JP5854884B2 - マーキング方法及びマーキング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワークの所定位置に識別マークを形成するマーキング方法及びマーキング装置に関する。
従来、ワークに対して、その中心位置を識別させるため、或いは、加工位置を識別させるため等、種々の目的のためにワーク表面に識別マークを付すことが行われている。このような識別マークのマーキング方法としては、例えば、ワーク表面にレーザー光線を照射することにより識別マークを形成する方法(特許文献1)や、ワーク表面にインクを吐出させて所定形状の識別マークを印字する方法等が知られている。
これら従来のマーキング方法は、いずれも、識別マークの形状となるように、レーザー光線を移動させたり、インクを吐出する部材を移動させることにより識別マークを形成している。例えば、直線状の識別マークを形成する場合には、直線の一方の端部から他方の端部に向けて、レーザー光線を移動させ、或いはインクを吐出する部材を移動させて、識別マークを形成していた。
特開平8−39270号公報
上述のように、ワークの所定位置に識別マークを形成する方法・装置は種々案出されている。本発明は、これらのようなマーキング方法・装置とは全く異なる新規なマーキング方法・装置であって、簡便に識別マークを形成できるマーキング方法及びマーキング装置を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、ワークの所定位置に識別マークを形成するマーキング方法であって、両端間を内部通路が連通するインク保持体の該内部通路内に、前記ワークに印字可能なインクを供給するインク供給ステップと、前記インク保持体の一方端を含む前記インク保持体の先端部における外周部が、前記ワークの所定位置に沿うように、前記ワークと前記インク保持体との相対位置を移動させる移動ステップと、前記インク保持体の前記内部通路内を加圧して、前記一方端に液滴状のインク玉を形成するインク玉形成ステップとを備え、前記ワークの所定位置に沿うように配置された前記インク保持体の先端部における外周部と前記ワークとの間に導かれる前記インク玉のインクが、前記ワークの表面及び前記インク保持体の先端部の外周部を伝わることにより、前記インク保持体の先端部における外周部の形状に沿った識別マークを前記ワークに形成することを特徴とするマーキング方法より達成される。
このようなマーキング方法によれば、形成されたインク玉におけるインクが、ワークの表面及びインク保持体の先端部の外周部を伝って、ワークに識別マークを形成しつつ上方に移動するため、インク保持体の先端部の外周部の形状に沿った形の識別マーク(先端部の形状に即した形状の識別マーク)をワーク表面に印字することが可能となる。具体的には、例えば、インク保持体が直線状の形状を有している場合には、直線状の識別マークを形成することができ、或いは、インク保持体が湾曲した形状を有する場合には、その湾曲形状に沿った形状の識別マークを形成することができる。
また、上記マーキング方法によれば、インク保持体の先端部における外周部がワークの所定位置に沿うように、インク保持体とワークとの相対位置を移動させるという動きだけで、識別マークを形成することが可能であり、従来のように、識別マークの形状となるようにインク保持体を移動させる必要が無く、マーキング時のインク保持体(或いはワーク)の移動に関する制御がシンプルになると共に、マーキングに要する時間を短縮することが可能となる。
このマーキング方法において、前記移動ステップは、前記インク保持体の前記先端部における外周部が、前記ワークの所定位置に当接するように、前記インク保持体と前記ワークとの相対位置を移動することが好ましい。
このように、インク保持体の先端部における外周部をワークの所定位置(識別マークを付与しようとする位置)に当接するように、インク保持体とワークとの相対位置を移動させることにより、インク保持体の先端部における外周部とワークとの間に導かれるインクを、インク保持体の先端部に沿う方向に効率よく引き延ばすことが可能となるため、線状の識別マークを確実にかつ簡便に形成することが可能となる。
