JP5856890B2 - 熱処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、基板を熱処理する熱処理装置に関し、特に、加熱状態の基板を空冷する装置に関する。
液晶表示装置や種々の半導体デバイスなどを製造するプロセスは、ガラス基板や半導体ウェハなどの基板の上面にレジスト液を塗布した後、これを所定のパターンにて露光し、さらに現像するという、いわゆるフォトリソグラフィプロセスを含んでいる。
係るフォトリソグラフィプロセスでは、基板を個々の工程に適した温度とするために、プロセスが進行する間に基板の加熱と冷却とが繰り返される。すなわち、ある処理を行うにあたってホットプレートなどで加熱された基板は、当該処理が完了後、後段の処理に供するにあたって冷却される。このような場合に基板の冷却を担う装置として、内部に冷媒が通流されてなる冷却板上を筐体内に備え、加熱状態の被処理基板を外冷却板上に載置することによって、被処理基板を冷却する熱処理装置が既に公知である(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−324168号公報
特許文献1に開示された熱処理装置は、被処理基板の表面温度の均一性を高めるために、給気ダクトから筐体内に気体を供給するようになっている。より詳細には、給気口の上端の上部に設けた庇状の整流板によって、気体を案内するようになっている。あるいは、係る整流板に冷却用気体を供給するノズルが付設される態様も開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された熱処理装置においては、あくまで冷媒を通流させた冷却板による冷却が必須とされているため、構成が複雑である。冷却用気体用のノズルを設けた場合はなおさらである。また、特許文献1に開示された熱処理装置では基板は冷却板と面接触するため、冷却板に付着していたパーティクルが基板に付着してしまう不具合が起こりやすい。
また、液晶表示装置などに用いられるガラス基板は、通常、特許文献1が処理対象としているのは半導体ウェハよりも大きく、数十cm〜数m角のサイズを有する。このような大きなサイズの基板を熱処理する装置には、熱処理の均一性に加えて基板のハンドリングのしやすさも考慮されるのが好ましい。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、比較的簡易な構成を有しつつも、加熱状態の基板を空冷のみによって効率的に冷却することができる熱処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、基板を収容した収容部に外部から雰囲気ガスを流入させることによって基板を冷却する熱処理装置であって、基板を収容する収容部が、基板を水平に支持するための複数の支持ピンと、前記雰囲気ガスが外部から水平方向に流入する開口部と、前記開口部に対向する位置に設けられた、前記雰囲気ガスを排気するための排気口と、前記基板が前記支持ピンにて水平に支持されて前記雰囲気ガスによって冷却される際に、少なくとも前記基板の下側における前記雰囲気ガスの流れに、前記開口部側よりも前記排気口が備わる側の方が流速が大きくなる流速分布を生じさせる流速分布付与手段と、を備え、前記流速分布付与手段が、前記収容部の底部において前記排気口が備わる側と前記開口部側とに設けられた段差であり、前記段差によって前記排気口が備わる側における前記基板と前記収容部との距離を前記開口部側における前記基板と前記収容部との距離よりも狭めることによって、前記流速分布を生じさせてなる、ことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載の熱処理装置であって、前記段差の形成位置と前記開口部との距離が、前記開口部と前記排気口が備わる位置との距離の1/4以上3/4以下である、ことを特徴とする。
