JPH08510198A - 詰め替え可能なパッケージ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明の目的は、ハウジング内の交換可能な容器が安定的な位置に保持され、そしてこの容器が空の時でもつぶれが防止される、液体、粘性物質または粉末状物質用の詰め替え可能なパッケージを提供することである。この容器は、対応する取付け部材を備えた側方の案内手段または補剛材によって、上記のハウジングと係合されるか、そして／または締まり嵌めされる。この詰め替え可能なパッケージは製造が簡単でしかも安価であり、そして扱い易い。ハウジングは再利用可能であり、容器は体積も重量も小さい。

Description

【発明の詳細な説明】 詰め替え可能なパッケージ 本発明は、分配される物質を注出および／または移注することなしにこのパッ ケージが詰め替えられるように、交換可能で充填可能な容器とハウジングとから なる詰め替え可能なパッケージに関する。このようにして、清潔で、衛生的であ りかつ減損のない詰め替えが可能になる。 米国特許ＵＳ−４，４６９，２５０号には、圧搾可能な容器と交換可能な内袋 を備えた詰め替え可能なパッケージが開示されている。この容器は上部と下部か ら成り、この２つの部分が互いに螺合されているとき、上記の内袋をその中に収 納する。更にこの上部は、上記の内袋の内容物を分配するための第１の１方向逆 止め弁を含み、そして下部は、上記内袋と上記容器の間の空間に外部から空気を 流入させるために配置されている第２の１方向逆止め弁を含む。空にされるとき は、この容器は絞り合わされ、そして上記内袋の内容物は上記の第１の１方向逆 止め弁を通って絞り出される。内容物の減損によって生じる上記容器内の真空は 、第２の１方向逆止め弁を通して空気を供給することによって平衡を保たれる。 この容器のネジ山の下の所 で、上記内袋は上記容器内に留められずに吊り下げられる。 米国特許ＵＳ−５，１５６，２９９号は、手押しポンプヘッドと交換可能な内 袋とを備えている２つの部分から成る容器で構成されている詰め替え可能なパッ ケージについて言及している。上記内袋の側壁はこの内袋の開口部に連続する溝 またはひだを備えており、そのためこの内袋のあらゆる部分からの液の移送が容 易になっている。この内袋の上記容器との唯一の接続は、この内袋の開口部域で ある。 詰め替え可能なパッケージにおける一つの問題は、内袋またはバッグは部分的 に空にされると、へこむ傾向がり、そしてこの分配過程が空気圧によりなされる ときは、そのために圧力が低下するので、分配される内容物を均等に送り出さな ければならないということにある。上述の技術の到達水準では、技術的な支出費 用を増大させることによってこの問題を解決しようとしている。米国特許ＵＳ− ４，４６９，２５０号は第２の１方向逆止め弁によって圧力の減損を平衡させる ことを教示し、そして米国特許ＵＳ−５，２５６，２９９号はポンプヘッドを用 い、更に内袋に流路を作っている。 対照的に、本発明の目的は、単純で安価な設計を有する、交換可能な容器とハ ウジングとから成る詰め替 え可能なパッケージであって、上記容器が空になってもこの容器のへこみが確実 に防止される詰め替え可能なパッケージを提供することである。 本発明による容器は、ほんの少しの廃棄物にしかならないように、体積も重量 も少ないことが利点になっている。ハウジングは５，６回ぐらいは再利用でき、 そして所望ならば、精巧に設計することもできる。 この目的は、特許請求の範囲に示されている特徴によって達成される。 本発明による解決法は、上記ハウジングの少なくとも１つの対応する取付け部 材と係合する少なくとも１つの案内手段を上記の容器の側面に備え付けるという 考案原理にに基づいている。このようにすれば、上記の容器は上記のハウジング 内のその正しい位置に収まるように安定化され、そして完全にまたは部分的に空 になっているときでも、へこみを防止することができる。