また、前記インク供給ステップは、前記インクが貯留される貯留槽に前記インク保持体の前記先端部を浸漬した後、前記内部通路内を負圧にして前記インクを吸引し、前記内部通路内に前記インクを供給することが好ましい。このような構成を採用した場合、インク保持体における内部通路内にインクを簡便に供給することが可能となる。
また、前記インク保持体の前記内部通路内に供給されるインク量は、前記インク保持体の前記一方端に形成されるインク玉のインク量の1.5倍〜2.5倍であることが好ましい。
このようにインク保持体の一方端に形成されるインク玉のインク量に対して、1.5倍〜2.5倍のインク量をインク保持体の内部通路内に供給するように設定することにより、インク保持体の内部通路内を加圧してインク玉を形成する際に、気泡噛み等が発生しても略同一形状・略同一インク量のインク玉を安定的に形成することが可能となる。
また、前記インク供給ステップは、前記インク保持体の前記内部通路内に前記インクを供給する前段階において、前記内部通路内に残留する前記インクの全量を予め吐出するインク吐出ステップを更に備えることが好ましい。
このように、インク保持体の内部通路内に残留するインクの全量を一旦吐出することにより、内部通路内におけるインクが乾燥して内部通路内に詰まりが発生することを確実に防止することが可能となる。
また、前記ワークは、合成樹脂材料から形成されており、前記インクは、前記ワークを溶解可能な溶剤を含むことが好ましい。このような構成を採用した場合、ワークの所定位置に識別マークを印字した際に、インクに含まれる溶剤の働きにより、インク付着部分におけるワーク表面を溶かして、表面粗さが大きくなる。この表面粗さが大きくなったワーク表面にインクの顔料が付着・含浸することにより、消えにくい識別マークをワークに形成することが可能となる。
また、本発明の上記目的は、ワークの所定位置に識別マークを形成するマーキング装置であって、前記ワークに印字可能なインクを液滴状のインク玉としてインク保持体の一方端に吐出可能なインク供給手段と、前記一方端を含む前記インク保持体の先端部における外周部が、前記ワークの所定位置に沿うように、前記ワークと前記インク供給手段との相対位置を移動する搬送手段とを備えており、インク保持体の一方端に吐出されて形成される前記インク玉が、前記ワークの所定位置に沿うように配置された前記インク保持体の先端部における外周部と前記ワークとの間に導かれて、前記ワークの表面及び前記インク保持体の先端部の外周部を伝わることにより、前記インク保持体の先端部における外周部の形状に沿った識別マークを前記ワークに形成可能なマーキング装置により達成される。

本発明によれば、ワークの所定位置に識別マークを簡便に形成することができるマーキング方法及びマーキング装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るマーキング方法の工程を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るマーキング方法を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係るマーキング方法において使用されるインク保持体の一例を示す概略構成図である。 図2(d)におけるA−A断面を示す概略構成断面図である。 本発明の一実施形態に係るマーキング方法において使用されるインクが揮発性溶剤を含む場合に、インク保持体の一方端に形成されるインク玉の形状変化を説明するための説明図である。 本発明の一実施形態に係るマーキング方法の効果の一例を説明するための説明図である。 本発明の一実施形態に係るマーキング方法の変形例を説明する説明図である。 本発明の他の実施形態に係るマーキング方法の工程を示すブロック図である。 マーキング装置の一例を示す概略構成図である。 図9に示すマーキング装置の作動を説明する説明図である。
以下、本発明の実施形態にかかるマーキング方法について添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るマーキング方法の工程を示すブロック図であり、図2は、マーキング方法を説明する説明図である。本発明に係るマーキング方法は、ワークの所定位置に識別マークを形成するマーキング方法であって、図1に示すように、インク供給ステップS1と、当該インク供給ステップS1の後工程である移動ステップS2と、インク玉形成ステップS3とを備えている。これらインク供給ステップS1、移動ステップS2及びインク玉形成ステップS3の各工程は、オートメーション化して構成することができる。
