JP6297810B2 - バックル - Google Patents

バックル Download PDF

Info

Publication number
JP6297810B2
JP6297810B2 JP2013215538A JP2013215538A JP6297810B2 JP 6297810 B2 JP6297810 B2 JP 6297810B2 JP 2013215538 A JP2013215538 A JP 2013215538A JP 2013215538 A JP2013215538 A JP 2013215538A JP 6297810 B2 JP6297810 B2 JP 6297810B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressing body
belt
housing
operation lever
belt pressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013215538A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015077221A (ja
Inventor
秀仁 木村
秀仁 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OGK Kabuto Co Ltd
Original Assignee
OGK Kabuto Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OGK Kabuto Co Ltd filed Critical OGK Kabuto Co Ltd
Priority to JP2013215538A priority Critical patent/JP6297810B2/ja
Priority to PCT/JP2014/075565 priority patent/WO2015056545A1/ja
Publication of JP2015077221A publication Critical patent/JP2015077221A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6297810B2 publication Critical patent/JP6297810B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A42HEADWEAR
    • A42BHATS; HEAD COVERINGS
    • A42B3/00Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
    • A42B3/04Parts, details or accessories of helmets
    • A42B3/08Chin straps or similar retention devices

Description

本発明は、ヘルメットなどに取り付けられているベルトを締結したりこの締結を解除したりするために用いるバックルに関する。
ヘルメットの着用時に、ヘルメットに取り付けられた着用ベルトを着用者のアゴに引っ掛け、適正長さに調節して締め付けるバックルには、解除操作を片手で行えるようにしたものが種々提案されている。しかし、バックルの操作性を容易化すること(構造)を追求しすぎると、意欲をもって操作しようとするとき以外でも(例えば、ヘルメットを着用したまま転倒した時など)、バックルの操作部分が他物に引っ掛かる等して偶発的に解除するおそれを含んでしまうことになる。
そこで、近年のバックルでは、解除操作の容易さは確保しつつも偶発的な解除に対しては可及的に防止できるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1等参照)。この提案に係るバックルは、ベルト先端部を挿入可能にするハウジングと、このハウジングに挿入されたベルト先端部を押圧したり解放したりする方向でハウジングに対して揺動自在に保持されたベルト押さえ体とを有し、更にこのベルト押さえ体に対してその延長方向へ一直線状に(揺動支点から見て径方向外方へ)操作レバーが連接され、且つ屈曲自在とされた構成となっている。
ベルト押さえ体と操作レバーとにはハウジングに対して略平行状態を維持するように復帰バネが組み込まれており、ベルト押さえ体側の復帰バネが、操作レバー側の復帰バネよりも強いバネ力を生じるようになっている。
このような構成のバックルを解除操作するには、まずハウジングに挿入されたベルト先端部をベルト押さえ体が押圧して抜け止めさせた状態から、操作レバーだけを復帰バネに抗しつつ屈曲させて、ベルト押さえ体との間でL字状の形体に固定させる。そして、これら操作レバーとベルト押さえ体とをL形に固定した一体状態のまま、ベルト押さえ体側の復帰バネに抗しつつハウジングから引き起こす(ハウジング内のベルト先端部から離反させる)方向へ揺動させるものとなっていた。
特開2013−36159号公報
特許文献1で提案された従来公知のバックルでは、解除操作のときに操作レバーをベルト押さえ体から屈曲させ、これら両者がL形状態に固定されるまでの間、操作レバーに付与する操作力はベルト押さえ体に対して一切、作用伝搬しない。そのことが、偶発的な解除を防止するためのメカニズムとされる。
