JP5848124B2 - 皮膚用乳化組成物 - Google Patents

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本発明は、肌荒れ改善効果を有する皮膚用乳化組成物に関する。
塩化カルニチンは、肌に対する美化作用、皮膚透過バリア機能を強化する効果、表皮セラミド生成促進効果、老化皮膚改善効果等を有し、ローション、乳液、ジェル、クリーム、サンスクリーン剤、クレンジング料等に広く用いられている。しかし、塩化カルニチンを含有する化粧料は、経時安定性が十分でなく、pHの調整(特許文献1)、増粘剤及び乳化剤の併用(特許文献2)、イオン性及び非イオン性の可溶化剤の併用(特許文献3)により安定化が図られている。
一方、皮膚用乳化組成物のような乳化組成物を形成する成分として、高い保湿性と使用感の良さからポリオキシエチレンソルビットミツロウ(例えば特許文献4〜5参照)が用いられている。
特開2004−339143号公報 特開2004−339144号公報 特開2004−339145号公報 特開2008−74784号公報 特許第4722683号公報
しかしながら、前記技術によっても塩化カルニチンを十分量配合した化粧料の経時安定性は十分でなかった。
従って、本発明の課題は、塩化カルニチンを十分量含有し、経時での安定性に優れ、保湿感、使用性、使用感においても良好な皮膚用乳化組成物を提供することにある。
そこで、本発明者は、上記課題を解決すべく、塩化カルニチンを含有する皮膚外用剤に、乳化形成成分としてポリオキシエチレンソルビットミツロウを配合して検討したところ、当該ポリオキシエチレンソルビットミツロウの配合だけでは塩化カルニチンの安定性は十分でなく、これに高級脂肪酸、アルカリ剤を配合し、かつ塩化カルニチンと高級脂肪酸とアルカリ剤の含有比率を一定の範囲にすることにより、優れた保存安定性を有し、高い保湿感が持続し、かつ使用性、使用感の良好な皮膚外用乳化組成物が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は次の成分(A)〜(D)を含有し、成分(D)の成分(A)及び成分(C)の合計量に対する質量含有比率((D)/((A)+(C)))が0.01〜0.3であることを特徴とする皮膚用乳化組成物を提供するものである。
(A)塩化カルニチン
(B)ポリオキシエチレンソルビットミツロウ
(C)高級脂肪酸
(D)アルカリ剤
本発明の皮膚用乳化組成物は、塩化カルニチンを含有し、安定性に優れ、高い保湿感を持続し、使用性、使用感に優れた皮膚用乳化組成物である。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明に用いられる(A)塩化カルニチンは肌に対する美化作用、表皮透過バリア機能の強化効果、表皮セラミド生成促進効果、老化皮膚改善効果等を有する公知の物質であり、立体異性体としてD体とL体が存在し、混合物としてDL体が知られているが、特にDL体又はL体を用いることが好ましい。
本発明における(A)塩化カルニチンの含有量は、皮膚用乳化組成物の総量を基準として、0.01〜5質量%が好ましく、特に好ましくは0.1〜2質量%である。当該範囲内であると安定に塩化カルニチンを配合でき、更に塩化カルニチンの前記の作用を十分得ることができる。
本発明に用いられる(B)ポリオキシエチレンソルビットミツロウは公知の物質であり、具体的にはソルビトールに酸化エチレンを付加重合して得られるポリオキシエチレンソルビトールとミツロウを反応して得られる成分である。成分(B)の配合により、本発明組成物に優れた乳化安定性や使用感を付与することができる。重合される酸化エチレンの付加モル数は特に限定されないが、4〜25が好ましく、さらに6〜20がより好ましい。これらの成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。
成分(B)は、一般に市販されており、例えば、酸化エチレンの付加モル数が6であるNIKKOL GBW−25、酸化エチレンの付加モル数が20であるNIKKOL GBW−125(商品名,いずれも日光ケミカルズ社製)などを例示することができる。
成分(B)の含有量は、特に限定されるものではないが、通常、乳化系の安定性を付与する点、べたつき等の使用感を改善する点から、皮膚用乳化組成物の総量に対して、0.1〜5質量%が好ましく、より好ましくは0.5〜5質量%である。
本発明で使用する成分(C)高級脂肪酸としては、炭素数10〜30、好ましくは12〜24、特に16〜22のヒドロキシ基を有していてもよい直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の脂肪酸が挙げられる。具体的にはラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、イソステアリン酸、ヤシ油脂肪酸、牛脂脂肪酸、硬化牛脂脂肪酸、リシノール酸、12−ヒドロキシステアリン酸が挙げられる。これらは1種でも2種以上を混合して用いてもよい。
成分(C)の皮膚用乳化組成物総量に対する含有量は、特に限定されるものではないが、通常、安定性、特に皮膚用乳化組成物の物性変化、匂い変化を改善する観点から、0.1質量%以上が好ましく、より好ましくは0.5質量%以上である。また、べたつき感および乳化系が崩れることを抑制する観点から、10質量%以下が好ましく、より好ましくは5質量%以下である。これらの観点から、成分(C)の含有量は、組成物中、0.1〜10質量%が好ましく、より好ましくは0.5〜5質量%である。
本発明で使用する成分(D)アルカリ剤としては、無機アルカリ及び有機アルカリが挙げられる。無機アルカリとしては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸塩等が挙げられる。有機アルカリとしては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン等の1級から3級アミン、リジンなどの塩基性アミノ酸が挙げられ、これらを1種又は2種以上用いることができる。これらのうち、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩を好ましく使用できる。
成分(D)の含有量は、長期保存安定性の点から、皮膚用乳化組成物総量に対して、0.01〜0.6質量%が好ましく、さらに0.05〜0.5質量%が好ましい。
成分(D)の皮膚用乳化組成物総量に対する含有量は、特に限定されるものではないが、通常、製剤の長期保存安定性から、成分(D)の成分(A)及び成分(C)の合計量に対する質量含有比率((D)/((A)+(C))は0.01以上必要であり、好ましくは0.03以上である。また、塩化カルニチンの経時安定性の観点から、0.3以下必要であり、好ましくは0.25以下である。これらの観点から、((D)/((A)+(C))は、0.01〜0.3とすることが必要であり、好ましくは0.05〜0.25、より好ましくは0.08〜0.22である。
本発明では皮膚用乳化組成物中に、保湿性、保湿感の持続の点から、さらに成分(E)1気圧下で融点が28〜58℃の油脂を併用することができる。1気圧下で融点が28〜58℃の範囲にある油脂は、25℃においてペースト(半固形)状を示す油脂である。油脂の好ましい融点は30〜50℃、より好ましくは35〜45℃である。 なお、融点の測定法は、医薬部外品原料規格(2006)、一般試験方法、融点測定法に記載の第3法によるものである。
1気圧下で融点が28〜58℃の油脂として、具体的にはシア脂、ラノリン、トリラノリン脂肪酸グリセリル、軟質ラノリン脂肪酸、ジペンタエリトリット脂肪酸エステル(ヘキサオキシステアリン酸ジペンタエリトリット等)、イソステアリン酸硬化ヒマシ油、モノヒドロキシステアリン酸硬化ヒマシ油、トリ(カプリル・カプリン・ミリスチン・ステアリン酸)グリセリドなどが挙げられる。これらのうち、好ましくはシア脂、トリ(カプリル・カプリン・ミリスチン・ステアリン酸)グリセリド、モノヒドロキシステアリン酸硬化ヒマシ油であり、より好ましくはシア脂、トリ(カプリル・カプリン・ミリスチン・ステアリン酸)グリセリドである。これらは1種又は2種以上を組み合わせて使用される。
これらは一般的に市販されており、例えばクロピュア SB(シア脂;クローダ-ジャパン社製)、CMH(モノヒドロキシステアリン酸硬化ヒマシ油;ナショナル美松社製)、サラコス334(トリ(カプリル・カプリン・ミリスチン・ステアリン酸)グリセリド、日清オイリオグループ社製)などが挙げられる。
本発明の(E)成分の含有量は、特に限定されるものではないが、保湿感の持続性の点から、皮膚用乳化組成物の総量に対して、0.01〜10質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜5質量%であり、さらに好ましくは0.2〜5質量%である。
本発明の皮膚用乳化組成物のpHは、使用感、保存安定性の点から、好ましくは5.5〜7.5、より好ましくは5.5〜7.0に調製することが好ましい。
本発明の皮膚用乳化組成物は、前記の必須成分に加えて必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲で通常、医薬品、医薬部外品、化粧料等に使用されている他の任意の成分、例えば、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、油分、紫外線吸収剤、防腐剤、保湿剤、ポリマー類、アミノ酸誘導体、糖誘導体、香料、水、アルコール、増粘剤、色剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、薬剤等の成分を適宜配合することができる。
本発明の皮膚用乳化組成物の剤形としては、特に限定されるものではないが、クリーム、乳液、美容液、サンスクリーンなどに適用が可能であり、さらにシート剤、スプレー剤、ムース剤としても適用できる。
本発明の皮膚用乳化組成物の乳化型としては、油中水型乳化、水中油型乳化等の制限なく、様々な乳化型に応用できるが、使用感の良い水中油型乳化型とするのが好ましい。
本発明の実施態様を以下に示す。
[1]次の成分(A)〜(D)を含有し、成分(D)の成分(A)及び成分(C)の合計量に対する質量含有比率((D)/((A)+(C))が0.01〜0.3であることを特徴とする皮膚用乳化組成物。
(A)塩化カルニチン
(B)ポリオキシエチレンソルビットミツロウ
(C)高級脂肪酸
(D)アルカリ剤
[2]さらに、(E)融点が28〜58℃の油脂を含有する[1]記載の皮膚用乳化組成物。
[3]成分(A)の含有量が、皮膚用乳化組成物総量を基準として0.01〜5質量%、好ましくは0.1〜2質量%である[1]又は[2]記載の皮膚用乳化組成物。
[4]成分(B)が、酸化エチレン付加モル数4〜25、好ましくは6〜20のポリオキシエチレンソルビットミツロウである[1]〜[3]のいずれかに記載の皮膚用乳化組成物。
[5]成分(B)の含有量が、皮膚用乳化組成物総量を基準として0.1〜5質量%、好ましくは0.5〜5質量%である[1]〜[4]のいずれかに記載の皮膚用乳化組成物。
[6]成分(C)が、炭素数10〜30、好ましくは12〜24、より好ましくは16〜22のヒドロキシ基を有していてもよい直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の脂肪酸である[1]〜[5]のいずれかに記載の皮膚用乳化組成物。
[7]成分(C)の含有量が、皮膚用乳化組成物総量を基準として0.1〜10質量%、好ましくは0.5〜5質量%である[1]〜[6]のいずれかに記載の皮膚用乳化組成物。
[8]成分(D)が、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩、1級〜3級アミン及び塩基性アミノ酸から選ばれる1種又は2種以上である[1]〜[7]のいずれかに記載の皮膚用乳化組成物。
[9]成分(D)が、アルカリ金属水酸化物及びアルカリ金属炭酸塩から選ばれる1種又は2種以上である[1]〜[8]のいずれかに記載の皮膚用乳化組成物。
[10]成分(D)の含有量が、皮膚用乳化組成物総量を基準として0.01〜0.6質量%、好ましくは0.05〜0.5質量%である[1]〜[9]のいずれかに記載の皮膚用乳化組成物。
[11](D)/((A)+(C))が好ましくは0.05〜0.25、より好ましくは0.08〜0.22である[1]〜[10]のいずれかに記載の皮膚用乳化組成物。
[12]成分(E)が、25℃においてペースト状を示す油脂である[2]〜[11]のいずれかに記載の皮膚用乳化組成物。
[13]成分(E)が、シア脂、ラノリン、トリラノリン脂肪酸グリセリル、軟質ラノリン脂肪酸、ジペンタエリトリット脂肪酸エステル(ヘキサオキシステアリン酸ジペンタエリトリット等)、イソステアリン酸硬化ヒマシ油、モノヒドロキシステアリン酸硬化ヒマシ油及びトリ(カプリル・カプリン・ミリスチン・ステアリン酸)グリセリドから選ばれる1種又は2種以上である[2]〜[12]のいずれかに記載の皮膚用乳化組成物。
[14]成分(E)が、シア脂、トリ(カプリル・カプリン・ミリスチン・ステアリン酸)グリセリド及びモノヒドロキシステアリン酸硬化ヒマシ油から選ばれる1種又は2種以上である[2]〜[13]のいずれかに記載の皮膚用乳化組成物。
[15]成分(E)の含有量が、皮膚用乳化組成物総量を基準として0.01〜10質量%、好ましくは0.1〜5質量%、より好ましくは0.2〜5質量%である[2]〜[14]のいずれかに記載の皮膚用乳化組成物。
[16]乳化型が、水中油型乳化型である[1]〜[15]のいずれかに記載の皮膚用乳化物。
以下、実施例、比較例により詳細に説明する(実施例1〜8は参考例であって特許請求の範囲に包含されるものではない)。尚、組成の単位は全て質量%である。
実施例に先立ち、実施例において行った(1)保存安定性試験、(2)官能評価試験について説明する。
(保存安定性試験)
試料をガラスビンに入れ、45℃で1ヶ月放置後の外観状態を観察し、異常が認められる場合(分離、析出等)を×で表し、極めて軽微な分離が見られる場合を△で表し、異常が認められない場合を○で表した。また、同様に45℃で1ヶ月放置後の匂いの変化を確認し、変臭が認められる場合を×で表し、極めて軽微な匂い変化が認められる場合を△で表し、異常が認められない場合を○で表した。
(官能評価試験)
専門女性パネル(10名)に試料を使用してもらい、「保湿感の持続性」、「べたつき・きしみ感の有無」の2項目に関してアンケートを行い、下記の評価基準に基づき、評価を行った。評価点の合計から5ランクに分けて評価結果を示す。
(評価基準)
保湿感の持続性
5:良い
4:やや良い
3:どちらともいえない
2:やや悪い
1:悪い
べたつき・きしみ感の有無
5:無い
4:やや無い
3:どちらともいえない
2:やや有る
1:有る
評価結果
5:合計点が41〜50点
4:合計点が31〜40点
3:合計点が21〜30点
2:合計点が11〜20点
1:合計点が 0〜10点
実施例1〜11、比較例1〜7
表1記載の組成で示した皮膚用乳化組成物を常法により作製し、前記の試験を実施した。結果を表1に併せて示す。
Figure 0005848124
表1より明らかなように本発明の成分を用いた実施例の皮膚用乳化組成物はいずれも優れた性能を有していた。
一方、必須成分の欠いた比較例及びD/(A+C)が0.01〜0.3の範囲外の比較例では、保存安定性、保湿感の持続性、べたつき・きしみのなさのいずれかの面で劣っており、本発明の目的を達成できなかった。
次に、本発明の皮膚用乳化組成物の処方例を示す。
実施例12(美容液(O/W))
〔成 分〕 質量%
塩化カルニチン 0.3
ポリオキシエチレンソルビットミツロウ 1.0
(NIKKOL GBW−25 日光ケミカルズ社製)
ステアリン酸 1.5
水酸化カリウム 0.2
N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム 1.2
セトステアリルアルコール 2.5
白色ワセリン 1.0
α−オレフィンオリゴマー 8.0
グリセリン 5.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 1.0
長鎖分岐脂肪酸(C12〜31)コレステリル 3.0
アスコルビン酸2グルコシド 0.1
火棘抽出物(商品名:火棘 サントリー社製) 0.1
アンズ果汁 0.1
(商品名:アプリコットエキスK エスペリス社製)
キョウニンエキス 0.1
(商品名:キョウニン抽出液LA 丸善製薬社製)
加水分解コンキオリン液 0.1
(商品名:真珠タンパク抽出液 丸善製薬社製)
加水分解シルク液 0.1
(商品名:シルクプロテインエキスK 一丸ファルコス社製)
紫蘭根エキス 0.1
(商品名:ランヴェールーEX テクノーブル社製)
オウバクエキス(商品名:オウバク抽出液J 丸善製薬社製)0.1
グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.1
エデト酸二ナトリウム 0.05
フェノキシエタノール 0.4
キサンタンガム 0.7
香料 0.1
精製水 残 部
上記組成の皮膚用乳化組成物(美容液)は、保存安定性、保湿感の持続性、べたつき・きしみのなさのいずれの面においても優れていた。
実施例13(クリーム(O/W))
〔成分〕 質量%
塩化カルニチン 0.5
ポリオキシエチレンソルビットミツロウ 2.0
(NIKKOL GBW−25 日光ケミカルズ社製)
ステアリン酸 1.0
水酸化カリウム 0.2
N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム 0.7
ジプロピレングリコール 6.0
ベヘニルアルコール 2.5
マイクロクリスタリンワックス 3.0
ジグリセリン 4.0
ヘキサオキシステアリン酸ジペンタエリトリット 2.0
スクワラン 15.0
メチルフェニルポリシロキサン 2.0
ジメチルポリシロキサン(100000mm2/s;25℃)1.0
オレスー2 0.5
オレンジ果汁 0.1
(商品名:ホモフルーツ(オレンジ)N 香栄興業社製)
オウバクエキス(商品名:オウバク抽出液J 丸善製薬社製)0.1
酵母エキス 0.1
(商品名:ディスムチンBTJ ペンタファーム社製)
チョウジエキス(商品名:チョウジ抽出液 丸善製薬社製) 0.1
海草エキス(商品名:マリンパージ 一丸ファルコス社製) 0.1
キイチゴエキス 0.1
(商品名:ファルコレックスキイチゴB 一丸ファルコス社製)
ディオスコレアコンポジタエキス 0.1
(商品名:ディオスコレアコンポジタ根エキス 三井化学社製)
豆乳発酵液(商品名:豆乳発酵液 三省製薬社製) 0.1
ユズエキス(商品名:ユズ抽出液 丸善製薬社製) 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
エデト酸二ナトリウム 0.05
フェノキシエタノール 0.4
クロロフェネシン 0.1
キサンタンガム 0.3
香料 0.1
精製水 残 部
上記組成の皮膚用乳化組成物(クリーム)は、保存安定性、保湿感の持続性、べたつき・きしみのなさのいずれの面においても優れていた。
尚、実施例中、香料は下記香料処方のものを用いた。
Figure 0005848124

Claims (1)

  1. 次の成分(A)〜(E)を含有し、成分(D)の成分(A)及び成分(C)の合計に対する質量含有比率(D)/((A)+(C))が0.01〜0.3であることを特徴とする皮膚用乳化組成物。
    (A)塩化カルニチン
    (B)ポリオキシエチレンソルビットミツロウ
    (C)高級脂肪酸
    (D)アルカリ剤
    (E)融点が30〜50℃の油脂
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