JP5849861B2 - ゲート駆動装置 - Google Patents

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本発明は、MOSトランジスタ(以下、MOSと略記)をPWM駆動することにより、負荷のインダクタンスに流れる電流を制御する、前記MOSのゲート駆動装置に関する。
車両用の直噴式エンジンへ供給する燃料を高圧化する高圧燃料ポンプに用いられる電磁弁の駆動装置が、例えば、特開2002−237411号公報(特許文献1)に開示されている。該駆動装置では、MOSをPWM駆動することにより、負荷のインダクタンス(電磁弁のソレノイド)に流れる電流を制御している。
図9は、特許文献1と同様の電磁弁の駆動装置において、電磁弁のソレノイドに流れる電流を制御する、MOSの従来のゲート駆動装置を簡略化して示した図である。(a)は、要部をブロック図で示した従来のゲート駆動装置90を示す図であり、(b)は、(a)のゲート駆動装置90をより具体化した例で、ゲート駆動装置90aの回路構成を示す図である。尚、(a)のゲート駆動装置90と(b)のゲート駆動装置90aにおいて、それぞれ対応する部分については、同じ符号を付した。
図9(a)において、破線で囲ったゲート駆動装置90は、MOS10をPWM駆動することにより、負荷Lのインダクタンスに流れる電流を制御する、MOS10のゲート駆動装置である。(a)に示すゲート駆動装置90は、MOS10へのゲート信号G1を出力するゲート制御部1と、負荷Lに流れる電流Iを検出する電流検出部2と、電流検出部2の出力波形をパルス信号に成形し、ゲート制御部1にフィードバックするパルス生成部3とを有している。
電流検出部2は、負荷Lを流れる電流Iの電流値に応じた電圧(波形)を出力し、パルス生成部3は、電流検出部2が出力する電圧(波形)から、MOS10をON/OFFをさせるためのパルス信号を生成する。そのパルス信号を受け、ゲート制御部1にて、MOS10のゲート駆動に適切な電圧に変換し、MOS10をON/OFF動作させる。
図9(b)に示すように、(a)のゲート駆動装置90を具体化したのゲート駆動装置90aでは、ゲート制御部1を構成する抵抗R1,R2の分圧とスイッチSで、(a)のMOS10に対応するPチャネルの制御MOS10aへ、ゲート信号G1が出力される。尚、Pチャネルの制御MOS10aのドレインとグランド間で負荷Lに並列接続だれているダイオードD1は、負荷Lのインダクタンスに残留したエネルギを環流させるためのダイオードである。切替MOS20は、複数ある負荷Lに対して、それぞれの通状態を切り替えるスイッチである。また、括弧書きで示したように、負荷Lには寄生抵抗Rが存在する。
図9(b)のゲート駆動装置90aにおける電流検出部2は、負荷Lに直列接続されたI/V変換用のシャント抵抗Rsと、差動オペアンプOA1とからなる。差動オペアンプOA1は、シャント抵抗Rsの両端電圧を検出して差動増幅し、負荷Lに流れる制御電流Iに比例した電圧波形を出力する。また、ゲート駆動装置90aにおけるパルス生成部3は、比較器(コンパレータ)Cp1からなる。比較器Cp1は、差動オペアンプOA1からの電圧波形および制御電流の上限/下限を決める所定の閾値電圧Vth/Vtlを入力し、それらを電圧比較して、入力された電圧波形をパルス波形に変換する。そして、比較器Cp1の出力である該パルス波形が、ゲート制御部1のスイッチSにフィードバックされ、ゲート制御部1が出力するゲート信号G1aで、制御MOS10aをPWM駆動する。
特開2002−237411号公報
先に例示した直噴式エンジンにおける電磁弁の駆動装置をはじめとして、負荷LにPWM制御電流を流すMOSのゲート駆動装置にあっては、負荷Lの特性が温度や経時変化で変動すると、負荷Lに流れる電流のノイズ成分が大きくなって、ラジオノイズ等の悪影響が出る場合がある。
図10は、図9(b)に示した従来のゲート駆動装置90aにおいて、前述したラジオノイズ等の悪影響の元となる負荷Lに流れる制御電流Iの変動を説明する図である。図10(a)〜(c)は、それぞれ、差動オペアンプOA1の出力波形(制御電流Iの波形)と比較器Cp1の出力波形を示した図で、(a)は、負荷Lの温度変化や経時変化による特性変動がなく、制御電流Iが所定の基準周波数にある場合である。また、(b)は、負荷Lの温度変化や経時変化によって時定数τ(=L/R)が大きくなり、制御電流Iの周波数が基準周波数より小さくなる場合であり、(c)は、負荷Lの温度変化や経時変化によって時定数τが小さくなり、制御電流Iの周波数が基準周波数より大きくなる場合である。ラジオノイズ等の悪影響は、特に(c)の時定数τが小さくなり制御電流Iの周波数が基準周波数より大きくなる場合に発生する。
