JP5853129B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、配線ダクトに沿って移動可能に支持されて例えば下方を照明する照明器具に関するものである。
従来より、照明器具を配線ダクトに容易に取り付けるための配線ダクト用プラグが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図20に示すように、特許文献1に記載の配線ダクト用プラグ100は、配線ダクトの内部にレール状に敷設された導電体に電気的に接続する受電部102と、この受電部102を回転させるレバー101とを有する。
また、配線ダクト用プラグ100の上面には、配線ダクト用プラグ100を配線ダクトの長さ方向の任意の位置に吊下げることができる仮保持部103が設けられている。仮保持部103は、弾性部材によって常時突出する方向に付勢された突起部104を有する。
従って、配線ダクト用プラグ100を配線ダクトに取り付ける際には、まず、仮保持部103にて配線ダクト用プラグ100をダクト本体の受部に機械的に仮保持する。そして、受電部102を配線ダクトに挿入し、レバー101によって受電部102を回転させて、配線ダクトの内部にレール状に敷設された導電体に電気的に接続する。
これにより、照明器具を配線ダクトに容易に取付けることができる。
また、照明器具を配線ダクトに取り付ける際に、一方の保持部を配線ダクトに装着した後にこの保持部を回転させて他の保持部を装着する。このとき、他の保持部が配線ダクトと干渉しないように考慮した配線ダクト用プラグが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
図21に示すように、特許文献2に記載の配線ダクト用プラグ110は、プラグ本体111の上面に固定された固定栓刃ブロック112と、プラグ本体111の上面から出没自在の回転式栓刃ブロック113が設けられている。回転式栓刃ブロック113は、プラグ本体111の側面に設けられているレバー114の操作によって、プラグ本体111の上面から出没する。
従って、配線ダクト用プラグ110を配線ダクト115に取り付けるには、プラグ本体111が配線ダクト115に対して直交するようにして、固定栓刃ブロック112を配線ダクト115に装着する。その後、レバー114を下げて回転式栓刃ブロック113をプラグ本体111の上面から引っ込めて、プラグ本体111を回転させる。そして、レバー114により回転式栓刃ブロック113を上方へ持ち上げて配線ダクト115に挿入し、レバー114により回転式栓刃ブロック113を回転させて装着する。
特開2000−48928号公報(第1図) 実公平2−2867号公報(第3図)
しかしながら、前述したような従来の配線ダクト用プラグにおいては、構造が複雑で大型化するため、スペースおよび重量の点で改良の余地があるという問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、簡易な構成で、照明器具を配線ダクトに容易に取り付けることができる照明器具を提供することを目的とする。
本発明の照明器具は、箱状であり、内部に点灯装置が収容される電源ボックスと、前記点灯装置によって点灯される光源を備え、かつ前記電源ボックスの、長手方向の端部のうちの一方の端部において支持される器具本体と、前記電源ボックスの上面の、前記一方の端部の側において設けられ、かつ配線ダクトに装着されることで、前記電源ボックスを、前記配線ダクトの長手方向に沿って移動可能に支持する機械的保持部としての第1保持部と、前記電源ボックスの上面の、前記一方の端部とは反対側の他方の端部の側において設けられ、かつ前記配線ダクトに装着されることで、前記電源ボックスを、前記配線ダクトの長手方向に沿って移動可能に支持すると共に、前記配線ダクトに収容されている前記点灯装置に電気的に接続されて前記光源に点灯電力を供給する、電気的接続部としての第2保持部と、を備え、前記第1保持部は、前記電源ボックスの長手方向に直交する方向に沿って両側に突出して形成される保持板を有し、前記第2保持部は、回転可能な電極板を有し、前記電源ボックスの長手方向が前記配線ダクトの長手方向に対して直交する状態で、前記第1保持部の前記保持板が、前記配線ダクトに挿入され、前記電源ボックスの長手方向が前記配線ダクトの長手方向と一致するように前記電源ボックスが90度回転されることで、前記第1保持部の前記保持板が前記配線ダクトに保持され、前記第1保持部の前記保持板は、前記配線ダクト内の空間において前記電源ボックスと一体で傾くことが可能であり、前記電源ボックスが傾くことで、前記電源ボックスの前記他方の端部を前記配線ダクトの下方に位置させることができ、これによって前記電源ボックスの長手方向を前記配線ダクトの長手方向と一致させることができ、前記電源ボックスの長手方向が前記配線ダクトの長手方向と一致している状態において、傾いている前記電源ボックスの前記他方の端部が上方に移動されることで、前記第2保持部の前記電極板が前記配線ダクト内に挿入され、前記電極板が回転されることで、前記電極板が前記点灯装置と電気的に接続されると共に、前記第2保持部が前記配線ダクトに保持されるものである。
