JP5844537B2 - アラミド繊維の染色方法 - Google Patents

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本発明は、染色が難しいアラミド繊維において色相を改善した、濃色に染色されたアラミド繊維の製造方法に関するものである。
アラミド繊維は、高い機械強度と耐熱性、並びに難燃性を有し、それらは特に、消防士、宇宙飛行士、及びパイロットのための服のデザインにおいて、火災又は高温と接触する事を意図した織物繊維として広く使用される。
また前記メタアラミド繊維は、結晶性が高く分子間結合力が強固な分子構造を有しており、そのため難染性を示し、たとえば染色できても洗濯などですぐに染料が脱落してしまうなど、従来の染色技術では着色することが難しいという問題があった。
このような問題を解決する方法として、下記特許文献には、分散染料及びカチオン染料等による前記メタアラミド繊維の染色方法が開示されている。たとえば、特許文献1には、パラ系アラミド繊維を70℃以上のジメチルスルフォキシドで前処理した後に染色する方法、特許文献2には、パラ系アラミド繊維をN−メチル−2−ピロリドンで前処理した後に染色する方法、特許文献3には、パラ系アラミド繊維をジメチルホルムアミドとN−メチル−2−ピロリドン及び/又はジメチルスルフォキシドとの混合液で前処理した後に染色する方法、特許文献4には、パラ系アラミド繊維を70℃以上のジメチルスルフォキシドで前処理した後に染着し、さらに150〜200℃で熱処理することで繊維の収縮をある程度回復させ染料を繊維内部に固定させる方法、特許文献5には、カチオン系染料によってパラ系アラミド繊維を染色する際にキャリアーを用いる方法、特許文献6には、メタ系アラミド繊維を超臨界二酸化炭素中で染色する際、極性溶剤を用いる方法が開示されている。
上記のように、従来のポリアミド繊維の染色方法は、特殊な薬品などを用いる前処理を必要としたり、超臨界二酸化炭素中での染色を必要としたりするなど、染色が煩雑であるといった問題点を有していた。
特開平7−316990号公報 特開平10−1884号公報 特開平10−1883号公報 特開平9−87979号公報 特開平8−260362号公報 特開2006−45702号公報
本発明は、上記問題に鑑みなされたもので、染色が難しいアラミド繊維において色相を改善した、アラミド繊維の染色方法を提供することにある。
本発明者らは、上記問題を解決するために鋭意検討した結果、以下の方法により上記の課題を解決できることを見出した。すなわち本発明によれば、アラミド繊維を、アルカリ剤と2,5−ジメチルベンジルアルコールとを同時に含む処理剤により処理した後、2,5−ジメチルベンジルアルコールを含まない染色液を用いて液流染色を行うことを特徴とするアラミド繊維の染色方法が提供される。
本発明のアラミド繊維の染色方法によれば、アルカリ剤と2,5−ジメチルベンジルアルコールとを同時に含む処理剤により処理した後、2,5−ジメチルベンジルアルコールを含まない染色浴により液流染色を行うことにより、2,5−ジメチルベンジルアルコールを容易に回収して再利用することが可能となる。
本発明のアラミド繊維の染色方法は、アルカリ剤と2,5−ジメチルベンジルアルコールとを同時に含む処理剤により処理した後、2,5−ジメチルベンジルアルコールを用いず液流染色を行うことを特徴とする。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明で用いるアラミド繊維は、合成ポリアミド鎖を含み、鎖中ではアミド基の少なくとも85%が芳香族基に直接結合しているものである。また、本発明で用いるアラミド繊維は、これを含む編物、織物、不織布等いずれの形状であっても良い。またアラミド繊維は単体での使用または、羊毛、ポリエステル繊維、セルロース繊維、ポリアクリロニトリル繊維、絹等と混紡、交織、交編等で用いても差し支えない。
本発明においては、アラミド繊維を、アルカリ剤と2,5−ジメチルベンジルアルコールとを同時に含む処理剤を用いて染色前に加工を行うことが肝要である。
一般に、アラミド繊維の染色方法として、キャリア剤同浴の染色処理が採用されるが、われわれが検討したところ、キャリア同浴染色では、廃水負荷の観点より染色法のデメリットがあった。そこで、さらに検討を進め、染色前加工において、アルカリ剤と2,5−ジメチルベンジルアルコールを含む処理液で処理することで、染色時キャリア剤を同浴に含まない液流染色で濃染化が可能となることを見出したものである。
しかもこの方法では、液流染色の特徴もそのまま生かすことができ、廃水負荷の高い2,5−ジメチルベンジルアルコールを再利用することが可能であることが確認された。
本発明に用いるアルカリ剤としては、ソーダ灰、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどを例示することができ、中でも安価で高PHを得られる水酸化ナトリウムが好ましい。
一方、本発明に用いる、キャリア剤は、2,5−ジメチルベンジルアルコールである。
本発明で用いる処理剤においては、アルカリ剤の量は、アラミド繊維100重量部に対して5〜20重量部が好ましく、5〜15重量部がより好ましい。アルカリ剤の量が、1重量部未満では十分な濃染性向上効果が得られない傾向にあり、一方、15重量部を越えてもさらなる濃染性向上効果は得られず経済的観点から好ましくない。
一方、2,5−ジメチルベンジルアルコールの量は、アラミド繊維100重量部に対して1〜10重量部が好ましく、1〜5重量部がより好ましい。2,5−ジメチルベンジルアルコールの量が、1重量部未満では十分な濃染性向上効果が得られない傾向にあり、一方、10重量部を越えてもさらなる濃染性向上効果は得られず経済的観点から好ましくない。
上記処理剤としては、水100重量部に対してアルカリ剤5〜20重量、2,5−ジメチルベンジルアルコール10重量を含有させた水溶液が好ましい。処理条件は、pH10〜14付近で行うことが好ましい。この処理は、好ましくは、温度80〜130℃、時間10〜90分、より好ましくは、温度110〜120℃、時間60〜80分で行うことができる。
本発明では、上記処理剤で処理した後、染色を施すが、その際、染色は液流染色で行うことができる。また、染色条件は、pH3〜7の酸性付近で行うことが好ましい。pH調整するために必要に応じて、燐酸、硫酸、塩酸等の無機酸や酢酸、蟻酸、酒石酸等の有機酸または硫安、酢酸アンモニウム、蟻酸アンモニウム等の酸性塩を単独または2種以上を混合して用いても良い。染色は、好ましくは、温度80〜130℃、時間10〜90分、より好ましくは、温度110〜120℃、時間60〜80分で行うことができる。
染色に用いる染料は、カチオン染料を用いることができる。カチオン染料としては、ジおよびトリアリルメタン系、アゾ系、キノンイミン系、キサンテン系、ポリメチン系などが例示でき、中でもアゾ系が望ましい。例えば、アゾ系としてC.I.Basic Blue54、C.I.Basic Blue3、C.I.Basic Red29、C.I.Basic Yellow28などを例示することができる。
本発明においては、染色条件を均一にするため、上記乾燥後に、洗浄を行い、さらに上記と同様の条件で再度乾燥してもよい。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。なお、実施例中の物性は以下の方法により測定した。
(1)染色性(L値)
染色性(L値)は、マクベス分光光度計Color−Eye3100にて測色した。
(2)耐光性
耐光性の評価は、スガ試験機(株)製紫外線フェードメーターを用い、20時間照射で行った。耐光性は2級以上を合格とした。
[実施例1]
36番手のメタアラミド紡績糸(帝人テクノプロダクツ製コーネックス(登録商標))を製織して、秤量200g/mの平織物を得、これから織物10gをサンプルとして切り出した。さらに該織物100重量部に対し、水酸化ナトリウムが10重量部、2,5−ジメチルベンジルアルコールが1200重量部となるよう計量し、これらを水に溶解して総量200mlの処理浴を調整した。処理浴に織物10gを投入し、液流染色機(日阪製作所製高温サーキュラー)にセットし、撹拌しながら温度を常温〜100℃まで昇温速度2℃/分で昇温し、さらに、100℃で60分間保持した。処理浴を冷却した後、織物を取り出し水洗した。
次に、アラミド織物100重量部に対して6重量部のカチオン染料(日本化薬(株)製C.I.BasicBlue54)と、水100重量部に対して、pH調整剤(酢酸80%水溶液)0.03重量部、分散剤(明成化学(株)製ディスパーTL)0.05重量部、硝酸ナトリウム25重量部とを、水に溶解し総量200mlの染色浴を調整した。この染色浴に上記の処理浴で処理した織物10gを投入し、上記液流染色機にセットし、撹拌しながら温度を常温〜120℃まで昇温速度2℃/分で昇温し、さらに、120℃で60分間保持した。染色浴を冷却した後、青色に染色された織物を取り出し、水洗した。
その後、後処理として、総量200mlの水に織物10gを投入し、上記液流染色機にセットし、撹拌しながら温度を常温にて洗浄した後、風乾して仕上げた。さらに加熱処理した後、水洗、乾燥する。加熱処理は、温度180℃、時間1分、乾燥は、温度105℃、時間3分行った。染色後、得られた織物は、均一かつ鮮明に染色されており、極めて濃色性に優れていた。該織物の、L値は30.12、耐光性は2級であった。
[実施例2]
2,5−ジメチルベンジルアルコールの量を、織物100重量部に対して1200重量部から5重量部に変更した以外は実施例1と同様にした。染色後、得られた織物は、均一かつ鮮明に染色されており、また、濃色性は実施例1と比較し若干低かったが、ほぼ満足のいくレベルであった。該織物の、L値は50.92、耐光性は2級であった。
[実施例3]
水酸化ナトリウムの量を、織物100重量部に対して10重量部から5重量部に変更した以外は実施例1と同様にした。染色後、得られた織物は、均一かつ鮮明に染色されており、また、濃色性は実施例1と比較し若干低かったが、ほぼ満足のいくレベルであった。該織物の、L値は55.92、耐光性は2級であった。
[比較例1]
染色前処理において、2,5−ジメチルベンジルアルコールを使用しなかった以外は実施例1と同様にした。染色後、得られた織物は均一に染色されてはいたが、十分な濃染性が得られなかった。該織物の、L値は60.92、耐光性は1級であった。
[比較例2]
染色前処理において、水酸化ナトリウムを使用しなかった以外は実施例1と同様にした。染色後、得られた織物は均一に染色されてはいたが、十分な濃染性が得られなかった。該織物の、L値は61.55、耐光性は1級であった。
本発明によれば、染色が難しいアラミド繊維の染色法において、色相が改善され、濃色性に優れたアラミド繊維を得ることができ、産業上の利用価値は極めて高いものである。

Claims (2)

  1. アラミド繊維を、アルカリ剤と2,5−ジメチルベンジルアルコールとを同時に含む処理剤により処理した後、2,5−ジメチルベンジルアルコールを含まない染色液を用いて液流染色を行うことを特徴とするアラミド繊維の染色方法。
  2. アラミド繊維100重量部に対して、アルカリ剤の量が1〜20重量部である請求項記載のアラミド繊維の染色方法。
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