請求項の発明は、基板を周囲の雰囲気ガスとの温度差を利用して冷却する熱処理装置であって、基板を水平に支持する複数の支持ピンが突出してなる底部と、前記底部に垂直な側部と、前記底部と対向する天面部と、前記底部と、前記側部と、前記天面部とに垂直な奥端部と、とによって囲驍された熱処理空間を有し、前記奥端部が、前記熱処理空間から雰囲気ガスを排気するための排気口を備え、前記支持ピンに水平に支持された前記基板を冷却するために前記排気口から前記雰囲気ガスを排気することによって前記熱処理空間に新たな前記雰囲気ガスを流入させる際に、少なくとも前記基板の下側において、前記熱処理空間の開口部側よりも前記排気口が備わる側の方が前記雰囲気ガスの流速が大きくなる流速分布を生じさせる流速分布付与手段、をさらに備え、前記流速分布付与手段が、前記底部において前記排気口が備わる側と前記開口部側とに設けられた段差であり、前記段差によって前記排気口が備わる側における前記基板と前記底部との距離を前記開口部側における前記基板と前記底部との距離よりも狭めることによって、前記流速分布を生じさせてなる、ことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載の熱処理装置であって、前記段差の形成位置と前記開口部との距離が、前記開口部と前記奥端部との距離の1/4以上3/4以下である、ことを特徴とする。
請求項1ないし請求項の発明によれば、ピンによって水平に支持した状態の基板の冷却を、装置外部から雰囲気ガスを導入することのみによって、つまりは空冷のみによって、温度均一性を保ちつつ効率的に行うことができる。
熱処理装置1の外観斜視図である。 熱処理装置1の内部の様子を示す斜視図である。 熱処理装置1の内部の様子を示す斜視図である。 基板Wが支持ピンPに支持された状態における、熱処理装置1の段差部3を通りX軸に垂直な断面の模式図である。 熱処理装置1001の斜視図である。 基板Wが支持ピンPに支持された状態における、熱処理装置1001のX軸に垂直な断面の模式図である。 基板Wの温度分布の時間変化を評価した際の、評価に用いたガラス基板のサイズと、温度測定箇所(チャンネル)を示す図である。 熱処理装置1(1A)にて熱処理を行ったときの温度を、熱処理装置1001で熱処理を行ったときの温度に対する差分値として示す図である。 熱処理装置1(1B)にて熱処理を行ったときの温度を、熱処理装置1001で熱処理を行ったときの温度に対する差分値として示す図である。 熱処理装置1(1C)にて熱処理を行ったときの温度を、熱処理装置1001で熱処理を行ったときの温度に対する差分値として示す図である。 変形例に係る熱処理装置201を示す斜視図である。 変形例に係る熱処理装置301を示す斜視図である。 変形例に係る熱処理装置401を示す斜視図である。
<熱処理装置の構成>
図1は、本発明の実施の形態に係る熱処理装置1の外観斜視図である。なお、図1および以降の図面には、X軸とY軸とが水平面内において直交する右手系のXYZ座標系を共通に付している。
本実施の形態に係る熱処理装置1は、基板Wを装置周囲の雰囲気ガス(典型的には大気)との温度差を利用して冷却する(空冷する)装置である。それゆえ、熱処理装置1は、処理対象たる基板Wの処理前の温度よりも相対的に低温である雰囲気ガスの存在下で使用される。例えば、常温前後(10℃〜30℃程度)の雰囲気ガスの存在下で、100℃〜200℃程度に加熱された基板Wを常温近くまで冷却するのが、熱処理装置1の代表的な使用態様である。
図1に示すように、熱処理装置1は、概略、基板Wを内部に収容可能な有底の矩形筒状体である。熱処理装置1は、底部1aと、底部1aに垂直で互いに対向する2つの側部1b、1cと、底部1aと対向する天面部1dと、これら底部1a、側部1b、1c、天面部1dの全てに垂直な奥端部1eとを備える。これらの部位によって囲驍されることで、熱処理装置1の内部には、奥端部1eに対向する位置に開口部2aを有し、基板Wの収容部たる熱処理空間2が形成されてなる。
また、熱処理装置1は、底部1aの下部の四隅に、装置全体を支える脚部1fを備える。熱処理装置1は、脚部1fが地面に接地され、底部1aが水平の状態で使用される。ただし、脚部1fを備えるのは必須の態様ではなく、底部1aの水平が確保されるのであれば、熱処理装置1全体の載置や支持の仕方は特に限定されない。また、ここで言う地面には、同様の熱処理装置1が多段に積み上げられた際の下段の熱処理装置1の天面部等も含むものである。
