JP2005293169A - プラント運転状態計算装置、プラントシミュレーション計算装置、プラント運用最適化システムと方法、プログラム - Google Patents

プラント運転状態計算装置、プラントシミュレーション計算装置、プラント運用最適化システムと方法、プログラム Download PDF

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Kazuaki Omomo
一晃 大桃
Minoru Iino
穣 飯野
Norifumi Mitsumoto
憲史 三ッ本
Toshihiro Yamada
利広 山田
Akitomo Ueto
礼智 上都
Yasushi Takagi
恭 高木
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Abstract

【課題】 使用する計測値がセンサ誤差を含む場合にも、プラントの実需要や実機の性能を考慮した高精度な運転スケジュールを作成可能とする。
【解決手段】 プラント状態推定部200は、制約条件式に基づいてプラントデータ現在状態計測値121とプラント過去状態計測値122の誤差を補正して、プラント現在状態推定値201とプラント過去状態推定値202を計算する。プラント状態補正・機器パラメータ補正部300は、プラント状態推定部200で得られたプラント現在状態推定値201とプラント過去状態推定値202、気象情報入力部30で入力された気象予報値130、需要予測部50で得られた需要予測値151に基づき、プラント現在状態補正値301、プラント未来状態補正値302、機器パラメータ補正値303を計算する。最適運転スケジュール計算部70は、各補正値301〜303を用いて、最適運転スケジュール171を計算する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プラント運転状態で計測されるプラント各部の計測値を用いてプラントの最適運転スケジュールを作成するプラント運用最適化システムに関するものであり、特に、計測器の異常を原因とする誤差を補正して高精度な運転スケジュールを作成するための技術に関するものである。
プラント運用最適化システムは、発電プラントやコージェネレーションプラント、自家発電プラントなどのエネルギープラントにおけるプラント監視制御システムの一部として導入されている。プラント運用最適化システムを用いると、エネルギープラントを構成するボイラや蒸気タービン、ガスタービン、廃熱回収ボイラ、発電機、氷蓄熱、冷凍機などの多くの機器を、電力、冷温水、蒸気などの負荷に応じて最適状態となるように運転することができる。ここで、「最適状態」とは、エネルギープラントのエネルギー需要を満足し、かつ省コスト、省エネルギー、省CO2を実現するということである。
プラント運用最適化システムにより運転スケジュールを作成する際には、未来時刻におけるエネルギー需要を予測し、これを満足するようにプラントの各機器の運転スケジュールを決定している。
[第1の従来例]
従来、プラント運用最適化システムとしては、例えば、発電機の運転制約条件を満たし、経済的な発電機の起動停止状態および出力を決定するようにした発電機の運転計画作成装置が存在している(例えば、特許文献1参照)。
[第2の従来例]
また、気象予報などの情報を含めて、より正確な需要予測を行うことでより最適な運転スケジュールの作成を図ったシステムも考えられている。図8は、このような従来のプラント運用最適化システムの一例を示すブロック図である。この図8に示すシステムは、プラントデータ入力部10、プラントデータ計算・保存部20、現在状態計測値ファイル21、過去状態計測値ファイル22、気象情報入力部30、気象情報補正部40、気象情報補正値ファイル41、需要予測部50、需要予測値ファイル51、需要予測補正部60、需要予測補正値ファイル61、最適運転スケジュール計算部70、最適運転スケジュールファイル71、出力部80、等を備えている。各部の機能とそれによるシステム動作は次の通りである。
プラントから出力されるプラントデータカウント値/アナログ積算値は、プラントデータとしてプラントデータ入力部10により入力される。入力されたプラントデータカウント値/アナログ積算値の形のプラントデータ110に基づき、プラントデータ計算・保存部20により、システム内で使用するためのプラント現在状態計測値121およびプラント過去状態計測値122が計算され、現在状態計測値ファイル21と過去状態計測値ファイル22に保存される。
また、気象情報入力部30により、気象予報値130が入力される。気象情報補正部40により、プラント現在状態計測値121と気象予報値130を用いて気象情報補正値141が計算され、気象情報補正値ファイル41に保存される。需要予測部50により、気象情報補正値141を用いて需要予測値151が計算され、需要予測値ファイル51に保存される。需要予測補正部60により、プラント過去状態計測値122と需要予測値151を用いて需要予測補正値161が計算され、需要予測補正値ファイル61に保存される。
最適運転スケジュール計算部70により、プラント現在状態計測値121と需要予測補正値161を用いて、需要を満足し、かつ、最適な運転となる最適運転スケジュール171が計算され、最適運転スケジュールファイル71に保存される。最適運転スケジュール171は、出力部80により、例えば最適運転計画表等の形式で出力される。
[第3の従来例]
一方、従来のセンサ誤差補正技術としては、プラントのマスバランスやヒートバランスといった物理法則、あるいは、プラント固有の制約を満足するように計測値の誤差を推定し、補正するデータリコンシリエーション技術が存在している(例えば、非特許文献1参照)。
特開2001−258157公報 Data reconciliation - progress and challenges, Crowe. C. M, J. of Process Control, vol6, no.2-3, P89-98(1996)
上記の第2の従来例は、気象予報などの情報を含めて、より正確な需要予測を行うことで、より最適な運転スケジュールの作成を図っているが、計測値が異常値を含んでいる場合には、それを補正することができないため、計算される最適運転スケジュールどおりに各機器を運転すると、プラントの実需要を満足できなくなることがある。
すなわち、計測されるプラント現在状態計測値が異常値を含んでいる場合、このデータを元に補正される気象情報補正値や需要予測補正値は、実際の値から外れたものとなる。また、各機器の性能が経年劣化等の理由により変化した場合、プラント運用最適化システム内で設定されている機器モデルの性能と実際の機器の性能がずれてしまう。そのため、現実の運用において、運転員は、最適運転スケジュールどおりに各機器を起動させた後、プラントの様子を見ながら機器の追加起動や停止を行っている。その結果、運転状態が最適状態から外れるばかりでなく、需要予測値が異常値となると運転スケジュールが立たないため、運転に混乱をきたしてしまう。
また、運転スケジュールを作成する際に使用する計測値がセンサ誤差を含む場合であっても、この誤差を補正することを考慮していないため、誤差に起因して、算出された運転スケジュールが実際のプラントの状態を的確に反映したものとなっていなかった。
本発明は、以上のような従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、使用する計測値がセンサ誤差を含む場合にも、プラントの実需要や実機の性能を考慮した高精度な運転スケジュールを作成可能として、常に最適な運転状態を保ち、最大限の省コスト実現を支援可能なプラント運用最適化システムを提供することである。
本発明は、上記のような目的を達成するために、データリコンシリエーション技術を適用して、制約条件式に基づいて計測値の誤差を補正し、得られた計測値補正データに基づいて、プラント運転状態の指標値を補正することにより、使用する計測値がセンサ誤差を含む場合にも、プラントの実需要や実機の性能を考慮した高精度な運転スケジュールを作成できるようにしたものである。
すなわち、本発明のプラント運用最適化システムは、プラント運転状態で計測されるプラント各部の計測値、プラント運転状態を示すプラント運転状態指標値、およびプラントを構成する各機器の機器モデルを用いてプラントの最適運転スケジュールを作成するプラント運用最適化システムにおいて、計算値補正手段、状態補正手段、最適運転スケジュール計算手段、を備えたことを特徴としている。ここで、計算値補正手段は、予め与えられた制約条件式に基づいて前記計測値の誤差を補正して計測値補正データを得る手段である。また、状態補正値計算手段は、現在のプラント運転状態を示すプラント現在状態指標値、未来のプラント運転状態を示すプラント未来状態指標値、および、前記機器モデルの設定内容を示す機器モデルパラメータ、という3種類の値の中から選択された1種類以上の値の補正値を、計測値補正データに基づいて計算する手段である。さらに、最適運転スケジュール計算手段は、前記3種類の値のうち、補正値がある値についてはその補正値を用いて、補正値がない値については初期値を用いて、プラントの最適運転スケジュールを計算する手段である。
このような特徴を有する本発明によれば、データリコンシリエーション技術により、プラントの制約を満足するように計測値の誤差を推定して補正し、それによって得られた計測値補正データに基づいて、プラント現在状態指標値、プラント未来状態指標値、機器モデルパラメータ等を、計測値が正常な場合に近づけるように補正することができる。また、このように機器モデルパラメータを補正することで、システム内で使用する機器モデルの性能を実際の機器の性能に近づけることができる。したがって、プラント運用最適化システム内で使用する計測値がセンサ誤差を含む場合や、プラント運用最適化システム内で使用する機器モデルの性能と実際の機器の性能との間にずれを生じた場合においても、プラントの実需要や実機の性能を考慮した高精度な運転スケジュールを作成することができる。
以上のように、本発明によれば、データリコンシリエーション技術を適用して、制約条件式に基づいて計測値の誤差を補正し、得られた計測値補正データに基づいて、プラント運転状態の指標値を補正することにより、使用する計測値がセンサ誤差を含む場合にも、プラントの実需要や実機の性能を考慮した高精度な運転スケジュールを作成可能として、常に最適な運転状態を保ち、最大限の省コスト実現を支援可能なプラント運用最適化システムを提供することができる。
以下には、本発明の実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。なお、説明の簡略化の観点から、前述した従来技術と同一部分には同一符号を付している。
[システム構成]
図1は、本発明を適用したプラント運用最適化システムの1つの実施形態を示すブロック図である。この図1に示すように、本実施形態のプラント運用最適化システムにおいては、図8に示した従来技術の気象情報補正部40、需要予測補正部60に代えて、プラント状態推定部200とプラント状態補正・機器パラメータ補正部300を設けたものである。
ここで、プラント状態推定部200は、データリコンシリエーション技術を適用して、プラント固有の制約を満足するために予め与えられた制約条件式に基づいてプラントデータ現在状態計測値121とプラント過去状態計測値122の誤差を補正して、プラント現在状態推定値201とプラント過去状態推定値202を計算する部分であり、本発明における計測値補正手段または状態推定手段に相当する。
また、プラント状態補正・機器パラメータ補正部300は、プラント状態推定部200で得られたプラント現在状態推定値201とプラント過去状態推定値202、需要予測部50で得られた需要予測値151に基づき、プラント現在状態補正値301、プラント未来状態補正値302、機器モデルパラメータ補正値303を計算する部分であり、本発明における状態補正手段に相当する。なお、プラント状態補正・機器パラメータ補正部300は、気象情報入力部30で入力された気象予報値130を補正して気象情報補正値141を計算する機能も有する。
そして、このような、プラント状態推定部200およびプラント状態補正・機器パラメータ補正部300を使用する本実施形態においては、最適運転スケジュール計算部70は、プラント状態補正・機器パラメータ補正部300で得られた各補正値301〜303を用いて、最適運転スケジュール171を計算する。なお、他の部分については、前述した従来技術と同様であるため、説明を省略する。
[プラント状態推定部]
図2は、図1に示すプラント状態推定部200の構成を示すブロック図である。この図2に示すように、プラント状態推定部200は、プラント現在状態推定部210、現在状態推定値ファイル211、プラント過去状態推定部220、過去状態推定値ファイル221、プラント状態推定値表示部230、計測器信頼度入力部240、等を備えている。各部の機能は次の通りである。
計測器信頼度入力部240は、プラント各部の計測を行う計測器の信頼度に関する評価結果を示す情報がユーザの入力操作によって指示された場合に、その情報に応じた計測器信頼度評価値203を入力する。プラント現在状態推定部210は、プラント現在状態計測値121と計測器信頼度評価値203からプラント現在状態推定値201を計算して、現在状態推定値ファイル211に保存する。プラント過去状態推定部220は、プラント過去状態計測値122と計測器信頼度評価値203からプラント過去状態推定値202を計算して、過去状態推定値ファイル221に保存する。
プラント状態推定値表示部230は、プラント現在状態推定値201とプラント過去状態推定値202を、プラント現在状態計測値121、プラント過去状態計測値122、および計測器信頼度評価値203と共に表示する。さらに、計測器信頼度入力部240は、プラント状態推定値表示部230によって表示された画面を利用したユーザの入力操作に応じて、計測器信頼度評価値203を変更する。そして、プラント現在状態推定部210とプラント過去状態推定部220は、計測器信頼度評価値203の変更に基づいて、プラント現在状態推定値201およびプラント過去状態推定値202を変更する。
[プラント状態補正・機器パラメータ補正部]