しかしながら、操作レバーを操作しても、操作の初期段階では前記したようにベルト押さえ体が全く動作しないので、ヘルメットの着用者が意欲をもってバックルの解除を行おうとする場合には、着用者はバックルの故障やベルトの絡まり、或いは操作間違い等々、強い違和感を感じることになる。すなわち、操作レバーを屈曲させてベルト押さえ体との間でL形に固定するまでの操作は、バックルの解除操作にとって全く無駄であるから、安全性が高まったというメリットよりも、解除操作が面倒になったというデメリットの方が際だつと言うことができる。
また、操作レバーを屈曲させるための操作方向と、操作レバーとベルト押さえ体とがL形に固定された後にベルト押さえ体を揺動させるための操作方向とは、ベルト押さえ体の揺動支点を中心とする円弧軌跡に略一致したものとなる(即ち、同じ方向である)。そのため、意に反して、操作レバーが偶発的に他物と引っ掛かったような場合では、操作レバーとベルト押さえ体とが連続的に引き起こされてしまう危険性を払拭することはできず、偶発的不具合事象の防止効果もそれだけ低いものであると指摘することができる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、バックルの操作部分が他物に引っ掛かる等して偶発的に解除することを可及的に防止できるものとし、しかも意欲をもって解除操作する場合には、その解除操作が面倒とならないようにできるバックルを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係るバックルは、ベルト先端部の片面を支持するベースとこのベースからベルト先端部の幅方向両側縁部に沿って立ち上がる一対の側片部とを有して形成されたハウジングと、このハウジングの両側の側片部間に渡される親軸を介して揺動自在に連結されたベルト押さえ体と、このベルト押さえ体に対して前記親軸から遠い方の端部に子軸を介して揺動自在に連結された操作レバーとを備えると共に、更に、前記親軸のまわりに前記ベルト押さえ体を前記ハウジングのベースに近接させる方向へ揺動付勢する親バネと、前記子軸のまわりに前記操作レバーを前記ベルト押さえ体に近接させる方向へ揺動付勢する子バネとを備えることにより、前記ハウジングのベースと前記ベルト押さえ体と前記操作レバーとがZ字状の折り重なりを可能とされており、前記親軸及び前記子軸の軸心間を結ぶ軸間接続線が前記ハウジングへ挿入されたベルト先端部と略平行する方向で前記操作レバーを引っ張ったときに前記ベルト押さえ体を動作不可とさせる操作不可領域を確保しつつ、前記軸間接続線に垂直又は垂直を超えた鈍角となる方向へ向けた前記操作レバーの引張操作により当該操作レバーの単独揺動後に前記ベルト押さえ体を随伴揺動させて当該ベルト押さえ体を前記ハウジングのベースから離反させる軽快操作領域を生じさせ、更に、前記操作不可領域と前記軽快操作領域との間の角度範囲へ向けた前記操作レバーの引張操作では操作の初期段階から前記操作レバーと前記ベルト押さえ体とを一緒に揺動させる難操作領域を生じさせていることを特徴とする。
前記ハウジングの側片部と前記操作レバーの側面とが揺動のために摺動する部分間には、前記操作レバーと前記ベルト押さえ体との重ね合わせ状態を維持して当該ベルト押さえ体が前記親軸のまわりに揺動するのを物理的係合によって阻止する揺動制限手段が設けられたものとするのが好適である。
前記揺動制限手段は、前記操作レバーがハウジングの側片部に対して摺動の関係を生じる部分で前記ハウジングと操作レバーとに振り分けられて設けられる制動突起と障害片とを有し、前記制動突起は前記ハウジングの側片部又は前記操作レバーの一方から他方へ向けて突出して設けられており、前記障害片は前記ハウジングのベースに重なった状態のベ
ルト押さえ体に対して前記操作レバーが前記子軸のまわりに揺動するときには前記制動突起と非接触となる一方で前記ベルト押さえ体と一体となって前記操作レバーが前記親軸のまわりに揺動するときには前記制動突起の通過に障害物となる配置で設けられたものとすることができる。
前記ハウジングと前記ベルト押さえ体との間、又は前記ハウジングと前記操作レバーとの間には、前記操作レバー及び前記ベルト押さえ体が前記ハウジングのベースに重ね合わされた近接状態を保持させる補助ロック手段が設けられたものとしてもよい。
本発明に係るバックルでは、操作部分が他物に引っ掛かる等して偶発的に解除することを可及的に防止できるものとし、しかも意欲をもって解除操作する場合には、その解除操作が面倒とならないようにできる。
本発明に係るバックルを示した斜視図である(図2の使用状態を上下反転させて示している)。 本発明に係るバックルの使用例を示した側面図である。 本発明に係るバックルを示した分解斜視図である。 図3のA−A線矢視図(ベルト押さえ体の側面図)である。 図3のB−B線矢視図(操作レバーの側面図)である。 揺動制限手段による作用を側面図として示したものであって(a)は非作用時であり(b)は作用時である。 本発明に係るバックルを側断面図として示したうえで解除動作を経時的に分解して示した動作説明図である。 本発明に係るバックルを側面図として示したうえで解除動作を経時的に分解して示した動作説明図である。 揺動制限手段の別例を側面図として示したものであって(a)は非作用時であり(b)は作用時である。 補助ロック手段の一例を示した側面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1乃至図8は本発明に係るバックル1を示している。このバックル1は、図2に示すようにヘルメット(図示略)などに取り付けられた両側のベルト2,3を互いに締結したりこの締結を解除したりするためのものとして、好適に用いることができる。
