JP5861677B2 - 吸着構造、ロボットハンドおよびロボット - Google Patents

吸着構造、ロボットハンドおよびロボット Download PDF

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Description

開示の実施形態は、吸着構造、ロボットハンドおよびロボットに関する。
従来、ウェハやガラス基板といった薄板状の基板を搬送する基板搬送用のロボットが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
かかるロボットは、たとえば、アームと、アームの先端部に設けられるロボットハンド(以下、「ハンド」と記載する)とを備え、かかるハンドを用いて基板を保持しつつ、アームを水平方向などに動作させることによって基板を搬送する。
なお、搬送中においては、確実に基板を保持して位置ずれを防ぐ必要があることから、ハンドに真空パッドなどを用いた吸着構造を有し、これにより吸着することで、搬送中の基板を固定するロボットも提案されている。
ところで、かかるロボットが半導体製造プロセスにおいて用いられるような場合、基板は、成膜処理などの熱処理工程を経ることから、この熱処理工程により高温となった基板を搬送することもある。
特開2008−28134号公報
しかしながら、上述した従来技術には、反りの生じた基板を確実に吸着するうえで更なる改善の余地がある。
具体的には、基板は、上述のような熱処理工程を経た後、熱の影響を受けて反りを生じる場合がある。このような場合、上述の真空パッドの表面と基板の表面との間に隙間が生じてしまい、真空吸着を行えずに基板を固定できないという問題点があった。
なお、これは、基板が薄型化した場合や大型化した場合、基板の材質による場合、または、処理工程上における基板の状態変化、たとえば、上述のように熱や成膜の影響等による場合などに生じうる共通の課題である。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、反りの生じた基板を確実に吸着することができる吸着構造、ロボットハンドおよびロボットを提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る吸着構造は、固定ベースと、パッドと、支持部と、ねじり部と、シール部材と、吸気孔とを備える。前記パッドは、被吸着物に接触する接触部を有する。前記支持部は、平面視で前記パッドを貫く直線沿いに配置され前記固定ベースに対して前記パッドを固定する。前記ねじり部は、前記支持部にあって前記パッドが前記直線を中心に傾動可能に前記パッドを支持する。前記シール部材は、前記パッドおよび前記固定ベースの間に設けられる。前記吸気孔は、前記接触部に囲まれた空間を前記シール部材を通って真空源に連通させる。
実施形態の一態様によれば、反りの生じた基板を確実に吸着することができる。
図1は、実施形態に係るロボットの斜視模式図である。 図2は、ハンドの平面模式図である。 図3Aは、パッドの平面模式図である。 図3Bは、図3Aに示すA−A’線略断面図である。 図4Aは、パッドの取り付け構造を示す略断面図(その1)である。 図4Bは、パッドの取り付け構造を示す略断面図(その2)である。 図5Aは、パッドの配置例を示す平面模式図である。 図5Bは、パッドの動きを示す平面模式図である。 図6Aは、第1の変形例に係るパッドの平面模式図である。 図6Bは、図6Aに示すB−B’線略断面図である。 図6Cは、第2の変形例に係るパッドの平面模式図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する吸着構造、ロボットハンドおよびロボットの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
また、以下では、ロボットが、被搬送物としてウェハを搬送する基板搬送用ロボットである場合を例に挙げて説明を行う。ウェハには、符号「W」を付す。また、以下では、「機械構造を構成し、互いに相対運動可能な個々の剛体要素」を「リンク」とし、かかる「リンク」を「アーム」と記載する場合がある。
まず、実施形態に係るロボット1の構成について図1を用いて説明する。図1は、実施形態に係るロボット1の斜視模式図である。
なお、説明を分かりやすくするために、図1には、鉛直上向きを正方向とし、鉛直下向きを負方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。したがって、XY平面に沿った方向は、「水平方向」を指す。かかる直交座標系は、以下の説明に用いる他の図面においても示す場合がある。
また、以下では、説明の便宜上、ロボット1の旋回位置や手先の向きが図1に示す状態であるものとして、ロボット1における各部位の位置関係を説明する。
また、以下では、複数個で構成される構成要素については、複数個のうちの一部にのみ符号を付し、その他については符号の付与を省略する場合がある。かかる場合、符号を付した一部とその他とは同一の構成であるものとする。
図1に示すように、ロボット1は、基台2と、昇降部3と、第1関節部4と、第1アーム5と、第2関節部6と、第2アーム7と、第3関節部8と、ハンド10とを備える。
基台2は、ロボット1のベース部であり、床面や壁面と固定されるほか、ベース部上面にて、装置と固定されることもある。昇降部3は、かかる基台2から鉛直方向(Z軸方向)にスライド可能に設けられ(図中の両矢印a0参照)、ロボット1のアーム部を鉛直方向に沿って昇降させる。
第1関節部4は、軸a1まわりの回転関節である。第1アーム5は、かかる第1関節部4を介し、昇降部3に対して回転可能に連結される(図中の軸a1まわりの両矢印参照)。
また、第2関節部6は、軸a2まわりの回転関節である。第2アーム7は、かかる第2関節部6を介し、第1アーム5に対して回転可能に連結される(図中の軸a2まわりの両矢印参照)。
また、第3関節部8は、軸a3まわりの回転関節である。ハンド10は、かかる第3関節部8を介し、第2アーム7に対して回転可能に連結される(図中の軸a3まわりの両矢印参照)。
なお、ロボット1には、モータなどの駆動源(図示略)が搭載されており、第1関節部4、第2関節部6および第3関節部8のそれぞれは、かかる駆動源の駆動に基づいて回転する。
ハンド10は、ウェハWを真空吸着して保持するエンドエフェクタである。ハンド10の構成の詳細については、図2以降を用いて後述する。なお、図1では、ロボット1が1個のハンド10を備える場合を図示しているが、ハンド10の個数を限定するものではない。
たとえば、軸a3を同心として重ねて設けられ、それぞれ独立して軸a3まわりに回転可能となるようにハンド10を複数個設けてもよい。
そして、ロボット1は、昇降部3による昇降動作、各アーム5,7およびハンド10の回転動作を組み合わせることによって、ウェハWを搬送する。なお、これら各種動作は、通信ネットワークを介してロボット1と相互通信可能に接続された制御装置20からの指示によって行われる。
制御装置20は、ロボット1の動作制御を行うコントローラである。たとえば、制御装置20は、上述の駆動源の駆動を指示する。そして、ロボット1は、かかる制御装置20からの指示に従って駆動源を任意の角度だけ回転させることで、アーム部を回転動作させる。
なお、かかる動作制御は、あらかじめ制御装置20に格納されている教示データに基づいて行なわれるが、やはり相互通信可能に接続された上位装置30から教示データを取得する場合もある。
次に、ハンド10の構成について、図2を用いて説明する。図2は、ハンド10の平面模式図である。なお、図2には、規定位置にあるウェハWを二点鎖線で示している。かかる規定位置にあるウェハWの中心には、以下、符号「C」を付す。
図2に示すように、ハンド10は、第2アーム7の先端部において、第3関節部8を介し、軸a3まわりに回転可能に設けられる。ハンド10は、プレート支持部11と、プレート12と、パッド13と、真空路14とを備える。
プレート支持部11は、第3関節部8に連結され、プレート12を支持する。プレート12は、ハンド10の基部にあたる部材であり、セラミックス等により形成される。なお、図2には、先端側が二股に分かれた形状のプレート12を例示しているが、プレート12の形状を限定するものではない。
パッド13は、ウェハWを真空吸着することでハンド10上へ保持する部材である。本実施形態では、かかるパッド13が、図2に示す位置に3個設けられ、ウェハWを3点で吸着して保持するものとする。なお、パッド13の個数は限定されるものではなく、たとえば、3個以上設けられてもよい。また、パッド13の構成については、図3A以降を用いて詳しく述べる。
真空路14は、パッド13それぞれから真空源(図示略)に延びる吸気経路であり、一例として図2に示すように、プレート12の内部に形成される。なお、真空源は、パッド13にウェハWが置かれることでかかる真空路14を介して吸引を行い、パッド13にウェハWを吸着させる。なお、真空路14は、真空源からの吸引が可能な形態であれば、どこに形成されてもよい。
ところで、ウェハWに生じる反りの態様としては、中心Cにかけて徐々に盛り上がったいわゆる「ドーム型」や、中心Cにかけて徐々にへこんだいわゆる「椀型」、またウェハW内にてこれら両方の変形を併せ持ったランダム変形がある。ただし、実際の変形でのパッド13上の局所的部分においては、「ドーム型」あるいは「椀型」のいずれかを想定しておけば十分であるため、以下では、これら「ドーム型」および「椀型」の場合を例に挙げて、パッド13の挙動を説明する。
すなわち、ウェハWは、径方向をたわみ方向とする反りの態様をとるといえる。本実施形態は、このような反りを生じたウェハWであっても、かかるウェハWにパッド13を確実に倣わせ、真空吸着するものである。
次に、パッド13の構成について説明する。なお、以下の説明では、図2に示したパッド13のうち、閉曲線P1で囲まれたパッド13を主たる例に挙げる。
図3Aは、パッド13の平面模式図である。また、図3Bは、図3Aに示すA−A’線略断面図である。図3Aに示すように、パッド13は、接触部13aと、主面部13bと、吸気孔13cと、支持部13dとを備える。
また、図3Bに示すように、パッド13は、固定部13eと、第1突起部13fと、第2突起部13gとを備える。
かかるパッド13は、樹脂等の種々の材料を用いて形成することができる。たとえば、その材料は、ウェハWの変形に倣うことができるという点から言えば、可撓性を有するものが好ましい。
また、高温状態のウェハWに接触するという点からは、耐熱性に優れるものが好ましい。したがって、一例としては、ポリイミド樹脂等を好適に用いることができる。本実施形態では、パッド13が、かかるポリイミド樹脂を用いて一体成形されているものとする。
接触部13aは、被吸着物であるウェハWに接触する部材である。主面部13bは、パッド13のいわば基板にあたる部材であり、その外周を接触部13aによって囲まれる。なお、図3Aには、略円形状の主面部13bを例示しているが、主面部13bの形状を限定するものではない。
また、主面部13bは、中央部に吸気孔13cが形成される。吸気孔13cは、接触部13aに囲まれた空間を、後述するシール部材15(図4Aまたは図4B参照)を通って真空源に連通させる。支持部13dは、プレート12に対してパッド13を固定する部材であり、パッド13において直線上の位置に配置される。
固定部13eは、支持部13dからプレート12側に下垂させて設けられる部材であり、先割れ形状で頭部に返しとなる突起を有した形状に形成される。なお、かかる固定部13eは、自由状態で拡開する弾性を有することが好ましい。
第1突起部13fは、後述するシール部材15(図4Aまたは図4B参照)の位置決め用となる突起部である。具体的には、第1突起部13fは、シール部材15に接触してシール部材15の位置を規制する。第2突起部13gは、パッド13のずれ防止用となる突起部である。
次に、パッド13の取り付け構造について説明する。図4Aおよび図4Bは、パッド13の取り付け構造を示す略断面図(その1)および(その2)である。なお、図4Aおよび図4Bは、図3Aに示したA−A’線に対応している。
図4Aに示すように、プレート12には、真空路14に連なる吸気孔12aと、固定部13eに対応する貫通孔12bと、第2突起部13gに係合する係合孔12cとがあらかじめ形成される。すなわち、プレート12は、本実施形態に係る吸着構造の固定ベースである。
また、パッド13とプレート12との間には、シール部材15が設けられる。シール部材15は、略環状に形成された弾性体であって、たとえば、シリコン樹脂等を用いて形成される。
また、シール部材15の内周は、第1突起部13fの外周に密着する寸法で形成される。また、シール部材15は、パッド13とプレート12との間隔h2(図4B参照)よりも大きい高さh1を有して形成される。
そして、パッド13は、第1突起部13fの外周およびシール部材15の内周と、第2突起部13gおよび係合孔12cとをそれぞれ係合させつつ、固定部13eを貫通孔12bに挿し込むことによってプレート12に取り付けられる。
ここで、図4Bに示すように、固定部13eは、先端部に返しとなる突起を有しているので、工具を用いることなく、パッド13をプレート12に緊合させることができる。すなわち、パッド13をプレート12へ容易に取り付けることができるので、エンドユーザの現場等において効率よく交換作業を実施することができる。
また、接着剤を用いることなく、パッド13をプレート12へ取り付けることができるので、ウェハWが高温の場合に接着剤に含まれる有機物が揮発して製品に影響を及ぼすのを防ぐことができる。
また、シール部材15は、パッド13とプレート12との間隔h2よりも大きい高さh1を有しているので、押しつぶされた状態で圧着されることになる。これにより、吸気孔13c,12aの間を確実に封止して気密空間を確保することができる。
なお、図4Aおよび図4Bでは、各突起部13f,13gが、パッド13側に設けられる場合を示したが、無論、プレート12側に設けられていてもよい。
また、本実施形態に係る吸着構造は、パッド13がこのように取り付けられることで、支持部13dにあってパッド13が支持部13dの軸線を中心に傾動可能となるようにパッド13を支持するねじり部13hを備えることとなる。この点については、図5Bを用いて後述する。
次に、パッド13の配置例とその動きについて説明する。図5Aは、パッド13の配置例を示す平面模式図である。また、図5Bは、パッド13の動きを示す平面模式図である。