図1においては、底部1aと天面部1dとがZ軸に垂直で、かつ、熱処理空間2がY軸方向に延在するとともに−Y側端部に開口部2aが位置するように、熱処理装置1を示している。以降においては、この配置関係を前提として説明を行う。
図2と図3は、熱処理装置1の内部の様子を示す斜視図であり、図1に示す熱処理装置1から、側部1b、1cの一部と、天面部1dとを省略したものに相当する。ただし、図2は、基板Wが熱処理空間2に配置されていない状態を示しており、図3は、基板Wが熱処理空間2に配置された状態を示している。
図2および図3に示すように、熱処理装置1の底部1aは、熱処理空間2の延在方向(Y軸方向)の途中に段差を有している。段差の上側および下側はいずれも水平面となっている。以降、段差をなしている垂直面を段差面3sと称し、底部1aのうち、段差面3sより奥端部1eに至る段差の上側の部分を特に段差部3と称する。
段差部3は、概略、開口部2aからみて熱処理空間2の奥側に設けられてなる。ただし、詳細にいえば、段差部3は、X軸方向に沿って、それぞれが平面視矩形状の第1段差部3a、第2段差部3b、第3段差部3cに分かれている。第1段差部3aは側部1cおよび奥端部1eに接している。第2段差部3bは奥端部1eに接している。第3段差部3cは側部1bと奥端部1eに接している。なお、第1段差部3aと第2段差部3bの間、および、第2段差部3bと第3段差部3cの間隙4は、熱処理空間2と外部との間で基板Wの搬入・搬出が行われる際に図示しない搬送機構(搬送ロボット)に備わる搬送用アームが移動するためのスペースとなっている。
さらに、底部1aにおいては、熱処理の際に基板Wを水平に支持するための複数の支持ピンPが、底部1aから熱処理空間2に対して垂直に(図1においてはZ軸正方向に)突出してなる。以降、支持ピンPのうち、底部1aにおいて段差部3以外に配置されているものを第1ピンP1と称し、段差部3に配置されているものを第2ピンP2と称する。第1ピンP1と第2ピンP2は、長さは異なるものの、基板Wを水平に支持できるよう、上端の高さ位置は全て同じに揃えられている。なお、図2および図3においては、5個の第1ピンP1と3個の第2ピンP2が備わる場合を例示しているが、支持ピンPの個数や配置位置は、図2および図3に示した例に限定されるものではない。
また、熱処理装置1は、奥端部1eに排気口5を備える。排気口5は、図示しない排気装置が外部から接続される貫通孔である。排気装置としては、例えば、公知の吸引ポンプなどが適用可能である。
図4は、基板Wが支持ピンPに支持された状態における、熱処理装置1の段差部3を通りX軸に垂直な断面の模式図である。ただし、図4は、支持ピンPを通らない断面を示すものとする。また、図4においては、底部1aが断面視で2箇所において屈曲する態様にて段差部3が設けられてなるが、これは必須の態様ではない。例えば、開口部2aの側から延在する水平面の上に別の水平面を成す部材が載置されることによって段差部3が形成されてなる態様であってもよい。
図4に示すように、熱処理装置1において、天面部1dから基板Wまでの距離をH0とする。距離H0は、基板Wの搬入・搬出の間、搬送用アームが基板Wを支持ピンPによる支持高さよりも高い位置にて保持する際に、基板Wが天面部1dに接触しないように定められる。一方で、距離H0の値を必要以上に大きく設定した場合、冷却効率は向上せず、むしろ排気効率が悪くなることがある。具体的な値は、基板Wの厚みや搬送用アームの形状・構造などによっても異なるが、例えば、距離H0は30mm〜100mm程度であるのが好適である。
また、図4に示すように、熱処理装置1において、開口部2aの側における底部1aから基板Wまでの距離をH1とし、底部1aにおける段差の高さをH2とし、段差部3における底部1aから基板Wまでの距離をH3とする。距離H1、H3はそれぞれ、熱処理空間2に突出してなる第1ピンP1、第2ピンP2の長さ、つまりは、第1ピンP1、第2ピンP2による基板Wの支持高さでもある。距離H3は、支持ピンPによって支持された基板Wに撓みが生じても基板Wが段差部3と接触することのないように定められる必要がある。具体的な値は、基板Wの厚みや搬送用アームの形状・構造などによっても異なるが、距離H3としては、最小でも20mm程度を確保しておくのが好ましい。また、距離H3を大きくし過ぎると、後述する、段差部3を具備することの効果が十分に得られない。係る観点からは、距離H3は距離H1の1/2以下とされるのが好ましい。