本発明に係るバックル1は、図1に示すように、一方のベルト2(図2の左側に示したベルト)のベルト先端部4を挿入可能にするハウジング7と、このハウジング7に挿入されたベルト先端部4を押圧したり解放したりする方向でハウジング7に対して揺動自在に保持されたベルト押さえ体8とを有している。更に本発明に係るバックル1では、ベルト押さえ体8に対して揺動自在に連結された操作レバー9をも有した構成となっている。
なお、本実施形態において、ベルト先端部4は樹脂やゴム等により、ベルト2の本体部分(ヘルメットなどに取り付けられている布帛製や皮革製等とされた紐部分)とは別体に形成されたうえで、このベルト2の本体部分と連結するためのベルト継手具11が連結されたものとしてある。ベルト2において、その本体部分とベルト先端部4との連結は連結シャフト10を介して行ってある。ベルト継手具11(図3参照)は、ベルト通し孔11a及び止め桟11bを有したコ字状の金具としてあり、この止め桟11bでベルト2を折り返して環状に止め付けるようにしてある。また、このベルト先端部4の片面には、鋸歯の斜面を先方へ向けるような配列を有したラチェット歯列12が形成されているものとしてある。
まず、ハウジング7について説明する。このハウジング7は、図3に示すように、ベルト先端部4の幅よりも若干広めの板状に形成されたベース15と、このベース15の両側部からベルト先端部4の肉厚を超えて立ち上がる一対の側片部16とを有して形成されている。ベース15には、バックル1全体として他方のベルト3(図2の右側に示したベル
ト)と連結するためのベルト継手部17が設けられている。このベルト継手部17は、ベース15の一端寄りに段違い部17bを形成させることにより高さのズレ量に伴うベルト通し孔17aを生じさせるようにし、もって段違い部17bで、ベルト3を折り返して環状に止め付けるようにしたものである。
このようなハウジング7に対してベルト先端部4を挿入すると、ベース15がベルト先端部4の片面(ラチェット歯列12とは反対側の面)を面接触状に支持し、また両側の側片部16がベルト先端部4の幅方向両側縁部に沿って当該ベルト先端部4の横揺れを阻止することになる。これらによって、ベルト先端部4はガタツキの無い安定した挿入状態をガイドされるようになっている。
ハウジング7において、ベルト継手部17が設けられたのとは反対側となる端部には、両側の側片部16に対してそれらの間に親軸20を架け渡すための軸孔21が形成されている。これら軸孔21を串刺しするように親軸20を差し込んだときに、この親軸20がベース15上を渡る軸中央部で前記したベルト押さえ体8を保持する。
またハウジング7には、前記軸孔21が配置されるのと同じ側の端部に、一方の側片部16から他方の側片部16へ向けて突出するようにしてストッパ片22が設けられている。更に、このストッパ片22が設けられたのと反対側の側片部16には、ストッパ片22と対向して突出するバネ掛け片23が設けられている。これらストッパ片22及びバネ掛け片23については後述する。
次に、ベルト押さえ体8について説明する。このベルト押さえ体8は、ハウジング7においてベース15とその両側の側片部16とによって囲まれるコ字状の空間に収まる大きさで形成されたもので、一方の端部には前記した親軸20を貫通させる親軸受け部25が設けられており、この親軸受け部25とは遠い方の端部には、親軸20と平行に子軸26を貫通させるための子軸受け部27を有している。
親軸受け部25において、ハウジング7のストッパ片22と同じ側となる外面には、径方向外方へ張り出すようにして回り止め突起30が設けられ、これとは反対側であってハウジング7のバネ掛け片23と同じ側となる側部端面には、親軸受け部25に形成された軸孔の開口周部を円形にザグルようにして親バネ収納凹部31が設けられている。
回り止め突起30は、ハウジング7に設けられたストッパ片22との間で共同して、ベルト押さえ体8の揺動範囲を制限すべく作用する。すなわち、図7に示すように、親軸20のまわりにベルト押さえ体8がハウジング7のベース15から起き上がる方向で揺動するときには、回り止め突起30とストッパ片22とが当接して、ベルト押さえ体8の揺動角を制限する。この揺動角について具体的な数値は限定されるものではない。なお、ベルト押さえ体8がハウジング7のベース15へ向かう方向で揺動するときには、ベルト押さえ体8がベース15と当接することでベルト押さえ体8の揺動角が制限される。
親バネ収納凹部31には、図4に示すように、親軸20に外挿される親バネ33が収納される。この親バネ33は、コイルバネ部分の両端に径方向外方へ突出する2本のバネ脚33a,33bを有したもので、一方のバネ脚33aがハウジング7のバネ掛け片23に係合される。親バネ33の他方のバネ脚33bは、親バネ収納凹部31から接線方向へ連通して延設された脚嵌め部34と係合されて、親軸20のまわりにベルト押さえ体8が揺動するときに親バネ33に捻り力が伝わるようになっている。
このような親バネ33は、コイル部分を巻き締め方向(コイル径を小さくする方向)へ弾性変形させることで、巻き戻し方向(コイル径を大きくする方向)へ向けたバネ付勢力を生起させるように設定されており、このバネ付勢力が、ハウジング7のベース15に対してベルト押さえ体8を近接させる方向へ揺動付勢するものとなる。従って、ベルト押さえ体8に対してベース15から引き起こすような力が作用しない状況下では、ベルト押さえ体8は、この親バネ33のバネ力でベース15に近接した、いわゆる「重なり状態」を保持する。
