JP5849807B2 - 成形装置、及び成形方法 - Google Patents
成形装置、及び成形方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5849807B2 JP5849807B2 JP2012066295A JP2012066295A JP5849807B2 JP 5849807 B2 JP5849807 B2 JP 5849807B2 JP 2012066295 A JP2012066295 A JP 2012066295A JP 2012066295 A JP2012066295 A JP 2012066295A JP 5849807 B2 JP5849807 B2 JP 5849807B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- workpiece
- molding
- punching
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 59
- 238000000465 moulding Methods 0.000 title claims description 52
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 60
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 39
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 11
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 5
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 239000012467 final product Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Press Drives And Press Lines (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Description
第二金型対120は、第一金型対110による絞り加工が施されたワークに対して抜き・曲げ加工を行うための一対の金型である。ここで、抜き・曲げ加工とは、一対の金型により、プレス方向に沿って、抜き加工と曲げ加工とを同時に行うことである。
第三金型対130は、第二金型対120による抜き・曲げ加工が施されたワークに対して寄抜き・寄曲げ加工を行うための一対の金型である。ここで、寄抜き・寄曲げ加工とは、寄抜き加工と寄曲げ加工とを同時に行うことである。寄抜き加工とは、カム型により、プレス方向に直交する方向に沿って、抜き加工を行うことである。寄曲げ加工とは、カム型により、プレス方向に直交する方向に沿って、曲げ加工を行うことである。
第四金型対140は、第三金型対130による寄抜き・寄曲げ加工が施されたワークに対して寄曲げ加工を行うための一対の金型である。
金型の傾きは、加工精度の低下、又は多段プレス装置における摺動部分の損傷等の原因となるため、金型の傾きを抑制するための技術が種々提案されている。
しかしながら、既存の設備に油圧ポンプ等を接続し、複雑な機構を構成する必要があり、コストの大幅な増加を招く点で不利である。
成形装置は、多段プレス装置1と、抜き加工装置(不図示)とを具備し、多段プレス装置1によって絞り加工、曲げ加工、及び寄抜き・寄曲げ加工を行い、前記抜き加工装置によって抜き加工を行う。
ここで、寄抜き・寄曲げ加工とは、寄抜き加工と寄曲げ加工とを同時に行うことである。寄抜き加工とは、カム型により、プレス方向に直交する方向に沿って、抜き加工を行うことである。寄曲げ加工とは、カム型により、プレス方向に直交する方向に沿って、曲げ加工を行うことである。
図2に示すように、多段プレス装置1は、三つのワークに対してプレス加工を行うプレス装置であり、第一金型対10と、第二金型対20と、第三金型対30とを具備する。
なお、説明の便宜上、図2における上下方向を多段プレス装置1の上下方向と規定する。多段プレス装置1の上下方向は、プレス方向(後述のスライド80の移動方向)に一致する。
第一下型11は、上面に成形面が形成された金型である。
第一上型12は、下面に成形面が形成された金型であり、第一下型11の上方に配置されている。
第二下型21は、上面に成形面が形成された金型である。
第二上型22は、下面に成形面が形成された金型であり、第二下型21の上方に配置されている。
第三下型31は、上面に成形面が形成された金型である。
第三上型32は、下面に成形面が形成された金型であり、第三下型31の上方に配置されている。
なお、図示していないが、本実施形態においては、四つのガイドポスト50・50・50・50が設けられており、ボルスタ40の上面の四隅に配置されている。
下側ダイプレート60には、複数のガイドポスト50・50・・・を挿通させるための複数の貫通孔が上下方向に沿って形成されている。本実施形態においては、下側ダイプレート60の板面の四隅に、四つのガイドポスト50・50・50・50を挿通させるための四つの貫通孔が上下方向に沿って形成されている。下側ダイプレート60は、複数のガイドポスト50・50・・・の外周面上を上下方向に沿って摺動可能となっている。
上側ダイプレート70には、複数のガイドポスト50・50・・・を挿通させるための複数の貫通孔が上下方向に沿って形成されている。本実施形態においては、上側ダイプレート70の板面の四隅に、四つのガイドポスト50・50・50・50を挿通させるための四つの貫通孔が上下方向に沿って形成されている。上側ダイプレート70は、複数のガイドポスト50・50・・・の外周面上を上下方向に沿って摺動可能となっている。
