JP5850241B2 - バスバー接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は、バスバー接続構造に関する。
従来、互いに異なる機器に連なる2枚の接続用バスバーを重ね合わせ状態とし、この重ね合わせ状態のバスバーを弾性部材で挟みつけることで接続用バスバー間に接圧を与えて接続するようにした技術が知られている。
下記特許文献1は、雄コネクタの雄バスバーと雌コネクタの雌バスバーとをコネクタ嵌合時に重ね合わせ状態とし、ボルトを回して移動ブロックを重ね合わせ状態のバスバー側に移動させる。これにより、移動ブロック内に固定されたバネのU字状の弾性接触片が弾性拡開して重ね合わせ状態のバスバーがU字状の弾性接触片の内側に挿通されるとともに、弾性接触片の弾性反発力で重ね合わせ状態のバスバー挟み込んで接圧を与えるようになっている。
特開2011−18579号公報
ところで、特許文献1の構成のように、重ね合わせ状態のバスバーをU字状の弾性接触片に当接させて弾性接触片を弾性拡開させる場合には、重ね合わせ状態のバスバーの接続の際に強い力が必要となる。このように、特許文献1では強い力を与えるためにボルトを回転させて移動ブロックを少しずつ移動させているが、このようにボルトを回転させて移動ブロックを移動させる場合には、重ね合わせ状態のバスバーの接続作業が煩雑になりやすいという問題がある。
一方、弾性接触片を容易に弾性拡開できるように構成すれば、バスバーの接続作業を容易にすることが可能になるが、この場合、重ね合わせバスバーを挟持する力が十分ではなくなり、接続用バスバー間の接圧が十分ではなくなるおそれがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、簡素な構成で、接続用バスバー間の接圧を高めることが可能なバスバー接続構造を提供することを目的とする。
発明は、それぞれ接続用バスバーを有する一方及び他方の機器における複数の前記接続用バスバーを重ね合わせ状態として構成された重ね合わせバスバーを、弾性部材の一対の撓み片間に挟み付けて接続するバスバー接続構造において、前記重ね合わせバスバーの前記一対の撓み片間への挿入位置を位置決めする位置決め部を備え、前記一対の撓み片は、前記重ね合わせバスバーを挟持する一対の挟持部を有し、前記複数の接続用バスバーのうちの少なくとも一つの接続用バスバーには、前記重ね合わせバスバーが前記位置決め部に位置決めされた際に前記一対の挟持部間に配される突部が設けられており、前記弾性部材がハウジングに収容されてバスバー接続具が構成されており、前記ハウジングは、前記弾性部材が収容される収容室を備え、前記収容室には、前記重ね合わせバスバーを当該収容室内に挿入可能とする開口部が設けられており、前記収容室に収容された前記弾性部材は、前記収容室内における位置及び姿勢を所定の範囲で変更可能に構成されており、前記一対の撓み片には、前記収容室内で変更されうる前記弾性部材の位置及び姿勢の前記所定の範囲で前記開口部に挿入された前記重ね合わせバスバーに当接する当接部が設けられており、前記当接部に当接した前記重ね合わせバスバーは、当該重ね合わせバスバーが前記一対の撓み片間に位置するように前記弾性部材を前記収容室内で移動させるところに特徴を有する。
本構成によれば、重ね合わせバスバーが位置決め部に位置決めされれば、複数の接続用バスバーのうちの少なくとも一つの接続用バスバーに設けられた突部が、一対の挟持部間に配される。このように、重ね合わせバスバーを位置決め部まで挿入するだけで、一対の挟持部間に配された突部の厚み分だけ、一対の挟持部が重ね合わせバスバーを挟持する力を強くすることができる。よって、簡素な構成で、接続用バスバー間の接圧を高めることが可能となる。
また、バスバー接続具を用いて一対の撓み片間に重ね合わせバスバーを挟み付ける作業を行うことが可能になる。
また、収容室に収容された弾性部材は、収容室内における位置及び姿勢を所定の範囲で変更可能に構成されているため、重ね合わせバスバーを挿入可能な寸法の公差を、弾性部材がハウジングに固定されている場合における一対の撓み片間の寸法よりも大きく設定することが可能になる。