また、本発明の照明器具は、前記第1保持部に対して前記第2保持部と反対側の前記電源ボックスの上面に傾斜面を設けたものである、
また、本発明の照明器具は、前記第1保持部を弾性体を介して揺動可能に前記電源ボックスに取り付けたものである。
さらに、本発明の照明器具は、前記第2保持部を前記電源ボックスに対して出没可能に設けたものである。
本発明は、電源ボックスの配線ダクトに沿った一方の端部に、電源ボックスを配線ダクトに移動可能に支持する第1保持部を固定して設け、電源ボックスの他方の端部には、第2保持部を回転可能に設ける。電源ボックスを配線ダクトに取り付ける際には、まず、電源ボックスが配線ダクトの長手方向に対して直交する位置において第1保持部を配線ダクトに挿入し、次いで、第1保持部を中心として電源ボックスを配線ダクトの長手方向へ回転させるとともに第2保持部を挿入方向へ回転させて配線ダクトに挿入する。この際、第2保持部が配線ダクトに干渉しないように回避手段を設けたので、簡易な構成で電源ボックスを配線ダクトに容易に取り付けることができるという効果を有する照明器具を提供できる。
本発明に係る第1実施形態の照明器具の斜視図 図1中II方向から見た側面図 図2中III−III位置の断面図 (A)は機械的保持部を配線ダクトに装着する状態を示す平面図であり、(B)は(A)中B方向から見た側面図 (A)は電気的接続部を配線ダクトに装着する状態を示す平面図であり、(B)は(A)中B方向から見た側面図 図5中VI部分の拡大図 (A)は電源ボックスを配線ダクトに装着した状態を示す平面図であり、(B)は(A)中B方向から見た側面図 本発明に係る第2実施形態の照明器具の斜視図 (A)は電源ボックスを装着した状態を示す断面図であり、(B)は電源ボックスを装着する途中の状態を示す断面図 (A)は機械的保持部を配線ダクトに装着する状態を示す平面図であり、(B)は(A)中B方向から見た側面図 (A)は電気的接続部を配線ダクトに装着する状態を示す平面図であり、(B)は(A)中B方向から見た側面図 図11中XII部分の拡大図 (A)は電源ボックスを配線ダクトに装着した状態を示す平面図であり、(B)は(A)中B方向から見た側面図 本発明に係る第3実施形態の照明器具の斜視図 本発明に係る第3実施形態の照明器具において電気的接続部を押し下げた状態の斜視図 図15中XVI−XVI位置の断面図 (A)は機械的保持部を配線ダクトに装着する状態を示す平面図であり、(B)は(A)中B方向から見た側面図 (A)は電気的接続部を配線ダクトに装着する状態を示す平面図であり、(B)は(A)中B方向から見た側面図 (A)は電源ボックスを配線ダクトに装着した状態を示す平面図であり、(B)は(A)中B方向から見た側面図 従来の照明器具における配線ダクト用プラグの斜視図 従来の別の照明器具における配線ダクト用プラグの斜視図
(第1実施形態)
以下、本発明に係る第1実施形態の照明器具について、図面を用いて説明する。
図1および図2に示すように、本発明に係る第1実施形態の照明器具10は、例えば天井等の被取付部に取付けられている配線ダクト11に移動可能に取付けて、照明方向を変えることができるスポットライトとして使用することができる。
照明器具10は、内部に光源21を有する器具本体20と、器具本体20を支持するとともに配線ダクト11に移動可能に取り付けられる電源ボックス30とを有する。器具本体20は、電源ボックス30の下面前端部に旋回可能に設けられた全体コ字形状のアーム22により、上下方向および水平方向に回動可能に支持されている。
従って、器具本体20は、上下左右いずれの方向にも光を照射できる。
電源ボックス30は全体矩形箱状をしており、内部には光源21を点灯させるための点灯装置等が収容されている。
電源ボックス30の上面301の一方の端部である前端部には、電源ボックス30を配線ダクト11に移動可能に支持する第1保持部としての機械的保持部31が、固定して設けられている。
図3に示すように、機械的保持部31では、保持板311が、左右に突出する状態で、ネジ312により電源ボックス30の上面301に固定されている。保持板311は、電源ボックス30の長手方向に直交する方向に張り出して固定されており、装着状態において、配線ダクト11の開口12(図3参照)の両側のガイド部15に保持される。
