JP2009060993A - バンドの連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用する際に第2のバンドの先端部側を遊環で確実に保持できるバンドの連結構造を提供する。
【解決手段】 第1バンド1の先端部1aに取り付けられた尾錠3によって第1バンド1と第2のバンド2とを連結し、且つ第1バンド1に外装された遊環4で第2バンド2の先端部2a側を保持する場合、遊環4の上面側を2つに分割して第1、第2バンド1、2が重なって挿入する高さの高い部分10と第1バンド1のみが挿入する高さの低い部分11とに形成した。従って、遊環4の高さの高い部分10に第2バンド2の先端部2a側を第1バンド1と重ね合わせて挿入すると、この高さの高い部分10の近傍に位置する個所の第2バンド2が遊環4の高さの低い部分11の弾性反発力で押し上げられる。これにより、遊環4からの第2バンド2の抜け出しを防ぐと共に、第1バンド1に対する遊環4の移動をも抑えることができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、腕時計や鞄、衣服などに用いられるバンドの連結構造に関する。
例えば、腕時計に用いられている時計バンドにおいては、特許文献1に記載されているように、第1のバンドの先端部に取り付けられた尾錠に第2のバンドを挿入して、第1のバンドと第2のバンドとを尾錠によって連結すると共に、第1のバンドに外装された遊環に、尾錠を挿通した第2のバンドの先端部側を挿入させることにより、第2のバンドの先端部側を遊環で保持するように構成したものがある。
実開平06−28008号
このような従来のバンドの連結構造では、腕に取り付けて使用する際に、第2のバンドの先端部側が遊環から外れてしまうと、この外れた第2のバンドの先端部側がふらついて邪魔になるため、第2のバンドの先端部側に引っ掛け部を設け、この引っ掛け部を遊環に挿入させて通過させ、この通過した引っ掛け部を遊環の端面に当接させることにより、引っ掛け部が遊環から外れにくくしている。
しかしながら、このようなバンドの連結構造においては、引っ掛け部が遊環に挿入して通過する構造であるから、腕に取り付けて使用する際、引っ掛け部に外力が加わると、引っ掛け部が遊環の端面から簡単に外れてしまい、第2のバンドの先端部側が遊環から抜け出し易いという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、使用する際に第2のバンドの先端部側を遊環で確実に保持することができるバンドの連結構造を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
請求項1に記載の発明は、第1のバンドと第2のバンドとを有し、前記第1のバンドの先端部に取り付けられた尾錠によって、前記第1のバンドと前記第2のバンドとを連結すると共に、前記第1のバンドに外装されて前記第2のバンドの先端部側が挿入する遊環によって、前記尾錠を挿通した前記第2のバンドの先端部側を保持するバンドの連結構造において、
前記遊環の表面側を2つに分割して、前記第1のバンドと前記第2のバンドとが重なり合って挿入する高さの高い部分と、前記第1のバンドのみが挿入する高さの低い部分とに形成したことを特徴とするバンドの連結構造である。
請求項2に記載の発明は、前記遊環の高さの高い部分における前記表面側の内面に、前記遊環の高さの低い部分から離れるに従って徐々に高さの低くなる内側傾斜部が形成されており、前記遊環の高さの低い部分における前記表面側の外面には、前記遊環の高さの高い部分に近づくに従って徐々に高さの低くなる外側傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のバンドの連結構造である。
請求項3に記載の発明は、前記第2のバンドの前記先端部側における表面と裏面とのうち、少なくとも一方に、前記第2のバンドの前記先端部側が通り抜けた側に位置する前記遊環の端面に当接する当接突起部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のバンドの連結構造である。
請求項4に記載の発明は、前記遊環における前記高さの低い部分の前記表面側の外面に、前記第2のバンドにおける前記先端部側の裏面を係止する係止突起部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のバンドの連結構造である。
請求項5に記載の発明は、前記尾錠が、前記第2のバンドの前記先端部側を挿入させる尾錠本体と、前記第2のバンドの前記先端部側を前記尾錠本体に対し係止するためのつく棒とを備えており、前記第2のバンドの前記先端部側には、前記つく棒が挿入する複数のつく棒孔が一定間隔で設けられており、前記遊環の前記係止突起部は、前記複数のつく棒孔のいずれかに係脱可能に挿入することを特徴とする請求項4に記載のバンドの連結構造である。