したがって、この容器 は確実かつ完全に空にすることができる。 本発明の利点は、例えば液体、粘性のある物質または粉末状の物質にも用いら れる広い応用範囲と利用者に親切な使用性能とを有する上記の詰め替え可能なパ ッケージを簡単かつ安価に製造することができるということにある。その外、ハ ウジングは内部容器のない公知の器の外形に合わせることもでき、そしてこれら の器に代わることができる。 本発明は以下に、次の図面に基づいてより詳細に説明される。 図１は、本発明の１実施例の断面図を示す。 図２は、本発明のもう１つの実施例の断面図を示すものである。 図３は、図２の線Ａ−Ａ’にそって切断した断面図を示す。 図３ａは、図３に示されている本発明の実施例の上部の拡大図を示す。 図４は、図２の部分１ｂの断面図を示す。 図５は、図３のバーを備えた部分１ｂの側面図を示す。 図６は、図２の容器の側面図を示す。 図７は、図３の容器の側面図を示す。 図８は、図４の部分１ｂ上に取り付けられている図６の容器の側面図を示す。 図８ａは、本発明のもう１つ別の実施例における部分１ｂに取り付けられた容 器の側面図である。 図９は、図８の取り付けられた容器を図面に垂直に切断した側面図を示す。 図１０は、図８の取り付けられた容器の上面図を示す。 図１１は、水準調整手段を備えた本発明の１実施例 の断面図を示す。 図１２ａは、本発明のもう１つ別の実施例の断面図を示す。 図１２ｂは、図１２Ａの線Ｂ−Ｂ’にそって切断した断面図を示す。 図１２ｃは、図１２ｂの細部拡大図を示す。 図１３ａは、ハウジング壁内に収められた、容器のための案内手段を備えてい る本発明のまたもう１つ別の実施例の横断面図を示す。 図１３ｂは、容器のための案内としてハウジングの底部から直立して突出して いるバーを備えた本発明の更にもう１つ別の実施例の横断面図を示す。 図１３ｃは、容器を部分的にのみ囲んでいる案内リングを備えた本発明のまた もう１つ別の実施例の横断面図を示す。 図１４ａは、本発明のまたもう１つ別の実施例の横断面図を示す。 図１４ｂは、図１４ａの細部拡大図を示す。 図１４ｃは、図１４ｂの図面を垂直に切断した断面図を示す。 図１５ａは、図１４ａの本発明の組み立てられた実施例を示す。 図１５ｂは、図１５ａの本発明の実施例の上面図を示す。 図１６ａは、上部断面とともに図１５ａの本発明の閉じられた実施例の側面図 を示す。 図１６ｂは、図１６ａの断面域の拡大図である。 図１７ａは、分配の準備のなった図１５ａの本発明の実施例を示す。 図１７ｂは、図１７ａの本発明の実施例の上面図を示す。 図１８は、本発明のもう１つ別の実施例の横断面図を示す。 図１９ａは、本発明の更にもう１つ別の実施例の横断面図を示す。 図１９ｂは、ハウジングが図面に垂直に切断されている、図１９ａの本発明の 実施例の上面図を示す。 図１９ｃは、図１９ｂの拡大図である。 図２０ａは、図１９ａの容器を部分的に切断した側面図である。 図２０ｂは、図２０ａの本発明の実施例の図面に平行な側面図を示す。 図１は、本発明の詰め替え可能なパッケージの１実施例の断面図を示すもので 、これは図面に平行な断面において２つの広い側面と２つの狭い側面を有する楕 円形を表わしている。図１に表示されている断面は、外側のハウジング１の広い 側面に垂直な中心軸にそっている。容器２には、バー４の上に押し込まれている ループ３があり、そして容器の開口部７を囲んでいるフランジ８は上記バー４の 上端１３上で窪み１４内に収められている。上記ハウジング１は、少なくとも１ つの締付け手段１１（図の面の下および／または上にある）により取外し可能な ように互いに連結される第１の部分１ａと第２の部分１ｂとから成る。この部分 １ａにはその上端に、物質の分配手段５、クロージャキャップ６および連結部材 １０が含まれている。これらの部分１ａと１ｂが互いに連結されているとき、連 結部材１０は容器の開口部７と係合し、そしてシール１０ａによりフランジ８に 対してこの開口部７を密封する。