また、電源ボックス30の上面301の他方の端部である後端部には、電源ボックス30を配線ダクト11に移動可能に支持するとともに、配線ダクト11を介して点灯電力の供給を受ける第2保持部としての電気的接続部32が設けられている。電気的接続部32は、一対の電極板321、322を有しており、電極板321、322は、各々配線ダクト11内部に設けられているレール状電極板13、14(図3参照)に接触して、電力の供給を受ける。電極321、322は回転軸323回りに回転可能に支持されており、レバー324により回転可能となっている。
なお、電極321、322およびレバー324は、受電状態である電極321、322が電源ボックス30の長手方向に直交する状態では、容易に回転しないように、ロック手段を設けるのが望ましい。
図2に示すように、電源ボックス30の上面301において、機械的保持部31に対して電気的接続部32と反対側(すなわち、図2において左側)に、電気的接続部32が配線ダクト11と干渉するのを回避する回避手段として傾斜面302を設けた。
すなわち、電源ボックス30の上面301は、機械的保持部31の前側において、下方に傾斜している。
次に、照明器具10を配線ダクト11に取り付ける作業について説明する。
前述したように、機械的保持部31の保持板311は、その長手方向が、電源ボックス30の長手方向に直交する方向に固定されている。このため、まず、図4(A)に示すように、電源ボックス30の長手方向が、機械的保持部31を中心として配線ダクト11に直交するようにして、そして、保持板311を開口12から配線ダクト11の内部に挿入する。
その後、電源ボックス30を図4(A)中矢印A方向に90度回転させて、保持板311を配線ダクト11のガイド部15に引っ掛ける。
なお、機械的保持部31の装着時には、電気的接続部32においては、レバー324を回転させて、電極板321、322が電源ボックス30の長手方向に沿う方向に回転させておく。
次に、図5に示すように、電気的接続部32を配線ダクト11に装着する。電気的接続部32は、電源ボックス30の上面301から上方に突出しているので、電気的接続部32が配線ダクト11に干渉しないように、電源ボックス30の電気的接続部32側を配線ダクト11から遠ざかる方向(すなわち、下方)へ傾ける(図5(B)中矢印C参照)。
電源ボックス30の上面301における機械的保持部31の前側には、傾斜面302が設けられているので、電源ボックス30は容易に傾けることができる。
このとき、図6に示すように、機械的保持部31の保持板311は、電源ボックス30と一体で傾き、配線ダクト11のガイド部15の上側の空間16で傾く。
次いで、図7に示すように、電源ボックス30を配線ダクト11側へ回転させて(図7(B)中矢印C参照)、電気的接続部32の電極板321、322を配線ダクト11の開口12から挿入する。そして、レバー324を図7(A)中矢印A方向へ回転させて、電極板321、322を配線ダクト11のレール状電極板13、14(図3参照)に接触させて、完了する。
以上、説明した本発明に係る第1実施形態の照明器具10によれば、内部に光源21を有する器具本体20は、配線ダクト11に移動可能に取り付けられる電源ボックス30に支持されて、光源21を点灯させる。
電源ボックス30では、配線ダクト11に沿った前端部に、電源ボックス30を配線ダクト11に移動可能に支持する機械的保持部31が、固定して設けられている。また、電源ボックス30の後端部には、電気的接続部32が回転可能に設けられている。
そして、電源ボックス30を配線ダクト11に取り付ける際には、まず、電源ボックス30が配線ダクト11の長手方向に対して直交する位置において機械的保持部31を配線ダクト11に挿入する。その後、機械的保持部31を中心として電源ボックス30を配線ダクト11の長手方向へ回転させるとともに電気的接続部32を挿入方向へ回転させて配線ダクト11に挿入する。
この際、電気的接続部32が配線ダクト11に干渉しないように回避手段(傾斜面302)を設けたので、簡易な構成で電源ボックス30を配線ダクト11に容易に取り付けることができる。
また、第1保持部として機械的保持部31を設けたので、電源ボックス30の前端を配線ダクト11に保持することができる。また、第2保持部として電気的接続部32を設けたので、電源ボックス30の後端を配線ダクト11に保持するとともに、配線ダクト11から電力の供給を受けて、光源21を点灯させることができる。
さらに、回避手段として、機械的保持部31に対して電気的接続部32と反対側の電源ボックス30の上面301に傾斜面302を設けたので、電源ボックス30の電気的接続部32側を配線ダクト11から遠ざかる方向へ回動させることができる。このため、機械的保持部31を中心として電源ボックス30を回転させる際に、電気的接続部32と配線ダクト11との干渉を回避することができ、電気的接続部32を配線ダクト11に容易に挿入することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態の照明器具について説明する。
