JP5843220B2 - エンジン再始動制御装置 - Google Patents

エンジン再始動制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5843220B2
JP5843220B2 JP2012015269A JP2012015269A JP5843220B2 JP 5843220 B2 JP5843220 B2 JP 5843220B2 JP 2012015269 A JP2012015269 A JP 2012015269A JP 2012015269 A JP2012015269 A JP 2012015269A JP 5843220 B2 JP5843220 B2 JP 5843220B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
steering
origin
engine
restart
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012015269A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013155633A (ja
Inventor
洋 浦部
洋 浦部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP2012015269A priority Critical patent/JP5843220B2/ja
Priority to US13/748,502 priority patent/US9043123B2/en
Priority to CN201310026383.5A priority patent/CN103225556B/zh
Priority to DE102013001426.3A priority patent/DE102013001426B4/de
Publication of JP2013155633A publication Critical patent/JP2013155633A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5843220B2 publication Critical patent/JP5843220B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W10/00Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function
    • B60W10/04Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function including control of propulsion units
    • B60W10/06Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function including control of propulsion units including control of combustion engines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W10/00Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function
    • B60W10/20Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function including control of steering systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W30/00Purposes of road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub-unit, e.g. of systems using conjoint control of vehicle sub-units
    • B60W30/18Propelling the vehicle
    • B60W30/18009Propelling the vehicle related to particular drive situations
    • B60W30/18018Start-stop drive, e.g. in a traffic jam
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2540/00Input parameters relating to occupants
    • B60W2540/18Steering angle

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Description

この発明は、エンジン再始動制御装置に係り、特にアイドルストップ機能があり、電動パワーステアリング(EPS)システムを搭載した車両のエンジン再始動制御装置に関する。
車両には、所定の停止条件を満たした時に車両が走行するための駆動力を発生するエンジンを停止し、このエンジンの停止後に所定の再始動条件を満たした時にはエンジンを再始動する制御手段を備えたエンジン再始動制御装置を搭載しているものがある。
このような、エンジン再始動制御装置としては、例えば、以下に示すものがある。
特開2005−271640号公報 特開2000−345878号公報
特許文献1に係る車両のパワーステアリング装置は、アイドルストップ状態にてステアリングホイール(ハンドル)の操舵トルク変化率、又は、操舵角変化率があるしきい値を越えた場合に、エンジンを再始動するものである。
特許文献2に係る車両のエンジン自動停止再始動装置は、アイドルストップ状態にてステアリングホイールの切れ角に基づいて据え切り動作が行われたと判断された場合に、エンジンを再始動するものである。
ところで、左右にステアリングホイールを切ったことを、操舵角検出手段(舵角センサ)で検出する舵角、又は操舵トルク検出手段(トルクセンサ)で検出する操舵トルクにより検出する方法はあるが、それら検出手段の中点ずれや電動パワーステアリング(EPS)システムのEPS用制御手段(EPS ECU)でのセンシングの誤差が通常存在しており、そのずれや誤差によってエンジンが再始動するまでに要するステアリングホイールの切れ角に、左右差が生ずるという問題があった。
即ち、停車時アイドルストップ、又は減速時アイドルストップ機能を有して、電動パワーステアリングシステムが標準で搭載している操舵トルク検出手段で検出する操舵トルクが所定のしきい値を越えた時に、アイドルストップ状態から再始動できるエンジンを搭載した車両にあっては、実際の操舵トルク検出手段では操舵トルクがかかっていない状態でも、僅かに右若しくは左の操舵トルクが検出されており、又、電動パワーステアリングシステムのEPS用制御手段も操舵トルク検出手段からの検出信号をセンシングする時に誤差が生じる。
そのため、検出されたセンサトルク値には右又は左にオフセット(ΔT)がかかった状態となっており、始動トルクがステアリングホイールの右左において同じしきい値(Tres)でエンジンを再始動しても、左切り再始動トルクTes−△T、右切り再始動トルクTres+△Tとなり、エンジンの再始動までにかかるトルクに差があることで、エンジンの再始動時にステアリングホイールの切れ角に左右差が生じるという不都合があった。
そこで、この発明の目的は、操舵トルク検出手段又は操舵角検出手段を用いてアイドルストップ中に再始動トルク原点又は再始動角度原点を求めて、エンジンの再始動時におけるステアリングホイールの切れ角に左右差が生じないようにするエンジン再始動制御装置を提供することにある。
この発明は、所定の停止条件を満たした時に車両が走行するための駆動力を発生するエンジンを停止し、このエンジンの停止後で所定の再始動条件を満たした時には前記エンジンを再始動する制御手段を備えたエンジン再始動制御装置において、運転者が操作可能なステアリングホイールの操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段を設け、前記制御手段は、前記停止条件を満たして前記エンジンが停止した時に前記操舵トルク検出手段により検出された操舵トルクを原点トルクとして設定する原点トルク設定手段を備え、前記操舵トルク検出手段により検出された操舵トルクが前記原点トルク設定手段により設定された原点トルクを基準にして予め設定されたしきい値を越えた時に、前記エンジンを再始動することを特徴とする。
この発明は、操舵トルク検出手段又は操舵角検出手段を用いてアイドルストップ中に再始動トルク原点又は再始動角度原点を求めて、エンジンの再始動時におけるステアリングホイールの切れ角に左右差が生じないようにすることができる。
図1はエンジン再始動制御装置を搭載した車両の概略図である。(実施例) 図2は操舵トルクによる再始動制御のフローチャートである。(実施例) 図3は操舵角による再始動制御のフローチャートである。(実施例) 図4はトルクセンサ値の誤差が+0.5[N・m]であって、従来の場合で、アイドルストップ移行後、ステアリングホイールを右に回転した場合の説明図。(従来例) 図5はトルクセンサ値の誤差が+0.5[N・m]であって、従来の場合で、アイドルストップ移行後、ステアリングホイールを左に回転した場合の説明図。(従来例) 図6はトルクセンサ値の誤差が+0.5[N・m]であって、再始動原点トルク初期値設定ロジックのみ追加の場合で、アイドルストップ移行後、ステアリングホイールを右に回転した場合の説明図。(実施例) 図7はトルクセンサ値の誤差が+0.5[N・m]であって、再始動原点トルク初期値設定ロジックのみ追加の場合で、アイドルストップ移行後、ステアリングホイールを左に回転した場合の説明図。