ここで、本発明に係るマーキング方法により識別マークが表面に形成されるワークZとしては、種々のものを採用することができる。例えば、合成樹脂材料から形成される部材や、金属材料から形成される部材、合成樹脂材料と金属材料を組み合わせた部材等、種々の材料から形成される部材に適応可能である。また、ワークZの形状に関しても特に限定されず、例えば、棒状或いは線材状の部材や円柱状、中空円筒状等種々の形状の部材を採用することができる。
インク供給ステップS1は、図2(a)や図3に示すような両端間を内部通路22が連通するインク保持体20における内部通路22内に、ワークZに印字可能なインクを供給する工程である。このインク供給ステップS1において使用されるインク保持体20としては、図2(a)に示すように、保持体本体21と、保持体本体21の両端間を連通する内部通路22とを備える構成を有している、内部通路22の各端部は、保持体本体21の両端においてそれぞれ開口している。この内部通路22が、インクを保持する機能を発揮する。保持体本体21は、ステンレス等の金属材料から形成されるのが好ましいが、金属材料以外の材料、例えば、テフロン(登録商標)等の合成樹脂材料から形成してもよい。
本実施形態においては、インク保持体20にインクを供給し、マーキング時にインクを吐出させる必要があることから、図3(a)に示すように、インク保持体20と、当該インク保持体20を先端部に備える中空支持体23と、当該中空支持体23の中空部23a及びインク保持体20の内部通路22内に挿入されるピストン体24とを備えるマイクロシリンジ体25を用いてワークZの表面に識別マークを形成できるように構成している。なお、マイクロシリンジ体25の他に、インク保持体20を備えるディスペンサ(液体定量吐出装置)を用いることも可能である。ピストン体24の外周面は、インク保持体20における内部通路22の内周面と摺接可能となるように構成されている。また、図3(b)に示すように、中空支持体23の中空部23a及びインク保持体20の内部通路22内にピストン体24を最も押し込んだ状態において、ピストン体24の先端が、インク保持体20の一方端20a(先端)と同一位置に配置されるように、あるいは、ピストン体24の先端が、インク保持体20の一方端20aから僅かに外部に突出するように、インク保持体20、中空支持体23及びピストン体24の長さを設定することが好ましい。なお、中空支持体23及びピストン体24も保持体本体21と同様に、ステンレス等の金属材料から形成されるのが好ましいが、金属材料以外の材料、例えば、テフロン等の合成樹脂材料から形成してもよい。
このようなマイクロシリンジ体25を用いる場合、インクが貯留される貯留槽にインク保持体20の一方端20aを浸漬させた状態で、ピストン体24を保持体本体21及び中空支持体23から引き抜く方向に移動させることにより、インク保持体20の内部通路22内を負圧とし、インク保持体20の一方端20aを介してインクを内部通路22内に導き、内部通路22内にインクを充填する。
移動ステップS2は、一方端20aを含むインク保持体20の先端部20bにおける外周部20cが、識別マークを付与しようとするワークZの所定位置Z1(識別マーク形成位置)に沿うように、ワークZとインク保持体20との相対位置を移動させる工程である(図2(b)(c))。本実施形態においては、インク保持体20の一方端20aを下方に向けた状態を維持しつつ、インク保持体20をワークZ側に移動させるように構成している。なお、インク保持体20を移動させる代わりに、ワークZをインク保持体20側に移動させるように構成してもよい。また、本実施形態の移動ステップS2においては、インク保持体20の先端部20bにおける外周部20cが、ワークZの表面(識別マークを付与しようとするワークZの所定位置Z1)に当接するように、ワークZとインク保持体20との相対位置を移動させている。
インク玉形成ステップS3は、図2(c)に示すように、インク保持体20の一方端20aを下方に向けた状態で、ワークZの所定位置Z1(識別マーク形成位置)に沿うように移動されたインク保持体20の内部通路22内を加圧して、一方端20aに液滴状のインク玉Sを形成する工程である。本実施形態においては、マイクロシリンジ体25が備えるピストン体24をインク保持体20側に僅かに押圧することにより内部通路22内を加圧し、インク保持体20の一方端20aからインクを少量吐出させることにより、当該一方端20aに液滴状のインク玉Sが付着した状態(垂下した状態)を形成する。