<熱処理の概略>
次に、以上の構成を有する熱処理装置1における熱処理の概略について説明する。熱処理が行われる際は、まず、図示しない搬送機構の搬送用アームによって下方から支持された、処理対象たる高温の基板Wが、支持ピンPの上端より上の高さ位置を保って熱処理空間2内の所定の支持位置の上方まで搬入される。上述のように、距離H0が確保されているので、係る搬入に際して基板Wと天面部1dとは接触しない。また、このとき、搬送用アームの進退位置は間隙4の位置と合致しているので、搬送用アームが熱処理装置1と接触することもない。
当該支持位置に到達した後、搬送用アームが下降させられると、基板Wは降下し、支持ピンPの上端と接した時点で支持ピンPによって支持される。基板Wが支持ピンPによって支持されると、搬送用アームは熱処理空間2から退避する。以上により、図3および図4に示す、熱処理空間2内において基板Wが支持ピンPによって支持された状態が実現される。
係る支持状態が実現されると、排気装置が作動されて排気口5から熱処理空間2内の雰囲気ガスが排気される。係る排気に伴い、開口部2aからは絶えず新たな雰囲気ガスが水平方向(Y軸正方向)に流入する。すなわち、熱処理空間2においては、概略、Y軸正方向に向かう雰囲気ガスの流れが形成される。換言すれば、連続的な雰囲気置換が実現される。そして、流入する雰囲気ガスは基板Wよりも低温であるので、基板Wと雰囲気ガスとの間の熱交換が連続的に起こり、時間が経過するにつれて基板Wは徐々に冷却される。所定温度以下に冷却されると、基板Wの熱処理が完了したことになる。
熱処理終了後は、搬送用アームが基板Wよりも低い位置にて熱処理空間2内に挿入され、所定の保持位置にて上昇させられると、支持ピンPにて支持されていた基板Wが搬送用アームにて下方から保持されるようになる。基板Wを保持すると、搬送用アームはその状態を保って熱処理空間2から退避する。なお、このときも、基板Wの上昇は天面部1dと接触しない範囲とされ、搬送用アームの進退位置は間隙4の位置と合致している。以上により、基板Wが熱処理空間2から搬出される。
<熱処理と段差の効果>
次に、熱処理装置1が段差を備えていることによって、熱処理の際に得られる効果について説明する。
図5は、熱処理装置1との対比のために示す、段差を有さず複数の支持ピンPが全て同じものであるほかは熱処理装置1と同様の構成を有する、熱処理装置1001の斜視図である。ただし、図5においては、側部1b、1cと天面部1dとを省略している。熱処理装置1001における基板Wの熱処理、つまりは基板Wの冷却の仕方は、熱処理装置1と同様である。また、図6は、基板Wが支持ピンPに支持された状態における、熱処理装置1001のX軸に垂直な断面の模式図である。ただし、図4と同様、図6も、支持ピンPを通らない断面を示すものとする。
まず、図5および図6に示す熱処理装置1001において、上述した態様と同様の基板Wの熱処理、つまりは熱処理空間2への雰囲気ガスの流入による冷却が行われる場合を考える。この場合、基板Wの上側において、熱処理装置1001との距離は場所によらず同じであるので、排気口5からの排気条件が一定であれば、基板Wの上側での雰囲気ガスの流速VaはY軸方向において場所によらず略一定である。同様に、基板Wの下側においても、熱処理装置1001との距離は場所によらず同じであるので、下側での雰囲気ガスの流速Vbも、Y軸方向において場所によらず略一定である。
ただし、係る場合、開口部2aから熱処理空間2に流入した雰囲気ガスは、Y軸正方向へと進むにつれて、基板Wとの熱交換によって加熱される。それゆえ、開口部2a側から奥端部1eの側へと向かうほど、雰囲気ガスの温度は高くなる。それゆえ、基板Wは、開口部2aに近い側ほど早く冷却され、奥端部1eに近い側は冷却されにくいという状況が生じる。すなわち、熱処理装置1001による冷却は、その過程において、基板Wの面内位置ごとの温度ばらつきが生じやすいものであるといえる。