前記抜き加工装置は、多段プレス装置1の第一金型対10による絞り加工が施されたワークに対して抜き加工を行う装置である。
前記抜き加工装置としては、既存のレーザー加工機、又は一対の金型を有する一段構造のプレス装置等を採用可能である。
ただし、前記抜き加工装置としては、コスト低減のため、既存のレーザー加工機等の汎用的に使用可能な装置を採用することが好ましい。
つまり、成形装置において、抜き加工は、多段プレス装置1によって行われない。
これは、多段プレス装置1のようなプレス方向に複数対の金型が配置された多段プレス装置によって、抜き加工を行う場合、抜き加工を行う一対の金型が偏荷重による悪影響を受けやすいためである。
詳細には、抜き加工を行う一対の金型における適切なクリアランス(抜刃と下刃との距離)は、ワークの板厚の5%程度と小さく、抜き加工を行う一対の金型に偏荷重による傾きが生じた場合、抜刃と下刃とが接触することによって当該一対の金型が損傷するおそれがあるためである。
これにより、多段プレス装置1において、偏荷重による金型の傾きの許容幅を拡大することができる。
したがって、金型の傾きを抑制するために要するコストを削減しつつ、ワークを高精度で加工することができる。
また、多段プレス装置1の高さ(上下寸法)を、抜き加工を行うための金型分、小さくすることができ、設備費用を低減することができる。
本発明に係る多段プレス装置における複数対の金型には、抜き加工以外のあらゆる種類の加工を適用可能であり、本発明に係る多段プレス装置に設ける金型対の数も限定しない。また、それに伴って、成形装置におけるワークの加工順序も適宜変更可能である。更に、複数対の金型が同じ加工を行う構成とすることも可能である。
ここで、本発明に係る多段プレス装置が行う、「抜き加工以外の加工」とは、絞り加工、曲げ加工、寄抜き加工、及び寄曲げ加工、並びにそれらの組み合わせ(例えば、寄抜き・寄曲げ加工)を含む。
10 第一金型対
11 第一下型
12 第一上型
20 第二金型対
21 第二下型
22 第二上型
30 第三金型対
31 第三下型
32 第三上型
Claims (4)
- ワークの成形を行う成形装置であって、
プレス方向に沿って配置される複数対の金型を有する多段プレス装置と、前記ワークに対して抜き加工を行う抜き加工装置と、を具備し、
前記多段プレス装置は、
ボルスタと、
前記ボルスタの上方に配置され、前記プレス方向に沿って摺動可能なスライドと、
前記ボルスタとスライドとの間に配置され、前記プレス方向に沿って摺動可能な、少なくとも一つのダイプレートとを備え、
前記複数対の金型は、
前記ボルスタの上面に固定され、上面に成形面が形成された型と、
前記スライドの下面に固定され、下面に成形面が形成された型と、
前記ダイプレートの下面に固定され、下面に成形面が形成された型と、
前記ダイプレートの上面に固定され、上面に成形面が形成された型とで構成される、
前記ワークに対して前記抜き加工以外の加工を行う金型であり、
前記多段プレス装置は、前記ワークに対して前記抜き加工以外の加工を行う、
ことを特徴とする成形装置。 - 前記多段プレス装置における複数対の金型は、
前記ワークに対して絞り加工を行う一対の金型、前記ワークに対して曲げ加工を行う一対の金型、及び前記ワークに対して寄抜き・寄曲げ加工を行う一対の金型の少なくとも一つを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の成形装置。 - 前記多段プレス装置における複数対の金型は、
前記ワークに対して絞り加工を行う一対の金型と、
前記ワークに対して曲げ加工を行う一対の金型と、
前記ワークに対して寄抜き・寄曲げ加工を行う一対の金型と、を含む、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の成形装置。 - ワークの成形を行うための成形方法であって、
抜き加工装置によって、前記ワークに対して抜き加工を行い、
プレス方向に沿って配置される複数対の金型を有する多段プレス装置によって、前記ワークに対して前記抜き加工以外の加工を行い、
前記多段プレス装置は、
ボルスタと、
前記ボルスタの上方に配置され、前記プレス方向に沿って摺動可能なスライドと、
前記ボルスタとスライドとの間に配置され、前記プレス方向に沿って摺動可能な、少なくとも一つのダイプレートとを備え、
前記複数対の金型は、
前記ボルスタの上面に固定され、上面に成形面が形成された型と、
前記スライドの下面に固定され、下面に成形面が形成された型と、
前記ダイプレートの下面に固定され、下面に成形面が形成された型と、
前記ダイプレートの上面に固定され、上面に成形面が形成された型とで構成される、
前記ワークに対して前記抜き加工以外の加工を行う金型である、
ことを特徴とする成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012066295A JP5849807B2 (ja) | 2012-03-22 | 2012-03-22 | 成形装置、及び成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012066295A JP5849807B2 (ja) | 2012-03-22 | 2012-03-22 | 成形装置、及び成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013193126A JP2013193126A (ja) | 2013-09-30 |