また、このように、弾性部材の位置及び姿勢が変更可能に構成されていても、一対の撓み片には、収容室内で変更されうる弾性部材の位置及び姿勢の所定の範囲で、開口部に挿入された重ね合わせバスバーに当接する当接部が設けられており、当接部に当接した重ね合わせバスバーは、当該重ね合わせバスバーが一対の撓み片間に位置するように弾性部材を収容室内で移動させるため、重ね合わせバスバーを一対の撓み片間に弾性力で挟み付けることができ、重ね合わせバスバーにおける各接続用バスバー間について所定の接触圧を確保した接続を行うことが可能になる。
よって、接続用バスバー間の接触圧を確保しつつ、重ね合わせバスバーを挿入可能な寸法の公差を大きくすることが可能となる。
上記構成に加えて以下の構成を有すればより好ましい。
・前記突部は、前記複数の接続用バスバーが対向する対向面に設けられている。
突部を複数の接続用バスバーが対向する対向面とは反対側の面に設けた場合には、一対の撓み片間への重ね合わせバスバーの挿入の際に突部が邪魔になるおそれがあるが、本構成によれば、突部は、複数の接続用バスバーが対向する対向面に設けられているため、重ね合わせバスバーの一対の撓み片間への挿入を容易にすることができる。
・前記突部は、1つの前記接続用バスバーにのみ設けられている。
例えば、複数の接続用バスバーのそれぞれに突部を設けた場合には重ね合わせバスバーが全体として肉厚になり、重ね合わせバスバーを一対の撓み片間に挿入しにくくなるおそれがあるが、本構成によれば、一対の撓み片間への重ね合わせバスバーの挿入を容易にすることが可能になる。
・前記突部は、前記接続用バスバーの挿入方向の先端部には、設けられていない。
このようにすれば、接続用バスバーの挿入方向の先端部については、必ずしも突部の厚み寸法分だけ厚くならないため、重ね合わせバスバーの挿入を容易にすることが可能になる。
・前記突部は、複数であり前記複数の突部は、前記接続用バスバーにおける前記一対の挟持部間の位置に並んで配されている。
このようにすれば、突部が1個の場合と比較して、複数の接続用バスバーを安定した姿勢で、一対の挟持部間に挟持させることが可能になる。
・前記位置決め部は、前記弾性部材のうち、前記一対の撓み片を連結する連結部に設けられている。
このようにすれば、簡素な構成で、重ね合わせバスバーの挿入位置の位置決めをすることが可能になる。
・前記ハウジングに設けられた複数の前記収容室に複数の前記弾性部材が収容されており、複数の前記重ね合わせバスバーが前記複数の弾性部材の各一対の撓み片間に挿入される。
複数の重ね合わせバスバーを複数の弾性部材で接続する構成では、複数の重ね合わせバスバー間に寸法の誤差が生じる場合がある。本構成によれば、このように複数の重ね合わせバスバー間の寸法の誤差が生じやすい場合に、重ね合わせバスバーを挿入可能な寸法の公差を大きくすることができるため、寸法の誤差による重ね合わせバスバーの挿入の際の不具合を防止することが可能になる。
本発明によれば、簡素な構成で、接続用バスバー間の接圧を高めることが可能なバスバー接続構造とすることができる。
実施形態1のバスバー接続構造を用いて重ね合わせ状態の接続バスバー間を接続した状態を示す断面図 バスバー接続具を被取付部材に取り付ける前の状態を示す断面図 バスバー接続具を示す正面図 バスバー接続具を示す底面図 バスバー接続具のカバー部が取り外された状態を示す断面図 重ね合わせバスバーが開口部に挿入される状態を説明する図 他の重ね合わせバスバーが開口部に挿入される状態を説明する図 一対の撓み片間に重ね合わせバスバーが挿入される状態を説明する図 収容室内における異なる位置及び姿勢の弾性部材について一対の撓み片間に重ね合わせバスバーが挿入される状態を説明する図 収容室内における異なる位置及び姿勢の弾性部材について一対の撓み片間に重ね合わせバスバーが挿入される状態を説明する図 収容室内における異なる位置及び姿勢の弾性部材について一対の撓み片間に重ね合わせバスバーが挿入される状態を説明する図 重ね合わせバスバーが一対の撓み片間を通って位置決め部まで挿入された状態を示す図 弾性部材が収容室内で最大傾いた状態を示す図 拡径部の外面側を弧とする扇形の角度が90度以上である場合の弾性部材を示す図 拡径部の外面側を弧とする扇形の角度が90度より小さい場合の弾性部材を示す図 接続用バスバーにおける突部が形成された側の面を示す図 実施形態2の接続用バスバーにおける突部が形成された側の面を示す図 実施形態3の接続用バスバーにおける突部が形成された側の面を示す図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図16を参照しつつ説明する。