このように、負荷Lの温度変化や経時変化による特性変動に起因したラジオノイズ等の悪影響は、負荷Lの温度上昇もしくは経時変化によって、インダクタンスの値Lの変化や寄生抵抗成分の値Rの変化に起因すると考えられる。これらが変化すると、時定数τ(=L/R)が変化し、その結果、電流検出部2とパルス生成部3からのフィードバックによりゲート制御部1で形成されるゲート信号G1aの制御周波数が変化し、これによって制御MOS10aが出力するPWM制御電流Iの周波数も変わってしまうためである。
そこで本発明は、MOSをPWM駆動することにより、負荷のインダクタンスに流れる電流を制御するMOSのゲート駆動装置であって、負荷の特性が温度や経時変化で変動しても、負荷に流れる電流のノイズ成分を安定的に抑制でき、ラジオノイズ等の悪影響が起きないゲート駆動装置を提供することを目的としている。
本発明に係るゲート駆動装置は、MOSをPWM駆動することにより、負荷のインダクタンスに流れる電流を制御する、前記MOSのゲート駆動装置であって、前記MOSへのゲート信号を出力するゲート制御部と、前記負荷に流れる電流を検出する電流検出部と、前記電流検出部の出力波形をパルス信号に成形し、前記ゲート制御部にフィードバックするパルス生成部とを有してなるゲート駆動装置において、前記負荷のインダクタンスと寄生抵抗成分の少なくとも一方に起因する特性変動を検出する変動検出部を有してなり、前記ゲート制御部が、前記変動検出部の出力信号に基づいて、前記負荷に流れる電流の周波数が一定となるように、前記ゲート信号の電圧を制御する。
上記ゲート駆動装置は、負荷のインダクタンスに流れる電流をPWM制御するMOSのゲート駆動装置で、ゲート制御部、電流検出部、およびパルス生成部とを有した構成となっている。ゲート制御部は、MOSへのゲート信号を出力し、電流検出部は、負荷に流れる電流を検出し、パルス生成部は、電流検出部の出力波形をパルス信号に成形し、ゲート制御部にフィードバックする。このような構成と機能を持つ上記ゲート駆動装置は、例えば車両用の直噴式エンジンへ供給する燃料を高圧化する高圧燃料ポンプに用いられる電磁弁の駆動装置において、負荷のインダクタンス(電磁弁のソレノイド)に流れる電流をPWM制御するMOSのゲート駆動装置として利用される。
直噴式エンジンにおける電磁弁の駆動装置をはじめとして、負荷のインダクタンスにPWM制御電流を流すMOSのゲート駆動装置にあっては、従来、負荷の特性が温度や経時変化で変動すると、負荷に流れる電流のノイズ成分が大きくなって、ラジオノイズ等の悪影響が出る場合があった。
上記負荷の温度変化や経時変化による特性変動に起因したラジオノイズ等の悪影響は、負荷の温度上昇もしくは経時変化によって、インダクタンスの値Lの変化や寄生抵抗成分の値Rの変化に起因すると考えられる。これらが変化すると、時定数τ(=L/R)が変化し、その結果、電流検出部とパルス生成部からのフィードバックによりゲート制御部で形成されるゲート信号の制御周波数が変化し、これによってMOSが出力するPWM制御電流の周波数も変わってしまうためである。
そこで、上記ゲート駆動装置は、負荷のインダクタンスと寄生抵抗の少なくとも一方に起因する特性変動を検出する、変動検出部を有した構成としている。そして、該変動検出部の出力信号に基づいて、ゲート制御部が、負荷に流れる電流の周波数が一定となるように、ゲート信号の電圧を制御する。すなわち、上記ゲート駆動装置は、ゲート信号の電圧レベルが可変となっており、これによってPWM動作するMOSのゲート電圧を制御して、該MOSのオン抵抗の値Ronを変更にすることができる。従って、MOSと負荷のインダクタンスを合わせた系では、MOSのオン抵抗Ronと負荷の(インダクタンスの値L,寄生抵抗成分の値R)からなる合計の時定数τaは、τa=L/(Ron+R)となる。そして、温度変化や経時変化によって負荷のインダクタンスの値Lまたは寄生抵抗成分の値Rが変化した場合には、ゲート電圧を変えることでMOSのオン抵抗Ronを変化させ、MOSと負荷を合わせた系の合計の時定数τaが一定になるようにして、負荷に流れる電流の周波数が変動しないようにすることができる。これによって、負荷の温度変化や経時変化による特性変動に起因したラジオノイズ等の悪影響を防止することができる。