なお、本実施形態においては、前記したようにベルト先端部4の片面にラチェット歯列12が設けられたものとしてある。ベルト先端部4はラチェット歯列12の反対側面がベース15に支持されるので、このラチェット歯列12は、ハウジング7のベース15上で
露出される状態(ベルト押さえ体8へ臨む状態)となる。かくしてベルト押さえ体8は、ベルト先端部4のラチェット歯列12を押し下げることで当該ベルト先端部4をハウジング7のベース15へ押しつけるものとなっている。そこで図4に示すように、このベルト押さえ体8には、ベルト先端部4のラチェット歯列12と噛み合う少なくとも一つ(図例では二つ)の爪歯35が設けられたものとしてある。
この爪歯35が設けられていることにより、ハウジング7のベース15とベルト押さえ体8との間にベルト先端部4を挿入するときには、ラチェット歯列12と爪歯35との斜面摺動に伴い、ベルト押さえ体8が親バネ33のバネ力に抗しつつ跳ね上がり揺動を許容されることになり、結果として、ベルト先端部4の挿入が許容される。しかし、一旦挿入したベルト先端部4を逆向きに引き抜こうとしても、ラチェット歯列12と爪歯35とが噛み合っているので、ベルト先端部4の引き抜きは阻止される。
一方、ベルト押さえ体8の子軸受け部27には、貫通保持する子軸26の軸中央部を解放(露出)させるためのヒンジ凹部36が形成されており、このヒンジ凹部36を利用して前記した操作レバー9を保持するようになっている。
次に、操作レバー9について説明する。この操作レバー9は、ベルト押さえ体8に重なる板状に形成されたレバー本体40と、このレバー本体40から突出してベルト押さえ体8のヒンジ凹部36に嵌るヒンジ突起41とを有している。ヒンジ突起41には、ベルト押さえ体8の子軸受け部27と共に子軸26を串刺し状に貫通させるための軸孔42が形成されている。すなわち、この操作レバー9は、ベルト押さえ体8の親軸受け部25(親軸20)から遠い方の端部に保持される子軸受け部27(子軸26)で揺動自在に保持されることになるため、ハウジング7のベース15とベルト押さえ体8と操作レバー9との三者の関係で見ると、これら三者は全体がZ字状の折り重なりをすることになる(図8(d)参照)。
図5に示すように、ヒンジ突起41において、その外面には軸孔42の径方向外方へ突出するようにして回り止め突起44が設けられ、また軸孔42の一端側となる側部端面には、軸孔42の開口周部を円形にザグルようにして子バネ収納凹部45が設けられている。
回り止め突起44は、ベルト押さえ体8に設けられたヒンジ凹部36の囲い縁36a(図1及び図3参照)との間で共同して、操作レバー9の揺動範囲を制限すべく作用する。すなわち、図7に示すように、子軸26のまわりに操作レバー9がベルト押さえ体8から起き上がる方向で揺動するときには、回り止め突起44とベルト押さえ体8の囲い縁36aとが当接して、操作レバー9の揺動角を制限する。この揺動角について具体的な数値は限定されるものではない。なお、操作レバー9がベルト押さえ体8へ向かう方向で揺動するときには、操作レバー9がベルト押さえ体8と当接することで操作レバー9の揺動角が制限される。
子バネ収納凹部45には、子軸26に外挿される子バネ47が収納される。この子バネ47は、コイルバネ部分の両端に径方向外方へ突出する2本のバネ脚47a,47bを有したもので、一方のバネ脚47aがヒンジ凹部36の囲い縁36aに係合される。子バネ47の他方のバネ脚47bは、子バネ収納凹部45から接線方向へ連通して延設された脚嵌め部48と係合されて、子軸47のまわりに操作レバー9が揺動するときに子バネ47に捻り力が伝わるようになっている。
このような子バネ47は、コイル部分を巻き締め方向(コイル径を小さくする方向)へ弾性変形させることで、巻き戻し方向(コイル径を大きくする方向)へ向けたバネ付勢力を生起させるように設定されており、このバネ付勢力が、ベルト押さえ体8に対して操作レバー9を近接させる方向へ揺動付勢するものとなる。従って、操作レバー9に対してベルト押さえ体8から引き起こすような操作力を付与しない状況下では、操作レバー9は、この子バネ47のバネ力でベルト押さえ体8に近接した、いわゆる「重なり状態」を保持する。
この子バネ47のバネ力は、親バネ33のバネ力に対して相対的に弱く(親バネ33のバネ力の方が強く)なるように設定されている。そのため、操作レバー9を子軸26のま
わりに揺動させるときには、子バネ47がコイル部分を巻き締める度合いが進んで、子バネ47のバネ力が親バネ33のバネ力と同じか又はこれを超えるまで、ベルト押さえ体8が親軸20のまわりに揺動することはない。
なお、本実施形態では、操作レバー9のレバー本体40に可撓帯(ベルト)50を介してツマミ51が接続されており、操作レバー9を一層、操作しやすいようにしてある。また本実施形態では、以下に示す揺動制限手段55が設けられたものとしてある。
この揺動制限手段55は、操作レバー9とベルト押さえ体8とが重ね合わされた状態にあるとき、この状態を維持したまま(すなわち「操作レバー9がベルト押さえ体8と一体となって」という意味である)、ベルト押さえ体8が親軸20のまわりに揺動してしまうことがないようにするためのものである。
この揺動制限手段55は、操作レバー9がベルト押さえ体8と一体となって親軸20のまわりに揺動するとき、操作レバー9がハウジング7の側片部16に対して摺動の関係を生じる部分で、ハウジング7側と操作レバー9側とに振り分けて設けられている。具体的には、操作レバー9には、その両側面からハウジング7における両側の側片部16へ向けてそれぞれ丸棒状に突出する制動突起56が設けられており、ハウジング7には、両側の側片部16にそれぞれ障害片57が形成されている。