本実施形態のバスバー接続構造は、図1に示すように、自動車等の車両に配された一方の機器30及び他方の機器33のそれぞれから延出された接続用バスバー31,34Aを、バスバー接続具10に収容された弾性部材11で挟み付けて接続用バスバー31,34A間を接続するものである。以下では、上下方向及び左右方向については、図1を基準とし、図1の紙面手前側を前方、紙面奥方を後方として説明する。
(バスバー接続具)
バスバー接続具10は、複数(本実施形態では、8個)の弾性部材11と、複数の弾性部材11が収容されるハウジング17とを備えている。
(弾性部材)
弾性部材11は、例えば、ステンレス又は鉄からなる金属製であって、帯状の金属板材を略U字状に曲げ加工を施して形成されており、図13に示すように、弾性変形可能な一対の撓み片12,12と、一対の撓み片12,12の基端部を円弧状に連ねる連結部16とからなる。
一対の撓み片12,12は、連結部16に連なる基端部側から先端側に向けて一対の撓み片12,12間の間隔を狭めるように内方側に傾斜した一対の縮径部13,13と、縮径部13,13の終端部に連なり、縮径部13,13よりも延出長さが短く、一対の撓み片12,12の先端側に向けて互いに離間する方向に円弧状に反り返った一対の拡径部15,15とを備える。縮径部13,13と拡径部15,15の境界部分は、両撓み片12,12間の間隔が最も小さくなり、接続用バスバー31,34Aからなる重ね合わせバスバー35を挟持可能な一対の挟持部14,14とされている。
一対の挟持部14,14間の寸法(重ね合わせバスバー35の挿入前における一対の挟持部14,14の内面間の寸法)は、2枚の接続用バスバー31,34Aを(後述する突部32を挟んで)平行に重ねた重ね合わせバスバー35の厚み寸法よりも小さい。これにより、一対の撓み片12,12の間に重ね合わせバスバー35を連結部16に突き当たるまで挿入すると、一対の撓み片12,12が重ね合わせバスバー35の厚みにより外方側に撓み変形し、その弾性的な復元力により2枚の接続用バスバー31,34A間に接触圧が生じる。
拡径部15,15の内面側(下面側)は、重ね合わせバスバー35の挿入時に重ね合わせバスバー35の先端が当接する当接部15A,15Aとされている。
連結部16の内面側(下面側)は、接続用バスバー31,34Aの挿入の際に接続用バスバー31,34Aの先端が当接して接続用バスバー31,34Aとの間を挿入方向に位置決めする位置決め部16Aとされている。
(ハウジング)
ハウジング17は、図5に示すように、各弾性部材11を収容する収容凹部20が並んで設けられた本体部18と、本体部18の下方に被せられるカバー部24とからなる。
本体部18は、複数の弾性部材11を収容する箱形の収容部19と、収容部19の下端から鍔状に外方側に突出するフランジ部23とを有する。
収容部19には、各弾性部材11が収容される複数(8個)の収容凹部20が左右に並んで設けられており、各収容凹部20間は、仕切り壁21によって仕切られている。
収容部19の側面には、図3に示すように、ロック突部18Aが形成されている。ロック突部18Aは、段差状に突出し、カバー部24側に向けて傾斜状に突出寸法が小さくなる形状をなす。
フランジ部23は、図4に示すように、円形状の取付孔23Aが貫通形成されている。取付孔23Aには、ボルトBTの軸部が挿通される円筒形状のカラー(図示しない)が嵌め込まれる。そして、図2に示すように、ボルトBTを被取付部材36に設けられたネジ溝を有するボルト孔36Aにボルト締めすることで被取付部材36に取り付け可能になっている。なお、ハウジング17をシールド機能を生じさせる金属製のシールドシェルで覆うようにし、シールドシェルを被取付部材36に取り付けるようにしてもよい。