以上のようにして、上記したゲート駆動装置は、MOSをPWM駆動することにより、負荷のインダクタンスに流れる電流を制御するMOSのゲート駆動装置であって、負荷の特性が温度や経時変化で変動しても、負荷に流れる電流のノイズ成分を安定的に抑制でき、ラジオノイズ等の悪影響が起きないゲート駆動装置とすることができる。
上記ゲート駆動装置における前記変動検出部は、前記負荷に流れる電流の周波数を検出する周波数検出部と、前記周波数を所定の基準周波数と比較して、該周波数の基準周波数からの変動を算出する周波数変動算出部を有してなる構成とすることが好ましい。この場合には、例えば、前記周波数検出部が、前記パルス信号を入力し、該パルス信号の周波数を電圧に変換して出力するF/V変換器からなり、前記周波数変動算出部が、前記F/V変換器からの電圧を入力し、前記基準周波数に対応した参照電圧と比較して演算増幅して、差分に対応した電圧を出力する差動増幅器からなる構成とすることができる。これによれば、負荷に流れる電流の周波数を直接検出し、その基準周波数からの変動を算出するため、ラジオノイズによる悪影響をより確実に防止することができる。
また、前記変動検出部が、前記差動増幅器の出力電圧をA/D変換するA/D変換器を有してなり、前記ゲート制御部が、前記A/D変換器の出力信号によって前記ゲート信号の電圧を制御する、途中デジタルの構成を取り入れてもよい。
上記ゲート駆動装置における前記電流検出部は、例えば、前記負荷に直列接続されたシャント抵抗と、前記シャント抵抗の両端電圧を検出して増幅し、前記負荷に流れる電流に比例した電圧波形を出力する差動オペアンプとからなる構成であってよい。また、請求項6に記載のように、前記パルス生成部が、前記差動オペアンプの電圧波形を入力し、所定の閾値電圧と比較してパルス波形に変換する比較器からなる、一般的な構成を採用することができる。
上記ゲート駆動装置は、前記MOSが、Pチャネルである場合、例えば、前記ゲート制御部において、電源電位とグランド電位の間に挿入する分圧抵抗を切り替え可能に構成し、前記分圧抵抗による分圧比を切り替えることで、前記ゲート信号の電圧を制御する構成とする。また、前記MOSが、Nチャネルである場合には、前記ゲート制御部に構成されているチャージポンプ回路またはブートストラップ回路の出力電圧を切り替えることで、前記ゲート信号の電圧を制御する構成とすることができる。
以上のようにして、上記したゲート駆動装置は、MOSをPWM駆動することにより、負荷のインダクタンスに流れる電流を制御するMOSのゲート駆動装置であって、負荷の特性が温度や経時変化で変動しても、負荷に流れる電流のノイズ成分を安定的に抑制でき、ラジオノイズ等の悪影響が起きないゲート駆動装置とすることができる。
従って、上記したゲート駆動装置は、例えば、前記インダクタンスが、電磁アクチュエータを駆動するソレノイドであってよい。また、前記電磁アクチュエータが、車載用であってよく、特に、前記電磁アクチュエータが、直噴式エンジンへ燃料を供給する、高圧燃料ポンプの電磁弁である場合にも好適である。
車両においては、インダクタンスを負荷とする電磁アクチュエータが多数搭載されており、ノイズの影響を受け易い電子機器も近くに配置される。しかしながら、上記したMOSのゲート駆動装置を採用することで、負荷に流れる電流のノイズ成分を安定的に抑制でき、ラジオノイズ等のノイズの影響を受け易い電子機器も安定的に動作させることができる。
本発明に係るゲート駆動装置の基本的な構成と動作を説明する図で、(a)は、要部をブロック図で示したゲート駆動装置50を示す図であり、(b)は、(a)のゲート駆動装置50における変動検出部40をより具体化した例で、変動検出部41を有するゲート駆動装置51の回路構成を示す図である。 図1(b)に示すゲート駆動装置51をより具体化した例で、ゲート駆動装置51aの回路構成を示す図である。 図2のゲート駆動装置51aにおいて、負荷Lに流れる制御電流Iの周波数とF/V変換器の出力電圧V(F/V)の関係を示した図である。 図2のゲート駆動装置51aにおいて、Pチャネルの制御MOS10aのゲート電位Ggと負荷制御信号(比較器Cp1の出力波形)を示した図である。 ゲート駆動装置50,51,51aの有する(制御)電流Iの周波数制御機能を説明する図で、(a),(b)は、それぞれ、差動オペアンプOA1の出力波形(制御電流Iの波形)と比較器Cp1の出力波形を、図10(a),(b)に示した従来のゲート駆動装置90aのそれと比較して示した図である。 