JP5848634B2 - 車両用アクセルペダル装置 - Google Patents
車両用アクセルペダル装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5848634B2 JP5848634B2 JP2012043968A JP2012043968A JP5848634B2 JP 5848634 B2 JP5848634 B2 JP 5848634B2 JP 2012043968 A JP2012043968 A JP 2012043968A JP 2012043968 A JP2012043968 A JP 2012043968A JP 5848634 B2 JP5848634 B2 JP 5848634B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation amount
- accelerator pedal
- reaction force
- amount
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 35
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 claims description 28
- XDDAORKBJWWYJS-UHFFFAOYSA-N glyphosate Chemical compound OC(=O)CNCP(O)(O)=O XDDAORKBJWWYJS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 31
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 19
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 3
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
Images
Landscapes
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
また、踏み込み操作量が特定操作量を前後するようにアクセルペダル操作部が操作される場合であってもペダル反力に極大値が頻繁に発生することを防止でき、自動変速装置のシフトダウンとシフトアップが頻繁に切り替わることを防止できる。したがって、ペダル反力に極大値が頻繁に発生することによる運転者の負担を軽減でき、自動変速装置のシフトダウンとシフトアップの繰り返しで車両の走行が不安定になることを防止できる。
また、本発明は、運転者が踏み込み操作するアクセルペダル操作部の踏み込み操作量を検出する操作量検出手段と、前記踏み込み操作量に基づく開度指令に応じてスロットル開度を調節するスロットルバルブ駆動手段と、前記踏み込み操作量に基づく反力指令に応じて前記アクセルペダル操作部にペダル反力を付与する反力発生手段と、前記踏み込み操作量の変化に対応して前記スロットル開度を変化させるように前記開度指令を前記スロットルバルブ駆動手段に与え、前記アクセルペダル操作部が踏み込み操作されて前記踏み込み操作量が所定の特定操作量に達したときに前記ペダル反力が一時的に高まる極大値を発生するように前記反力指令を前記反力発生手段に与え、前記踏み込み操作量が前記特定操作量を超えたときに自動変速装置をシフトダウンさせる制御装置と、を備える車両用アクセルペダル装置とする。そして、前記制御装置は、前記踏み込み操作量が前記特定操作量を超えた場合、前記アクセルペダル操作部が戻されて前記踏み込み操作量が前記特定操作量より小さい所定の戻り操作量に達するまでは、前記アクセルペダル操作部が踏み込み操作されて前記踏み込み操作量が再び前記特定操作量に達しても前記ペダル反力に前記極大値を発生させず、前記踏み込み操作量が再び前記特定操作量を超えても前記自動変速装置をシフトダウンさせないことを特徴とする。
この発明によると、踏み込み操作量が特定操作量を前後するようにアクセルペダル操作部が操作される場合であってもペダル反力に極大値が頻繁に発生することを防止でき、自動変速装置のシフトダウンとシフトアップが頻繁に切り替わることを防止できる。したがって、ペダル反力に極大値が頻繁に発生することによる運転者の負担を軽減でき、自動変速装置のシフトダウンとシフトアップの繰り返しで車両の走行が不安定になることを防止できる。
図1に示すように、本実施形態に係るアクセルペダル装置1はエンジン8の駆動力を自動変速装置7(オートマチックトランスミッション:以下、AT7と記載する)を介して図示しない駆動輪に伝達する車両Vに備わる車両用アクセルペダル装置であり、支持部2aを支点として揺動する軸部2bの先端に、運転者が踏み込み操作するペダルパッド2cが取り付けられて構成されるアクセルペダル操作部2と、アクセルペダル操作部2に付与する反力(付加反力)を発生する反力発生装置3と、反力発生装置3を制御する制御装置4と、を含んで構成される。
反力発生装置3は発生した反力をアクセルペダル操作部2に付与する反力発生手段であって制御装置4で制御される。そして、反力発生装置3と制御装置4を含んで、本実施形態に係るアクセルペダル反力制御装置10が構成される。