上記実施形態に係るマーキング方法は、インク保持体20にインクを供給した後、インク保持体20の先端部20bにおける外周部20cが、識別マークを付与しようとするワークZの所定位置Z1に沿うようにインク保持体20(或いはワークZ)を移動し、その後、インク保持体20の一方端20aにインク玉Sを形成するようにしているため、形成されたインク玉Sにおけるインクが、図2(d)やそのA−A断面図である図4に示すように、ワークZの表面及びインク保持体20の先端部20bの外周部20cを伝って、ワークZに識別マークを形成しつつ上方に移動するため、インク保持体20の先端部20bの外周部20cの形状に沿った形の識別マーク(先端部20bの形状に即した形状の識別マーク)をワークZ表面に印字することが可能となる。具体的には、例えば、インク保持体20が直線状の形状(棒状の形状)を有している場合には、直線状の識別マークを形成することができ、或いは、インク保持体20が湾曲した形状を有する場合には、その湾曲形状に沿った形状の識別マークを形成することができる。
また、本実施形態に係るマーキング方法によれば、インク保持体20の先端部20bにおける外周部20cがワークZの所定位置Z1に沿うように、インク保持体20とワークZとの相対位置を移動させるという動きだけで、識別マークを形成することが可能であり、従来のように、識別マークの形状となるようにインクを吐出する部材(インク保持体20に相当する部材)を移動させる必要が無く、マーキング時のインク保持体20(或いはワークZ)の移動に関する制御をシンプルなものに構成することができると共に、マーキングに要する時間を短縮することが可能となる。
また、本実施形態に係るマーキング方法は、移動ステップS2において、インク保持体20の先端部20bにおける外周部20cが、ワークZの所定位置Z1(識別マークを付与しようとする位置)に当接するように、インク保持体20を移動するように構成している。このような構成を採用することにより、インク保持体20の先端部20bにおける外周部20cとワークZとの間に導かれるインクを、インク保持体20の先端部20bに沿う方向に効率よく引き延ばすことが可能となるため、先端部20bの形状に即した識別マークを確実にかつ簡便に形成することが可能となる。
また、本実施形態に係るマーキング方法は、インク供給ステップS1において、インクが貯留される貯留槽にインク保持体20の先端部20bを浸漬した後、内部通路22内を負圧にしてインクを吸引し、内部通路22内にインクを供給するように構成しているが、このような構成を採用した場合、インク保持体20における内部通路22内にインクを簡便に供給することが可能となる。
ここで、インク保持体20の内部通路22内に供給されるインク量は、インク保持体20の一方端20aに形成されるインク玉Sのインク量の1.5倍〜2.5倍となるように設定することが好ましい。このようにインク保持体20の一方端20aに形成されるインク玉Sのインク量に対して、1.5倍〜2.5倍のインク量をインク保持体20の内部通路22内に供給するように設定することにより、インク保持体20の内部通路22内を加圧してインク玉Sを形成する際に、気泡噛み等が発生しても略同一形状・略同一インク量のインク玉Sを安定的に形成することが可能となる。
また、本実施形態に係るマーキング方法において使用されるインクとしては、ワークZに印字可能であれば種々のインクを採用することができる。インクは、一般的に、溶剤に所定の色を有する顔料を溶解或いは混合することにより形成されるが、溶剤としては、例えば、塩化メチレン、クロロホルム、テトラヒドロフラン(tetrahydrofuran)、ベンゼン、HFIP(ヘキサフルオロ−2−プロパノール)等の揮発性溶剤を好適に使用することができる。このような溶剤を含むインクを採用した場合、図5(a)(b)に示すように、インク保持体20の一方端20aにインク玉Sを垂下して形成した際に、形成されたインク玉Sが素早く持ち上がって、インク保持体20の先端部20bにおける外周部20c側に移動することとなる(図5(b)の状態)。つまり、インク保持体20とワークZとの距離が近づくように両者の相対位置を移動し、インク玉Sを形成した場合に、効率よくかつ綺麗な識別マークをワークZ表面に形成することが可能となる。
