JP2019181520A - プレス加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 切削加工と同程度の寸法精度を得ることが可能な順送方式のプレス加工装置の一例を開示する。【解決手段】 第1プレス機11及び第2プレス機12のうち少なくとも一方のプレス機12に設けられ、当該一方のプレス機12が有する金型を位置決めするための第1位置決め部14と、一方のプレス機12が有する金型を位置決めするための第2位置決め部15であって、当該金型を第1位置決め部14に対して送り方向にずれた部位に位置決めする第2位置決め部15とを備える。製造者は、第2プレス機12以前の加工工程において発生する金属材の延び量を考慮して一方のプレス機12が有する金型を位置決めすることができ得る。したがって、製造者は、当該金型の位置を金属材Pの延び量が考慮された適切な位置とすることが可能となり得るので、切削加工と同程度の寸法精度を得ることが可能となり得る。【選択図】図4

Description

本開示は、順送方式のプレス加工装置等に関する。
順送方式のプレス加工装置とは、例えば、特許文献1に記載されているように、帯板状の金属材を一方向に送りながら、当該金属材を塑性変形させて当該金属材を予め決められた形状に成形する加工装置である。
特開2014−17079号公報
プレス加工では、一般的に、切削加工と同程度の寸法精度を得ることが難しい。このため、高い寸法精度が必要とされる機械部品に関しては、当該機械部品を製造する者(以下、製造者という。)は、通常、プレス加工を実施した後に、切削加工を実施する。
本開示は、切削加工と同程度の寸法精度を得ることが可能な順送方式のプレス加工装置の一例を開示する。
帯板状の金属材を一方向に送りながら、当該金属材を塑性変形させて当該金属材を予め決められた形状に成形する順送方式のプレス加工装置は、例えば、金属材に第1形状をプレス成形するための金型を少なくとも1つ有する第1プレス機(11)と、第1形状が成形された金属材に第2形状をプレス成形するための金型を少なくとも1つ有する第2プレス機(12)と、第1プレス機(11)及び第2プレス機(12)のうち少なくとも一方のプレス機(12)に設けられ、当該一方のプレス機(12)が有する金型(12A、12B)を位置決めするための第1位置決め部(14)と、一方のプレス機(12)が有する金型(12A、12B)を位置決めするための第2位置決め部(15)であって、当該金型(12A、12B)を第1位置決め部(14)に対して送り方向にずれた部位に位置決めする第2位置決め部(15)とを備えることが望ましい。
金属材は、通常、プレス加工が実施される度に延びる。このため、必要とされる寸法精度と関係において、金属材の延び量が大きい場合には、金型に対する金属材の位置が適切な位置からずれてしまう現象(以下、位置ずれ現象という。)が発生する可能性がある。
本開示では、製造者は、第2プレス機(12)以前の加工工程において発生する金属材の延び量を考慮して一方のプレス機(12)が有する金型(12A、12B)を位置決めすることができ得る。したがって、製造者は、当該金型(12A、12B)の位置を当該延び量が考慮された適切な位置とすることが可能となり得るので、切削加工と同程度の寸法精度を得ることが可能となり得る。
なお、位置ずれ現象が発生すると、当該位置ずれ現象を原因として、必要とされる寸法精度を得ることが可能なプレス成形を実施することができない。当該原因は、本開示に係る発明者が発見した知見である。
当該プレス加工装置は、以下の構成であってもよい。
すなわち、通常のプレス加工装置においては、高い寸法精度が必要とされるプレス加工は、当該プレス加工装置の最終工程で実施される場合が多い。したがって、第1位置決め部(14)及び第2位置決め部(15)が、最終のプレス成形を実施するプレス機に設けられていることが望ましい。これにより、製造者は、切削加工と同程度の寸法精度を得ることが可能となり得る。
なお、第1プレス機(11)の金型(12A、12B)と第2プレス機(12)の金型(12A、12B)との送り方向の距離(以下、工程間隔という。)は、以下の手法により決定されることが望ましい。
すなわち、第1プレス機(11)を稼働させて金属材の延び量を測定し、当該測定された延び量を利用して第1プレス機(11)の金型(12A、12B)と第2プレス機(12)の金型(12A、12B)との送り方向の距離を決定した後、当該送り方向の距離を当該決定した距離とする。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
第1実施形態に係る製品を示す図である。 第1実施形態に係る製品を示す図である。 第1実施形態に係るプレス加工装置を示す図である。 第1実施形態に係るプレス加工装置を示す図である。 第2実施形態に係るプレス加工装置を示す図である。 第2実施形態に係るプレス加工装置を示す図である。
以下の「発明の実施形態」は、本開示の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位は、「1つの」等の断りがされた場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材は2以上設けられていてもよい。