また、制御装置4は、AT7およびエンジン8も制御するように構成される。
スロットル開度の増加率(減少率)はアクセルペダル操作部2のストローク量の増加率(減少率)に対応するように設定される。つまり、スロットル開度の変化量はアクセルペダル操作部2のストローク量(踏み込み操作量)の変化量に対応して決定される。
制御装置4は、ストロークセンサ5から入力される検出値に基づいて演算するアクセルペダル操作部2のストローク量に対応するスロットル開度を演算する。さらに、制御装置4は演算したスロットル開度に基づいた開度指令をスロットルバルブ駆動装置8aに与えてスロットルバルブを駆動し、スロットルバルブのスロットル開度を演算した開度に調節する。
なお、標準開度マップMP1はマップ形式のデータに限定されることなく、テーブル形式や関数形式など、制御装置4が参照可能な形態であればよい。
例えば、図2の(b)に示すように、アクセルペダル操作部2のストローク量(AS)と、アクセルペダル操作部2に付与するペダル反力(PW)の関係を示すマップ(標準反力マップMP2)が予め設定され、制御装置4の図示しない記憶部に記憶される構成とすればよい。制御装置4は演算したストローク量に応じて標準反力マップMP2を参照してアクセルペダル操作部2に付与するペダル反力を演算できる。
このような標準反力マップMP2は、車両V(図1参照)に要求される運動性能等に基づいて適宜決定されていることが好ましい。
なお、図2の(b)に示す標準反力マップMP2は、ストローク量が増加する方向のペダル反力を実線で示し、ストローク量が減少する方向のペダル反力を破線で示している。
また、標準反力マップMP2はマップ形式のデータに限定されることなく、テーブル形式や関数形式など、制御装置4が参照可能な形態であればよい。
さらに、制御装置4は、ストローク量が所定値(この所定値を、以下、特定操作量という)に至るまでアクセルペダル操作部2が踏み込み操作されたとき、特定操作量に達するまでアクセルペダル操作部2が踏み込み操作されたことを運転者に通知するためにペダル反力を一時的に高めてペダル反力に極大値を発生させる。
なお、図4のシフト線図SH1において、「X→(X+1)」が記載される実線はX段ギヤから(X+1)段ギヤへのシフトアップを示す線(以下、シフトアップ線Lsuと称する)であり、「X←(X+1)」が記載される破線は(X+1)段ギヤからX段ギヤへのシフトダウンを示す線(以下、シフトダウン線Lsdと称する)である。ここで、「X」、「X+1」(X:1〜4)は、AT7が有する変速段の数を示す。
本実施形態においては「1段ギヤ」から「5段ギヤ」まで、5段の変速段を有するAT7を例示したが、AT7が有する変速段は5段に限定されない。
このとき、運転者はペダル反力に発生する極大値に抗する踏力でアクセルペダル操作部2を踏み込み操作する。したがって、極大値が発生した後でペダル反力が急激に低下したときに、運転者は意図するよりも大きくアクセルペダル操作部2を踏み込み操作することがある。
この場合にスロットル開度がアクセルペダル操作部2のストローク量に応じて開くと、車両は運転者が意図するよりも大きく加速して運転者に違和感を与える。
例えば、制御装置4(図1参照)は、アクセルペダル操作部2(図1参照)のストローク量が、ペダル反力に極大値「pk1」を発生させる特定操作量「st1」より大きくなった場合に、ストローク量の変化量に対するスロットル開度の変化量(スロットル開度の変化率)が従前よりも小さくなるように、図2の(a)に示す標準開度マップMP1を補正する。つまり、スロットル開度の変化率を従前よりも小さくする。
ここでいう従前は、ストローク量が特定操作量「st1」より大きくなる前を示す。
したがって、ペダル反力が一時的に高められて極大値「pk1」が発生した後に運転者が同じ操作量(変化率が同じになるような操作量)でアクセルペダル操作部2を操作してもスロットル開度の変化量は小さくなる。換言すると、アクセルペダル操作部2の同じ踏み込み量に対してスロットル開度が開く程度が小さくなる。
そして、スロットル開度が開くことによる加速の効果が小さくなって車両V(図1参照)の加速度が小さくなる。
なお、図6の(b)に示す点線L1,L2はペダル反力の上昇を示す線であり、点線L1は極大値「pk1」が発生することを示し点線L2は極大値が発生しないことを示す。
このような構成によって、運転者がアクセルペダル操作部2を小さな変化量で頻繁に操作するときの負担を軽減できる。
そこで、例えば図7の(a)に示すように、AT7(図1参照)がキックダウンする特定操作量「st1」より大きなストローク量でスロットル開度の変化率が小さくなるように補正された場合に、特定操作量「st1」より大きな所定のストローク量になったときに(図7の(a)では「st1a」)、制御装置4(図1参照)が、スロットル開度の変化率を大きくするように補正する構成としてもよい。
または図7の(b)に補正開度マップMP1cとして示すように、所定値「st1a」より大きなストローク量では、制御装置4が、標準開度マップMP1におけるスロットル開度の変化率と同じ変化率となるように補正する構成としてもよい。
このような所定値「st1a」やスロットル開度の変化率は、例えば、エンジン8(図1参照)の性能等に基づいて適宜設定される値とすればよい。
「フルATモード」は、車両Vの車体速度やエンジン8の回転速度など、車両Vの走行状態に応じて制御装置4がAT7の変速段を自動的に設定するオートマチックモードであり、「セミMTモード」は、運転者の意図をAT7の変速段の設定に反映させるマニュアルモードである。
また、車両V(図1参照)が停車したときには、AT7に指令を与えて発進のためのギヤ(例えば、1段ギヤ)にシフトダウンさせるように制御装置4が構成されることが好ましい。
この場合、制御装置4(図1参照)は、設定されているモードによって標準開度マップMP1と補正開度マップMP1a(補正開度マップMP1b、補正開度マップMP1c)を切り替えて参照するとともに、設定されているモードによって反力マップMP2と極大値発生反力マップMP2aを切り替えて参照する構成とすればよい。
また、制御装置4は、「セミMTモード」に設定されている場合には補正開度マップMP1a(図5参照)を参照してスロットル開度を設定し、さらに、極大値発生反力マップMP2a(図3参照)を参照してペダル反力を設定する。
なお、補正開度マップMP1aに替わって補正開度マップMP1b(図7の(a)参照)が備わる場合、制御装置4は補正開度マップMP1aに替えて補正開度マップMP1bを参照し、補正開度マップMP1aに替わって補正開度マップMP1c(図7の(b)参照)が備わる場合、制御装置4は補正開度マップMP1aに替えて補正開度マップMP1cを参照する。
また、アクセルペダル操作部2(図1参照)の操作頻度や操作速度(ストローク速度)に応じて「セミMTモード」と「フルATモード」が切り替わる構成であってもよい。
例えば、アクセルペダル操作部2の操作頻度が高い場合やストローク速度が高い場合、制御装置4は運転者が機敏に車両V(図1参照)を操作する意図があると判定し、自身を「セミMTモード」に設定する構成であってもよい。
以上のように、制御装置4は運転者の操作と車両Vの状態の少なくとも一方に基づいて、自身の「セミMTモード」と「フルATモード」を切り替える構成であればよい。
ここで制御装置4が「セミMTモード」から「フルATモード」への切り替えを判定する、車体速度の変化の所定値およびストローク量の変化の所定値や所定時間は、例えば車両V(図1参照)に要求される運動性能などに基づいて、それぞれ適宜設定される値とすればよい。
さらに、制御装置4は、ペダル反力に極大値を発生させた後、ストローク量の変化量に対するスロットル開度の変化量を変える。具体的に制御装置4は、ストローク量の変化量に対するスロットル開度の変化量(スロットル開度の変化率)を小さくする。
なお、図8に示す手順は、例えば、制御装置4が実行するプログラムに組み込まれ、所定の周期で繰り返し実行されるような構成とすればよい。
「セミMTモード」に設定されている場合(ステップS1→Yes)、制御装置4は、標準反力マップMP2から極大値発生反力マップMP2aに切り替えて参照し(ステップS2)、アクセルペダル操作部2に付与するペダル反力を設定する。
なお、制御装置4が、設定されているモードに関係なくアクセルペダル操作部2のストローク量に応じてペダル反力に極大値を発生させる構成の場合にはステップS1を省略できる。
なお、補正開度マップMP1aに替わって図7の(a)に示す補正開度マップMP1bが備わる場合、制御装置4はステップS3で標準開度マップMP1から補正開度マップMP1bに切り替えて参照する。また、補正開度マップMP1aに替わって図7の(b)に示す補正開度マップMP1cが備わる場合、制御装置4はステップS3で標準開度マップMP1から補正開度マップMP1cに切り替えて参照する。
制御装置4は、エンジン8の回転速度が許容範囲を超えていない場合(ステップS7→No)はこの手順を終了するが、エンジン8の回転速度が許容範囲を超えている場合(ステップS7→Yes)はAT7に指令を与えてシフトダウンしてから(ステップS8)この手順を終了する。
ステップS5でストローク量が特定操作量「st1」でなければ(ステップS5→No)、制御装置4は、ストローク量と特定操作量「st2」を比較する(ステップS9)。なお、ストローク量が特定操作量「st1」以上ではない場合(ステップS4→No)、制御装置4は、ステップS7を実行する。
さらに制御装置4は、補正開度マップMP1aから標準開度マップMP1に切り替えて参照し(ステップS14)、スロットル開度を設定する。
そして、制御装置4は、AT7をクルーズギヤに設定する(ステップS15)。つまり制御装置4は、車両Vの車体速度やエンジン8の回転速度に応じた好適なギヤに順次切り替える。
そして制御装置4はこの手順を終了する。
さらに、AT7がキックダウンによってシフトダウンした後は、アクセルペダル操作部2のストローク量の変化量に対するスロットル開度の変化量が小さくなり、スロットル開度が開くことによる加速効果が抑制される。このことによって、ストローク量が特定操作量「st1」,「st2」を超える領域でアクセルペダル操作部2が踏み込み操作されたときに運転者が感じる違和感を軽減できる。
例えば制御装置4(図1参照)が「セミMTモード」に設定されている場合、運転者は車両V(図1参照)を機敏に走行させることを要求する場合が多い。このことから、制御装置4が「セミMTモード」に設定されている場合には、アクセルペダル操作部2(図1参照)の踏み込み量が少なくてもAT7(図1参照)がキックダウンしてシフトダウンし、車両Vが速やかに加速することが好ましい。
このとき、スロットル開度が「th3」より小さい開度で、AT7がキックダウンする構成とすれば、運転者は速やかにAT7のキックダウンを作動させることができ、車両V(図1参照)を速やかに加速できる。
図9に示すように、交点Pd3に対応するスロットル開度は、シフト線図SH1の補正前にAT7(図1参照)がキックダウンする開度「th3」よりも小さい開度「th5」となる。
つまり、スロットル開度が「th5」まで開くように、運転者がアクセルペダル操作部2(図1参照)を踏み込んだときにAT7がキックダウンする。このことは、運転者によるアクセルペダル操作部2の踏み込み量が少なくてもAT7がキックダウンによってシフトダウンすることを示し、運転者が速やかにAT7をシフトダウンさせて車両V(図1参照)を加速できることを示す。
なお、シフトダウン線Lsd3、Lsd4のシフト移動量は、車両V(図1参照)に要求される運動性能等に基づいて適宜決定される量とすればよい。
またシフトアップによって運転者が車両Vを速やかに加速できなくなる場合もある。
そこで、制御装置4(図1参照)がシフト線図SH1を補正して、シフトアップしにくい状態とする構成としてもよい。
なお制御装置4がシフトアップ線Lsu4を元に戻す第2戻り操作量は、車両V(図1参照)に要求される運動性能等に基づいて適宜設定される値であればよい。例えば、図6の(b)に示す戻り操作量「st1S」と同じであってもよい。
また、シフトアップ線Lsu4のシフト移動量も車両Vに要求される運動性能等に基づいて適宜決定される量とすればよい。
2 アクセルペダル操作部
3 反力発生装置(反力発生手段)
4 制御装置
5 ストロークセンサ(操作量検出手段)
7 AT(自動変速装置)
7a AT駆動装置
8 エンジン
8a スロットルバルブ駆動装置(スロットルバルブ駆動手段)
10 アクセルペダル反力制御装置
V 車両
Claims (6)
- 運転者が踏み込み操作するアクセルペダル操作部の踏み込み操作量を検出する操作量検出手段と、
前記踏み込み操作量に基づく開度指令に応じてスロットル開度を調節するスロットルバルブ駆動手段と、
前記踏み込み操作量に基づく反力指令に応じて前記アクセルペダル操作部にペダル反力を付与する反力発生手段と、
前記踏み込み操作量の変化に対応して前記スロットル開度を変化させるように前記開度指令を前記スロットルバルブ駆動手段に与え、前記アクセルペダル操作部が踏み込み操作されて前記踏み込み操作量が所定の特定操作量に達したときに前記ペダル反力が一時的に高まる極大値を発生するように前記反力指令を前記反力発生手段に与え、前記踏み込み操作量が前記特定操作量を超えたときに自動変速装置をシフトダウンさせる制御装置と、
を備える車両用アクセルペダル装置において、
前記制御装置は、
前記踏み込み操作量が前記特定操作量を超えたときに、
超える前に比べて前記踏み込み操作量の変化量に対する前記スロットル開度の変化量を小さくし、
前記踏み込み操作量が前記特定操作量を超えた場合、前記アクセルペダル操作部が戻されて前記踏み込み操作量が前記特定操作量より小さい所定の戻り操作量に達するまでは、
前記アクセルペダル操作部が踏み込み操作されて前記踏み込み操作量が再び前記特定操作量に達しても前記ペダル反力に前記極大値を発生させず、前記踏み込み操作量が再び前記特定操作量を超えても前記自動変速装置をシフトダウンさせないことを特徴とする車両用アクセルペダル装置。 - 前記制御装置は、運転者の操作と車両の状態の少なくとも一方に基づいて、
前記自動変速装置の変速段を車両の走行状態に応じて自動的に設定するオートマチックモードと、運転者の意図を前記自動変速装置の変速段の設定に反映させるマニュアルモードと、のいずれか一方に自身を設定可能であり、
前記マニュアルモードに設定されている場合に限って、
前記アクセルペダル操作部が踏み込み操作されて前記踏み込み操作量が前記特定操作量に達したときに前記ペダル反力に前記極大値を発生させ、前記踏み込み操作量が前記特定操作量を超えたときに前記自動変速装置をシフトダウンさせ、さらに、前記踏み込み操作量が前記特定操作量を超える前に比べて前記踏み込み操作量の変化量に対する前記スロットル開度の変化量を小さくすることを特徴とする請求項1に記載の車両用アクセルペダル装置。 - 前記制御装置は、
前記マニュアルモードに設定されている場合に、車体速度の変化量が所定値より小さいとき、または、前記踏み込み操作量の変化量が所定値より小さい状態が所定時間に亘って継続したときに、自身を前記オートマチックモードに設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用アクセルペダル装置。 - 前記制御装置は、
前記マニュアルモードに設定されている場合に、前記オートマチックモードに設定されている場合に比べて前記自動変速装置をシフトダウンしやすくするように前記特定操作量を小さくすることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の車両用アクセルペダル装置。 - 前記制御装置は、
前記マニュアルモードに設定されている場合に前記踏み込み操作量が前記特定操作量を超えたとき、
前記アクセルペダル操作部が戻されて前記踏み込み操作量が前記特定操作量より小さい所定の第2戻り操作量に達するまでは、前記踏み込み操作量が前記特定操作量を超える前に比べ、前記アクセルペダル操作部が戻されたときに前記自動変速装置をシフトアップしにくくすることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の車両用アクセルペダル装置。 - 運転者が踏み込み操作するアクセルペダル操作部の踏み込み操作量を検出する操作量検出手段と、
前記踏み込み操作量に基づく開度指令に応じてスロットル開度を調節するスロットルバルブ駆動手段と、
前記踏み込み操作量に基づく反力指令に応じて前記アクセルペダル操作部にペダル反力を付与する反力発生手段と、
前記踏み込み操作量の変化に対応して前記スロットル開度を変化させるように前記開度指令を前記スロットルバルブ駆動手段に与え、前記アクセルペダル操作部が踏み込み操作されて前記踏み込み操作量が所定の特定操作量に達したときに前記ペダル反力が一時的に高まる極大値を発生するように前記反力指令を前記反力発生手段に与え、前記踏み込み操作量が前記特定操作量を超えたときに自動変速装置をシフトダウンさせる制御装置と、
を備える車両用アクセルペダル装置において、
前記制御装置は、
前記踏み込み操作量が前記特定操作量を超えた場合、前記アクセルペダル操作部が戻されて前記踏み込み操作量が前記特定操作量より小さい所定の戻り操作量に達するまでは、
前記アクセルペダル操作部が踏み込み操作されて前記踏み込み操作量が再び前記特定操作量に達しても前記ペダル反力に前記極大値を発生させず、前記踏み込み操作量が再び前記特定操作量を超えても前記自動変速装置をシフトダウンさせないことを特徴とする車両用アクセルペダル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012043968A JP5848634B2 (ja) | 2012-02-29 | 2012-02-29 | 車両用アクセルペダル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012043968A JP5848634B2 (ja) | 2012-02-29 | 2012-02-29 | 車両用アクセルペダル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013181410A JP2013181410A (ja) | 2013-09-12 |
JP5848634B2 true JP5848634B2 (ja) | 2016-01-27 |
Family
ID=49272266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012043968A Expired - Fee Related JP5848634B2 (ja) | 2012-02-29 | 2012-02-29 | 車両用アクセルペダル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5848634B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6197237B2 (ja) | 2014-09-16 | 2017-09-20 | 本田技研工業株式会社 | 車両用変速制御装置 |
DE102016005121B3 (de) * | 2016-04-28 | 2017-07-20 | Audi Ag | Fahrzeug mit einem Automatikgetriebe |
DE102016005119B3 (de) * | 2016-04-28 | 2017-07-06 | Audi Ag | Fahrzeug mit einem Automatikgetriebe |
JP6702157B2 (ja) * | 2016-11-25 | 2020-05-27 | トヨタ自動車株式会社 | アクセルペダルの反力付与装置 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6318146A (ja) * | 1986-07-10 | 1988-01-26 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用駆動力制御装置 |
JP3038776B2 (ja) * | 1990-04-03 | 2000-05-08 | 日産自動車株式会社 | 自動変速機付き車両のスロットルバルブ制御装置 |
JPH05231194A (ja) * | 1992-02-26 | 1993-09-07 | Nippondenso Co Ltd | アクセルペダルの踏込反力制御装置 |
JP2002029278A (ja) * | 2000-07-13 | 2002-01-29 | Aisan Ind Co Ltd | アクセル装置 |
JP3651793B2 (ja) * | 2002-04-03 | 2005-05-25 | 本田技研工業株式会社 | 車両用アクセルペダル装置 |
JP4165301B2 (ja) * | 2003-05-30 | 2008-10-15 | 日産自動車株式会社 | 車両のスロットル制御方法 |
JP2005090347A (ja) * | 2003-09-17 | 2005-04-07 | Honda Motor Co Ltd | 車両用アクセルペダル装置 |
DE102004028705B3 (de) * | 2004-06-14 | 2006-02-09 | Siemens Ag | Verfahren zur Steuerung eines Automatikgetriebes |
JP4539428B2 (ja) * | 2005-05-10 | 2010-09-08 | 日産自動車株式会社 | 車両におけるアクセルペダル操作量に対する応答性補正 |
JP5278161B2 (ja) * | 2008-07-29 | 2013-09-04 | 日産自動車株式会社 | アクセルペダル反力制御装置 |
-
2012
- 2012-02-29 JP JP2012043968A patent/JP5848634B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013181410A (ja) | 2013-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4306713B2 (ja) | 車両の制御装置、制御方法、その制御方法をコンピュータで実現するプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 | |
US7555967B2 (en) | Shift control apparatus for automatic transmission | |
JP5278590B2 (ja) | 車両制御システムおよび車両制御方法 | |
JP2012122549A (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
JP6274148B2 (ja) | 車両の制御装置 | |
JP5407979B2 (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
JP5848634B2 (ja) | 車両用アクセルペダル装置 | |
JP2007232098A (ja) | 車両の制御装置 | |
JP6330838B2 (ja) | 車両の表示制御装置 | |
JP4857573B2 (ja) | 車輌用の変速制御装置 | |
JP2008111470A (ja) | 無段変速機のモード切り替え時変速制御装置 | |
KR102565356B1 (ko) | 하이브리드 차량의 회생제동 제어 방법 | |
JP5383921B2 (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
JP2009138861A (ja) | 車両統合制御装置 | |
JP5125878B2 (ja) | 車速制限解除時における自動変速機の変速制御装置 | |
JP2018130987A (ja) | 車両の駆動力制御装置 | |
JP2017185858A (ja) | 車両の表示制御装置 | |
JP5136231B2 (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
JP2008001131A (ja) | 車両の駆動力制御装置 | |
JP2006142963A (ja) | 車両の駆動力制御装置 | |
JP2007155047A (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
JP2010002038A (ja) | 自動変速機のモード切替時変速制御装置 | |
JP6115233B2 (ja) | 車両用変速装置 | |
JP2004301141A (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
JP2024000427A (ja) | エンジンの運転状態表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141128 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150713 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150728 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150928 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151127 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5848634 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |