッドを用いて転送する。SFを受け取った対向装
置中の低速IFのOchPは切替を実行し、切り替えた旨SF発
送元にRR(Reverse Request)を送出する。RRを受け取っ
たOchPは自局側を切り替えてプロテクションが完了す
る。
【0068】このプロトコルはITU−TのG.841
に書かれているSDHのAPS(Automatic Protection
Switching)と同じものが使用できる(ITU-T Recouend
ation G.841r Types and characteristics of SDH net
work protection architectures,1995参照)。ここで
は1+1のAPSシークエンスでも良いし、また、N:
1のAPSシークエンスでも良い。異なる点は高速伝送
路の切替のシークエンスを低速IFの中に実装している
こと、低速IF毎にオプション化されていること、1+
1のAPSの場合は低速信号を高速側に2重に開通しな
ければならないこと(1:NのAPSの場合は必要な分
だけの予備経路確保)、SDHのセクション切替にも拘
わらずWDM−NWからはパス切替のように見えること
等である。
【0069】本実施の形態では、さらにもう一つのオプ
ション機能についての発明を含んでいる。即ち、図6、
7において、クライアント端末WSは直接低速IF51
に収容されているが、これは多数の低速ポートを持った
IF51内にSONET/SDH処理部PTR及びIP
ルーティング処理部IPが実装され、ルータの機能を内
蔵し、IPルーティングを行う機能を備えているためで
ある。ここで、ルーティングは自局の同じIFの別ポー
トヘの出力でも良いし、高速伝送路を挟んだ対向装置の
低速IF(ルーティング機能あり)のあるポートヘの出
力でも良い。
【0070】図15は本発明による伝送システムの第4
の実施例の構成を示すブロック図である。多重装置101
は、光信号を受信する受信部102、周波数同期部103、共
通制御部104、多重変換部105、光信号を送信する送信部
106及びクロック供給部107を具える。受信部102では、
低速の光信号を光電変換し、周波数同期部103に入力す
る。周波数同期部103では、低速ディジタル信号から抽
出した再生クロックと網同期した発振器から供給される
クロックとの位相差を検出し、その大きさが一定の正ス
タッフしきい値を超えた時に正スタッフを実行し、一定
の負スタッフしきい値を下回った時に負スタッフを実行
し、低速ディジタル信号を同期化する。オーバーヘッド
はスタッフ情報転送領域と負スタッフ用ビットから構成
され、スタッフ処理を行ったか否かの情報が分離装置11
1に送られる。多重変換部105では、同期化されたディジ
タル信号とオーバーヘッドとを合成し、他の低速ディジ
タル信号と時分割多重する。生成された高速ディジタル
信号は、送信部106によって光信号に変換され、通信路
へ送出される。
【0071】分離装置111は、多重化された高速ディジ
タル信号を受信する受信部112、多重分離部113、周波数
復元部ll4、共通制御部ll5及び復元した低速ディジタル
信号を送信する送信部116を具える。受信部112では、多
重化された高速ディジタル信号を光電変換し、多重分離
部113に入力する。多重分離部113では、高速ディジタル
信号を複数の低速ディジタル信号に多重分離し、周波数
復元部114に入力する。周波数復元部114では、スタッフ
情報転送領域を参照し、正スタッフ処理がなされている
場合はスタッフビットを除去し、負スタッフ処理がなさ
れている場合は負スタッフ用ビットからデータを読出
し、低速ディジタル信号を復元する。送信部116では、
復元された低速ディジタル信号を低速伝送装置へ送信す
る。
【0072】スタッフビットを除去するデスタッフ処理
を行うと復元したクロックに必ず位相変動、即ちデスタ
ッフジッターが発生する。しかし、低速ディジタル信号
が同期ディジタル信号であり再生したクロックの周波数
が網同期クロックの周波数と一致している場合は、位相
差は常に正スタッフしきい値と負スタッフしきい値とに
よって規定される一定範囲内に留まるため、正負スタッ
フ処理は実行されない。従って、同期ディジタル信号に
対しては、正負スタッフ処理に伴う同期品質劣化を引き
起こすことなく、同期ディジタル信号と非同期ディジタ
ル信号とを多重化することができる。また、全ての低速
ディジタル信号に対して正スタッフ処理により周波数同
期を行う構成としてもよい。この場合、同期信号に対し
てもスタッフ処理を行うため、デスタッフによる同期品
質劣化が起きる。しかし、正スタッフ処理回路は正負ス
タッフ処理回路より簡易な構成で実現できるため、低速
ディジタル信号のインターフェースに具えられる周波数
同期機能のコストを低くすることができる。また、網同
期した超高速クロックを生成するための技術的課題を回
避することができる。また、多重化信号のクロック周波
数を自由に設定できるため、スタッフパルスを挿入する
