JP2002192244A - プレス金型装置 - Google Patents

プレス金型装置

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JP2002192244A
JP2002192244A JP2000398718A JP2000398718A JP2002192244A JP 2002192244 A JP2002192244 A JP 2002192244A JP 2000398718 A JP2000398718 A JP 2000398718A JP 2000398718 A JP2000398718 A JP 2000398718A JP 2002192244 A JP2002192244 A JP 2002192244A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストアップを招来することなく、加工精度
を飛躍的に向上させることができるプレス金型装置を提
供することを目的としている。 【解決手段】 コネクティングロッド2を介して動力源
と接続されたプレス金型本体部8を有し、このプレス金
型本体部8が、上記コネクティングロッド2側の作用体
6と、コイニングパンチ11が取り付けられた可動プレ
ート7とから成るプレス金型装置において、上記コイニ
ングパンチ11が上記被加工物14の加工終了位置に達
したとき、上記被加工物14とは非接触状態で、上記可
動プレート7の被加工物14方向の変位を規制するスト
ッパー13を有すると共に、上記被加工物14に対する
加工力以上の付勢力を有する第2スプリング12により
上記コイニングパンチ11が上記被加工物14方向に付
勢されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクティングロ
ッドを介して動力源と接続され且つ昇降可能なプレス金
型本体部と、このプレス金型本体部に取り付けられたパ
ンチとを有し、被加工物を加工表面から加工終了位置ま
で上記パンチを押し下げて加工するプレス金型装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種の産業用機器や電子部品等
を生産する場合には、パンチを被加工物に作用させて、
被加工物に薄肉部分を形成するようなプレス金型装置を
用いることが多い。
【0003】上記プレス金型装置としては、特開平9−
46980号公報(図5参照)に示すように、ラム50
に取り付けられた上型プレート51の下面には、フラン
ジを有する支持体52が固定されており、このフランジ
52内には弾性体57と可動プレート53とが設けられ
ている。そして、上記可動プレート53にはポンチスペ
ーサ54を介してポンチ55が取り付けられられている
構造である。このような構造とすることにより、温度上
昇によりラム50やコネクティングロッド58が熱膨張
して長くなり、ポンチ55の下げ量増大により余分に加
工しようとしても、ストッパー56が被加工物59に当
接し、この当接時点からは弾性体57が縮むため、それ
以上の加工は阻止できる旨記載されている。
【0004】しかしながら、上記従来のプレス金型装置
では、ストッパー56が被加工物59に直接当たるよう
な構造であるため、被加工物59がアルミニウムのよう
に柔らかな材質のものから成る場合や、加工面積が小さ
くて、ストッパー56の面積も小さくなるような場合
に、上記のようなコネクティングロッド58等の熱膨張
が生じると、熱膨張の力に耐えきれずストッパー56が
被加工物59にめり込んでしまい、ストッパーとしての
役割を果たさなくなる。したがって、加工精度が悪くな
る。このようなことは、特に、精密加工が要求される角
型電池の防爆弁コイニング加工等には不適である。
【0005】また、このコイニング加工等は、打ち抜
き、つぶし鍛造等の他の加工と同時に1つの工程でなさ
れることが多いが、これらの加工は数十トン程度の負荷
が加わる高負荷加工であるということから、プレス金型
装置のフレーム60を伸縮させたり、コネクティングロ
ッド58等の連結部の撓みが加わることになる。これに
より、ストッパー56がその役割を果たさなくなる結
果、加工精度が悪くなるという課題もある。
【0006】一方、このようなことを考慮して、新設の
プレス金型装置を導入してサーボ制御するという方法も
考えられるが、新設のプレス金型装置を導入する必要が
あるため、イニシャルコストが高くなり、しかも、この
方法では回転数が60spmと極めて遅いため、ランニ
ングコストも高くなるという課題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
課題を考慮してなされたものであって、コストアップを
招来することなく、加工精度を飛躍的に向上させること
ができるプレス金型装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のプレス金型装置は、コネクティング
ロッドを介して動力源と接続され且つ昇降可能なプレス
金型本体部を有し、このプレス金型本体部が、上記コネ
クティングロッド側の作用体と、被加工物の加工表面か
ら加工終了位置まで押し下げられて被加工物を加工する
パンチが取り付けられた可動プレートとから成るプレス
金型装置において、上記被加工物に対する加工力以上の
付勢力を有する弾性体により上記パンチが上記被加工物
方向に付勢され、且つ、上記可動プレートの被加工物方
向の変位を規制するストッパーを有し、しかも、上記パ
ンチが上記被加工物の加工終了位置に達したとき、上記
ストッパーと上記被加工物とは非接触状態にあることを
特徴とする。
【0009】上記構成の如く、被加工物とは非接触状態
で、パンチが取り付けられた可動プレートの被加工物方
向の変位を規制するストッパーが設けられていれば、ス
トッパーが被加工物にめり込むようなことがなく、パン
チが上記被加工物の加工終了位置に達した場合におい
て、可動プレート(可動プレートに取り付けられたパン
チ)と被加工物が載置されているダイとの距離が常に一
定となる。したがって、被加工物がアルミニウムのよう
に柔らかな材質のものから成る場合や、加工面積が小さ
くて、ストッパーの面積も小さくなるような場合に、コ
ネクティングロッド等の熱膨張が生じても、加工精度が
悪くなるのを防止することができる。したがって、本発
明のプレス金型装置は、特に、精密加工が要求される角
型電池の防爆弁コイニング加工等には適している。ま
た、パンチとダイとの距離が常に一定になるということ
から、被加工物の厚み誤差があった場合でも、パンチに
よる加工部位の厚み(残肉量)は常に一定となる。
【0010】即ち、通常、1台のプレスを効率的に使用
するため、1つの金型内でコイニング加工の他、打ち抜
き、つぶし鍛造等の工程を持ち、被加工物を1工程ずつ
順次送ることにより、部品加工を終えるように金属設計
を行う。このような加工においては金型には数十トン程
度の負荷を加えるため、プレス金型装置のフレームを伸
縮させたり、コネクティングロッド等の連結部の撓みが
生じるため、加工制度が問題となる。しかし、本発明の
金型装置を用いることにより、加工精度が悪くなるのを
防止できる。加えて、従来型のプレス金型装置を用いる
ことができるので、新設のプレス金型装置を導入するこ
とによるイニシャルコストの高騰や、回転数が遅いこと
によるランニングコストの高騰を抑えることができる。
【0011】尚、被加工物に対する加工力以上の付勢力
を有する弾性体によりパンチが上記被加工物方向に付勢
される構造とするのは、加工力以下の付勢力を有する弾
性体で付勢した場合には、被加工物を十分に加工するこ
とができなくなるからである。
【0012】また、上記目的を達成するために、請求項
2記載のプレス金型装置は、コネクティングロッドを介
して動力源と接続され且つ昇降可能なプレス金型本体部
を有し、このプレス金型本体部が、上記コネクティング
ロッド側の作用体と、被加工物の加工表面から加工終了
位置まで押し下げられて被加工物を加工するパンチが取
り付けられた可動プレートとから成るプレス金型装置に
おいて、上記可動プレートは、パンチが固定されると共
に、上記被加工物に対する加工力以上の付勢力を有する
弾性体により上記被加工物方向に付勢され、且つ、上記
可動プレートの被加工物方向の変位を規制するストッパ
ーを有し、しかも、上記パンチが上記被加工物の加工終
了位置に達したとき、上記ストッパーと上記被加工物と
は非接触状態にあることを特徴とする。
【0013】上記構成であっても、請求項1記載の作用
効果と同様の作用効果が発揮される。尚、被加工物の加
工構造は、請求項1のものと異なり、パンチを可動プレ
ート固定し、この可動プレートを被加工物に対する加工
力以上の付勢力を有する弾性体により付勢するような構
造としている。
【0014】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の発明において、上記ストッパーが上記被加工
物を載置するためのダイに取り付けられることにより、
上記可動プレートが被加工物方向に変位するのを上記ス
トッパーにより規制することを特徴とする。
【0015】また、請求項4記載の発明は、請求項1又
は2記載の発明において、上記ストッパーが上記可動プ
レートに取り付けられることにより、上記可動プレート
が被加工物方向に変位するのを上記ストッパーにより規
制することを特徴とする。
【0016】また、請求項5記載の発明は、請求項1記
載の発明において、上記弾性体の長さを変化させること
により、上記パンチに対する付勢力を可変しうることを
特徴とする。このような構造であれば、パンチに対する
付勢力を容易に変更することができるので、例えば、被
加工物の材質等が変更された場合であっても、素早く対
応することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】〔第1の形態〕本発明の第1の形
態を、図1に基づいて、以下に説明する。図1は第1の
形態に係るプレス金型装置の正面図である。図1に示す
ように、フレーム1の上部には、図示しない動力源と接
続されたコネクティングロッド2が設けられており、こ
のコネクティングロッド2の他端にはラム3が回転自在
に取り付けられている。このラム3のラム面には、第1
上型プレート4と第2上型プレート5とが順に固定され
ており、これら両上型プレート4・5と上記ラム3とに
より作用体6を構成している。上記第2上型プレート5
の下方には可動プレート7が配置されており、この可動
プレート7と上記作用体6とによりプレス金型本体部8
が構成されている。上記可動プレート7は上記両上型プ
レート4・5に段付ボルト9により取り付けられおり、
また第2上型プレート5と可動プレート7との間には、
可動プレート7を下方に付勢するための第1スプリング
10が介装されている。上記段付ボルト9は上記両上型
プレート4・5と摺動自在であり、これにより、可動プ
レート7が上下方向(図中A方向)に変位可能な構造と
なっている。
【0018】また、上記可動プレート7の中央部には凹
部7aが形成されており、この凹部7aにコイニングパ
ンチ11が取り付けられている。このコイニングパンチ
11は被加工物14にコイニングを形成するものであ
り、コイニングパンチ11の背面には、コイニングパン
チ11を被加工物14に対する加工力以上の付勢力で付
勢する第2スプリング12が設けられている。そして、
この第2スプリング12により、上記コイニングパンチ
11が上記被加工物14方向に付勢される。上記被加工
物14はダイ15上に載置されており、ダイ15の両端
には、上記コイニングパンチ11が被加工物14の加工
表面から加工終了位置まで押し下げられた場合に、前記
可動プレート7がそれ以上押し下げられるのを防止する
ためのストッパー13・13が設けられている。
【0019】上記構造のプレス金型装置を用いて、被加
工物14にコイニング処理を施す場合には、動力源と接
続されたコネクティングロッド2が回転してプレス金型
本体部8が下方に押し下げられると、これに伴ってコイ
ニングパンチ11が被加工物14の加工表面から加工終
了位置まで押し下げられる。そして、コイニングパンチ
11が被加工物14の加工終了位置まで達すると、可動
プレート7がストッパー13・13に当接し、それ以
上、可動プレート7が下方に下がる(即ち、可動プレー
ト7に取り付けられたコイニングパンチ11が被加工物
14方向に押し下げられる)のが阻止される。したがっ
て、下死点において、コイニングパンチ11と被加工物
14が載置されているダイ15との距離が常に一定に保
たれることになる。この結果、コネクティングロッド2
の熱膨張等によりコイニングパンチ11が所定工程より
下がり深く加工しようとしても、前記両スプリング10
・12が抗してその余分な動きを吸収するため、一定の
所望残肉量に精度良く加工することが可能となる。
【0020】また、上記構成であれば、段付ボルト9を
取り外すだけで、作用体6から可動プレート7を外すこ
とができるので、コイニングパンチ11を容易に交換す
ることができることもできる。尚、弾性体としては上記
のものに限定するものではなく、例えば、板バネやゴム
等を用いても良いことは勿論である。
【0021】〔第2の形態〕本発明の第2の形態を、図
2及び図3に基づいて、以下に説明する。図2は第2の
形態に係るプレス金型装置の正面図、図3は可動プレー
トに設けられた各種のパンチのならびを示す平面図であ
る。尚、上記第1の形態と同一の機能を有する部材につ
いては同一の符号を付し、その説明を省略する場合もあ
る。
【0022】第1上型プレート4の周縁には、フランジ
20aを有する支持体20が固定されており、フランジ
20aと第1上型プレート4との間には、第2上型プレ
ート5、可動プレート7、及びこれら第2上型プレート
5と可動プレート7との間に介装される第1スプリング
10、第2スプリング12が配置されている。この第2
スプリング12は、被加工物14に対する加工力以上の
付勢力でコイニングパンチ11を被加工物14方向に押
圧するものであり、ラム3側に配置されネジから成るス
プリング長さ調整部材25によりその長さが変わるよう
な構造となっている。このような構造とすることによ
り、第2スプリング12の付勢力を容易に変えることが
できるので、被加工物14の材質が変わった場合でも即
座に対応することができる。また、コイニングパンチ1
1に隣接して潰し加工パンチ24が設けられており、更
に、可動プレート7における上記第1スプリング10・
10の付勢位置に固定されたポルト22・22の先端に
は、ストッパー13・13が固定されている。
【0023】上記構造のプレス金型装置を用いて、被加
工物14にコイニングを形成する場合には、上記第1の
形態と略同様に作動するが、プレス金型本体部8側に設
けられたストッパー13とダイ15とが当接することに
より、可動プレート7が下方に下がる(即ち、可動プレ
ート7に取り付けられたコイニングパンチ11が被加工
物14方向に押し下げられる)のが阻止されるというこ
と、及び潰し加工パンチ24による潰し加工とコイニン
グパンチ11によるコイニング加工とが同時になされる
という点で異なる。
【0024】尚、コイニング加工と同時になされる加工
としては、潰し加工に限定するものではなく、穴あけ加
工、外周抜き加工等の他の加工をも同時にすることがで
きる。このような構造とすれば、図3に示すように、穴
あけ加工41と潰し加工42とコイニング加工43と外
周抜き加工44とを同時にすることができるので、より
生産性が向上する。図3における矢符Bは、被加工物の
送り方向を示す。但し、プレス金型装置の伸縮の影響を
完全に排除する必要がある程精密な加工をする場合に
は、穴あけ加工、外周抜き加工等の他の加工とコイニン
グ加工とを、別途の装置で行うことが望ましい。
【0025】〔第3の形態〕本発明の第3の形態を、図
4に基づいて、以下に説明する。図4は第3の形態に係
るプレス金型装置の要部正面図である。尚、上記第1の
形態と同一の機能を有する部材については同一の符号を
付し、その説明を省略する場合もある。第1上型プレー
ト4の周縁には、フランジ30aを有する支持体30が
固定されており、フランジ30aと第1上型プレート4
との間には、第2上型プレート5、可動プレート7、及
びこれら第2上型プレート5と可動プレート7との間に
介装される第1スプリング10・10が配置されてい
る。この第1スプリング10・10は可動プレート7を
被加工物14方向に押圧するものであり、2つの第1ス
プリング10・10の付勢力の和は、被加工物14に対
する加工力以上となるように構成されている。
【0026】上記可動プレート7の中央部には、ボルト
31・31によりコイニングパンチ11が固定されてお
り、可動プレート7における上記第1スプリング10・
10の付勢位置に固定されたポルト32・32の先端に
は、ストッパー13・13が固定されている。
【0027】上記構造のプレス金型装置を用いて、被加
工物14にコイニングを形成する場合にも、コイニング
パンチ11が被加工物14の加工終了位置まで達する
と、可動プレート7に固定されたストッパー13・13
がダイ15当接し、それ以上、可動プレート7が下方に
下がる(即ち、可動プレート7に固定されたコイニング
パンチ11が被加工物14方向に押し下げられる)のが
阻止される。したがって、第1の形態と同様に、下死点
において、コイニングパンチ11と被加工物14が載置
されているダイ15との距離が常に一定に保たれること
になるので、一定の所望残肉量に精度良く加工すること
が可能となる。
【0028】尚、上記第3の形態においては、第1スプ
リング10を2つ設けているが、2つに限定するもので
はなく、3つ以上設けても良いことは勿論である。この
場合にも、第1スプリング10の付勢力の総和が、被加
工物14に対する加工力以上となるように構成されてい
れば良い。
【0029】
【発明の効果】以上で説明したように本発明によれば、
コストアップを招来することなく、加工精度を飛躍的に
向上させることができるといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の形態に係るプレス金型装置の正面図。
【図2】第2の形態に係るプレス金型装置の正面図。
【図3】可動プレートに設けられた各種のパンチのなら
びを示す平面図。
【図4】第3の形態に係るプレス金型装置の要部正面
図。
【図5】従来のプレス金型装置の正面図。
【符号の説明】
1:フレーム 2:コネクティングロッド 3:ラム 6:作用体 7:可動プレート 8:プレス金型本体部 10:第1スプリング 11:コイニングパンチ 12:第2スプリング 14:被加工物 13:ストッパー 15:ダイ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクティングロッドを介して動力源と
    接続され且つ昇降可能なプレス金型本体部を有し、この
    プレス金型本体部が、上記コネクティングロッド側の作
    用体と、被加工物の加工表面から加工終了位置まで押し
    下げられて被加工物を加工するパンチが取り付けられた
    可動プレートとから成るプレス金型装置において、 上記被加工物に対する加工力以上の付勢力を有する弾性
    体により上記パンチが上記被加工物方向に付勢され、且
    つ、上記可動プレートの被加工物方向の変位を規制する
    ストッパーを有し、しかも、上記パンチが上記被加工物
    の加工終了位置に達したとき、上記ストッパーと上記被
    加工物とは非接触状態にあることを特徴とするプレス金
    型装置。
  2. 【請求項2】 コネクティングロッドを介して動力源と
    接続され且つ昇降可能なプレス金型本体部を有し、この
    プレス金型本体部が、上記コネクティングロッド側の作
    用体と、被加工物の加工表面から加工終了位置まで押し
    下げられて被加工物を加工するパンチが取り付けられた
    可動プレートとから成るプレス金型装置において、 上記可動プレートは、パンチが固定されると共に、上記
    被加工物に対する加工力以上の付勢力を有する弾性体に
    より上記被加工物方向に付勢され、且つ、上記可動プレ
    ートの被加工物方向の変位を規制するストッパーを有
    し、しかも、上記パンチが上記被加工物の加工終了位置
    に達したとき、上記ストッパーと上記被加工物とは非接
    触状態にあることを特徴とするプレス金型装置。
  3. 【請求項3】 上記ストッパーが上記被加工物を載置す
    るためのダイに取り付けられることにより、上記可動プ
    レートが被加工物方向に変位するのを上記ストッパーに
    より規制する、請求項1又は2記載のプレス金型装置。
  4. 【請求項4】 上記ストッパーが上記可動プレートに取
    り付けられることにより、上記可動プレートが被加工物
    方向に変位するのを上記ストッパーにより規制する、請
    求項1又は2記載のプレス金型装置。
  5. 【請求項5】 上記弾性体の長さを変化させることによ
    り、上記パンチに対する付勢力を可変しうる、請求項1
    記載のプレス金型装置。
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