図5Aに示すように、一例としてパッド13は、規定位置にあるウェハWの径方向に対して、支持部13dの軸線axが略直交する向きとなるように配置される。言い換えれば、支持部13dの軸線axが、規定位置にあるウェハWの中心Cから仮想的に描かれる同心円の接線方向を向くように配置される。
これにより、まず、ドーム型や椀型といった径方向に沿った反りの態様をとるウェハWに対して、パッド13を径方向に略直交する軸線axまわりに傾動させやすくできるので、反りのあるウェハWであってもパッド13を倣わせやすくすることができる。
なお、図5Bに示すように、パッド13はプレート12に対し、支持部13dの一端側を固定部13eによって固定されている。このため、パッド13は、支持部13dの他端側を捻転させる、すなわちねじることによって、軸線axまわりに傾動することとなる(図中の矢印501参照)。なお、このときのねじり力には、パッド13の可撓性とシール部材15の弾性が相乗的に作用する。
言い換えれば、本実施形態に係る吸着構造は、支持部13dにあってパッド13が軸線axを中心に傾動可能にパッド13を支持するねじり部13h(図5Bの塗りつぶし領域参照)を備える。これにより、パッド13が軸線axを中心に傾動可能となり、反りの生じたウェハWであってもパッド13を容易に倣わせることができる。すなわち、確実にウェハWを吸着することができる。
ところで、パッド13の形状や固定方法は、これまで示してきた例に限られない。そこで、次に、パッド13の変形例について、図6A〜図6Cを用いて説明する。なお、図6Aおよび図6Bに示す変形例は、第1の変形例とする。また、図6Cに示す変形例は、第2の変形例とする。
図6Aは、第1の変形例に係るパッド13’の平面模式図である。また、図6Bは、図6Aに示すB−B’線略断面図である。
第1の変形例に係るパッド13’は、直線上に配置される支持部13dを備える点は上述してきたパッド13と同様であるが、支持部13dの一端側と他端側とで幅が違う点が異なる。
すなわち、図6Aに示すように、パッド13’は、一端側(固定部13eおよびその周囲)よりも幅の小さい他端側(ねじり部13h)を有する。これにより、ねじり部13hは、支持部13dにあって部分的に剛性が低い部位となる。
すなわち、ねじり部13hが捻転しやすくなり、パッド13’を傾動させやすくすることができるので、反りの生じたウェハWであってもパッド13を容易に倣わせることが可能となる。すなわち、確実にウェハWを吸着することができる。
なお、パッド13’が傾動しやすくなるうえでは、かかる傾動によって位置ずれしないように、シール部材15を確実に押さえつけて圧着することが好ましい。そこで、図6Bに示すように、ねじり部13hからプレート12側に向けてリブ部13iを形成することとしてもよい。
これにより、リブ部13iによって確実にシール部材15を押さえつけ、圧着することができる。すなわち、シール部材15の位置ずれを防ぎ、真空路14に連なる気密空間を確実に確保することができる。
また、これまでは、固定部13eが、いわば先割れピン状の固定具である場合を例に挙げたが、締結部材を用いることとしてもよい。図6Cは、第2の変形例に係るパッド13’’の平面模式図である。
すなわち、図6Cに示すように、ボルトやネジといった締結部材SCを用いてパッド13’’を固定するように固定部13e’を構成してもよい。この場合、支持部13dには、貫通孔が形成され、プレート12にはこれに係合する孔部が形成される。そして、支持部13dの貫通孔へ挿通させた締結部材SCを、プレート12の孔部へ挿入して固定することで、パッド13’’がプレート12に対して固定される。
かかる場合もまた、先割れピン状の固定部13eの場合と同様に、接着剤等を用いることなく容易にパッド13’’を取り付けることができるので、製品への影響を排しつつ、効率的に交換作業を行うことができる。
また、図示していないが、これまで説明した固定部13eや第2突起部13g等に、たとえば、プレート支持部11の方から導体を導くこととしてもよい。これにより、ウェハWの帯電防止に資することができるので、ウェハWにパーティクル等が付着するのを防ぐことができる。
上述してきたように、実施形態に係る吸着構造は、固定ベース(プレート)と、パッドと、支持部と、ねじり部と、シール部材と、吸気孔とを備える。上記パッドは、被吸着物に接触する接触部を有する。上記支持部は、上記パッドにおいて直線上の位置に配置され上記固定ベースに対して上記パッドを固定する。
上記ねじり部は、上記支持部にあって上記パッドが上記直線を中心に傾動可能に上記パッドを支持する。上記シール部材は、上記パッドおよび上記固定ベースの間に設けられる。上記吸気孔は、上記接触部に囲まれた空間を、上記シール部材を通って真空源に連通させる。
したがって、実施形態に係る吸着構造によれば、反りの生じたウェハを確実に吸着することができる。
