JP5854595B2 - ヘルメット用ラチェットバックル - Google Patents

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Description

本発明は、工事用或いはバイク用などのヘルメットに用いるヘルメット用ラチェットバックルに関する。詳細には、ヘルメットの内部に配置されたひもに締結する、ラチェットとそのラチェットを挿通するバックルからなり、該ラチェットの端部を該バックルに挿入してラチェットの複数の爪部と上記バックルを係止させ、その係止を引き上げ操作により解除するヘルメット用ラチェットバックルに関する。
この種のヘルメットにおけるラチェットバックルとして、バンドとバックルとの係止状態を確実に行い、解除する時は容易に解除できるバックルが知られている。例えば、特許文献1に示す工事用ヘルメットに用いるバックルは、ヘルメットとその内部に設けられたハンモックと、ヘルメット内に設けられかつ着用者の頭部を囲繞するバックル付バンドとを有する構造のヘルメットであり、図13に示すように、解除部材11の基端部には、操作部16が押された際に、弾性部材7の自由端9を持ち上げるための解除部15が形成されている。解除部15は、軸受部12、12に対して操作部16とは反対側に位置しており、操作部16を押すと梃子の原理により軸受部12、12を支点として解除部15が持ち上がり、さらに弾性部材7の自由端9が持ち上げられる。これにより、係止部10がバンド3の凹部1から外れ、バンド3の係止が解除される。上記のようにバンドを緩めるときには、梃子の原理を使用したことで、解除部材を比較的小さな力で押すだけで弾性部材を変位させることができる工事用ヘルメットに用いるバックルが提案されている(特許文献1参照)。
上記ヘルメット用バックルは、係止を解除する操作部16を押し下げることでバンド3の係止が容易に解除できるために、誤って該操作部16を押し下げてヘルメットが使用者の頭部から脱落する恐れがある。
特に、バイク用ヘルメットでは、ヘルメットが脱落することが人命に関わる危険な状況を生じるために、係止を解除する操作として押し下げる代わりに引き上げることで、安全性を確保する工事用或いはバイク用ヘルメットに用いるラチェットバックルが知られている。例えば、図14に示す工事用或いはバイク用ヘルメットに用いる歯付きベルト締め具1(「歯合ベルト締め具」は「歯付きベルト締め具」の誤訳である。「ラチェットバックル」に相当)は、第1の締め部材2(ラチェット)及び第2の締め部材3(バックル)を備えており、これらラチェット及びバックルは、調整可能で係止できるヘルメット又はその他の物品の顎紐の夫々の端4、5に固定されている。
第1の歯止め14は、ラチェット歯に係止をし、その係止をレバー16の一端を引き上げて解除する、バックルの操作部材としての機能を備えている。この第1の歯止め14はコイルバネ20によって弾性的に付勢されている。上記ラチェットバックル1は、係止されている状態では、バックルの歯19(係止爪)がベルト6(歯付きベルト)の歯部7(ラチェット歯)に係止されている。そして、上記第1の歯止め14(操作部材)は、締め具(ラチェットバックル)を解除するために、上記レバー16の一端を引き上げてベース10(ベース部材)に対して回動させることにより、上記係止爪19とラチェット歯7の係止が解除されるラチェットバックルが提案されている(特許文献2参照)。
上記ヘルメット用ラチェットバックルは、換言すれば、バックルがその基本骨格であるベース部材にコイルバネを挿入したピンを介して操作部材を組み付けて、該操作部材を時計方向に付勢しており、上記ラチェットの表面には係止用の複数の爪部を設けており、上記バックル内部には該複数の爪部に選択的に係止する係止部を設けており、上記ラチェットの端部をバックルに挿入して上記複数の爪部に選択的に該係止部を係止し、上記バックルに設けた操作部材を引き上げることによりその係止を解除する構造を有するものである。
特開2004−501号公報 特開2003−33208号公報