これに対し、本実施の形態に係る熱処理装置1の場合、図4に示すように、基板Wの上側については、熱処理装置1001と同様、熱処理装置1との距離は場所によらず同じであるので、排気口5からの排気条件が一定であれば雰囲気ガスの流速VはY軸方向において場所によらず略一定となる。しかしながら、基板Wより下側においては、奥端部1eに近い側に段差部3が備わることによって、間隙4の形成箇所以外では、開口部2a側と奥端部1e側とで、熱処理装置1までの距離が異なっている。端的にいえば、一部を除き、奥端部1e側では開口部2a側よりも基板Wよりも下側の空間が狭くなっている。それゆえ、熱処理に際し、排気口5からの排気条件が一定であったとしても、開口部2a側における雰囲気ガスの流速(厳密に言えばX軸方向について平均した値)V1よりも奥端部1e側における雰囲気ガスの流速(同上)V2の方が大きくなっている。すなわち、熱処理装置1においては、段差部3が備わることで、基板Wの下側において、開口部側よりも排気口5が備わる奥端部1eの側の方が雰囲気ガスの流速が大きくなる流速分布が形成されてなる。
これにより、熱処理装置1の場合、開口部2a側から奥端部1eの側へと向かうほど雰囲気ガスの温度が高くなる点については熱処理装置1001と同様であるものの、奥端部1eに近いところでは流速が大きいことから、基板Wによって加熱された雰囲気ガスは、熱処理装置1001よりも速やかに排気口5から排気される。すなわち、熱処理装置1001と比べると、奥端部1eに近い場所に対しても低温の雰囲気ガスが供給されることで、効率的な冷却がなされるようになる。加えて、基板Wの下側がこのように効率的に冷却されることで、基板Wの上側の冷却もより進行しやすくなる。結果として、熱処理装置1においては、空冷のみによって、基板Wの面内位置ごとの温度ばらつきが小さく均一性の高い冷却が、効率的に行える。
なお、Y軸方向における段差面3sの形成位置は、底部1aの開口部2aから奥端部1eまでの距離(底部1aのY軸方向距離)をLとし、開口部2aから段差面3sまでのY軸方向距離をaとしたときに、L/4≦a≦3L/4をみたすように定められるのが好ましい。係る場合に、上述の流速分布が形成されることによる冷却の均一性が好適に実現される。
また、段差の高さH2は、上述した距離H3によって規定されることになるが、上述の流速分布が形成されることによる冷却の均一性を好適に得るには、距離H1の1/2以上とされることが好ましい。
<冷却過程の実測評価>
以下、熱処理装置1および熱処理装置1001を用いた冷却を実際に行い、基板Wの温度分布の時間変化を評価した結果について説明する。図7は、評価に用いたガラス基板のサイズと、温度測定箇所(チャンネル)を示す図である。
評価においては、基板Wとして、図7に示すように、長辺長さが920mmで、短辺長さが730mmで、厚さが0.7mmのガラス基板を用いた。そして、ガラス基板には、5箇所×5箇所のマトリックス状に計25箇所の温度測定箇所(1CH〜25CH)を設定し、それぞれの箇所に熱電対を取り付けた。そして、ガラス基板を約170℃に加熱し、その後、熱処理装置1または1001内に搬入し、冷却を行った。なお雰囲気ガスの温度は約20℃であった。搬入にあたっては、ガラス基板の長辺がX軸方向に平行になり、短辺がY軸方向に平行になるようにするとともに、25箇所の温度測定箇所について、1CH〜5CHが開口部2aに近く、以降、6CH〜10CH、11CH〜15CH、16CH〜20CH、21CH〜25CHの順に奥端部1eに近くなるようにした。なお、これら5CHごとのチャンネルの組をチャンネル群と称する。
なお、熱処理装置1としては、段差位置(Y軸方向における段差面3sの形成位置)が異なる3種類のものを用意した。具体的には、上述の距離aを以下のように違えた3つの熱処理装置1A、1B、1Cを用意した。
熱処理装置1A:a=L/4;
熱処理装置1B:a=L/2;
熱処理装置1C:a=3L/4。
