JP2014175525A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】近接配置された配線間の寄生容量を低減する。
【解決手段】半導体装置は、下面がエッチング停止層110と接し、各々の側面が側壁保護層130で覆われ、互いに間隔を空けて近接配置された第1および第2の配線128と、第1の配線の上部から第2の配線の上部にかけて連続的に覆う絶縁層146とを備えるとともに、第1および第2の配線の間であって、互いに対向する側壁保護層とエッチング停止層とで囲まれた領域に、エッチング停止層の少なくとも一部と前記互いに対向する側壁保護層の各々の少なくとも一部とが露出する中空部分142を備える。
【選択図】図12

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に、積層配線を有する半導体装置及びその製造方法に関する。
半導体装置の配線構造として、Al合金配線の周囲、即ち、上面、下面及びこれらの間を接続する一対の側面、をTiN膜で覆った積層型配線構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、半導体装置の配線間隔の狭小化により増大する配線間の寄生容量を低減する目的で、配線間に空隙(エアギャップ)を形成することが行われている(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−291119号公報 特開2012−080133号公報
半導体装置の微細化により配線間隔がさらに縮小されると、配線間の寄生容量の増大による信号遅延やクロストークの増加が問題となる。
本発明の一実施の形態に係る半導体装置は、下面がエッチング停止層と接し、各々の側面が側壁保護層で覆われ、互いに間隔を空けて近接配置された第1および第2の配線と、前記第1の配線の上部から前記第2の配線の上部にかけて連続的に覆う絶縁層とを備えるとともに、前記第1および前記第2の配線の間であって、互いに対向する前記側壁保護層と前記エッチング停止層とで囲まれた領域に、前記エッチング停止層の少なくとも一部と前記互いに対向する側壁保護層の各々の少なくとも一部とが露出する中空部分を備えている。
本発明の他の実施の形態に係る半導体装置は、エッチング停止層と、前記エッチング停止層の上面に接する第1の配線と、前記第1の配線と間隔を置いて近接配置され、前記エッチング停止層の上面に接する第2の配線と、前記第1の配線の側面を覆う第1の側壁保護層と、前記第1の配線と対向する前記第2の配線の側面を覆う第2の側壁保護層と、前記第1の配線の上部から前記第2の配線の上部にかけて連続して覆う絶縁層と、前記エッチング停止層の少なくとも一部と、前記第1の側壁保護層の少なくとも一部と、前記第2の側壁保護層の少なくとも一部と、のそれぞれが露出する中空部分と、を備えている。
本発明のさらに別の実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、エッチング停止層を形成し、前記エッチング停止層の上面に互いに間隔を空けて配置された複数の配線と、前記複数の配線層の各々の側面を覆う複数の側壁保護層と、前記複数の配線の相互間に位置し互いに対向する側壁保護層の間を埋め込む層間絶縁層とを形成し、前記複数の配線と、前記複数の側壁保護層と、前記層間絶縁層を覆うマスク層を形成し、前記層間絶縁層上の前記マスク層の一部に開口を形成し、前記開口を通して前記複数の側壁保護層の少なくとも一部と前記エッチング停止層の少なくとも一部が露出するように前記層間絶縁層を除去し、前記マスク層の開口を塞ぐように前記マスク層上を覆う絶縁層を形成する、ことを特徴とする。
本発明によれば、配線間の中空部分の存在により、配線間の寄生容量を低減し、信号遅延やクロストークを低減することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 図1に示す製造工程に続く製造工程を説明するための断面図である。 図2に示す製造工程に続く製造工程を説明するための断面図である。 図3に示す製造工程に続く製造工程を説明するための断面図である。 図4に示す製造工程に続く製造工程を説明するための断面図である。 図5に示す製造工程に続く製造工程を説明するための断面図である。 図6に示す製造工程に続く製造工程を説明するための断面図である。 図7に示す製造工程に続く製造工程を説明するための断面図である。 図8に示す製造工程に続く製造工程を説明するための断面図である。 