図3は、図1に示すプラント状態補正・機器パラメータ補正部300の構成を示すブロック図である。この図3に示すように、プラント状態補正・機器パラメータ補正部300は、プラント現在状態補正部310、現在状態補正値ファイル311、プラント未来状態補正部320、未来状態補正値ファイル321、機器パラメータ補正部330、機器パラメータ補正値ファイル331、等を備えている。各部の機能は次の通りである。
プラント現在状態補正部310は、プラント現在状態推定値201からプラント現在状態補正値301を計算して、現在状態補正値ファイル311に保存する。プラント未来状態補正部320は、プラント現在状態推定値201、プラント過去状態推定値202、および需要予測値151から、プラント未来状態補正値302を計算して、未来状態補正値ファイル321に保存する。機器パラメータ補正部330は、プラント現在状態推定値201とプラント過去状態推定値202、および機器パラメータ補正値ファイル331に保存されている過去の機器モデルパラメータ補正値303から、機器モデルパラメータ補正値303を計算して、機器パラメータ補正値ファイル331に保存する。
[システム動作]
図4は、以上のような本実施形態に係るプラント運用最適化システムの動作の概略を示すフローチャートである。以下には、この図4を参照しながら、システム動作の手順について説明する。
本実施形態に係るプラント運用最適化システムにおいて、プラントから出力されるプラントデータカウント値/アナログ積算値が、プラントデータとしてプラントデータ入力部10により入力され、入力されたプラントデータ110に基づき、プラントデータ計算・保存部20により、プラント現在状態計測値121およびプラント過去状態計測値122が計算され、現在状態計測値ファイル21と過去状態計測値ファイル22に保存される(S401)点は、図8に示した従来技術の動作と同様である。
図8に示した従来技術においては、この処理に続いて、気象情報補正値141、需要予測値151、需要予測補正値161を順次計算していたが、本実施形態においては、プラント状態推定部200により、プラント現在状態計測値121およびプラント過去状態計測値122からプラント現在状態推定値201およびプラント過去状態推定値202が計算される(S402)。このプラント状態推定処理の詳細は次の通りである。
まず、プラント現在状態推定部210は、プラント現在状態推定処理として、プラント現在状態計測値121と計測器信頼度評価値203からプラント現在状態推定値201を計算して、現在状態推定値ファイル211に保存する。ここで、プラント現在状態推定値201は、プラント現在状態計測値121から直接推定される値(例えば、入口温度から求める入口温度の推定値など)だけではなく、プラント現在状態計測値121から計算される計算値の推定値(例えば、入口温度と出口温度から計算される温度差の推定値など)でもよい。
また、プラント過去状態推定部220は、プラント過去状態推定処理として、プラント過去状態計測値122と計測器信頼度評価値203からプラント過去状態推定値202を計算して、過去状態推定値ファイル221に保存する。ここで、プラント過去状態推定値202は、前述したプラント現在状態推定値201と同様に、プラント過去状態計測値122から直接推定される値だけではなく、プラント過去状態計測値122から計算される計算値の推定値でもよい。
一方、プラント状態推定値表示部230は、以上のようなプラント状態推定処理により得られたプラント現在状態推定値201とプラント過去状態推定値202を、それらの値の元となったプラント現在状態計測値121、プラント過去状態計測値122、および計測器信頼度評価値203と同時に画面表示する。したがって、ユーザは、計測器信頼度評価値203に応じた推定値の計算結果を画面上で容易に確認することができる。
また、この場合、プラント現在状態推定値201とプラント過去状態推定値202が、ユーザの意図した値とならない場合は、ユーザは、プラント状態推定値表示部230により表示される各機器の計測値と推定値を比較しながら、画面上で入力操作すること(S403のYES)で、計測器信頼度入力部240により計測器信頼度評価値203を変更し(S404)、プラント現在状態推定部210とプラント過去状態推定部220により推定値を再計算させることができる(S402)。さらに、推定値の再計算の結果もまた、プラント状態推定値表示部230により画面表示されるため、ユーザは、結果を画面上で容易に確認することができる。
ユーザが、プラント状態推定部200で計算された推定値の値に満足し、計算された推定値を承認することを示す入力操作を行った場合には、プラント状態補正・機器パラメータ補正部300により、気象予報値補正処理(S405)、プラント未来状態補正処理(S406)、プラント現在状態補正処理(S407)、および機器パラメータ補正処理(S408)が行われる。これらの処理の詳細は次の通りである。
プラント未来状態補正部320は、気象予報値補正処理(S405)として、気象情報入力部30により入力された気象予報値を、プラント現在状態推定値201とプラント過去状態推定値202に基づいて補正して、気象情報補正値141を計算し、気象情報補正値ファイル41に保存する。需要予測部50は、気象情報補正値141から需要予測値151を計算し、需要予測値ファイル151に保存する。
プラント未来状態補正部320はまた、プラント未来状態補正処理(S406)として、プラント現在状態推定値201、プラント過去状態推定値202、および需要予測値151からプラント未来状態補正値302を計算して、未来状態補正値ファイル321に保存する。プラント現在状態補正部310は、プラント現在状態補正処理(S407)として、プラント現在状態推定値201からプラント現在状態補正値301を計算して、現在状態補正値ファイル311に保存する。
機器パラメータ補正部330は、機器パラメータ補正処理(S408)として、機器パラメータ補正値ファイル331に保存されている前回計算した機器モデルパラメータ補正値303と、プラント現在状態推定値201およびプラント過去状態推定値202に基づいて、機器モデルパラメータ補正値303を計算して、機器パラメータ補正値ファイル331に上書き保存する。
最適運転スケジュール計算部70は、以上のようにして得られた3種類の補正値、すなわち、プラント現在状態補正値301、プラント未来状態補正値302、および機器モデルパラメータ補正値303から、最適運転スケジュール171を計算して、最適運転スケジュールファイル71に保存する(S409)。最適運転スケジュール171は、出力部80により、例えば、最適運転計画表等の形式で出力される。
[実施形態の効果]
以下には、このような本実施形態に係るプラント運用最適化システムにより得られる効果について、図5〜図7を参照しながら具体的に説明する。
図5は、本実施形態のプラント状態推定処理による効果を示すために、プラント現在状態真値(実際の状態)500、プラント現在状態計測値501、およびこのプラント現在状態計測値501から本実施形態のプラント現在状態推定処理により得られたプラント現在状態推定値502、の一例を示す比較グラフである。この図5に示すように、本実施形態のプラント現在状態推定処理によれば、プラント現在状態計測値501が異常値を含む場合にも、プラント現在状態真値500に近いプラント現在状態推定値502を計算できることは明らかである。同様に、プラント過去状態計測値が異常値を含む場合にも、プラント過去状態推定処理により、プラント過去状態真値に近いプラント過去状態推定値を計算することができる。
図6は、本実施形態のプラント状態推定処理およびプラント状態補正処理による効果を示すために、プラント未来状態真値(実際の状態)600と、図8に示す従来技術により得られたプラント未来状態補正値601、および本実施形態のプラント未来状態補正処理により得られたプラント未来状態補正値602、の一例を示す比較グラフである。
この図6に示すように、本実施形態によれば、プラント現在状態計測値およびプラント過去状態計測値が異常値を含む場合にも、プラント状態補正処理により、プラント現在状態推定値およびプラント過去状態推定値からプラント未来状態真値600に近いプラント未来状態補正値602を算出することができる。同様に、プラント現在状態計測値が異常値を含む場合にも、プラント現在状態補正処理により、プラント現在状態推定値からプラント現在状態真値に近いプラント現在状態補正値を算出することができる。
また、同様に、本実施形態の機器パラメータ補正処理によれば、プラント現在状態計測値およびプラント過去状態計測値が異常値を含む場合にも、実際の機器の性能に近い機器モデルパラメータ補正値を算出することができる。
図7は、本実施形態により作成される最適運転スケジュールの精度を示すために、センサが正常値の場合に作成された最適運転スケジュールによるプラント運転コスト700と、センサが異常値の場合に図8に示す従来技術により作成された最適運転スケジュールによるプラント運転コスト701、およびセンサが異常値の場合に本実施形態により作成された最適運転スケジュールによるプラント運転コスト702、の一例を示す比較グラフである。ここでは、センサが正常値の場合に作成された最適運転スケジュールによるプラント運転コスト700を基準としてコストを相対値で示している。
この図7に示すように、本実施形態によれば、センサが異常値を含む場合にも、それによって高精度の最適運転スケジュールを作成できるため、そのプラント運転コスト702を、センサ正常値により作成された最適運転スケジュールによるプラント運転コスト700に近づけることができる。これは、プラント現在状態計測値が異常値を含む場合にも、プラント状態補正処理によって得られた各補正値、すなわち、プラント現在状態補正値、プラント未来状態補正値、および機器モデルパラメータ補正値から最適運転スケジュール計算処理により、高精度な最適運転スケジュールを算出することができるからである。
上記のように、本実施形態によれば、従来技術に比べて、センサ異常を原因とする最適運転スケジュールの精度低下を防ぎ、無駄な運転による経済損失を少なくすることができる。すなわち、前述したように、従来技術では、センサが異常値を含む場合にも、これらの計測値からプラント未来状態値(図8の需要予測補正値161)を算出し、これを満たす運転スケジュールに基づいてプラントを運転していたため、プラント運転コストはセンサ正常値によるプラント運転コストを大きく上回っていた。これに対して、本実施形態は、センサ異常値を正常な状態値に近づけ、これらの値を基にプラントの現在状態値や未来状態値、および機器パラメータを補正し、最適運転スケジュールを算出するという従来にない新しい技術であり、このような本実施形態によれば、センサ異常を原因とする最適運転スケジュールの精度低下を防ぎ、無駄な運転による経済損失を少なくすることができる。
したがって、本実施形態によれば、プラント運用最適化システム内で使用する計測値がセンサ誤差を含む場合や、プラント運用最適化システム内で使用する機器モデルの性能と実際の機器の性能との間にずれを生じた場合においても、プラントの実需要や実機の性能を考慮した高精度な運転スケジュールを作成することができる。
[他の実施形態]
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で他にも多種多様な変形例が実施可能である。例えば、図面に示したシステム構成は一例にすぎず、具体的な機能構成は適宜選択可能である。同様に、図面に示したフローチャートは、一例にすぎず、具体的な動作手順や各処理の詳細は適宜選択可能である。
また、本発明は、プラント運用最適化システムに限定されるものではなく、本発明の手法は、プラント運用の分野でより広く適用可能である。例えば、本発明において、計測値の誤差を補正して計測値補正データを得る手法と、計測値補正データに基づいてプラント運転状態指標値の未来値を補正する手法は、プラント各部の計測値を用いてプラント運転状態を示す各種のプラント運転状態指標値を計算する各種の装置に適用可能であり、同様に優れた効果が得られるものである。
また、本発明において、計測値の誤差を補正して計測値補正データを得る手法と、計測値補正データに基づき機器モデルパラメータを補正する手法は、プラント各部の計測値とプラントを構成する各機器の機器モデルを用いてプラント運転のシミュレーション計算を行う各種の装置に適用可能であり、同様に優れた効果が得られるものである。
本発明を適用したプラント運用最適化システムの1つの実施形態を示すブロック図。 図1に示すプラント状態推定部の構成を示すブロック図。 図1に示すプラント状態補正・機器パラメータ補正部の構成を示すブロック図。 図1に示すプラント運用最適化システムの動作の概略を示すフローチャート。 プラント現在状態真値、本発明のプラント状態推定処理により得られたプラント現在状態推定値、およびその元となったプラント現在状態計測値、の一例を示す比較グラフ。 プラント未来状態真値、本発明のプラント未来状態補正処理により得られたプラント未来状態補正値、および従来技術により得られたプラント未来状態補正値、の一例を示す比較グラフ。 センサが正常値の場合に作成された最適運転スケジュールによるプラント運転コスト、センサが異常値の場合に本発明により作成された最適運転スケジュールによるプラント運転コスト、およびセンサが異常値の場合に従来技術により作成された最適運転スケジュールによるプラント運転コスト、の一例を示す比較グラフ。 従来のプラント運用最適化システムの一例を示すブロック図。
符号の説明
10…プラントデータ入力部
20…プラントデータ計算・保存部
21…現在状態計測値ファイル
22…過去状態計測値ファイル
30…気象情報入力部
41…気象情報補正値ファイル
50…需要予測部
51…需要予測値ファイル
70…最適運転スケジュール計算部
71…最適運転スケジュールファイル
80…出力部
110…プラントデータ
121…プラント現在状態計測値
122…プラント過去状態計測値
130…気象予報値
141…気象情報補正値
151…需要予測値
171…最適運転スケジュール
200…プラント状態推定部
201…プラント現在状態推定値
202…プラント過去状態推定値
203…計測器信頼度評価値
210…プラント現在状態推定部
211…現在状態推定値ファイル
220…プラント過去状態推定部
221…過去状態推定値ファイル
230…プラント状態推定値表示部
240…計測器信頼度入力部
300…プラント状態補正・機器パラメータ補正部
301…プラント現在状態補正値
302…プラント未来状態補正値
303…機器モデルパラメータ補正値
310…プラント現在状態補正部
311…現在状態補正値ファイル
320…プラント未来状態補正部
321…未来状態補正値ファイル
330…機器パラメータ補正部
331…機器パラメータ補正値ファイル

Claims (15)

  1. プラント運転状態で計測されるプラント各部の計測値を用いてプラント運転状態を示すプラント運転状態指標値を計算するプラント状態計算装置において、
    前記プラント運転状態指標値の未来値を計算する未来値計算手段と、
    予め与えられた制約条件式に基づいて前記計測値の誤差を補正して計測値補正データを得る計測値補正手段と、
    前記計測値補正データに基づき前記プラント運転状態指標値の未来値を補正するプラント未来状態補正手段、
    を備えたことを特徴とするプラント運転状態計算装置。
  2. プラント運転状態で計測されるプラント各部の計測値とプラントを構成する各機器の機器モデルを用いてプラント運転のシミュレーション計算を行うプラントシミュレーション計算装置において、
    前記機器モデルを示す機器モデルパラメータを保存する機器モデルパラメータ保存手段と、
    予め与えられた制約条件式に基づいて前記計測値の誤差を補正して計測値補正データを得る計測値補正手段と、
    前記計測値補正データに基づき前記機器モデルパラメータを補正する機器モデルパラメータ補正手段、
    を備えたことを特徴とするプラントシミュレーション計算装置。
  3. プラント運転状態で計測されるプラント各部の計測値、プラント運転状態を示すプラント運転状態指標値、およびプラントを構成する各機器の機器モデルを用いてプラントの最適運転スケジュールを作成するプラント運用最適化システムにおいて、
    予め与えられた制約条件式に基づいて前記計測値の誤差を補正して計測値補正データを得る計測値補正手段と、
    現在のプラント運転状態を示すプラント現在状態指標値、未来のプラント運転状態を示すプラント未来状態指標値、および、前記機器モデルの設定内容を示す機器モデルパラメータ、という3種類の値の中から選択された1種類以上の値の補正値を、前記計測値補正データに基づいて計算する状態補正手段と、
    前記3種類の値のうち、前記補正値がある値についてはその補正値を用いて、補正値がない値については初期値を用いて、プラントの最適運転スケジュールを計算する最適運転スケジュール計算手段、
    を備えたことを特徴とするプラント運用最適化システム。
  4. 前記状態補正手段は、前記プラント現在状態指標値の補正値として、プラントの需要補正値、蓄熱槽の蓄熱レベルを表す状態値の補正値、という2種類の値のいずれか一方あるいはその両方を計算するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載のプラント運用最適化システム。
  5. 前記状態補正手段は、前記プラント未来状態指標値の補正値として、気象予報補正値、需要予測補正値、という2種類の値のいずれか一方あるいはその両方を計算するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のプラント運用最適化システム。
  6. 前記計測値補正手段は、前記プラントの前記計測値に基づき、実際のプラント運転状態を推定した推定値として、プラント現在状態推定値、プラント過去状態推定値、という2種類の値のいずれか一方あるいはその両方を計算する状態推定手段を含み、
    前記状態補正手段は、前記推定値を用いて前記補正値を計算するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかに記載のプラント運用最適化システム。
  7. 前記状態補正手段は、前記プラント現在状態指標値の補正値を、前記プラント現在状態推定値に基づいて計算するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項6に記載のプラント運用最適化システム。
  8. 前記状態補正手段は、前記プラント未来状態指標値の補正値を、前記プラント現在状態推定値および前記プラント過去状態推定値の両方に基づいて計算するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載のプラント運用最適化システム。
  9. 前記状態補正手段は、前記機器モデルパラメータの補正値を、前記プラント現在状態推定値および前記プラント過去状態推定値の両方に基づいて計算するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかに記載のプラント運用最適化システム。
  10. 前記状態推定手段は、前記プラント現在状態推定値を、現在のプラント運転状態で計測された前記計測値であるプラント現在状態計測値に基づいて計算するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれかに記載のプラント運用最適化システム。
  11. プラント各部の計測を行う計測器の信頼度に関する評価結果を計測器信頼度評価値として入力する計測器信頼度入力手段を備え、
    前記状態推定手段は、前記プラント現在状態推定値または前記プラント過去状態推定値を、前記計測器信頼度評価値に基づいて計算するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項6乃至請求項10のいずれかに記載のプラント運用最適化システム。
  12. 前記状態推定手段は、前記プラント現在状態推定値を、現在のプラント運転状態で計測された前記計測値であるプラント現在状態計測値に基づいて計算し、前記プラント過去状態推定値を、過去のプラント運転状態で計測された前記計測値であるプラント過去状態計測値に基づいて計算するように構成され、
    プラント各部の計測を行う計測器の信頼度に関する評価結果を計測器信頼度評価値として入力する計測器信頼度入力手段と、
    前記プラント現在状態推定値と前記プラント過去状態推定値を、前記プラント現在状態計測値、前記プラント過去状態計測値、および前記計測器信頼度評価値と共に表示するプラント状態推定値表示手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項11に記載のプラント運用最適化システム。
  13. 前記計測器信頼度入力手段は、前記プラント状態推定値表示手段によって表示された画面を利用した入力操作に応じて、前記計測器信頼度評価値を変更するように構成されており、
    前記状態推定手段は、前記計測器信頼度評価値の変更に基づいて、前記プラント現在状態推定値および前記プラント過去状態推定値を変更するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項12に記載のプラント運用最適化システム。
  14. 入出力部、記憶部、演算処理部を備えたコンピュータにより、プラント運転状態で計測されるプラント各部の計測値、プラント運転状態を示すプラント運転状態指標値、およびプラントを構成する各機器の機器モデルを用いてプラントの最適運転スケジュールを作成するプラント運用最適化方法において、
    前記入出力部により前記計測値を入力して前記記憶部に保存する計測値入力・保存ステップを行い、
    前記演算処理部により、
    予め与えられた制約条件式に基づいて前記計測値の誤差を補正して計測値補正データを得る計測値補正ステップと、
    現在のプラント運転状態を示すプラント現在状態指標値、未来のプラント運転状態を示すプラント未来状態指標値、および、前記機器モデルの設定内容を示す機器モデルパラメータ、という3種類の値の中から選択された1種類以上の値の補正値を、前記計測値補正データに基づいて計算する状態補正ステップと、
    前記3種類の値のうち、前記補正値がある値についてはその補正値を用いて、補正値がない値については初期値を用いて、プラントの最適運転スケジュールを計算する最適運転スケジュール計算ステップを行い、
    前記入出力部により、前記最適運転スケジュールを出力する出力ステップを行う、
    ことを特徴とするプラント運用最適化方法。
  15. プラント運転状態で計測されるプラント各部の計測値、プラント運転状態を示すプラント運転状態指標値、およびプラントを構成する各機器の機器モデルを用いてプラントの最適運転スケジュールを作成するプラント運用最適化プログラムにおいて、
    予め与えられた制約条件式に基づいて前記計測値の誤差を補正して計測値補正データを得る計測値補正機能と、
    現在のプラント運転状態を示すプラント現在状態指標値、未来のプラント運転状態を示すプラント未来状態指標値、および、前記機器モデルの設定内容を示す機器モデルパラメータ、という3種類の値の中から選択された1種類以上の値の補正値を、前記計測値補正データに基づいて計算する状態補正機能と、
    前記3種類の値のうち、前記補正値がある値についてはその補正値を用いて、補正値がない値については初期値を用いて、プラントの最適運転スケジュールを計算する最適運転スケジュール計算機能、
    をコンピュータに実現させることを特徴とするプラント運用最適化プログラム。
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