なお、上述した実施形態では、パッドの主面部が略円形状である場合を例に挙げたが、これに限られるものではなく、たとえば、楕円形状や、角丸長方形状を含むオーバル形状であってもよい。この場合、パッドは、長軸方向がウェハの径方向に対して略直交するように配置されることが好ましい。
また、上述した実施形態では、単腕ロボットを例に挙げて説明したが、双腕以上の多腕ロボットに適用することとしてもよい。
また、上述した実施形態では、被吸着物がウェハである場合を例に挙げたが、これに限定されるものではなく、薄板状の基板であればよい。ここで、基板の種別を問うものではなく、たとえば、液晶パネルディスプレイのガラス基板などであってもよい。
なお、ガラス基板などの場合、上述してきた径方向は、被吸着物の中心から仮想的に描かれる同心円の径方向、あるいは、被吸着物の中心から放射状に伸びる方向ということになる。
また、被吸着物は、薄板状のワークであれば基板でなくともよい。
また、上述した実施形態では、ロボットが、ウェハ等の基板を搬送する基板搬送用ロボットである場合を例に挙げたが、搬送作業以外の作業を行うロボットであってもよい。たとえば、吸着構造を備えたハンドを用いて薄板状のワークを真空吸着しながら所定の組立作業を行う組立ロボット等であってもよい。
また、上述した実施形態によって、ロボットの腕の数やハンドの数、軸数などが限定されるものではない。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 ロボット
2 基台
3 昇降部
4 第1関節部
5 第1アーム
6 第2関節部
7 第2アーム
8 第3関節部
10 ハンド
11 プレート支持部
12 プレート
12a 吸気孔
12b 貫通孔
12c 係合孔
13、13’、13’’ パッド
13a 接触部
13b 主面部
13c 吸気孔
13d 支持部
13e、13e’ 固定部
13f 第1突起部
13g 第2突起部
13h ねじり部
13i リブ部
14 真空路
15 シール部材
20 制御装置
30 上位装置
C 規定位置にあるウェハの中心
SC 締結部材
W ウェハ

Claims (9)

  1. 固定ベースと、
    被吸着物に接触する接触部を有するパッドと、
    平面視で前記パッドを貫く直線沿いに配置され前記固定ベースに対して前記パッドを固定する支持部と、
    前記支持部にあって前記パッドが前記直線を中心に傾動可能に前記パッドを支持するねじり部と、
    前記パッドおよび前記固定ベースの間に設けられるシール部材と、
    前記接触部に囲まれた空間を前記シール部材を通って真空源に連通させる吸気孔と
    を備えることを特徴とする吸着構造。
  2. 前記シール部材は、
    略環状に形成された弾性体であること
    を特徴とする請求項1に記載の吸着構造。
  3. 前記支持部は、
    前記固定ベース側に下垂させて設けられる固定部を有し、
    前記固定部は、
    先割れ形状で頭部に返しとなる突起を有した形状に形成され、前記固定ベースに設けられた貫通孔に挿し込まれることによって前記パッドを前記固定ベースに固定すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の吸着構造。
  4. 前記支持部は、貫通孔を有し、
    前記固定ベースは、前記貫通孔に係合する孔部を有し、
    前記支持部は、
    前記貫通孔に挿通させた締結部材を前記孔部へ挿入して固定することによって前記パッドを前記固定ベースに固定すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の吸着構造。
  5. 前記シール部材は、
    前記パッドおよび前記固定ベースの間隔よりも大きい高さを有して形成され、前記パッドが前記固定ベースに固定されることによって圧着固定されること
    を特徴とする請求項3または4に記載の吸着構造。
  6. 前記パッドに設けられ、前記シール部材に接触して該シール部材の位置を規制する突起部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の吸着構造。
  7. 前記パッドは、
    規定位置にある前記被吸着物の中心から放射状に伸びる方向に対して前記直線である前記支持部の軸線方向が略直交する向きとなるように配置されること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の吸着構造。
  8. 前記固定ベースを基部とし、
    請求項1〜7のいずれか一つに記載の吸着構造
    を備えることを特徴とするロボットハンド。
  9. 請求項8に記載のロボットハンド
    を備えることを特徴とするロボット。
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