また、ワークZが合成樹脂材料から形成される場合には、インクが、当該ワークZを溶解可能な溶剤を含むことが好ましい。このような溶剤としては、例えば、ポリ乳酸や、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂材料からワークZが形成される場合には、上述した揮発性溶剤を好適に使用することができる。このような場合、ワークZの所定位置Z1に識別マークを印字した際に、インクに含まれる溶剤の働きにより、インク付着部分であるワークZ表面が溶けてその表面粗さが大きくなる。表面粗さが大きくなったワークZ表面に付着・含浸したインク中の顔料は、摩擦等によっても消えにくくなるため、耐久性のある識別マークをワークZに形成することが可能となる。
また、図6の断面図に示すように、表面に凹凸が形成されているようなワークZに対して、ワークZにおける凹部(溝部)Z2に沿った形状の識別マークを形成する場合、インク保持体20における先端部20bの外周部20cとワークZとの距離を近づけることにより、ワークZの凹部Z2の外表面とインク保持体20の外周部20cとの間で、隙間の狭い空間部Z3が形成されることとなるため、インク保持体20の一方端20aに形成されるインク玉Sが、素早く空間部Z3に吸い込まれることとなり、極めて迅速に且つ綺麗にワークZにおける凹部Z2に識別マークを形成することが可能となる。なお、図6は、図2(d)のA−A断面に相当する断面を示す断面図である。
以上、本発明に係るマーキング方法について説明したが、具体的構成は、上記実施形態に限定されない。例えば、上記実施形態においては、図1のブロック図に示すように、移動ステップS2の後工程にインク玉形成ステップS3を備えるように構成しているが、例えば、インク玉形成ステップS3の後工程に、移動ステップS2の工程を備えるようにしてもよい。具体的には、図7に示すように、インク保持体20の一方端20aに垂下するようにインク玉Sを形成し、その後、インク保持体20の先端部20bにおける外周部20cがワークZの所定位置Z1に沿うように、ワークZとインク保持体20との相対位置を移動させるように構成してもよい。このような構成であっても、図7(d)(e)に示すように、ワークZとインク保持体20の先端部20bとの距離が近づくに従い、インク保持体20の一方端20aに形成されるインク玉Sが、インク保持体20の先端部20bにおける外周部20cとワークZとの間に導かれつつ、インク保持体20の先端部20bの外周部20cに沿って流動することとなるため、インク保持体20の先端部20bの外周部20cの形状に沿った形の識別マーク(先端部20bの形状に即した形状の識別マーク)をワークZ表面に印字することが可能となる。
また、上記実施形態においては、インク保持体20の一方端20aを下方に向けた状態を維持しつつ、インク保持体20とワークZとの相対位置を移動させるように構成すると共に、一方端20aを下方に向けた状態を維持してインク玉Sを形成するように構成しているが、このような構成に特に限定されず、インク保持体20の一方端20aが向く方向を種々選択することが可能である。例えば、一方端20aを上方に向けた状態でインク保持体20とワークZとの相対位置を移動して、この状態を維持しつつインク玉Sを形成するようにしてもよく、或いは、一方端20aが水平方向を向くようにしてインク保持体20とワークZとの相対位置を移動し、この状態を維持しつつインク玉Sを形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、インク保持体20の先端部20bにおける外周部20cが、ワークZの表面(識別マークを付与しようとするワークZの所定位置Z1)に当接するように、ワークZとインク保持体20との相対位置を移動させるように移動ステップS2を構成しているが、このような構成に限定されない。例えば、インク保持体20の先端部20bにおける外周部20cとワークZとの間に僅かな隙間が形成される程度に、ワークZとインク保持体20との相対位置を移動させるように構成してもよい。このような構成であっても、インク保持体20の一方端20aに形成されるインク玉Sが、インク保持体20の先端部20bにおける外周部20cとワークZとの間に形成される隙間内に吸い込まれるようにして導かれ、ワークZ表面に線状の識別マークを形成することができる。
