JP5850407B2 - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体装置の製造方法及び半導体装置に関する。
従来、半導体装置の分野では、半導体基板上に複数の配線を形成し、その配線を覆うように絶縁膜を形成する構成が用いられている。たとえば、このような半導体装置としては、下記特許文献1がある。
特許文献1の半導体装置(半導体集積回路装置)では、下層配線(配線パターン)(102)が形成された半導体基板(101)上に、第1の絶縁膜(103)が形成されている。また、この第1の絶縁膜(103)において、下層配線(102)間に空隙部(105)が形成されている。また、第1の絶縁膜(103)の上には第2の絶縁膜(104)が形成されており、さらにこの第2の絶縁膜(104)上には上層配線(107)が形成されている。
特開平10−335449号公報
ところで、このような半導体装置では、絶縁膜上に、薄膜抵抗などの薄膜素子を形成することがある。そして、この薄膜素子は、下地(絶縁膜)の表面粗さが素子特性に影響を及ぼしやすい。したがって、薄膜素子は、できるかぎり、表面が平滑な絶縁膜上に形成することが望ましい。
一方で、近年、半導体装置の高集積化とともに、チップサイズは小型化される傾向にある。そして、これに伴い、配線直上の領域の絶縁膜上にも、薄膜素子を形成できる構造が求められている。しかしながら、配線上の領域に設けられる絶縁膜には、配線間の溝がきっかけとなって、この配線間に空隙が発生しやすい。そして、このような空隙が発生した絶縁膜は、表面が段差状になりやすいが故、薄膜素子を精度良く形成することが難しいといった課題がある。
また、特許文献1の構成では、配線上に形成された第1の絶縁膜の上に第2の絶縁膜を設けることで、この第2の絶縁膜により第1の絶縁膜に形成された空隙部を覆うようにしている。しかしこのように、単に、第1の絶縁膜の上に、第2の絶縁膜を積層する構成では、第1の絶縁膜に形成された空隙の形状が第2の絶縁膜にも引き継がれてしまうために、第2の絶縁膜の表面を平滑化することが難しく、この第2の絶縁膜上に薄膜素子を形成することが困難であった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、配線上に形成された絶縁膜上に薄膜素子を精度良く形成することが可能な半導体装置及び半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、第1の発明に係る半導体装置の製造方法は、半導体基板上に複数の配線を形成する配線形成工程と、前記複数の配線を覆うように1又は複数の絶縁膜層からなる第1絶縁膜を形成する第1絶縁膜形成工程と、前記第1絶縁膜形成工程によって形成された前記第1絶縁膜上にCVD法によりTEOS膜から構成される第2絶縁膜を形成する第2絶縁膜形成工程と、前記第2絶縁膜形成工程によって形成された前記第2絶縁膜上において前記複数の配線を跨ぐように薄膜素子を形成する薄膜素子形成工程と、を含み、前記第2絶縁膜形成工程では、前記第1絶縁膜上に前記第2絶縁膜を形成する際に、前記第1絶縁膜において前記複数の配線の配線間上に発生する第1凹部の深さをD1、幅をWとし、前記第2絶縁膜において前記第1凹部上に対応して形成される第2凹部の深さをD2とした場合に、D1/W>2、かつD1>D2の関係を満たすように前記第2絶縁膜を形成し、前記薄膜素子形成工程では、前記薄膜素子の厚さをT0とした場合に、D1>T0>D2の関係を満たすように前記薄膜素子を形成することを特徴とする。
また、第2の発明に係る製造方法では、前記第1絶縁膜形成工程は、前記配線形成工程にて形成された前記複数の配線を覆うように下層側の層間絶縁膜を形成する下層側形成工程と、前記下層側形成工程にて形成された前記下層側の層間絶縁膜を覆う構成で上層側の層間絶縁膜を形成する上層側形成工程と、を含み、前記上層側形成工程では、前記複数の配線の配線間上に深さD1の前記第1凹部が生じる構成で前記上層側の層間絶縁膜を形成し、前記第2絶縁膜形成工程及び前記薄膜素子形成工程では、D1>T0>D2の関係を満たすように前記第2絶縁膜及び前記薄膜素子をそれぞれ形成することを特徴とする。
