JP5850007B2 - ナトリウムイオン電池用負極活物質およびナトリウムイオン電池 - Google Patents

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Description

本発明は、入出力特性が良好なナトリウムイオン電池用負極活物質に関する。
ナトリウムイオン電池は、Naイオンが正極および負極の間を移動する電池である。NaはLiに比べて豊富に存在するため、ナトリウムイオン電池は、リチウムイオン電池に比べて低コスト化を図りやすいという利点がある。一般的に、ナトリウムイオン電池は、正極活物質を含有する正極活物質層と、負極活物質を含有する負極活物質層と、正極活物質層および負極活物質層の間に形成された電解質層とを有する。
ナトリウムイオン電池に用いられる負極活物質の研究が盛んである。例えば、特許文献1には、ナトリウムイオン電池の負極活物質として、BET比表面積が11.8m/gであるLiTi12を用いることが開示されている。また、特許文献2には、ナトリウムイオン電池の負極活物質として、炭素材料やLiTi12を用いることが例示されている。さらに、非特許文献1には、ナトリウムイオン電池用負極活物質として、LiTi12を用いることが開示されている。
特開2011−049126号公報 特開2011−181486号公報
Zhao Liang et al., "Spinel lithium titanate(Li4Ti5O12) as novel anode material for room-temperature sodium ion battery", Chin. Phys. B, Vol. 21, No.2 (2012), 028201
特許文献1、2および非特許文献1に記載されているように、LiTi12がナトリウムイオン電池の負極活物質として動作することは知られているが、その入出力特性に関する報告は一切ない。一方、LiTi12を用いたナトリウムイオン電池は、入出力特性が低いという問題がある。本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、入出力特性が良好なナトリウムイオン電池用負極活物質を提供することを主目的とする。
上記課題を達成するために、本発明においては、LiTi12相から構成されたナトリウムイオン電池用負極活物質であって、BET比表面積が153m/g以上であるか、結晶子サイズが69Å以下であることを特徴とするナトリウムイオン電池用負極活物質を提供する。
本発明によれば、BET比表面積を極めて大きくするか、結晶子サイズを極めて小さくすることにより、入出力特性が良好なナトリウムイオン電池用負極活物質とすることができる。
また、本発明においては、正極活物質を含有する正極活物質層と、負極活物質を含有する負極活物質層と、上記正極活物質層および上記負極活物質層の間に形成された電解質層とを有するナトリウムイオン電池であって、上記負極活物質が、上述したナトリウムイオン電池用負極活物質であることを特徴とするナトリウムイオン電池を提供する。
本発明によれば、上述したナトリウムイオン電池用負極活物質を用いることで、入出力特性が良好なナトリウムイオン電池とすることができる。
本発明のナトリウムイオン電池用負極活物質は、入出力特性の向上を図ることができるという効果を奏する。
本発明のナトリウムイオン電池の一例を示す概略断面図である。 実施例1で得られた活物質のXRD測定の結果である。 実施例1で得られた評価用電池の充放電試験の結果である。 実施例1、2および比較例1、2で得られた評価用電池の充放電試験の結果である。
以下、本発明のナトリウムイオン電池用負極活物質およびナトリウムイオン電池について、詳細に説明する。
A.ナトリウムイオン電池用負極活物質
まず、本発明のナトリウムイオン電池用負極活物質について説明する。本発明のナトリウムイオン電池用負極活物質は、LiTi12相から構成されたナトリウムイオン電池用負極活物質であって、BET比表面積が153m/g以上であるか、結晶子サイズが69Å以下であることを特徴とするものである。
本発明によれば、BET比表面積を極めて大きくするか、結晶子サイズを極めて小さくすることにより、入出力特性が良好なナトリウムイオン電池用負極活物質とすることができる。例えば、特許文献1には、BET比表面積が11.8m/gであるLiTi12を用いることが記載されている。しかしながら、この程度の比表面積では、入出力特性が低いという問題がある。これに対して、本発明においては、BET比表面積を格段に大きくすることで、入出力特性の向上が図れることを確認した。なお、BET比表面積と結晶子サイズとは、通常、相関関係がある。すなわち、結晶子サイズが小さくなるほど、BET比表面積は大きくなる。