図9に示す製造工程に続く製造工程を説明するための断面図である。 図10に示す製造工程に続く製造工程を説明するための断面図である。 図11に示す製造工程に続く製造工程を説明するための断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 図13に示す製造工程に続く製造工程を説明するための断面図である。 図14に示す製造工程に続く製造工程を説明するための断面図である。 図15に示す製造工程に続く製造工程を説明するための断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 図17に示す製造工程に続く製造工程を説明するための断面図である。 図18に示す製造工程に続く製造工程を説明するための断面図である。 図19に示す製造工程に続く製造工程を説明するための断面図である。 図20に示す製造工程に続く製造工程を説明するための断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1乃至図12は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための工程図である。
まず、半導体基板100を用意する。半導体基板100は、いわゆるフロントエンド工程を終えたものであり、その一面側には、半導体装置を構成するトランジスタ等の素子が既に形成されている。半導体装置は、特定の種類の半導体装置に限定されず、種々の半導体装置であってよい。例えば、DRAM等のメモリ装置であってもよいし、汎用あるいは専用のLSI(Large Scale Integration)であってもよい。
次に、図1に示すように、半導体基板100の一面上に、第1層間絶縁層103及び第1のエッチング停止層110を順次形成する。第1層間絶縁層103としては、例えば、SiOを主成分とする絶縁膜を用いることができる。また、第1のエッチング停止層110としては、例えば、SiN,SiON,SiCN,SiBN等のシリコンと窒素を含む絶縁膜を用いることができる。第1層間絶縁層103及び第1のエッチング停止層110は、いずれもCVD(Chemical Vapor Deposition)法を用いて形成することができる。
次に、公知のフォトリソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて、第1のエッチング停止層110と第1層間絶縁層103とを貫通し、半導体基板100に達するコンタクトホールを形成する。そして、公知の方法を用いてコンタクトホールを導電物で埋設してコンタクトプラグ105を形成する。コンタクトプラグ105は、例えば、TiとTiNの積層膜(TiN/Ti)をバリアメタルとするW(タングステン)プラグである。コンタクトプラグ105は、半導体基板の一面側に形成された素子に電気的に接続される。
次に、コンタクトプラグ105の上面及び第1のエッチング停止層110を覆うように、下部導電層120、配線層115及び上部導電層125を順次形成する。下部導電層120は、例えばTiとTiNの積層膜(TiN/Ti)、配線層は例えばCuを含有するAl合金膜、上部導電層125は、例えばTiN膜である。これらの膜は全て、例えば、PVD(Physical Vapor Deposition)法で形成することができる。
次に、公知のフォトリソグラフィー技術及びエッチング技術を用いて、図2に示すように、上部導電層125、配線層115及び下部導電層120をパターニングする。このパターニングにより、上部導電層125、配線層115及び下部導電層120からなる複数の配線128が形成される。ここでは、図の表裏方向に延在する複数の配線128が、図の左右方向に所定の間隔で配列された例を示す。しかしながら、本願発明は、これに限らず、互いに間隔を空けて近接配置された部分、特に互いに略平行に配置された部分、を含む複数の配線を有する半導体装置に適用可能である。
ここで、複数の配線128のうち、互いに隣り合う一対の配線の一方を第1の配線128a、他方を第2の配線128bと呼ぶことがある。第1の配線128aは、第1の下部導電層121、第1の配線層116及び第1の上部導電層126を有している。また、第2の配線128bは、第2の下部導電層122、第2の配線層117及び第2の上部導電層127を有している。
次に、図3に示すように、全面に側壁保護層130を形成し、複数の配線128の各々の側面を覆う。側壁保護層130は、例えば、TiNなどバリアメタルとして用いられる導電物で構成されてよい。あるいは、SiON等のシリコンと窒素を含む絶縁物で構成されてもよい。
次に、図4に示すように、異方性エッチングにより上部導電層125(126,127)の上及び第1のエッチング停止層の上に形成されている側壁保護層130を除去し、各配線128の側面に形成されている側壁保護層130をそのまま残存させる。第1の配線128a及び第2の配線128bの側面にそれぞれ形成され、互いに対向する側壁保護膜130を、それぞれ第1の側壁保護膜131及び第2の側壁保護膜132と呼ぶことがある。
次に、図5に示すように、全面を覆う第2の層間絶縁層145を形成する。第2の層間絶縁層として、例えばSOD(Spin On Dielectric)を用いることができる。また、CVD法により形成したSiO,SiOC,SiOF等の酸化シリコンを主成分とする絶縁材料を用いてもよい。
次に、図6に示すように、上部導電層125が露出するまで、CMP(Chemical Mechanical Polishing)法を用いて、第2の層間絶縁層145をその上面から研削する。
次に、図7に示すように、露出した上部導電層125及び残存する第2の層間絶縁層145の表面を覆うように、全面に第1のマスク層140を形成する。第1のマスク層140として、例えば、SiN,SiON,SiCN,SiBN等のシリコンと窒素とを含む絶縁膜を用いることができる。これらの絶縁膜は、例えば、CVD法を用いて形成することができる。
次に、図8に示すように、第1のマスク層140に複数の開口部141を形成する。これらの開口部141は、第2の層間絶縁層145の上に位置するように、即ち、隣接する配線128の間に位置するように形成される。したがって、開口部141の底には、第2の層間絶縁層145の表面が露出する。
次に、第1のマスク層140の開口部141を通して、第2の層間絶縁層145をウエットエッチングし、図9に示すように、配線128間に残存する第2の層間絶縁層145を除去する。これにより、第1のエッチング停止層110、側壁保護層130、及び第1のマスク層140の、第2の層間絶縁層145で覆われていた部分が露出する。第2の層間絶縁層145が除去された部分は、半導体装置完成後にも残存する中空部分142となる。
互いに隣接する配線128間の寄生容量低減のためには、中空部分142のサイズは大きい方がよい。したがって、第2の層間絶縁層145のエッチングは、第2の層間絶縁層145を完全に除去するように行われることが望ましい。しかしながら、互いに隣接する配線128によって規定される空間に対する中空部分142の占める割合が、関連する半導体装置の製造方法を用いて形成される絶縁膜中のエアギャップに比べて大きければ、寄生容量低減効果を得ることができる。したがって、第2の層間絶縁層145を完全に除去することは、必ずしも必要ではない。例えば、第1の側壁保護層131と第2の側壁保護層132とこれらに連続する第1のエッチング停止層110とで囲まれる領域では、これら3つの層の一部がそれぞれ露出していればよい。関連する半導体装置の製造方法では、これらの層の表面が全て絶縁膜で覆われてしまうため、その一部でも露出するようにすれば、寄生容量を低減することができる。また、本実施の形態では、配線間に各々形成される複数の中空部分142のサイズも均一化できる。
次に、図10に示すように、第1のマスク層140を覆うよう全面に第3の層間絶縁層146を形成する。第3の層間絶縁層146として、例えば、酸化シリコンを主成分とする絶縁膜を用いることができる。また、第3の層間絶縁層146の形成には、例えば、プラズマCVD法を用いることができる。
開口部141が第3の層間絶縁層146で塞がれることにより、各配線128同士の間に中空部分142が形成される。第3の層間絶縁層146の形成の際、開口部141を通して中空部分142となる部分の内表面に第3の層間絶縁層146が形成されないように成膜条件が設定される。なお、第1のエッチング停止層110から第3の層間絶縁層146までの構造と同一の構造を単位構造と呼ぶことがある。
次に、図11に示すように、第3の層間絶縁層146の上に第2のエッチング停止層150を形成する。それから、第2のエッチング停止層150、第3の層間絶縁層146及び第1のマスク膜140を貫いて、上部導電層125に達するスルーホールプラグ147を形成する。第2のエッチング停止層150の形成は、第1のエッチング停止層110の形成と同様の方法で行うことができる。また、スルーホールプラグ147の形成は、コンタクトプラグ105の形成と同様の方法で行うことができる。
この後、図1乃至図10を参照して説明したのと同様の方法を用いて、図12に示すように、2層目の単位構造157を形成する。
詳述すると、2層目の単位構造157は、第3の下部導電層160、第3の配線層155及び第3の上部導電層165からなる複数の配線158を含む。各配線158の側面には、第3の側壁保護層170が形成され、第3の上部導電層165の上には第2のマスク層180が形成されている。また、第2のマスク層180の上は、第4の層間絶縁層185が形成されている。そして、互いに対向する第3の側壁保護層170とそれらに連続する第2のエッチング停止層150とで囲まれた領域には、第2の中空部分182が形成されている。
この後、3層目以上の配線層を形成する場合には、上記と同様の工程を繰り返す。つまり、第1のエッチング停止層110から第3の層間絶縁層146までの構成を単位構造とし、この単位構造を複数積層することにより多層配線構造を形成することができる。最後に、最上層の層間絶縁層の上に、パッシベーション膜190を形成して半導体装置が完成する。
以上のように、本実施の形態によれば、隣接する配線間にエッチングにより中空部分を形成するようにしたことで、配線間の領域における中空部分が占める割合を拡大することができる。これにより、配線間に生じる寄生容量を低減し、信号遅延やクロストークの発生を防止または抑制することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。ここで、第1の実施の形態と同一の構成要素には、同一参照番号を付し、その説明を省略する。
第1の実施の形態と同様にして上部導電層125を形成した後、図13に示すように、上部導電層125の上にキャップ層135を形成する。キャップ層135は、CMPによる研磨速度が上部導電層125(TiN)よりも遅い材料、例えば、SiNを用いて形成される。
次に、図2のパターニング工程に、キャップ層135をパターニングするエッチング工程を加えたパターニング工程を実施し、図14に示すように、キャップ層135、上部導電層125、配線層115及び下部導電層120をパターニングする。これにより、複数の配線128−1が形成される。また、第1の上部導電層126の上には、第1のキャップ層136が、第2の上部導電層127の上には第2のキャップ層137が、それぞれ形成される。
次に、図3乃至図5に示す工程と同様の工程を実施し、図15に示すように、配線128−1の側面を覆う側壁保護層130(131,132)と、配線128−1及び側壁保護層130を覆う第2の層間絶縁層145を形成する。
次に、図6に示す工程と同様の工程を実施し、図16に示すように、キャップ層135が露出するまで、第2の層間絶縁層145を研削する。
本実施の形態では、キャップ層135のCMP速度が上部導電層125のそれよりも遅いので、オーバー研磨に対する余裕があり、製造マージンを確保することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。
図17に示すように、第1の実施の形態と同様の工程より、半導体基板100の上に第1層間絶縁層103と第1のエッチング停止層110を形成し、これら貫通して半導体基板に達するコンタクトプラグ105を形成する。
次に、第1の実施の形態とは異なり、第1のエッチング停止層110及びコンタクトプラグ105の上面を覆う第2の層間絶縁層145を形成する。そして、フォトリソグラフィ及びエッチング技術を用いて、第2の層間絶縁層145をパターニングし、配線パターンに対応するパターンを持つ配線溝118を形成する。
次に、全面に側壁保護層130を形成し、異方性エッチングにより側壁保護層130をエッチバックして、図18に示すように、パターニングされた第2の層間絶縁層145の側面に側壁保護層130を残留させる。第2の層間絶縁層145の各パターンを挟んで対を成す側壁保護層130が、後に、中空部分を挟んで互いに対向することになる。例えば、第1の側壁保護層131と第2の側壁保護層132は、図18に示すようになる。但し、第1の実施の形態とはその傾きが異なっている。
次に、配線溝118を導電物で埋設し、配線層128−2(116,117)を形成する。配線層128−2は、例えば、PVD法によりCuシード層を形成し、続いてメッキ法によりCu層を形成した後、Cu層の余剰部分をCMPで除去することにより形成できる。
次に、図7に示す工程と同様の工程を行い、全面に第1のマスク膜140を形成する。それから、図8に示す工程と同様の工程を実施し、図20に示すように、第2の側壁保護層132に対応する位置に開口部141を形成する。