カバー部24は、図5に示すように、収容部19の下端側(開放側)に装着されて収容部19の底壁を形成するものであり、板状部25と、板状部25の上方に突出して仕切り壁21の下端に突き当てられる仕切り凸部27とを備えている。
板状部25は、収容部19に被せられることにより、収容部19との間に複数の弾性部材11を収容可能な複数の収容室28を形成する。
板状部25には、重ね合わせバスバー35を挿入可能な複数(8個)の開口部26が貫通形成されている。
開口部26は、板状部25に貫通形成されており、開口部2は、下方に向けて傾斜状に開口径が大きくなるガイド面を有し、このガイド面により重ね合わせバスバー35の収容室28側への案内が容易になっている。
仕切り凸部27は、図13に示すように、板状部25の上面から山形に突出しており、その上端は仕切り壁21の下端に突き当てられるとともに、その両側は、テーパ状に角が取られている。
この仕切り凸部27の側面は、弾性部材11が左右に移動したり弾性部材11の姿勢が傾斜した場合に、撓み片12の先端部(の端面)が係止される係止部27Aとされている。係止部27Aは、仕切り壁21の面よりも内側に突出しており、この係止部27Aに撓み片12の先端部が係止されることにより収容室28内における弾性部材11の所定以上の移動及び姿勢の変更が規制される。
この仕切り凸部27が仕切り壁21の下端に連なることで各収容室28の側壁が形成される。
収容室28は、断面が概ね長方形状の空間を有し、弾性部材11を収容した際には、弾性部材11との間に弾性部材11の位置及び姿勢を所定の範囲で変更可能なクリアランスを有している。これにより、弾性部材11は、収容室28内において、クリアランスの範囲内で左右方向の移動が許容されているとともに、弾性部材11の姿勢もクリアランスに応じて傾いた姿勢となることが許容されている(図8〜図11)。
カバー部24の側面には、図3に示すように、本体部18のロック突部18Aに係止される枠形のロック受け部24Aが形成されており、ロック受け部24Aの撓み変形によりロック突部18Aがロック受け部24A内に配されて係止されることでカバー部24が本体部18に被せられた状態に保持される。
ここで、弾性部材11及び収容室28は、図13に示すように、弾性部材11が収容室28内において最大傾いたときの一対の撓み片12,12の下端(先端)間の左右方向の寸法Acosθ(即ち、左右方向に対して角度θ傾いた弾性部材11の一対の撓み片12,12の下端間の寸法Aを左右方向の面に投影した寸法)が、収容室28における一方の係止部27Aと、収容室28における他方の係止部27A側の開口端26Bと、の間の寸法(W/2+S/2)より大きくなっている。
即ち、Acosθ>(W+S)/2となる範囲で設定されている。
ここで、上記式の「W」は、左右の仕切り凸部27(の係止部27A)間の寸法である。また、図13では、一方の係止部27Aと開口端26Bとの間の寸法と弾性部材11の寸法との関係を示しているが、他方の係止部27Aと一方の係止部27A側の開口端26Aとの間の寸法と弾性部材11の寸法との関係についても同様に設定されている。
なお、上記「一対の撓み片12,12の下端」は、図14に示すように、拡径部15,15を弧とする扇形の角度φ(中心角)が90度以上である場合には、拡径部15,15の弧を含む円の下端となるが、図15に示すように、拡径部15,15を弧とする扇形の角度φ(中心角)が90度に満たない場合には、円の下端ではなく、一対の撓み片12,12の先端部が下端となる。
(一方の機器)
一方の機器30は、図2に示すように、機器本体(図示しない)を箱形の機器ケース30Aに収容している。この機器ケース30Aは金属製で、例えば自動車のボディに固定されている。
この機器30には、内部の機器本体から機器ケース30Aの上面に設けられた挿通孔(図示しない)を通って上方に突出する複数本(本実施形態では8本)の板状の接続用バスバー31が、左右方向(接続用バスバー31の厚み方向)に等間隔で並んで設けられている。
接続用バスバー31には、図16に示すように、複数(本実施形態では2個)の突部32が前後(図16では左右)に並んで設けられている。
突部32は、接続用バスバー31の右面(他方の接続用バスバー34Aとの対向面)から半円球状に膨出しており、円弧状の周面を有する。
この突部32は、弾性部材11のプレス加工時に金属板材における一方の面(対向面とは反対側の面)から半球状の金型を押し当てて成形することができる。
この突部32の上下方向における中心位置は、図12に示すように、重ね合わせバスバー35一対の撓み片12,12の間に挿入されて接続用バスバー31の先端が位置決め部16Aに突き当てられた状態において、一対の挟持部14,14の上下方向における最も幅狭となる部分の高さ位置に等しくなっている。
これにより、重ね合わせバスバー35を一対の撓み片12,12の間に位置決め部16Aに突き当たるまで挿入すると、突部32が、一対の挟持部14,14間に配される。
(他方の機器)
他方の機器33は、図2に示すように、車両において一方の機器30とは異なる箇所に配されており、この他方の機器33からバスバー34が左右方向に延びている。
バスバー34は、その末端側がL字型に屈曲されており、屈曲部分よりも先は、上下方向に延びる複数本(本実施形態では8本)の板状の接続用バスバー34Aとされている。なお、他方の機器33から電線を介して接続用バスバー34Aに接続するようにすることも可能であり、この場合、電線の端末に圧着等の公知の接続手段により取付けられる端子金具に接続用バスバー34Aを形成してもよい。
一方の機器30の接続用バスバー31と他方の機器33の接続用バスバー34Aは、互いに突部32を介して接触若しくはわずかな隙間を生じて対向配置されることで互いに重なり合っており、これにより2枚の接続用バスバー31,34Aが重ね合わされた状態の重ね合わせバスバー35が構成されている。
なお、重ね合わせバスバー35の向き(上下方向に延びた姿勢)は、機器30,33に各接続用バスバー31,34Aが強固に保持されているためほとんど変化しないようになっている。
次に、バスバー接続具10の重ね合わせバスバー35への組み付けについて説明する。
バスバー接続具10を下降させ、バスバー接続具10の開口部26側を重ね合わせバスバー35に近付けていく。このとき、重ね合わせバスバー35を構成する接続用バスバー31,34Aの左右方向の位置が、例えば、図6,7に示すように、接続用バスバー31,34Aが開口端26A,26B内の外側にある場合であっても、開口部26のガイド面の傾斜に当接して接続用バスバー31,34Aが開口端26A,26B側に案内される。
そして、そこから更に、バスバー接続具10を下降させていく。このとき、重ね合わせバスバー35の位置が、例えば、図8〜図11に示すように、一対の挟持部14,14間にない場合には、当接部15A,15Aに重ね合わせバスバー35が当接する。
重ね合わせバスバー35から力を受けた撓み片12は、撓み変形しつつ一対の撓み片12,12間の中間側に接続用バスバー31,34Aが位置するように、弾性部材11の収容室28内における位置及び姿勢を、例えば、図8〜図11の2点鎖線で示した弾性部材11Aの位置に変更させる。そして、更に、バスバー接続具10を下降させると、重ね合わせバスバー35が一対の撓み片12,12間を弾性変形させつつ内側に入り込んでいき、重ね合わせバスバー35の先端が位置決め部16Aに突き当たって位置決めされ、突部32が一対の挟持部14,14間に配される(図12)。このとき、弾性部材11の弾性復元力により挟み付けられた接続用バスバー31,34Aの間には突部32の厚み(突出寸法)に応じた所定の接触圧が生じている。
本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏する。
(1)本実施形態によれば、重ね合わせバスバー35が位置決め部16Aに位置決めされれば、複数の接続用バスバー31,34Aのうちの少なくとも一つの接続用バスバー31に設けられた突部32が、一対の挟持部14,14間に配される。このように、重ね合わせバスバー35を位置決め部16Aまで挿入するだけで、一対の挟持部14,14間に配された突部32の厚み分だけ、一対の挟持部14,14が重ね合わせバスバー35を挟持する力を強くすることができる。