上記容器２を組み立てる前にこの容器２の開口 部７がフィルムによって被覆されるならば、上記のハウジングの部分１ａと１ｂ が互いに連結されるとき、このフィルムは上記連結部材１０によって貫通される 。上記ハウジング１と上記容器２はプラスチックで作られることが好ましく、こ のハウジングは剛性であるが可とう性もあり、そしてこの容器２はフィルムバッ グ９である。このバッグ２を空にするために、上記ハウジング１は利用者の手に より圧搾され、そしてその圧力は上記のバッグ２に伝えられ、上記クロージャキ ャップ６が開いているときは、分配手段を通してその内容物を送り出す。圧縮さ れたハウジング１はある程度まで上記バー４の形状を変化させる。上記のハウジ ン グ１がそのままの状態にあるとき、これらのバー４は次にバッグ２を引っ張って その当初の位置に戻し、その結果、このバッグ２は再び空気を供給される。 ハウジングの上記取付け部材内で案内される上記バッグを備えている本発明の 設計はまた、いかなる圧力もかけずに簡単に上記の詰め替え可能なパッケージか ら注出することを可能にする。 図２は上記のバー４の好ましい位置を示す。これらのバーは上記ハウジング１ の広い側面にあり、そして中心の外側にある。このようにして、圧力は上記バー ４により影響されずに、圧力域においてその壁の厚さがより小さいことが望まし い上記ハウジング１の側面を経て上記バッグ２に伝えられる。 図３は、線Ａ−Ａ’にそって切断された図２の実施例の断面図である。 図３ａは、上記連結部材１０と上記シール１０ａとを含む図３の詰め替え可能 なパッケージの上部の拡大図である。 図４と５は上記バー４を含む上記ハウジングの上記の第２の部分１ｂを示し、 そして図６と７は上記バー４のためのループ３に適合するバッグ２の対応する図 面を表す。上記バッグは透明なフィルムで作り、その縁を溶着することが好まし く、このフィルムは物質の水準が視覚的に制御できるように、部分的にのみプリ ントされる。上記ループ３は溶着によって、バッグの外被９に連結されることが 好ましい。その外に、図１１に示されているように、上記バッグ２内における物 質の水準の制御を可能にさせるために、上記ハウジング１の側壁に、いくつかの 透明な窓１５が設けられている。 図８と９はそれぞれ、図６と７のバッグの前面図と側面図とを示し、バッグは 、上記バー４によって上記の第２の部分１ｂに取り付けられている。２つの締付 け手段１１が上記の第２の部分１ｂに備えられている。上記のハウジングが閉じ られるとき、突出している締付け手段１１は、上記容器２の上記の第１の部分１ ａの穴１２に嵌め込まれる（図２も参照）。部分１ａは、弾性的に保持されてい る突出部１１に圧力をかけることによって部分１ｂから容易に取り外すことがで きる。 図８ａは、上記部分１ｂに上記バッグ２を取り付ける、本発明によるもつ１つ の実施例を示している。この実施例においては、上記ループ３と同様に上記バー ４も上方に向かって先細になっており、そして／またはくさび形をなしている。 これは、利用者にとって上記部分１ｂへの上記バッグの挿入を容易にする。 図１０は図８と９の取り付けられたバッグの上面図を示す。 図１１は、図の面に垂直に図１の本発明の実施例を 切断した断面図である。破線で示されている細長い穴は、上記ハウジングの第１ の上記部分１ａにある透明な窓１５を表しており、これによって、透明な窓１５ の奥を透過することができるので、上記バッグ２内の物質の水準を調整すること ができる。 図１２ａ〜ｄはそれぞれ、本発明のもう１つ別の実施例を示している。 図１２ａは本発明の実施例の開口されている断面図を示している。上記バッグ ２の外側には、２つのバー４（図では１つしか見えない）に案内される取付け部 材として射出成形された周囲リングが含まれている。