また、上記実施形態において、図8のブロック図に示すように、インク供給ステップS1が、インク保持体20の内部通路22内にインクを供給する前段階において、インク保持体20の内部通路22内に残留するインクの全量を予め吐出するインク吐出ステップS4を更に備えることが好ましい。このように、インク保持体20の内部通路22内に残留するインクの全量を一旦吐出することにより、内部通路22内におけるインクが乾燥して内部通路22内に詰まりが発生することを確実に防止することが可能となる。
次に、上述したマーキング方法を実施するに際しての好適なマーキング装置1の一例を説明する。このマーキング装置1は、図9に示すように、インク供給手段2と、ワークZを保持するワーク保持手段3と、インクが貯留されるインク貯留槽4と、インク供給手段2を上下左右方向に移動可能な搬送手段5とを備えている。
インク供給手段2は、ワークZに印字可能なインクを液滴状のインク玉Sに形成するための装置であり、図3に示すマイクロシリンジ25と同等の構成を有している。つまり、インク保持体20、当該インク保持体20が先端部に設置される中空支持体23、及び、ピストン体24により構成される加減圧手段を備えている。インク保持体20は、図2(a)や図3に示すように、両端間を連通する内部通路22を備えている。この内部通路22が、インクを保持する機能を発揮する。また、インク保持体20の内部通路22と中空支持体23の中空部とが連通するように、インク保持体20の他方端が、中空支持体23に固定されている。
加減圧手段は、インク保持体20の内部空間内を加減圧可能な手段であり、上述のピストン体24を加減圧手段として使用している。このピストン体24の外周面は、インク保持体20における内部通路22の内周面と摺接可能となるように構成されている。また、図3(b)に示すように、中空支持体23の中空部23a及びインク保持体20の内部通路22内にピストン体24を最も押し込んだ状態において、ピストン体24の先端が、インク保持体20の一方端20a(先端)と同一位置に配置されるように、あるいは、ピストン体24の先端が、インク保持体20の一方端20aから僅かに外部に突出するように、インク保持体20、中空支持体23及びピストン体24の長さを設定することが好ましい。インク保持体20、中空支持体23及びピストン体24の長さをこのように設定する場合、ピストン体24をインク保持体20に最も押し込むことにより、インク保持体20の内部通路22内に残留するインクの全量を吐出することが可能となる。また、ピストン体24の他端部24bには、当該ピストン体24の往復動を可能にするピストン駆動装置26が接続されており、このピストン駆動装置26の作用により、ピストン体24をインク保持体20から引き抜く方向への移動、及び、ピストン体24の先端をインク保持体20の一方端20a側に押し込む方向への移動を可能にしている。なお、インクが貯留されるインク貯留槽4にインク保持体20の一方端20aを浸漬させた状態で、ピストン体24をインク保持体20から引き抜く方向に移動させることにより、インク保持体20の内部通路22内を負圧とし、インク保持体20の一方端20aを介してインクを内部通路22内に導き、内部通路22内にインクを供給することができる。また、インクが供給されたインク保持体20に対してピストン体24を僅かに押圧することにより、インク保持体20の内部通路22内が加圧され、インク保持体20の一方端20aに液滴状のインク玉を形成することができる。
ワーク保持手段3は、所定位置に識別マークが形成されるワークZを保持するための装置であり、ワークZを挟んで保持する挟持部31を備えている。
インク貯留槽4は、内部にインクを貯留する容器本体41と、容器本体41の上部開口を閉塞する蓋体42とを備えている。蓋体42の略中央部には、インク供給手段2におけるインク保持体20を容器本体41内に挿入して容器本体41内のインクに浸漬させるための貫通孔43が設けられている。この貫通孔43の蓋体表面側端部の周囲には、ストッパー部材44が配置されている。このストッパー部材44は、インク供給手段2における中空支持体23の先端部周縁23bが当接できるように構成されている。