ハウジング7の障害片57は、側片部16に形成された円弧溝58(溝内の縁部が凹カーブと凸カーブとで形成されている)において、凹カーブ側の溝縁として形成されたものである。この円弧溝58は、図6(a)に示すように、ハウジング7のベース15と重なった状態のベルト押さえ体8(ベルト押さえ体8の図示は省略した)に対し、操作レバー9を揺動させるときに、制動突起56が描く円弧軌跡に沿うように配置されたものであって、制動突起56とハウジング7の側片部16との接触干渉を防止するように設けたものである。
このような円弧溝58を設けていることで、図6(b)に示すように、操作レバー9がベルト押さえ体8(ベルト押さえ体8の図示は省略した)と一体となって親軸20のまわりに揺動するとき、制動突起56が描く円弧軌跡(親軸20のまわりに制動突起56が円弧動するときの軌跡)に対しては、円弧溝58の凹カーブが制動突起56の通過に障害物たる配置となっている。このように、円弧溝58の凹カーブが障害片57として制動突起56と物理的に係合し、その通過を妨げることになるから、ベルト押さえ体8の揺動は阻止されることになる。
次に、本発明に係るバックル1の使用状況を説明する。
操作レバー9に対して何ら外力を付与しない状況下では、親バネ33のバネ力によりベルト押さえ体8がハウジング7のベース15への近接方向に付勢され、また子バネ47のバネ力により操作レバー9がベルト押さえ体8への近接方向に付勢されることで、ベルト押さえ体8がベース15に重ねられ、且つ操作レバー9がベルト押さえ体8に重ねられた状態となっている。
この状態で、図7(a)及び図8(a)に示すようにハウジング7のベース15とベルト押さえ体8との間へベルト先端部4を挿入すると、ベルト先端部4のラチェット歯列12とベルト押さえ体8の爪歯35とが斜面摺動を起こし、ベルト押さえ体8が親バネ33のバネ力に抗しつつ跳ね上がり揺動を繰り返しながら、ベルト先端部4の挿入が許容される。
ただ、挿入後のベルト先端部4を逆向きに引き抜こうとしても、ラチェット歯列12と爪歯35との噛み合いによりベルト先端部4を引き抜くことはできない。もし、ベルト先端部4の挿入が過剰となって少し引き戻したいときには、以下に説明する解除操作によってラチェット歯列12と爪歯35との噛み合いを一時的に外し、ベルト先端部4を引き戻すようにする。このようにしてベルト先端部4の挿入長さを所望する長さに合わせる。
この状況下にあって、親軸20と子軸26の軸心間を結ぶ軸間接続線Hは、ハウジング7へ挿入されたベルト先端部4と略平行した方向であると言える。なお、この軸間接続線Hに沿った方向で操作レバー9を引っ張ったとしても、操作レバー9を引っ張った力が、ベルト押さえ体8に対して親軸20まわりの捻りモーメント(回転力)を生じさせること
はない。そのため、ベルト押さえ体8は動作しない。
すなわち、軸間接続線Hに沿って操作レバー9を間違って引っ張った場合や、操作レバー9が他物に引っ掛かるなどして軸間接続線Tに沿った引張外力が作用した場合などではベルト押さえ体8が動作しないので、結果として、意に反してバックル1がベルト先端部4との締結状態を解除してしまうことは決してない。これが、本発明に係るバックル1において設定されている「操作不可領域」である。
一方、バックル1を意欲をもって解除するための操作は、軸間接続線Hに垂直な方向P又は垂直を超えた鈍角となる方向へ向けて操作レバー9を引張操作すればよい(図示略)。このような方向P等で操作レバー9を引っ張ると、まず操作レバー9だけが子軸26のまわりに揺動してベルト押さえ体8から単独で引き起こされるようになる。そして、その後にベルト押さえ体8が親軸20のまわりに揺動して、操作レバー9の引き起こし動作に随伴するようになる。
すなわち、ベルト押さえ体8がハウジング7のベース15から離反する方向へ揺動するので、爪歯35がベルト先端部4のラチェット歯列12との噛合を解除するようになる。従って、ベルト先端部4を引く抜くことができるようになる。
このように操作レバー9を軸間接続線Hに垂直な方向P又は垂直を超えた鈍角となる方向へ向けて引張操作するときには、初期的に操作レバー9の単独揺動が起こり、これに続いてベルト押さえ体8の随伴揺動が起こるといった具合に、段階的に負荷が増えるようになる。これは、ベルト押さえ体8を付勢する親バネ33のバネ力によりも、操作レバー9を付勢する子バネ47のバネ力の方が弱く設定されていることに起因する。
しかも、操作レバー9の引張操作方向は初期段階から最終的に解除が行われる段階まで、直線的なものでよい。ヘルメットに取り付けられたベルト2,3の締結を解除する場合で言えば、操作レバー9(ツマミ51)を真っ直ぐ下方へ引っ張るだけで足りるものとなる。これらのことから、軽快な操作ができることになる。これが、本発明に係るバックル1において設定されている「軽快操作領域」である。
これらの操作とは異なり、図7(b)及び図8(b)に示すように、「操作不可領域」と「軽快操作領域」との間の角度範囲へ向けて操作レバー9を引張操作したとする。この場合、操作レバー9が子軸26のまわりに揺動した後、ベルト押さえ体8が親軸20のまわりに揺動して操作レバー9に随伴するようになることは「軽快操作領域」の場合と類似するものの、ベルト押さえ体8の揺動は、操作レバー9が揺動を続けている途中の段階で開始されてしまう点が「軽快操作領域」の場合とは異なっている。