割合を高くし、分離装置でフェーズロックループを用い
てデスタッフジッターを抑圧することができる。
【0073】図16は本発明による伝送システムの第5
の実施の形態の構成を示すブロック図である。この実施
の形態では、非同期ディジタル信号のインターフェ一ス
のみに正負スタッフ処理による周波数同期機能を具え
る。同期ディジタル信号に対しては周波数同期機能を省
略することにより、装置の低コスト化を図ることができ
る。図17は本発明による伝送システムの多重装置101
における周波数同期部103の構成例を示すブロック図で
ある。入力する低速ディジタル信号はXビットバッファ
メモリー(Xは整数)201及びX−1ビットバッファメモ
リー202両者に蓄積され、同時に、クロック抽出部203で
入力する低速ディジタル信号からクロックが抽出され、
クロックカウンター204でカウントされる。カウント結
果が制御パルス発生コントローラ205に転送され、装置
クロック発生部209のクロック数との比較により、制御
パルス発生部206、207及び208が駆動される。入力信号
から抽出されたクロックのカウントが装置クロック発生
部209のクロックのカウントと一致している場合には、
Xビットバッファメモリー201から順次データが続出さ
れ、X−1ビットバッファメモリー202からは読出されな
い。新規オーバーヘッド210により、スタッフ処理は行
われない旨の情報がオーバーヘッド挿入部211に送られ
る。
【0074】入力信号から抽出されたクロックのカウン
トが装置クロック発生部209のクロックのカウントより
少ない場合には、Xビットバッファメモリー201からの
読出しが一時中止され、X−1ビットバッファメモリー2
02からも読出されない。新規オーバーヘッド210によ
り、正スタッフ処理が行われた旨の情報がオーバーヘッ
ド挿入部2llに送られる。入力信号から抽出されたクロ
ックのカウントが装置クロック発生部209のクロックの
カウントより多い場合には、Xビットバッファメモリー
201への書込みが一時中止され、Xビットバッファメモ
リー201及びX−1ビットバッファメモリー202両者から
データが読出される。新規オーバーヘッド210により、
X−1ビットバッファメモリー202から読出されたデータ
及び負スタッフ処理が行われた旨の情報がオーバーヘッ
ド挿入部211に送られる。このようなスタッフ処理によ
って、入力された低速ディジタル信号が同期化され多重
変換部105に入力される。多重変換部105では、複数の同
期ディジタル信号を時分割多重して高速ディジタル信号
を生成し、伝送路に送出する。図18は本発明による伝
送システムの分離装置111における周波数復元部114の構
成例を示すブロック図である。装置クロック発生部304
では、多重分離部113から入力される同期ディジタル信
号から抽出されたクロックに基づいて装置クロックを生
成する。オーバーヘッド分離部301で、この装置クロッ
クを用いて同期ディジタル信号からスタッフ情報転送用
オーバーヘッド及び負スタッフ用オーバーヘッド302が
読出され、制御パルス発生コントローラ305がスタッフ
処理の有無を判定する。同期ディジタル信号はXビット
バッファメモリー303に入力される。
【0075】スタッフ処理が行われていない場合には、
電圧制御発振器310と装置内クロックが同期した周波数
でXビットバッファメモリー303から順次データが読出
される。正スタッフ処理が行われていた場合には、制御
パルス発生コントローラ305が、正スタッフ回数を長い
時間で平均化処理して電圧制御発振器310を制御し、読
出しクロックを調整すると共に、制御パルス発生部308
により、スタッフパルス挿入位置でXビットバッファメ
モリー303の書込みクロックが除去され、デスタッフが
行われる。負スタッフ処理が行われていた場合には、制
御パルス発生コントローラ305が負スタッフ回数を長い
時間で平均化処理して電圧制御発振器310を制御し、読
出しクロックが1ビット遅らされると共に、セレクタ30
6により、負スタッフ用オーバーヘッドからデータが読
出される。以上により、元の周波数の低速ディジタル信
号が復元される。
【0076】図19は、本発明の伝送システムにおける
第6の実施の形態を説明する図である。図19は、本発
明の伝送システムにおける多重装置(図15及び16の
101、図17)において生成される多重化信号を、更に
光時分割多重によって多重化して伝送する場合を示す図
である。このように光時分割多重を用いることにより、
電気回路の速度限界を超える超高速化が可能になる。
【0077】図20は、本発明の伝送における第7の実
施の形態を説明する図である。図20は、本発明の伝送
システムにおける多重装置において生成される多重化信
号を、更に波長分割多重によって多重化して伝送する場
合を示す図である。波長分割多重を用いることにより、
一つの伝送路における伝送容量を拡大することができ
る。