よって、簡素な構成で、接続用バスバー31,34A間の接圧を高めることが可能となる。
(2)突部32は、複数の接続用バスバー31,34Aが対向する対向面に設けられている。
突部32を外面(複数の接続用バスバーが対向する対向面とは反対側の面)に設けた場合には、一対の撓み片12,12間への重ね合わせバスバー35の挿入の際に突部32が邪魔になるおそれがあるが、本実施形態によれば、突部32は、複数の接続用バスバー31,34Aが対向する対向面に設けられているため、重ね合わせバスバー35の一対の撓み片12,12間への挿入を容易にすることができる。
(3)突部32は、1つの接続用バスバー31にのみ設けられている。
例えば、複数の接続用バスバー31,34Aのそれぞれに突部32を設けた場合には重ね合わせバスバー35が全体として肉厚になり、重ね合わせバスバー35を一対の撓み片12,12間に挿入しにくくなるおそれがあるが、本実施形態によれば、一対の撓み片12,12間への重ね合わせバスバー35の挿入を容易にすることが可能になる。
(4)突部32は、接続用バスバー31の挿入方向の先端部には、設けられていない。
このようにすれば、接続用バスバー31の挿入方向の先端部については、必ずしも突部32の厚み寸法分だけ厚くならないため、重ね合わせバスバー35の挿入を容易にすることが可能になる。
(5)突部32は、複数であり、複数の突部32は、接続用バスバー31における一対の挟持部14,14間の位置に並んで配されている。
このようにすれば、突部32が1個の場合と比較して、複数の接続用バスバー31,34Aを安定した姿勢で、一対の挟持部14,14間に挟持させることが可能になる。
(6)位置決め部16Aは、弾性部材11のうち、一対の撓み片12,12を連結する連結部16に設けられている。
このようにすれば、簡素な構成で、重ね合わせバスバー35の挿入位置の位置決めをすることが可能になる。
(7)弾性部材11がハウジング17に収容されてバスバー接続具10が構成されている。
このようにすれば、バスバー接続具10を用いて一対の撓み片12,12間に重ね合わせバスバー35を挟み付ける作業を行うことが可能になる。
(8)ハウジング17は、弾性部材11が収容される収容室28を備え、収容室28には、重ね合わせバスバー35を当該収容室28内に挿入可能とする開口部26が設けられており、収容室28に収容された弾性部材11は、収容室28内における位置及び姿勢を所定の範囲で変更可能に構成されており、一対の撓み片12,12には、収容室28内で変更されうる弾性部材11の位置及び姿勢の所定の範囲で開口部26に挿入された重ね合わせバスバー35に当接する当接部15A,15Aが設けられており、当接部15A,15Aに当接した重ね合わせバスバー35は、当該重ね合わせバスバー35が一対の撓み片12,12間に位置するように弾性部材11を収容室28内で移動させる。
このようにすれば、収容室28に収容された弾性部材11は、収容室28内における位置及び姿勢を所定の範囲で変更可能に構成されているため、重ね合わせバスバー35を挿入可能な寸法の公差を、弾性部材11がハウジング17に固定されている場合における一対の撓み片12,12間の寸法よりも大きく設定することが可能になる。
また、このように、弾性部材11の位置及び姿勢が変更可能に構成されていても、一対の撓み片12,12には、収容室28内で変更されうる弾性部材11の位置及び姿勢の所定の範囲で、開口部26に挿入された重ね合わせバスバー35に当接する当接部15A,15Aが設けられており、当接部15A,15Aに当接した重ね合わせバスバー35は、当該重ね合わせバスバー35が一対の撓み片12,12間に位置するように弾性部材11を収容室28内で移動させるため、重ね合わせバスバー35を一対の撓み片12,12間に弾性力で挟み付けることができ、重ね合わせバスバー35における各接続用バスバー31,34A間について所定の接触圧を確保した接続を行うことが可能になる。
よって、接続用バスバー31,34A間の接触圧を確保しつつ、重ね合わせバスバー35を挿入可能な寸法の公差を大きくすることが可能となる。
(9)ハウジング17に設けられた複数の収容室28に複数の弾性部材11が収容されており、複数の重ね合わせバスバー35が複数の弾性部材11の各一対の撓み片12,12間に挿入される。
複数の重ね合わせバスバー35を複数の弾性部材11で接続する構成では、複数の重ね合わせバスバー35間に寸法の誤差が生じる場合がある。本実施形態によれば、このように複数の重ね合わせバスバー35間の寸法の誤差が生じやすい場合に、重ね合わせバスバー35を挿入可能な寸法の公差を大きくすることができるため、寸法の誤差による重ね合わせバスバー35の挿入の際の不具合を防止することが可能になる。
<実施形態2>
実施形態2では、図17に示すように、突部37の形状を前後方向(図17では左右方向)に長尺の形状としたものである。以下、実施形態1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
突部37は、接続用バスバー31の右面に前後方向に長い長円形状に形成されている。
この突部37についても接続用バスバー31における上下方向の位置は、接続用バスバー31の先端が位置決め部16Aに位置決めされた際に、突部37が一対の挟持部14,14間に配される位置とされている。
<実施形態3>
実施形態3は、図18に示すように、上下方向に長尺の長円形状とした突部38を前後に複数並べてものである。以下、実施形態1と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
この突部38の上下方向の中間位置は、一対の挟持部14,14間の間隔が最も狭くなる位置とされている。
このように突部38を挿入方向に長尺に形成すれば、接続用バスバー31における挿入方向の寸法公差を大きくすることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、2枚の接続用バスバー31,34Aの一方に突部32を設けたが、2枚の接続用バスバー31,34Aの双方に突部32(37,38)を設けるようにしてもよい。また、接続用バスバーは、2枚に限らず、3枚以上であってもよい。
(2)上記実施形態では、2個の突部32(37,38)を設けたが、これに限らず、1個又は3個以上の突部32を設けるようにしてもよい。
(3)突部の形状についても、少なくとも突部が一対の挟持部14,14間に配されるのであれば、上記した円形状(半円球状)や長円形状に限らず、種々の形状に設定することが可能である。
(4)上記実施形態では、接続用バスバー31,34Aの内面(対向面)に突部32を設けたが、これとは反対側の面(外面)に突部32(37,38)を設けるようにすることも可能である。
(5)上記実施形態では、重ね合わせバスバー35の挿入位置を位置決めする位置決め部16Aとして弾性部材11の連結部16を用いたが、これに限られない。例えば、弾性部材11とは別に、重ね合わせバスバー35の位置決めのための構成を設けるようにしてもよい。
(6)上記実施形態では、一対の撓み片12,12の延出された側から重ね合わせバスバー35を挿入する構成であったが、これに限られない。例えば、一対の撓み片12,12の延出方向とは交差する方向(例えば、直交方向)から重ね合わせバスバー35を一対の撓み片12,12に挿入する構成に本発明を適用してもよい。
(7)上記構成では、重ね合わせバスバー35の挿入時に一対の撓み片12,12が弾性拡開する構成としたが、これに限らず、一対の撓み片12,12を弾性拡開させる撓み片拡開手段を設け、撓み片拡開手段により一対の撓み片12,12を弾性拡開させた後に、重ね合わせバスバー35を一対の撓み片12,12の間に挿入し、その後、一対の撓み片12,12を弾性復元して一対の撓み片12,12間に重ね合わせバスバー35(の突部)が挟持されるようにしてもよい。
(8)弾性部材11には、ステンレス又は鉄を用いることとしたが、これに限らず、アルミニウムやアルミニウム合金、銅や銅合金等の他の金属を用いることも可能である。また、金属に限らず、接続バスバー間の接触圧を確保できる程度の弾性力を生じさせることが可能な樹脂等の部材を用いるようにしてもよい。