搬送手段5は、ワークZとインク供給手段2との相対位置を移動するための装置であり、図9の構成においては、アーム51を介してインク供給手段2を支持し、当該インク供給手段2を移動させることにより、ワークZとインク供給手段2との相対位置を変更できるように構成している。なお、上述のピストン駆動装置26は、アーム51上に設置されている。この搬送手段5は、一方端20aを含むインク保持体20の先端部20bにおける外周部20cが、識別マークを形成しようとするワークZの所定位置に沿うように、インク保持体20の一方端20aを下方に向けた状態を維持しつつ、インク供給手段2をワークZ側に移動させるように構成している。また、インク供給手段2を移動させる際には、インク保持体20の先端部20bにおける外周部20cが、ワークZの表面(識別マークを付与しようとするワークZの所定位置)に当接するように構成されている。また、搬送手段5は、インク供給手段2をインク貯留槽4側に移動させて、インク貯留槽4の蓋体42に形成される貫通孔43を介して、インク保持体20を容器本体41内に挿入し、容器本体41内に貯留されるインク内にインク保持体20の先端部を浸漬させる動きが可能となるように構成されている。つまり、搬送手段5は、図10に示すようにインク貯留槽4内にインク保持体20が浸漬されるインク供給手段2をインク貯留槽4から引き抜いてワークZ側へと移動する往動(図10(a)(b)(c)の順の動き)と、インク供給手段2をワークZ側からインク貯留槽4側へと移動し、インク保持体20をインク貯留槽4内に挿入する復動(図10(c)(b)(a)の順の動き)とを行えるように構成されている。なお、搬送手段5を駆動させていない状態においては(停止状態においては)、インク保持体20をインク貯留槽4内に挿入し、中空支持体23の先端部周縁23bが、蓋体42に設けられるストッパー部材44と当接した状態となるようにすることが好ましい(図10(a)の状態)。中空支持体23の先端部周縁23bがストッパー部材44と当接することにより、インク貯留槽4が密閉された状態となるため、インクに含まれる溶剤が揮発して、インクが乾燥することを効果的に防止することができる。特に、インク貯留槽4の密閉性を向上させるという観点から、ストッパー部材44を弾性材料から形成することが好ましい。また、図9や図10の構成においては、ストッパー部材44は、蓋体42に形成される貫通孔43の上部に配置されているが、このような配置の他、例えば、インク供給手段2における中空支持体23の先端部周縁23bに配置するように構成してもよい。
このようなマーキング装置1によれば、インク保持体20にインクを供給した後、インク保持体20の先端部20bにおける外周部20cが、識別マークを付与しようとするワークZの所定位置Z1に沿うようにインク保持体20(或いはワークZ)を移動し、その後、インク保持体20の一方端20aにインク玉Sを形成することにより識別マークをワークZに形成することが可能となる。
なお、図10の構成においては、加減圧手段を、ピストン体24により構成しているが、例えば、中空支持体23の他端部に接続されるポンプ装置により加減圧手段を構成し、インク保持体20の内部通路22内を加減圧するようにしてもよい。このような構成であっても、ポンプ装置によって、中空支持体23の中空部及びインク保持体20の内部通路22内の空気を吸引することにより、インク保持体20の一方端20aからインクを吸引することができ、また、中空支持体23の中空部及びインク保持体20の内部通路22内に空気を供給することにより内部通路22内に供給されたインクをインク保持体20の一方端20aから吐出させ、当該一方端20aにインク玉Sを形成することができる。
S1 インク供給ステップ
S2 移動ステップ
S3 インク玉形成ステップ
S4 インク吐出ステップ
1 マーキング装置
2 インク供給手段
20 インク保持体
21 保持体本体
22 内部通路
23 中空支持体
23a 中空部
24 ピストン体
25 マイクロシリンジ体
3 ワーク保持手段
31 挟持部
4 インク貯留槽
41 容器本体
42 蓋体
43 貫通孔
44 ストッパー部材
5 搬送手段
S インク玉
Z ワーク

Claims (11)

  1. ワークの所定位置に識別マークを形成するマーキング方法であって、
    両端間を内部通路が連通するインク保持体の該内部通路内に、前記ワークに印字可能なインクを供給するインク供給ステップと、