特許文献2のラチェットバックル1は、レバー16を係止爪19とラチェット歯7の係止が解除される位置まで引き上げることで、その係止爪19の回動により係止が解除されるものである。しかしながら、その係止が解除されるまでの引き上げる距離が短いために、誤って上記レバー16をわずかでも引き上げてしまうと、簡単に係止が解除されてヘルメットが頭部から脱落する恐れがある。特に、バイク用ヘルメットでは、ヘルメットが誤った又は不慮の操作で脱落することが人命に関わる危険な状況を生じるために、上記レバー16の引き上げる距離が短いことは、極めて危険である。それを回避するために、ラチェット歯7と係止爪19の高さを大きくすることでレバーの引き上げる距離を長くすることも考えられるが、その引き上げ距離は僅かしか長くできず依然として誤った又は不慮のレバー操作を回避できない。また、その高さを大きくするとバックルの厚さが大きくなり、ラチェットバックルの厚さを薄くできない問題を生じる。
それ故に、本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、係止爪とラチェット歯の係止が解除されるレバーの引き上げる距離を長くすることで、誤った又は不慮のレバー操作でヘルメットが頭部から脱落せずに安全性が確保されると共に厚さが薄いヘルメット用ラチェットバックルを提供することを課題とする。
本発明者は、上記課題を解決するために、鋭意検討を重ねた結果、バックルが前記ラチェットを挿通するベース部材と操作部材(レバー)の間に、係止・解除部材を介在させることにより解除する操作距離を従来の2倍以上に長くできることを見出して、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、以下の通りのものである。
請求項1に係る発明のヘルメット用ラチェットバックルは、
ヘルメットの内部に配置されたひもに締結するラチェット及びバックルからなり、該バックルには、その基本骨格であるベース部材にコイルバネを挿入したピンを介して操作部材を組み付け、上記コイルバネはピンを中心に操作部材をベース部材に引きつける方向に付勢されており、上記ラチェットの表面には係止用の複数の爪部が設けられており、上記バックル内部にはラチェットの爪部に選択的に係止する係止部設けられており、上記ラチェットの端部をバックルに挿入して上記爪部に選択的に該係止部を係止し、上記バックルに設けられた操作部材を引き上げることによりその係止を解除するヘルメット用ラチェットバックルであって、前記バックルが前記ベース部材と前記操作部材の間に、前記ピンを介して係止・解除部材が組み付けてあって、該係止・解除部材にはラチェットの爪部に係合できる前記係止部及び中央凸状部の両端部が設けられており、操作部材は前端部を有し、係止・解除部材は前端部を有し、両前端部は操作部材の回動によって当接する構造であって、前記操作部材を引き上げて反時計方向に回動させて、該操作部材に形成されている前端部を上記係止・解除部材の前端部に当接しさらに、該係止・解除部材の係止部を回動させて前記ラチェットの爪部との係止を解除することを特徴とする。
請求項2に係る発明のヘルメット用ラチェットバックルは、
前記係止・解除部材が側板から成る側壁部と底板から成る係止・解除部から構成されており、該側壁部には、前記ピンを挿入する貫通孔が設けられており、上記係止・解除部には、前記ラチェットの爪部に係合する前記係止部及び中央凸状部の両端部と、前記操作部材の引き上げ操作に伴い、操作部材の前端部に当接して上記ラチェットの爪部との係止を解除する解除凸部が設けられていることを特徴とする。
請求項3に係る発明のヘルメット用ラチェットバックルは、
前記係止部がピン軸方向に長い長方形状であり、ラチェットの挿入方向に対して前方から後方に向かって傾斜状に設けられており、また、前記中央凸状部の両端部はピン軸方向に長い長方形状であり、前方から後方に向かって傾斜状に設けられており、そして、その中央部が凸状にプレス加工されており、前記解除凸部先端内側円形状の凸部形成されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明のヘルメット用ラチェットバックルは、