次に、図21に示すように、開口部141を通してウエットエッチングにより第2の層間絶縁層145を除去する。第1の実施の形態と同様に、中空部分142となる領域に、側壁保護層130の少なくとも一部と第1のエッチング停止層110の少なくとも一部が露出するように、第2の層間絶縁層145を除去する。
この後、第1の実施の形態と同様の工程を実施することにより、半導体装置が完成する。
本実施の形態による半導体装置においても、第1の実施の形態の半導体装置と同様の効果が得られる。
以上、本発明について、いくつかの実施の形態に即して説明したが、本発明は上記実施の形態の形態に限られず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の変形、変更が可能である。特に、上述した実施の形態における材料や、成膜方法等は単なる例示であり、上記例に限られるものではない。
100 半導体基板
103 第1層間絶縁層
105 コンタクトプラグ
110 第1のエッチング停止層
115 配線層
116 第1の配線層
117 第2の配線層
118 配線溝
120 下部導電層
121 第1の下部導電層
122 第2の下部導電層
125 上部導電層
126 第1の上部導電層
127 第2の上部導電層
130 側壁保護層
131 第1の側壁保護層
132 第2の側壁保護層
135 キャップ層
136 第1のキャップ層
137 第2のキャップ層
140 第1のマスク層
141 開口部
142 第1の中空部分
145 第2の層間絶縁層
146 第3の層間絶縁層
147 スルーホールプラグ
150 第2のエッチング停止層
155 第3の配線層
160 第3の下部導電層
165 第3の上部導電層
170 第3の側壁保護層
180 第2のマスク層
182 第2の中空部分
185 第4の層間絶縁層
190 パッシベーション層

Claims (20)

  1. 下面がエッチング停止層と接し、各々の側面が側壁保護層で覆われ、互いに間隔を空けて近接配置された第1および第2の配線と、
    前記第1の配線の上部から前記第2の配線の上部にかけて連続的に覆う絶縁層とを備えるとともに、
    前記第1および前記第2の配線の間であって、互いに対向する前記側壁保護層と前記エッチング停止層とで囲まれた領域に、前記エッチング停止層の少なくとも一部と前記互いに対向する側壁保護層の各々の少なくとも一部とが露出する中空部分を備える、ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1および前記第2の配線の各々の上面と接して覆うマスク層を、前記第1および前記第2の配線と前記絶縁層との間に更に備え、
    前記互いに対向する側壁保護層に挟まれた領域の上方に形成されている前記マスク層の少なくとも一部に開口を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記絶縁層は、前記開口を塞いで覆うように形成されている、ことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記マクス層の少なくとも一部が前記中空部分に露出する、ことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記第1および前記第2の配線は、それぞれ第1および第2の配線層を備えるとともに、前記第1および前記第2の配線層の各々の上面と前記マスク層との間に、更に第1および第2の上部導電層をそれぞれ備える、ことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記第1および前記第2の配線は、前記第1および前記第2の配線層の各々の下面と前記エッチング停止層の間に、更に第1および第2の下部導電層をそれぞれ備える、ことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記第1および前記第2の配線は、前記第1および前記第2の上部導電層と前記マスク層との間に、更に第1および第2のキャップ層をそれぞれ備える、ことを特徴とする請求項5または6に記載の半導体装置。
  8. 前記第1および前記第2の配線層の両方がアルミニウムを主成分とする材料から成る、ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の半導体装置。