この発明によれば、第1のバンドに外装された遊環に、尾錠を挿通した第2のバンドの先端部側を挿入させる際に、遊環の高さの高い部分に第2のバンドの先端部側を第1のバンドと重なり合わせて挿入すると、この高さの高い部分の近傍に位置する個所の第2のバンドが遊環の高さの低い部分を押し下げて弾性変形させると共に、この弾性変形した高さの低い部分の弾性反発力によって第2のバンドが押し上げられる。このため、第2のバンドの先端部側が遊環の高さの高い部分から抜け出しにくくすることができると共に、第1のバンドに対する遊環の移動をも抑えることができるので、使用する際に第2のバンドの先端部側を遊環によって確実に保持することができる。
(実施形態1)
以下、図1〜図4を参照して、この発明を時計バンドに適用した実施形態1について説明する。
この時計バンドは、図1に示すように、第1バンド1と第2バンド2とを備え、第1バンド1の先端部1aに取り付けられた尾錠3によって、第1バンド1と第2バンド2とを連結すると共に、第1バンド1に外装された遊環4によって、尾錠3を挿通した第2バンド2の先端部2a側を保持するように構成されている。
この場合、第1バンド1は、腕時計ケース(図示せず)の一側部、例えば12時側の側部に取り付けられており、第2バンド2は、腕時計ケースの他側部、例えば6時側の側部に取り付けられている。尾錠3は、図1および図2に示すように、第2バンド2の先端部2aが挿入するほぼコ字形状の尾錠本体5と、第2バンド2の先端部2a側を尾錠本体5に対し係止するためのつく棒6と、この尾錠本体5とつく棒6とを第1バンド1の先端部1aに取り付けるための取付ピン7とを備えている。
すなわち、この尾錠3は、図1および図2に示すように、腕時計ケースと反対側に位置する第1バンド1の先端部1aにおける両側に尾錠本体5の両端部を配置し、第1バンド1の先端部1aの中間部につく棒6の一端部を配置し、この状態で第1バンドの先端部に取付ピン7を取り付けることにより、この取付ピン7によって尾錠本体5とつ棒6とが第1バンド1の先端部1aに取り付けられるように構成されている。
また、第2バンド2の先端部2a側には、図1に示すように、尾錠3のつく棒6が挿入する複数のつく棒孔8が一定間隔で設けられている。これにより、尾錠3は、図1に示すように、第2バンド2の先端部2aを、第1バンド1の先端部1aに取り付けられた尾錠3の尾錠本体5に挿入させて、つく棒6を第2バンド2に設けられた複数のつく棒孔8のいずれかに挿入することにより、第1バンド1と第2バンド2とを連結するように構成されている。
一方、遊環4は、ウレタン樹脂などの合成樹脂からなり、図2に示すように、その内部に第1バンド1が挿入することにより、第1バンド1に移動可能な状態で外装されている。すなわち、この遊環4は、図3および図4に示すように、弾性変形可能なほぼ平らな角筒形状に形成され、その上面側が切込み溝9によって2つに分割され、この分割された両側が異なる高さで形成されている。この場合、図2〜図4に示すように、切込み溝9は、遊環4の上面における左右の中間部から、その前後における両側面の高さ方向の中間部に亘って形成されている。
また、この切込み溝9によって分割された両側部分10、11のうち、図4における左側に位置する部分10、つまり図2において尾錠3と反対側に位置する部分10は、その高さが高く形成されている。また、右側に位置する部分11、つまり図2において尾錠3に接近する側に位置する部分11は、その高さが低く形成されている。これにより、遊環4における高さの高い部分10は、図1および図4に示すように、その内部に第1バンド1と第2バンド2とが重なり合って挿入する程度の高さT1に形成されている。また、高さの低い部分11は、その内部に第1バンド1のみが挿入する程度の高さT2(T1>T2)に形成されている。
このような時計バンドを腕に取り付けて使用する場合には、図1および図2に示すように、第1バンド1の先端部1aに取り付けられた尾錠3の尾錠本体5に第2バンド2の先端部2aを挿入させて、第2バンド2に設けられた複数のつく棒孔8のいずれかに尾錠3のつく棒6を挿入させ、このつく棒6によって第2バンド2を尾錠本体5に対し係止させることにより、この尾錠3によって第1バンド1と第2バンド2とを連結する。