また、BET比表面積を格段に大きくすることで、入出力特性が向上する理由は、必ずしも明らかではないが、反応面積が増大することにより反応サイトが増大するためであると推察される。
本発明のナトリウムイオン電池用負極活物質は、LiTi12相から構成される。なお、LiTi12相の存在は、X線回折(XRD)測定等により確認することができる。
また、本発明のナトリウムイオン電池用負極活物質は、LiTi12相の割合が多いことが好ましく、具体的にはLiTi12相を主体として含有することが好ましい。ここで、「LiTi12相を主体とする」とは、ナトリウムイオン電池用負極活物質に含まれる全ての結晶相の中で、LiTi12相の割合が最も大きいことをいう。ナトリウムイオン電池用負極活物質に含まれるLiTi12相の割合は、50mol%以上であることが好ましく、60mol%以上であることがより好ましく、70mol%以上であることがさらに好ましい。また、本発明のナトリウムイオン電池用負極活物質は、LiTi12相のみから構成されるもの(単相の活物質)であっても良い。なお、ナトリウムイオン電池用負極活物質に含まれるLiTi12相の割合は、例えば、X線回折による定量分析法(例えば、R値による定量法、リートベルト法)により決定することができる。
本発明において、ナトリウムイオン電池用負極活物質のBET比表面積は、通常、153m/g以上であり、160m/g以上であることが好ましい。BET比表面積が小さすぎると、入出力特性が低くなる可能性があるからである。一方、ナトリウムイオン電池用負極活物質のBET比表面積は、例えば300m/g以下である。なお、BET比表面積は、窒素吸着法により求めることができる。

本発明において、LiTi12相の結晶子サイズは、通常、69Å以下である。結晶子サイズが大きすぎると、入出力特性が低くなる可能性がある。一方、LiTi12相の結晶子サイズは、例えば30Å以上である。
また、LiTi12相の結晶子サイズは、XRD測定により得られたピークの半値幅から算出することができる。例えば、2θ=18.3°のピークの半値全幅(FWHM)を用い、Scherrerの式により求めることができる。
D=Kλ/(βcosθ)
K:Scherrer定数、λ:波長、β:結晶子の大きさによる回折線の拡がり、θ:回折角2θ/θ
本発明のナトリウムイオン電池用負極活物質は、導電化材と複合化していることが好ましい。Na脱離容量の向上を図ることができるからである。複合化される導電化材としては、所望の電子伝導性を有するものであれば特に限定されるものではないが、例えば炭素材料および金属材料を挙げることができ、中でも炭素材料が好ましい。炭素材料としては、具体的には、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、ファーネスブラック、サーマルブラック等のカーボンブラック;VGCF等の炭素繊維;カーボンナノチューブ;グラファイト;ハードカーボン;コークス等を挙げることができる。金属材料としては、Fe、Cu、Ni、Al等を挙げることができる。「ナトリウムイオン電池用負極活物質と導電化材とが複合化している」とは、通常、両者にメカノケミカル処理を行うことで得られる状態をいう。例えば、両者がナノオーダーで互いに密着するように分散している状態、および、一方の表面上に他方がナノオーダーで密着するように分散している状態等がある。なお、両者の間に化学結合が存在していても良い。複合化していることは、例えば、SEM観察、TEM観察、TEM−EELS法、X線吸収微細構造(XAFS)等により確認することができる。また、メカノケミカル処理としては、例えば、機械的エネルギーを付与できる処理を挙げることができ、具体的には、ボールミル、ビーズミル、ジェットミル等を挙げることができる。また、市販の複合化装置(例えば、ホソカワミクロン社製ノビルタ)等を用いることもできる。
また、ナトリウムイオン電池用負極活物質が導電化材と複合化している場合、複合化した導電化材の割合は、例えば1重量%〜30重量%の範囲内であることが好ましく、5重量%〜20重量%の範囲内であることがより好ましい。複合化した導電化材の割合が少なすぎると、Na脱離容量の向上を十分に図ることができない可能性があり、複合化した導電化材の割合が多すぎると、相対的に活物質の量が減り、容量が低下してしまう可能性があるからである。複合化した導電化材が炭素材料である場合、炭素材料の結晶性は高いことが好ましい。具体的には、後述するように、層間距離d002またはD/G比が所定の値となるように炭素材料が複合化されていることが好ましい。
