JP5844646B2 - 貯湯式給湯装置 - Google Patents

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本発明は、タンクユニットに熱源ユニットを連結することによって構成された貯湯式給湯装置に関する。
従来、ヒートポンプ等の加熱手段を用いて生成された湯を貯湯タンクに貯めておき、貯湯タンクの湯切れが生じた場合に、ガス給湯器等の補助熱源を用いて加熱出湯するようにした貯湯式給湯装置が知られている(下記特許文献1参照)。
この貯湯式給湯装置は、タンクユニットと熱源ユニットとを備えている。タンクユニットは、貯湯タンクと、貯湯タンクから延出する複数の配管類とを備え、貯湯タンク及び配管類はタンク用筐体に収容されている。熱源ユニットは、所謂ガス給湯器である熱源機と、熱源機の下方に延出する複数の配管類とを備え、熱源機を支持台上に載置して連結すると共に支持台の内部に熱源機の下方に延出する複数の配管類を収容している。そして、熱源ユニットはタンクユニットに隣接して組み付けられ、一体的な複合ユニットとされている。
特開2011−158128号公報
しかし、特許文献1のものでは、貯湯タンクと熱源機とはその形状が異なるだけでなく、タンクユニットと熱源ユニットとで、配管類やその他の装備品の位置も異なっている。このため、タンクユニットと熱源ユニットとを単に連結しただけでは、連結部分に沿った境界線が見苦しく露出するだけでなく、タンクユニットと熱源ユニットとで外観上の統一感もなく、外観品質が低い不都合がある。
更に、熱源機としてガス給湯器が用いられる場合、例えば、図5に示すように、熱源部を収納した器体15を蓋体16で閉塞してなるケース14を備えている。しかし、器体15には、蓋体16の外周端部を当接するためのフランジ17が外方に張り出して設けられている。このため、熱源ユニットをタンクユニットに連結した場合にも、熱源機11のケース14のフランジ17が目立ってしまい、外観を著しく低下させる不都合がある。
上記の点に鑑み、本発明は、外観品質の高い貯湯式給湯装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、タンクユニットに熱源ユニットを連結してなる本体を備え、前記タンクユニットは、外部の加熱手段により加熱された湯を溜める貯湯タンクと、該貯湯タンクから延出する複数の配管類とを備え、前記熱源ユニットは、熱源部をケースに収容してなる熱源機と、該熱源機の下方に延出する複数の配管類を収容すると共に該熱源機の天面と前記タンクユニットの天面が同一平面上に位置するように該熱源機を下方から支持する支持台とを備え、前記熱源機のケースは、一側面を開放面とする箱形状の器体と、該器体の開放面の周縁から外方に張り出すフランジに外周端部が当接して該器体の開放面を閉塞する蓋体とを備え、前記熱源機は、その蓋体の反対側の側面が前記タンクユニットに当接された貯湯式給湯装置において、前記熱源機の蓋体側を、前記本体の前側としたとき、該本体の左右側の少なくとも一側面を覆う化粧カバーを設け、前記化粧カバーは、矩形状のパネルと、該パネルの前側端縁に沿って設けられた前側モールと、該パネルの後側端縁に沿って設けられた後側モールとを備え、前記前側モールは、熱源機のフランジに対応する部分に該フランジ及び前記蓋体の外周端部を覆い隠すフランジ被覆部を備え、前記パネルは、前記本体の天面に沿って内側に向って張り出す張出部を備え、前記本体の天面又は上部側面に、前記張出部を介して化粧カバーを着脱自在に連結するカバー連結手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、前記化粧カバーのパネルが、タンクユニットと熱源ユニットとの連結部分による境界線を覆い隠すので、すっきりとした美観が得られ、貯湯式給湯装置の外観を向上させることができる。更に、前記化粧カバーの前側モールが前記フランジ被覆部を備えているので、フランジ被覆部が熱源機のケースに形成されているフランジを覆い隠すことができ、熱源機のフランジが目立たなくなるため外観を向上させることができる。
ここで、化粧カバーを取り付けるときには、本体の上方から天面に向ってパネルの前記張出部を下降させ、カバー連結手段によって張出部を連結させる。これにより、張出部が本体の天面又は上部側面に掛止されるようにして化粧カバーが取り付けられる。このとき、カバー連結手段は本体の天面又は上部側面に設けられて見え難く、しかもパネルの張出部によって覆い隠されるので、外観を低下させることなく化粧カバーを取り付け状態とすることができる。
また、本発明において、前記前側モールは、前記熱源機の天面側のフランジに沿って延びる上部延出部を備えることがこのましい。これによれば、熱源機のフランジを天面側から角部を経て覆い隠すことにより、貯湯式給湯装置の外観が向上する。更に、前記パネルの張出部を、前記カバー連結手段に連結させるときには、前側モールの上部延出部を熱源機のフランジの天面側及び角部に係合させて位置決めすることができる。これにより、前記カバー連結手段が本体の天面又は上部側面に設けられて見え難くても、化粧カバーの取り付け作業を円滑に行うことができる。
また、本発明において、前記化粧カバーは、前記本体の側面のうち上部側を覆う上部カバー部と、前記本体の側面のうち下部側を覆う下部カバー部とで構成され、前記フランジ被覆部は、前記上部カバー部の前側モールに設けられ、前記上部カバー部と前記下部カバー部とは、前記熱源ユニットの前記熱源機と前記支持台との境界に沿って水平方向に延びる境界線を介して互いに分割自在に連接していることを特徴とする。
前記化粧カバーを前記上部カバー部と前記下部カバー部とで構成して互いに分割自在とすることにより、メンテナンス作業等において上部カバー部と下部カバー部とをメンテナンス対象部位に応じて選択的に取り外すことができる。
しかも、上部カバー部と下部カバー部との分割位置の境界線は水平方向に延びる線であるため化粧カバーの外観は殆ど低下しない。
また、熱源機の配管類が熱源ユニットの支持台に収容され、これらの配管類に対応してタンクユニットの配管類も本体の下半部に集中している。このとき、前記境界線を前記熱源ユニットの前記熱源機と前記支持台との境界に沿って形成したことにより、下部カバー部を取り外すだけで、配管類の接続作業やメンテナンス作業が行うことができ、作業性が高い。
更に、前記上部カバー部は、前記境界線よりも下方に延びて前記下部カバー部の裏面側で前記本体に着脱自在に連結される連結部を備えることが好ましい。これによれば、上部カバー部の連結部が下部カバー部に隠されて露出せず、連結部による外観の低下を防止することができる。
本発明の一実施形態を示す貯湯式給湯装置の平面図。 本実施形態の貯湯式給湯装置の本体を示す側面図。 本実施形態の貯湯式給湯装置の側面図。 化粧カバーの取り外し状態の斜視図。 本実施形態で用いる熱源機の斜視図。 本実施形態の貯湯式給湯装置の正面図。 本実施形態の貯湯式給湯装置の背面図。 上部カバー部の上端部の断面説明図。 前側モールの断面説明図。 後側モールの断面説明図。 上部カバー部の下端部の断面説明図。 下部カバー部の上端部の断面説明図。 下部カバー部の下端部の断面説明図。 本実施形態の貯湯式給湯装置の下端部の説明的斜視図。 床面固定部材を示す斜視図。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の貯湯式給湯装置は、図1に平面視して示すように、タンクユニット1と熱源ユニット2とが前後方向に連結され、その左右両側が化粧カバー3により覆われている。なお、貯湯式給湯装置は、外部に図示しないヒートポンプ等の加熱手段が接続される。タンクユニット1は、この加熱手段により加熱生成された湯を溜めるために設けられるものであり、熱源ユニット2は、給湯時にタンクユニット1の湯切れが生じた場合に、給湯設定温度まで加熱して出湯するために設けられるものである。
図2は、化粧カバー3を取り外した状態を示しており、タンクユニット1と熱源ユニット2とは一体に連結されて貯湯式給湯装置の本体4を形成している。図3は、図2に示す本体4に化粧カバー3を装着した状態を示している。化粧カバー3は、図4示すように、本体4から容易に取り外すことができるようになっている。
図2及び図4に示すように、タンクユニット1は、角柱状のタンク用筐体5に、貯湯タンク6(図2参照)、及び図示しない配管類や電装品等を収容することにより構成されている。図2に示すように、タンク用筐体5は、上部覆板7と下部覆板8とによって側面が閉塞されている。上部覆板7と下部覆板8とは、図4に示すように、タンクユニット1から取り外すことができるようになっている。
上部覆板7により閉塞される上部空間には、図示しない電装品等が収容される。下部覆板8により閉塞される下部空間には、図示しない配管類が収容される。そして、上部空間及び下部空間の奥側には円柱状の貯湯タンク6(図2参照)が収容されている。
また、タンク用筐体5の底部には平面視矩形状の第1接地枠9が設けられている。第1接地枠9は、タンク用筐体5の支柱の下端に連結され、タンクユニット1の荷重を支えている。第1接地枠9の外周には複数の床面固定部材10が設けられている。
熱源ユニット2は、図2に示すように、熱源機11と、熱源機11の底部を支持する支持台12とで構成され、支持台12の内部には図示しない配管類が収容されている。支持台12の底部には平面視矩形状の第2接地枠13が設けられている。第2接地枠13は、支持台12の支柱の下端に連結され、熱源機11及び支持台12の荷重を支えている。第2接地枠13の外周には第1接地枠9に用いられているものと同種の複数の床面固定部材10が設けられている。
熱源機11は、図5に示すように、単体で使用することができる所謂ガス給湯器であり、ケース14の内部に図示しないガスバーナや熱交換器等が収容されている。ケース14は、一側面を開放面とする箱形状の器体15と、器体15の開放面を閉塞する蓋体16とを備えている。器体15の開放面の周縁には外方に張り出すフランジ17が形成されている。蓋体16は、その外周端部を器体15のフランジ17に当接させて器体15に連結されている。蓋体16からは、排気筒18が突出している。
なお、貯湯式給湯装置においてはメンテナンス作業等の作業性を考慮する必要がある。そこで、図4に示すように、貯湯式給湯装置の本体4は、一方側からの上部覆板7や下部覆板8の開閉のみで主要なメンテナンス部位が露出するようになっている。この場合、主要なメンテナンス部位が露出する側(上部覆板7と下部覆板8とがある側)をその作業者からみて前側とするのが一般的であるが、説明の便宜上、熱源機11の蓋体16が露出する側を前側とし、その反対側(タンクユニット1側)を後側とし、メンテナンス部位を露出させるための上部覆板7と下部覆板8とがある側をメンテナンス側といい、メンテナンス側の反対側を非メンテナンス側という。
次に、化粧カバー3について説明する。化粧カバー3は、図3に示すように、上部カバー部19と下部カバー部20との上下2つで構成されている。上部カバー部19は、本体4の側面のうち上部側を覆う第1パネル21と、第1パネル21の前側端縁に取り付けられた第1前側モール22と、第1パネル21の後側端縁に取り付けられた第1後側モール23とを備えている。下部カバー部20は、本体4の側面のうち下部側を覆う第2パネル24と、第2パネル24の前側端縁に取り付けられた第2前側モール25と、第2パネル24の後側端縁に取り付けられた第2後側モール26とを備えている。上部カバー部19と下部カバー部20との境界線27は、図3に示すように水平の直線状であり、この境界線27は図2に示した熱源機11と支持台12との境界に合致したものとなっている。
第1パネル21と第2パネル24とは、図3に示すように、上下に連続した統一感のあるデザインに形成され、高い美観を有している。また、第1前側モール22と第2前側モール25とは、図3及び図6に示すように、境界線27の前端を介して上下に連続した統一感のあるデザインに形成されている。更に、第1後側モール23と第2後側モール26とにおいても、図3及び図7に示すように、境界線27の後端を介して上下に連続した統一感のあるデザインに形成されている。
また、化粧カバー3は、図1に示すように、本体4のメンテナンス側と非メンテナンス側との両方に設けられている。化粧カバー3は、貯湯式給湯装置の設置場所において、壁面等に覆われることのない本体4のメンテナンス側にのみ設けておけばよい。しかし、貯湯式給湯装置の設置場所においては、本体4の非メンテナンス側も露出する場合がある。よって、本実施形態においては、本体4のメンテナンス側と非メンテナンス側との両方に設けた例を示している。この場合、図6及び図7に示すように、本体4のメンテナンス側の化粧カバー3の上部カバー部19と、本体4の非メンテナンス側の化粧カバー3の上部カバー部19とは、左右対称(鏡映対称)の形状とされている。以上の関係により、以下、本体4のメンテナンス側に設けた化粧カバー3について説明し、本体4の非メンテナンス側に設けた化粧カバー3については図中同一符号を附してその説明を省略する。
上部カバー部19は、図1及び図4に示すように、本体4の天面に沿って内側に向って張り出す張出部28を一体に備えている。張出部28は第1パネル21の上端部を曲面を存して折り曲げることにより形成されており、本体4の天面の一部を覆っている。
図4に示すように、本体4の天面には、張出部28に対応する位置に座板29を介して複数の止め具30(カバー連結手段)が固定されている。止め具30は、図8(a)に示すように、張出部28の裏面に設けられているバネ突起31を受ける凹状の部材である。即ち、バネ突起31と止め具30とにより、本体4の天面に、張出部28を介して上部カバー部19が着脱自在に連結される。
なお、これ以外に、図8(b)に示すように、本体4の上部側面に、座板29´を介して複数の止め具30´(カバー連結手段)を固定しておき、張出部28の裏面に設けたバネ突起31´を止め具30´に勘合して上部カバー部19を着脱自在に連結してもよい。
第1前側モール22は、図6及び図9に示すように、熱源機11のフランジ17(及び蓋体16の外周端部)を覆い隠すフランジ被覆部32を備えている。また、第1前側モール22は、第1パネル21の張出部28の前端縁に沿う第1上部延出部33を備えている。フランジ被覆部32は第1上部延出部33にも設けられており、熱源機11の天面側のフランジ17に沿って延びている。これにより、図6に示すように、従来より外観を低下させる一因とされていた熱源機11のフランジ17の目立つ部分を第1前側モール22が覆い隠し、外観を向上させることができる。
更に、上部カバー部19を本体4に取り付けるときには、第1上部延出部33のフランジ被覆部32を熱源機11の天面から上角部にかけてのフランジ17に勘合させることで、上部カバー部19を本体4に対して確実に位置決めすることができる。これによれば、本体4の高さが作業者の背丈よりも高くて天面の確認が困難な場合であっても、上部カバー部19を本体4に取り付ける作業が極めて容易となる。
第1後側モール23は、図7及び図10に示すように、本体4の後部の角部(タンクユニット1の後面の角部)を覆う形状に形成されている。また、第1パネル21の張出部28の後端縁に沿う第2上部延出部34を備えている。
上部カバー部19の上部側は、図8(a)に示すように、バネ突起31と止め具30とにより本体4の天面、或いは、図8(b)に示すように、バネ突起31´と止め具30´とにより本体4の上部側面に連結されるが、上部カバー部19の下部側は、図11に示すように、本体4及び下部カバー部20に連結される。即ち、上部カバー部19の第1パネル21の下縁には連結部35が設けられている。連結部35は、上部カバー部19と下部カバー部20との境界線27よりも下方に延びており、下部カバー部20の第2パネル24の裏面側に位置する。連結部35は、手螺子36により本体4に固定される。連結部35と手螺子36とは、下部カバー部20の第2パネル24の裏面側に隠されることにより、図3に示すように、境界線27のすっきりとした外観を阻害することはない。
下部カバー部20の上部側は、図12(a)に示すように、上部カバー部19の下端部に連結されている。上部カバー部19と下部カバー部20との連結は、上部カバー部19に設けたバネ突起37と、下部カバー部20に設けた止め具38との勘合により行われる。即ち、バネ突起37は、前記連結部35に干渉しない位置における上部カバー部19の第1パネル21の下端部に螺子止めされて下部カバー部20の第2パネル24の裏面側に延設され、止め具38に向って突出する。止め具38は、下部カバー部20の第2パネル24の裏面に固定されている。
一方、下部カバー部20の下部側は、図13に示すように、本体4及び下部カバー部20に連結される。即ち、下部カバー部20の第2パネル24の下縁には、下方に延びる連結部39が設けられている。連結部39は、手螺子40により本体4の下部(第1接地枠9及び第2接地枠13)に固定される(図14参照)。
なお、図12(a)に示す構成に替えて、図12(b)に示す構成により上部カバー部19と下部カバー部20とを連結してもよい。即ち、図12(b)に示すように、下部カバー部20の上端縁に、上方に向って突出するバネ突起37´を設け、上部カバー部19の下端にバネ突起37´を勘合させる止め具38´を設けてもよい。
また、図1に示すように、本体4の下部には、複数の床面固定部材10が設けられている。各床面固定部材10は、図3に示すように、第1接地枠9及び第2接地枠13の外周縦面の周方向適宜位置に螺子止めにより着脱自在に設けられている。また、図14に示すように、床面固定部材10として、その形状は取り付け位置に応じて3種のものが用意されている。即ち、第1床面固定部材10Aは、図15(a)に示すように、床面に沿う形状の床面固定板41と、床面固定板41の一端縁から垂直に起立する本体連結板42とを備えている。
本体連結板42には螺子部材を貫通させる複数の螺子貫通孔43が形成されている。床面固定板41には、マンションのバルコニー等の設置床面に設けられた図示しないアンカーボルトを貫通させる凹状のボルト受け部44が形成されている。床面固定板41の両側には一対の補強曲げ部45が形成されており、これにより床面固定板41の曲げ強度を向上させている。
更に、本体連結板42の一側端縁には、第1延設片46が一体に連設されている。第1床面固定部材10Aの第1延設片46は、図14に示すように、本体4の第2接地枠13(及び第1接地枠9)の一方角部に形成されている第1位置決め穴47に装着して位置決めされる。なお、第1接地枠9と第2接地枠13との夫々の対角線上に第1位置決め穴47が設けられている。
第2床面固定部材10Bは、図15(b)に示すように、第1床面固定部材10Aの第1延設片46と異なる向きの第2延設片48を備え、それ以外は第1床面固定部材10Aと同様である。第2床面固定部材10Bの第2延設片48は、図14に示すように、本体4の第1接地枠9(及び第2接地枠13)の他方角部に形成されている第2位置決め穴49に装着して位置決めされる。第2位置決め穴49は、第1接地枠9と第2接地枠13との夫々の第1位置決め穴47と異なる対角線上にが設けられている。
第3床面固定部材10Cは、図15(c)に示すように、第1延設片46も第2延設片48も備えず、それ以外は、第1床面固定部材10A及び第2床面固定部材10Bと同様の構成を有している。第1床面固定部材10A及び第2床面固定部材10Bは第1接地枠9及び第2接地枠13の角部に対応するのに対し、第3床面固定部材10Cは、第1接地枠9及び第2接地枠13の何れの位置であっても取り付けることができる。
これらの床面固定部材10を設けることによって、貯湯式給湯装置の設置場所に応じて床面固定部材10の位置を選択することができる。
なお、本実施形態の本体4においては、図1を参照して、タンクユニット1の図1における左側に熱源ユニット2が連結されたレイアウトを採用している。そして、本実施形態では、図1における下側をメンテナンス側とし、図4に示す向きでタンクユニット1が設けられている。しかし、貯湯式給湯装置の設置場所の状況により、図1における上側をメンテナンス側とする場合もある。この場合にも、図1及び図6に示すように、それぞれの側に対応する化粧カバー3を設けることで、本体4におけるタンクユニット1と熱源ユニット2とのレイアウトが異なった場合に容易に対応させることができる。
また、前述した通り、化粧カバー3は、貯湯式給湯装置の設置場所において、壁面等に覆われることのない本体4のメンテナンス側にのみ設ける場合がある。この場合に、本体4のメンテナンス側と非メンテナンス側との位置が本実施形態のものと異なっても、前記化粧カバー3は本体4への取り付け方向に容易に対応させることができる。
即ち、本体4のメンテナンス側の化粧カバー3の上部カバー部19と、本体4の非メンテナンス側の化粧カバー3の上部カバー部19とは、左右対称(鏡映対称)の形状とされているが、上部カバー部19の第1パネル21は何れの側のものも同一形状であり、第1前側モール22と第1後側モール23とが本体4への取り付け方向に応じたものとなっている。これにより、共通の第1パネル21を用いて、この第1パネル21に第1前側モール22及び第1後側モール23を本体4への取り付け方向に応じて付け替えるだけでよい。よって、第1パネル21は1種類のものを用意しておけばよく、第1前側モール22と第1後側モール23とは夫々の取り付け方向に応じて2種類ずつ用意しておけばよい。また、下部カバー部20の第2パネル24も、何れの側のものも同一形状である。第2パネル24に取りけられる第2前側モール25と第2後側モール26とは、その形状が異なっているが、何れも直線状に形成されたものであるため、夫々の上下を反転させるだけで、本体4への取り付け方向の何れにも対応させることができる。よって、第2パネル24、第2前側モール25、及び第2後側モール26は、何れも1種類ずつ用意しておけばよい。
また、本実施形態においては、熱源機11の天面に器体15のフランジ17が張り出すものを示している。しかし、図示しないが、熱源機の天面側にフランジ17が形成されていず、熱源ユニットの天面が平坦に形成されている場合も考えられる。この場合には、第1前側モール22に第1上部延出部33を設けなくてもよい。これによれば、前側上縁をすっきりさせて外観を向上させることができる。
1…タンクユニット、2…熱源ユニット、3…化粧カバー、4…本体、6…貯湯タンク、11…熱源機、12…支持台、14…ケース、15…器体、16…蓋体、17…フランジ、19…上部カバー部、20…下部カバー部、21…パネル(第1パネル)、22…前側モール(第1前側モール)、23…後側モール(第1後側モール)、27…境界線、28…張出部、30,30´…止め具(カバー連結手段)、32…フランジ被覆部、33…上部延出部(第1上部延出部)、35…連結部。

Claims (4)

  1. タンクユニットに熱源ユニットを連結してなる本体を備え、前記タンクユニットは、外部の加熱手段により加熱された湯を溜める貯湯タンクと、該貯湯タンクから延出する複数の配管類とを備え、前記熱源ユニットは、熱源部をケースに収容してなる熱源機と、該熱源機の下方に延出する複数の配管類を収容すると共に該熱源機の天面と前記タンクユニットの天面が同一平面上に位置するように該熱源機を下方から支持する支持台とを備え、前記熱源機のケースは、一側面を開放面とする箱形状の器体と、該器体の開放面の周縁から外方に張り出すフランジに外周端部が当接して該器体の開放面を閉塞する蓋体とを備え、前記熱源機が、その蓋体の反対側の側面を前記タンクユニット側に当接して設けられた貯湯式給湯装置において、
    前記熱源機の蓋体側を前記本体の前側としたとき、該本体の左右側の少なくとも一側面を覆う化粧カバーを設け、
    前記化粧カバーは、矩形状のパネルと、該パネルの前側端縁に沿って設けられた前側モールと、該パネルの後側端縁に沿って設けられた後側モールとを備え、
    前記前側モールは、熱源機のフランジに対応する部分に該フランジ及び前記蓋体の外周端部を覆い隠すフランジ被覆部を備え、
    前記パネルは、前記本体の天面に沿って内側に向って張り出す張出部を備え、
    前記本体の天面又は上部側面に、前記張出部を介して化粧カバーを着脱自在に連結するカバー連結手段を備えることを特徴とする貯湯式給湯装置。
  2. 前記前側モールは、前記熱源機の天面側のフランジに沿って延びる上部延出部を備えることを特徴とする請求項1記載の貯湯式給湯装置。
  3. 前記化粧カバーは、前記本体の側面のうち上部側を覆う上部カバー部と、前記本体の側面のうち下部側を覆う下部カバー部とで構成され、
    前記フランジ被覆部は、前記上部カバー部の前側モールに設けられ、
    前記上部カバー部と前記下部カバー部とは、前記熱源ユニットの前記熱源機と前記支持台との境界に沿って水平方向に延びる境界線を介して互いに分割自在に連接していることを特徴とする請求項1又は2記載の貯湯式給湯装置。
  4. 前記上部カバー部は、前記境界線よりも下方に延びて前記下部カバー部の裏面側で前記本体に着脱自在に連結される連結部を備えることを特徴とする請求項3記載の貯湯式給湯装置。
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