【0078】図21は、本発明の伝送システムにおける
第8の実施の形態を説明する図である。図21は、本発
明の伝送システムにおける多重装置において生成される
多重化信号を、更に光時分割多重によって多重化し、そ
れを更に波長分割多重によって多重化して伝送する場合
を示す図である。光時分割多重と波長分割多重とを併用
することにより、一つの伝送路における伝送容量を大幅
に拡大することができる。
【0079】
【発明の効果】当該発明によれば、その目的は、クライ
アント側のオーバーヘッドを含むクライアント信号全体
をトランスペアレントに時分割多重化するとともに、新
規オーバーヘッド(OH)を付加し、当該新規OHにF
EC用ビット、フレーム同期用ビットあるいはチャネル
識別用ビット、CLK調整用ビットおよびプロテクショ
ン用ビットをそれぞれ定義した信号を伝送フレームとす
ることで、クライアント信号に対してOHトランスペア
レンシーでかつ高品質な伝送サービスを実現することに
より達せられる。これにより、ユーザー信号、例えばS
DHフォーマットの信号に新規オーバーヘッドを付加
し、この新規オーバーヘッドを用いてスタッフ処理を行
うことにより、周波数同期機能を実現し、この周波数同
期機能により、ユーザー信号のオーバーヘッドの機能を
使用せずに、低速ディジタル信号の同期化を行い、時分
割多重を行うことができる。
【0080】また新規オーバーヘッドを用いて、切替制
御を行うことにより故障復旧に高品質な伝送路を得るこ
とができる。さらにこの新規オーバーヘッドをクライア
ントごとに使用可能とすることで、まちまちな要求に柔
軟に対応することができる。本発明によれば、数々の異
なるクライアントを多重することによって伝送コストを
下げ、また数々のクライアントにトランスペアレントで
かつ高品質なサービスを提供することができる。特に、
ビットスリップが無いという意味と、伝送路故障に自動
的に信号が救済されるという意味で高品質である。ま
た、クライアントの要求に応じて周波数調整機能と切替
機能とをオプション化することができる。このことによ
り品質の要求が異なるクライアントを柔軟に収容できる
効果がある。また、本発明によれば、電気通信事業者は
SDHのポインター機能を使用せずに、同期ディジタル
信号及び非同期ディジタル信号を安定した通信品質で多
重化することができ、SDHのフレーム全体をユーザー
信号扱いすることができる。このため、ユーザーは、ユ
ーザーネットワークの監視にSDHのオーバーヘッドを
利用することができる。また、ポインター機能を持って
いないインターフエースカードを実装した高速ルータを
電気通信事業者のネットワークヘ直接収容することがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、従来の光伝送システムにおける信号
形式を示す図である。
【図2】 図2は、本発明の光伝送システムの第1の実
施の形態を示すネットワーク構成図である。
【図3】 図3は、本発明の光伝送システムにおける信
号形式の一例を示す図である。
【図4】 図4は、本発明の光伝送システムにおけるク
ロック周波数調整機能部を示す構成図である。
【図5】 図5は、本発明の光伝送システムの第2の実
施の形態を示すネットワーク構成図である。
【図6】 図6は、本発明の光伝送システムの第3の実
施の形態を示す装置構成図である。
【図7】 図7は、本発明の光伝送システムの第3の実
施の形態を示す装置構成図であり、40Gbit/s TDM Rin
g System 装置構成図とオプション機能実施例を示した
図である。
【図8】 図8は、スタッフ同期方式の原理を説明する
ための図である。
【図9】 図9は、スタッフ同期多重変換装置の構成を
示すブロック図である。
【図10】 図10は、スタッフ同期多重分離装置の構
成を示すブロック図である。
【図11】 図11は、SDHのSTMフレームを示す
図である。
【図12】 図12は、ポインターを示す図である。
【図13】 図13は、正スタッフ処理を説明するため
のSDHのSTMフレームを示す図である。
【図14】 図14は、負スタッフ処理を説明するため
のSDHのSTMフレームを示す図である。
【図15】 図15は、本発明による同期多重伝送シス
テムの第4の実施例の構成を示すブロック図である。
【図16】 図16は、本発明による同期多重伝送シス
テムの第5の実施例の構成を示すブロック図である。
【図17】 図17は、本発明による同期多重伝送シス
テムの多重装置の周波数同期部の構成例を示すブロック
図である。
【図18】 図18は、本発明による同期多重伝送シス
テムの分離装置の周波数復元部の構成例を示すブロック
図である。
【図19】 図19は、本発明による同期多重伝送シス
テムの第6の実施例を説明する図である。
【図20】 図20は、本発明による同期多重伝送シス
テムの第7の実施例を説明する図である。
【図21】 図21は、本発明による同期多重伝送シス
テムの第8の実施例を説明する図である。