本発明のナトリウムイオン電池用負極活物質の形状は、例えば粒子状であることが好ましい。また、その平均粒径(D50)は、例えば1nm〜100μmの範囲内、中でも10nm〜30μmの範囲内であることが好ましい。
また、本発明のナトリウムイオン電池用負極活物質の製造方法は、上述した活物質を得ることができる方法であれば特に限定されるものではないが、例えば、固相法、ゾルゲル法、スプレードライ法、噴霧熱分解法、水熱法、共沈法を挙げることができる。BET比表面積および結晶子サイズを調整する方法としては、例えば、原料化合物の選択、合成条件の選択、合成された活物質を混合する条件の選択等を挙げることができる。
B.ナトリウムイオン電池
図1は、本発明のナトリウムイオン電池の一例を示す概略断面図である。図1に示されるナトリウムイオン電池10は、正極活物質層1と、負極活物質層2と、正極活物質層1および負極活物質層2の間に形成された電解質層3と、正極活物質層1の集電を行う正極集電体4と、負極活物質層2の集電を行う負極集電体5と、これらの部材を収納する電池ケース6とを有する。また、負極活物質層2は、上記「A.ナトリウムイオン電池用負極活物質」に記載した負極活物質を含有する。
本発明によれば、上述したナトリウムイオン電池用負極活物質を用いることで、入出力特性が良好なナトリウムイオン電池とすることができる。
以下、本発明のナトリウムイオン電池について、構成ごとに説明する。
1.負極活物質層
まず、本発明における負極活物質層について説明する。本発明における負極活物質層は、少なくとも負極活物質を含有する層である。また、負極活物質層は、負極活物質の他に、導電化材、結着材および固体電解質材料の少なくとも一つを含有していても良い。
本発明における負極活物質は、通常、上記「A.ナトリウムイオン電池用負極活物質」に記載した負極活物質である。
本発明における負極活物質層は、導電化材を含有することが好ましい。導電化材は、上記負極活物質と複合化したものであっても良く、複合化ではなく負極活物質層内で負極活物質と混合された状態で存在するものであっても良く、その両者であっても良い。導電化材としては、所望の電子伝導性を有するものであれば特に限定されるものではなく、上記「A.ナトリウムイオン電池用負極活物質」に記載した内容と同様である。中でも、導電化材は炭素材料であることが好ましく、特に、炭素材料の結晶性が高いことが好ましい。炭素材料の結晶性が高いと、Naイオンが炭素材料に挿入されにくくなり、Naイオン挿入による不可逆容量を低減できるからである。その結果、充放電効率の向上を図ることができる。炭素材料の結晶性は、例えば層間距離d002およびD/G比で規定できる。
上記炭素材料は、層間距離d002が、例えば3.5Å以下であることが好ましく、3.4Å以下であることがより好ましい。結晶性の高い炭素材料とすることができるからである。一方、層間距離d002は、通常3.36Å以上である。層間距離d002とは、炭素材料における(002)面の面間隔をいい、具体的にはグラフェン層間の距離に該当する。層間距離d002は、例えばCuKα線を用いたX線回折(XRD)法により得られるピークから求めることができる。
上記炭素材料は、ラマン分光測定により求められるD/G比が、例えば0.8以下であることが好ましく、0.7以下であることがより好ましく、0.5以下であることがさらに好ましい。結晶性の高い炭素材料とすることができるからである。D/G比とは、ラマン分光測定(波長532nm)において観察される、1590cm−1付近のグラファイト構造に由来するG−bandのピーク強度に対する、1350cm−1付近の欠陥構造に由来するD−bandのピーク強度をいう。
結着材としては、化学的、電気的に安定なものであれば特に限定されるものではないが、例えばポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素系結着材、スチレンブタジエンゴム等のゴム系結着材、ポリイミド等のイミド系結着材、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等のオレフィン系結着材、カルボキシメチルセルロース(CMC)等のセルロース系結着材等を挙げることができる。また、固体電解質材料としては、所望のイオン伝導性を有するものであれば特に限定されるものではないが、例えば、酸化物固体電解質材料、硫化物固体電解質材料を挙げることができる。なお、固体電解質材料については、後述する「3.電解質層」で詳細に説明する。