前記側壁部後端部台形状凸部である止め部に形成されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明のヘルメット用ラチェットバックルは、
前記操作部材の前端部、前方両端部に凸状の扁平形状である押圧凸部設けられていることを特徴とする。
請求項6に係る発明のヘルメット用ラチェットバックルは、
前記操作部材の前端部に設けられている前記押圧凸部、前記係止・解除部材の前端部に設けられた前記解除凸部に当接し、前記係止・解除部材の係止部が回動して、前記ラチェットの爪部との係止を解除することを特徴とする。
請求項7に係る発明のヘルメット用ラチェットバックルは、
前記操作部材を引き上げる操作は、前記押圧凸部が解除凸部に当接するまでは前記コイルバネの付勢に抗する力で引き上げ、前記ラチェットとバックルの係止が解除されるまでは、前記バネの付勢よりも大きな力で引き上げることを特徴とする。
本発明のヘルメット用ラチェットバックルは、ベース部材と操作部材の間に、ピンを介して係止部を有する係止・解除部材を組み付けるだけで簡単に製造することができ、上記操作部材の引き上げ距離が従来の2倍以上の距離を引き上げることで係止が解除されるので、誤った又は不慮のレバー操作でヘルメットが頭部から脱落せずに安全性を確保でき、また、その厚さを薄くできる。
また、本発明のヘルメット用ラチェットバックルは、ベース部材と係止・解除部材がステンレス製板材をプレス加工で簡単に形成できるので製造コストを安価にでき、また、爪部と係止部及び中央凸状部の両端部の2段でこのステンレス製板材の厚さの面同士で当接しているので、ヘルメットが外部から強い衝撃を受けたとしても両部品が破損することはない。
更に、本発明のヘルメット用ラチェットバックルの操作部材を引き上げる力は、押圧凸部が解除凸部に当接するまでは前記コイルバネの付勢に抗する小さな力で引き上げ、ラチェットとバックルの係止が解除されるまでは、該ラチェットとバックルの係止状態の距離を短くするために、大きな力で引き上げる必要があり、操作部材を引き上げる距離が長いのと引き上げる力が変化するので、誤った又は不慮のレバー操作を発生させることを未然に防ぐことができる。
ヘルメット用ラチェットバックルの外観の斜視図である。 図1のバックルの分解斜視図である。 バックルのラチェット挿入側から見た正面図である。 バックルのベース部材の縦断面図である。 バックルの係止・解除部材の縦断面図である。 バックルの係止・解除部材の背面斜視図である。 バックルの操作部材の縦断面図である。 ラチェットの斜視図である。 ラチェットの縦断面図である。 ラチェットとバックルの係止・解除部材が係止している状態を示す縦断面図である。 ラチェットとバックルの係止・解除部材を解除する途中の状態を示す縦断面図である。 ラチェットとバックルの係止・解除部材が解除される瞬間の状態を示す縦断面図である。 従来のラチェットバックルの縦断面図である。 従来のバイク用ヘルメット外観の斜視図と縦断面図である。
以下、本発明の最良の実施の形態につき、添付図面を参照して説明する。
図1は本発明のヘルメット用ラチェットバックルの外観の斜視図である。上記ヘルメット用ラチェットバックル1は、ヘルメットの内部に配置されたひもに締結する、ラチェット20とそのラチェット20を挿通するバックル2から構成されている。前記ラチェット20の表面には係止用の複数の爪部21を設ける一方、上記バックル2の内部には該複数の爪部21に選択的に係止する係止部(図示せず)を設けており、上記ラチェット20の端部をバックル2に挿入して上記複数の爪部21に選択的に該係止部を係止し、上記バックル2に設けた操作部材5によりその係止を解除するものである。
なお、以下に参照して説明する図2〜図12は、バックル2の前方であるラチェットを挿入する方向を左側に配置した図であることに注意をされたい。
図2は、図1のバックルの分解斜視図である。バックル2は、ラチェット20を挿通するベース部材3、係止部45を有する係止・解除部材4及び係止を解除するために引き上げる前記操作部材5を具備している。このベース部材3と係止・解除部材4は金属製で、金属であれば鉄、ステンレス等の強度の強いものが好ましく、ステンレス製が錆びないことから最も好ましい。上記操作部材5は、軽量化、加工性のしやすさからプラスチック製のものが好ましい。そして、上記ベース部材3、係止・解除部材4及び操作部材5は、ラチェット20の挿入方向側の各側壁に同一軸の貫通孔31、41、51が穿孔され、それらの貫通孔にピン6が挿入されていて、上記係止・解除部材4及び操作部材5がそのピン6を中心に回動できるように設けられている。