横断面図（図１３ｂ参照） に示されているように、ハウジングの底部に留められないで立っている上記バー は、あり形部材１８を含み、この場合このあり形部材１８は上記リング１６のあ り溝１７内に案内される。図１２ｂは、図１２ａの線Ｂ−Ｂ’にそった断面図を 示す。この実施例のその他の幾つかの特徴に関しては、上述の説明、例えば図１ の説明に述べられている。図１２ｃは、上記リング１６と、上記バー４内の案内 である上記あり溝１７，１８との拡大図を示している。 図１３ａ〜ｃは、上記ハウジング内の上記バッグの取付け部材と上記案内手段 との本発明の様々な実施例を示している。 図１３ａは上記容器壁である部分１ｂの集積された 構成要素１９として上記バッグの取付け部材を示している。この手段すなわち構 成要素１９には、上記リング１６内において対応する溝に嵌め込まれる中空のあ り形部材が含まれる。この中空のあり形部材は、上記ハウジング壁が絞り合わさ れるときにおける弾性変形を保証する。図１３ｂは上記ハウジング内の上記バッ グのもう一つの取付け部材を示す。図１３ｃは、図１３ａによる取付け部材の実 施例の上記リング１６がバッグ２を部分的にしか囲んでいない、本発明のもう一 つの実施例を示す。こうすると、上記のバッグが空になっているときも絞り合わ せ易くなる。図１〜１１による実施例と同様に、図１３ａ〜ｃによる本発明の実 施例でも、その圧力域内の上記ハウジングの短い方の軸方向にはより薄い壁があ って、この点もまた上記のバッグ２を空にするとき上記ハウジングを絞り合わせ し易くしている。 図１４ａ〜１７ｂは本発明の更にまた別の実施例を示している。 この実施例では、リング１６は完全にはバッグ２を囲んでいず（図１３ｃ参照 ）、そしてフランジ８、第１の部分１ａおよびクロージャキャップ６はこれまで に示されている実施例と異なっている。 図１４ａは組み立て中の状態にあるバッグとハウジングを示している。このバ ッグ２はリング１６上のあ り溝により、ハウジングの第２の部分１ｂに一体になるようように連結されてい るあり形部材に向かって導かれ、第２の部分１ｂに押し込まれ、そして次にこの 第２の部分１ｂは上記第１のハウジングの上記部分１ａに連結される。このフラ ンジ８には、分配を行う開口部７を含むその上端に隔膜２１があり、開口部７は 最初の分配の前にはインサート２２により閉じられている。このインサート２２ は閉塞保証シールとして働き、上記バッグが最初に開口されるときにクロージャ キャップ６内のフック２４により把持されそして取り除かれる。図１４ｂは、図 １４ａの隔膜２１とインサート２２の拡大図を示している。この隔膜２１には、 上記インサート２２が外れないようにその側面の周囲を囲んでいる隆起２６が設 けられている。上記隔膜２１は、下方に突出している上記インサート２２のスト ッパ２２ａを伸縮性と弾性によって押し、そしてこのようにして、分配を行う開 口部７を密封している。図１４ｃは、図の平面に垂直に切断された図１４ｂの断 面図である。隆起２６には、対向する２つのはちの巣状の窪み２３があり、上記 クロージャキャップ６が閉じられるとき、フック２４がこの窪みにスナップ嵌め され、そしてこれらのフックは上記インサート２２の後ろにスナップ嵌めされる 。図１５ａは、上記バッグ２と組み合わされた状態のハウジング１を示している 。 上記インサート２２が上記開口部７を閉じているが、これはすなわち、上記クロ ージャキャップ６が開いているときはまだ閉塞保証シールが取り除かれないとい うことである。図１５ｂは、図１５ａの本発明の実施例の上面を示す。蓋６を閉 じると、上記フック２４は上記インサート２２の後ろにスナップ嵌めされる（図 １６ａと拡大図の図１６ｂ参照）。上記インサート２２の湾曲面は、上記クロー ジャキャップ６の対応する凹み２５内に収まる。部分１ａに例えば蝶番で運動自 在に取り付けられているこのクロージャキャップ６が上に上げられると、上記イ ンサート２２は上記開口部７から外され、そしてこのようにして上記バッグ２を 最初の分配のために露出させる。この状態は、図１７ａの断面図と図１７ｂの上 面図に表示されている。上記フック２４により保持されている上記インサート２ ２は、上記クロージャキャップ６内に残っており、上記ハウジング１が閉じられ ると上記バッグ２を密封する。新しいインサート２２を備えた新しいバッグ２が 挿入されるとき、古いインサート２２は、これを側方に押し出して上記クロージ ャキャップ６から取り外され、そして上記インサート２２の形態の閉塞保証シー ルを除去する過程は、上述の様に繰り返され、上記の新しいインサート２２は上 記クロージャキャップ６の中に残される。 上述のフランジ８は様々な容器において本発明に従い用いることができる。 図１８は、本発明のもう一つの実施例を示す。上記フランジ８が模式的にのみ 表示されているが、図１５ａとｂの実施例に対応している。バッグ２にはその内 側の周囲にリング２０が巻かれていて、このバッグ２の壁を広げ、補強している （図１８は２本のリングを示す）。このバッグ２がハウジングの第１の上記部分 １ａに挿入されているとき、上記部分１ｂの上記壁は取付け部材として働き、こ のリング２０は上記バッグ２の上記壁を介して上記ハウジング１に締まり嵌めさ れている。このリング２０は、上記バッグ２を空にするとき、空のバッグ２がつ ぶれることを防止し、かつ上記バッグ２を弾性を保持しつつ絞り合わせることを 可能にする。また、バッグに１つしかリングを付けないことも可能である。こう したリングは開口していてもおよび／または螺旋形であってもよい。 図１９ａ〜ｃそして２０ａとｂは、本発明のまた別の実施例を示す。 図１９ａは、容器２が自立しておりかつ薄い壁を有している詰め替え可能なパ ッケージを示している。この種の容器は、その工程が非常に薄い壁を作ることを 可能にする吹込み成形で製造されることが好ましい。上記の容器の開口部７をも った上記フランジ８は、直 接に容器２に成形される。上記フランジ８も２つの部分からなる形態であっても よい。この容器２への充填を容易にするために、先ず大きな開口を作り、この開 口はこの場合、容器の開口部７とインサート２２とを含む中間リングにより閉じ られている。図１９ｂは図１９ａの本発明の実施例の上面図を示しているが、こ こでは上記ハウジング１は開いたままの断面である。図１９ｃは図１９ｂの拡大 図である。この容器２は両側にあり形部材１８を備えている。再充填の間、後者 は、ハウジングの第１の部分１ａのあり溝１７に挿入され、そしてこのようにし て上記容器２を上記ハウジング１内に保持する。図２０ａは、図１９ａ〜ｃの上 記容器２を部分的に切断された側面図で示す。図２０ｂは、図２０ａの本発明の 実施例を表示する図の面に平行な前面図を示す。両側に位置しているあり形部材 １８は異なる長さであってもよく、この場合一方のあり形部材は他方と異なる高 さで配置することもできる。こうすれば、利用者は上記容器２を上記ハウジング １に挿入し易くなる。 詰め替え可能なパッケージは１２５、２５０または５００ｍｌの容量を有する 容器用であることが好ましい。しかし、より大きな容器用の詰め替え可能なパッ ケージを造ることもできる。 この詰め替え可能なパッケージは、飲料、食品（例 えばケチャップ）、化粧品、洗剤、塗料、接着剤、粉末、グラファイト粉末、そ の他のものに使用することができる。 本発明は様々な方法で修正することが可能である。例えば、上記の容器および ／またはバッグ２にループ３の代わりに帯板を取り付けて、上記ハウジング内で 上記バー４の代わりのレールと係合させることもできる。 例えば、１対のループ３と１対のバー４を備えている実施例において、それぞ れ互いにほぼ対角線になるように最も大きい距離を置いて配置することもまた可 能である。 例えば、容器の上記開口部７の垂直方向の真上により広い開口を作り、適宜な クロージャを用いて上記容器２の内容物を例えばストローで吸い出すこともでき る。本発明の実施例は、例えば飲料用具として用いられるとき、ミルクや果汁を 充填して使用することができる。上記バー４は設計も位置も様々に変えることが できるので、上記ハウジング１は自由に設計することができる（自由形態）。し たがって、上記ハウジング１は、容器を含まない公知のボトルのように設計する ことも可能である。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，Ｇ Ｂ，ＨＵ，ＪＰ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＵ，ＬＶ ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＮＬ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ， ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＫ，ＵＡ，ＵＳ，ＵＺ，Ｖ Ｎ (72)発明者 ハイン、クラウス ドイツ連邦共和国、デー―56856 ツェル ／モゼル、ヴァルトボルンシュトラーセ 35

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ハウジング（１）と交換可能で充填可能な容器（２）とを含む詰め替え可 能なパッケージにおいて、前記容器（２）はその側面に少なくとも１つの案内手 段（３、１６、１７、１８、２０）を含み、該案内手段は前記ハウジング（１） 内の少なくとも１つの対応する取付け部材（４、１７、１８、１９）と係合して おり、前記ハウジング（１）内において前記容器（２）は安定的な位置に保持さ れ、そして空になってもへこむことを防止されることを特徴とする、詰め替え可 能なパッケージ。 ２．前記案内手段は部分的にまたは完全に前記容器（２）の周囲を囲んでいる 少なくとも１つのリング（１６）である請求項１記載の詰め替え可能なパッケー ジ。 ３．前記案内手段は、あり溝（１７）であるかまたはあり形部材（１８）であ り、前記取付け部材（４）は、互いに係合することができるあり形部材（１８） および／またはあり溝（１７）である請求項１または２記載の詰め替え可能なパ ッケージ。 ４．前記取付け部材は、前記ハウジング（１）内のバー（４）であるかまたは 前記ハウジング（１）の壁にある手段（１９）である請求項１から３までのいず れか１項記載の詰め替え可能なパッケージ。 ５．前記リング（１６）は、前記容器（２）に射出成形されるか、または溶着 される請求項２から４までのいずれか１項記載の詰め替え可能なパッケージ。 ６．前記リング（１６）はプラスチック製、好ましくはポリプロピレン製であ る請求項５記載の詰め替え可能なパッケージ。 ７．前記案内手段は、前記容器（２）の内側の周囲を完全に囲んでいる少なく とも１つのリング（２０）であり、そして該リングは、射出成形されているかま たは溶着されていることが好ましく、この場合前記ハウジング（１）内における 前記容器（２）の取付け部材は、締まり嵌めによって形成されている請求項１記 載の詰め替え可能なパッケージ。 ８．上記リング（２０）は螺旋形である請求項１記載の詰め替え可能なパッケ ージ。 ９．前記詰め替え可能なパッケージであって、 ａ）前記ハウジング（１）は、 ａ−１）分配手段（５）とクロージャキャップ（６）とを含む第１の部分（１ａ ）と、そして ａ−２）着脱自在に第１の部分（１ａ）に連結されている第２の部分（１ｂ）と を含み、そして ｂ）前記容器（２）は、 ｂ−１）フランジ（８）により周囲を囲まれている開 口部（７）と、 ｂ−２）前記フランジ（８）に連結されている容器の外被とを含み、 ｃ）前記ハウジング（１）の前記の第１の部分（１ａ）が取り外されているとき 、前記容器（２）は前記案内手段によって前記取付け部材（４）に押し込まれる ことができ、そして ｄ）次に前記の第１の部分（１ａ）は前記の第２の部分（１ｂ）に連結され、前 記バッグの内部と前記分配手段（５）との密封された連結は、前記の容器の開口 部（７）を介して同時に確実になされる、 請求項１から８までのいずれか１項記載の詰め替え可能なパッケージ。 １０．前記詰め替え可能なパッケージであって、 ａ）前記ハウジング（１）は、 ａ−１）分配手段（５）とクロージャキャップ（６）とを含む第１の部分（１ａ ）と、 ａ−２）着脱自在に第１の部分（１ａ）に連結されている第２の部分（１ｂ）で あって、前記の第２の部分（１ｂ）の底部に直立している少なくとも２つのバー （４）が前記容器（２）の取付け部材として働きかつ前記ハウジング（１）の内 部に到達する第２の部分（１ｂ）とを含み、 ｂ）前記容器（２）は、 ｂ−１）フランジ（８）により周囲を囲まれている開口部（７）と、 ｂ−２）前記バー（４）のための案内手段としてのループ（３）を含む前記フラ ンジ（８）に連結されている容器の外被（９）とを含み、 ｃ）前記ハウジング（１）の前記の第１の部分（１ａ）が取り外されているとき 、前記ループ（３）を備えた前記容器（２）は、前記バー（４）にそって押し入 れられることができ、そしてフランジ（８）と該フランジ（８）から突出してい る突出部は、窪み（１４）内において前記バー（４）の上端（１３）に位置し、 そして ｄ）次に前記の第１の部分（１ａ）は前記の第２の部分（１ｂ）に連結され、前 記バッグの内部と前記分配手段（５）との密封された連結は前記の容器の開口部 （７）を介して同時に確実になされる、 請求項１記載の詰め替え可能なパッケージ。 １１．前記容器（２）の内容物を絞り出すことができるように、前記ハウジン グ（１）を絞り合わすことができる請求項１から１０までのいずれか１項記載の 詰め替え可能なパッケージ。 １２．前記分配手段（５）は前記容器（２）の前記開口部（７）に嵌め込まれ る連結部材（１０）を含み、前記の第１の部分（１ａ）が前記の第２の部分（１ ｂ）に連結されるとき前記連結部材（１０）は前記開口部（７）と係合する請求 項９から１１までのいずれか１項記載の詰め替え可能なパッケージ。 １３．前記連結部材（１０）は前記開口部（７）と係合しているとき容器のク ロージャを開ける請求項１２記載の詰め替え可能なパッケージ。 １４．前記連結部材（１０）は、該連結部材（１０）の側面を囲みかつフラン ジ（８）に対し前記の容器の開口部（７）を密封するシールを含む請求項１２ま たは１３記載の詰め替え可能なパッケージ。 １５．前記の第１の部分（１ａ）は、前記ハウジング（１）の底部において前 記の第２の部分（１ｂ）に連結されている請求項９から１４までのいずれか１項 記載の詰め替え可能なパッケージ。 １６．前記の第１の部分（１ａ）は前記ハウジング（１）の上部において前記 の第２の部分（１ｂ）に連結されている請求項９から１４までのいずれか１項記 載の詰め替え可能なパッケージ。 １７．前記の第１の部分（１ａ）は、少なくとも１つの締付け手段（１１）を 介して前記の第２の部分（１ｂ）に連結されている請求項９から１６までのいず れか１項記載の詰め替え可能なパッケージ。 １８．前記締付け手段は、前記の第２の部分（１ｂ）の壁に弾性によって保持 されている突出部（１１）で あって、該突出部（１１）は第１の部分（１ａ）の壁にある対応する穴（１２） に嵌め込むことができる請求項１７記載の詰め替え可能なパッケージ。 １９．詰め替え可能な前記パッケージはプラスチック製である請求項１から１ ８までのいずれか１項記載の詰め替え可能なパッケージ。 ２０．前記ハウジング（１）は２つの広い側面と２つの狭い側面を持つほぼ楕 円形の断面を有し、かつ前記の広い側面は前記の狭い側面より薄い壁を有してい る請求項１から１９までのいずれか１項記載の詰め替え可能なパッケージ。 ２１．前記容器は薄い壁を有しかつ自立しているか、またはフィルム製のバッ グ（９）である請求項１から２０までのいずれか１項記載の詰め替え可能なパッ ケージ。 ２２．前記のフィルム製のバッグ（９）は、折り返して溶着したフィルムであ ることが好ましい互いに接続された２枚の長方形のフィルム片から成る請求項２ １記載の詰め替え可能なパッケージ。 ２３．圧力が前記ハウジングの広い方の側面を介して前記バー（４）に接触す ることなく前記容器（２）にかかるように、２つのバー（４）は各側面の中心の 外側において前記ハウジングの広い方の両側面の各々にそれぞれ位置している請 求項２０から２２までのい ずれか１項記載の詰め替え可能なパッケージ。 ２４．前記ハウジング（１）は水準調整手段を含み、そして前記容器（２）は 上部から底部まで延びている少なくとも１つの区間において、該容器（２）の残 りの部分にはあり得る印刷がないために透明である請求項１から２３までのいず れか１項記載の詰め替え可能なパッケージ。 ２５．前記ハウジング（１）は上部から底部までに配置されている幾つかの透 明な窓（１５）を含む請求項２４記載の詰め替え可能なパッケージ。 ２６．前記分配手段（５）と前記クロージャキャップ（６）を分離部分として 前記ハウジングの前記の第１の部分（１ａ）に取り付けることができる請求項１ から２５までのいずれか１項記載の詰め替え可能なバッケージ。 ２７．前記分配手段（５）と前記クロージャキャップ（６）は前記フランジ（ ８）上に配置され、そして前記ハウジングの前記の第１の部分（１ａ）により保 持されている請求項１から２６までのいずれか１項記載の詰め替え可能なパッケ ージ。 ２８．前記フランジ（８）は、 ａ）前記開口部（７）の周囲を囲んでいる隔膜（２１）と ｂ）前記開口部（７）と係合しかつ該開口部（７）を 閉鎖しており、弾性によって密封されているインサート（２２）とを含み、 ｃ）前記隔膜（２１）は少なくとも２つのはちの巣形の窪み（２３）とともにそ の側面において周囲を囲んでいる隆起（２６）を含み、少なくとも２つのフック により前記クロージャキャップ（６）を前記インサート（２２）の奥にスナップ 嵌めすることができ、その結果、 ｄ）前記クロージャキャップ（６）が開けられ、したがって前記開口部（７）を 露出させるとき、前記インサート（２２）は前記クロージャキャップ（６）とと もに取り外される、 請求項９から２７までのいずれか１項記載の詰め替え可能なパッケージ。 ２９．前記クロージャキャップ（６）は、前記インサート（２２）の湾曲に適 合するためのへこみ（２５）を含む請求項２８記載の詰め替え可能なパッケージ 。 ３０．少なくとも１つのリング（２０）が前記容器（２）に配置されており、 該容器（２）は、広げそして前記ハウジング（１）に接触していることが望まし い、ハウジング（１）とそして交換可能で充填可能な容器（２）とを含む詰め替 え可能なパッケージ。 ３１．ａ）隔膜（２１）が開口部（７）の周囲を囲み、 ｂ）弾性によって密封されているインサート（２２）は前記開口部（７）と係合 しかつ該開口部（７）を閉鎖しており、 ｃ）前記隔膜（２１）は少なくとも２つのはちの巣形の窪み（２３）とともにそ の側面において周囲を囲んでいる隆起（２６）があり、少なくとも２つのフック により前記クロージャキャップ（６）を前記インサート（２２）の奥にスナップ 嵌めすることができ、その結果 ｄ）前記クロージャキャップ（６）が開けられ、したがって前記開口部（７）を 露出させるとき、前記インサート（２２）は前記クロージャキャップ（６）とと もに取り外される、 請求項１から３０までのいずれか１項記載の詰め替え可能なパッケージのための クロージャ。 ３２．前記分配手段（５）は機械的な噴霧器またはポンプでもよい請求項１か ら３１までのいずれか１項記載の詰め替え可能なパッケージ。 ３３．液体、粘性物質または粉末状物質向けに使用される請求項１から３２ま でのいずれか１項記載の詰め替え可能なパッケージ。 ３４．積み重ねられることが好ましく、飲料用具としてカップと組み合わせて 使用され積み重ねられることが好ましい、請求項１から３３までのいずれか１項 記載の詰め替え可能なパッケージ。