【符合の説明】
10,40:WDM−NW 11,41:TDM伝送装置 12,42:WDM−MUX/DMX 13,43:40G NE−OpS 21:DPTリング 22:BLSR 23:STM−16LT 24 : WS 25:GSR 26:GbE 31〜34:CLK周波数変換回路 35:局内CLKBIT位相同期回路 36:OH INS/DRP 37:書き込み/読み出し回路 38:MUX/DMX 51〜54:低速IF 55:TDM及び新規OH挿入・終端 101 多重装置 102 受信部 103 周波数同期部 104 共通制御部 105 多重変換部 106 送信部 107 クロック供給部 111 分離装置 112 受信部 113 多重分離部 114 周波数復元部 115 共通制御部 116 送信部 201 Xビットバッファメモリー 202 X−1ビットバッファメモリー 203 クロック抽出部 204 クロックカウンター 205 制御パルス発生コントローラ 206、207、208 制御パルス発生部 209 装置クロック発生部 210 新規オーバーヘッド 211 オーバーヘッド挿入部 301 オーバーヘッド分離部 302 負スタッフ用オーバーヘッド 303 Xビットバッファメモリー 304 装置クロック発生部 305 制御パルス発生コントローラ 306 セレクタ 307、308 制御パルス発生部 309 低域通過フィルタ 310 電圧制御発振器 411 クロック抽出部 412 バッファメモリー 413 タイミング発生部 414 スタッフ制御部 415 多重変換部 416 位相比較部 421 多重分離部 422 クロック抽出部 423 バッファメモリー 424 デスタッフ制御部 425 フェーズロックループ 426 位相比較部 427 低域通過フィルタ 428 電圧制御発振部 431 セクションオーバーヘッド 432 ペイロード 433 ポインター 434 ユーザー情報 441 ポインター 442 スタッフバイト 451 ポインター 452 ユーザー情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 隆 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 鳥羽 弘 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−200495(JP,A) 国際公開99/041863(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 H04B 10/00 H04B 10/20 H04L 7/08 JICSTファイル(JOIS)

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長分割多重光伝送システムにおいて、 クライアント側のオーバーヘッドを含む低速のクライア
    ント信号全体をトランスペアレントに時分割多重すると
    ともに、新規オーバーヘッドを付加し、該新規オーバーヘッドにフレーム同期あるいはチャンネ
    ル選択用のビットを定義し、該ビットの挿入周期をクラ
    イアントのフレーム周期より短くし、 該新規オーバーヘッドに誤り訂正符号用ビットを定義
    し、該誤り訂正を行い、 該新規オーバーヘッドにクライアントのクロック周波数
    調整用のネガティブスタッフの時のデータ格納用のビッ
    トを定義し、また、ポジティブスタッフ時にはペイロー
    ド内にスタッフビットを挿入し、 スタッフィング情報を該新規オーバーヘッドに定義し、 該時分割多重がビットインターリーブもしくはバイトイ
    ンターリーブであり、 該時分割多重され、該新規オーバーヘッドが付加された
    信号を一波長として波長分割多重伝送することを特徴と
    する光伝送システム。
  2. 【請求項2】 請求項記載の光伝送システムにおい
    て、信号の品質劣化あるいは故障の検出を誤り訂正ビッ
    ト数カウンタを用いて行うことを特徴とする光伝送シス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光伝送システムにおい
    て、伝送路故障時の自動復旧機能がクライアント毎にオ
    プション化されていることを特徴とする光伝送システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の光伝送システムにおい
    て、クライアント端末からのLANインターフェースを
    直接収容し、さらに低速インターフェース間あるいは対
    向装置の低速インターフェースヘのルーティング機能を
    有することを特徴とする光伝送システム。
  5. 【請求項5】 請求項記載の光伝送システムにおい
    て、クライアント端末からの低速信号を高速側のチャネ
    ルにマッピングした後に時分割多重することを特徴とす