上記ベース部材3は、ステンレス製の板材をプレス加工により図2に示す構造に製造されたバックルの部品であり、その部品の各部分が有する機能又は形状に応じてそれに合致した名称を用いて符号31〜36が付されている。このベース部材3は、バックルの骨格の部材であって、貫通孔31、31、側壁部32、32、ラチェット挿入部33、ひも係止部34、ひも係止孔35、そして、コイルバネ固定部36、36から構成されている。上記ラチェット挿入部33は、Fの方向から挿入されるラチェット20を案内してバックル2に挿入するものであり、上記ひも係止部34は、ヘルメット内部に配置されたひもを上記ひも係止孔35を通して係止させるものである。コイルバネ固定部36、36は後に説明する。
上記係止・解除部材4は、金属製の板材をプレス加工により図2に示す構造に製造されたバックルの部品であり、上記ベース部材3と同様にその部品の各部分が有する機能又は形状に応じてそれに合致した名称を用いて符号41〜46が付されている。この係止・解除部材4は、側板から成る側壁部42、42と底板から成る係止・解除部43、43から構成されており、その側板から成る側壁部42、42は、上記ピン6を挿入して上記係止・解除部材4を回動する孔である貫通孔41、41を設けており、上記底板から成る係止・解除部43、43は、ラチェット20の爪部21に係合する係止部45と、上記操作部材5の引き上げ操作により、上記ラチェット20の爪部21との係止を解除する解除凸部44、44を設けている。
詳細には、底板から成る係止・解除部43、43は、側壁部42、42から直角に内側に延びており、その先端内側に円形状の凸部である解除凸部44、44が内側に向かって形成されている。その係止・解除部43、43間に長方形状の係止部45と中央凸状部46が橋脚されており、長方形状の係止部45は、前方から後方に向かって傾斜状に且つ両端から台形状にプレス加工されている。その係止部45の後端部がラチェット20の爪部21に係止する。そして、操作部材5の引き上げ操作は、上記操作部材5の後述する押圧凸部52、52が解除凸部44、44に当接して、反時計方向に上記係止・解除部材4を回動させてラチェット20の爪部21との係止を解除する。操作部材5は、係止が解除されると時計方向に回動して側壁部42、42の後端部に設けられた台形状凸部の止め部42′、42′に当接して、ラチェット20を挿入する前の位置に戻る。
上記中央凸状部46はその中央が凸状である形状に合わせてその両端部が傾斜するようにプレス加工されている。
このように、上記係止・解除部材4は、貫通孔41、41、側壁部42、42、止め部42′、42′、係止・解除部43、43、係止部45、中央凸状部46から構成されている。
上記操作部材5は、合成樹脂射出成形体からなり、図2に示す構造に成形されたバックルの部品であり、貫通孔51、51、押圧凸部52、52、操作部53から構成されている。
図3は、バックルのラチェット挿入側から見た正面図である。このバックルの正面図を説明するに際して、符号を記載すると図が煩雑になるので記載されていない符号があるが、図2を参照して図2に付された符号を用いて説明する。
ベース部材3の貫通孔31、31に挿入されたピン6に、係止・解除部材4の貫通孔41、41、操作部材5の貫通孔51、51が挿入されている。
貫通孔51は2個のコイルバネ7、7をその両端から挿入して、該コイルバネの内部先端をその中央付近で固定するためのものであり、そして、2個のコイルバネ7、7の外部先端を上記コイルバネ固定部36に係止することで、操作部材5が時計方向に付勢される。ベース部材3と係止・解除部材4の隙間は、ラチェット20の爪部21の高さ(厚さ)より僅かながら狭い間隙が設けられている。また、係止・解除部材4と操作部材5に隙間があり、操作部材5の押圧凸接部52、52の真下に係止・解除部材4の解除当接部44、44が位置して設けられている。操作部53を引き上げると、押圧凸部52、52が解除凸部44、44に当接して、係止・解除部材4が反時計方向に回動する。
