JP5845890B2 - 積層コンデンサ - Google Patents

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本発明は、積層コンデンサに関する。
積層コンデンサとして、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載の積層コンデンサは、誘電体層を介在させて複数の内部電極が積層された積層体と、積層体の各端面側に配置された一対の外部電極とを備え、内部電極は、主電極部と主電極部から外部電極に引き出される引出部とを有している。この引出部は、各外部電極に接続されており、誘電体層の積層方向から見て、重なる位置に配置されている。
特開平5−326317号公報
しかしながら、上記の積層コンデンサでは、その製造工程において、セラミックグリーンシートと内部電極とを積層したグリーン積層体を焼結する際、以下の問題が生じる。すなわち、セラミックグリーンシートと内部電極とは焼結温度による収縮率が異なっているため、焼結収縮の差による応力に起因してクラックが発生する懼れがある。特に、焼結収縮による応力は、内部電極の主電極部と外部電極とを接続する引出部に集中することが知られている。そのため、上記従来の積層コンデンサのように、引出部が積層方向から見て重なる位置に配置されている構成では、局所的に応力が集中するため、クラックが発生し易かった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、焼結時のクラックの発生を防止できる積層コンデンサを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る積層コンデンサは、互いに対向する第1及び第2の端面と、第1及び第2の端面間を連結するように伸び且つ互いに対向する第1及び第2の主面と、第1及び第2の主面間を連結するように伸び且つ互いに対向する第1及び第2の側面とを有する素体と、互いに対向するように素体内に交互に配置された、それぞれ複数の第1及び第2内部電極と、第1の端面に位置する第1部分と、第1部分と連続し且つ第1の側面に位置する第2部分と、第1部分と連続し且つ第2の側面に位置する第3部分と、を有する第1外部電極と、第2の端面に位置する第4部分と、第4部分と連続し且つ第1の側面に位置する第5部分と、第4部分と連続し且つ第2の側面に位置する第6部分と、を有する第2外部電極と、を備え、複数の第1内部電極として、第2内部電極と対向する第1主電極部と第1主電極部の第1の端面側の一端から伸びて第1部分に接続された第1引出部とを有する内部電極と、第2内部電極と対向する第2主電極部と第2主電極部の第1の側面側の一端から伸びて第2部分に接続された第2引出部とを有する内部電極と、第2内部電極と対向する第3主電極部と第3主電極部の第2の側面側の一端から伸びて第3部分に接続された第3引出部とを有する内部電極と、を含み、複数の第2内部電極として、第1内部電極と対向する第4主電極部と第4主電極部の第2の端面側の一端から伸びて第4部分に接続された第4引出部とを有する内部電極と、第1内部電極と対向する第5主電極部と第5主電極部の第1の側面側の一端から伸びて第5部分に接続された第5引出部とを有する内部電極と、第1内部電極と対向する第6主電極部と第6主電極部の第2の側面側の一端から伸びて第6部分に接続された第6引出部とを有する内部電極と、を含むことを特徴とする。
この積層コンデンサでは、各内部電極の各引出部が、各外部電極の第1〜第6部分にそれぞれに引き出されて接続されている。つまり、各引出部は、第1及び第2の主面の対向方向から見て、重なるように配置されておらず、第1〜第6部分のそれぞれに伸びて配置されている。これにより、グリーン積層体を焼結するときに、引出部に応力が局所的に集中することを抑制でき、焼結時の応力を分散できる。したがって、焼結時の応力に起因するクラックの発生を防止できる。
第1引出部は複数設けられており、各第1引出部は第1主電極部の一端から互いに離間して第1の端面側に伸びて第1部分に接続されており、第4引出部は複数設けられており、各第4引出部は第4主電極部の一端から互いに離間して2の端面側に伸びて第4部分に接続されている構成とすることもできる。
