JP5848195B2 - 乗客コンベアのガイドシュー取り外し方法及びガイドシュー取り外し治具 - Google Patents

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Description

本発明は、エスカレータや動く歩道等の乗客コンベアのガイドシュー取り外し方法及びガイドシュー取り外し治具に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2011−190043号公報(特許文献1)がある。この公報には、ステップのブラケットにガイドシューを取り付け、ガイドシューをスカートガードの表面に摺接させて、ステップの左右方向の動きを規制した乗客コンベアが記載されている。
特開2011−190043号公報
しかしながら、特許文献1に記載された乗客コンベアでは、補強板に形成された係合孔に、ガイドシューに設けられた係止爪を係合させる取り付け構造としていたため、取り付けや取り外しの際には、爪部を摘んで中心側に閉じるように力を加え外径を小さくした状態を保持しながら行う必要があった。このため、繰り返しの使用などによって爪部が折れたりして、結局、作業性が悪いものとなっていた。爪部に代えてボルトを使用する構成も示されているが、ボルトの着脱が面倒であり、結局、作業性を改善することができなかった。
そこで、本発明は、ガイドシュー取り外し作業が容易な乗客コンベアのガイドシュー取り外し方法及びガイドシュー取り外し治具を提供する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の手段は、乗客コンベアのステップに形成された貫通孔に当該貫通孔の一方側から突出部材を挿入して取り付けられたガイドシューを取り外す乗客コンベアのガイドシュー取り外し方法において、前記貫通孔の他方側から前記ガイドシューの前記突出部材に接触して当該突出部材を当該貫通孔から押し出すために当該貫通孔内に挿入可能とした押し出し部と、前記押し出し部が前記貫通孔内に挿入される長さを規制する挿入規制部とを有するガイドシュー取り外し治具を用い、前記挿入規制部によって規制される長さまで前記貫通孔の他方側から前記押し出し部を挿入し、前記貫通孔から前記突出部材を押し出して当該ガイドシューを取り出すものであり、取り外す当該ガイドシューの構造を、弾性変形可能な支持部材を有し、当該支持部材の自由端側に前記突出部材が設けられたタイプとすることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の第2の手段は、乗客コンベアのステップに形成された貫通孔に当該貫通孔の一方側から突出部材を挿入して取り付けられたガイドシューを取り外す乗客コンベアのガイドシュー取り外し方法において、前記貫通孔の他方側から前記ガイドシューの前記突出部材に接触して当該突出部材を当該貫通孔から押し出すために当該貫通孔内に挿入可能とした押し出し部と、前記押し出し部が前記貫通孔内に挿入される長さを規制する挿入規制部と、を有するガイドシュー取り外し治具を用い、前記挿入規制部によって規制される長さまで前記貫通孔の他方側から前記押し出し部を挿入し、前記貫通孔から前記突出部材を押し出して当該ガイドシューを取り出すものであり、取り外す当該ガイドシューの構造を、複数の前記突出部材を有するタイプとし、前記突出部材の位置に対応して前記貫通孔が複数設けられ、前記貫通孔の位置に対応して前記押し出し部が複数設けられたことを特徴とする。
本発明の乗客コンベアのガイドシュー取り外し方法およびガイドシュー取り外し治具によれば、ガイドシュー取り外し作業が容易となる。
本発明の一実施の形態によるガイドシュー取り外し方法を採用する乗客コンベアの要部斜視図である。 図1に示したステップの側面図である。 図1に示した乗客コンベアの要部を断面した正面図である。 図1に示した補強板へのガイドシューの取り付け途中状態を示す要部斜視図である。 図4に示したガイドシューを拡大した斜視図である。 図1に示した補強板へのガイドシューの取り付け状態を示す断面図である。 本発明の一実施の形態による乗客コンベアのガイドシュー取り外し治具を示す斜視図である。 図7に示したガイドシュー取り外し治具の寸法関係を示す要部拡大図である。 図7に示したガイドシュー取り外し治具の使用初期状態を示す側面図である。 図7に示したガイドシュー取り外し治具の使用初期状態を示す上面図である。 図7に示したガイドシュー取り外し治具の使用途中状態を示す上面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態によるガイドシュー取り外し方法を採用する乗客コンベアを示す要部斜視図である。
ここでは乗客コンベアの一例としてエスカレータを示す。この乗客コンベアは、建屋の各階床の床面に設置された乗降床1と、無端状に連結されて下階の乗降床1と上階の乗降床1との間を循環移動する複数のステップ2と、下階の床面と上階の床面との間に架け渡されて乗客コンベア全体を支持する図示しないフレームと、ステップ2の移動方向に沿って配置され上述したフレームに取り付けた欄干3と、欄干3の外周に沿って配置されステップ2と同一方向に循環移動する移動手摺り4と、欄干3の下部に備えられ上述したフレームに取り付けたスカートガード5とを備えている。スカートガード5はステップ2の側方に位置している。
図2は、図1に示した乗客コンベアのステップを示す側面図である。
ステップ2は、乗客が乗るクリート6と、隣りのステップ2との間の段差部分を構成するライザー7と、これらクリート6及びライザー7の側部付近に配置された三角ブラケット8と、クリート6と三角ブラケット8とを連結する補強板9と、前軸10を介して三角ブラケット8に回転可能に支持された前ローラ11と、後軸12を介して三角ブラケット8に回転可能に支持された後ローラ13と、補強板9の端部に取り付けられて三角ブラケット8の外面側に配置されたガイドシュー14とから構成している。クリート6及びライザー7はステンレス鋼を使用して形成され、三角ブラケット8及び補強板9は、薄板鋼板を使用して形成されている。これらの各部材は、独立の部品として製作された後、クリート6とライザー7、及びクリート6と補強板9、補強板9と三角ブラケット8とは、ボルトなどの結合部材を使用して一体に組み立てられる。
図3は、図1に示した乗客コンベアの要部を断面した正面図である。
上述した乗客コンベアは、下階の床面と上階の床面との間に架け渡されて全体を支持するフレーム15を有しており、このフレーム15に欄干3及びスカートガード5が支持されている。またフレーム15には、欄干3の内側に位置してステップ2の前ローラ11を案内する案内レール16が固定され、この案内レール16の下方側にはステップ2の後ローラ13を案内する案内レール17が固定されている。ステップ2の補強板9には、詳細を後述するガイドシュー14が取り外し可能に保持され、このガイドシュー14におけるスカートガード5側の面がスカートガード5に摺接されている。
図4は、補強板9とガイドシュー14を分解して示す斜視図である。
補強板9は、板状部材であり、図2に示したクリート6と三角ブラケット8とを連結可能な所要の形状に折り曲げて形成されており、スカートガード5側に面する端部には、ガイドシュー14の取り付け位置を規制するため切り欠き等の位置決め部18が形成されている。この位置決め部18の形状は、補強板9の加工を容易にすると共に、応力集中を抑制するために、半円形又は角部に丸みを付けたほぼ四角形に成されている。また、補強板9において、位置決め部18の形成位置よりも反スカートガード5側の位置には、ガイドシュー14を保持するための2つの貫通孔19,20が上下に並んで形成されている。この貫通孔19,20は、円形であるが、楕円、四角形、その他の形状であっても良い。詳細を後述するように、これらの位置決め部18及び貫通孔19,20を利用してガイドシュー14が取り外し可能に保持されることになる。
図5は、図4に示したガイドシュー14を拡大して示す斜視図である。
ガイドシュー14は、スカートガード5側に面することになる摺接部21を有してほぼ円板状に形成された基部22を有している。この基部22の反スカートガード5側となる裏面側には、補強板9に形成した位置決め部18に嵌合する形状とした嵌合部23と、嵌合部23の一方の側部に位置し嵌合部23よりも大きな形状としたブロック状の対向部材24と、嵌合部23の他方の側部に位置して対向部材24と対を成して補強板9を挟み込むブロック状の対向部材25と、対向部材25よりも長く延ばした自由端を有した薄板状の一対の支持部材26,27と、支持部材26,27の自由端側に一体的に形成した一対の突出部材28,29とを有している。
一対の支持部材26,27における基部22側は、対向部材25と一体的に形成しても良いが、両者の間に切り込んだスリット30によって一対の支持部材26,27における自由端側は対向部材25と分離されている。このスリット30によって分離された支持部材25,26の自由端側には、それぞればねアクションあるいは柔軟性が付与されており、弾性変形が可能となっている。突出部材28,29は、支持部材25,26の弾性変形を利用して、補強板9に形成した貫通孔19,20内に挿入したり、また貫通孔19,20から引き出すことが可能となっている。
突出部材28,29のうち貫通孔19,20内に挿入されることになる部分は、貫通孔19,20が円形である場合、ストレートの円柱状または円筒状であり、その外径(外形)を貫通孔19,20よりも(貫通孔19,20の径よりも)若干小さくしている。また突出部材28,29のうち貫通孔19,20内に挿入されることになる部分は、貫通孔19,20が円形以外の他の形状である場合は、対応する形状で、外形を貫通孔19,20よりも若干小さくする。図示した突出部材28,29は、支持部材26,27への結合基部から先端部までストレートの円柱状であり、その軸長は補強板9の厚みと同等あるいは若干長くしてある。このようなガイドシュー14は、例えばポリアセタール樹脂やポリテトラフルオロエチレン樹脂等のように、低摩擦にして適度の弾性を有する材料を使用して一体に成形されている。
ここでは、一対の支持部材26,27を使用し、それぞれの先端部に突出部材28,29を設けているが、一方の支持部材27と突出部材29を省略し、これに合わせて補強板9の貫通孔20も省略しても良い。あるいは、貫通孔19,20を3つ以上とし、それに対応させて支持部材26,27や突出部材28,29を3つ以上としても良い。尚、貫通孔19,20等は、2つ以上であった方が回転方向の移動を規制できるため望ましい。
ガイドシュー14の摺接部21は、図3から分かるようにスカートガード5と摺接することになり、乗客コンベアの運転時間に応じて摩耗する。そこで、作業員は、この摩耗状況を点検し、その程度に応じてガイドシュー14を交換することになる。このときの作業員の判定を助けるために、図示を省略しているがガイドシュー14の摺接部21に摩耗検出用溝を形成するのが望ましい。このような摩耗検出用溝は、摺接部21の摩耗に応じて摩耗検出用溝の深さが変化するため、検査時期毎に摩耗検出用溝の深さを目視又は指先での接触感覚によって判定し、交換時期を決定することができる。
また、摺接部21の外周面は角部の面取りが施されている。このようにすると、ガイドシュー14の摺接部21がスカートガード5の繋ぎ目等を乗り越えやすくなるので、ガイドシュー14に加わる外力を緩和でき、異音の発生を防止できると共に、ガイドシュー14の耐久性を高めることができる。また、上述した摩耗検出用溝の変化による交換時期の判定精度を一層高めることができる。
図6は、取り付け状態のガイドシュー14を裏面側から見た要部拡大図である。
補強板9へのガイドシュー14の取り付けが完了した状態では、対向部材24と対向部材25との間に補強板9を挟み込んでおり、また、補強板9に形成した貫通孔19,20に突出部材28,29がそれぞれ挿入されている。
このとき、補強板9に形成した貫通孔19,20による内壁面と、突出部材28,29の外周面とは非接触状態で略同心的な配置関係となる。ガイドシュー14にスカートガード5側から通常の力を受けたとしても、貫通孔19,20による内壁面と、突出部材28,29の外周面とは、非接触状態を保持する。しかし、ガイドシュー14が補強板9から抜ける方向(例えばスカートガード5の方向)に望まない力が作用した場合には、ガイドシュー14が僅かに移動しようとすると、突出部材28,29の外周面が貫通孔19,20による内壁面に接触し、その動きが阻止される。
図7は、乗客コンベアのガイドシュー取り外し治具を示す斜視図である。
ガイドシュー取り外し治具31は、作業者が手で掴む握り部32と、握り部32を含む各構成部分を取り付けた取り付け部33と、この取り付け部33の前面側に取り付けた一対の挿入規制部34,35と、各挿入規制部34,35の前面側にそれぞれ取り付けた押し出し部36,37とを有している。握り部32や取り付け部33は、図示の形状に限らず様々な形状とすることができる。また、挿入規制部34,35や押し出し部36,37の数は、貫通孔19,20の数に対応していれば良いので、2つに限られず、1つあるいは3つ以上としても良い。
押し出し部36,37は、補強板9に形成した貫通孔19,20内に挿入した状態の突出部材28,29を貫通孔19,20から抜き出す方向に移動するために使用するものである。一対の押し出し部36,37の間隔は、図6に示した一対の突出部材28,29の間隔と同等である。すなわち、一対の押し出し部36,37と突出部材28,29とが対応する位置関係にある。また押し出し部36,37は、貫通孔19,20内にそれぞれ挿入可能な径関係である。
一対の挿入規制部34,35は、押し出し部36,37を貫通孔19,20内に挿入するとき、押し出し部36,37の挿入量を制限するものである。この挿入規制部34,35は、貫通孔19,20内に挿入することができない。
図8は、補強板9と、ガイドシュー14と、ガイドシュー取り外し治具31とにおける要部の径関係を示す要部拡大断面図である。
同図には、補強板9に形成した貫通孔19の内壁面の内径をL1、貫通孔19内に挿入した突出部材28の外径をL2、ガイドシュー取り外し治具31の挿入規制部35の外径をL3、押し出し部37の外径をL4として示している。突出部材28は、貫通孔19内に挿入したとき、その外周部を貫通孔19の内壁面である内径面と非接触状態とするように内径L1を外径L2より大きくしている。挿入規制部35は、貫通孔19内に挿入されないように外径L3を内径L1より大きく、かつ外径L4より大きくしている。押し出し部37は、貫通孔19内に挿入して突出部材28を押し出し可能にするため外径L4を内径L1より小さくしている。また、押し出し部37の軸長は、補強板9の厚みと同等、もしくは補強板9の厚みより僅かに長い程度である。
図8に示したガイドシュー取り外し治具31は、押し出し部37を一方の貫通孔19内に挿入して使用するとき、図7に示した押し出し部36を他方の貫通孔20内に挿入して使用する。そこで、補強板9に形成した他方の貫通孔20と、この貫通孔20内に挿入した突出部材29と、ガイドシュー取り外し治具31の挿入規制部34および押し出し部36との寸法関係も上述した構成と同様であるが、ここでの説明を省略する。
次に、補強板9にガイドシュー14を取り付ける方法について説明する。
先ず、図4に示すようにガイドシュー14の対向部材24と、対向部材25との間に補強板9が位置するようにガイドシュー14を補強板9に挿入する。このとき、ガイドシュー14を挿入しながら、補強板9の位置決め部18に嵌合部23が合致するように嵌め込む。この挿入作業は、支持部材26,27に形成した突出部材28,29がガイドシュー14の挿入を妨げないように、例えば、支持部材26,27の突出部材28,29側を補強板9から離れる方向に変形させて行う。
この挿入作業が進んで、補強板9の位置決め部18に嵌合部23が合致するように嵌め込まれると、突出部材28,29が補強板9に形成した貫通孔19,20に対応した位置となる。言い換えると、突出部材28,29が貫通孔19,20内に正しい位置関係で挿入されると、位置決め部18に嵌合部23が正しく嵌合されたことになる。また、ガイドシュー14は、対向部材24と対向部材25間にしっかりと補強板9を挟み込んで、補強板9に取り付けられる。
ガイドシュー14の取り付けが完了した状態では、図6から分かるように補強板9に形成した貫通孔19,20による内壁面と、突出部材28,29の外周面とは非接触状態で略同心的な配置関係である。この状態で、補強板9に取り付けたガイドシュー14の摺接部21は、スカートガード5に摺接されることになり、固定位置の精度が高いスカートガード5を基準にして、ステップ2をその進行方向に精度良く案内することができる。また、摺接部21を有するガイドシュー14は、スカートガード5との接触によって力を受ける。しかし、上述したように補強板9の位置決め部18に嵌合部23をぴったりと接触させているため、同接触部全体でこの力を受けることになる。従って、貫通孔19,20による内壁面と、突出部材28,29の外周面とは、図6に示すように非接触状態を保持する。
一方、ガイドシュー14が補強板9から抜ける方向に望まない力が作用した場合には、ガイドシュー14が僅かに移動しようとするが、突出部材28,29の外周面が貫通孔19,20による内壁面に接触し、その動きが阻止される。従って、ガイドシュー14が補強板9から脱落するのを防止することができる。
図4に示した補強板9に形成した位置決め部18はほぼ四角形であるから、位置決め部18に取り付けられるガイドシュー14の嵌合部23も同様の四角形としているが、位置決め部18が半円形または角部に丸みが付けられた四角形に形成した場合は、嵌合部23も同様に半円形または角部に丸みが付けられた四角形に形成する。このような構成とすることにより、補強板9は、ガイドシュー14の摺接部21側から外力が作用しても、これを位置決め部18によって効果的に受けることができる。
このような乗客コンベアによれば、補強板9の位置決め部18とガイドシュー14の嵌合部23との嵌め合いによって、ガイドシュー14の取り付け精度を高め、スカートガード5によって精度良くステップ2を案内することができるので、乗客コンベアの耐久性及び信頼性を高めることができる。
また、前記先行技術では、貫通孔19,20内に挿入した爪を有するスナップ連結構造部の外周面が貫通孔19,20による内壁面に圧接するようするか、ボルトにより取り付けを行っていた。従って、ガイドシュー14を取り外す場合は、スナップ連結による圧接を解除したりボルトを取り外す作業が必要になり、作業中に爪が折れたりボルトを緩める必要があったりするなどして面倒な作業となっていた。これに対して、本乗客コンベアは、定常状態では貫通孔19,20による内壁面と、突出部材28,29の外周面とは非接触状態を保持しているため、後述するようにガイドシュー14を取り外す作業を簡単に行うことができる。
次に、ガイドシュー14を取り外す方法について説明する。
ガイドシュー14の取り外し作業は、図7に示したガイドシュー取り外し治具31を用いて行う。作業員は、ガイドシュー取り外し治具31の握り部32を手で掴み、先端部の押し出し部36,37を、補強板9に形成した貫通孔19,20内に挿入されている突出部材28,29の先端部側に対向して配置する。このときのガイドシュー取り外し治具31とガイドシュー14の位置関係は、一部分を断面した側面図である図9と、一部分を断面した上面図である図10に示されている。
次に、作業者は、押し出し部36,37を突出部材28,29に近づけて接触させ、押し出し部36,37が貫通孔19,20内に位置していることを確認する。上述したように押し出し部36,37の外径L4は、貫通孔19,20の内径L1より小さい。このため、作業者は、押し出し部36,37を突出部材28,29に接触させながら貫通孔19,20内に容易に位置させることができる。ここで、押し出し部36,37の外径L4を、突出部材28,29の外径L2よりも小さくすれば、さらに挿入を行いやすくなるので好ましい。次いで、作業者は握り部32側から力を与えると、押し出し部36,37は突出部材28,29が設けられた支持部材26,27を弾性変形させて押し出しながら、貫通孔19,20内に挿入される。
上述したように挿入規制部34,35の外径L3は、貫通孔19,20の内径L1より大きいので、押し出し部36,37の挿入は、図11に示すように挿入規制部34,35が補強板9の側壁に接触して規制される。押し出し部36,37の挿入作業が完了した状態では、図11に示すように押し出し部36,37によってガイドシュー14の突出部材28,29を貫通孔19,20から完全に押し出している。
その後、作業者が、握り部32側からより大きな力を与えたとしても、挿入規制部34,35が補強板9の側壁に接触してそれ以上の挿入を規制しているので、突出部材28,29が設けられた支持部材26,27を必要以上に変形させることはない。したがって、押し出し部37の軸長は、突出部材28,29を貫通孔19,20から完全に押し出しできるよう補強板9の厚み(すなわち貫通孔の深さ)と同等以上であり、かつ、必要以上に支持部材26,27を変形させることがないよう、補強板9の厚みと同等、もしくは補強板9の厚みより僅かに長い程度(例えば貫通孔の深さの1.5倍以下)であることが望ましい。図11の状態で、押し出し部36,37の軸長は補強板9の厚みとほぼ同等であるから、支持部材26,27の弾性変形による復元力によって再び突出部材28,29が貫通孔19,20内に挿入されることはない。作業者は、この状態で、ガイドシュー14の基部22側を掴みながら矢印方向に引き出すと、ガイドシュー14を補強板9から簡単に取り外すことができる。
ガイドシュー14は、一対の突出部材27,28を一対の貫通孔19,20内に挿入して、補強板9へ保持している。ガイドシュー取り外し治具31は、これに合わせて一対の押し出し部36,37を有しているため、一対の突出部材28,29を同時に貫通孔19,20内から容易に押し出すことができる。
その後、取り外したガイドシュー14を、新品のガイドシュー14に交換する場合は、上述した取り付け方法に従って作業を行う。
このようなガイドシュー取り外し方法によれば、貫通孔19,20と、この貫通孔19,20内に挿入した突出部材28,29とが、非接触状態でほぼ同心円上に配置している構成を巧みに利用することができる。つまり、両者を非接触状態としているので、簡単な構成の押し出し部36,37を使用して、突出部材28,29を貫通孔19,20内から押し出すことができる。
しかも、貫通孔19,20は円形であり、ガイドシュー14に設けた突出部材28,29は円柱状または円筒状とすると、押し出し部36,37も単純な形の円柱状または円筒状とすることができる。このため、ガイドシュー取り外し治具31は極めて簡単な構成となる。しかし、貫通孔19,20等の形状は円形に限らず、楕円形、四角形、その他の類似形状であっても同様の効果が得られる。
このように、本発明の乗客コンベアのガイドシュー取り外し方法は、乗客コンベアのステップ2に形成された貫通孔19,20に、前記貫通孔19,20の一方側から突出部材28,29を挿入して取り付けられたガイドシューを14取り外す乗客コンベアのガイドシュー取り外し方法において、前記貫通孔19,20の他方側から前記ガイドシュー14の前記突出部材28,29に接触して前記突出部材28,29を前記貫通孔19,20から押し出すために前記貫通孔19,20内に挿入可能とした押し出し部36,37と、前記押し出し部36,37が前記貫通孔19,20内に挿入される長さを規制する挿入規制部34,35とを有するガイドシュー取り外し治具31を用い、前記挿入規制部34,35によって規制される長さまで前記貫通孔19,20の他方側から前記押し出し部36,37を挿入し、前記貫通孔19,20から突出部材28,29を押し出して前記ガイドシュー14を取り外すようにしている。
このような乗客コンベアのガイドシュー取り外し方法によれば、簡単にガイドシュー14を取り外すことができる。また、挿入規制部34,35によって突出部材28,29の移動量を制限することができる。
また、乗客コンベアのガイドシュー取り外し治具は、乗客コンベアのステップに形成された貫通孔に、前記貫通孔の一方側から突出部材を挿入して取り付けられたガイドシューを取り外すために使用する乗客コンベアのガイドシュー取り外し治具において、前記貫通孔の他方側から前記ガイドシューの前記突出部材に接触して前記突出部材を前記貫通孔から押し出すために前記貫通孔内に挿入可能とした押し出し部と、前記押し出し部が前記貫通孔内に挿入される長さを規制する挿入規制部とを有する構成となっている。
このような乗客コンベアのガイドシュー取り外し治具によれば、簡単にガイドシュー14を取り外すことができる。また、挿入規制部34,35によって突出部材28,29の移動量を制限することができる。
上述した本発明の実施の形態では乗客コンベアのガイドシュー取り外し方法として説明したが、本発明はガイドシュー取り外し治具単体でも取り扱うことができる。また、本発明が適用される乗客コンベアは、エスカレータを例に説明したが、動く歩道にも適用することができる。本明細書におけるステップには、エスカレータの踏段や、動く歩道のパレットが含まれる。また、ガイドシューが取り付けられる位置はステップの補強板に限られず、ステップのそれ以外の場所でもよい。この場合でも、ステップに設けられた貫通孔の一方側から突出部材を挿入してガイドシューが取り付けられる。
尚、本発明は、上述した実施例に限定するものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定するものではない。またある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
2 ステップ
5 スカートガード
9 補強板
14 ガイドシュー
18 位置決め部
19,20 貫通孔
21 摺接部
22 基部
23 嵌合部
24,25 対向部材
26,27 支持部材
28,29 突出部材
30 スリット
31 ガイドシュー取り外し治具
33 取り付け部
34,35 挿入規制部
36,37 押し出し部

Claims (8)

  1. 乗客コンベアのステップに形成された貫通孔に当該貫通孔の一方側から突出部材を挿入して取り付けられたガイドシューを取り外す乗客コンベアのガイドシュー取り外し方法において、
    前記貫通孔の他方側から前記ガイドシューの前記突出部材に接触して当該突出部材を当該貫通孔から押し出すために当該貫通孔内に挿入可能とした押し出し部と、前記押し出し部が前記貫通孔内に挿入される長さを規制する挿入規制部とを有するガイドシュー取り外し治具を用い、
    前記挿入規制部によって規制される長さまで前記貫通孔の他方側から前記押し出し部を挿入し、前記貫通孔から前記突出部材を押し出して当該ガイドシューを取り出すものであり、取り外す当該ガイドシューの構造を、弾性変形可能な支持部材を有し、当該支持部材の自由端側に前記突出部材が設けられたタイプとすることを特徴とする乗客コンベアのガイドシュー取り外し方法。
  2. 請求項1記載の乗客コンベアのガイドシュー取り外し方法において、
    前記ガイドシューは、前記突出部材が前記貫通孔の内壁面に非接触な状態で取り付けられていることを特徴とする乗客コンベアのガイドシュー取り外し方法。
  3. 請求項2記載の乗客コンベアのガイドシュー取り外し方法において、
    前記ガイドシューが取り付けられる板状部材には、乗客コンベアのステップの側方に設けられるスカートガード側に形成した位置決め部と、前記位置決め部よりも反スカートガード側に形成した前記貫通孔と、が設けられ、
    前記ガイドシューには、前記スカートガードと摺接する摺接部を一方側に設けた基部と、前記基部の他方側に前記板状部材を挟むことが可能なように対向配置した一対の対向部材と、前記一対の対向部材間に設けられて前記位置決め部に嵌合して位置を決める嵌合部と、前記基部の前記他方側に前記一対の対向部材よりも長くした自由端を有して弾性変形可能な前記支持部材と、前記支持部材の自由端側に設けられて前記位置決め部と前記嵌合部とが嵌合した時、前記貫通孔の平面的な形状よりも小さな形状を有して前記貫通孔内に非接触状態で挿入される前記突出部材と、が設けられ、
    前記ガイドシューの取り外しの際に、前記支持部材を弾性変形させながら前記突出部材を前記貫通孔から押し出した状態で、前記板状部材を前記一対の対向部材間に挟み込んだ当該ガイドシューを前記スカートガード側に取り外すことを特徴とする乗客コンベアのガイドシュー取り外し方法。
  4. 請求項13の何れか1項記載の乗客コンベアのガイドシュー取り外し方法において、
    前記ガイドシューは複数の前記突出部材を有し、前記突出部材の位置に対応して前記貫通孔が複数設けられ、前記貫通孔の位置に対応して前記押し出し部が複数設けられたことを特徴とする乗客コンベアのガイドシュー取り外し方法。
  5. 乗客コンベアのステップに形成された貫通孔に当該貫通孔の一方側から突出部材を挿入して取り付けられたガイドシューを取り外す乗客コンベアのガイドシュー取り外し方法において、
    前記貫通孔の他方側から前記ガイドシューの前記突出部材に接触して当該突出部材を当該貫通孔から押し出すために当該貫通孔内に挿入可能とした押し出し部と、前記押し出し部が前記貫通孔内に挿入される長さを規制する挿入規制部と、を有するガイドシュー取り外し治具を用い、
    前記挿入規制部によって規制される長さまで前記貫通孔の他方側から前記押し出し部を挿入し、前記貫通孔から前記突出部材を押し出して当該ガイドシューを取り出すものであり、取り外す当該ガイドシューの構造を、複数の前記突出部材を有するタイプとし、前記突出部材の位置に対応して前記貫通孔が複数設けられ、前記貫通孔の位置に対応して前記押し出し部が複数設けられたことを特徴とする乗客コンベアのガイドシュー取り外し方法。
  6. 乗客コンベアのステップに形成された貫通孔に当該貫通孔の一方側から突出部材を挿入して取り付けられたガイドシューを取り外すために使用する乗客コンベアのガイドシュー取り外し治具において、
    前記貫通孔の他方側から前記ガイドシューの前記突出部材に接触して前記突出部材を前記貫通孔から押し出すために前記貫通孔内に挿入可能とした押し出し部と、前記押し出し部が前記貫通孔内に挿入される長さを規制する挿入規制部と、を有し、且つ当該押し出し部を複数有することを特徴とする乗客コンベアのガイドシュー取り外し治具
  7. 乗客コンベアのステップに形成された貫通孔に当該貫通孔の一方側から突出部材を挿入して取り付けられたガイドシューを取り外すために使用する乗客コンベアのガイドシュー取り外し治具において、
    前記貫通孔の他方側から前記ガイドシューの前記突出部材に接触して前記突出部材を前記貫通孔から押し出すために前記貫通孔内に挿入可能とした押し出し部と、前記押し出し部が前記貫通孔内に挿入される長さを規制する挿入規制部と、を有し、取り外す当該ガイドシューの構造として、弾性変形可能な支持部材を有し、当該支持部材の自由端側に前記突出部材が設けられたタイプに適用されることを特徴とする乗客コンベアのガイドシュー取り外し治具
  8. 請求項7記載の乗客コンベアのガイドシュー取り外し治道具において、
    前記押し出し部を複数有することを特徴とする乗客コンベアのガイドシュー取り外し治具
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