図4は、バックルのベース部材の縦断面図である。ベース部材3は、上記縦断面図が示す形状にプレス加工されており、側壁部32、32に貫通孔31、31が穿孔され、側壁部32、32からその内側にコイルバネ固定部36、36が直角に屹立している。上記ラチェット挿入部33、上記ひも係止部34及び上記ひも係止孔35は上記縦断面図が示す形状に形成されている。
図5は、バックルの係止・解除部材の縦断面図である。係止・解除部材4は、上記縦断面図が示す形状にプレス加工されており、側壁部42、42に貫通孔41、41が穿孔され、係止・解除部43、43(図示せず)のその先端内側に解除凸部44、44が内側に向かって形成されている。図2で説明したように、長方形状の係止部45は傾斜上に設けられており、上記中央凸状部46はその中央が凸状の形状に加工されている。
図6は、バックルの係止・解除部材の背面斜視図である。係止・解除部43、43のその先端内側に解除凸部44、44が内側に向かって形成されている。長方形状の係止部45は、両端部から僅かに湾曲しながら前方に傾斜した形状に加工されおり、中央凸状部46は、その両端部が上記係止部45と同様に前方に傾斜した形状に加工され、その中央部がラチェット20の爪部21が通過できるように凸状に加工されている。また、その中央凸状部46の両端部は、上記係止部45と同様にラチェット20の爪部21に係止される。そして、上記中央凸状部46の両端部は操作部材5の操作部53が指で引き上げられて離したときに、該操作部材5に当接することで、付勢されていない元の位置に係止・解除部材4を戻す。
上記係止部45及び中央凸状部46の両端部は、安全性を向上させるために、その両後側面がラチェット20の爪部21に2段で係止することで、ラチェット20とバックル2を係止している。
図7は、バックルの操作部材の縦断面図である。上述したように、貫通孔51は2個のコイルバネ7、7をその両端から挿入して、該コイルバネ7、7の内部先端をその中央付近で固定するためのものであり、また、ピン6を挿入するための孔でもある。操作部材5の前端部である前方の両端部に凸状の扁平形状である押圧凸部52、52が設けられており、この押圧凸部52、52は、操作部53を引き上げた時に係止・解除部材4の解除凸部44、44に当接するものである。その後方の中央には指で引き上げ易い形状の操作部53が設けられている。軽量化を図るために操作部材5の中央を空洞又は両端を空洞にしても良い。
なお、コイルバネは2個のものを用いて付勢する実施形態を示したが、1個のものを用いても良い。その場合には、貫通孔51が1個のコイルバネ7を左右何れかの一端から挿入して、該コイルバネ7の内部先端をその中央付近で固定するためのものであり、2個のコイルバネ7、7の付勢力と同じ付勢力を有するコイルバネ7を用いる必要がある。
図8は、ラチェットの斜視図である。このラチェットは、金属製の板材をプレス加工により図8に示す構造に製造されている。ラチェット20の爪部21の中央先端には、図9に示す緩やかな曲線形状の曲線部24が設けられており、この曲線部24は、ラチェット20をバックル2に挿入する際に挿入し易くするために設けられている。爪部21はその横幅が上記係止部45の幅より短い。
上述したように、上記コイルバネ7、7が係止・解除部材4を時計方向に付勢しているが、ベース部材3と係止・解除部材4の隙間は、ラチェット20の爪部21の高さ(厚さ)より僅かながら狭い間隙のために、曲線形状の曲線部24で上記係止・解除部材4の係止部45を僅かながら押し上げて回動させて挿入する。
図9は、ラチェットの縦断面図である。図8で説明したように、板材のプレス加工により爪部21を形成しているので、この爪部21に係止する係止部45と同様に金属板材の厚さの面同士が当接することになる。曲線部24はその形状が曲線状であり、挿入し易くする機能と爪部21としての機能も備えている。爪部21はその数が5個の例を示しているが、この5個の爪部21により最大と最小の長さの差は2cmほどでありその長さを調整できる。爪部の個数は必要に応じて任意に増減できる。
図10は、ラチェットとバックルの係止・解除部材が係止している状態を示す縦断面図である。
図10に付した符号は図2及び図8と同じ部品を示しているので説明を省略する。
係止・解除部材4は一点鎖線で示し、操作部材5は実線で示している。ピン6を中心として操作部材5と係止・解除部材4は、コイルバネ7、7により時計方向に付勢されており、係止・解除部材4の係止部45がラチェット20の爪部21に係止されている。爪部21と係止部45及び中央凸状部46の両端部は、上述したように、ステンレス製板材のプレス加工により形成しているので、このステンレス製板材の厚さの面同士が2段で当接しているので、ヘルメットが外部から強い衝撃を受けたとしても両部品が破損することはなく、また、上記ステンレス製板材をプレス加工で簡単に形成できるので、製造コストを安価にできる。まして、バックル2は、図15の操作部16を押し下げる構造ではなく引き上げる構造なので、ヘルメットが脱落する恐れはない。
図11は、ラチェットとバックルの係止・解除部材を解除する途中の状態を示す縦断面図である。
この縦断面図は、操作部材5の操作部53を引き上げることで、押圧凸部52、52が解除当接部44、44に当接した状態を示すもので、その時の引き上げる距離は、図11の操作部53の後端部が引き上げる前の最初の位置をX1(以下、「最初の位置X1」という)とし、図11の操作部53の後端部が引き上げられて解除当接部44、44に当接する位置をX2(以下、「当接位置X2」という)として、引き上げる距離をx1で示している。係止部45の一部が爪部21に当接している状態では、この両者は係止する状態を維持している。操作部53の距離x1の引き上げは、コイルバネ7、7の付勢に抗する力を働かせればよいので、小さな力で引き上げればよい。上記爪部21と係止部45及び中央凸状部46の両端部は両者のステンレス製板材の厚さの面が当接している。図11の符号Oはピン6の中心点を示し、その中心点Oから引かれた一点鎖線は、そこから係止部45の断面が長方形の当接面下端に引かれている。符号Y1は上記当接面下端の位置を示している。
図12は、ラチェットとバックルの係止・解除部材が解除される瞬間の状態を示す縦断面図である。
操作部53の引き上げで押圧凸部52、52が解除当接部44、44に当接すると、係止・解除部材4を反時計方向に回動させようとするが、爪部21及び係止部45のステンレス製板材の厚さの面同士が当接しているので、上記係止部45の当接面下端が上記爪部21の当接面上端から解放されるまで係止が維持され、この当接面下端がその当接面上端から解放されことで係止が解除される。図12のピン6の中心点Oから引かれた一点鎖線は、そこから係止部45の断面が長方形の当接面下端に引かれている。符号Y2は上記当接面下端、即ち上記爪部21の当接面上端の位置を示している。図12の当接位置X2から更に操作部53の後端部が引き上げられて、係止から解除する位置X3までの距離をx2で示している。この引き上げによる距離x2は、係止部45の当接面下端が位置Y1からY2に移動する距離yに対応している。操作部53の距離x2の引き上げは、バックルとラチェットの係止状態を更に距離yだけ短くするために、引き上げる力を強く働かせる必要があり、大きな引き上げ力でなければ解除されない。上記距離x1は上記距離x2の約1.5倍の距離である。
以上述べたことから以下のことが分かる。操作部53の距離x1の引き上げは、コイルバネ7、7の付勢に抗する力を働かせればよいので、小さな力で引き上げればよいが、その距離x2の引き上げは、上記距離yだけ短くする力を働かせる必要があり、大きな力で引き上げなければ解除されない。従来のラチェットバックルは、操作部(レバー)の距離x1の引き上げの代わりに、上記距離x2の引き上げだけで係止が解除されていた。それに対して、本発明のラチェットバックルは、従来のその距離x2の約1.5倍の距離を引き上げ、更に距離x2を引き上げること、即ち従来の引き上げ距離1に対して2倍以上の距離を引き上げることで係止が解除さるので、誤った又は不慮のレバー操作が生じることがなくなり、ヘルメットが頭部から脱落せずに安全性が確保される。
1 ヘルメット用ラチェットバックル
2 バックル
20 ラチェット
21 爪部
24 曲線部
3 ベース部材
31 貫通孔
32 側壁部
33 ラチェット挿入部
34 ひも係止部
35 ひも係止孔
36 コイルバネ固定部
4 係止・解除部
41 貫通孔
42 側壁部
42′止め部
43 係止・解除部
44 解除凸部
45 係止部
46 中央凸状部
5 操作部材
51 貫通孔
52 押圧凸部
53 操作部
6 ピン
7 コイルバネ

Claims (7)

  1. ヘルメットの内部に配置されたひもに締結するラチェット及びバックルからなり、
    該バックルには、その基本骨格であるベース部材にコイルバネを挿入したピンを介して操作部材を組み付け、上記コイルバネはピンを中心に操作部材をベース部材に引きつける方向に付勢されており、
    上記ラチェットの表面には係止用の複数の爪部が設けられており
    上記バックル内部にはラチェットの爪部に選択的に係止する係止部設けられており、
    上記ラチェットの端部をバックルに挿入して上記爪部に選択的に該係止部を係止し、上記バックルに設けられた操作部材を引き上げることによりその係止を解除するヘルメット用ラチェットバックルであって、
    前記バックルが前記ベース部材と前記操作部材の間に、前記ピンを介して係止・解除部材が組み付けてあって、該係止・解除部材にはラチェットの爪部に係合できる前記係止部及び中央凸状部の両端部が設けられており、
    操作部材は前端部を有し、係止・解除部材は前端部を有し、両前端部は操作部材の回動によって当接する構造であって、
    前記操作部材を引き上げて反時計方向に回動させて、該操作部材に形成されている前端部を上記係止・解除部材の前端部に当接しさらに、該係止・解除部材の係止部を回動させて前記ラチェットの爪部との係止を解除することを特徴とするヘルメット用ラチェットバックル。
  2. 前記係止・解除部材が側板から成る側壁部と底板から成る係止・解除部から構成されており、
    該側壁部には、前記ピンを挿入する貫通孔が設けられており、
    上記係止・解除部には、前記ラチェットの爪部に係合する前記係止部及び中央凸状部の両端部と、前記操作部材の引き上げ操作に伴い、操作部材の前端部に当接して上記ラチェットの爪部との係止を解除する解除凸部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のヘルメット用ラチェットバックル。
  3. 前記係止部がピン軸方向に長い長方形状であり、ラチェットの挿入方向に対して前方から後方に向かって傾斜状に設けられており、
    また、前記中央凸状部の両端部はピン軸方向に長い長方形状であり前方から後方に向かって傾斜状に設けられており、そして、その中央部が凸状にプレス加工されており、
    前記解除凸部先端内側円形状の凸部形成されていることを特徴とする請求項2に記載のヘルメット用ラチェットバックル。
  4. 前記側壁部後端部台形状凸部である止め部に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のヘルメット用ラチェットバックル。
  5. 前記操作部材の前端部、前方両端部に凸状の扁平形状である押圧凸部設けられていることを特徴とする請求項3に記載のヘルメット用ラチェットバックル。
  6. 前記操作部材の前端部に設けられている前記押圧凸部、前記係止・解除部材の前端部に設けられた前記解除凸部に当接し、前記係止・解除部材の係止部が回動して、前記ラチェットの爪部との係止を解除することを特徴とする請求項5に記載のヘルメット用ラチェットバックル。
  7. 前記操作部材を引き上げる操作は、前記押圧凸部が解除凸部に当接するまでは前記コイルバネの付勢に抗する力で引き上げ、前記ラチェットとバックルの係止が解除されるまでは、前記バネの付勢よりも大きな力で引き上げることを特徴とする請求項6に記載のヘルメット用ラチェットバックル。
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