JP5858359B2 - ノズル付き注出容器 - Google Patents
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Description
特に、注出容器が、コピー機のトナー補給用のようにロングノズルとする必要がある場合には、このような弊害が顕著に起こりうる。
上端の口筒部の下方に肩部、胴部及び底部を備えると共に、平面視にて底部領域内であり且つ胴部に形成した取っ手を有して内容物を収容する容器本体と、口筒部に着脱自在に装着されて口筒部の封止を可能とするオーバーキャップと、注出用のノズルを備えると共にオーバーキャップの代わりに口筒部に着脱自在に装着されて内容物の注出を可能とするノズルキャップと、を有するノズル付き注出容器であって、
オーバーキャップとノズルキャップのいずれか一方に、他方を保持する保持手段を設け、
取っ手の上部で且つ口筒部の側方の領域に、口筒部にオーバーキャップが装着されたときにはノズルキャップの収納を可能とし、且つ口筒部にノズルキャップが装着されたときにはオーバーキャップの収納を可能とする収納スペースを、ノズルキャップの形状に倣う形状で且つ底部領域内に設けたことを特徴とする、と云うものである。
本発明の主たる構成においては、ノズルキャップとオーバーキャップのうち、口筒部に装着した一方のキャップに対し、他方のキャップを簡単且つ迅速に保持させることができるため、装着していない方のキャップの紛失を防止できる。またノズルキャップが口筒部よりも上方に大きく突出する状態で保持されることがなくなり、注出容器の全高さ寸法を低く抑えることができる。これにより注出容器を通常規格の梱包箱や保管棚内に収めることができ、流通および保管に適した注出容器とすることが可能となる。
またノズルキャップを必要最小限のスペース内に収納できるため、ノズルキャップを保持した容器全体のコンパクト化が可能となる。
さらにこれまで活用されて来なかったデットスペースを有効利用することにより、全高さ寸法を抑えてコンパクト化に進んだ注出容器とすることができる。
また複数の小孔の場合には内溶液をシャワー状に注出させることができる。
図1は本発明の第1実施例として、ノズルキャップ不使用状態を示すノズル付き注出容器の正面図、図2は図1の部分断面図、図3は図1の平面図、図4は本発明の第1実施例として、ノズルキャップ使用状態を示すノズル付き注出容器の正面図、図5はオーバーキャップの一例を示す斜視図、図6はノズルキャップの一例を示す斜視図である。
洗剤用の注出容器のような大型のボトル容器の場合には、利用者の利便性を考慮し、胴部の一部に取っ手を形成する構成が一般的に行われているが、胴部側方に突出形成される取っ手の上部領域はこれまで利用されずにデットスペース化した領域であったが、本発明では上記のようなデットスペースをノズルキャップ20用の収納スペースとして有効利用することにより、ノズル付き注出容器1のコンパクト化を達成している。
なお、オーバーキャップ10は計量カップとして利用することもできる。
まず、注出容器1を流通過程に置く場合や保管する場合には、図1乃至図3に示すように、オーバーキャップ10を容器本体2の口筒部3に装着する。そして、ノズルキャップ20をノズル23が下向きとなる倒立姿勢とし、収納スペース8側から一対の弾性腕24,24でオーバーキャップ10の被保持部13を挟持させる。これにより、ノズルキャップ20が、注出容器1側方の収納スペース8内に保持されるノズルキャップ不使用状態に設定することができる。
この状態では、第1実施例同様に、収納スペース8内にノズルキャップ20が位置することにより、デットスペースの有効利用と、注出容器の全高さ寸法の低減及び、容器全体のコンパクト化を図ることができる。
図9に示すノズルキャップ20が、上記第1実施例に示すノズルキャップ20(図6参照)と異なる点は流量調整部にあり、その他の構成及び効果は上記同様である。よって、以下においては主として異なる点について説明する。
内容物が粉状又は粒状である場合には、流量調整部26を有しない従来の構成では、注出容器1を急激に傾けると、粉状又は粒状の内容物が注出口25から勢い良く注出されることがあるが、注出口25に十字形状の流量調整部26を設けた構成では、注出時の勢い弱めて内容物の流量を調整することが可能となる。
以上、実施例に沿って本発明の構成とその作用効果について説明したが、本発明の実施の形態は上記実施例に限定されるものではない。
2 ; 容器本体
3 ; 口筒部
4 ; 肩部
5 ; 胴部
6 ; 底部
7 ; 取っ手
8 ; 収納スペース
10 ; オーバーキャップ
11 ; 基部
11a; 雌ネジ突条
12 ; 天面
13 ; 被保持部
14 ; フランジ
15 ; 弾性腕
15a; 基端部
15b; 保持部
20 ; ノズルキャップ
21 ; 基部
21a; 雌ネジ突条
21A; 側面
22 ; 天面
23 ; ノズル
24 ; 弾性腕
24a; 基端部
24b; 保持部
25 ; 注出口
26 ; 流量調整部
27 ; 小孔
Claims (5)
- 上端の口筒部(3)の下方に肩部(4)、胴部(5)及び底部(6)を備えると共に、平面視にて前記底部(6)領域内であり且つ前記胴部(5)に形成した取っ手(7)を有して内容物を収容する容器本体(2)と、前記口筒部(3)に着脱自在に装着されて前記口筒部(3)の封止を可能とするオーバーキャップ(10)と、注出用のノズル(23)を備えると共に前記オーバーキャップ(10)の代わりに前記口筒部(3)に着脱自在に装着されて前記内容物の注出を可能とするノズルキャップ(20)と、を有するノズル付き注出容器であって、
前記オーバーキャップ(10)と前記ノズルキャップ(20)のいずれか一方に、他方を保持する保持手段を設け、
前記取っ手(7)の上部で且つ前記口筒部(3)の側方の領域に、前記口筒部(3)に前記オーバーキャップ(10)が装着されたときには前記ノズルキャップ(20)の収納を可能とし、且つ前記口筒部(3)に前記ノズルキャップ(20)が装着されたときには前記オーバーキャップ(10)の収納を可能とする収納スペース(8)を、前記ノズルキャップ(20)の形状に倣う形状で且つ前記底部(6)領域内に設けたことを特徴とするノズル付き注出容器。 - 保持手段が、ノズルキャップ(20)の基部側面(21A)に突設され、オーバーキャップ(10)を保持する一対の弾性腕(24)として構成される請求項1記載のノズル付き注出容器。
- オーバーキャップ(10)の天面(12)に、一対の弾性腕(24)によって保持される被保持部(13)を設けた請求項2記載のノズル付き注出容器。
- 保持手段が、オーバーキャップ(10)の基部側面(11A)に突設され、ノズルキャップ(20)を保持する一対の弾性腕(15)として構成される請求項1記載のノズル付き注出容器。
- ノズルキャップ(20)先端の注出口(25)に、複数の小孔(27)、十字状または格子状のうちのいずれか一つからなる流量調整部(26)を配置した請求項1乃至4のいずれか一項に記載のノズル付き注出容器。
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