請求項の半導体装置の製造方法では、半導体基板上に複数の配線を形成する配線形成工程と、複数の配線を覆うように1又は複数の絶縁膜層からなる第1絶縁膜を形成する第1絶縁膜形成工程と、第1絶縁膜形成工程によって形成された第1絶縁膜上にCVD法によりTEOS膜から構成される第2絶縁膜を形成する第2絶縁膜形成工程と、第2絶縁膜形成工程によって形成された第2絶縁膜上において複数の配線を跨ぐように薄膜素子を形成する薄膜素子形成工程とを有している。そして、第2絶縁膜形成工程では、第1絶縁膜上に第2絶縁膜を形成する際に、第1絶縁膜において複数の配線の配線間上に発生する第1凹部の深さをD1、幅をWとし、第2絶縁膜において第1凹部上に対応して形成される第2凹部の深さをD2とした場合に、D1>D2の関係を満たすように第2絶縁膜を形成するようにしている。さらに、薄膜素子形成工程では、薄膜素子の厚さをT0とした場合に、D1/W>2、かつD1>T0>D2の関係を満たすように薄膜素子を形成するようにしている。
このように、上記関係(D1>D2及びD1>T0>D2)を満たすように各層(各絶縁膜層と薄膜素子)を形成することで、第2絶縁膜の表面を平滑に形成することができる。そして、この第2絶縁膜上に薄膜素子を形成することで、下地(第2絶縁膜)の表面粗さ(凹み)の影響を抑えることができる。
また、第2絶縁膜形成工程において、第2絶縁膜をCVD法により形成するようにしている。このように、第2絶縁膜を孔埋め性が良好なCVD法を用いて形成することで、凹部の開口幅を、より効果的に小さくすることができ、第2絶縁膜の表面をより平滑化することができる。
請求項の発明では、第1絶縁膜形成工程は、配線形成工程にて形成された複数の配線を覆うように下層側の層間絶縁膜を形成する下層側形成工程と、下層側形成工程にて形成された下層側の層間絶縁膜を覆う構成で上層側の層間絶縁膜を形成する上層側形成工程とを有している。そして、上層側形成工程では、複数の配線の配線間上に深さD1の第1凹部が生じる構成で上層側の層間絶縁膜を形成し、第2絶縁膜形成工程及び薄膜素子形成工程では、D1/W>2、かつD1>T0>D2の関係を満たすように第2絶縁膜及び薄膜素子をそれぞれ形成するようにしている。
このように、第1絶縁膜形成工程が下層側形成工程と上層側形成工程とを有していることで、第1絶縁膜を所望の形状に形成しやすくなり、上記関係(D1>T0>D2)を満たした半導体装置を容易に製造しやすくなる。
請求項の発明では、第1絶縁膜形成工程は、下層側形成工程で形成された下層側の層間絶縁膜に対して絶縁膜を塗布する絶縁膜塗布工程と、絶縁膜塗布工程にて絶縁膜が塗布された下層側の層間絶縁膜に対してエッチバックを行うエッチバック工程とをさらに有している。そして、上層側形成工程では、エッチバック工程にてエッチバックされた下層側の層間絶縁膜を覆う構成で上層側の層間絶縁膜層を形成するようにしている。
このように、下層側の層間絶縁膜に対して絶縁膜を塗布することで、微細な凹凸部分(すなわち、配線間上に発生した凹部よりも小さい凹凸)を滑らかにすることができる。そして、この塗布した絶縁膜をエッチバックし、さらに下層側の層間絶縁膜を覆うように上層側の層間絶縁膜を形成することで、第1絶縁膜を所望の形状により形成しやすくなり、上記関係(D1>T0>D2)を満たした半導体装置をより容易に製造しやすくなる。
図1は、第1実施形態に係る半導体装置を示す断面説明図である。 図2は、第1配線及び第2配線と、薄膜素子を平面視したときの配置関係を概略的に説明する説明図である。 図3は、第1配線及び第2配線と、薄膜素子を平面視したときの配置関係を概略的に説明する説明図である。 図4は、薄膜素子の抵抗値と第1凹部の開口幅の関係を示した図である。 図5は、第1実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面説明図である。 図6は、第1実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面説明図である。 図7は、第1実施形態の第1変形例に係る半導体装置の製造工程を示す断面説明図である。 図8は、第1実施形態の第2変形例に係る半導体装置の構成概要を示す説明図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、詳細に説明する。