    る光伝送システム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の光伝送システムにおい
    て、クライアント信号の低速入出力の監視制御をアナロ
    グ手段をもって行うことを特徴とする光伝送システム。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の一波長の光伝送システム
    において、リング型網構成とすることを特徴とする光伝
    送システム。
  8. 【請求項8】 請求項記載の光伝送システムにおい
    て、方路設定用のクロスコネクトスイッチがセレクタで
    構成されていることを特徴とする光伝送システム。
  9. 【請求項9】 請求項記載の光伝送システムにおい
    て、リング当たりのサブネットワーク監視制御をSNMP
    (Simple NetWork Management Protocol)で行うことを
    特徴とする光伝送システム。
  10. 【請求項10】 請求項記載の光伝送システムにおい
    て、装置間のコネクションの管理がセクション毎のタイ
    ムスロットの使用状態により管理することを特徴とする
    光伝送システム。
  11. 【請求項11】 網同期クロックを供給するクロック供
    給部、 低速の光信号を光電変換し同期ディジタル信号及び非同
    期ディジタル信号を再生する受信部、同期ディジタル信号及び非同期ディジタル信号に 新規オ
    ーバーヘッドを付加し、非同期ディジタル信号ついては
    該新規オーバーヘッドを用いて正負スタッフ処理を行
    い、非同期ディジタル信号の周波数を網同期クロックの
    周波数に同期化する周波数同期部、 同期化された複数のディジタル信号及び非同期ディジタ
    ル信号をトランスペアレントに時分割多重する多重変換
    部、 前記周波数同期部と前記多重変換部とを制御する共通制
    御部、 時分割多重された高速ディジタル信号を光信号に変換
    し、通信路へ送信する送信部を具える多重装置、及び、 高速の光信号を光電変換し、高速ディジタル信号を再生
    する受信部、 高速ディジタル信号を多重分離し、同期化された低速デ
    ィジタル信号を再生する多重分離部、 同期化された低速ディジタル信号に付加されている新規
    オーバーヘッドを参照し、正負スタッフ処理により同期
    化されたディジタル信号を元の非同期ディジタル信号
    周波数に変換する周波数復元部、 前記多重分離部と前記周波数復元部とを制御する共通制
    御部、 復元されたディジタル信号及び非同期ディジタル信号
    光信号に変換し、低速伝送装置へ送信する送信部を具え
    る分離装置を具備することを特徴とする同期多重伝送シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の同期多重伝送シ
    ステムにおいて、前記周波数同期部が、クロックカウン
    ター、Xビットバッファメモリー、X−1ビットバッフ
    ァメモリー、制御パルス発生部、制御パルス発生コント
    ローラ、負スタッフ用オーバーヘッド挿入部、スタッフ
    情報転送用オーバーヘッド挿入部、同期ディジタル信号
    又は非同期ディジタル信号である入力データからクロッ
    クを抽出するクロック抽出部、及び、装置クロック発生
    部を具えることを特徴とする同期多重伝送システム。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の同期多重伝送シ
    ステムにおいて、入力データが前記Xビットバッファメ
    モリー及びX−1ビットバッファメモリー両者に蓄積さ
    れ、入力データ信号のクロックが前記クロック抽出部に
    より抽出され、抽出されたクロックが前記クロックカウ
    ンターによりカウントされ、クロックカウント結果が前
    記制御パルス発生コントローラに転送され、該制御パル
    ス発生コントローラ内部でカウントクロック数と前記装
    置クロック発生部により決定しているクロック数との比
    較により前記制御パルス発生部が駆動されることを特徴
    とする同期多重伝送システム。
  14. 【請求項14】 請求項12又は13に記載の同期多重
    伝送システムにおいて、 クロックカウント数が規定数と一致している場合は、前
    記Xビットバッファメモリーからビットを順次読出し且
    つX−1バッファメモリーからは読出しせず、前記スタ
    ッフ情報転送用オーバーヘッド挿入部にその旨を通知
    し、 クロックカウント数が規定数より小さい場合は、Xビッ
    トバッファメモリーからの読出しを一時中止し且つX−
    1バッファメモリーからは読出しせず、前記スタッフ情
    報転送用オーバーヘッド挿入部にその旨を通知し、 クロックカウント数が規定数より大きい場合は、Xビッ
    トバッファメモリーヘの書込みを一時中止し且つ前記X
    ビットバッファメモリー及びX−1ビットバッファメモ
    リー両者からビットを読出し、X−1ビットバッファメ
    モリーからの読出し情報を前記負スタッフ用オーバーヘ
    ッド挿入部に転送し、前記スタッフ情報転送用オーバー
    ヘッド挿入部にその旨を通知することを特徴とする同期
    多重伝送システム。
  15. 【請求項15】 請求項11に記載の同期多重伝送シ
    ステムにおいて、前記周波数復元部が、伝送路からクロ
    ックを抽出し該クロックを装置クロックに変換する装置
    クロック発生部、Xビットバッファメモリー、制御パル
    ス発生部、制御パルス発生コントローラ、負スタッフ用
    オーバーヘッド読出し回路、スタッフ情報転送用オーバ
    ーヘッド読出し回路、負スタッフ用オーバーヘッド読出
    し回路の出力とXビットバッファメモリーの出力とを選
    択するセレクタ回路、及び、電圧制御発振器を具えるこ
    とを特徴とする同期多重伝送システム。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の同期多重伝送シ
    ステムにおいて、高速側からのデータが前記Xビットバ
    ッファメモリーに書込まれ、同時に、スタッフ情報転送
    用オーバーヘッド情報が前記スタッフ情報転送用オーバ
    ーヘッド読出し回路により読出され、読出されたスタッ
    フ情報転送用オーバーヘッド情報が前記制御パルス発生
    コントローラに転送されることを特徴とする同期多重伝
    送システム。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載の同期多重伝送シス
    テムにおいて、 スタッフ処理がない場合は、前記電圧制御発振器が装置
    内クロックと同期した周波数でXビットバッファメモリ
    ーからビットを順次続出し、 正スタッフが数回ある場合は、前記制御パルス発生コン
    トローラが正スタッフ回数を長い時間で平均化処理し、
    前記電圧制御発振器を制御して読出しクロックを制御
    し、 負スタッフが数回ある場合は、前記制御パルス発生コン
    トローラが負スタッフ回数を長い時間で平均化処理し、
    前記電圧制御発振器を制御して読出しクロックを制御
    し、同時に前記負スタッフ用オーバーヘッド読出し回路
    から情報を読出し、前記セレクタ回路が前記Xビットバ
    ッファメモリーから前記負スタッフ用オーバーヘッド読
    出し回路に切替えて連続データ信号となるように制御す
    ることを特徴とする同期多重伝送システム。
  18. 【請求項18】 ディジタル信号に新規オーバーヘッ
    ドを付加し、該オーバーヘッドを用いて正スタッフ処理
    を行い、該ディジタル信号の周波数をどの低速信号より
    も早いクロックに同期化する手段、該同期化されたディ
    ジタル信号をトランスペアレントに時分割多重する手
    段、及び、多重分離し元のディジタル信号を復元する手
    段を具備することを特徴とする同期多重伝送システム。
  19. 【請求項19】 請求項11又は18に記載の同期多重
    伝送システムにおいて、多重化信号を更に光時分割多重
    によって多重化することを特徴とする同期多重伝送シス
    テム。
  20. 【請求項20】 請求項11又は18に記載の同期多重
    伝送システムにおいて、多重化信号を更に波長分割多重
    によって多重化することを特徴とする同期多重伝送シス
    テム。
  21. 【請求項21】 請求項19に記載の同期多重伝送シス
    テムにおいて、多重化信号を更に波長分割多重によって
    多重化することを特徴とする同期多重伝送システム。
  22. 【請求項22】 同期ディジタル信号及び非同期ディジ
    タル信号を多重化するに際し、ディジタル信号に新規オ
    ーバーヘッドを付加し、該オーバーヘッドを用いて正負
    スタッフ処理を行い、網同期クロックの周波数に同期化
    し、トランスペアレントに時分割多重して送信し、受信
    側で多重分離して元のディジタル信号を復元することを
    特徴とする同期多重伝送方法。
  23. 【請求項23】 同期ディジタル信号及び非同期ディジ
    タル信号を多重化するに際し、ディジタル信号に新規オ
    ーバーヘッドを付加し、該オーバーヘッドを用いて正ス
    タッフ処理を行い、周波数を同期化し、トランスペアレ
    ントに時分割多重して送信し、受信側で多重分離して元
    のディジタル信号を復元することを特徴とする同期多重
    伝送方法。
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