ゲート駆動装置50,51,51aの有する(制御)電流Iの周波数制御機能を説明する図で、(a),(b)は、それぞれ、差動オペアンプOA1の出力波形(制御電流Iの波形)と比較器Cp1の出力波形を、図10(a),(c)に示した従来のゲート駆動装置90aのそれと比較して示した図である。 図1(b)に示すゲート駆動装置51をより具体化した別の例で、ゲート駆動装置51bの回路構成を示す図である。 図7のゲート駆動装置51bにおいて、Nチャネルの制御MOS10bのゲート電位Ggと負荷制御信号(比較器Cp1の出力波形)を示した図である。 MOSの従来のゲート駆動装置を簡略化して示した図で、(a)は、要部をブロック図で示した従来のゲート駆動装置90を示す図であり、(b)は、(a)のゲート駆動装置90をより具体化した例で、ゲート駆動装置90aの回路構成を示す図である。 従来のゲート駆動装置90aにおいて、ラジオノイズ等の悪影響の元となる負荷Lに流れる制御電流Iの変動を説明する図で、(a)〜(c)は、それぞれ、差動オペアンプOA1の出力波形(制御電流Iの波形)と比較器Cp1の出力波形を示した図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るゲート駆動装置の基本的な構成と動作を説明する図で、(a)は、要部をブロック図で示したゲート駆動装置50を示す図であり、(b)は、(a)のゲート駆動装置50における変動検出部40をより具体化した例で、変動検出部41を有するゲート駆動装置51の回路構成を示す図である。尚、図1(a),(b)に示すゲート駆動装置50,51において、図9(a)に示した従来のゲート駆動装置90と同様の部分については、同じ符号を付した。
また、図2は、図1(b)に示すゲート駆動装置51をより具体化した例で、ゲート駆動装置51aの回路構成を示す図である。図2に示すゲート駆動装置51aにおいて、図9(b)に示した従来のゲート駆動装置90aと同様の部分については、同じ符号を付した。
尚、図2において、Pチャネルの制御MOS10aのドレインとグランド間で負荷Lに並列接続だれているダイオードD1は、負荷Lのインダクタンスに残留したエネルギを環流させるためのダイオードである。切替MOS20は、複数ある負荷Lに対してそれぞれの通状態を切り替えるスイッチである。また、括弧書きで示したように、負荷Lには寄生抵抗Rが存在する。さらに、制御MOS10aには、ゲート電圧に依存するオン抵抗Ronが存在する。後で詳述するが、図1と図2に示すゲート駆動装置50,51,51aでは、このゲート電圧に依存するオン抵抗Ronを用いて、負荷Lに流れる電流Iの周波数が一定となるように、ゲート信号G2,G2aの電圧を制御する。
図1(a),(b)において、破線で囲ったゲート駆動装置50,51は、MOS10をPWM駆動することにより、負荷Lのインダクタンスに流れる電流Iを制御する、MOS10のゲート駆動装置である。ゲート駆動装置50,51は、MOS10へのゲート信号G2を出力するゲート制御部11と、負荷Lに流れる電流Iを検出する電流検出部2と、電流検出部2の出力波形をパルス信号に成形し、ゲート制御部11にフィードバックするパルス生成部3とを有している。
電流検出部2は、負荷Lを流れる電流Iの電流値に応じた電圧(波形)を出力し、パルス生成部3は、電流検出部2が出力する電圧(波形)から、MOS10をON/OFFをさせるためのパルス信号を生成する。そのパルス信号を受け、ゲート制御部11にて、MOS10のゲート駆動に適切な電圧に変換し、MOS10をON/OFF動作させる。
図1のゲート駆動装置50,51における電流検出部2とパルス生成部3は、一般的な構成を採用することができる。すなわち、図1のゲート駆動装置50,51における電流検出部2は、図9(a)のゲート駆動装置90と同様で、図2のゲート駆動装置51aに示すように、負荷Lに直列接続されたI/V変換用のシャント抵抗Rsと、差動オペアンプOA1とからなる構成であってよい。差動オペアンプOA1は、シャント抵抗Rsの両端電圧を検出して差動増幅し、負荷Lに流れる制御電流Iに比例した電圧波形を出力する。また、図1のゲート駆動装置50,51におけるパルス生成部3も、図9(a)のゲート駆動装置90と同様で、図2のゲート駆動装置51aに示すように、比較器(コンパレータ)Cp1からなる構成であってよい。比較器Cp1は、差動オペアンプOA1からの電圧波形および制御電流の上限/下限を決める所定の閾値電圧Vth/Vtlを入力し、それらを電圧比較して、入力された電圧波形をパルス波形に変換する。そして、図2のゲート駆動装置51aでは、比較器Cp1の出力である該パルス波形が、ゲート制御部11aにフィードバックされ、ゲート制御部11aが出力するゲート信号G2aで、制御MOS10aをPWM駆動する。