この状態で、図1および図2に示すように、第2バンド2の先端部2a側を、遊環4の高さの低い部分11における上面の上側に位置させて、高さの高い部分10内に第1バンド1と重ね合わせて挿入する。このときには、遊環4における高さの高い部分10の近傍に位置する個所の第2バンド2の先端部2a側が、遊環4の高さの低い部分11を押し下げて弾性変形させると共に、この弾性変形した高さの低い部分11の弾性反発力によって第2バンド2を弾力的に押し上げる。これにより、第2バンド2の先端部2a側が高さの高い部分10内に第1バンド1と重なり合って保持される。
このように、この時計バンドによれば、第1バンド1の先端部1aに取り付けられた尾錠3によって第1バンド1と第2のバンド2とを連結すると共に、第1バンド1に外装された遊環4で第2バンド2の先端部2a側を保持する際、遊環4の上面側が2つに分割されて高さの高い部分10と高さの低い部分11とに形成されているので、遊環4の高さの高い部分10に第2バンド2の先端部2a側を第1バンド1と重ね合わせて挿入することにより、第2バンド2の先端部2a側を遊環4によって確実に保持することができる。
すなわち、遊環4の高さの高い部分10に第2バンド2の先端部2a側を第1バンド1と重ね合わせて挿入すると、この高さの高い部分10の近傍に位置する箇所の第2バンド2が遊環4の高さの低い部分11を押し下げて弾性変形させると共に、この弾性変形した高さの低い部分11がその弾性反発力によって第2バンド2を弾力的に押し上げる。このため、第2バンド2の先端部2a側を遊環4の高さの高い部分10から抜け出しにくくすることができると共に、第1バンド1に対する遊環4の移動をも抑えることができる。これにより、腕に取り付けて使用する際、第2バンド2の先端部2a側を遊環4によって確実に保持することができる。
(実施形態2)
次に、図5を参照して、この発明を時計バンドに適用した実施形態2について説明する。なお、図1〜図4に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この時計バンドは、遊環4の高さの高い部分10における上面側に位置する内面に内側傾斜部15を設け、遊環4における高さの低い部分11の上面に外側傾斜部16を設けた構成であり、これ以外は実施形態1と同じ構成になっている。
すなわち、遊環4の高さの高い部分10における上面側の内面には、図5に示すように、内側傾斜部15が、第2バンド2の挿入方向に沿って左下がり、つまり遊環4の高さの低い部分11から離れるに従って徐々に高さが低くなるように形成されている。また、遊環4の高さの低い部分11における上面には、図5に示すように、外側傾斜部16が、遊環4の高さの高い部分10に対する第2バンド2の挿入方向に沿って左下がり、つまり遊環4の高さの高い部分10に近づくに従って徐々に高さが低くなるように形成されている。この場合、遊環4における高さの高い部分10の内側傾斜部15と、高さの低い部分11における外側傾斜部16とは、ほぼ平行に形成されている。
また、遊環4の高さの高い部分10における内側傾斜部15の右端部15aと、高さの低い部分11における外側傾斜部16の左端部16aとは、図5に示すように、その上下方向の間隔が第2バンド2の厚みとほぼ同じ間隔で形成されている。また、遊環4の高さの高い部分10における内側傾斜部15の左端部15bの高さ、つまり内側傾斜部15の最も低い部分の高さは、図5に示すように、第1バンド1と第2バンド2とを重ね合わせた厚みとほぼ同じか、それよりも少し高く形成されている。
このような時計バンドによれば、実施形態1と同様の作用効果があるほか、遊環4の高さの高い部分10における上面側の内面に、内側傾斜部15が遊環4の高さの低い部分11から離れるに従って徐々に高さが低くなるように形成されているので、遊環4の高さの高い部分10内に第2バンド2の先端部2a側を第1バンド1と重ね合わせて挿入する際、高さの高い部分10の内側傾斜部15が第2バンド2の先端部2a側を第1バンド1に向けて斜めにガイドすることができ、これにより第2バンド2の先端部2a側を第1バンド1に押し付けて重ね合わせることができる。
また、この時計バンドによれば、遊環4の高さの低い部分11における上面に、外側傾斜部16が遊環4の高さの高い部分10に近づくに従って徐々に高さが低くなるように内側傾斜部15とほぼ平行に形成されているので、遊環4の高さの高い部分10内に第2バンド2の先端部2a側を第1バンド1と重ね合わせて挿入する際、高さの低い部分11の外側傾斜部16が第2バンド2の先端部2a側を遊環4の高さの高い部分10内に向けて斜めにガイドすることができ、これにより第2バンド2の先端部2aを高さの高い部分10内に円滑に且つ良好にガイドして挿入させることができる。
(実施形態3)
次に、図6を参照して、この発明を時計バンドに適用した実施形態3について説明する。この場合にも、図1〜図4に示された実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明する。
この時計バンドは、第2バンド2の先端部2aの上面および下面にそれぞれ当接突起部20、21を設け、この当接突起部20、21を遊環4の端面4a、4bにそれぞれ当接させるように構成したものであり、これ以外は実施形態1と同じ構成になっている。
すなわち、第2バンド2の先端部2aの上面には、図6に示すように、遊環4の高さの高い部分10における左側の端面4a、つまり第2バンド2の先端部2a側が通り抜けた側に位置する高さの高い部分10の左端面4aに当接する当接突起部20が上方に突出して設けられている。また、第2バンド2の先端部2aの下面には、図6に示すように、遊環4の高さの低い部分11における左側の端面4b、つまり第2バンド2の先端部2a側が通り抜けた側に位置する遊環4の高さの低い部分11の左端面4bで、且つ高さの高い部分10に隣接する高さの低い部分11の左端面4bに当接する当接突起部21が下方に突出して設けられている。
このような時計バンドにおいても、実施形態1と同様の作用効果があるほか、第2バンド2の先端部2aの上面および下面に、それぞれ第2バンド2が通り抜けた側に位置する遊環4の高さの高い部分10とこれに隣接する高さの低い部分11との各端面4a、4bに当接する当接突起部20、21を設けたので、各当接突起部20、21を遊環4の高い部分10とこれに隣接する低い部分11との各端面4a、4bにそれぞれ当接させることができる。このため、腕に取り付けて使用する際に、実施形態1よりも更に、第2バンド2の先端部2a側を遊環4から抜け出しにくくすることができ、これにより、より一層、第2バンド2の先端部2a側を遊環4で確実に保持することができる。
なお、上記実施形態3では、第2バンド2の先端部2aの上面および下面に、第2バンド2が通り抜けた側に位置する遊環4の高い部分10とこれに隣接する低い部分11との各端面4a、4bにそれぞれ当接する当接突起部20、21を設けた場合について述べたが、これに限らず、例えば第2バンド2の先端部2aにおける上面のみに当接突起部20を設けた構成でも良く、また第2バンド2の先端部2aにおける下面のみに当接突起部21を設けた構成でも良い。
また、上記実施形態3においても、図5に示した実施形態2と同様、遊環4の高さの高い部分10における上面側の内面に内側傾斜部15を設け、遊環4における高さの低い部分11の上面に外側傾斜部16を設けた構成であっても良い。このように構成すれば、実施形態3と同様、第2バンド2の先端部2a側を遊環4の高さの高い部分10内に円滑に挿入させることができると共に、実施形態3よりも、更に第2バンド2の先端部2a側を遊環4によって確実に保持することができる。
(実施形態4)
次に、図7〜図10を参照して、この発明を時計バンドに適用した実施形態4について説明する。この場合にも、図1〜図4に示された実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明する。
この時計バンドは、遊環4における高さの低い部分11の上面に係止突起部25を上方に突出させて設けた構成であり、これ以外は実施形態1と同じ構成になっている。
すなわち、この係止突起部25は、図7〜図10に示すように、第2バンド2の先端部2a側に一定間隔で設けられた複数のつく棒孔8に挿入する大きさに形成され、遊環4の高さの高い部分10に第2バンド2の先端部2a側を第1バンド1と重ね合わせて挿入した際に、第2バンド2のつく棒孔8のいずれかに挿入することにより、第2バンド2の先端部2a側を遊環4に対し係止するように構成されている。
このような時計バンドによれば、実施形態1と同様の作用効果があるほか、遊環4における高さの低い部分11の上面に係止突起部25を上方に突出させて設けたので、遊環4の高さの高い部分10に第2バンド2の先端部2a側を第1バンド1と重ね合わせて挿入した際に、第2バンド2で押し下げられて弾性変形した遊環4における高さの低い部分11の弾性反発力によって係止突起部25を第2バンド2のつく棒孔8のいずれかに挿入させることができる。
このため、係止突起部25によって第2バンド2の先端部2a側を遊環4に対し固定することができるので、第2バンド2に対する遊環4の移動を確実に防ぐことができると共に、第1バンド1に対する遊環4の移動をも抑えることができる。これにより、腕に取り付けて使用する際に、第2バンド2の先端部2a側が遊環4の高さの高い部分10から勝手に抜け出すことがなく、第2バンド2の先端部2a側を遊環4によって確実に且つ強固に保持することができる。
なお、上記実施形態1〜4およびその各変形例では、尾錠3が、第2バンド2を挿入する尾錠本体5と、第2バンド2の先端部2a側のつく棒孔8に挿入して係止するつく棒6と、これらを第1バンド1の先端部1aに取り付ける取付ピン7とを備えた構成である場合について述べたが、必ずしもつく棒6を備えた尾錠3である必要はなく、つく棒6を用いないバックルなどの尾錠を用いた時計バンドにも適用することができる。
また、上記実施形態1〜4およびその各変形例では、腕時計ケースの一側部に第1バンド1を取り付け、腕時計ケースの他側部に第2バンド2を取り付けた場合について述べたが、これに限らず、例えば腕時計ケースの一側部から他側部に連続する1本のバンドであっても良い。この場合には、腕時計ケースの一側部から側方に延びた部分が第1のバンドとなり、腕時計ケースの他側部から側方に延びた部分が第2のバンドとなる。
さらに、上記実施形態1〜4およびその各変形例では、時計バンドに適用した場合について述べたが、必ずしも時計バンドである必要はなく、鞄や衣服などのバンドにも広く適用することができる。
この発明を適用した時計バンドの実施形態1を示した要部の斜視図である。 図1の第1バンドを示した斜視図である。 図1の遊環を示した拡大斜視図である。 図3における遊環の拡大側面図である。 この発明を適用した時計バンドの実施形態2を示した要部の拡大断面図である。 この発明を適用した時計バンドの実施形態3を示した要部の拡大断面図である。 この発明を適用した時計バンドの実施形態4を示した要部の斜視図である。 図7の第1バンドを示した斜視図である。 図7の遊環を示した拡大斜視図である。 図9における遊環の拡大側面図である。
符号の説明
1 第1バンド
2 第2バンド
3 尾錠
4 遊環
4a、4b 遊環の端面
5 尾錠本体
6 つく棒
7 取付ピン
8 つく棒孔
9 切込み溝
10 遊環の高さの高い部分
11 遊環の高さの低い部分
15 内側傾斜部
16 外側傾斜部
20、21 当接突起部
25 係止突起部

Claims (5)

  1. 第1のバンドと第2のバンドとを有し、前記第1のバンドの先端部に取り付けられた尾錠によって、前記第1のバンドと前記第2のバンドとを連結すると共に、前記第1のバンドに外装されて前記第2のバンドの先端部側が挿入する遊環によって、前記尾錠を挿通した前記第2のバンドの先端部側を保持するバンドの連結構造において、
    前記遊環の表面側を2つに分割して、前記第1のバンドと前記第2のバンドとが重なり合って挿入する高さの高い部分と、前記第1のバンドのみが挿入する高さの低い部分とに形成したことを特徴とするバンドの連結構造。
  2. 前記遊環の高さの高い部分における前記表面側の内面には、前記遊環の高さの低い部分から離れるに従って徐々に高さの低くなる内側傾斜部が形成されており、前記遊環の高さの低い部分における前記表面側の外面には、前記遊環の高さの高い部分に近づくに従って徐々に高さの低くなる外側傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のバンドの連結構造。
  3. 前記第2のバンドの前記先端部側における表面と裏面とのうち、少なくとも一方には、前記第2のバンドの前記先端部側が通り抜けた側に位置する前記遊環の端面に当接する当接突起部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のバンドの連結構造。
  4. 前記遊環における前記高さの低い部分の前記表面側の外面には、前記第2のバンドにおける前記先端部側の裏面を係止する係止突起部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のバンドの連結構造。
  5. 前記尾錠は、前記第2のバンドの前記先端部側が挿入する尾錠本体と、前記第2のバンドの前記先端部側を前記尾錠本体に対し係止するためのつく棒とを備えており、前記第2のバンドの前記先端部側には、前記つく棒が挿入する複数のつく棒孔が一定間隔で設けられており、前記遊環の前記係止突起部は、前記複数のつく棒孔のいずれかに係脱可能に挿入することを特徴とする請求項4に記載のバンドの連結構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012090975A (ja) * 2010-09-30 2012-05-17 Seiko Epson Corp バンド及び電子機器
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CN107668847A (zh) * 2017-09-15 2018-02-09 广东小天才科技有限公司 一种扣件、表带结构、表带结构的扣合方法和智能手表

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