負極活物質層における負極活物質の含有量は、容量の観点からはより多いことが好ましく、例えば60重量%〜99重量%の範囲内、中でも70重量%〜95重量%の範囲内であることが好ましい。また、導電化材の含有量は、所望の電子伝導性を確保できれば、より少ないことが好ましく、例えば5重量%〜80重量%の範囲内、中でも10重量%〜40重量%の範囲内であることが好ましい。導電化材の含有量が少なすぎると、十分な電子伝導性が得られない可能性があり、導電化材の含有量が多すぎると、相対的に活物質の量が減り、容量が低下してしまう可能性があるからである。また、結着材の含有量は、負極活物質等を安定に固定化できれば、より少ないことが好ましく、例えば1重量%〜40重量%の範囲内であることが好ましい。結着剤の含有量が少なすぎると、十分な結着性が得られない可能性があり、結着剤の含有量が多すぎると、相対的に活物質の量が減り、容量が低下してしまう可能性があるからである。また、固体電解質材料の含有量は、所望のイオン伝導性を確保できれば、より少ないことが好ましく、例えば1重量%〜40重量%の範囲内であることが好ましい。固体電解質材料の含有量が少なすぎると、十分なイオン伝導性が得られない可能性があり、固体電解質材料の含有量が多すぎると、相対的に活物質の量が減り、容量が低下してしまう可能性があるからである。
また、負極活物質層の厚さは、電池の構成によって大きく異なるものであるが、例えば0.1μm〜1000μmの範囲内であることが好ましい。
2.正極活物質層
次に、本発明における正極活物質層について説明する。本発明における正極活物質層は、少なくとも正極活物質を含有する層である。また、正極活物質層は、正極活物質の他に、導電化材、結着材および固体電解質材料の少なくとも一つを含有していても良い。
正極活物質としては、例えば、層状活物質、スピネル型活物質、オリビン型活物質等を挙げることができる。正極活物質の具体例としては、NaFeO、NaNiO、NaCoO、NaMnO、NaVO、Na(NiMn1−X)O(0<X<1)、Na(FeMn1−X)O(0<X<1)、NaVPOF、NaFePOF、Na(PO等を挙げることができる。
正極活物質の形状は、粒子状であることが好ましい。また、正極活物質の平均粒径(D50)は、例えば1nm〜100μmの範囲内、中でも10nm〜30μmの範囲内であることが好ましい。正極活物質層における正極活物質の含有量は、容量の観点からはより多いことが好ましく、例えば60重量%〜99重量%の範囲内、中でも70重量%〜95重量%の範囲内であることが好ましい。なお、正極活物質層に用いられる、導電化材、結着材および固体電解質材料の種類ならびに含有量については、上述した負極活物質層に記載した内容と同様であるので、ここでの記載は省略する。また、正極活物質層の厚さは、電池の構成によって大きく異なるものであるが、例えば0.1μm〜1000μmの範囲内であることが好ましい。
3.電解質層
次に、本発明における電解質層について説明する。本発明における電解質層は、上記正極活物質層および上記負極活物質層の間に形成される層である。電解質層に含まれる電解質を介して、正極活物質と負極活物質との間のイオン伝導を行う。電解質層の形態は、特に限定されるものではなく、液体電解質層、ゲル電解質層、固体電解質層等を挙げることができる。
液体電解質層は、通常、非水電解液を用いてなる層である。非水電解液は、通常、ナトリウム塩および非水溶媒を含有する。ナトリウム塩としては、例えばNaPF、NaBF、NaClOおよびNaAsF等の無機ナトリウム塩;およびNaCFSO、NaN(CFSO、NaN(CSO、NaN(FSO、NaC(CFSO等の有機ナトリウム塩等を挙げることができる。
非水溶媒としては、ナトリウム塩を溶解するものであれば特に限定されるものではない。例えば高誘電率溶媒としては、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、ブチレンカーボネート(BC)等の環状エステル(環状カーボネート)、γ−ブチロラクトン、スルホラン、N−メチルピロリドン(NMP)、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(DMI)等を挙げることができる。一方、低粘度溶媒としては、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、エチルメチルカーボネート(EMC)等の鎖状エステル(鎖状カーボネート)、メチルアセテート、エチルアセテート等のアセテート類、2−メチルテトラヒドロフラン等のエーテル等を挙げることができる。高誘電率溶媒および低粘度溶媒を混合した混合溶媒を用いても良い。