一方、図1(a)に示すゲート駆動装置50は、図9(a)に示した従来のゲート駆動装置90と異なり、負荷Lのインダクタンスと寄生抵抗成分の少なくとも一方に起因する特性変動を検出する変動検出部40を有している。そして、ゲート制御部11が、変動検出部40の出力信号に基づいて、負荷Lに流れる電流Iの周波数が一定となるように、ゲート信号G2の電圧を制御する。
図1(a)のゲート駆動装置50における変動検出部40は、例えば、負荷Lの温度を検出し、予め評価した負荷Lのインダクタンスと寄生抵抗成分の温度依存性による特性変動を計算して、ゲート制御部11に出力するようにしてもよい。しかしながら、図1(b)のゲート駆動装置51における変動検出部41のように、負荷Lに流れる電流の周波数を検出する周波数検出部41aと、前記周波数を所定の基準周波数と比較して、該周波数の基準周波数からの変動を算出する周波数変動算出部41bを有してなる構成とすることが好ましい。これによれば、負荷Lに流れる電流Iの周波数を直接検出し、その基準周波数からの変動を算出するため、図9と図10で説明した従来のゲート駆動装置90,90aにおけるラジオノイズによる悪影響をより確実に防止することができる。
より具体的には、例えば図2のゲート駆動装置51aに示すように、周波数検出部41aが、パルス生成部3からのパルス信号を入力し、該パルス信号の周波数を電圧に変換して出力するF/V変換器からなる構成とする。また、周波数変動算出部41bが、前記F/V変換器からの電圧を入力し、前記基準周波数に対応した参照電圧Vrefと比較して差分を演算増幅し、その差分に対応した電圧を出力する差動増幅器OA2からなる構成とすることができる。
尚、図2の周波数変動算出部41bは、差動増幅器OA2の出力電圧をA/D変換するA/D変換器を有している。そして、ゲート制御部11aが、前記A/D変換器の出力信号によってゲート信号G2aの電圧を制御する、途中デジタルの構成を取り入れている。
また、図1のゲート駆動装置50,51におけるゲート制御部11は、図9(a)のゲート駆動装置90におけるゲート制御部1と異なり、変動検出部40,41の出力信号に基づいて、出力するゲート信号G2の電圧が可変となっている。例えば、図2のゲート駆動装置51aにおけるゲート制御部11aは、抵抗R1に直列接続する抵抗R2a〜R2dとスイッチSa〜Sdの4組の組合せで、Pチャネルの制御MOS10aへ出力されるゲート信号G2aの電圧が決定される。尚、スイッチSa〜Sdは、ONタイミングを決めるパルス生成部3からのパルス信号と各周波数変動量に対応したA/D変換器からの信号をそれぞれ入力する、AND素子Aa〜Adの出力によって切り替えられる。以上のように、図2のゲート駆動装置51aにおけるゲート制御部11aは、A/D変換器の出力に応じて、スイッチSa〜Sdにより選択する抵抗R2a〜R2dの合成抵抗R2を得ることで、該合成抵抗R2と抵抗R1からなる分圧抵抗の分圧比で、10aのゲート電圧を調整する。これによって、負荷Lに流れる電流Iの周波数が一定となるように、ゲート信号G2aの電圧が制御される。
図3は、図2のゲート駆動装置51aにおいて、負荷Lに流れる制御電流Iの周波数とF/V変換器の出力電圧V(F/V)の関係を示した図である。また、図3では、電流Iの基準周波数と差動増幅器OA2に入力する参照電圧Vrefを、一点鎖線で示している。
図3における点Paは、制御電流Iの周波数が基準周波数より小さくなる場合で、この時には出力電圧V(F/V)の参照電圧Vrefの差分に応じてスイッチSa〜Sdをオンし、ゲート電圧を大きくする。逆に、点Pbは、制御電流Iの周波数が基準周波数より大きくなる場合で、この時には出力電圧V(F/V)の参照電圧Vrefの差分に応じてスイッチSa〜Sdをオフし、ゲート電圧を小さくする。尚、A/D変換器の出力ビット数(抵抗R2a〜R2dとスイッチSa〜Sdの組合せ数)を増やすことで、より細かいゲート電圧の制御が可能である。