本実施形態の半導体装置1は、図1に示すように、半導体基板2上に、複数の配線(第1配線4と第2配線5)と、第1絶縁膜10及び第2絶縁膜20が順に積層されており、さらに第2絶縁膜20上に薄膜素子8が形成されてなる。そして、第1絶縁膜10及び第2絶縁膜20と、薄膜素子8は、所定の関係を満たすように構成されている(詳細は後述)。
半導体基板2は、例えば、SOI(Silicon On Insulator)基板から構成されていてもよく、バルクシリコンウェハなどを加工したものであってもよい。そして、この半導体基板2の一方面2a側には、複数の配線が形成されている。なお、配線の数は、2つ以上設けられていれば特に限定されないが、図1では、説明の都合上、第1配線4及び第2配線5の2つのみ示す。第1配線4及び第2配線5は、例えば、信号用配線、ゲート電極、分離用LOCOS、ダミー配線、ダミーゲート電極などの機能を有して構成されている。また、第1配線4及び第2配線5は、素子段差であってもよい。これら第1配線及び第2配線の組み合わせは、特に限定されない。なお、図1、図2、図3(A)では、第1配線4及び第2配線5が、ともに信号用配線として構成されている例を示している。また、図3(B)では、第1配線4a及び第2配線5aがともにダミー配線として構成されている例を示しており、図3(C)、(D)では、第1配線4が信号用配線、第2配線5aがダミー配線として構成されている例を示している。
第1配線4及び第2配線5の形状は、図2に示すように、平面視した場合に、細長形状となるように構成することができる。また、これに限らず、図3(B)〜(D)に示すように、第1配線4及び第2配線5の少なくとも一方は、略正方形状に構成されていてもよい。また、第1配線4及び第2配線5は、図2に示すように、平面視した場合に、互いに略平行となるように配置されていてもよく、図3(A)、(D)に示すように、互いに略平行となる位置から若干ずれて配置されていてもよい。
第1配線4及び第2配線5が電極や信号用配線などとして構成される場合には、例えば、Al、AlCu、AlSiCuなどの材料から形成することができる。第1配線4及び第2配線5の膜厚は、例えば、4000〜8000Å程度とするとよい。また、第1配線4と第2配線5の間隔は、例えば、0.3〜1.5μm程度とするとよい。第1配線4及び第2配線5は、例えば、スパッタリング法により形成することができる。
第1絶縁膜10は、図1に示すように、半導体基板2の一方面2a側において複数の第1配線4及び第2配線5を覆うように配置されている。また、第1絶縁膜10は、複数の絶縁膜層から構成されている。具体的に、第1絶縁膜10は、第1配線4及び第2配線5に隣接する下層側層間絶縁膜12と、下層側層間絶縁膜12上に設けられるSOG(Spin On Glass)膜16と、下層側層間絶縁膜12及びSOG(Spin On Glass)膜16を覆う上層側層間絶縁膜14とから主に構成されている。なお、下層側層間絶縁膜12は、「下層側の層間絶縁膜」の一例に相当し、上層側層間絶縁膜14は、「上層側の層間絶縁膜」の一例に相当する。また、SOG膜16は、「絶縁膜」の一例に相当する。
下層側層間絶縁膜12と上層側層間絶縁膜14は、例えば、CVD(Chemical Vapor Deposition)法により形成されたTEOS(テトラエトキシシラン)膜から構成することができる。SOG膜16は、スピンコート法にて形成された後、所定の厚さエッチバックされて構成されている(詳細は後述)。第1絶縁膜10全体の膜厚は、例えば、7000〜14000Å程度で構成することができる。
そして、図1に示すように、上層側層間絶縁膜14には、第1配線4と第2配線5の配線間上に、第1凹部18が生じるようになっている。この第1凹部18は、第1絶縁膜10を形成する際に、第1配線4と第2配線5の間の溝に起因して発生するものである。そして、第1凹部18の開口端から最下位置(最深位置)までの深さD1は、100〜3000Å程度で形成される。また、第1凹部18の開口幅Wは、例えば、0.05〜0.3μmの範囲内となるように形成されている。
第2絶縁膜20は、第1絶縁膜10を覆う構成で、第1絶縁膜10に隣接して設けられている。この第2絶縁膜20は、CVD法により形成されたTEOS膜から構成することができる。また、第2絶縁膜20の膜厚は、1000〜2000Åの範囲内となるように形成されている。そして、第2絶縁膜20には、第1絶縁膜10の第1凹部18上に対応して第2凹部22が形成されている。この第2凹部22は、第1凹部18の形状(凹み)に起因して発生するものである。第2凹部22の開口端から最下位置(最深位置)までの深さD2は、50〜200Å程度で形成される。すなわち、第2絶縁膜20は、D1>D2の関係を満たすように形成されている。
薄膜素子8は、図1〜図3に示すように、第2絶縁膜20上において第1配線4及び第2配線5を跨ぐように配置されている。この薄膜素子8は、例えば、薄膜抵抗体としての機能を備えており、スパッタリング法により形成されている。そして、薄膜素子8は、CrSi、CrSiN、W、TiW、TiN、Tiから選択される1種または2種以上を主体とした硬質膜(すなわち、比較的屈折率の高い膜)から構成されている。より好ましくは、薄膜素子8は、CrSi、CrSiN、TiWのいずれかから形成されているとよい。CrSi、CrSiN、TiWは、比抵抗が比較的高く、また膜厚の制御もし易いため、より所望の素子特性(抵抗値)が得られやすいからである。また、薄膜素子8の膜厚T0は、例えば、100〜300Å程度で形成することができる。
本実施形態では、上述したように、第1絶縁膜10及び第2絶縁膜20と、薄膜素子8は、所定の関係を満たすように構成されている。具体的には、図1に示すように、第1凹部18の深さD1、第2凹部22の深さD2、薄膜素子8の厚さT0が、D1>T0>D2の関係を満たすようにそれぞれ形成されている。この関係を満たすように、各層を形成することで、第2絶縁膜20の表面粗さ(凹み)が薄膜素子8の素子特性へ影響を及ぼすことを抑えることができる。
なお、図4は、薄膜素子8の抵抗値と開口幅Wの関係を示したグラフであり、上記関係(D1>T0>D2)を満たすように各層を形成したときの薄膜素子8の抵抗値を図4中白丸で示している。なお、抵抗値(縦軸)は、相対値で示している。また、比較のために、第2絶縁膜20を設けていない場合の薄膜素子の抵抗値を白四角で示している。図4からわかるように、第2絶縁膜20を設けていない場合には、薄膜素子の抵抗値は、開口幅Wが8nmを超える大きさになると、抵抗値が急激に上昇してしまうことがわかる。一方、上記関係を満たすように形成された本実施形態の薄膜素子8の抵抗値は、開口幅Wの大きさに寄らず(すなわち開口幅Wが8nmを超える大きさになっても)、抵抗値が変動せず、ほぼ一定の値となっていることがわかる。このことからも、上記関係を満たすように、各層(第1絶縁膜10及び第2絶縁膜20と、薄膜素子8)を構成することで、薄膜素子8を精度良く形成できることが確認できる。
次に、半導体装置1の製造方法について図5〜7を用いて説明する。
本発明の半導体装置1の製造方法では、まず、半導体基板2の一方面2a側に、スパッタリング法により、成膜温度300〜460℃でアルミ膜を形成する。そして、フォトリソグラフィとドライエッチングによりこのアルミ膜にパターンニングを施し、厚さ4000〜8000Å程度の第1配線4及び第2配線5を形成する(図5(A))。これら第1配線4と第2配線5の配線間隔は、0.6μm程度となるように形成されている。なお、半導体基板2上に、第1配線4及び第2配線5を形成する工程は、「配線形成工程」の一例に相当する。
次に、これら第1配線4及び第2配線5を覆うように、複数の絶縁膜層(具体的には、下層側層間絶縁膜12、SOG膜16、上層側層間絶縁膜14)からなる第1絶縁膜10を形成する。第1絶縁膜10を形成する工程(第1絶縁膜形成工程)では、まず、第1配線4及び第2配線5を覆うように、CVD法によりTEOS膜を厚さ2000〜4000Åで形成し、これを下層側層間絶縁膜12とする(図5(B))。なお、下層側層間絶縁膜12を形成する工程は、「下層側形成工程」の一例に相当する。
次に、この下層側層間絶縁膜12上に、スピンコータを用いてSOG液を塗布した後、熱処理を行い、SOG膜16を厚さ4000Å程度形成する(図5(C))。その後、このSOG膜16の表面から6000Å程度、異方性エッチングによりエッチバックし、微細な凹凸部分に埋め込まれたSOG膜16を残し、他の部分を除去する(図5(D))。なお、下層側層間絶縁膜12に対してSOG膜16を塗布する工程は、「絶縁膜塗布工程」の一例に相当する。また、SOG膜16が塗布された下層側層間絶縁膜12に対してエッチバックを行う工程は、「エッチバック工程」の一例に相当する。
次に、エッチバックされた下層側層間絶縁膜12を覆うように、CVD法によりTEOS膜を厚さ10000〜20000Åで形成し(図6(A))、さらに、このTEOS膜の表層をCMP(Chemical Mechanical Polishing)によって研磨し、これを上層側層間絶縁膜14とする(図6(B))。このとき、第1配線4及び第2配線5の配線間上に、深さD1が500Å程度、開口幅Wが0.1μm程度の第1凹部18が生じるようにTEOS膜を研磨する。なお、下層側層間絶縁膜12を覆う構成で上層側層間絶縁膜14を形成する工程は、「上層側形成工程」の一例に相当する。
次に、上層側層間絶縁膜14(第1絶縁膜10)上に、CVD法によりTEOS膜を1000〜2000Å程度形成し、これを第2絶縁膜20とする。このとき、第2絶縁膜20は、第1凹部18に蓋をするように形成される。より具体的に、第2絶縁膜20は、第1凹部18表面上に堆積されるよりも速く、第1凹部18の上部(開口側)を横方向(基板面方向)から、この第1凹部18をブリッジするように形成されるようになっている。また、第2絶縁膜20には、第1凹部18上に対応して、深さをD2(深さ100Å程度)の第2凹部22が生じるようになっている。なお、この第2凹部22は、第1凹部18よりも深さが浅くなるように形成される(すなわちD1>D2の関係を満たすように形成される)。
さらに、この第2絶縁膜20上に、第1配線4及び第2配線5を跨ぐように、CrSi膜をスパッタリング法により、成膜温度300〜400℃で、150Å程度堆積させて薄膜素子8を形成し、半導体装置1を製造することができる(図6(C))。このとき、薄膜素子8は、D1>T0>D2の関係を満たすように形成されるようになっている。また、薄膜素子8は、タングステン膜から構成する場合には、例えば、CVD法によっても形成することができる。なお、第2絶縁膜20上において第1配線4及び第2配線5を跨ぐように薄膜素子8を形成する工程は、「薄膜素子形成工程」の一例に相当する。
以上説明したように、本第1実施形態に係る半導体装置1によれば、半導体基板2の一方面2a側に第1配線4及び第2配線5(複数の配線)が形成されており、第1配線4及び第2配線5を覆うように複数の絶縁膜層(下層側層間絶縁膜12、SOG膜16、上層側層間絶縁膜14)からなる第1絶縁膜10が配置されている。また、この第1絶縁膜10を覆う構成で第2絶縁膜20が配置されており、この第2絶縁膜20上において第1配線4及び第2配線5を跨ぐように薄膜素子8が配置されている。そして、これら各層は、第1絶縁膜10において第1配線4及び第2配線5の配線間上に発生した第1凹部18の深さをD1とし、薄膜素子8の厚さをT0とし、第2絶縁膜20において第1凹部18上に対応して形成される第2凹部22の深さをD2とした場合に、D1>T0>D2の関係を満たすように形成されている。
このように、半導体基板2の一方面2a側に形成された第1配線4及び第2配線5と薄膜素子8との間に設けられる絶縁膜層を、複数の層(第1絶縁膜10と第2絶縁膜20)から構成し、上記関係を満たすように各層(各絶縁膜層と薄膜素子8)を構成することで、第2絶縁膜20の表面を平滑化でき(表面粗さを小さくでき)、第2絶縁膜20上に形成される薄膜素子8への影響を抑えることができる。したがって、配線上に形成された絶縁膜上に薄膜素子8を精度良く形成することが可能となる。
また、薄膜素子8は、薄膜抵抗体として構成されている。このように、薄膜素子8が、下地の影響を受けやすい薄膜抵抗体であっても、本発明を適用することでより効果的に抵抗値(素子特性)のバラツキを抑えることが可能となる。
また、薄膜素子8は、スパッタリング法により形成されている。CVD法などで形成された薄膜素子8と比較して、下地の影響(表面粗さの影響)を比較的受けやすいスパッタリング法により形成された薄膜素子8であっても、本発明を適用することで、下地(凹み)の影響を抑えることができる。
また、薄膜素子8は、硬質膜から構成されている。一般的に、薄膜素子8が硬質膜から構成されている場合には、膜が割れやすく断線が起きやすいが(特に下地の段差などが断線の切っ掛けとなりやすい)、本発明を適用することで、このような硬質膜においても断線を抑えることができる。
また、硬質膜が、CrSi、CrSiN、W、TiW、TiN、Tiから選択される1種または2種以上を主体として構成されている。このように、硬質膜を、成膜レートが比較的遅く膜厚の制御がし易いCrSi、CrSiN、W、TiW、TiN、Tiを主体として構成することで、薄膜素子8をより精度良く形成することができる。
また、第1絶縁膜10における第1凹部18の開口幅が0.05〜0.3μmの範囲内であり、且つ、第2絶縁膜20の厚さが1000〜2000Åの範囲内にあるように構成されている。このように、第1絶縁膜10に開口幅が0.05〜0.3μmの比較的大きな凹み(第1凹部18)が発生した場合でも、D1>T0>D2の関係を満たすように構成することで、第1絶縁膜10上に形成される第2絶縁膜20の表面を平滑化することができ、薄膜素子8への影響を抑えることができる。
また、本第1実施形態に係る半導体装置1の製造方法では、半導体基板2上に第1配線4及び第2配線5を形成する配線形成工程と、第1配線4及び第2配線5を覆うように複数の絶縁膜層からなる第1絶縁膜10を形成する第1絶縁膜形成工程と、第1絶縁膜形成工程によって形成された第1絶縁膜10上に第2絶縁膜20を形成する第2絶縁膜形成工程と、第2絶縁膜形成工程によって形成された第2絶縁膜20上において第1配線4及び第2配線5を跨ぐように薄膜素子8を形成する薄膜素子形成工程とを有している。そして、第2絶縁膜形成工程では、第1絶縁膜10上に第2絶縁膜20を形成する際に、第1絶縁膜10において第1配線4及び第2配線5の配線間上に発生する第1凹部18の深さをD1とし、第2絶縁膜20において第1凹部18上に対応して形成される第2凹部22の深さをD2とした場合に、D1>D2の関係を満たすように第2絶縁膜20を形成するようにしている。さらに、薄膜素子形成工程では、薄膜素子8の厚さをT0とした場合に、D1>T0>D2の関係を満たすように薄膜素子8を形成するようにしている。
このように、上記関係(D1>D2及びD1>T0>D2)を満たすように各層(各絶縁膜層と薄膜素子8)を形成することで、第2絶縁膜20の表面を平滑に形成することができる。そして、この第2絶縁膜20上に薄膜素子8を形成することで、下地(第2絶縁膜20)の表面粗さ(凹み)の影響を抑えることができる。
また、第1絶縁膜形成工程は、配線形成工程にて形成された第1配線4及び第2配線5を覆うように下層側層間絶縁膜12(下層側の層間絶縁膜)を形成する下層側形成工程と、下層側形成工程にて形成された下層側層間絶縁膜12を覆う構成で上層側層間絶縁膜14(上層側の層間絶縁膜)を形成する上層側形成工程とを有している。そして、上層側形成工程では、第1配線4及び第2配線5の配線間上に深さD1の第1凹部18が生じる構成で上層側層間絶縁膜14を形成し、第2絶縁膜形成工程及び薄膜素子形成工程では、D1>T0>D2の関係を満たすように第2絶縁膜20及び薄膜素子8をそれぞれ形成するようにしている。
このように、第1絶縁膜形成工程が下層側形成工程と上層側形成工程とを有していることで、第1絶縁膜10を所望の形状に形成しやすくなり、上記関係(D1>T0>D2)を満たした半導体装置1を容易に製造しやすくなる。
また、第1絶縁膜形成工程は、下層側形成工程で形成された下層側層間絶縁膜12に対してSOG膜16(絶縁膜)を塗布する絶縁膜塗布工程と、絶縁膜塗布工程にてSOG膜16が塗布された下層側層間絶縁膜12に対してエッチバックを行うエッチバック工程とをさらに有している。そして、上層側形成工程では、エッチバック工程にてエッチバックされた下層側層間絶縁膜12を覆う構成で上層側層間絶縁膜14を形成するようにしている。
このように、下層側層間絶縁膜12に対してSOG膜16を塗布することで、微細な凹凸部分(すなわち、配線間上に発生した凹部よりも小さい凹凸)を滑らかにすることができる。そして、この塗布したSOG膜16をエッチバックし、さらに下層側層間絶縁膜12を覆うように上層側層間絶縁膜14を形成することで、第1絶縁膜10を所望の形状により形成しやすくなり、上記関係(D1>T0>D2)を満たした半導体装置1をより容易に製造しやすくなる。
また、第2絶縁膜形成工程において、第2絶縁膜20をCVD法により形成するようにしている。このように、第2絶縁膜20を孔埋め性が良好なCVD法を用いて形成することで、凹部の開口幅を、より効果的に小さくすることができ、第2絶縁膜20の表面をより平滑化することができる。
[第1実施形態の第1変形例]
次に、本発明の第1実施形態における第1変形例について、図7を参照して説明する。第1変形例では、上述の第1実施形態における半導体装置1の製造方法において、CMPによりTEOS膜を研磨する工程が省略されている点が上記第1実施形態と主に異なる。したがって、第1実施形態の構成と実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
本第1変形例では、下層側層間絶縁膜12上に形成したSOG膜16をエッチバックした後(図5(D))、エッチバックされた下層側層間絶縁膜12を覆うように、CVD法によりTEOS膜(上層側層間絶縁膜14)を厚さ5000〜8000Åで形成する(図7(A))。そして、CMPによるTEOS膜の研磨を行わず(CMPによる研磨工程を省略し)、上層側層間絶縁膜14上に、CVD法によりTEOS膜(第2絶縁膜20)を1000〜2000Å程度形成する。さらに、この第2絶縁膜20上に、第1配線4及び第2配線5を跨ぐように、CrSi膜をスパッタリング法により、成膜温度300〜400℃で、150Å程度堆積させて薄膜素子8を形成し、半導体装置101を製造する(図7(B))。なお、このように、CMPによる研磨工程を省略した場合でも、第1凹部18の深さD1と、第2凹部22の深さD2、及び薄膜素子8の厚さT0を、D1>T0>D2の関係を満たすようにそれぞれ形成することで、薄膜素子8を精度良く形成することができる。
[第1実施形態の第2変形例]
次に、本発明の第1実施形態における第2変形例について、図8を参照して説明する。第2変形例では、上述の第1実施形態における半導体装置1の製造方法において、SOG膜16を下層側層間絶縁膜12上に形成しエッチバックする工程がさらに省略されている点が主に異なる。したがって、第1実施形態の構成と実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
本第2変形例では、半導体基板2の一方面2a側に、第1配線4及び第2配線5を形成した後(図5(A))、第1配線4及び第2配線5を覆うように、CVD法によりTEOS膜を形成し、これを第1絶縁膜10とする(図5(B))。次に、この第1絶縁膜10の上に、CVD法によりTEOS膜を形成し、これを第2絶縁膜20とする。そして、第2絶縁膜20上に、第1配線4及び第2配線5を跨ぐように、スパッタリング法により薄膜素子8を形成し、半導体装置1を製造する(図8)。このように、SOG膜16の塗布工程及びエッチバック工程、CMPによるTEOS膜の研磨工程を省略した場合でも、第1凹部18の深さD1と、第2凹部22の深さD2、及び薄膜素子8の厚さT0を、D1>T0>D2の関係を満たすようにそれぞれ形成することで、薄膜素子8を精度良く形成することができる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では、薄膜素子8は、薄膜抵抗体としての機能を備えた構成を例示したが、薄膜素子8の機能は、これに特に限定されない。
1、101、201…半導体装置
2…半導体基板
2a…一方面
4、4a…第1配線(配線)
5、5a…第2配線(配線)
8…薄膜素子(薄膜抵抗体)
10…第1絶縁膜
12…下層側層間絶縁膜
14…上層側層間絶縁膜
16…SOG膜
18…第1凹部
20…第2絶縁膜
22…第2凹部
D1…第1凹部の深さ
D2…第2凹部の深さ
T0…薄膜素子の厚さ
W…第1凹部の開口幅

Claims (3)

  1. 半導体基板(2)上に複数の配線(4、5)を形成する配線形成工程と、
    前記複数の配線(4、5)を覆うように1又は複数の絶縁膜層からなる第1絶縁膜(10)を形成する第1絶縁膜形成工程と、
    前記第1絶縁膜形成工程によって形成された前記第1絶縁膜(10)上にCVD法によりTEOS膜から構成される第2絶縁膜(20)を形成する第2絶縁膜形成工程と、
    前記第2絶縁膜形成工程によって形成された前記第2絶縁膜(20)上において前記複数の配線(4、5)を跨ぐように薄膜素子(8)を形成する薄膜素子形成工程と、
    を含み、
    前記第2絶縁膜形成工程では、前記第1絶縁膜(10)上に前記第2絶縁膜(20)を形成する際に、前記第1絶縁膜(10)において前記複数の配線(4、5)の配線間上に発生する第1凹部(18)の深さをD1、幅をWとし、前記第2絶縁膜(20)において前記第1凹部(18)上に対応して形成される第2凹部(22)の深さをD2とした場合に、D1/W>2、かつD1>D2の関係を満たすように前記第2絶縁膜(20)を形成し、
    前記薄膜素子形成工程では、前記薄膜素子(8)の厚さをT0とした場合に、D1>T0>D2の関係を満たすように前記薄膜素子(8)を形成することを特徴とする半導体装置(1、101、201)の製造方法。
  2. 前記第1絶縁膜形成工程は、
    前記配線形成工程にて形成された前記複数の配線(4、5)を覆うように下層側の層間絶縁膜(12)を形成する下層側形成工程と、
    前記下層側形成工程にて形成された前記下層側の層間絶縁膜(12)を覆う構成で上層側の層間絶縁膜(14)を形成する上層側形成工程と、を含み、
    前記上層側形成工程では、前記複数の配線(4、5)の配線間上に深さD1の前記第1凹部(18)が生じる構成で前記上層側の層間絶縁膜(14)を形成し、
    前記第2絶縁膜形成工程及び前記薄膜素子形成工程では、D1/W>2、D1>T0>D2の関係を満たすように前記第2絶縁膜(20)及び前記薄膜素子(8)をそれぞれ形成することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置(1、101、201)の製造方法。
  3. 前記第1絶縁膜形成工程は、
    前記下層側形成工程で形成された前記下層側の層間絶縁膜(12)に対して絶縁膜(16)を塗布する絶縁膜塗布工程と、
    前記絶縁膜塗布工程にて絶縁膜(16)が塗布された前記下層側の層間絶縁膜(12)に対してエッチバックを行うエッチバック工程と、を含み、
    前記上層側形成工程は、前記エッチバック工程にてエッチバックされた前記下層側の層間絶縁膜(12)を覆う構成で前記上層側の層間絶縁膜(14)を形成することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置(1、101、201)の製造方法。
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