    前記インク保持体の一方端を含む前記インク保持体の先端部における外周部が、前記ワークの所定位置に沿うように、前記ワークと前記インク保持体との相対位置を移動させる移動ステップと、
    前記インク保持体の前記内部通路内を加圧して、前記一方端に前記ワークに接触させる液滴状のインク玉を形成するインク玉形成ステップとを備え、
    前記ワークの所定位置に沿うように配置された前記インク保持体の先端部における外周部と前記ワークとの間に導かれる前記インク玉のインクが、前記ワークの表面及び前記インク保持体の先端部の外周部を伝わることにより、前記インク保持体の先端部における外周部の形状に沿った識別マークを前記ワークに形成することを特徴とするマーキング方法。
  2. 前記移動ステップは、前記インク保持体の前記先端部における外周部が、前記ワークの所定位置に当接するように、前記インク保持体と前記ワークとの相対位置を移動することを特徴とする請求項1に記載のマーキング方法。
  3. 前記インク供給ステップは、前記インクが貯留される貯留槽に前記インク保持体の前記先端部を浸漬した後、前記内部通路内を負圧にして前記インクを吸引し、前記内部通路内に前記インクを供給することを特徴とする請求項1又は2に記載のマーキング方法。
  4. 前記インク保持体の前記内部通路内に供給されるインク量は、前記インク保持体の前記一方端に形成されるインク玉のインク量の1.5倍〜2.5倍であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のマーキング方法。
  5. 前記インク供給ステップは、前記インク保持体の前記内部通路内に前記インクを供給する前段階において、前記内部通路内に残留する前記インクの全量を予め吐出するインク吐出ステップを更に備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のマーキング方法。
  6. 前記ワークは、合成樹脂材料から形成されており、
    前記インクは、前記ワークを溶解可能な溶剤を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のマーキング方法。
  7. ワークの所定位置に識別マークを形成するマーキング装置であって、
    前記ワークに印字可能なインクを液滴状のインク玉としてインク保持体の一方端に吐出可能なインク供給手段と、
    前記一方端を含む前記インク保持体の先端部における外周部が、前記ワークの所定位置に沿うように、前記ワークと前記インク供給手段との相対位置を移動する搬送手段とを備えており、
    インク保持体の一方端に吐出されて形成される前記インク玉が、前記ワークの所定位置に沿うように配置された前記インク保持体の先端部における外周部と前記ワークとの間に導かれて、前記ワークの表面及び前記インク保持体の先端部の外周部を伝わることにより、前記インク保持体の先端部における外周部の形状に沿った識別マークを前記ワークに形成可能なマーキング装置。
  8. 前記搬送手段は、前記インク保持体の前記先端部における外周部が、前記ワークの所定位置に当接するように、前記インク供給手段と前記ワークとの相対位置を移動する請求項7に記載のマーキング装置。
  9. 前記インク供給手段は、両端間を連通する内部通路を有する前記インク保持体と、前記内部空間内を加減圧可能な加減圧体とを備えており、
    前記インク保持体の前記先端部を前記インクが貯留される貯留槽に浸漬した後、前記内部通路内を負圧にして前記内部通路内に前記インクを注入可能に構成される請求項7又は8に記載のマーキング装置。
  10. 前記インク供給手段は、前記インク保持体の前記一方端に形成されるインク玉のインク量の1.5倍〜2.5倍となるインク量を前記インク保持体内に注入した後、前記インク玉を前記インク保持体の一方端に形成するよう構成される請求項7から9のいずれかに記載のマーキング装置。
  11. 前記インク供給手段は、前記インク保持体内に残留する前記インクの全量を予め吐出した後、前記インクを前記インク保持体内に注入するように構成される請求項7から10のいずれかに記載のマーキング装置。
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