図8ないし図10は、それぞれの熱処理装置1(1A、1B、1C)にて熱処理を行ったときの温度を、熱処理装置1001で熱処理を行ったときの温度に対する差分値として示す図である。図8が熱処理装置1Aについての結果を示し、図9が熱処理装置1Bについての結果を示し、図10が熱処理装置1Cについての結果を示している。
より詳細には、それぞれの熱処理装置1(1A、1B、1C)と熱処理装置1001とにおける各測定時刻での各CHの測定値について、熱処理装置1001での測定値から、それぞれの熱処理装置1(1A、1B、1C)での測定値を差し引いて得られた値を、Y軸方向における位置が同じチャンネルの組であるチャンネル群ごとに平均したうえで、熱処理時間に対しプロットしたものである。なお、図8ないし図10においては、便宜上、熱処理装置1についての測定値を「実施例温度」と称し、熱処理装置1001についての測定値を「比較例温度」としている。
図8ないし図10において、あるチャンネル群のある測定時刻での差分値が大きいということは、当該チャンネル群の位置において、当該時刻での熱処理装置1での冷却が熱処理装置1001での冷却よりも進んでいることを意味している。
図8ないし図10をみると、3種類の熱処理装置1のいずれにおいても、冷却初期を除いては、ほとんどのチャンネル群において差分値が正となっている。差分値が正であるということは、同一時刻に基板Wの同一チャネル群の位置において、熱処理装置1001による冷却よりも熱処理装置1による冷却の方が進んでいることを意味しているので、係る結果は、少なくともL/4≦a≦3L/4をみたすように底部1aに段差を設けることが、冷却の効率性を高めるうえで有効であることを指し示している。なお、図8および図9の1CH−5CHの場合のみ、冷却後期において0℃〜−1℃の範囲で負となっているが、これは、開口部2aに近いところでは、熱処理装置1001でも高い冷却効果が得られることに起因した結果であり、段差の効果には関係しないものと考えられる。
特に、図9に示す、a=L/2である、つまりは段差が底部1aのちょうど中間にある熱処理装置1Bで冷却を行った場合においては、21CH〜25CHでの差分値が最も大きく、ついで16CH〜20CHでの差分値が大きくなっている。このことは、熱処理装置1Bでは、奥端部1eに近い位置における基板Wの冷却がより効率的に行われていることを示している。
以上、説明したように、本実施の形態によれば、一方が開口した内部空間においてピンにて支持された基板を、内部空間からの強制的な排気によって開口部から雰囲気ガスを流入させることで冷却する熱処理装置において、底部に段差を設け、基板の下側において、開口部近傍における雰囲気ガスの流速よりも排気口近傍における雰囲気ガスの流速が大きくなるようにすることで、基板の冷却が、空冷のみによって温度均一性を保ちつつ効率的に行える。しかも、係る効率的な冷却が、基板をピン上に載置し、排気による雰囲気ガスの流入のみによって冷却を行うという、構成が比較的簡単であり、かつ基板のハンドリングも比較的容易な装置で行える。
<変形例>
熱処理装置において流速分布を実現する態様は、上述の実施の形態に示したものには限られない。図11ないし図13は、熱処理装置の種々の変形例を示す斜視図である。いずれの場合も、基板Wが支持ピンPに支持された状態において、基板Wの下側に、開口部2a近傍よりも奥端部1e近傍の方が雰囲気ガスの流速が大きくなる流速分布が形成される。これにより、基板Wの冷却効率の向上が実現される。
図11に示す熱処理装置201は、底部1aに段差部3を備える代わりに、奥端部1eに向かうほど基板Wとの間隔が狭くなる態様にて傾斜部203を備える。傾斜部203は、X軸に垂直な位置に三角形の段差面203sを備える。
図12に示す熱処理装置301は、側部1b、1cと段差部3とが離間し、当該離間部分に間隙304が形成された構成を有する。これは、X軸方向における流速分布に着目した場合、側部1b、1cの近傍では相対的に流速が大きくなる傾向があることを考慮した構成である。