なお、前述した第1実施形態に係る照明器具10と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図8に示すように、本発明に係る第2実施形態の照明器具10Bでは、機械的保持部31Bを、回避手段である弾性体33(図12参照)により揺動可能(図9(A)中矢印A方向)に電源ボックス30の上面に取り付けた。
すなわち、ネジ312で取り付けられる保持板311は、弾性体33の変形により、電源ボックス30に対して揺動可能となる。なお、ここでは、断面L字形状の鋼板により弾性体33を構成したが、これに限るものではない。
その他の構成は、前述した第1実施形態にかかる照明器具10と同様である。
次に、照明器具10Bを配線ダクト11に取り付ける作業について説明する。
まず、図10(A)に示すように、電源ボックス30の長手方向が、機械的保持部31Bを中心として配線ダクト11に直交するようにして、保持板311が配線ダクト11の開口12から挿入できるように位置決めする。そして、機械的保持部31Bの保持板311を開口12から配線ダクト11の内部に挿入する。
その後、電源ボックス30を図10(A)中矢印A方向に90度回転させて、機械的保持部31Bの保持板311を配線ダクト11のガイド部15に引っ掛ける。
なお、機械的保持部31Bの装着時には、電気的接続部32においては、レバー324を回転させて、電極板321、322が電源ボックス30の長手方向に沿う方向に回転させておく。
次に、図11に示すように、電気的接続部32を配線ダクト11に装着する。電気的接続部32は、電源ボックス30の上面301から上方に突出しているので、電気的接続部32が配線ダクト11に干渉しないように、電源ボックス30の電気的接続部32側を配線ダクト11から遠ざかる方向(すなわち、下方)へ傾ける(図11(B)中矢印C参照)。
このとき、機械的保持部31Bは、弾性体33を介して電源ボックス30に取り付けられているので、電源ボックス30を下方へ回動させると、図12に示すように、弾性体33が電源ボックス30の上面301に対して、相対的に角度θだけ変形する。これにより、電源ボックス30は下方へ容易に傾けることができる。
次いで、図13に示すように、電源ボックス30を配線ダクト11側へ回転させて(図13(B)中矢印C参照)、電気的接続部32の電極板321、322を配線ダクト11の開口12から挿入する。そして、レバー324を、図13(A)中矢印A方向へ回転させて、電極板321、322を配線ダクト11のレール状電極板13、14(図3参照)に接触させて、完了する。
以上、説明した本発明に係る第2実施形態の照明器具10Bによれば、回避手段として、機械的保持部31Bを弾性体33を介して揺動可能に電源ボックス30に取り付けた。これにより、弾性体33を変形させて電源ボックス30の電気的接続部32側を配線ダクト11から遠ざかる方向へ回動させることができる。
このため、機械的保持部31Bを中心として電源ボックス30を回転させる際に、電気的接続部32と配線ダクト11との干渉を回避することができ、電気的接続部32を配線ダクト11に容易に挿入することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る第3実施形態の照明器具について説明する。
なお、前述した第1実施形態に係る照明器具10および第2実施形態に係る照明器具10Bと共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図14および図15に示すように、本発明に係る第3実施形態の照明器具10Cでは、回避手段として、電気的接続部32Cを、電源ボックス30の上面301に対して出没可能に設けた。
すなわち、図16にも示すように、電気的接続部32Cの電極板321、322およびレバー324を、一体で上下移動可能に設け、レバー324を押し下げることにより、電極板321、322を引き下げ可能とした。
なお、機械的保持部31は、単に電源ボックス30の上面301に固定されている。また、機械的保持部31として、第1実施形態にかかる照明器具10の機械的保持部31と同様の構造とすることができる。さらに、第2実施形態に係る照明器具10Bと同じ構造とすることも可能である。
次に、照明器具10Cを配線ダクト11に取り付ける作業について説明する。
まず、図17(A)に示すように、電源ボックス30の長手方向が、機械的保持部31を中心として配線ダクト11に直交するようにして、保持板311が配線ダクト11の開口12から挿入できるように位置決めする。そして、機械的保持部31の保持板311を開口12から配線ダクト11の内部に挿入する。