(実施例) 図8はトルクセンサ値の誤差が+0.5[N・m]であって、再始動原点トルク初期値設定ロジック及び再始動原点トルク更新ロジックの追加の場合で、アイドルストップ移行後、ステアリングホイールを右に回転した場合の説明図。(実施例) 図9はトルクセンサ値の誤差が+0.5[N・m]であって、再始動原点トルク初期値設定ロジック及び再始動原点トルク更新ロジック追加の場合で、アイドルストップ移行後、ステアリングホイールを左に回転した場合の説明図。(実施例) 図10はトルクセンサ値の誤差が+0.5[N・m]であって、従来の場合と、再始動原点トルク初期値設定ロジックのみ追加の場合と、再始動原点トルク初期値設定ロジック及び再始動原点トルク更新ロジックの追加の場合との結果として、真のトルク値を説明する図である。 図11はトルクセンサ値の誤差が−0.5[N・m]であって、従来の場合で、アイドルストップ移行時に運転者がステアリングホイールを右に回転していて、アイドルストップ移行後、運転者がステアリングホイールの回転を一旦止めてからステアリングホイールを右に回転した場合の説明図。(実施例) 図12はトルクセンサ値の誤差が−0.5[N・m]であって、従来の場合で、アイドルストップ移行時に運転者がステアリングホイールを右に回転していて、アイドルストップ移行後、運転者がステアリングホイールの回転を一旦止めてからステアリングホイールを左に回転した場合の説明図。(実施例) 図13はトルクセンサ値の誤差が−0.5[N・m]であって、再始動原点トルク初期値設定ロジックのみ追加の場合で、アイドルストップ移行時に運転者がステアリングホイールを右に回転していて、アイドルストップ移行後、ステアリングホイールを右に回転した場合の説明図。(実施例) 図14はトルクセンサ値の誤差が−0.5[N・m]であって、再始動原点トルク初期値設定ロジックのみ追加の場合で、アイドルストップ移行時に運転者がステアリングホイールを右に回転していて、アイドルストップ移行後、ステアリングホイールを左に回転した場合の説明図。(実施例) 図15はトルクセンサ値の誤差が−0.5[N・m]であって、再始動原点トルク初期値設定ロジック及び再始動原点トルク更新ロジックの追加の場合で、アイドルストップ移行時に運転者がステアリングホイールを右に回転していて、アイドルストップ移行後、ステアリングホイールを右に回転した場合の説明図。(実施例) 図16はトルクセンサ値の誤差が−0.5[N・m]であって、再始動原点トルク初期値設定ロジック及び再始動原点トルク更新ロジック追加の場合で、アイドルストップ移行時に運転者がステアリングホイールを右に回転していて、アイドルストップ移行後、ステアリングホイールを左に回転した場合の説明図。(実施例) 図17はトルクセンサ値の誤差が−0.5[N・m]であって、従来の場合と、再始動原点トルク初期値設定ロジックのみ追加の場合と、再始動原点トルク初期値設定ロジック及び再始動原点トルク更新ロジックの追加の場合との結果として、真のトルク値を説明する図である。
この発明は、エンジンの再始動時におけるステアリングホイールの切れ角に左右差が生じないようにする目的を、操舵トルク検出手段又は操舵角検出手段を用いてアイドルストップ中に再始動トルク原点又は再始動角度原点を求めて実現するものである。
図1〜図17は、この発明の実施例を示すものである。
図1において、1は車両、2L・2Rは操舵輪としての左前輪・右前輪、3は車軸、4は歯車連結機構(ラックアンドピニオン)、5はステアリング軸、6はステアリングコラム、7は運転者が操作可能なステアリングホイールである。
車両1は、停車時アイドルストップ、又は減速時アイドルストップ機能を有して、電動パワーステアリングシステムが標準で搭載している操舵トルク検出手段で検出する操舵トルクが所定のしきい値を越えた時に、アイドルストップ状態から再始動できるエンジンを搭載したものである。
車両1には、車両1が走行するための駆動力を発生するエンジン8が搭載されている。このエンジン8には、スタータ9と燃料噴射弁10とが取り付けられている。この燃料噴射弁10は、エンジン用制御手段(エンジンECU)11によって作動制御される。
また、車両1には、電動パワーステアリング(EPS)システム12が搭載されている。この電動パワーステアリングシステム12は、ステアリングコラム6に取り付けられたEPSアシスト用モータ13と、このEPSアシスト用モータ13を作動制御するEPS用制御手段(EPS ECU)14とを備える。このEPS用制御手段14は、トルクセンサセンシング部14Aを備え、ステアリングコラム6に取り付けられてステアリングホイールの操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段(トルクセンサ)15からの操舵トルク信号を入力してEPSアシスト用モータ13を作動制御する。
更に、車両1には、エンジン再始動制御装置16が搭載される。このエンジン再始動制御装置16は、この実施例に係る制御手段としてのアイドルストップ用制御手段(アイドルストップECU)17を備える。このアイドルストップ用制御手段17は、ステアリングコラム6に取り付けられてステアリングホイール7の操舵角(切れ角)を検出する操舵角検出手段(舵角センサ)18からの操舵データ及びEPS用制御手段14からの操舵トルクデータを入力し、これらデータに基づいてエンジン8の再始動を制御するものであって、駆動指令を出力してスタータ9を制御し、さらに、エンジン用制御手段11に制御信号を出力する。
なお、エンジン再始動制御装置16は、エンジン8を停止する場合には、エンジン用制御手段11を介して、燃料噴射弁10の燃料噴射を停止する。
このエンジン再始動制御装置16は、所定の停止条件を満たした時に車両が走行するための駆動力を発生するエンジン8を停止し、このエンジン8の停止後で所定の再始動条件を満たした時にはエンジン8を再始動する。
アイドルストップ用制御手段17は、前記停止条件を満たしてエンジン8が停止した時に操舵トルク検出手段15により検出された操舵トルクを原点トルクとして設定する原点トルク設定手段17Aを備え、操舵トルク検出手段15により検出された操舵トルクが前記原点トルク設定手段17Aにより設定された原点トルクを基準にして予め設定されたしきい値(再始動トルクしきい値)を越えた時に、エンジン8を再始動する。
これにより、ステアリングホイール7の左右の回転方向によってエンジン8の再始動に要するステアリングホイール7の操舵角(切れ角)に差が生じないようにすることができる。つまり、アイドルストップするたびに原点トルクを求めるようにして、エンジン8再始動時のステアリングホイール7の操舵角(切れ角)の左右差をなくすことができる。
また、電動パワーステアリングシステム12に新たな検出手段を追加する必要がなく、部品点数を低減し、構成を簡単にすることができる。
また、原点トルク設定手段17Aは、操舵トルク検出手段15により検出された操舵トルクの絶対値が設定済みの原点トルクの絶対値よりも減少する時に、操舵トルク検出手段15により検出された操舵トルクに基づいて前記原点トルクを更新する。
運転者がアイドルストップ移行時で、ステアリングホイール7を回転している時に生じていた操舵トルクは、ステアリングホイール7の回転を止めた時には発生しなくなる。操舵トルクの変化により運転者がステアリングホイール7の回転を止めたと判定される場合には、原点トルクを更新するため、原点トルクを精度よく設定することができる。
更に、アイドルストップ用制御手段(ECU)17は、ステアリングホイール7の操舵角(切れ角)を検出するようにステアリングコラム6に取り付けられた操舵角検出手段(舵角センサ)18に連絡している。
そして、このアイドルストップ用制御手段(ECU)17は、前記停止条件を満たしてエンジン8が停止した時に操舵角検出手段18により検出された操舵角を原点角度として設定する原点角度設定手段17Bを備え、前記操舵角検出手段18により検出された操舵角が前記原点角度設定手段により設定された原点角度を基準にして予め設定されたしきい値(再始動角度しきい値)を越えた時に、エンジン8を再始動する。
これにより、ステアリングホイール7の左右の回転方向によってエンジン8の再始動に要するステアリングホイール7の切れ角に差が生じないようにすることができる。
また、前記原点角度設定手段17Bは、操舵トルク検出手段15により検出された操舵トルクの絶対値が設定済みの原点トルクの絶対値よりも減少する時に、操舵トルク検出手段15により検出された操舵トルクに基づいて前記原点トルクを更新するとともに、操舵角検出手段18により検出された操舵角に基づいて前記原点角度を更新する。
運転者がアイドルストップ移行時で、ステアリングホイール7を回転している時に生じていた操舵トルクは、ステアリングホイール7の回転を止めた時には発生しなくなる。操舵トルクの変化により運転者がステアリングホイール7の回転を止めたと判定される場合には、原点角度を更新するため、原点角度を精度よく設定することができる。
次に、操舵トルクに基づいてエンジンを再始動する場合について、図2のフローチャートに基づいて説明する。この図2に示すフローチャートでは、再始動原点トルク(Tcenter)を設定し、この再始動原点トルク(Tcenter)から右又は左に、再始動トルクしきい値(Tres)を超える操舵トルクがかかった時に、エンジン8を再始動するように制御を行う。
図2に示すように、プログラムがスタートすると(ステップA01)、先ず、エンジン8のオン状態からアイドルストップに移行したか否かを判断する(ステップA02)。このステップA02がNOの場合には、この判断を継続する。
このステップA02がYESの場合には、アイドルストップ状態に移行した時点の操舵トルク(Tis)を再始動原点トルク初期値として、再始動制御に使用する原点トルク(Tcenter)を設定する(ステップA03)。そして、アイドルストップ中か否かを判断する(ステップA04)。