図13に示す熱処理装置401は、第1段差部403aと第3段差部403cの段差面が曲面となっており、両者の間には、奥端部1eに向かうほど基板Wとの間隔が狭くなる態様の曲面傾斜部403bを備える。図13は、段差面が矩形である必要はないこと、および段差部が曲面形状を有していてもよいことを示している。
あるいはさらに、上述の実施の形態や図11ないし図13に示した熱処理装置が備える段差部や傾斜部などが適宜に組み合わされる態様であってもよい。
また、上述の実施の形態では、基板Wの上側においては天面部1dとの距離が場所によらず一定とされているが、基板Wの上側においても、基板Wの搬入・搬出に支障のない限りにおいて、段差を設けるなどの態様にて流速分布が形成されるように熱処理装置1が構成されてもよい。
また、上述の実施の形態では、設けた段差部が1段となっているが、開口部側から排気口側に向かって、段階的に段差が増える(階段状)構造としてもよい。このような構造とすることで、大サイズの基板においても冷却効率の向上が実現される。
1、201、301、401、1001 熱処理装置
1a (熱処理装置の)底部
1b、1c (熱処理装置の)側部
1d (熱処理装置の)天面部
1e (熱処理装置の)奥端部
1f (熱処理装置の)脚部
2 熱処理空間
3 段差部
3s 段差面
4 間隙
5 排気口
P 支持ピン
W 基板

Claims (4)

  1. 基板を収容した収容部に外部から雰囲気ガスを流入させることによって基板を冷却する熱処理装置であって、
    基板を収容する収容部が、
    基板を水平に支持するための複数の支持ピンと、
    前記雰囲気ガスが外部から水平方向に流入する開口部と、
    前記開口部に対向する位置に設けられた、前記雰囲気ガスを排気するための排気口と、
    前記基板が前記支持ピンにて水平に支持されて前記雰囲気ガスによって冷却される際に、少なくとも前記基板の下側における前記雰囲気ガスの流れに、前記開口部側よりも前記排気口が備わる側の方が流速が大きくなる流速分布を生じさせる流速分布付与手段と、
    を備え
    前記流速分布付与手段が、前記収容部の底部において前記排気口が備わる側と前記開口部側とに設けられた段差であり、前記段差によって前記排気口が備わる側における前記基板と前記収容部との距離を前記開口部側における前記基板と前記収容部との距離よりも狭めることによって、前記流速分布を生じさせてなる、
    ことを特徴とする熱処理装置。
  2. 請求項1に記載の熱処理装置であって、
    前記段差の形成位置と前記開口部との距離が、前記開口部と前記排気口が備わる位置との距離の1/4以上3/4以下である、
    ことを特徴とする熱処理装置。
  3. 基板を周囲の雰囲気ガスとの温度差を利用して冷却する熱処理装置であって、
    基板を水平に支持する複数の支持ピンが突出してなる底部と、
    前記底部に垂直な側部と、
    前記底部と対向する天面部と、
    前記底部と、前記側部と、前記天面部とに垂直な奥端部と、
    とによって囲驍された熱処理空間を有し、
    前記奥端部が、前記熱処理空間から雰囲気ガスを排気するための排気口を備え、
    前記支持ピンに水平に支持された前記基板を冷却するために前記排気口から前記雰囲気ガスを排気することによって前記熱処理空間に新たな前記雰囲気ガスを流入させる際に、少なくとも前記基板の下側において、前記熱処理空間の開口部側よりも前記排気口が備わる側の方が前記雰囲気ガスの流速が大きくなる流速分布を生じさせる流速分布付与手段、
    をさらに備え、
    前記流速分布付与手段が、前記底部において前記排気口が備わる側と前記開口部側とに設けられた段差であり、前記段差によって前記排気口が備わる側における前記基板と前記底部との距離を前記開口部側における前記基板と前記底部との距離よりも狭めることによって、前記流速分布を生じさせてなる、
    ことを特徴とする熱処理装置。
  4. 請求項3に記載の熱処理装置であって、
    前記段差の形成位置と前記開口部との距離が、前記開口部と前記奥端部との距離の1/4以上3/4以下である、
    ことを特徴とする熱処理装置。
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