JP5849807B2 true JP5849807B2 (ja) | 2016-02-03 |
Family
ID=49392707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012066295A Expired - Fee Related JP5849807B2 (ja) | 2012-03-22 | 2012-03-22 | 成形装置、及び成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5849807B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3216574B2 (ja) * | 1997-06-19 | 2001-10-09 | トヨタ車体株式会社 | プレス型 |
JP2002102947A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-09 | Honda Motor Co Ltd | 車体パネルの成形方法 |
JP2005081415A (ja) * | 2003-09-10 | 2005-03-31 | Nissan Motor Co Ltd | 逐次加圧プレス装置および逐次加圧プレス方法 |
JP2007029960A (ja) * | 2005-07-22 | 2007-02-08 | Toyota Auto Body Co Ltd | プレス装置 |
JP2009226436A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Kanto Auto Works Ltd | プレス加工システム |
JP5371642B2 (ja) * | 2009-09-04 | 2013-12-18 | コマツ産機株式会社 | プレス機械のスライドの傾き防止装置 |
-
2012
- 2012-03-22 JP JP2012066295A patent/JP5849807B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013193126A (ja) | 2013-09-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6043230B2 (ja) | ナックルブラケットの製造装置及び製造方法 | |
KR102268395B1 (ko) | 성형재 제조 방법 및 그 성형재 | |
JP2016198791A (ja) | プレス加工方法、プレス加工装置、プレス成形体、プレス加工品 | |
JPWO2012090304A1 (ja) | プレス成形システム | |
JP2013193127A (ja) | 成形装置、及び成形方法 | |
KR101747585B1 (ko) | 보스를 구비한 원통 용기의 성형 방법 | |
JP2013052428A (ja) | プレス装置 | |
JP5849807B2 (ja) | 成形装置、及び成形方法 | |
KR101581726B1 (ko) | 판재 가공 장치 및 판재 가공 방법 | |
JP5742738B2 (ja) | 多段プレス装置、及びその制御方法 | |
CN104404407A (zh) | 一种弧形锻件残余应力消减装置 | |
JP2013150997A (ja) | 打ち抜き装置及び打ち抜き方法 | |
KR100957407B1 (ko) | 차량용 시작 캠금형 장치 | |
CN104841777A (zh) | 一种折弯模具 | |
JP6187238B2 (ja) | プレス成形方法及びプレス成形装置 | |
JP2013193115A (ja) | 多段プレス装置、及びその制御方法 | |
JP7115274B2 (ja) | 冷間鍛造方法および冷間鍛造装置 | |
JP2002192244A (ja) | プレス金型装置 | |
JP2018167289A (ja) | プレス装置 | |
CN212042300U (zh) | 一种开槽折弯模具 | |
JP2019181520A (ja) | プレス加工装置 | |
JP5999982B2 (ja) | 鍛造部品の製造方法および鍛造部品の製造装置 | |
KR101575826B1 (ko) | 파인블랭킹 금형 | |
JPWO2012090303A1 (ja) | プレス成形装置 | |
CN203526272U (zh) | T型零件弯曲装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141209 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141211 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150728 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150821 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151104 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151117 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5849807 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |