JP5844606B2 - ボイラ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発電システムや各種プロセスで使用されるボイラ制御装置に係わり、特にボイラ側のプロセス特性が変化した場合にも、良好な制御を行うことができるようにしたボイラ制御装置に関する。
発電システムや各種プロセスで使用されるボイラ制御装置として、従来、図7に示す装置が知られている。
この図に示すボイラ制御装置101は、設定された主蒸気圧力目標値“PsSV”とボイラに取り付けられた蒸気圧力計から出力される実際の主蒸気圧力測定値“PsPV”とを取り込み、これらの差“PsSV−PsPV”に対し、PID制御演算を行って燃料流量補正値“Ff1”を求める主蒸気圧力制御PID演算器102と、ボイラに取り付けられた蒸気流量計から出力される主蒸気流量“Fs”を取り込み、主蒸気流量/燃料流量変換式“F(x)”を使用して燃料流量“Ff2”に変換する主蒸気流量/燃料流量変換器103と、主蒸気圧力制御PID演算器102から出力される燃料流量補正値“Ff1”と主蒸気流量/燃料流量変換器103から出力される燃料流量“Ff2”とを加算して燃料流量“Ff”を求める加算器104とを備えている。そして、補正により得られた燃料流量“Ff”をボイラの燃焼器に供給し、主蒸気流量“Fs”が増減したときにも、主蒸気圧力目標値“PsSV”と、実際の主蒸気圧力測定値“PsPV”とが一致するよう制御する。なお、主蒸気流量から推定した燃料流量“Ff”は、主蒸気圧力が変動した場合、PID演算により修正される。この修正値を、燃料流量補正値“Ff1”と定義している。
特開平8−233205号公報
しかしながら、図7に示す従来のボイラ制御装置101では、燃料流量“Ff”を変化させてから、実際の主蒸気圧力測定値“PsPV”が変化するまでの無駄時間が大きくなると、PID制御演算が不安定になって良好な制御が期待できない。
そこで、このような問題を解決する方法として、ボイラ側のプロセスモデルを模擬した予測制御を利用して、無駄時間が大きい場合にも良好な制御を行うことができるボイラ制御装置が開発されている。
図8はこのような予測制御を用いてボイラの燃料流量“Ff”を制御するボイラ制御装置の一例を示すブロック図である。
この図に示すボイラ制御装置111は、設定された主蒸気圧力目標値“PsSV”とボイラに取り付けられた蒸気圧力計から出力される実際の主蒸気圧力測定値“PsPV”とを取り込み、ボイラ側のプロセスモデル式を使用した予測制御演算を行って燃料流量補正値“Ff1”を求める主蒸気圧力制御予測演算器112と、ボイラに取り付けられた蒸気流量計から出力される主蒸気流量“Fs”を取り込み、主蒸気流量/燃料流量変換式“F(x)”を使用して、燃料流量“Ff2”を演算する主蒸気流量/燃料流量変換器113と、主蒸気圧力制御予測演算器112から出力される燃料流量補正値“Ff1”と主蒸気流量/燃料流量変換器113から出力される燃料流量“Ff2”とを加算して、燃料流量“Ff”を求める加算器114とを備えている。そして、補正により得られた燃料流量“Ff”をボイラの燃焼器に供給し、主蒸気流量“Fs”が増減したときにも、主蒸気圧力目標値“PsSV”と、実際の主蒸気圧力測定値“PsPV”とが一致するよう制御している。
このように、ボイラ制御装置111では、ボイラ側のプロセス特性を模擬したプロセスモデル式を使用していることから、プロセスの無駄時間が大きい場合でも、良好な制御を行うことができる。
しかしながら、このようなボイラ制御装置111では、ボイラ側のプロセス特性が大きく変化すると、内部モデルの予測値と実際の応答との差が大きくなり、主蒸気圧力測定値“PsPV”が大きく変動してしまうという問題があった。
本発明は上記の事情に鑑み、制御対象となっているボイラ側のプロセス特性が変化しても、これに対応して、予測制御で使用しているプロセスモデルを修正することにより、主蒸気圧力測定値が大きく変動しないように制御することができ、これによってプロセス特性が変化するようなボイラにおいても良好な制御を行わせることができるボイラ制御装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明は、設定された主蒸気圧力目標値と、ボイラ側に取り付けられた圧力計から出力される実際の主蒸気圧力測定値とに基づき、前記ボイラ側のプロセスモデルを模擬した予測制御演算を行い、前記ボイラ側の燃焼器へ供給する燃料流量を制御する主蒸気圧力制御予測演算器と、前記燃焼器へ供給する燃料流量、前記ボイラ側に取り付けられた各計測器から出力される各計測値に基づき、前記ボイラ側のプロセスモデルの補正値を演算し、前記主蒸気圧力制御予測演算器の前記プロセスモデルを修正するプロセスモデル推定演算器とを備えたことを特徴としている。
また、主蒸気圧力制御予測演算器は、前記プロセスモデルとして、プロセスのゲイン、1次遅れ時定数、無駄時間によって前記ボイラ側のプロセスを近似したモデルを使用する。
一方、プロセスモデル推定演算器の形態として、前記燃焼器へ供給する燃料流量の変化分と、前記蒸気流量計から出力される主蒸気流量の変化分との比率を求め、この比率に対応するプロセスゲイン指標値と、プロセスモデルのゲイン初期値とを除算して得られるゲイン補正値を用いて、前記主蒸気圧力制御予測演算器内のプロセスモデルを修正する。
また、プロセスモデル推定演算器の他の形態として、前記燃焼器へ供給する燃料流量の積算値と、前記蒸気流量計から出力される主蒸気流量の積算値との比率を求め、この比率に対応するプロセスゲイン指標値と、プロセスモデルのゲイン初期値とを除算して得られるゲイン補正値を用いて、前記主蒸気圧力制御予測演算器内のプロセスモデルを修正する。
また、プロセスモデル推定演算器のさらに他の形態として、前記燃焼器へ供給する燃料流量の変化分と、プロセス無駄時間後に、前記蒸気流量計から出力される主蒸気流量の変化分との比率を求め、この比率に対応するプロセスゲイン指標値と、プロセスモデルのゲイン初期値とを除算して得られるゲイン補正値を用いて、前記主蒸気圧力制御予測演算器内のプロセスモデルを修正する。
また、プロセスモデル推定演算器のさらに他の形態として、前記燃焼器へ供給する燃料流量の積算値と、プロセス無駄時間後に、前記蒸気流量計から出力される主蒸気流量の積算値との比率を求め、この比率に対応するプロセスゲイン指標値と、プロセスモデルのゲイン初期値とを除算して得られるゲイン補正値を用いて、前記主蒸気圧力制御予測演算器内のプロセスモデルを修正する。
さらに、プロセスモデル推定演算器は、前記燃焼器へ供給する燃料流量が所定の値以上、変化したときから、前記蒸気流量計から出力される主蒸気流量が所定の値以上、変化したときまでの時間を計測して、無駄時間修正値を求め、この無駄時間修正値と、プロセスモデルの無駄時間初期値とを除算して得られる無駄時間補正値を用いて、前記主蒸気圧力制御予測演算器内のプロセスモデルを修正する。
さらに、本発明に係るボイラ制御装置の他の態様として、前記主蒸気圧力制御予測演算器、前記プロセスモデル推定演算器は、燃料流量に代えて、ボイラへ供給する熱量を使用するとともに、前記主蒸気流量に代えて、ボイラが発生する熱量を使用した予測演算制御で、前記ボイラを制御する構成であってもよい。
本発明によれば、制御対象となっているボイラ側のプロセス特性が変化しても、これに対応して、予測制御で使用しているプロセスモデルを修正することにより、主蒸気圧力測定値が大きく変動しないようにすることができ、これによってプロセス特性が変化するようなボイラにあっても、良好な制御を行うことができる。
本発明によるボイラ制御装置の第1の実施形態を示すブロック図である。 図1に示す主蒸気圧力制御予測演算器の詳細な回路構成例を示すブロック図である。 本発明によるボイラ制御装置の第2の実施形態で使用されるプロセスモデル推定演算器の一例を示すブロック図である。 本発明によるボイラ制御装置の第3の実施形態で使用されるプロセスモデル推定演算器の一例を示すブロック図である。 本発明によるボイラ制御装置の第4の実施形態で使用されるプロセスモデル推定演算器の一例を示すブロック図である。 本発明によるボイラ制御装置の第5の実施形態で使用されるプロセスモデル推定演算器の一例を示すブロック図である。 従来から知られているボイラ制御装置のうち、PID制御演算を使用したボイラ制御装置の一例を示すブロック図である。 従来から知られているボイラ制御装置のうち、予測制御演算を使用したボイラ制御装置の一例を示すブロック図である。
《第1の実施形態》
〈構成〉
図1は本発明によるボイラ制御装置の第1の実施形態を示すブロック図である。
この図に示すボイラ制御装置1は、設定された主蒸気圧力目標値“PsSV”とボイラに取り付けられた蒸気圧力計から出力される実際の主蒸気圧力測定値“PsPV”とを取り込み、ボイラ側のプロセスモデル式を使用した予測制御演算を行って燃料流量補正値“Ff1”を求める主蒸気圧力制御予測演算器2と、ボイラに取り付けられた蒸気流量計から出力される主蒸気流量“Fs”を取り込み、主蒸気流量/燃料流量変換式“F(x)”を使用して燃料流量“Ff2”を求める主蒸気流量/燃料流量変換器3と、主蒸気圧力制御予測演算器2から出力される燃料流量補正値“Ff1”と主蒸気流量/燃料流量変換器3から出力される燃料流量“Ff2”とを加算して燃料流量“Ff”を求める加算器4と、プロセス特性測定指示が入力されたとき、燃料流量計から出力される燃料流量“Ff”、蒸気流量計から出力される主蒸気流量“Fs”、ボイラに設けられた各計測器から出力される第1出力値、第2出力値、第3出力値、主蒸気圧力測定値“PsPV”などに基づき、ボイラ側のプロセスモデルを修正するプロセス特性更新指示が入力されたとき、主蒸気圧力制御予測演算器2のプロセスモデルを修正するプロセスモデル推定演算器5aとを備えている。
主蒸気圧力制御予測演算器2は、図2に示す如く制御対象となっているボイラのプロセス特性をモデル化して得られるプロセスモデル式、例えば下記(1)式に示すプロセスモデル式を用いて、燃料流量“Ff”に対応する主蒸気圧力演算値“PsOPV”を演算する燃料流量/主蒸気圧力値演算回路6と、燃料流量/主蒸気圧力値演算回路6から出力される主蒸気圧力演算値“PsOPV”とボイラに取り付けられた蒸気圧力計から出力される実際の主蒸気圧力測定値“PsPV”とに基づき、主蒸気圧力差分値“PsPV−PsOPV”を演算する第1減算回路7と、設定された主蒸気圧力目標値“PsSV”と第1減算回路7から出力される主蒸気圧力差分値“PsPV−PsOPV”との差に基づき、燃料流量補正値“Ff1”を演算する第2減算回路8とを備えている。
〔数1〕
[Kp/(1+Tp×S)]×e−Lps …(1)
但し、Kp:プロセスゲイン
Tp:プロセス時定数
S:ラプラス変換演算子
e:自然対数の底
Lp:プロセス無駄時間
〈動作〉
次に、図1のブロック図、図2のブロック図を参照しながら、ボイラ制御装置1の動作を説明する。
プロセス特性測定指示が入力されると、燃料流量計から出力される燃料流量“Ff”、蒸気流量計から出力される主蒸気流量“Fs”、ボイラに設けられた各計測器から出力される第1出力値、第2出力値、第3出力値、主蒸気圧力測定値“PsPV”などに基づき、プロセスモデル推定演算器5aによって、ボイラ側のプロセスモデルを測定するのに必要な補正値が演算される。プロセス特性更新指示が入力されると、プロセスモデル推定演算器5aでは、制御対象となっているボイラ側のプロセス特性を解析して補正値を演算し、主蒸気圧力制御予測演算器2にセットされた、(1)式で示されるプロセスモデル式のプロセスゲイン“Kp”、プロセス時定数“Tp”、プロセス無駄時間“Lp”のうち、少なくてもいずれか1つを修正する。
〈効果〉
このように、第1の実施形態では、プロセス特性測定指示が入力されたとき、燃料流量計から出力される燃料流量“Ff”、蒸気流量計から出力される主蒸気流量“Fs”、ボイラに設けられた各計測器から出力される第1出力値、第2出力値、第3出力値、主蒸気圧力測定値“PsPV”などに基づき、ボイラ側のプロセスモデルを修正するのに必要な補正値を演算し、主蒸気圧力制御予測演算器2のプロセスモデルを修正するようにしているので、制御対象となっているボイラ側のプロセス特性が変化しても、主蒸気圧力測定値“PsPV”が大きく変動しないようにすることができ、これによってプロセス特性が変化するようなボイラについても、良好な制御を行うことができる。
また、第1の実施形態では、プロセス特性更新指示が入力されたとき、プロセスモデル推定演算器5aによって、制御対象となっているボイラ側のプロセス特性を解析して、補正値を演算し、主蒸気圧力制御予測演算器2にセットされた、(1)式で示されるプロセスモデル式のプロセスゲイン“Kp”、プロセス時定数“Tp”、プロセス無駄時間“Lp”のうち、少なくてもいずれか1つを修正するようにしている。このため、プロセス特性が変化するようなボイラについても、プロセスゲイン“Kp”、プロセス時定数“Tp”、プロセス無駄時間“Lp”などを最適化でき、主蒸気圧力測定値“PsPV”の変動を防止して、良好な制御を行うことができる。
《第2の実施形態》
〈構成〉
図3は本発明によるボイラ制御装置の第2の実施形態で使用されるプロセスモデル推定演算器の一例を示すブロック図である。
この図に示すプロセスモデル推定演算器5bは、第1差分演算回路10と、第2差分演算回路11と、ゲイン補正関数演算回路13と、除算回路14とを備えている。
第1差分演算回路10は、プロセス特性測定指令が出力されると、ボイラに取り付けられた蒸気流量計から出力される主蒸気流量“Fs”を取り込み、これを現在の主蒸気流量“Fsn”として出力するとともに、予め設定されている所定時間当たりの変化分“ΔFs”を求め、これを現在の主蒸気流量変化分“ΔFsn”として出力する。第2差分演算回路11は、燃料流量計から出力される燃料流量“Ff”を取り込み、予め設定されている所定時間当たりの変化分“ΔFf”を求め、これを現在の燃料流量変化分“ΔFfn”として出力する。ゲイン補正関数演算回路13は、第2差分演算回路11から出力される燃料流量変化分“ΔFfn”を使用して、第1差分演算回路10から出力される主蒸気流量変化分“ΔFsn”を除算し、比率“ΔFsn/ΔFfn”を求め、これを現在のプロセスゲイン指標値“Kn”として保存する。。
ここで、第2の実施形態におけるプロセスモデル推定演算器5bでは、プロセス特性測定指示が入力される毎に、除算回路12から出力されるプロセスゲイン指標値“Kn”と第1差分演算回路10から出力される主蒸気流量“Fsn”とがゲイン補正関数演算回路13に供給される。ゲイン補正関数演算回路13には、予め各主蒸気流量“SFs1”〜“SFsn”と各プロセスゲイン指標値“KK1”〜“KKn”との対応式(例えば、折れ線グラフ)が登録されており、供給された主蒸気流量“Fsn”に対応するプロセスゲイン指標値“KKn”が読み出され、Kn/KKnを新たにプロセスゲイン指標値Knと定義している。このプロセスゲイン指標値“Kn”はプロセス特性測定指示が入力される都度、新たに求められる。
プロセス特性更新指令が入力されると、ゲイン補正関数演算回路13に主蒸気流量“Fsn”を入力し、対応するプロセスゲイン指標値“Kn”を出力する。除算回路14は、ゲイン補正関数演算回路13から出力される新たなプロセスゲイン指標値“Kn”と予め設定されているプロセスゲイン初期値“Kp”との比である“Kn/Kp”を求め、主蒸気圧力制御予測演算器2のプロセスゲイン“Kp”を補正する
〈効果〉
このように、第2の実施形態では、燃料流量計から出力される燃料流量“Ff”の変化分“ΔFfn”と、蒸気流量計から出力される主蒸気流量“Fs”の変化分“ΔFsn”との比率を求め、この比率と、主蒸気流量“Fs”とを使用して得られた新たなプロセスゲイン指標値“Kn”と、プロセスモデルのゲイン初期値“Kp”とを乗算し、これによって得られるゲイン補正値“Kpn”で、主蒸気圧力制御予測演算器に設定されているプロセスモデルのプロセスゲイン“Kp”を修正するようにしているので、制御対象となっているボイラ側のプロセスゲイン特性が変化しても、これに対応して、予測制御で使用しているプロセスモデルのプロセスゲイン“Kp”などを修正することができ、これによってプロセスゲイン特性が変化するようなボイラについても、良好な制御を行わせることができる。
《第3の実施形態》
〈構成〉
図4は本発明によるボイラ制御装置の第3の実施形態で使用されるプロセスモデル推定演算器の一例を示すブロック図である。
この図に示すプロセスモデル推定演算器5cは、第1積算演算回路20と、第2積算演算回路21と、除算回路22と、ゲイン補正関数演算回路23と、除算回路24とを備えている。
第1積算演算回路20は、プロセス特性測定指令が出力されると、ボイラに取り付けられた蒸気流量計から出力される主蒸気流量“Fs”を取り込み、これを現在の主蒸気流量“Fsn”として出力するとともに、予め設定されている所定時間当たりの積分値“∫Fs”を求め、これを現在の主蒸気流量積分値“∫Fsn”として出力する。第2積算演算回路21は、燃料流量計から出力される燃料流量“Ff”を取り込み、予め設定されている所定時間当たりの積分値“∫Ff”を求め、これを現在の燃料流量積分値“∫Ffn”として出力する。ゲイン補正関数演算回路23は、第2積算演算回路21から出力される所定時間当たりの積分値“∫Ff”を使用して、第1積算演算回路20から出力される主蒸気流量積分値“∫Fsn”を除算し、比率“∫Fsn/∫Ffn”を求め、これを現在のプロセスゲイン指標値“Kn”として保存する。
さらに、ゲイン補正関数演算回路23は、プロセスモデル推定演算器5cは、主蒸気流量“Fsn”に対応するプロセスゲイン指標値“Kn”を求める。ゲイン補正関数演算回路23から出力されるプロセスゲイン指標値“Kn”と予め設定されているプロセスゲイン初期値“Kp”とを乗算して、乗算値“Kp×Kn”を求め、これを現在のゲイン補正値“Kpn”として、主蒸気圧力制御予測演算器に供給し、プロセスモデルで使用されている(1)式のプロセスゲイン“Kp”を補正する。
第3の実施形態におけるプロセスモデル推定演算器5cでも第2の実施形態と同様、プロセス特性測定指示が入力される毎に、除算回路22から出力されるプロセスゲイン指標値“Kn”と第1積算演算回路20から出力される主蒸気流量“Fsn”とに基づき、予め登録されている各主蒸気流量“SF1”〜“SFsn”と各プロセスゲイン指標“KK1”〜“KKn”との対応式(例えば、折れ線グラフ)が格納されている初期のゲイン補正関数演算回路13から、主蒸気流量“Fsn”に対応するプロセスゲイン指標“KKn”を読み出し、Kn/KKnを新たなプロセスゲイン指標値Knと定義している。
〈効果〉
このように、第3の実施形態では、燃料流量計から出力される燃料流量“Ff”の積分値“∫Ff”と、蒸気流量計から出力される主蒸気流量“Fs”の積分値“∫Fsn”との比率を求め、この比率と、主蒸気流量“Fs”とを使用して得られたプロセスゲイン指標値“Kn”と、プロセスモデルのゲイン初期値“Kp”とを乗算し、これによって得られるゲイン補正値“Kpn”で、主蒸気圧力制御予測演算器に設定されているプロセスモデルのプロセスゲイン“Kp”を修正するようにしているので、瞬間的なノイズなどの影響を受けることなく、制御対象となっているボイラ側のプロセス特性が変化しても、これに対応して、予測制御で使用しているプロセスモデルのプロセスゲイン“Kp”などを修正することができ、これによってプロセスゲイン特性が変化するようなボイラについても、良好な制御を行わせることができる。
《第4の実施形態》
図5は本発明によるボイラ制御装置の第4の実施形態で使用されるプロセスモデル推定演算器の一例を示すブロック図である。なお、この図において、図3に対応する部分には、同じ符号が付してある。
この図に示すプロセスモデル推定演算器5dが図3に示すプロセスモデル推定演算器5bと異なる点は、蒸気流量計から出力される主蒸気流量“Fs”を取り込み、実プロセスの無駄時間に対応する無駄時間“Lp”だけ遅延させて、第1差分演算回路10に供給する無駄時間回路31を設けたことである。
これにより、ボイラ側の無駄時間“Lp”が大きく変化した場合にも、これに対応して、無駄時間回路31の無駄時間“Lp”を調整するだけで、燃料流量計から出力される燃料流量“Ff”が変化する時期と、燃料流量“Ff”の変化に起因して主蒸気発生量が変化し、主蒸気流量“Fs”が変化するまでの時期とを一致させる。
このように、第4の実施形態では、蒸気流量計から出力される主蒸気流量“Fs”を取り込み、実プロセスの無駄時間に対応する無駄時間“Lp”だけ遅延させて、第1差分演算回路10に供給するようにしている。このため、制御対象となっているボイラ側のプロセス特性が変化したとき、無駄時間を加味して、予測制御で使用しているプロセスモデルのプロセスゲイン“Kp”などを修正することができ、これによって大きな無駄時間を持ち、プロセスゲイン特性が変化するようなボイラについても、良好な制御を行わせることができる。
《第5の実施形態》
図6は本発明によるボイラ制御装置の第5の実施形態で使用されるプロセスモデル推定演算器の一例を示すブロック図である。なお、この図において、図4に対応する部分には、同じ符号が付してある。
この図に示すプロセスモデル推定演算器5eが図4に示すプロセスモデル推定演算器5cと異なる点は、蒸気流量計から出力される主蒸気流量“Fs”を取り込み、実プロセスの無駄時間に対応する無駄時間“Lp”だけ遅延させて、第1積算演算回路20に供給する無駄時間回路41を設けたことである。
これにより、ボイラ側の無駄時間“Lp”が大きく変化した場合にも、これに対応して、無駄時間回路41の無駄時間“Lp”を調整するだけで、燃料流量計から出力される燃料流量“Ff”が変化する時期と、燃料流量“Ff”の変化に起因して主蒸気発生量が変化し、主蒸気流量“Fs”が変化するまでの時期とを一致させる。
このように、第5の実施形態では、蒸気流量計から出力される主蒸気流量“Fs”を取り込み、実プロセスの無駄時間に対応する無駄時間“Lp”だけ遅延させて第1積算演算回路20に供給するようにしている。このため、瞬間的なノイズなどの影響を受けることなく、制御対象となっているボイラ側のプロセス特性が変化したとき、無駄時間を加味して、予測制御で使用しているプロセスモデルのプロセスゲイン“Kp”などを修正することができ、これによって大きな無駄時間を持ち、プロセスゲイン特性が変化するようなボイラについても、良好な制御を行わせることができる。
《他の実施形態》
また、上述した各実施形態で使用する無駄時間“Lp”として、次に述べるような方法で得られた無駄時間“Lp”を使用するようにしても良い。
まず、燃焼器へ供給する燃料流量“Ff”が所定の値以上、変化したときから、蒸気流量計から出力される主蒸気流量“Fs”が所定の値以上、変化するまでの時間を計測して、無駄時間修正値を求める。「所定の値」とは、例えば定常値の±3%程度、例えば、石炭流量の定常値が30T/hであれば、29.1〜30.9T/h、主蒸気流量が300T/hであれば、291〜309T/hとなる。
そして、この無駄時間修正値に基づき、予め設定されているプロセスモデルの無駄時間初期値を修正して、プロセスモデルの無駄時間“Lp”を求める。
これにより、制御対象となっているボイラ側のプロセス特性のうち、無駄時間などが変化したとき、これに対応して、予測制御で使用しているプロセスモデルの無駄時間“Lp”を修正することができ、これによってボイラ側のプロセス無駄時間特性が変化するようなボイラについても、良好な制御を行わせることができる。
また、上述した各実施形態では、燃料流量“Ff”と主蒸気流量“Fs”とに基づき、プロセスモデル推定演算器5a〜5e、主蒸気圧力制御予測演算器2を動作させて、ボイラを制御するようにしているが、燃料流量“Ff”、主蒸気流量“Fs”以外の計測値、例えば、燃料流量“Ff”に代えて、ボイラへ供給する熱量を使用するとともに、主蒸気流量“Fs”に代えて、ボイラが発生する熱量を使用して、ボイラを制御するようにしても良い。
このように構成することにより、制御対象となっているボイラがどのような形式の熱源を使用していても、また主蒸気流量以外の要因が外乱要因であっても、制御対象となっているボイラ側のプロセス特性が変化したとき、これに対応して、予測制御で使用しているプロセスモデルを修正することができ、これによってボイラ側のプロセス特性が変化しても、主蒸気圧力測定値が大きく変動しないようにして、良好な制御を行わせることができる。
また、上述した各実施形態、例えば図3に示す第2の実施形態では、プロセス特性測定指示が入力される毎に、蒸気流量計から出力される主蒸気流量“Fs”と、燃料流量計から出力される燃料流量“Ff”とを取り込んで、主蒸気流量変化分“ΔFsn”と、燃料流量変化分“ΔFfn”とを演算するとともに、燃料流量変化分“ΔFfn”で主蒸気流量変化分“ΔFsn”を除算して、プロセスゲイン指標値“Kn”を求め、予め設定されている各主蒸気流量“SFs1”〜“SFsn”と、各プロセスゲイン指標値“KK1”〜“KKn”との対応式(例えば、折れ線グラフ)を修正するようにしているが、ボイラを制御しているとき、任意のタイミングで、プロセスゲイン指標値“Kn”を求め、各主蒸気流量“SFs1”〜“SFsn”と、各プロセスゲイン指標値“KK1”〜“KKn”との対応式(例えば、折れ線グラフ)を修正するようにしても良い。
また、他のタイミング、例えば蒸気流量計から出力される主蒸気流量“Fs”が予め設定されている各所定値になる毎に、プロセスゲイン指標値“Kn”を求め、主蒸気流量“SFs1”〜“SFsn”と、各プロセスゲイン指標値“KK1”〜“KKn”との対応式(例えば、折れ線グラフ)を修正するようにしても良い。
このようにしても、上述した各実施形態と同様な効果を得ることができる。
1:ボイラ制御装置
2:主蒸気圧力制御予測演算器
3:主蒸気流量/燃料流量変換器
4:加算器
5a〜5e:プロセスモデル推定演算器
6:燃料流量/主蒸気圧力値演算回路
7:第1減算回路
8:第2減算回路
10:第1差分演算回路
11:第2差分演算回路
12:除算回路
13:ゲイン補正関数演算回路
14:除算回路
20:第1積算演算回路
21:第2積算演算回路
22:除算回路
23:ゲイン補正関数演算回路
24:除算回路
31:無駄時間回路
41:無駄時間回路

Claims (5)

  1. 設定された主蒸気圧力目標値と、ボイラ側に取り付けられた圧力計から出力される実際の主蒸気圧力測定値とに基づき、前記ボイラ側のプロセスモデルを模擬した予測制御演算を行い、前記ボイラ側の燃焼器へ供給する燃料流量を制御する主蒸気圧力制御予測演算器と、
    前記燃焼器へ供給する燃料流量、前記ボイラ側に取り付けられた各計測器から出力される各計測値に基づき、前記ボイラ側のプロセスモデルの補正値を演算し、前記主蒸気圧力制御予測演算器の前記プロセスモデルを修正するプロセスモデル推定演算器と、を備え、
    前記プロセスモデル推定演算器は、前記燃焼器へ供給する燃料流量の変化分と、前記ボイラ側に取り付けられた蒸気流量計から出力される主蒸気流量の変化分との比率を求め、この比率に対応するプロセスゲイン指標値と、プロセスモデルのゲイン初期値とを除算して得られるゲイン補正値を用いて、前記主蒸気圧力制御予測演算器内のプロセスモデルを修正する、
    ことを特徴とするボイラ制御装置。
  2. 設定された主蒸気圧力目標値と、ボイラ側に取り付けられた圧力計から出力される実際の主蒸気圧力測定値とに基づき、前記ボイラ側のプロセスモデルを模擬した予測制御演算を行い、前記ボイラ側の燃焼器へ供給する燃料流量を制御する主蒸気圧力制御予測演算器と、
    前記燃焼器へ供給する燃料流量、前記ボイラ側に取り付けられた各計測器から出力される各計測値に基づき、前記ボイラ側のプロセスモデルの補正値を演算し、前記主蒸気圧力制御予測演算器の前記プロセスモデルを修正するプロセスモデル推定演算器と、を備え、
    前記プロセスモデル推定演算器は、前記燃焼器へ供給する燃料流量の積算値と、前記蒸気流量計から出力される主蒸気流量の積算値との比率を求め、この比率に対応するプロセスゲイン指標値と、プロセスモデルのゲイン初期値とを除算して得られるゲイン補正値を用いて、前記主蒸気圧力制御予測演算器内のプロセスモデルを修正する、
    ことを特徴とするボイラ制御装置。
  3. 設定された主蒸気圧力目標値と、ボイラ側に取り付けられた圧力計から出力される実際の主蒸気圧力測定値とに基づき、前記ボイラ側のプロセスモデルを模擬した予測制御演算を行い、前記ボイラ側の燃焼器へ供給する燃料流量を制御する主蒸気圧力制御予測演算器と、
    前記燃焼器へ供給する燃料流量、前記ボイラ側に取り付けられた各計測器から出力される各計測値に基づき、前記ボイラ側のプロセスモデルの補正値を演算し、前記主蒸気圧力制御予測演算器の前記プロセスモデルを修正するプロセスモデル推定演算器と、を備え、
    前記プロセスモデル推定演算器は、前記燃焼器へ供給する燃料流量の変化分と、プロセス無駄時間後に、前記蒸気流量計から出力される主蒸気流量の変化分との比率を求め、この比率に対応するプロセスゲイン指標値と、プロセスモデルのゲイン初期値とを除算して得られるゲイン補正値を用いて、前記主蒸気圧力制御予測演算器内のプロセスモデルを修正する、
    ことを特徴とするボイラ制御装置。
  4. 設定された主蒸気圧力目標値と、ボイラ側に取り付けられた圧力計から出力される実際の主蒸気圧力測定値とに基づき、前記ボイラ側のプロセスモデルを模擬した予測制御演算を行い、前記ボイラ側の燃焼器へ供給する燃料流量を制御する主蒸気圧力制御予測演算器と、
    前記燃焼器へ供給する燃料流量、前記ボイラ側に取り付けられた各計測器から出力される各計測値に基づき、前記ボイラ側のプロセスモデルの補正値を演算し、前記主蒸気圧力制御予測演算器の前記プロセスモデルを修正するプロセスモデル推定演算器と、を備え、
    前記プロセスモデル推定演算器は、前記燃焼器へ供給する燃料流量の積算値と、プロセス無駄時間後に、前記蒸気流量計から出力される主蒸気流量の積算値との比率を求め、この比率に対応するプロセスゲイン指標値と、プロセスモデルのゲイン初期値とを除算して得られるゲイン補正値を用いて、前記主蒸気圧力制御予測演算器内のプロセスモデルを修正する、
    ことを特徴とするボイラ制御装置。
  5. 設定された主蒸気圧力目標値と、ボイラ側に取り付けられた圧力計から出力される実際の主蒸気圧力測定値とに基づき、前記ボイラ側のプロセスモデルを模擬した予測制御演算を行い、前記ボイラ側の燃焼器へ供給する燃料流量を制御する主蒸気圧力制御予測演算器と、
    前記燃焼器へ供給する燃料流量、前記ボイラ側に取り付けられた各計測器から出力される各計測値に基づき、前記ボイラ側のプロセスモデルの補正値を演算し、前記主蒸気圧力制御予測演算器の前記プロセスモデルを修正するプロセスモデル推定演算器と、を備え、
    前記プロセスモデル推定演算器は、前記燃焼器へ供給する燃料流量が所定の値以上、変化したときから、前記蒸気流量計から出力される主蒸気流量が所定の値以上、変化したときまでの時間を計測して、無駄時間修正値を求め、この無駄時間修正値と、プロセスモデルの無駄時間初期値とを除算して得られる無駄時間補正値を用いて、前記主蒸気圧力制御予測演算器内のプロセスモデルを修正する、
    ことを特徴とするボイラ制御装置。
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