1.プレス加工装置の概要
本実施形態は、図1に示されるプレス成形品(以下、製品という。)1を成形するためのプレス加工方法及び当該プレス加工方法を利用したプレス加工装置に関する。製品1は、図2に示されるように、段部2を有する。当該製品1の上段部3の外周面3Aと下段部4の外周面4Aとの幾何公差(本実施形態では、同軸度)は、機械加工の精級程度の寸法精度が必要とされる。
図3及び図4に示されるプレス加工装置10は、帯板状の金属材Pを一方向(図3の太い矢印で示される向き)に送りながら、当該金属材Pを塑性変形させて当該金属材Pを予め決められた形状に成形する順送方式のプレス加工装置である。
つまり、プレス加工装置10は、1枚の金属材Pに、順次、塑性加工を施して上段部3の外周面3Aと下段部4の外周面4Aとを一体成形するプレス加工方法を実施可能な装置である。
なお、各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載したものである。したがって、本開示に示された発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。
2.プレス加工装置の詳細
<構成の概要>
プレス加工装置10は、図3に示されように、第1プレス機11及び第2プレス機12等を少なくとも備える。本実施形態に係るプレス加工装置10は、第1プレス機11及び第2プレス機12に加えて打抜プレス機13を備えている。金属材Pは、打抜プレス機13→第1プレス機11→第2プレス機12の順に送られながら、順次、塑性加工が施される。
本実施形態に係る第1プレス機11、第2プレス機12及び打抜プレス機13は、ファインブランキング加工原理を利用したプレス機である。ファインブランキング加工とは、プレス加工によるせん断圧力に加えて、材料である金属材Pに静水圧相当の圧力を作用させながら行うプレス加工である。
<打抜プレス機>
打抜プレス機13は、製品1の抜き穴5(図2参照)を打抜成形するためのプレス機である。当該打抜プレス機13は、打抜成形を施行するための金型として、少なくともパンチ13A及びダイ13B等を備える。
パンチ13Aは雄型である。ダイ13Bは雌型である。角柱状に構成されたパンチ13Aは、角筒状に構成されたダイ13Bに嵌り込むようにダイ13Bに対して相対的に可動する。
これにより、金属材Pに抜き穴5が打ち抜き成形される。ストリッパ13Cは、パンチ13Aが金属材Pを打ち抜く際に、当該パンチ13Aの周囲に密着した金属材Pを離間させるための部材である。
<第1プレス機>
第1プレス機11は、製品1の上段部3及び外周面3A(以下、第1形状ともいう。)を成形するためのプレス機である。当該第1プレス機11は、第1形状のプレス成形を施行するための金型として、少なくともパンチ11A及びダイ11B等を備える。
パンチ11Aは雄型である。ダイ11Bは雌型である。角柱状に構成されたパンチ11Aは、ダイ11Bに設けられた角状の凹部に金属材Pを押し込むようにダイ11Bに対して相対的に可動する。これにより、金属材Pに製品1の第1形状がプレス成形される。
なお、金属材Pのうち凹部の内周面により拘束された部位が外周面3Aとして成形される。ストリッパ11Cは、パンチ11Aがダイに対して相対的に可動する際に、当該パンチ11Aの周囲に密着した金属材Pを離間させるための部材である。
<第2プレス機>
第2プレス機12は、製品1の下段部4及び外周面4A(以下、第2形状ともいう。)を成形するためのプレス機である。当該第2プレス機12は、第2形状のプレス成形を施行するための金型として、少なくともパンチ12A及びダイ12B等を備える。
パンチ12Aは雄型である。ダイ12Bは雌型である。角筒状に構成されたパンチ12Aは、ダイ12Bに設けられた角状の凸部に金属材Pを押し込むようにダイ12Bに対して相対的に可動する。これにより、金属材Pに製品1の第2形状がプレス成形される。
なお、金属材Pのうち凹部の内周面により拘束された部位が外周面4Aとして成形される。ストリッパ12Cは、パンチ12Aがダイに対して相対的に可動する際に、当該パンチ12Aの周囲に密着した金属材Pを離間させるための部材である。
<位置決め部>
図4に示されるように、第1プレス機11及び第2プレス機12のうち少なくとも一方のプレス機には、第1位置決め部14及び第2位置決め部15が設けられている。本実施形態に係る第1位置決め部14及び第2位置決め部15は、最終のプレス成形を実施するプレス機、つまり第2プレス機12に設けられている。
第1位置決め部14及び第2位置決め部15は、第2プレス機12が有する金型、つまりパンチ12A及びダイ12B等の位置を決めるための機能を有する。
すなわち、本実施形態では、金属材Pに対して下側に配置された金型(パンチ11A、ダイ12B及びダイ13B)は、プレス時に金属材Pに対して不動な固定金型である。金属材Pに対して上側に配置された金型(ダイ11B、パンチ12A及びパンチ13A)は、プレス時に金属材Pの厚み方向に可動する可動金型である。
可動金型11B、12A、13Aは、図3に示されるように、可動プレート16Aを介して固定金型11A、12B、13B側に押圧される。固定金型11A、12B、13Bは、固定プレート16Bに位置決めされた状態で当該固定プレート16Bに固定されている。
第1位置決め部14及び第2位置決め部15は、パンチ12A及びダイ12B等を可動プレート16A及び固定プレート16Bに位置決めする。なお、本実施形態に係る第1位置決め部14及び第2位置決め部15は、ノックピン及び当該ノックピンが嵌り込む穴により構成されている。
このため、第1位置決め部14及び第2位置決め部15は、パンチ12A及びダイ12B等を可動プレート16A及び固定プレート16Bに固定する機能を有していない。パンチ12A及びダイ12B等は、第1位置決め部14及び第2位置決め部15により位置決めされた状態でボルト等の締結具(図示せず。)により可動プレート16A及び固定プレート16Bに固定されている。
第1位置決め部14は、パンチ12A及びダイ12B等を可動プレート16A及び固定プレート16Bに対して第1位置に位置決めする。第2位置決め部15は、パンチ12A及びダイ12B等を可動プレート16A及び固定プレート16Bに対して第2位置に位置決めする第2位置は第1位置に対して送り方向にずれた位置である。
第2位置は、第1位置に比べて工程間隔が大きくなる位置である。工程間隔とは、例えば、パンチ12A及びダイ12Bの中心とパンチ11A及びダイ11Bの中心間距離をいう。なお、第1位置決め部14は、図4に示されるように、パンチ12A及びダイ12Bの中心に対して対角の位置に配置された2つの第1位置決め部14A、14Bにより構成されている。
第2位置決め部15は、パンチ12A及びダイ12Bの中心に対して、第1位置決め部14A、14Bと異なる対角の位置に配置された2つの第2位置決め部15A、15Bにより構成されている。
<プレス加工装置の据え付け方法又は保守方法>
プレス加工装置10の据え付け方法又は保守方法とは、要するに、工程間隔の決定方法である。具体的には、プレス加工装置10を据え付ける者又は保守を行う者(以下、作業者という。)は、先ず、第1プレス機11を稼働させて金属材Pの延び量を測定する。
次に、作業者は、当該測定された延び量を利用して工程間隔を決定した後、現実の工程間隔を当該決定した工程間隔とする。このとき、作業者は、第1位置決め部14又は第2位置決め部15を利用して現実の工程間隔を当該決定した工程間隔とする。
なお、第1位置決め部14又は第2位置決め部15では、当該決定した工程間隔を実現できない場合には、作業者は、第3位置決め部を新たに設け、現実の工程間隔を当該決定した工程間隔とする。
3.本実施形態に係るプレス加工装置、及び据え付け方法又は保守方法の特徴
金属材Pは、通常、プレス加工が実施される度に延びる。このため、必要とされる寸法精度と関係において、金属材Pの延び量が大きい場合には、金型に対する金属材Pの位置が適切な位置からずれてしまう現象(以下、位置ずれ現象という。)が発生する可能性がある。
本実施形態では、製造者又は作業者は、第2プレス機12以前の加工工程において発生する金属材Pの延び量を考慮した工程間隔とすることができ得る。したがって、製造者は、パンチ12A及びダイ12Bの位置を当該延び量が考慮された適切な位置とすることが可能となり得るので、切削加工と同程度の寸法精度を得ることが可能となり得る。
通常のプレス加工装置においては、高い寸法精度が必要とされるプレス加工は、当該プレス加工装置の最終工程で実施される場合が多い。したがって、本実施形態のごとく、第1位置決め部14及び第2位置決め部15が、最終のプレス成形を実施するプレス機、つまり第2プレス機12に設けられていることが望ましい。これにより、製造者は、切削加工と同程度の寸法精度を得ることが可能となり得る。
(第2実施形態)
上述の実施形態に係る第2プレス機12は、当該第2プレス機12によるプレス加工により、(a)最終のプレス成形加工、及び(b)製品1を金属材Pから打ち抜く打ち抜き加工を施行した。
これに対して、本実施形態では、図5及び図6に示されるように、2つのプレス機21、22により、上述の実施形態に係る第2プレス機12と同様な加工、つまり(a)最終のプレス成形加工、及び(b)打ち抜き加工を施行する。
プレス機21は、主に最終のプレス成形加工を施行する。このため、プレス機21の構成は、上述の実施形態に係る第2プレス機12と同じである。プレス機22は、プレス機21にて最終のプレス成形加工が終了した製品1を金属材Pから打ち抜く打ち抜き加工を施行する。
なお、プレス機21では、製品1は金属材Pに対して完全に打ち抜かれていない状態、つまり、いわゆる「半抜き」状態で最終のプレス成形加工が施行される。プレス機22の構成は打抜プレス機13と同様である。
具体的には、プレス機22は、パンチ22A、ダイ22B及びストリッパ22C等を少なくとも有する。なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号が付されている。このため、本実施形態では、重複する説明は省略されている。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、3つの工程(打抜プレス機13→第1プレス機11→第2プレス機12)により製品が成形された。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、第1プレス機11と第2プレス機12との間に他の成形用プレス機(プレス工程)が存在した構成、又は打抜プレス機13が存在しない構成であってもよい。
上述の実施形態に係るプレス加工装置の成形対象製品は、図1及び図2に示された製品に限定されるものではない。すなわち、成形対象製品は、例えば、リクライナ用のラチェット、ポール及びロアアーム等であってもよい。
上述の実施形態に係る第1プレス機11のパンチ11A及びダイ11Bは、他のプレス機12、13のパンチ12A、13A及びダイ12B、13Bと上下逆であった。これは、製品1が段部2を有するからである。したがって、製品1の形状が異なる場合には、第1プレス機11の構成も上述の実施形態と異なる構成となる。つまり、本明細書に開示された発明は上記に限定されるものではない。
上述の実施形態に係るプレス加工装置10は、ファインブランキング加工原理を利用したプレス機にて構成されていた。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、ファインブランキング加工原理を利用していないプレス機にて構成されていてもよい。
上述の実施形態に係る第1位置決め部14及び第2位置決め部15は、最終のプレス成形を実施するプレス機、つまり第2プレス機12に設けられていた。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、第1位置決め部14及び第2位置決め部15は、例えば、最終のプレス成形を実施するプレス機以外のプレス機、つまり第1プレス機11、又は全てのプレス機11〜13に設けられていてもよい。
上述の実施形態に係る第1位置決め部14及び第2位置決め部15は、ノックピン及び当該ノックピンが嵌り込む穴により構成されていた。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、第1位置決め部14及び第2位置決め部15は、例えばボルト等の締結具により構成されていてもよい。
上述の実施形態では、作業者は、第1位置決め部14又は第2位置決め部15では当該決定した工程間隔を実現できない場合、第3位置決め部を新たに設けた。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、作業者は、例えば、第1位置決め部14にて位置決めした状態で第1プレス機11を稼働させて金属材Pの延び量を測定した後、当該測定した延び量に基づいて第2位置決め部を設けた後、現実の工程間隔を当該延び量に基づいて決定された工程間隔としてもよい。
上述の第2実施形態では、プレス機21が主に最終のプレス成形加工を施行し、プレス機22が打ち抜き加工を施行した。しかし、本明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該発明は、例えば、プレス機21及びプレス機22が協働して最終のプレス成形加工を施行する構成、又は3台以上のプレス機が協働して最終のプレス成形加工を施行する構成であってもよい。
さらに、本開示は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態を組み合わせてもよい。
10… プレス加工装置
11… 第1プレス機
12… 第2プレス機
13… 打抜プレス機
14… 第1位置決め部
15… 第2位置決め部
16A… 可動プレート
16B… 固定プレート
P… 金属材

Claims (4)

  1. 帯板状の金属材を一方向に送りながら、当該金属材を塑性変形させて当該金属材を予め決められた形状に成形する順送方式のプレス加工装置において、
    金属材に第1形状をプレス成形するための金型を少なくとも1つ有する第1プレス機と、
    前記第1形状が成形された金属材に第2形状をプレス成形するための金型を少なくとも1つ有する第2プレス機と、
    前記第1プレス機及び前記第2プレス機のうち少なくとも一方のプレス機に設けられ、当該一方のプレス機が有する金型を位置決めするための第1位置決め部と、
    前記一方のプレス機が有する金型を位置決めするための第2位置決め部であって、当該金型を前記第1位置決め部に対して送り方向にずれた部位に位置決めする第2位置決め部と
    を備えるプレス加工装置。
  2. 前記第1位置決め部及び前記第2位置決め部は、最終のプレス成形を実施するプレス機に設けられている請求項1に記載のプレス加工装置。
  3. 第1プレス機及び第2プレス機を有する順送方式のプレス加工装置の据え付け方法において、
    前記第1プレス機を稼働させて金属材の延び量を測定し、当該測定された延び量を利用して前記第1プレス機の金型と前記第2プレス機の金型との送り方向の距離を決定した後、当該送り方向の距離を当該決定した距離とするプレス加工装置の据え付け方法。
  4. 第1プレス機及び第2プレス機を有する順送方式のプレス加工装置の保守方法において、
    前記第1プレス機を稼働させて金属材の延び量を測定し、当該測定された延び量を利用して前記第1プレス機の金型と前記第2プレス機の金型との送り方向の距離を決定した後、当該送り方向の距離を当該決定した距離とするプレス加工装置の保守方法。
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