すなわち、図7(c)及び図8(c)に示すように、操作レバー9が少しでも揺動を開始すると、操作レバー9を引っ張った力は、子軸26が作用点となってベルト押さえ体8を親軸20のまわりで揺動させる捻りモーメント(回転力)として、ベルト押さえ体8に直ちに伝わるようになる。そのため、操作レバー9に続いてベルト押さえ体8もすぐに揺動を開始することになるので、操作レバー9を引張操作するための操作力は、初期段階からいきなり負荷が大きくなる。
このようなことから、「操作不可領域」と「軽快操作領域」との間の角度範囲では、操作レバー9を引っ張る操作力が、「軽快操作領域」の場合に比べて明らかに重くなる。場合によっては、引張操作の困難さを要因として、図7(d)及び図8(d)に示すように、引張操作の途中で操作レバー9の引張角度を変更したくなるような意識をも生起させることになる。
それらの結果として、この角度範囲内で操作レバー9を間違って引っ張った場合や、操作レバー9が他物に引っ掛かるなどして引張外力が作用した場合などでは、操作レバー9の引張操作を中断させることに成功する。従って、意に反してバックル1がベルト先端部4との締結状態が解除されてしまうことを可及的に抑制できることになる。これが、本発明に係るバックル1において設定されている「難操作領域」である。
なお、操作レバー9を軸間接続線Hに垂直な方向Pに対し、やや鋭角側となる方向で引張操作した場合では、操作レバー9を同じ方向へ引張続けても、ベルト押さえ体8を必要な角度まで完全に揺動させることができず(揺動未完の状況)、操作レバー9の引張角度
を変更させなければ、ベルト押さえ体8の揺動を完了させることができない、といった現象を生じさせることもある。この場合では、操作レバー9に対する引張操作が、バックル1とベルト先端部4との締結解除に直ちに繋がることはない。
このように、本発明に係るバックル1にあっては、操作レバー9に対する引張操作角度の違いにより、「操作不可領域」「軽快操作領域」「難操作領域」に分けられるものである。そして、このうち「操作不可領域」や「難操作領域」では、操作レバー9が他物に引っ掛かる等して偶発的に解除することを可及的に防止できるものとなり、「軽快操作領域」では、意欲をもって解除操作する場合の解除操作が面倒とならない(軽快に、且つ一気に)行えるようになる。
ところで、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
例えば、本発明に係るバックル1は、ヘルメットに取り付けられたベルト2,3を対象として実施することが限定されるものではなく、ヘルメット以外のベルトの締結とこの締結の解除とを行う種々様々な場面において実施することができる。勿論、ヘルメットのベルト2,3を対象とする場合にあっても、ヘルメットの使用目的(乗車用、作業用、スポーツ用など)が限定されることもない。
ベルト先端部4は、ヘルメットなどに取り付けられたベルト2(又は3)の本体部分と別体とされた例を説明したが、一体形成されたものであってもよい。
ベルト先端部4にラチェット歯列12が設けられ、ベルト押さえ体8に爪歯35が設けられて、互いに噛合するものを例示したが、これらラチェット歯列12及び爪歯35は省略することも可能である。すなわち、ベルト先端部4の表面に対してベルト押さえ体8を強く圧接させることでベルト先端部4の引き抜きを防止する構造などを採用することができる。
揺動制限手段55において、障害片57は円弧溝58の溝縁で形成することが限定されるものではない。例えば、操作レバー9の揺動で制動突起56が描く円弧軌跡に対し、邪魔となる位置(接触干渉する位置)に適宜形状の突起物や直線壁などとして設けるようにしてもよい。
また図9(a)及び(b)に示すように、揺動制限手段55は、ハウジング7における両側の側片部16内面から操作レバー9の両側面へ向けてそれぞれ制動突起56を突出させ、操作レバー9の両側面にそれぞれ円弧溝58及び障害片57を形成させるようにしてもよい。
図10に示すように、ハウジング7と操作レバー9との間に、操作レバー9及びベルト押さえ体8がハウジング7のベース15に重ね合わされた近接状態を保持させる補助ロック手段60を設けることもできる。図例では、ハウジング7の側片部16に設けられた円弧溝58に対し、その凸カーブに乗り越え突起62を設けることで、操作レバー9に設けた制動突起56の通過に、若干の支障を生じさせるようにしたものを示してある。
このような補助ロック手段60は、ハウジング7とベルト押さえ体8との間に設けることもできる。また、操作レバー9とベルト押さえ体8との間で、それら両者を一体化させるような係合を行うものとして設けることもできる。
1 バックル
2,3 ベルト
4 ベルト先端部
7 ハウジング
8 ベルト押さえ体
9 操作レバー
10 連結シャフト
11 ベルト継手具
11a ベルト通し孔
11b 止め桟
12 ラチェット歯列
15 ベース
16 側片部
17 ベルト継手部
17a ベルト通し孔
17b 段違い部
20 親軸
21 軸孔
22 ストッパ片
23 バネ掛け片
25 親軸受け部
26 子軸
27 子軸受け部
30 回り止め突起
31 親バネ収納凹部
33 親バネ
33a,33b バネ脚
34 脚嵌め部
35 爪歯
36 ヒンジ凹部
36a 囲い縁
40 レバー本体
41 ヒンジ突起
42 軸孔
44 回り止め突起
45 子バネ収納凹部
47 子バネ
47 子軸
47a,47b バネ脚
48 脚嵌め部
51 ツマミ
55 揺動制限手段
56 制動突起
57 障害片
58 円弧溝
60 補助ロック手段
62 乗り越え突起