図4は、図2のゲート駆動装置51aにおいて、Pチャネルの制御MOS10aのゲート電位Ggと負荷制御信号(比較器Cp1の出力波形)を示した図である。Pチャネルの制御MOS10aのゲート電位Ggは、A/D変換器からの信号で抵抗R1に直列接続する抵抗R2a〜R2dとスイッチSa〜Sdの4組の組合せを変えることで、図中の両端矢印と破線で示したように、ゲート電位Ggの電圧レベルを変更することができる。
図1と図2に示すゲート駆動装置50,51,51aは、負荷Lのインダクタンスに流れる(制御)電流IをPWM制御する(制御)MOS10,10aのゲート駆動装置で、ゲート制御部11,11a、電流検出部2、およびパルス生成部3とを有した構成となっている。ゲート制御部11,11aは、(制御)MOS10,10aへのゲート信号G2,G2aを出力し、電流検出部2は、負荷Lに流れる(制御)電流Iを検出し、パルス生成部3は、電流検出部2の出力波形をパルス信号に成形し、ゲート制御部11,11aにフィードバックする。このような構成と機能を持つ上記ゲート駆動装置50,51,51aは、図9に示した従来のゲート駆動装置90,90aと同様に、例えば車両用の直噴式エンジンへ供給する燃料を高圧化する高圧燃料ポンプに用いられる電磁弁の駆動装置において、負荷Lのインダクタンス(電磁弁のソレノイド)に流れる電流をPWM制御するMOSのゲート駆動装置として利用される。
直噴式エンジンにおける電磁弁の駆動装置をはじめとして、負荷LのインダクタンスにPWM制御電流を流すMOSのゲート駆動装置にあっては、従来、図9と図10で説明したように、負荷Lの特性が温度や経時変化で変動すると、負荷Lに流れる電流Iのノイズ成分が大きくなって、ラジオノイズ等の悪影響が出る場合があった。
上記負荷Lの温度変化や経時変化による特性変動に起因したラジオノイズ等の悪影響は、負荷Lの温度上昇もしくは経時変化によって、インダクタンスの値Lの変化や寄生抵抗成分の値Rの変化に起因すると考えられる。これらが変化すると、時定数τ(=L/R)が変化し、その結果、電流検出部2とパルス生成部3からのフィードバックによりゲート制御部1で形成されるゲート信号G1,G1aの制御周波数が変化し、これによってMOS10,10aが出力するPWM制御電流Iの周波数も変わってしまうためである。
そこで、図1と図2に示すゲート駆動装置50,51,51aは、負荷Lのインダクタンスと寄生抵抗Rの少なくとも一方に起因する特性変動を検出する、変動検出部40,41を有した構成としている。そして、該変動検出部40,41の出力信号に基づいて、ゲート制御部11,11aが、負荷Lに流れる(制御)電流Iの周波数が一定となるように、ゲート信号G2,G2aの電圧を制御する。すなわち、上記ゲート駆動装置50,51,51aは、ゲート信号G2,G2aの電圧レベルが可変となっており、これによってPWM動作するMOS10,10aのゲート電圧を制御して、該MOS10,10aのオン抵抗の値Ronを変更にすることができる。従って、MOS10,10aと負荷Lのインダクタンスを合わせた系では、MOS10,10aのオン抵抗Ronと負荷Lの(インダクタンスL,寄生抵抗成分R)からなる合計の時定数τaは、τa=L/(Ron+R)となる。そして、温度変化や経時変化によって負荷Lのインダクタンスの値Lまたは寄生抵抗成分の値Rが変化した場合には、ゲート電圧を変えることでMOS10,10aのオン抵抗Ronを変化させ、MOS10,10aと負荷Lを合わせた系の合計の時定数τaが一定になるようにして、負荷Lに流れる(制御)電流Iの周波数が変動しないようにすることができる。これによって、負荷Lの温度変化や経時変化による特性変動に起因したラジオノイズ等の悪影響を防止することができる。
図5と図6は、上記したゲート駆動装置50,51,51aの有する(制御)電流Iの周波数制御機能を説明する図である。図5(a),(b)と図6(a),(b)は、それぞれ、差動オペアンプOA1の出力波形(制御電流Iの波形)と比較器Cp1の出力波形を、図10(a)〜(c)に示した従来のゲート駆動装置90aのそれと比較して示した図である。
図5と図6の(a)は、負荷Lの温度変化や経時変化による特性変動がなく、制御電流Iが所定の基準周波数にある場合で、従来の図10(a)に示した出力波形と同じものである。