このステップA04がYESの場合には、|Tnow|<|Tcenter|か否かを判断する(ステップA05)。ここで、Tnowは、現在の操舵トルクである。
このステップA05がYESの場合には、現在の操舵トルク(Tnow)を再始動制御に使用する原点トルク(Tcenter)として、再始動原点トルクを更新する(ステップA06)。
このステップA06の処理後、又は、前記ステップA05がNOの場合には、Tnow>Tcenter+Tres、若しくは、Tnow<Tcenter−Tresか否かを判断する(ステップA07)。ここで、Tresは、再始動トルクしきい値である。
このステップA07がNOの場合には、前記ステップA04に戻す。
このステップA07がYESの場合には、再始動制御に使用する原点トルク(Tcenter)から再始動トルクしきい値(Tres)分だけトルク変動があった場合であって、エンジン8を再始動する(ステップA08)。
このステップA08の処理後、又は、前記ステップA04がNOの場合には、プログラムをエンドとする(ステップA09)。
次いで、操舵角に基づいてエンジンを再始動する場合について、図3のフローチャートに基づいて説明する。この図3に示すフローチャートでは、再始動原点角度(Acenter)を設定し、この再始動原点角度(Acenter)から右又は左に、再始動角度しきい値(Ares)を越える操舵角が検出された時に、エンジン8を再始動するように制御を行う。
図3に示すように、プログラムがスタートすると(ステップB01)、先ず、エンジン8のオン状態からアイドルストップに移行したか否かを判断する(ステップB02)。このステップB02がNOの場合には、この判断を継続する。
このステップB02がYESの場合には、アイドルストップ状態に移行した時点の操舵トルク(Tis)を再始動原点トルク初期値として、再始動制御に使用する原点角度(Acenter)の更新に使用する原点トルク(Tcenter)を設定するとともに、アイドルストップ状態に移行した時点の操舵角(Ais)を再始動原点角度初期値として、再始動制御に使用する原点角度(Acenter)を設定する(ステップB03)。そして、アイドルストップ中か否かを判断する(ステップB04)。
このステップB04がYESの場合には、|Tnow|<|Tcenter|か否かを判断する(ステップB05)。ここで、Tnowは、現在の操舵トルクである。
このステップB05がYESの場合には、現在の操舵トルク(Tnow)を再始動制御に使用する原点角度(Acenter)の更新に使用する原点トルク(Tcenter)として、再始動原点トルクを更新するとともに、現在の操舵角(Anow)を再始動制御に使用する原点角度(Acenter)として、再始動原点角度を更新する(ステップB06)。
このステップB06の処理後、又は、前記ステップB05がNOの場合には、Anow>Acenter+Ares、若しくは、Anow<Acenter−Aresか否かを判断する(ステップB07)。ここで、Aresは、再始動角度しきい値である。
このステップB07がNOの場合には、前記ステップB04に戻す。
このステップB07がYESの場合には、再始動制御に使用する原点角度(Acenter)から再始動角度しきい値(Ares)分だけ角度変化があった場合であって、エンジン8を再始動する(ステップB08)。
このステップB08の処理後、又は、前記ステップB04がNOの場合には、プログラムをエンドとする(ステップB09)。
以下には、従来の場合と、再始動原点トルク初期値設定ロジックのみ追加の場合と、再始動原点トルク初期値設定ロジック及び再始動原点トルク更新ロジックの追加の場合との3つの場合において、運転者がステアリングホイールを切った時に、エンジンを再始動する操舵トルクセンサ値(以下「トルクセンサ値」という)と真のトルク値とについて、具体的に説明する。
ここで、真のトルク値とは、トルクセンサ値の誤差を補正した場合のトルク値であり、運転者が体感するトルク値を意味する。また、再始動トルクしきい値(Tres)を、Tres=+2.0[N・m]とする。また、ステアリングホイールを右に切った時のトルクセンサ値を「+」とし、ステアリングホイールを左に切った時のトルクセンサ値を「−」とする。
(A)、先ず、ステアリングホイールの中点時のトルクセンサ値を、トルクセンサ値=+0.5[N・m]とし、つまり、トルクセンサ値の誤差が、+0.5[N・m]である場合について説明する。
1)、従来の場合
(1)、アイドルストップ移行後、ステアリングホイールを右に回転する場合。
図4の(a)で示すように、アイドルストップへの移行時には、ステアリングホイールが中点であって、トルクセンサ値=+0.5[N・m]である。
そして、図4の(b)で示すように、運転者がステアリングホイールを右に回転して、トルクセンサ値=+2.0[N・m]、真のトルク値=+1.5[N・m]になった時に、エンジンを再始動する。
(2)、アイドルストップ移行後、ステアリングホイールを左に回転する場合。