Claims (4)

  1. ベルト先端部の片面を支持するベースとこのベースからベルト先端部の幅方向両側縁部に沿って立ち上がる一対の側片部とを有して形成されたハウジングと、
    このハウジングの両側の側片部間に渡される親軸を介して揺動自在に連結されたベルト押さえ体と、
    このベルト押さえ体に対して前記親軸から遠い方の端部に子軸を介して揺動自在に連結された操作レバーとを備えると共に、
    更に、前記親軸のまわりに前記ベルト押さえ体を前記ハウジングのベースに近接させる方向へ揺動付勢する親バネと、
    前記子軸のまわりに前記操作レバーを前記ベルト押さえ体に近接させる方向へ揺動付勢する子バネとを備えることにより、
    前記ハウジングのベースと前記ベルト押さえ体と前記操作レバーとがZ字状の折り重なりを可能とされており、
    前記親軸及び前記子軸の軸心間を結ぶ軸間接続線が前記ハウジングへ挿入されたベルト先端部と略平行する方向で前記操作レバーを引っ張ったときに前記ベルト押さえ体を動作不可とさせる操作不可領域を確保しつつ、
    前記軸間接続線に垂直又は垂直を超えた鈍角となる方向へ向けた前記操作レバーの引張操作により当該操作レバーの単独揺動後に前記ベルト押さえ体を随伴揺動させて当該ベルト押さえ体を前記ハウジングのベースから離反させる軽快操作領域を生じさせ、
    更に、前記操作不可領域と前記軽快操作領域との間の角度範囲へ向けた前記操作レバーの引張操作では操作の初期段階から前記操作レバーと前記ベルト押さえ体とを一緒に揺動させる難操作領域を生じさせていること
    を特徴とするバックル。
  2. 前記ハウジングの側片部と前記操作レバーの側面とが揺動のために摺動する部分間には、前記操作レバーと前記ベルト押さえ体との重ね合わせ状態を維持して当該ベルト押さえ体が前記親軸のまわりに揺動するのを物理的係合によって阻止する揺動制限手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載のバックル。
  3. 前記揺動制限手段は、前記操作レバーがハウジングの側片部に対して摺動の関係を生じる部分で前記ハウジングと操作レバーとに振り分けられて設けられる制動突起と障害片とを有し、
    前記制動突起は前記ハウジングの側片部又は前記操作レバーの一方から他方へ向けて突出して設けられており、
    前記障害片は前記ハウジングのベースに重なった状態のベルト押さえ体に対して前記操作レバーが前記子軸のまわりに揺動するときには前記制動突起と非接触となる一方で前記ベルト押さえ体と一体となって前記操作レバーが前記親軸のまわりに揺動するときには前記制動突起の通過に障害物となる配置で設けられている
    ことを特徴とする請求項2記載のバックル。
  4. 前記ハウジングと前記ベルト押さえ体との間、又は前記ハウジングと前記操作レバーとの間には、前記操作レバー及び前記ベルト押さえ体が前記ハウジングのベースに重ね合わされた近接状態を保持させる補助ロック手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のバックル。
JP2013215538A 2013-10-16 2013-10-16 バックル Active JP6297810B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013215538A JP6297810B2 (ja) 2013-10-16 2013-10-16 バックル
PCT/JP2014/075565 WO2015056545A1 (ja) 2013-10-16 2014-09-26 バックル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013215538A JP6297810B2 (ja) 2013-10-16 2013-10-16 バックル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015077221A JP2015077221A (ja) 2015-04-23
JP6297810B2 true JP6297810B2 (ja) 2018-03-20

Family

ID=52827994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013215538A Active JP6297810B2 (ja) 2013-10-16 2013-10-16 バックル

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6297810B2 (ja)
WO (1) WO2015056545A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI701001B (zh) * 2019-06-13 2020-08-11 隆輝安全帽有限公司 安全帽帶扣

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI725845B (zh) * 2020-05-14 2021-04-21 振鋒企業股份有限公司 安全帶扣環的連接裝置
KR20230162416A (ko) * 2022-05-20 2023-11-28 (주) 에이치제이씨 헬멧용 버클

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011039856A1 (ja) * 2009-09-30 2011-04-07 Ykk株式会社 バックル
JP5854595B2 (ja) * 2010-12-07 2016-02-09 株式会社Shoei ヘルメット用ラチェットバックル
EP2554066B1 (en) * 2011-08-03 2014-03-05 Nolangroup S.p.A. A device for regulating and fastening a strap of protecting helmets

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI701001B (zh) * 2019-06-13 2020-08-11 隆輝安全帽有限公司 安全帽帶扣

Also Published As

Publication number Publication date
WO2015056545A1 (ja) 2015-04-23
JP2015077221A (ja) 2015-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9113680B2 (en) Buckle
US5031962A (en) Low profile web adjuster
US8146211B2 (en) Slide adjuster for belt and buckle
JP6297810B2 (ja) バックル
US8869354B2 (en) Ratchet buckle for helmets
JP2015164567A (ja) 腕時計のブレスレットのバックル
JP2014019294A (ja) タングおよびこれを用いたシートベルト装置
KR20170076557A (ko) 텐셔너 레버
JP2011019622A (ja) 紐状体の留め具
US3555632A (en) Safety belt clasp
CA1080447A (en) Fastening means for safety belts
US20130160253A1 (en) Buckle for restraint belts, particularly for car safety seats for children
KR20150030251A (ko) 안전 버클 디바이스
JPWO2014024280A1 (ja) ベルトアジャスタ
JP2007126080A (ja) シートトラックのロック機構
JP2007143787A (ja) 安全ベルト用バックル
JP4384964B2 (ja) ヘルメット用ヘッドバンドのサイズ調節機構
US1505125A (en) Belt clasp
ATE429831T1 (de) Schocksicherer sicherheitsgurtverschluss
JP2008307267A (ja) 鞄締め付けベルト
KR101253837B1 (ko) 벨트용 버클
JP2019136299A (ja) バックル
JP3154363U (ja) 連結具
JP2013002178A (ja) ラッチ装置
US1192552A (en) Buckle.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170829

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6297810

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250