  9. 前記第1および前記第2の上部導電層並びに前記第1および前記第2の下部導電層はすべてチタンを含む材料から成る、ことを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 前記エッチング停止層および前記マスク層の両方が、シリコンと窒素を主成分とする絶縁材料から成る、ことを特徴とする請求項2乃至請求項7のいずれかに記載の半導体装置。
  11. 前記第1および前記第2の配線の側面を覆う前記側壁保護層の両方がチタンを含む導電材料から成る、ことを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
  12. 前記第1および前記第2の配線の側面を覆う前記側壁保護層の両方がシリコンと窒素を主成分とする絶縁材料から成る、ことを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
  13. 前記エッチング層から前記絶縁層までの単位構造を、複数積層してなる、ことを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の半導体装置。
  14. エッチング停止層と、
    前記エッチング停止層の上面に接する第1の配線と、
    前記第1の配線と間隔を置いて近接配置され、前記エッチング停止層の上面に接する第2の配線と、
    前記第1の配線の側面を覆う第1の側壁保護層と、
    前記第1の配線と対向する前記第2の配線の側面を覆う第2の側壁保護層と、
    前記第1の配線の上部から前記第2の配線の上部にかけて連続して覆う絶縁層と、
    前記エッチング停止層の少なくとも一部と、前記第1の側壁保護層の少なくとも一部と、前記第2の側壁保護層の少なくとも一部と、のそれぞれが露出する中空部分と、
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  15. 前記第1および前記第2の配線の各々の上面と接して覆うマスク層を前記第1および前記第2の配線と前記絶縁層との間に更に備え、
    前記第1の側壁保護層と前記第2の側壁保護層とに挟まれた領域の上方に形成されている前記マスク層の少なくとも一部に開口を備える、
    請求項14に記載の半導体装置。
  16. 前記絶縁層は、前記開口を塞いで覆うように形成されている、請求項15に記載の半導体装置。
  17. エッチング停止層を形成し、
    前記エッチング停止層の上面に互いに間隔を空けて配置された複数の配線と、前記複数の配線層の各々の側面を覆う複数の側壁保護層と、前記複数の配線の相互間に位置し互いに対向する側壁保護層の間を埋め込む層間絶縁層とを形成し、
    前記複数の配線と、前記複数の側壁保護層と、前記層間絶縁層を覆うマスク層を形成し、
    前記層間絶縁層上の前記マスク層の一部に開口を形成し、
    前記開口を通して前記複数の側壁保護層の少なくとも一部と前記エッチング停止層の少なくとも一部が露出するように前記層間絶縁層を除去し、
    前記マスク層の開口を塞ぐように前記マスク層上を覆う絶縁層を形成する、
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  18. 前記複数の配線層と、前記複数の側壁保護層と、前記層間絶縁層の形成は、
    前記複数の配線層を形成した後、当該複数の配線層の側壁に前記複数の側壁保護層を形成し、その後、前記層間絶縁層を形成することにより行われる、ことを特徴とする請求項17に記載の半導体装置の製造方法。
  19. 前記層間絶縁層の形成は、前記複数の配線の相互間に位置し互いに対向する側壁保護層の間を埋め込むように、前記複数の配線層と前記複数の側壁保護層とを覆う層間絶縁膜を形成した後、
    前記複数の配線層の各々の上面が露出し、かつ前記互いに対向する側壁保護層の間にそれぞれ前記層間絶縁膜の一部が残存して前記層間絶縁層となる様に、前記層間絶縁膜の一部を除去することにより行われる、
    ことを特徴とする請求項18に記載の半導体装置の製造方法。
  20. 前記複数の配線層と、前記複数の側壁保護層と、前記層間絶縁層の形成は、
    前記層間絶縁層を形成した後、当該層間絶縁層の側壁に前記複数の側壁保護層を形成し、その後、前記複数の配線層を形成することにより行われることを特徴とする請求項17に記載の半導体装置の製造方法。
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