その後、電源ボックス30を図17(A)中矢印A方向に90度回転させて、機械的保持部31の保持板311を配線ダクト11のガイド部15に引っ掛ける。
なお、機械的保持部31の装着時には、電気的接続部32Cにおいては、レバー324を回転させるとともに引き下げて、電極板321、322が電源ボックス30の長手方向に沿う方向に回転させた状態で、電源ボックス30の内部に収容しておく。
次に、図18に示すように、電気的接続部32Cを配線ダクト11に装着する。電気的接続部32Cは、前述したように、電源ボックス30の内部に収容しているので、配線ダクト11に干渉しない。これにより、電源ボックス30を配線ダクト11の下方に位置決めできる。
次いで、図19に示すように、電気的接続部32Cのレバー324を上げて電極板321、322を配線ダクト11の開口12から挿入する。そして、レバー324を、図19(A)中矢印C方向へ回転させて、電極板321、322を配線ダクト11のレール状電極板13、14(図3参照)に接触させて、完了する。
以上、説明した本発明に係る第3実施形態の照明器具10Cによれば、回避手段として、電気的接続部32Cを電源ボックス30に対して出没可能に設けたので、電気的接続部32Cを電源ボックス30に押し込むことができる。
このため、機械的保持部31を中心として電源ボックス30を回転させる際に、電気的接続部32Cと配線ダクト11との干渉を回避することができ、電気的接続部32Cを配線ダクト11に容易に挿入することができる。
なお、本発明の照明器具は、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
例えば、前述した各実施形態において説明した各回避手段を併用することも可能である。
10、10B、10C 照明器具
11 配線ダクト
20 器具本体
21 光源
30 電源ボックス
301 上面
302 傾斜面(回避手段)
31、31B 機械的保持部(第1保持部)
32、32C 電気的接続部(第2保持部)
33 弾性体(回避手段)

Claims (4)

  1. 箱状であり、内部に点灯装置が収容される電源ボックスと、
    前記点灯装置によって点灯される光源を備え、かつ前記電源ボックスの、長手方向の端部のうちの一方の端部において支持される器具本体と、
    前記電源ボックスの上面の、前記一方の端部の側において設けられ、かつ配線ダクトに装着されることで、前記電源ボックスを、前記配線ダクトの長手方向に沿って移動可能に支持する機械的保持部としての第1保持部と、
    前記電源ボックスの上面の、前記一方の端部とは反対側の他方の端部の側において設けられ、かつ前記配線ダクトに装着されることで、前記電源ボックスを、前記配線ダクトの長手方向に沿って移動可能に支持すると共に、前記配線ダクトに収容されている前記点灯装置に電気的に接続されて前記光源に点灯電力を供給する、電気的接続部としての第2保持部と、
    を備え、
    前記第1保持部は、前記電源ボックスの長手方向に直交する方向に沿って両側に突出して形成される保持板を有し、
    前記第2保持部は、回転可能な電極板を有し、
    前記電源ボックスの長手方向が前記配線ダクトの長手方向に対して直交する状態で、前記第1保持部の前記保持板が、前記配線ダクトに挿入され、前記電源ボックスの長手方向が前記配線ダクトの長手方向と一致するように前記電源ボックスが90度回転されることで、前記第1保持部の前記保持板が前記配線ダクトに保持され、
    前記第1保持部の前記保持板は、前記配線ダクト内の空間において前記電源ボックスと一体で傾くことが可能であり、前記電源ボックスが傾くことで、前記電源ボックスの前記他方の端部を前記配線ダクトの下方に位置させることができ、これによって前記電源ボックスの長手方向を前記配線ダクトの長手方向と一致させることができ、
    前記電源ボックスの長手方向が前記配線ダクトの長手方向と一致している状態において、傾いている前記電源ボックスの前記他方の端部が上方に移動されることで、前記第2保持部の前記電極板が前記配線ダクト内に挿入され、前記電極板が回転されることで、前記電極板が前記点灯装置と電気的に接続されると共に、前記第2保持部が前記配線ダクトに保持される照明器具。
  2. 請求項に記載の照明器具において、
    前記第1保持部に対して前記第2保持部と反対側の前記電源ボックスの上面に傾斜面を設けた照明器具。
  3. 請求項1または請求項2に記載の照明器具において、
    前記第1保持部を弾性体を介して揺動可能に前記電源ボックスに取り付けた照明器具。
  4. 請求項1または請求項2に記載の照明器具において、
    前記第2保持部を前記電源ボックスに対して出没可能に設けた照明器具。
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