図5(b)は、負荷Lの温度変化や経時変化によって時定数τ(=L/R)が大きくなる場合を示した図で、ゲート電圧を補正しない場合には、従来の図10(b)に示した出力波形と同じで、中段の大括弧中に示したように、制御電流Iの周波数が基準周波数より小さくなってしまう。実際には、ゲート駆動装置50,51,51aでは、負荷Lの温度変化や経時変化によって時定数τ(=L/R)が大きくなると、MOS10,10aのオン抵抗Ronが小さくなるようにゲート電圧を大きくする。これによって、MOS10,10aと負荷Lを合わせた系の合計の時定数τaが、初期の設定値τ0で一定となるように制御する。このため、差動オペアンプOA1の出力波形(制御電流Iの波形)の出力波形は、(a)の出力波形とわずかに異なってくるものの、制御電流Iの周波数は基準周波数のままで変化しない。
図6(b)は、負荷Lの温度変化や経時変化によって時定数τ(=L/R)が小さくなる場合を示した図で、ゲート電圧を補正しない場合には、従来の図10(c)に示した出力波形と同じで、中段の大括弧中に示したように、制御電流Iの周波数が基準周波数より大きくなってしまう。実際には、ゲート駆動装置50,51,51aでは、負荷Lの温度変化や経時変化によって時定数τ(=L/R)が小さくなると、MOS10,10aのオン抵抗Ronが大きくなるようにゲート電圧を小さくする。これによって、MOS10,10aと負荷Lを合わせた系の合計の時定数τaが初期の設定値τ0で一定となるように制御するため、制御電流Iの周波数はやはり基準周波数のままで変化しない。
以上のようにして、上記したゲート駆動装置50,51,51aは、MOS10,10aをPWM駆動することにより、負荷Lのインダクタンスに流れる電流Iを制御するMOS10,10aのゲート駆動装置であって、負荷Lの特性が温度や経時変化で変動しても、負荷Lに流れる電流Iのノイズ成分を安定的に抑制でき、ラジオノイズ等の悪影響が起きないゲート駆動装置とすることができる。
図7は、図1(b)に示すゲート駆動装置51をより具体化した別の例で、ゲート駆動装置51bの回路構成を示す図である。尚、図7に示すゲート駆動装置51bにおいて、図2に示したゲート駆動装置51aと同様の部分については、同じ符号を付した。
図2に示したゲート駆動装置51aは、負荷Lを駆動するMOSがPチャネルの制御MOS10aであり、ゲート制御部11aにおいて、電源電位とグランド電位の間に挿入する分圧抵抗の抵抗R1に直列接続する抵抗R2a〜R2dを切り替え可能に構成していた。そして、前記分圧抵抗による分圧比を切り替えることで、ゲート信号G2aの電圧を制御するようにしていた。
これに対して、図7に示すゲート駆動装置51bは、負荷Lを駆動するMOSがNチャネルの制御MOS10bであり、ゲート制御部11bに構成されているチャージポンプ回路またはブートストラップ回路の出力電圧を切り替えることで、ゲート信号G2bの電圧を制御するようにしている。
図8は、図7のゲート駆動装置51bにおいて、Nチャネルの制御MOS10bのゲート電位Ggと負荷制御信号(比較器Cp1の出力波形)を示した図である。Nチャネルの制御MOS10bのゲート電位Ggは、チャージポンプ回路またはブートストラップ回路の出力電圧をA/D変換器からの信号で切り替えることで、図中の両端矢印と破線で示したように、ゲート電位Ggの電圧レベルを変更することができる。
尚、図7に示に示したゲート駆動装置51bについても、ゲート信号G2bの電圧レベルが可変となっており、これによってPWM動作するNチャネルの制御MOS10bのゲート電圧を制御して、該制御MOS10bのオン抵抗の値Ronを変更にすることができる。従って、温度変化や経時変化によって負荷Lのインダクタンスの値Lまたは寄生抵抗成分の値Rが変化した場合には、ゲート電圧を変えることで制御MOS10bのオン抵抗Ronを変化させ、制御MOS10bと負荷Lを合わせた系の合計の時定数τaが一定になるようにして、負荷Lに流れる(制御)電流Iの周波数が変動しないようにすることができる。これによって、負荷Lの温度変化や経時変化による特性変動に起因したラジオノイズ等の悪影響を防止することができる。
以上のようにして、上記したゲート駆動装置は、いずれも、MOSをPWM駆動することにより、負荷Lのインダクタンスに流れる電流を制御するMOSのゲート駆動装置であって、負荷Lの特性が温度や経時変化で変動しても、負荷Lに流れる電流Iのノイズ成分を安定的に抑制でき、ラジオノイズ等の悪影響が起きないゲート駆動装置とすることができる。
従って、上記したゲート駆動装置は、例えば、前記インダクタンスが、電磁アクチュエータを駆動するソレノイドであってよい。また、前記電磁アクチュエータが、車載用であってよく、特に、前記電磁アクチュエータが、直噴式エンジンへ燃料を供給する、高圧燃料ポンプの電磁弁である場合にも好適である。