第1〜第3引出部は、第1及び第2の主面の対向方向から見て、互いに重なる領域を有しておらず、第4〜第6引出部は、第1及び第2の主面の対向方向から見て、互いに重なる領域を有していないことが好ましい。このように、各引出部が互いに重ならないように配置することにより、焼結時の応力をより効果的に分散でき、クラックの発生をより一層防止できる。
本発明によれば、焼結時のクラックを防止できる。
第1実施形態に係る積層コンデンサを示す斜視図である。 図1におけるII−II線に沿った断面構成を説明する図である。 図1に示す積層コンデンサの層構造を示す斜視図である。 変形評価の方法を説明する図である。 第2実施形態に係る積層コンデンサの層構造を示す斜視図である。 第3実施形態に係る積層コンデンサの層構造を示す斜視図である。 第4実施形態に係る積層コンデンサの層構造を示す斜視図である。 第5実施形態に係る積層コンデンサの層構造を示す斜視図である。 第6実施形態に係る積層コンデンサの層構造を示す斜視図である。 第7実施形態に係る積層コンデンサの層構造を示す斜視図である。 第8実施形態に係る積層コンデンサの層構造を示す斜視図である。 他の形態に係る積層コンデンサの断面構成を説明する図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る積層コンデンサを示す斜視図である。図2は、図1におけるII−II線に沿った断面構成を説明する図である。図3は、図1に示す積層コンデンサの層構造を示す斜視図である。
図1に示すように、積層コンデンサ1は、複数の板状のセラミックグリーンシートを積層して一体化することによって略直方体形状に構成された素体2と、素体2内に配置された内部電極(第1内部電極、第2内部電極)7a〜7hと、素体2の両端面側に形成された外部電極3,4とを備えて構成される。
素体2は、素体2の長手方向に向かい合って互いに平行をなす第1及び第2端面2a,2bと、第1及び第2端面2a,2b間を連結するように伸び且つ互いに対向する一対の第1及び第2主面2c,2dと、第1及び第2主面2c,2dを連結するように伸び且つ互いに対向する一対の第1及び第2側面2e,2fと、を有する。第1及び第2端面2a,2b、第1及び第2主面2c,2d及び第1及び第2側面2e,2fは、略長方形状を呈している。
素体2は、図3に示すように、複数の誘電体層6が積層されて形成されている。誘電体層6は、誘電体セラミックを含むセラミックグリーンシートの焼結体からなり、その厚みが3μm以下である。実際の積層コンデンサ1では、複数の誘電体層6は、互いの間の境界が視認できない程度に一体化されている。
外部電極(第1外部電極)3は、第1端面2a及び第1端面2aと直交する第1及び第2主面2c,2d及び第1及び第2側面2e,2fの各縁部の一部を覆うように形成されている。すなわち、外部電極3は、第1端面2a、第1及び第2主面2c,2d及び第1及び第2側面2e,2fに亘って配置されている。
外部電極(第2外部電極)4は、第2端面2b及び第2端面2bと直交する第1及び第2主面2c,2d、及び、第1及び第2側面2e,2fの各縁部の一部を覆うように形成されている。すなわち、外部電極4は、第2端面2b、第1及び第2主面2c,2d、及び、第1及び第2側面2e,2fに亘って配置されている。
図2に示すように、外部電極3は、第1部分10と、第2部分12と、第3部分14とを有している。第1部分10は、素体2の第1端面2aに位置する部分である。第2部分12は、第1部分10に連続し、且つ素体2の第1側面2eに位置する部分である。第3部分14は、第1部分10に連続し、且つ素体2の第2側面2fに位置する部分である。
外部電極4は、第1部分(第4部分)16と、第2部分(第5部分)18と、第3部分(第6部分)20とを有している。第1部分16は、素体2の第2端面2bに位置する部分である。第2部分18は、第1部分16に連続し、且つ素体2の第1側面2eに位置する部分である。第3部分14は、第1部分16に連続し、且つ素体2の第2側面2fに位置する部分である。
各外部電極3,4は、素体2の外面にCuやNi、あるいはAg、Pd等を主成分とする導電性ペーストを例えば浸漬工法などによって付着させた後に所定温度(例えば、700℃程度)にて焼き付け、更に電気メッキを施すことにより形成される。電気メッキには、Cu、Ni、Sn等を用いることができる。
内部電極7a〜7hは、第1主面2c側から第2主面2d側に向かって、この順番で素体2内に配置されている。内部電極7a〜7hは、導電性ペーストの焼結体からなる。
内部電極7aは、中央部分に形成された矩形状の第1主電極部7aAと、第1主電極部7aAの第2端面2b側の一端から外部電極4の第1部分16に引き出された帯状の第1導体引出部7aBとを有している。第1導体引出部7aBの幅は、第1主電極部7aAの幅よりも小さく、例えば、第1主電極部7aAの幅の1/2以下である。
第1導体引出部7aBは、第1主電極部7aAの幅方向の一端側(第1側面2e側)に位置しており、第1主電極部7aAの第1側面2e側の辺と第1導体引出部7aBの第1側面2e側の辺とは、直線をなしている。第1導体引出部7aBの端部は、素体2の第2端面2bに露出し、外部電極4に接続されている。
内部電極7bは、中央部分に形成された矩形状の第2主電極部7bAと、第2主電極部7bAの第1端面2a側の一端から外部電極3の第1部分10に引き出された帯状の第2導体引出部7bBとを有している。第2導体引出部7bBの幅は、第2主電極部7bAの幅よりも小さく、例えば、第1主電極部7aAの幅の1/2以下である。
第2導体引出部7bBは、第2主電極部7bAの幅方向の一端側(第2側面2f側)に位置しており、第2主電極部7bAの第2側面2f側の辺と第2導体引出部7bBの第2側面2f側の辺とは、直線をなしている。第2導体引出部7bBの端部は、素体2の第1端面2aに露出し、外部電極3に接続されている。
内部電極7cは、中央部分に形成された矩形状の第3主電極部7cAと、第3主電極部7cAの第2側面2f側の一端から外部電極4の第3部分20に引き出された帯状の第3導体引出部7cBとを有している。第3導体引出部7cBの幅は、第3主電極部7cAの幅よりも小さく、例えば、第1主電極部7cAの幅の1/2以下である。
第3主電極部7cAの第2端面2b側の辺と、第3導体引出部7cBの第2端面2b側の辺とは、直線をなしている。第3導体引出部7cBの端部は、素体2の第2側面2fに露出し、外部電極4に接続されている。
内部電極7dは、中央部分に形成された矩形状の第4主電極部7dAと、第4主電極部7dAの第1側面2e側の一端から外部電極3の第2部分14に引き出された帯状の第4導体引出部7dBとを有している。第4導体引出部7dBの幅は、第4主電極部7dAの幅よりも小さく、例えば、第1主電極部7dAの幅の1/2以下である。
第4主電極部7dAの第1端面2a側の辺と、第4導体引出部7dBの第1端面2a側の辺とは、直線をなしている。第4導体引出部7dBの端部は、素体2の第1側面2eに露出し、外部電極3に接続されている。
内部電極7eは、中央部分に形成された矩形状の第5主電極部7eAと、第5主電極部7eAの第2端面2b側の一端から外部電極4の第1部分16に引き出された帯状の第5導体引出部7eBとを有している。第5導体引出部7eBの幅は、第5主電極部7eAの幅よりも小さく、例えば、第1主電極部7eAの幅の1/2以下である。
第5導体引出部7eBは、第5主電極部7eAの幅方向の一端側(第2側面2f側)に位置しており、第5主電極部7eAの第2側面2f側の辺と第5導体引出部7eBの第2側面2f側の辺とは、直線をなしている。第5導体引出部7eBは、第1導体引出部7aBと同じ方向に延在しており、積層方向(第1及び第2主面2c,2dに直交する方向)から見て、第1及び第2側面2e,2fの対向方向に所定の間隔をあけて第1導体引出部7aBと離間している。つまり、第4内部電極は複数種類有し、各種類の第4内部電極の各引出部は、積層方向から見て重ならないように、主電極部から伸びる位置が異なっている。第5導体引出部7eBの端部は、素体2の第2端面2bに露出し、外部電極4に接続されている。
内部電極7fは、中央部分に形成された矩形状の第6主電極部7fAと、第6主電極部7fAの第1端面2a側の一端から外部電極3の第1部分10に引き出された帯状の第5導体引出部7fBとを有している。第6導体引出部7fBの幅は、第6主電極部7fAの幅よりも小さく、例えば、第1主電極部7fAの幅の1/2以下である。
第6導体引出部7fBは、第6主電極部7fAの幅方向の一端側(第1側面2e側)に位置しており、第6主電極部7fAの第1側面2e側の辺と第5導体引出部7fBの第1側面2e側の辺とは、直線をなしている。第6導体引出部7fBは、第2導体引出部7bBと同じ方向に延在しており、積層方向から見て、第1及び第2側面2e,2fの対向方向に所定の間隔をあけて第2導体引出部7bBと離間している。つまり、第1内部電極は複数種類有し、各種類の第1内部電極の各引出部は、積層方向から見て重ならないように、主電極部から伸びる位置が異なっている。第6導体引出部7fBの端部は、素体2の第1端面2aに露出し、外部電極3に接続されている。
内部電極7gは、中央部分に形成された矩形状の第7主電極部7gAと、第7主電極部7gAの第1側面2e側の一端から外部電極4の第2部分18に引き出された帯状の第7導体引出部7gBとを有している。第7導体引出部7gBの幅は、第7主電極部7gAの幅よりも小さく、例えば、第1主電極部7gAの幅の1/2以下である。
第7主電極部7gAの第2端面2b側の辺と、第7導体引出部7gBの第2端面2b側の辺とは、直線をなしている。第7導体引出部7gBの端部は、素体2の第1側面2eに露出し、外部電極4に接続されている。
内部電極7hは、中央部分に形成された矩形状の第8主電極部7hAと、第8主電極部7hAの第2側面2f側の一端から外部電極3の第3部分14に引き出された帯状の第8導体引出部7hBとを有している。第8導体引出部7hBの幅は、第8主電極部7hAの幅よりも小さく、例えば、第1主電極部7hAの幅の1/2以下である。
第8主電極部7hAの第1端面2a側の辺と、第8導体引出部7hBの第1端面2a側の辺とは、直線をなしている。第8導体引出部7hBの端部は、素体2の第2側面2fに露出し、外部電極3に接続されている。
第1、第3、第5及び第7導体引出部7aB,7cB,7eB,7gBは、誘電体層6の積層方向から見て、互いに重なる領域を有していない。すなわち、第1、第3、第5及び第7導体引出部7aB,7cB,7eB,7gBは、積層方向から見て、それぞれ異なる位置に配置されている。
第2、第4、第6及び第8導体引出部7bB,7dB,7fB,7hBは、誘電体層6の積層方向から見て、重なる領域を有していない。すなわち、第2、第4、第6及び第8導体引出部7bB,7dB,7fB,7hBは、積層方向から見て、それぞれ異なる位置に配置されている。
上記の構成を有する積層コンデンサ1について、焼成クラック、電歪クラック、引出部応力、変形、及び等価直列インダクタンス(以下、ESL)について評価を行った。焼成クラックは、焼成後のサンプル1000個の外観上のクラック及び内部クラックの有無を確認した。クラックが発見されたサンプルが10個以下であれば良好、好ましくは5個以下、更に好ましくは0個である。電歪クラックは、サンプル1000個に対し直流電圧300V−10msecを印加した後の外観上のクラック及び内部クラックの有無を確認した。クラックが発見されたサンプルが10個以下であれば良好、好ましくは0個である。
引出部応力は、導体引出部7aB〜7hBの局所的な応力の実測値であり、80Mpa以下であれば良好であり、好ましくは60Mpa以下である。変形は、図4(a)及び(b)に示すように、(Aw−Bw)/(Al−Bl)で表される、素体2の長さ方向(第1及び第2端面2a,2bの対向方向)と、素体2の幅方向(第1及び第2側面2e,2fの対向方向)との変形量の比率で評価した。
本実施形態に係る積層コンデンサ1では、焼成クラックが「0/1000」であり、電歪クラックが「0/1000」であった。また、引出部応力は「42Mpa」であり、変形は「1.01」であった。ESLは、「416pH」であった。このように、積層コンデンサ1では、良好な結果を得ることができる。
続いて、積層コンデンサ1の作用効果について説明する。従来の積層コンデンサでは、内部電極の主電極部から伸びる引出部が、積層方向から見て、重なる位置に配置されている。このような構成では、グリーン積層体を焼結する際に、引出部が配置された位置に応力が局所的に集中し、そこからクラックが発生するといった問題がある。また、電歪クラックを防止する構成として、引出部を、主電極部の幅方向においてずらして配置する構成が知られている。しかしながら、このような構成は、電歪によるクラックに対しては有効であるが、内部電極が全面で収縮する焼結収縮に対しては効果が不十分であった。つまり、電歪と焼結収縮とのメカニズムが異なるため、焼結収縮による生じる応力に対しては、従来の構成は効果的ではない。そのため、従来の積層コンデンサでは、グリーン積層体の焼結時において、どうしても素体にクラックが生じてしまう。
これに対して、本実施形態に係る積層コンデンサ1では、内部電極7a〜7hの第1〜第8導体引出部7aB〜7hBは、誘電体層6の積層方向から見て、互いに重なる領域を有しておらず、それぞれ異なる位置に配置されている。具体的には、第1〜第8導体引出部7aB〜7hBのそれぞれは、外部電極3の第1〜第3部分10,12,14、外部電極4の第1〜第3部分16,18,20に接続されている。このような構成により、積層コンデンサ1では、その製造工程においてグリーン積層体を焼結するときに、第1〜第8導体引出部7aB〜7hBに加わる応力が積層方向において局所的に集中せずに分散される。したがって、焼結時の応力に起因して発生するクラックを防止できる。その結果、積層コンデンサ1の信頼性の向上が図れる。
また、本実施形態の積層コンデンサ1の構成は、誘電体層6の厚みが3μm以下といったように、誘電体層6が薄い場合に特に有効である。また、積層コンデンサ1の構成では、ESLが極端に低下することがなく、所定のESLを維持できる。
[第2実施形態]
続いて、第2実施形態について説明する。図5は、第2実施形態に係る積層コンデンサの層構造を示す斜視図である。図5に示す積層コンデンサ1Aは、素体2A内に配置される内部電極7a〜7hの配置順番が第1実施形態と異なっている。
図5に示すように、素体2A内には、内部電極7a、内部電極7f、内部電極7g、内部電極7d、内部電極7e、内部電極7b、内部電極7c及び内部電極7hがこの順番で配置されている。内部電極7a〜7hの構成は、第1実施形態に示す構成と同様である。
上記の構成を有する積層コンデンサ1Aについて、焼成クラック、電歪クラック、引出部応力、変形、及びESLについて評価を行った。積層コンデンサ1Aでは、焼成クラックが「0/1000」であり、電歪クラックが「0/1000」であった。また、引出部応力は「46Mpa」であり、変形は「1.00」であった。ESLは「380pH」であった。このように、積層コンデンサ1Aでは、良好な結果が得られた。
このように、本実施形態の積層コンデンサ1Aでは、第1実施形態と同様に、内部電極7a〜7hの第1〜第8導体引出部7aB〜7hBは、積層方向から見て、重なる領域を有しておらず、それぞれ異なる位置に配置されている。このような構成により、積層コンデンサ1Aでは、その製造工程においてグリーン積層体を焼結するときに、第1〜第8導体引出部7aB〜7hBに加わる応力が局所的に集中せずに分散される。したがって、焼結時の応力に起因して発生するクラックを防止できる。
[第3実施形態]
続いて、第3実施形態について説明する。図6は、第3実施形態に係る積層コンデンサの層構造を示す斜視図である。図6に示す積層コンデンサ1Bは、素体2B内に配置される内部電極7a〜7hの配置順番が第1実施形態と異なっている。
図6に示すように、素体2B内には、内部電極7a、内部電極7b、内部電極7e、内部電極7f、内部電極7c、内部電極7d、内部電極7g及び内部電極7hがこの順番で配置されている。内部電極7a〜7hは、第1実施形態に示す構成と同様である。
上記の構成を有する積層コンデンサ1Bについて、焼成クラック、電歪クラック、引出部応力、変形、及びESLについて評価を行った。積層コンデンサ1Bでは、焼成クラックが「5/1000」であり、電歪クラックが「8/1000」であった。また、引出部応力は「58Mpa」であり、変形は「1.03」であった。ESLは、「407pH」であった。このように、積層コンデンサ1Bでは、良好な結果が得られた。
以上説明したように、第3実施形態に係る積層コンデンサ1Bでは、第1実施形態と同様に、内部電極7a〜7hの第1〜第8導体引出部7aB〜7hBは、積層方向から見て、重なる領域を有しておらず、それぞれ異なる位置に配置されている。このような構成により、積層コンデンサ1Bでは、その製造工程においてグリーン積層体を焼結するときに、第1〜第8導体引出部7aB〜7hBに加わる応力が局所的に集中せずに分散される。したがって、焼結時の応力に起因して発生するクラックを防止できる。
[第4実施形態]
続いて、第4実施形態について説明する。図7は、第4実施形態に係る積層コンデンサの層構造を示す斜視図である。図7に示す積層コンデンサ1Cは、素体2C内に配置される内部電極7a〜7hの配置順番が第1実施形態と異なっている。
図7に示すように、素体2C内には、内部電極7a、内部電極7f、内部電極7e、内部電極7b、内部電極7c、内部電極7h、内部電極7g及び内部電極7dがこの順番で配置されている。内部電極7a〜7hは、第1実施形態に示す構成と同様である。
上記の構成を有する積層コンデンサ1Cについて、焼成クラック、電歪クラック、引出部応力、変形、及びESLについて評価を行った。積層コンデンサ1Cでは、焼成クラックが「3/1000」であり、電歪クラックが「9/1000」であった。また、引出部応力は「60Mpa」であり、変形は「0.99」であった。ESLは、「383pH」であった。このように、積層コンデンサ1Cでは、良好な結果が得られた。
以上説明したように、第4実施形態に係る積層コンデンサ1Cでは、第1実施形態と同様に、内部電極7a〜7hの第1〜第8導体引出部7aB〜7hBは、積層方向から見て、重なる領域を有しておらず、それぞれ異なる位置に配置されている。このような構成により、積層コンデンサ1Cでは、その製造工程においてグリーン積層体を焼結するときに、第1〜第8導体引出部7aB〜7hBに加わる応力が一箇所に集中せずに分散される。したがって、焼結時の応力に起因して発生するクラックを防止できる。
[第5実施形態]
続いて、第5実施形態について説明する。図8は、第5実施形態に係る積層コンデンサの層構造を示す斜視図である。図8に示す積層コンデンサ1Dは、素体2D内に配置される内部電極7a〜7hの配置順番が第1実施形態と異なっている。
図8に示すように、素体2D内には、内部電極7a、内部電極7h、内部電極7e、内部電極7d、内部電極7c、内部電極7f、内部電極7g及び内部電極7bがこの順番で配置されている。内部電極7a〜7fは、第1実施形態に示す構成と同様である。
上記の構成を有する積層コンデンサ1Dについて、焼成クラック、電歪クラック、引出部応力、変形、及びESLについて評価を行った。積層コンデンサ1Dでは、焼成クラックが「3/1000」であり、電歪クラックが「8/1000」であった。また、引出部応力は「58Mpa」であり、変形は「1.00」であった。ESLは、「413pH」であった。このように、積層コンデンサ1Dでは、良好な結果が得られた。
以上説明したように、第5実施形態に係る積層コンデンサ1Dでは、第1実施形態と同様に、内部電極7a〜7hの第1〜第8導体引出部7aB〜7hBは、積層方向から見て、重なる領域を有しておらず、それぞれ異なる位置に配置されている。このような構成により、積層コンデンサ1Dでは、その製造工程においてグリーン積層体を焼結するときに、第1〜第8導体引出部7aB〜7hBに加わる応力が一箇所に集中せずに分散される。したがって、焼結時の応力に起因して発生するクラックを防止できる。
[第6実施形態]
続いて、第6実施形態について説明する。図9は、第6実施形態に係る積層コンデンサの層構造を示す斜視図である。図9に示す積層コンデンサ1Eは、素体2E内に配置される内部電極7a〜7hの配置順番が第1実施形態と異なっている。
図8に示すように、素体2E内には、内部電極7a、内部電極7d、内部電極7e、内部電極7h、内部電極7c、内部電極7f、内部電極7g及び内部電極7bがこの順番で配置されている。内部電極7a〜7hは、第1実施形態に示す構成と同様である。
上記の構成を有する積層コンデンサ1Eについて、焼成クラック、電歪クラック、引出部応力、変形、及びESLについて評価を行った。積層コンデンサ1Eでは、焼成クラックが「5/1000」であり、電歪クラックが「5/1000」であった。また、引出部応力は「62Mpa」であり、変形は「0.97」であった。ESLは、「392pH」であった。このように、積層コンデンサ1Eでは、良好な結果が得られた。
以上説明したように、第6実施形態に係る積層コンデンサ1Eでは、第1実施形態と同様に、内部電極7a〜7hの第1〜第8導体引出部7aB〜7hBは、積層方向から見て、重なる領域を有しておらず、それぞれ異なる位置に配置されている。このような構成により、積層コンデンサ1Eでは、その製造工程においてグリーン積層体を焼結するときに、第1〜第8導体引出部7aB〜7hBに加わる応力が一箇所に集中せずに分散される。したがって、焼結時の応力に起因して発生するクラックを防止できる。
[第7実施形態]
続いて、第7実施形態について説明する。図10は、第7実施形態に係る積層コンデンサの層構造を示す斜視図である。図10に示す積層コンデンサ1Fは、素体2F内に配置される内部電極7a〜7hの積層構成が第1実施形態と異なっている。
図10に示すように、素体2Fは、内部電極7a、内部電極7h、内部電極7g、内部電極7d、内部電極7e、内部電極7b、内部電極7c及び内部電極7fがこの順番で配置されている。内部電極7a〜7hは、第1実施形態に示す構成と同様である。
上記の構成を有する積層コンデンサ1Fについて、焼成クラック、電歪クラック、引出部応力、変形、及びESLについて評価を行った。積層コンデンサ1Fでは、焼成クラックが「1/1000」であり、電歪クラックが「1/1000」であった。また、引出部応力は「54Mpa」であり、変形は「1.03」であった。ESLは、「395pH」であった。このように、積層コンデンサ1Fでは、良好な結果が得られた。
以上説明したように、第7実施形態に係る積層コンデンサ1Fでは、第1実施形態と同様に、内部電極7a〜7hの第1〜第8導体引出部7aB〜7hBは、積層方向から見て、重なる領域を有しておらず、それぞれ異なる位置に配置されている。このような構成により、積層コンデンサ1Fでは、その製造工程においてグリーン積層体を焼結するときに、第1〜第8導体引出部7aB〜7hBに加わる応力が一箇所に集中せずに分散される。したがって、焼結時の応力に起因して発生するクラックを防止できる。
[第8実施形態]
続いて、第8実施形態について説明する。図11は、第8実施形態に係る積層コンデンサの層構造を示す斜視図である。図11に示すように、積層コンデンサ1Gの素体2Gには、内部電極30a及び内部電極30bが配置されている。
内部電極30aは、中央部分に形成された矩形状の第1主電極部30aAと、第1主電極部30aAの第1端面2a側の一端から外部電極3の第1部分10に引き出された帯状の第1導体引出部30aBとを有している。第1導体引出部30aBの幅は、第1主電極部30aAの幅よりも小さい。第1導体引出部30aBは、第1主電極部30aAの幅方向の中央部に位置している。第1導体引出部30aBの端部は、素体2の第1端面2aに露出し、外部電極3に接続されている。
内部電極30bは、中央部分に形成された矩形状の第1主電極部30bAと、第1主電極部30bAの第2端面2b側の一端から外部電極4の第1部分16に引き出された帯状の第1導体引出部30bBとを有している。第1導体引出部30bBの幅は、第1主電極部30bAの幅よりも小さい。第1導体引出部30bBは、第1主電極部30bAの幅方向の中央部に位置している。第1導体引出部30bBの端部は、素体2の第2端面2bに露出し、外部電極4に接続されている。
素体2G内には、内部電極30a、内部電極30b、内部電極7d、内部電極7c、内部電極7h及び内部電極7gがこの順番に積層されている。内部電極7d、内部電極7c、内部電極7h及び内部電極7gは、第1実施形態に示す構成と同様である。
上記の構成を有する積層コンデンサ1Gについて、焼成クラック、電歪クラック、引出部応力、変形、及びESLについて評価を行った。積層コンデンサ1Gでは、焼成クラックが「10/1000」であり、電歪クラックが「10/1000」であった。また、引出部応力は「74Mpa」であり、変形は「0.99」であった。ESLは、「385pH」であった。このように、積層コンデンサ1Gでは、良好な結果が得られた。
以上説明したように、第8実施形態に係る積層コンデンサ1Gでは、第1実施形態と同様に、内部電極7a〜7hの第1〜第8導体引出部7aB〜7hBは、積層方向から見て、重なる領域を有しておらず、それぞれ異なる位置に配置されている。このような構成により、積層コンデンサ1Gでは、その製造工程においてグリーン積層体を焼結するときに、第1〜第8導体引出部7aB〜7hBに加わる応力が一箇所に集中せずに分散される。したがって、焼結時の応力に起因して発生するクラックを防止できる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態に加えて、図12に示すような構成であってもよい。図12は、他の形態に係る積層コンデンサの断面構成を説明する図である。図12に示すように、積層コンデンサ1Hは、素体2内に配置される内部電極7a’が第1導体引出部7aB,7aB’を有している。第1導体引出部7aBと第1導体引出部7aB’とは、互いに離間して第2端面2b側に伸びて第1部分16に接続されている。また、内部電極7b’は、第6導体引出部7bB,7bB’を有している。第6導体引出部7bBと第6導体引出部7bB’とは、互いに離間して第1端面2a側に伸びて第1部分10に接続されている。
なお、積層コンデンサ1Hでは、導体引出部が積層方向から見て重ならないように、第1部分10、第1部分16に接続される内部電極としては、内部電極7a’、内部電極7b’、内部電極30a及び内部電極30bを配置することが好ましい。
1,1A〜1H…積層コンデンサ、2,2A〜2H…素体、2a,2b…端面、2c,2d…主面、2e,2f…側面、3,4…外部電極、6…誘電体層、7a〜7h…内部電極(第1及び第2内部電極)、7aA〜7hA…第1〜第8主電極部(第1〜第6主電極部)、7aB〜7hB…第1〜第8導体引出部(第1〜第6引出部)、30a,30b…内部電極(第1及び第2内部電極)、30aA,30bA…第1及び第2主電極部(第1主電極部、第4主電極部)、30aB,30bB…第1及び第2導体引出部(第1引出部、第4引出部)。

Claims (2)

  1. 互いに対向する第1及び第2の端面と、前記第1及び第2の端面間を連結するように伸び且つ互いに対向する第1及び第2の主面と、前記第1及び第2の主面間を連結するように伸び且つ互いに対向する第1及び第2の側面とを有する素体と、
    互いに対向するように前記素体内に交互に配置された、それぞれ複数の第1及び第2内部電極と、
    前記第1の端面に位置する第1部分と、前記第1部分と連続し且つ前記第1の側面に位置する第2部分と、前記第1部分と連続し且つ前記第2の側面に位置する第3部分と、を有する第1外部電極と、
    前記第2の端面に位置する第4部分と、前記第4部分と連続し且つ前記第1の側面に位置する第5部分と、前記第4部分と連続し且つ前記第2の側面に位置する第6部分と、を有する第2外部電極と、を備え、
    複数の前記第1内部電極として、
    前記第2内部電極と対向する第1主電極部と前記第1主電極部の前記第1の端面側の一端から伸びて前記第1部分に接続された第1引出部とを有する内部電極と、
    前記第2内部電極と対向する第2主電極部と前記第2主電極部の前記第1の側面側の一端から伸びて前記第2部分に接続された第2引出部とを有する内部電極と、
    前記第2内部電極と対向する第3主電極部と前記第3主電極部の前記第2の側面側の一端から伸びて前記第3部分に接続された第3引出部とを有する内部電極と、を含み、
    複数の前記第2内部電極として、
    前記第1内部電極と対向する第4主電極部と前記第4主電極部の前記第2の端面側の一端から伸びて前記第4部分に接続された第4引出部とを有する内部電極と、
    前記第1内部電極と対向する第5主電極部と前記第5主電極部の前記第1の側面側の一端から伸びて前記第5部分に接続された第5引出部とを有する内部電極と、
    前記第1内部電極と対向する第6主電極部と前記第6主電極部の前記第2の側面側の一端から伸びて前記第6部分に接続された第6引出部とを有する内部電極と、を含み、
    前記第1内部電極は、前記第1引出部を有する前記内部電極を複数種類有し、
    各種類の前記内部電極の前記第1引出部は、前記第1及び第2主面の対向方向から見て重ならないように、前記第1主電極部から伸びる位置が異なっており、
    前記第2内部電極は、前記第4引出部を有する前記内部電極を複数種類有し、
    各種類の前記内部電極の前記第4引出部は、前記対向方向から見て重ならないように、前記第4主電極部から伸びる位置が異なっており、
    前記第1の主面側から前記第2の主面側に向かって、前記第4引出部を有する前記内部電極、前記第1引出部を有する前記内部電極、前記第6引出部を有する前記内部電極、前記第2引出部を有する前記内部電極、前記第4引出部を有する前記内部電極、前記第1引出部を有する前記内部電極、前記第5引出部を有する前記内部電極、及び、前記第3引出部を有する前記内部電極の順番で前記素体内に配置されていることを特徴とする積層コンデンサ。
  2. 前記第1〜第3引出部は、前記第1及び第2の主面の対向方向から見て、互いに重なる領域を有しておらず、
    前記第4〜第6引出部は、前記第1及び第2の主面の対向方向から見て、互いに重なる領域を有していないことを特徴とする請求項1記載の積層コンデンサ。
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