JP2014062512A - ガスタービン制御装置及び制御方法並びに発電システム - Google Patents

ガスタービン制御装置及び制御方法並びに発電システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの要望に応じてIGVスケジュールを容易に調整することを目的とする。
【解決手段】ガスタービン制御装置の圧縮空気量制御部は、複数の運転モードの各々について、ガスタービンの運転状態に関するパラメータと圧縮空気量に関する指令値とが関連付けられたスケジュールが格納されている第1記憶部11と、ユーザからの入力情報に基づいて各運転モードに対する重み付け値を設定する重み付け設定部12と、設定された重み付け値と各運転モードにおけるスケジュールとを用いて、1つのスケジュールを作成するスケジュール作成部13とを備え、スケジュール作成部13によって作成されたスケジュールを用いて燃焼器に供給する圧縮空気量を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ガスタービン制御装置及び制御方法並びに発電システムに関するものである。
発電所等で使用されるガスタービンでは、圧縮空気と燃料ガスとを燃焼器に供給し、燃焼器における高温の燃焼ガスを利用してタービンを回転させ、発電を行っている。燃焼器に供給される圧縮空気量の調整は、一般的に、圧縮機の吸入口に設けられた入口案内翼(IGV:インレットガイドベーン)の開度を変化させることにより行われる。
従来、燃焼器に供給する圧縮空気量の制御方法として、例えば、運転状態に応じてIGV開度をスケジュール的に制御する方法や、排ガス温度が所定の設定値となるようにIGV開度をフィードバック制御する方法などが知られている。
例えば、上記運転状態に応じてIGV開度をスケジュール的に制御する方法では、ガスタービン出力(発電機出力)とIGV開度とを対応付けたルックアップテーブルを予め用意しておき、ガスタービン出力に応じたIGV開度をルックアップテーブルから設定している。
特開2011−241829号公報
しかしながら、上述したスケジュール的にIGV開度を制御する方法では、ガスタービン出力とIGV開度とが対応付けられたIGVスケジュール(例えば、ルックアップテーブルや関数等)を制御系に一旦組み込んだ後は、そのIGVスケジュールを変更することが難しく、ユーザの要望に合わせてIGVスケジュールを組みなおすことが難しいという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ユーザの要望に応じてIGVスケジュールを容易に調整することのできるガスタービン制御装置及び制御方法並びに発電システムを提供することを目的とする。
本発明の第1態様は、ガスタービンの燃焼器に供給する圧縮空気量を制御する圧縮空気量制御手段を備えるガスタービン制御装置であって、前記圧縮空気量制御手段は、複数の運転モードの各々について、ガスタービンの運転状態に関するパラメータと圧縮空気量に関する指令値とが関連付けられたスケジュールが格納されている第1記憶手段と、ユーザからの入力情報に基づいて各前記運転モードに対する重み付け値を設定する重み付け設定手段と、設定された前記重み付け値と各前記運転モードにおける前記スケジュールとを用いて、1つのスケジュールを作成するスケジュール作成手段とを備え、前記スケジュール作成手段によって作成された前記スケジュールを用いて前記燃焼器に供給する圧縮空気量を制御するガスタービン制御装置である。
本態様に係るガスタービン制御装置によれば、各運転モードに対応するスケジュールを用意しておき、これらのスケジュールをユーザから入力される重み付け値に基づいて組み合わせることにより1つのスケジュールを作成する。これにより、複数のIGVスケジュールを切り替えるだけではなく、重みを考慮したIGVスケジュールを作成することが可能となる。この結果、IGVスケジュールの作成に自由度を持たせることができ、ユーザの要望に応じて容易にIGVスケジュールを調整することが可能となる。
上記ガスタービン制御装置は、前記スケジュール作成手段によって作成された前記スケジュールを表示する第1表示手段を備えていてもよい。
これにより、ユーザは、自身が所望する特性が得られるようなスケジュールが生成されたか否かを確認することができる。また、表示された特性が、自身が意図した特性とは違っていた場合には、自身が意図した特性が得られるまで、重み付けを調整することができる。
上記ガスタービン制御装置は、前記運転モード毎に、NOx特性、負荷追従特性、および発電効率特性のうちの少なくとも1つが予め格納されている第2記憶手段と、前記重み付け設定手段において設定された重み付けと、前記第2記憶手段に格納されている各前記運転モードにおける特性とを用いて、前記スケジュール作成手段によって作成された前記スケジュールに基づいて圧縮空気量が制御されたときの特性を推定する特性推定手段と、前記特性推定手段によって推定された特性を表示する第2表示手段とを備えていても良い。
このような構成によれば、ユーザは、スケジュールに基づいて圧縮空気量が制御された場合のNOx特性、負荷追従特性、発電効率特性の少なくともいずれかを確認することが可能となる。上記第2表示手段は、上述の第1表示手段を流用してもよいし、異なる表示手段を新たに設けてもよい。
上記ガスタービン制御装置において、前記スケジュール作成手段は、各前記運転モードに対応するスケジュールから、前記ガスタービンの出力状態に関するパラメータの数値範囲において離散的に設定された代表点毎の前記指令値を取得し、取得した前記指令値を、前記重み付け値で重み付けした後に足し合わせることにより、各前記代表点における指令値を算出し、各前記代表点における前記指令値を用いて、1つの前記スケジュールを作成することとしてもよい。
このような構成によれば、スケジュールを比較的簡易な処理によって作成することができる。
上記ガスタービン制御装置において、前記スケジュール作成手段は、前記ガスタービンの出力状態に関するパラメータが取り得る数値範囲において離散的に設定された代表点毎に、各運転モードにおいて最小化したい特徴量と前記指令値との関係が定式化された関数と、該関数の重み付け値とを含む評価関数を保有し、各前記評価関数において、前記重み付け設定手段によって設定された重み付け値を代入し、各前記評価関数が最小値をとるときの指令値を前記代表点毎に取得し、取得した前記指令値と各前記代表点との関係から1つの前記スケジュールを作成することとしてもよい。
このような構成によれば、各運転モードにおいて最小化したい特徴量を指令値と関連付けた関数を用いて評価関数を作成し、この評価関数が最小値を取るときの指令値を取得し、この指令値に基づいて重み付け係数が反映されたスケジュールを作成するので、ユーザの意向をより一層反映させたIGVスケジュールを作成することが可能となる。
本発明の第2態様は、ガスタービンの燃焼器に供給する圧縮空気量を制御する圧縮空気量制御手段を備えるガスタービン制御装置であって、前記圧縮空気量制御手段は、複数の運転モードの各々について、ガスタービンの運転状態に関するパラメータと圧縮空気量に関する指令値とが関連付けられたスケジュールが格納されている第1記憶手段と、ユーザからの入力情報に基づいて各前記運転モードに対する重み付け値を設定する重み付け設定手段と、現在の前記ガスタービンの運転状態に応じた圧縮空気量に関する指令値を、各前記運転モードに対応して設けられている前記スケジュールからそれぞれ取得する指令値取得手段と、前記指令値取得手段によって取得された各前記指令値を前記重み付け値で重み付けした値を足し合わせることにより、1つの圧縮空気量に関する指令値を生成する指令値生成手段と、前記指令値生成手段によって生成された指令値を用いて、前記燃焼器に供給する圧縮空気量を制御するガスタービン制御装置である。
本態様に係るガスタービン制御装置によれば、複数のスケジュールを組み合わせて新たなスケジュールを作成することなく、直接的に指令値を取得することが可能となる。
本発明の第3態様は、上記いずれかのガスタービン制御装置を備える発電システムである。
本発明の第4態様は、ガスタービンの燃焼器に供給する圧縮空気量を制御するガスタービン制御方法であって、複数の運転モードの各々について、ガスタービンの運転状態に関するパラメータと圧縮空気量に関する指令値とが関連付けられたスケジュールを予め保有しており、ユーザからの入力情報に基づいて各前記運転モードに対する重み付け値を設定し、設定した前記重み付け値と各前記運転モードにおける前記スケジュールとを用いて、1つのスケジュールを作成し、作成した前記スケジュールを用いて前記燃焼器に供給する圧縮空気量を制御するガスタービン制御方法である。
本発明の第5態様は、ガスタービンの燃焼器に供給する圧縮空気量を制御するガスタービン制御方法であって、複数の運転モードの各々について、ガスタービンの運転状態に関するパラメータと圧縮空気量に関する指令値とが関連付けられたスケジュールを予め保有しており、ユーザからの入力情報に基づいて各前記運転モードに対する重み付け値を設定し、現在の前記ガスタービンの運転状態に応じた圧縮空気量に関する指令値を、各前記運転モードに対応して設けられている前記スケジュールからそれぞれ取得し、取得した各前記指令値を前記重み付け値で重み付けした値を足し合わせることにより、1つの圧縮空気量に関する指令値を生成し、生成した指令値を用いて、前記燃焼器に供給する圧縮空気量を制御するガスタービン制御方法である。
本発明によれば、ユーザの要望に応じてIGVスケジュールを容易に調整することができるという効果を奏する。
本発明の第1実施形態に係る発電システムの概略構成を示した図である。 本発明の第1実施形態に係るガスタービン制御装置が備える圧縮空気制御部の概略構成を示した図である。 IGVスケジュールの一例を示した図である。 本発明の第1実施形態に係るスケジュール作成部によるIGVスケジュールの作成手順について説明するための図である。 本発明の第1実施形態に係る圧縮空気制御部によって生成されたIGVスケジュールの一例を示した図である。 本発明の第2実施形態に係るガスタービン制御装置が備える圧縮空気制御部の概略構成を示した図である。 安定運転モードにおける最小化したい特徴量とIGV指令との関係が定式化された関数について説明するための図である。 安定運転モードにおける最小化したい特徴量とIGV指令との関係が定式化された関数について説明するための図である。 本発明の第3実施形態に係るガスタービン制御装置が備える圧縮空気制御部の概略構成を示した図である。 図9に示した第2記憶部に格納されているNOx特性の一例を示した図である。 本発明の第4実施形態に係るガスタービン制御装置が備える圧縮空気制御部の概略構成を示した図である。
以下、本発明の各実施形態に係るガスタービン制御装置及び制御方法並びに発電システムについて、図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る発電システムの概略構成を示した図である。図1に示すように、発電システムは、ガスタービン10とガスタービン制御装置20とを備えている。
本実施形態において、ガスタービン10は、圧縮機102、燃焼器103及びタービン101を備えている。圧縮機102において圧縮された圧縮空気は、燃焼器103に供給されるようになっている。また、燃焼器103には、燃料流路から燃料ガスが供給される。燃焼器103において圧縮空気と燃料ガスは混合して燃焼され、高温の燃焼ガスが発生する。この高温の燃焼ガスによってタービン101が回転され、この回転が同軸上に接続されている発電機150に伝達されることにより、発電機150が発電する。なお、タービン101と同軸には、圧縮機102も接続されており、タービン101の回転により圧縮機102も駆動するような構成とされている。
上記燃料ガスの燃料流路には、燃焼器103へ供給する燃料流量を調整するための燃料流量調節弁105が設けられている。また、圧縮機102の吸気側には、圧縮機102の吸気量(吸入空気量)を調整するための入口案内翼104が設けられている。燃料流量調節弁105の開度及び入口案内翼104の開度は、ガスタービン制御装置20により制御される。また、入口案内翼104の周辺には、圧縮機102へ吸入される空気の温度を計測するための温度センサ121、空気圧力を計測する圧力センサ122、湿度を検出する湿度センサ123が設けられている。また、タービン101の負荷状態を検出するために発電機出力センサ(図示せず)が設けられている。これらセンサの出力は、ガスタービン制御装置20へ出力され、上記燃料流量調節弁105及び入口案内翼104の弁開度の設定に使用される。
ガスタービン制御装置20は、入力部21、表示部(第1表示手段、第2表示手段)22、燃焼器103に供給する燃料ガス量を制御する燃料量制御部23、及び燃焼器103に供給する圧縮空気量を制御する圧縮空気量制御部24を備えている。
ガスタービン制御装置20は、例えば、コンピュータ装置を備え、図示しないCPU(中央演算装置)、RAM(Random Access Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体等を有している。後述の各種機能を実現するための一連の処理の過程は、プログラムの形式で記録媒体等に記録されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、後述の各種機能が実現される。
図2は、ガスタービン制御装置20が備える圧縮空気量制御部24の概略構成を示した図である。図2に示すように、圧縮空気量制御部24は、第1記憶部11、重み付け設定部12、スケジュール作成部13を主な構成として備えている。
第1記憶部11には、複数の運転モードの各々に対応付けられて設定されたIGVスケジュール11−1〜11−4が格納されている。
IGVスケジュールは、ガスタービンの運転状態に関するパラメータと圧縮空気量に関する指令値とが関連付けられた情報である。ガスタービンの運転状態に関するパラメータとしては、ガスタービン回転数、発電機出力、燃料量指令CSO等が一例として挙げられる。ここで、燃料量指令CSOは、燃料量制御部23による燃料量制御の過程で用いられる制御指令であり、例えば、特開2010−285955号公報に開示されている。また、圧縮空気量に関する指令値としては、例えば、入口案内翼の開度指令(以下「IGV指令」という。)、圧縮機の前方段の静翼の角度を変えるVV(Variable Vane)開度指令等が挙げられる。
図3は、IGVスケジュールの一例を示した図である。図3では、ガスタービンの運転状態に関するパラメータとして燃料量指令CSOを、圧縮空気量に関する指令値としてIGV指令を用いた場合を示している。IGVスケジュールは、図3に示すように、ルックアップテーブルとして第1記憶部11に格納されても良いし、例えば、関数として格納されていてもよい。なお、以下の説明においては、便宜上、ガスタービンの運転状態に関するパラメータとして燃料量指令CSOを、圧縮空気量に関する指令値としてIGV指令を用いた場合を例に挙げて説明するが、ガスタービンの運転状態に関するパラメータ及び圧縮空気量に関する指令値がこれに限定されないことは上記の通りである。
運転モードの一例としては、例えば、安定運転モード、NOx低減モード、発電効率最大モード、負荷追従向上モード等が挙げられる。このように、運転モードは、例えば、ガスタービンの性能を評価する際に用いられる各特性に応じて設けられている。
本実施形態では、安定運転モードに対応するものとしてIGVスケジュール11−1が、NOx低減モードに対応するものとしてIGVスケジュール11−2が、発電効率最大モードに対応するものとしてIGVスケジュール11−3が、負荷追従向上モードとしてIGVスケジュール11−4が第1記憶部11に格納されている。
重み付け設定部12は、例えば、ユーザによって入力された重み付け情報に基づいて各運転モードの重み付け係数k1〜k4を設定する。ここで、重み付け係数は合計値が1である値とされている。すなわち、k1+k2+k3+k4=1となるように設定される。
例えば、重み付け設定部12は、入力部21(図1参照)を操作することによってユーザから直接的に重み付け係数、例えば、0.5、0.4等のように、合計で1となるような値が入力された場合には、ユーザから入力された重み付け係数k1〜k4をそのまま設定する。これに対し、例えば、ユーザから50%、40%などのように、パーセンテージ等で重み付けが入力された場合には、それらの値を合計が1となるような値に変換して、重み付け係数k1〜k4を設定する。
スケジュール作成部13は、各運転モードに対応付けられたIGVスケジュール11−1〜11−4と、重み付け設定部12によって設定された重み付け係数k1〜k4とを用いて1つのIGVスケジュールを作成する。
例えば、スケジュール作成部13は、図4に示すように、IGVスケジュールの燃料量指令CSOが取り得る数値範囲において離散的に複数の代表点P1〜P11を設定し、これの代表点P1〜P11の各々において、各IGVスケジュール11−1〜11−4から、該代表点に対応するIGV指令を取得し、このIGV指令に重み付け係数k1〜k4を乗算した値を足し合わせることにより、当該代表点P1〜P11における指令値を算出する。例えば、代表点Pi(i=1〜11)におけるIGV指令は以下の(1)式で表わされる。
IGV指令(i)=k1×f1(i)+k2×f2(i)+k3×f3(i)+k4×f4(i) (1)
上記(1)式において、k1〜k4はそれぞれの重み付け係数、f1(i)、f2(i)、f3(i)、f4(i)は、燃料量指令CSOが代表点Pi(i=1〜11)を取るときの各運転モードにおけるIGV指令の値である。
このようにして、各代表点Pi(i=1〜11)に対するIGV指令がそれぞれ算出されると、これらの離散的なIGV指令に対して最小二乗法などの統計手法を用いて、連続的な近似曲線を求めることにより、図5に示すような1つのIGVスケジュールを作成する。
スケジュール作成部13によって作成されたIGVスケジュールは、圧縮空気量制御部24内の所定の記憶部14に格納され、以降の圧縮空気量の制御に用いられる。
具体的には、燃料量制御部23によって生成された燃料量指令CSOに対応するIGV指令が記憶部14に格納されているIGVスケジュールから取得され、このIGV指令に対して、排ガス温度に基づいて設定された補正値Tfbが加算部15によって加算され、最終的なIGV指令が出力される。
ここで、補正値Tfbは、排ガス温度を予め設定されている目標値に一致させるようなフィードバック制御を行うことにより得られるIGV指令である。この結果、圧縮機102の入口案内翼104の弁開度がIGV指令に基づいて制御され、燃焼器103へ供給される圧縮空気量が制御される。
次に、上述した圧縮空気量制御部24の動作について説明する。
まず、ユーザによって重み付け情報が入力されると、重み付け設定部12は、この情報に基づいて重み付け係数k1〜k4を設定する。設定された重み付け係数k1〜k4は、スケジュール作成部13に出力される。スケジュール作成部13は、重み付け設定部12から入力された重み付け係数k1〜k4と、第1記憶部11に格納されている各運転モードのIGVスケジュールとを用いて、上述の方法に従い、1つのIGVスケジュールを作成し、これを記憶部14に格納する。
これにより、以降の圧縮空気量の制御においては、記憶部14に格納された最新のIGVスケジュールに従って入口案内翼104の開度制御が行われる。
以上、説明したように、本実施形態に係るガスタービン制御装置20によれば、複数のIGVスケジュールを切り替えるだけではなく、重みを考慮したIGVスケジュールを作成することができる。これにより、IGVスケジュールの作成に自由度を持たせることができ、ユーザの要望に応じて容易にIGVスケジュールを調整することが可能となる。
なお、圧縮機102(図1参照)によって取りこまれる圧縮空気量は、圧縮機入口温度、圧縮機入口圧力、圧縮機入口湿度などの影響を受ける。したがって、このような影響因子をIGVスケジュールに反映させることとしてもよい。例えば、上述したIGVスケジュールを、CSO、圧縮機入口温度、圧縮機入口圧力、圧縮機入口湿度の4つをパラメータとした4次元のルックアップテーブルとして設定する。これにより、圧縮機入口温度、圧縮機入口圧力、圧縮機入口湿度をIGV指令に反映させることができ、圧縮空気量の制御の精度をより一層向上させることが可能となる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態に係るガスタービン制御装置及びガスタービン制御方法並びに発電システムについて図を参照して説明する。
本実施形態に係るガスタービン制御装置の圧縮空気量制御部は、スケジュール作成部におけるスケジュール作成の手法が上述した第1実施形態の手法と異なる。以下、本実施形態について、上述した第1実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。
図6は、本実施形態に係る圧縮空気量制御部の概略構成を示した図である。本実施形態に係るスケジュール作成部13´は、最適化手法を用いてIGVスケジュールを作成するものであり、例えば、図4に示した代表点Pi(i=1〜11)毎に評価関数Ji(i=1〜11)を保有している。
評価関数Jiは、各運転モードにおいて最小化したい特徴量とIGV指令との関係が定式化された関数と、重み付け値k1〜k4とを含む関数である。
具体的には、安定運転モードにおける関数f_stable_1(x)、NOx低減モードにおける関数f_nox_1(x)、発電効率最大モードにおける関数f_η_1(x)、負荷追従向上モードにおける関数f_t_1(x)は、各iの値において、以下の関数で表わされる。ここで、各関数は2次までの関数とするとよい。
また、安定運転モードにおいて最小化したい特徴量として「安定燃焼IGV開度に対する偏差」を、NOx低減モードにおける特徴量として「NOx」を、発電効率最大モードにおける特徴量として「発電効率の悪化度」を、負荷追従向上モードにおける特徴量として「負荷追従時間」を用いている。
i=1のとき
f_stable_1(x)=(x-a1)2
f_nox_1(x)=b1×(x-c1)2+d1
f_η_1(x)=e1-g1×(x-h1)^j1
f_t_1(x)=m1+n1×x
i=2のとき
f_stable_2(x)=(x-a2)2
f_nox_2(x)=b2×(x-c2)2+d2
f_η_2(x)=e2-g2×(x-h2)^j2
f_t_2(x)=m2+n2×x
上記式において、xはIGV指令、a1、a2、b1、b2、c1、c2、d1、d2、e1、e2、g1、g2、h1、h2、j1、j2、m1、m2、n1、n2は、いずれも定数である。このように、各関数は、IGV指令を変数xの式として表わされている。
そして、同様に、i=3〜11についても、それぞれの運転モードについて上記のような関数が設定されている。
ここで、安定運転モードに係る「安定燃焼IGV開度に対する偏差」の関数は、以下のようにして設定される。例えば、各Pi(i=1〜11)において、IGV指令を0[%]から100[%]まで変化させたときの安定度は、図7に示すような値をとる。IGV指令は、安定度1の状態が最も好ましいため、安定度1から離れるほど、安定度が低くなると考える。ここで、i=7を考えると、IGV指令と安定度との関係は、図8に示すような近似曲線で表わされる。そして、この近似曲線を2次関数で表わしたものがPi(i=7)における上記関数として設定される。
評価関数Jiは、各代表点における上記関数を正規化(β1〜β4)し、更に、重み付け係数k1〜k4で重み付けした関数として表わされている。評価関数の一例を、以下の(2)式に示す。
Ji = k1/β1×f_stable_i(x)+ k2/β2×f_nox_i(x)+ k3/β3×f_η_i(x)+ k4/β4×f_t_i(x) (2)
スケジュール作成部13´は、上記評価関数Jiに、重み付け設定部12によって設定された重み付け係数を代入し、そのときの評価関数Jiが最小値を取るときのxの値、すなわち、IGV指令を取得する。
これにより、例えば、図4に示したように、各代表点P1〜P11におけるIGV指令が得られると、このような離散的な値に対して最小二乗法等のような統計的手法を用いて近似曲線を得る。この近似曲線がIGVスケジュールである。
以上説明したように、本実施形態に係るガスタービン制御装置及び制御方法並びに発電システムによれば、各運転モードにおいて最小化したい特徴量をIGV指令と関連付けた関数を用いて評価関数を作成し、この評価関数が最小値を取るときのIGV指令を取得し、このIGV指令に基づいて重み付け係数が反映されたIGVスケジュールを作成するので、ユーザの意向をより一層反映させたIGVスケジュールを作成することが可能となる。
また、上述した第1実施形態のように、上述した各関数f_stable_1(x)、f_nox_1(x)、f_η_1(x)、f_t_1(x)を、圧縮機入口温度、圧縮機入口圧力、圧縮機入口湿度などの影響因子をパラメータとして含める関数としてもよい。これにより、圧縮機入口温度、圧縮機入口圧力、圧縮機入口湿度を考慮したIGV指令を生成することが可能となり、圧縮空気量の制御向上が期待できる。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態に係るガスタービン制御装置及びガスタービン制御方法並びに発電システムについて図を参照して説明する。
本実施形態に係るガスタービン制御装置の圧縮空気量制御部は、図9に示すように、上述した第1実施形態に係る圧縮空気量制御部24の構成または第2実施形態に係る圧縮空気量制御部の構成に加えて、第2記憶部16および特性推定部17を更に備える点およびスケジュール作成部13(13´)によって作成されたIGVスケジュール及び特性推定部17によって作成された推定特性を表示部22に表示する点で上述した第1または第2実施形態と異なる。
以下、第1または第2実施形態と異なる点について主に説明する。
第2記憶部16には、運転モード毎に、NOx特性、負荷追従特性、および発電効率特性がそれぞれ格納されている。例えば、これらの特性は、図10に示すように、CSOと各特性量(ここでは、NOx)とを関連付けたルックアップテーブルとして記憶されていてもよいし、CSOを変数として特性量を導出する関数として記憶されていてもよい。
特性推定部17は、スケジュール作成部13(13´)によって作成されたIGVスケジュールに基づいて入口案内弁の開度が制御されたときのNOx特性、負荷追従特性、発電効率特性を、第2記憶部16に格納されている各種特性及び重み付け設定部12によって設定された重み付け係数k1〜k4を用いて推定する。
以下、一例として、NOx特性を推定する場合について説明するが、負荷追従特性、発電効率特性についても同様の手法により推定される。
まず、特性推定部17は、第2記憶部16から各運転モードに対応するNOx特性を取得する。これにより、安定運転モードの場合のNOx特性、NOx低減モードの場合のNOx特性、発電効率最大モードの場合のNOx特性、負荷追従向上モードの場合のNOx特性の4つのNOx特性が得られる。
特性推定部17は、取得した各運転モードのNOx特性に対してそれぞれ対応する重み付け係数k1〜k4を乗算し、重み付け係数が乗算された後のNOx特性を足し合わせることにより、1つのNOx特性を推定する。なお、このNOx特性の作成手法は、上述した第1実施形態におけるIGVスケジュールの作成方法と同様である。すなわち、燃料量指令CSOの取り得る範囲において複数の代表点P1〜P11を設定し、各点P1〜P11におけるNOx値を各運転モードのNOx特性から取得し、取得したNOx値にそれぞれの重み付け値を乗じたものを足し合わせることにより、各代表点におけるNOx値を得る。その後、各代表点におけるNOx値に基づいて近似曲線を求めることで、連続的なNOx特性を得る。
このようにして取得したNOx特性は、所定の記憶部(図示略)に格納されるとともに、表示部22に表示される。
また、スケジュール作成部13によって作成されたIGVスケジュールについても表示部22に表示可能な構成とされている。
本実施形態に係るガスタービン制御装置及びガスタービン制御方法並びに発電システムによれば、スケジュール作成部13(13´)によって作成されたIGVスケジュールや、このIGVスケジュールに基づいてIGV開度の制御を行った場合のNOx特性、負荷追従特性、発電効率特性等を表示部22に表示可能な構成とされている。これにより、ユーザは、表示部22に表示されたIGVスケジュールや各特性に基づいて、自身が所望する特性が得られるようなIGVスケジュールが生成されたかを確認することが可能となる。また、例えば、表示された特性が、自身が意図した特性とは違っていた場合には、自身が意図した特性が得られるまで、重み付け設定部12に設定する重み付け係数を調整することが可能となる。なお、本実施形態では、NOx特性、負荷追従特性、および発電効率特性の全てにおいて特性を推定する場合について述べたが、これに代えて、これら特性のうちの少なくとも1つの特性を推定することとしてもよい。
〔第4実施形態〕
次に、本発明の第4実施形態に係るガスタービン制御装置及びガスタービン制御方法並びに発電システムについて図を参照して説明する。
上述した第1または第2実施形態においては、各運転モードに応じたIGVスケジュール11−1〜11−4と、重み付け係数k1〜k4とを用いて、1つのIGVスケジュールを作成し、これを用いてIGV指令を決定することとしたが、本実施形態では、図11に示すように、重み付け係数が考慮されたIGV指令を直接的に算出するような構成とされている。
以下、上述した第1実施形態と異なる点について主に説明する。
本実施形態に係る圧縮空気量制御部では、各IGVスケジュール11−1〜11−4に燃料量制御部23によって設定された燃料量指令CSOが入力され、この燃料量指令CSOに対応するIGV指令が、各IGVスケジュール11−1〜11−4を用いて取得される(指令値取得手段)。取得されたそれぞれのIGV指令は、乗算部18−1〜18−4に出力され、ここで、重み付け係数k1〜k4が乗算される。重み付け係数k1〜k4が乗算された後のIGV指令は、加算部19によって加算され、1つのIGV弁開度が生成される(指令値生成手段)。このIGV指令は、加算部15において補正値Tfbが加算され、入口案内弁の指令値として出力される。
以上説明したように、本実施形態に係るガスタービン制御装置及びガスタービン制御方法並びに発電システムによれば、IGVスケジュールを新たに生成することなく、ユーザによって設定された重み付けに基づくIGV指令を直接的に得ることができる。
また、本実施形態においても、圧縮機入口温度、圧縮機入口圧力、圧縮機入口湿度を考慮したIGVスケジュールを用いることとしてもよい。この場合、CSOに加えて、圧縮機入口温度、圧縮機入口圧力、圧縮機入口湿度の計測値もIGV指令の生成に用いられることとなる。
10 ガスタービン
11 第1記憶部
11−1、11−2、11−3、11−4 IGVスケジュール
12 重み付け設定部
13、13´ スケジュール作成部
14 記憶部
15 加算部
16 第2記憶部
17 特性推定部
18−1、18−2、18−3、18−4 乗算部
19 加算部
20 ガスタービン制御装置
21 入力部
22 表示部
23 燃料量制御部
24 圧縮空気量制御部
101 タービン
102 圧縮機
103 燃焼器
104 入口案内翼
121 温度センサ
122 圧力センサ
123 湿度センサ
150 発電機

Claims (9)

  1. ガスタービンの燃焼器に供給する圧縮空気量を制御する圧縮空気量制御手段を備えるガスタービン制御装置であって、
    前記圧縮空気量制御手段は、
    複数の運転モードの各々について、ガスタービンの運転状態に関するパラメータと圧縮空気量に関する指令値とが関連付けられたスケジュールが格納されている第1記憶手段と、
    ユーザからの入力情報に基づいて各前記運転モードに対する重み付け値を設定する重み付け設定手段と、
    設定された前記重み付け値と各前記運転モードにおける前記スケジュールとを用いて、1つのスケジュールを作成するスケジュール作成手段と、
    を備え、
    前記スケジュール作成手段によって作成された前記スケジュールを用いて前記燃焼器に供給する圧縮空気量を制御するガスタービン制御装置。
  2. 前記スケジュール作成手段によって作成された前記スケジュールを表示する第1表示手段を備える請求項1に記載のガスタービン制御装置。
  3. 前記運転モード毎に、NOx特性、負荷追従特性、および発電効率特性のうちの少なくとも1つが予め格納されている第2記憶手段と、
    前記重み付け設定手段において設定された重み付けと、前記第2記憶手段に格納されている各前記運転モードにおける特性とを用いて、前記スケジュール作成手段によって作成された前記スケジュールに基づいて圧縮空気量が制御されたときの特性を推定する特性推定手段と、
    前記特性推定手段によって推定された特性を表示する第2表示手段と
    を具備する請求項1または請求項2に記載のガスタービン制御装置。
  4. 前記スケジュール作成手段は、
    各前記運転モードに対応するスケジュールから、前記ガスタービンの出力状態に関するパラメータの数値範囲において離散的に設定された代表点毎の前記指令値を取得し、
    取得した前記指令値を、前記重み付け値で重み付けした後に足し合わせることにより、各前記代表点における指令値を算出し、
    各前記代表点における前記指令値を用いて、1つの前記スケジュールを作成する請求項1から請求項3のいずれかに記載のガスタービン制御装置。
  5. 前記スケジュール作成手段は、
    前記ガスタービンの出力状態に関するパラメータが取り得る数値範囲において離散的に設定された代表点毎に、各運転モードにおいて最小化したい特徴量と前記指令値との関係が定式化された関数と、該関数の重み付け値とを含む評価関数を保有し、
    各前記評価関数において、前記重み付け設定手段によって設定された重み付け値を代入し、各前記評価関数が最小値をとるときの指令値を前記代表点毎に取得し、
    取得した前記指令値と各前記代表点との関係から1つの前記スケジュールを作成する請求項1から請求項3のいずれかに記載のガスタービン制御装置。
  6. ガスタービンの燃焼器に供給する圧縮空気量を制御する圧縮空気量制御手段を備えるガスタービン制御装置であって、
    前記圧縮空気量制御手段は、
    複数の運転モードの各々について、ガスタービンの運転状態に関するパラメータと圧縮空気量に関する指令値とが関連付けられたスケジュールが格納されている第1記憶手段と、
    ユーザからの入力情報に基づいて各前記運転モードに対する重み付け値を設定する重み付け設定手段と、
    現在の前記ガスタービンの運転状態に応じた圧縮空気量に関する指令値を、各前記運転モードに対応して設けられている前記スケジュールからそれぞれ取得する指令値取得手段と、
    前記指令値取得手段によって取得された各前記指令値を前記重み付け値で重み付けした値を足し合わせることにより、1つの圧縮空気量に関する指令値を生成する指令値生成手段と、
    前記指令値生成手段によって生成された指令値を用いて、前記燃焼器に供給する圧縮空気量を制御するガスタービン制御装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載のガスタービン制御装置を備える発電システム。
  8. ガスタービンの燃焼器に供給する圧縮空気量を制御するガスタービン制御方法であって、
    複数の運転モードの各々について、ガスタービンの運転状態に関するパラメータと圧縮空気量に関する指令値とが関連付けられたスケジュールを予め保有しており、
    ユーザからの入力情報に基づいて各前記運転モードに対する重み付け値を設定し、
    設定した前記重み付け値と各前記運転モードにおける前記スケジュールとを用いて、1つのスケジュールを作成し、
    作成した前記スケジュールを用いて前記燃焼器に供給する圧縮空気量を制御するガスタービン制御方法。
  9. ガスタービンの燃焼器に供給する圧縮空気量を制御するガスタービン制御方法であって、
    複数の運転モードの各々について、ガスタービンの運転状態に関するパラメータと圧縮空気量に関する指令値とが関連付けられたスケジュールを予め保有しており、
    ユーザからの入力情報に基づいて各前記運転モードに対する重み付け値を設定し、
    現在の前記ガスタービンの運転状態に応じた圧縮空気量に関する指令値を、各前記運転モードに対応して設けられている前記スケジュールからそれぞれ取得し、
    取得した各前記指令値を前記重み付け値で重み付けした値を足し合わせることにより、1つの圧縮空気量に関する指令値を生成し、
    生成した指令値を用いて、前記燃焼器に供給する圧縮空気量を制御するガスタービン制御方法。
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