(9)上記構成では、8個の弾性部材11に対して8個の重ね合わせバスバー35をそれぞれ挟持させる構成としたが、弾性部材11や重ね合わせバスバー35の数については、これに限らず、7個以下や、9個以上であってもよい。また、上記構成では、複数の重ね合わせバスバー35の全てに突部32,37,38を設けたが、これに限らず、例えば、一部の重ね合わせバスバー35に突部を設けないようにしてもよい。
10…バスバー接続具
11(11A)…弾性部材
12,12…一対の撓み片
13,13…一対の縮径部
14,14…一対の挟持部
15,15…一対の拡径部
15A,15A…当接部
16…連結部
16A…位置決め部
17…ハウジング
18…本体部
19…収容部
20…収容凹部
21…仕切り壁
24…カバー部
26…開口部
27…仕切り凸部
27A…係止部
28…収容室
30…一方の機器
31…接続用バスバー
32,37,38…突部
33…他方の機器
34A…接続用バスバー
35…重ね合わせバスバー
36…被取付部材

Claims (8)

  1. それぞれ接続用バスバーを有する一方及び他方の機器における複数の前記接続用バスバーを重ね合わせ状態として構成された重ね合わせバスバーを、弾性部材の一対の撓み片間に挟み付けて接続するバスバー接続構造において、
    前記重ね合わせバスバーの前記一対の撓み片間への挿入位置を位置決めする位置決め部を備え、
    前記一対の撓み片は、前記重ね合わせバスバーを挟持する一対の挟持部を有し、
    前記複数の接続用バスバーのうちの少なくとも一つの接続用バスバーには、前記重ね合わせバスバーが前記位置決め部に位置決めされた際に前記一対の挟持部間に配される突部が設けられており、
    前記弾性部材がハウジングに収容されてバスバー接続具が構成されており、
    前記ハウジングは、前記弾性部材が収容される収容室を備え、前記収容室には、前記重ね合わせバスバーを当該収容室内に挿入可能とする開口部が設けられており、
    前記収容室に収容された前記弾性部材は、前記収容室内における位置及び姿勢を所定の範囲で変更可能に構成されており、
    前記一対の撓み片には、前記収容室内で変更されうる前記弾性部材の位置及び姿勢の前記所定の範囲で前記開口部に挿入された前記重ね合わせバスバーに当接する当接部が設けられており、前記当接部に当接した前記重ね合わせバスバーは、当該重ね合わせバスバーが前記一対の撓み片間に位置するように前記弾性部材を前記収容室内で移動させるバスバー接続構造。
  2. 前記ハウジングに設けられた複数の前記収容室に複数の前記弾性部材が収容されており、
    複数の前記重ね合わせバスバーが前記複数の弾性部材の各一対の撓み片間に挿入される請求項に記載のバスバー接続構造。
  3. 前記突部は、前記複数の接続用バスバーが対向する対向面に設けられている請求項1又は請求項2に記載のバスバー接続構造。
  4. 前記突部は、1つの前記接続用バスバーにのみ設けられている請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のバスバー接続構造。
  5. 前記突部は、前記接続用バスバーの挿入方向の先端部には、設けられていない請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載のバスバー接続構造。
  6. 前記突部は、複数であり
    前記複数の突部は、前記接続用バスバーにおける前記一対の挟持部間の位置に並んで配されている請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載のバスバー接続構造。
  7. 前記位置決め部は、前記弾性部材のうち、前記一対の撓み片を連結する連結部に設けられている請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載のバスバー接続構造。
  8. 前記弾性部材がハウジングに収容されてバスバー接続具が構成されている請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載のバスバー接続構造。
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