JP5855927B2 - 穀稈刈取装置 - Google Patents
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Description
すなわち、前記穀稈刈取装置の態様の1つは、前記回転変換機構が、前記駆動軸の横向き軸心周りの回転を、前記第1の伝動軸の前後向き軸心周りの往復回動に変換し、前記所定の動力伝達機構が、前記第1の伝動軸の前後向き軸心周りの往復回動を、前記第2の伝動軸に伝達することにより、前記第2の伝動軸を前後向き軸心周りの往復回動させるギア機構とすることができる。
(1)穀稈刈取装置の構成:
(2)穀稈刈取ユニットの構成:
(3)第2実施例:
(4)まとめ:
<稲麦ユニット装着時の基本構成>
まず、コンバイン1の基本的な構成を、後述する稲麦ユニットU1を取り付けた状態を例に取って説明する。なお、コンバイン1は、本実施形態において、穀稈刈取装置を構成する。図1は、コンバイン1の全体構成を示す左側面図であり、図2は、コンバイン1の全体構成を示す右側面図であり、図3は、コンバイン1の全体構成を示す平面図であ、図4は、稲麦ユニットU1を取り付けたコンバイン1の動力伝達図である。
図10は、回転変換機構の具体的な一例を示す図である。同図は、刈取主軸61に沿った上下左右断面で部分的に切断して背面側から見て示してある。同図において、回転変換機構100は、刈取主軸61に連結した傾斜ヘッド101に傾斜軸心102周りに回動可能に傾斜ボス103を遊転自在に外嵌装着し、この傾斜ボス103の外周対角位置に備えられた一対の支点ピン104にヨーク105を介して第1伝動ロッド110を連結して構成されている。
第1伝動ロッド110は、図8に示すように、軸を機体3の前後方向に配向させて配設してある。第1伝動ロッド110の基端は、上述したように、回転変換機構100を介して刈取主軸61に接続されている。
第1伝動ロッド110の先端は、第1支持材140に形成された貫通孔に遊転自在に挿通され、第1支持材140の前側面に固定された第1枢支材150に枢支されている。第1枢支材150に枢支された第1伝動ロッド110は、その先端を、第1枢支材150より前方に、所定長だけ突出する長さに形成されている。この突出部分に、後述する穀稈刈取ユニットの刈取装置22へ動力を伝達する部材が取り付けられる。
第1伝動ロッド110は、刈取主軸61の位置と、刈取装置22の刈刃の位置と、に応じて決定される所定角だけ前傾して配置されている。具体的には、第1伝動ロッド110は、刈取主軸61から刈取装置22の刈刃までの距離と高低差に応じた角度で前傾されている。このように、前傾した第1伝動ロッド110を用いて動力を伝達することにより、刈取主軸61の動力を、刈取装置22の近辺まで伝達することができる。
図11は、刈取装置22内における動力伝達を説明する図である。同図は、刈取装置22の右端を前方から見て示してある。第1伝動ロッド110によって刈取装置22の近辺まで伝達された動力は、揺動アーム120と、リンク機構130とを用いて、刈取装置22に伝達される。
以上説明した伝達機構により、刈取主軸61の軸心周りの回転に応じた動力が、刈取装置22の刈刃へと伝達される。
<稲麦ユニット>
図12は、稲麦ユニットU1を刈取部4から取り外して示した斜視図である。同図に示すように、刈取部4の基部Bは、刈取装置22へ動力を伝達する動力伝達機構のうち、刈取主軸61の動力を穀稈刈取ユニット(稲麦ユニットU1又は雑穀ユニットU2)へ伝達するための部材を含む構成に成っている。
次に、雑穀ユニットU2について説明する。図13は、雑穀ユニットU2を刈取部4から取り外して示した斜視図であり、図14は、雑穀ユニットU2を刈取部4に取り付けて示した右側面図であり、図15は、雑穀ユニットを取り付けたコンバインの動力伝達図である。なお、図14は、刈取部4の右側面を覆蓋する右側板を取り外して、動力伝達機構を露出して示してある。また、図13に示す刈取部4の基部Bは、図12に示す刈取部4の基部Bと同様の構成である。
図16は、第2伝動ロッド220の取り付け位置と傾きを説明する図である。同図に示すように、第2枢支材210は、上述した第1支持材140の前側面に、ボルト等の汎用的な固定具によって固定されている。これにより、第2枢支材210は、汎用的な工具にて、取り付けや取り外しが可能になっている。
第2伝動ロッド220の先端部は、第2支持材230に形成された貫通孔に遊転自在に挿通され、第2支持材230の前側面に固定された第3枢支材240に枢支されている。第3枢支材240に枢支された第2伝動ロッド220は、その先端を、第3枢支材240より前方に、所定長だけ突出する長さに形成されている。
(3)第2実施例
上述した実施形態では、第1伝動ロッド110と第2伝動ロッド220との間をリンク機構にて接続して動力を伝達していたが、第1伝動ロッド110と第2伝動ロッド220と間は、ギア機構等の他の動力伝達機構にて接続することもできる。
以上説明した実施例では、稲・麦等用のユニットと、菜種やひまわり用のユニットと、を刈取部に連結可能に形成し、これらユニットを取り替えて刈取部に連結する場合を例に取り説明を行ったが、むろん、交換可能なユニットの種類や数はこれらに限るものではない。例えば、他の作物の刈り取りに適したユニットを刈取部に対して連結可能に形成し、稲・麦等用のユニットや菜種・ひまわり等用のユニットと、取り替え可能に構成しても良い。また、3つ以上のユニットを取り替え可能に構成してもよい。
Claims (3)
- 機体本体の前部にバリカン型の刈刃を備える刈取装置を設けた穀稈刈取装置であって、
前記機体本体に対して横架支承され、横向き軸心周りに回転する駆動軸と、
前記駆動軸の終端に連動連接する回転変換機構と、
前記機体本体の前後方向に配設され、前記回転変換機構の出力側に連動連接することにより前記刈取装置の刈刃を左右に往復駆動する伝動軸群と、を備え、
前記伝動軸群は、前記回転変換機構に始端を接続される入力揺動軸と、当該入力揺動軸とは軸心を異にしており所定の動力伝達機構を介して前記入力揺動軸と連動して回動する出力揺動軸と、により構成され、
前記出力揺動軸の一端が、直線変換機構を介して前記刈刃の一端と連動連接することにより前記刈取装置の刈刃を左右に往復駆動することを特徴とする穀稈刈取装置。 - 前記出力揺動軸と前記刈取装置は、一体的に取り扱い可能なユニットであり、
前記ユニットは、前記機体本体に前記入力揺動軸を残しつつ前記機体本体から取り外し可能であることを特徴とする請求項1に記載の穀稈刈取装置。 - 前記回転変換機構は、前記駆動軸の横向き軸心周りの回転を、前記入力揺動軸の前後向き軸心周りの往復回動に変換し、
前記所定の動力伝達機構は、前記入力揺動軸の前後向き軸心周りの往復回動を前記出力揺動軸に伝達することにより、前記出力揺動軸を前後向き軸心周りに往復回動させるリンク機構であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の穀稈刈取装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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2011
- 2011-12-14 JP JP2011273004A patent/JP5855927B2/ja active Active
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