非水電解液におけるナトリウム塩の濃度は、例えば0.3mol/L〜5mol/Lの範囲内であり、0.8mol/L〜1.5mol/Lの範囲内であることが好ましい。ナトリウム塩の濃度が低すぎるとハイレート時の容量低下が生じる可能性があり、ナトリウム塩の濃度が高すぎると粘性が高くなり低温での容量低下が生じる可能性があるからである。なお、非水電解液として、例えばイオン性液体等の低揮発性液体を用いても良い。
ゲル電解質層は、例えば、非水電解液にポリマーを添加してゲル化することで得ることができる。具体的には、非水電解液に、ポリエチレンオキシド(PEO)、ポリアクリルニトリル(PAN)またはポリメチルメタクリレート(PMMA)等のポリマーを添加することにより、ゲル化を行うことができる。
固体電解質層は、固体電解質材料を用いてなる層である。固体電解質材料としては、Naイオン伝導性を有するものであれば特に限定されるものではないが、例えば酸化物固体電解質材料および硫化物固体電解質材料を挙げることができる。酸化物固体電解質材料としては、例えばNaZrSiPO12、βアルミナ固体電解質(NaO−11Al等)等を挙げることができる。硫化物固体電解質材料としては、例えばNaS−P等を挙げることができる。
固体電解質材料は、非晶質であっても良く、結晶質であっても良い。また、固体電解質材料の形状は、粒子状であることが好ましい。また、固体電解質材料の平均粒径(D50)は、例えば1nm〜100μmの範囲内、中でも10nm〜30μmの範囲内であることが好ましい。
電解質層の厚さは、電解質の種類および電池の構成によって大きく異なるものであるが、例えば0.1μm〜1000μmの範囲内、中でも0.1μm〜300μmの範囲内であることが好ましい。
4.その他の構成
本発明のナトリウムイオン電池は、上述した負極活物質層、正極活物質層および電解質層を少なくとも有するものである。さらに通常は、正極活物質層の集電を行う正極集電体、および、負極活物質層の集電を行う負極集電体を有する。正極集電体の材料としては、例えばSUS、アルミニウム、ニッケル、鉄、チタンおよびカーボン等を挙げることができる。一方、負極集電体の材料としては、例えばSUS、銅、ニッケルおよびカーボン等を挙げることができる。また、集電体の形状としては、例えば、箔状、メッシュ状、多孔質状等を挙げることができる。また、集電体上に活物質層を形成する方法は、特に限定されるものではないが、例えば、ドクターブレード法、静電塗布法、ディップコート法、スプレーコート法等を挙げることができる
本発明のナトリウムイオン電池は、正極活物質層および負極活物質層の間に、セパレータを有していても良い。より安全性の高い電池を得ることができるからである。セパレータの材料は、有機材料であっても良く、無機材料であっても良い。具体的には、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、セルロース、ポリフッ化ビニリデン等の多孔膜;および樹脂不織布、ガラス繊維不織布等の不織布等を挙げることができる。また、セパレータは、単層構造(例えばPE、PP)であっても良く、積層構造(例えばPP/PE/PP)であっても良い。また、電池ケースには、一般的な電池の電池ケースを用いることができる。電池ケースとしては、例えばSUS製電池ケース等を挙げることができる。
5.ナトリウムイオン電池
本発明のナトリウムイオン電池は、上述した正極活物質層、負極活物質層および電解質層を有するものであれば特に限定されるものではない。また、本発明のナトリウムイオン電池は、電解質層が固体電解質層である電池であっても良く、電解質層が液体電解質層である電池であって良く、電解質層がゲル電解質層である電池であっても良い。さらに、本発明のナトリウムイオン電池は、一次電池であっても良く、二次電池であっても良いが、中でも、二次電池であることが好ましい。繰り返し充放電でき、例えば車載用電池として有用だからである。また、本発明のナトリウムイオン電池の形状としては、例えば、コイン型、ラミネート型、円筒型および角型等を挙げることができる。また、ナトリウムイオン電池の製造方法は、特に限定されるものではなく、一般的なナトリウムイオン電池における製造方法と同様である。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
以下に実施例を示して本発明をさらに具体的に説明する。
[比較例1]
Ti源としてTi[(CHCHO](Titanium (IV) isopropoxide)を用い、Li源としてLi(CHCOO)・2HOを用いた。これらの材料を、硝酸を用いてpHを1.5以下に調整した水溶液中で、80℃、24時間の条件で撹拌した。その後、大気雰囲気下、200℃、5時間の条件で仮焼成を行った。その後、一度粉砕し、大気雰囲気下、800℃、10時間の条件で本焼成を行った。これにより、LiTi12(LTO)を得た。その後、得られたLTOに対して、ボールミル処理(ZrOボール使用、回転数180rpm、24時間)を行い、活物質を得た。
[比較例2]
ボールミル処理における回転数を240rpmに変更したこと以外は、比較例1と同様にして活物質を得た。
[実施例1]
Ti源としてTi[(CHCHO](Titanium (IV) isopropoxide)を用い、Li源として金属Liをエタノールに溶解したものを用いた。これらの材料を純水中に添加し、さらにポリエチレングリコールを添加し、撹拌した。超音波処理を行った後、大気雰囲気下、500℃、30分間の条件で焼成を行った。これにより、LiTi12(LTO)の組成を有する活物質を得た。
[実施例2]
Ti源としてTi(OCHCHCHCH(Titanium (IV) n-butoxide)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして活物質を得た。
[評価]
(X線回折測定)
実施例1、2および比較例1、2で得られた活物質に対して、CuKα線を用いたX線回折(XRD)測定を行った。その結果、実施例1、2および比較例1、2では、いずれも所望のLTOが得られていることが確認された。なお、参考までに実施例1で得られた活物質のXRD測定の結果を図2に示す。また、2θ=18.3°のピークの半値全幅(FWHM)から、上述したScherrerの式を用いて結晶子サイズを算出した。その結果を表1に示す。
(BET測定)
実施例1、2および比較例1、2で得られた活物質に対して、島津製作所社製トライスター3000を用い、窒素吸着法によりBET比表面積を求めた。その結果を表1に示す。
(入出力特性評価)
実施例1、2および比較例1、2で得られた活物質を用いた評価用電池を作製した。まず、得られた活物質と、導電化材(アセチレンブラック、層間距離d002=3.54Å、D/G比=0.87)と、結着材(ポリフッ化ビニリデン、PVDF)とを、活物質:導電化材:結着材=85:10:5の重量比で秤量し、混練することにより、ペーストを得た。次に、得られたペーストを、銅箔上にドクターブレードにて塗工し、乾燥し、プレスすることにより、厚さ20μmの試験電極を得た。
その後、CR2032型コインセルを用い、作用極として上記試験電極を用い、対極として金属Naを用い、セパレータとしてポリエチレン/ポリプロピレン/ポリエチレンの多孔質セパレータ(厚さ25μm)を用いた。電解液には、EC(エチレンカーボネート)およびDEC(ジエチルカーボネート)を同体積で混合した溶媒にNaPFを濃度1mol/Lで溶解させたものを用いた。
次に、得られた評価用電池に対して、充放電電流値を変えて充放電試験を行い、入出力特性を評価した。具体的には、環境温度25℃にて、電流値3mA/g(0.02C)で充放電(電圧範囲0.5V〜2.5V)を行った時の可逆容量(Na脱離容量)と、電流値75mA/g(0.5C)で同様に充放電を行った時の可逆容量(Na脱離容量)との比率を、容量比率(0.5C/0.02C)として算出した。その結果を図3、図4および表1に示す。
図3、図4および表1に示すように、BET比表面積を極めて大きくするか、結晶子サイズを極めて小さくすることにより、容量比率、すなわち入出力特性が飛躍的に向上することが確認された。
1 … 正極活物質層
2 … 負極活物質層
3 … 電解質層
4 … 正極集電体
5 … 負極集電体
6 … 電池ケース
10 … ナトリウムイオン電池

Claims (2)

  1. LiTi12相から構成されたナトリウムイオン電池用負極活物質であって、
    BET比表面積が153m/g以上であるか、結晶子サイズが69Å以下であることを特徴とするナトリウムイオン電池用負極活物質。
  2. 正極活物質を含有する正極活物質層と、負極活物質を含有する負極活物質層と、前記正極活物質層および前記負極活物質層の間に形成された電解質層とを有するナトリウムイオン電池であって、
    前記負極活物質が、請求項1に記載のナトリウムイオン電池用負極活物質であることを特徴とするナトリウムイオン電池。
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