車両においては、インダクタンスを負荷とする電磁アクチュエータが多数搭載されており、ノイズの影響を受け易い電子機器も近くに配置される。しかしながら、上記したMOSのゲート駆動装置を採用することで、負荷Lに流れる電流のノイズ成分を安定的に抑制でき、ラジオノイズ等のノイズの影響を受け易い電子機器も安定的に動作させることができる。
50,51,51a,51b,90,90a ゲート駆動装置
10,10a,10b (制御)MOS
L 負荷
1,11,11a,11b ゲート制御部
G1,G1a,G2,G2a,G2b ゲート信号
2 電流検出部
3 パルス生成部
40,41 変動検出部

Claims (11)

  1. MOSトランジスタ(以下、MOSと略記)をPWM駆動することにより、負荷のインダクタンスに流れる電流を制御する、前記MOSのゲート駆動装置であって、
    前記MOSへのゲート信号を出力するゲート制御部と、前記負荷に流れる電流を検出する電流検出部と、前記電流検出部の出力波形をパルス信号に成形し、前記ゲート制御部にフィードバックするパルス生成部とを有してなるゲート駆動装置において、
    前記負荷のインダクタンスと寄生抵抗成分の少なくとも一方に起因する特性変動を検出する変動検出部を有してなり、
    前記ゲート制御部が、前記変動検出部の出力信号に基づいて、前記負荷に流れる電流の周波数が一定となるように、前記ゲート信号の電圧を制御することを特徴とするゲート駆動装置。
  2. 前記変動検出部が、
    前記負荷に流れる電流の周波数を検出する周波数検出部と、
    前記周波数を所定の基準周波数と比較して、該周波数の基準周波数からの変動を検出する周波数変動算出部を有してなることを特徴とする請求項1に記載のゲート駆動装置。
  3. 前記周波数検出部が、前記パルス信号を入力し、該パルス信号の周波数を電圧に変換して出力するF/V変換器からなり、
    前記周波数変動算出部が、前記F/V変換器からの電圧を入力し、前記基準周波数に対応した参照電圧と比較して演算増幅して、差分に対応した電圧を出力する差動増幅器からなることを特徴とする請求項2に記載のゲート駆動装置。
  4. 前記変動検出部が、前記差動増幅器の出力電圧をA/D変換するA/D変換器を有してなり、
    前記ゲート制御部が、前記A/D変換器の出力信号によって、前記ゲート信号の電圧を制御することを特徴とする請求項3に記載のゲート駆動装置。
  5. 前記電流検出部が、
    前記負荷に直列接続されたシャント抵抗と、前記シャント抵抗の両端電圧を検出して増幅し、前記負荷に流れる電流に比例した電圧波形を出力する差動オペアンプとからなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のゲート駆動装置。
  6. 前記パルス生成部が、
    前記差動オペアンプの電圧波形を入力し、所定の閾値電圧と比較してパルス波形に変換する比較器からなることを特徴とする請求項5に記載のゲート駆動装置。
  7. 前記MOSが、Pチャネルであり、
    前記ゲート制御部において、電源電位とグランド電位の間に挿入する分圧抵抗を切り替え可能に構成し、
    前記分圧抵抗による分圧比を切り替えることで、前記ゲート信号の電圧を制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のゲート駆動装置。
  8. 前記MOSが、Nチャネルであり、
    前記ゲート制御部に構成されているチャージポンプ回路またはブートストラップ回路の出力電圧を切り替えることで、前記ゲート信号の電圧を制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のゲート駆動装置。
  9. 前記インダクタンスが、電磁アクチュエータを駆動するソレノイドであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のゲート駆動装置。
  10. 前記電磁アクチュエータが、車載用であることを特徴とする請求項9に記載のゲート駆動装置。
  11. 前記電磁アクチュエータが、直噴式エンジンへ燃料を供給する、高圧燃料ポンプの電磁弁であることを特徴とする請求項10に記載のゲート駆動装置。
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