図5の(a)で示すように、アイドルストップへの移行時には、ステアリングホイールが中点であって、トルクセンサ値=+0.5[N・m]である。
そして、図5の(b)で示すように、運転者がステアリングホイールを左に回転して、トルクセンサ値=−2.0[N・m]、真のトルク値=−2.5[N・m]になった時に、エンジンを再始動する。
2)、再始動原点トルク初期値設定ロジックのみ追加の場合
(1)、アイドルストップ移行後、ステアリングホイールを右に回転する場合。
図6の(a)で示すように、アイドルストップへの移行時には、ステアリングホイールが中点であって、トルクセンサ値=+0.5[N・m]である。このため、再始動原点トルク=+0.5[N・m]となる。
そして、図6の(b)で示すように、運転者がステアリングホイールを右に回転して、トルクセンサ値=+2.5[N・m]、真のトルク値=+2.0[N・m]になった時に、エンジンを再始動する。
(2)、アイドルストップ移行後、ステアリングホイールを左に回転する場合。
図7の(a)で示すように、アイドルストップへの移行時には、ステアリングホイールが中点であって、トルクセンサ値=+0.5[N・m]である。このため、再始動原点トルク=+0.5[N・m]となる。
そして、図7の(b)で示すように、運転者がステアリングホイールを左に回転して、トルクセンサ値=−1.5[N・m]、真のトルク値=−2.0[N・m]になった時に、エンジンを再始動する。
3)、再始動原点トルク初期値設定ロジック及び再始動原点トルク更新ロジック追加の場合。
(1)、アイドルストップ移行後、ステアリングホイールを右に回転する場合。
図8の(a)で示すように、アイドルストップへの移行時には、ステアリングホイールが中点であって、トルクセンサ値=+0.5[N・m]である。このため、再始動原点トルク=+0.5[N・m]となる。
そして、図8の(b)で示すように、運転者がステアリングホイールを右に回転して、トルクセンサ値=+2.5[N・m]、真のトルク値=+2.0[N・m]になった時に、エンジンを再始動する。
(2)、アイドルストップ移行後、ステアリングホイールを左に回転する場合。
図9の(a)で示すように、アイドルストップへの移行時には、ステアリングホイールが中点であって、トルクセンサ値=+0.5[N・m]である。このため、再始動原点トルク=+0.5[N・m]となる。
そして、図9の(b)で示すように、運転者がステアリングホイールを左に回転して、トルクセンサ値=−1.5[N・m]、真のトルク値=−2.0[N・m]になった時に、エンジンを再始動する。
4)、以上の説明の結果として、エンジン再始動時の真のトルク値は、図10に示されている。
この結果、ステアリングホイールの左右の回転方向によってエンジンの再始動に要するステアリングホイールの切れ角に差が生じないようにするためには、再始動トルクしきい値(Tres)が、Tres=+2.0[N・m]であるので、ステアリングホイールを右に切った場合に真のトルク値が+2.0[N・m]、ステアリングホイールを左に切った場合には真のトルク値が−2.0[N・m]になった時に、エンジンを再始動するのが望ましい。
しかし、上記の「1)、従来の場合」には、トルクセンサ値の誤差が+0.5[N・m]であるため、ステアリングホイールを右に切った時には真のトルク値が+1.5[N・m]、ステアリングホイールを左に切った時には真のトルク値が−2.5[N・m]になった時に、エンジンを再始動する。
一方、上記の「2)、再始動原点トルク初期値設定ロジックのみ追加の場合」、上記の「3)再始動原点トルク初期値設定ロジック及び再始動原点トルク更新ロジック追加の場合」には、トルクセンサ値の誤差が+0.5[N・m]であっても、ステアリングホイールを右に切った場合に真のトルク値が+2.0[N・m]、ステアリングホイールを左に切った場合には真のトルク値が−2.0[N・m]になった時に、エンジンを再始動する。
以上の結果から、「2)、再始動原点トルク初期値設定ロジックのみ追加の場合」、上記の「3)再始動原点トルク初期値設定ロジック及び再始動原点トルク更新ロジック追加の場合」には、「1)、従来の場合」よりも向上していることがわかる。
(B)、次に、ステアリングホイールの中点時のトルクセンサ値を、トルクセンサ値=−0.5[N・m]とし、つまり、トルクセンサ値の誤差が、−0.5[N・m]である場合について説明する。
1)、従来の場合
(1)、アイドルストップ移行時に運転者がステアリングホイールを右に回転していて、アイドルストップ移行後、運転者がステアリングホイールの回転を一旦止めてからステアリングホイールを右に回転する場合。
図11の(a)に示すように、アイドルストップへの移行時に、ステアリングホイールが右に回転していて、この時のトルクセンサ値=+1.0[N・m]とする。
そして、図11の(b)に示すように、運転者がステアリングホイールの回転を止めると、トルクセンサ値=−0.5[N・m]となる。
さらに、図11の(c)に示すように、運転者がステアリングホイールを右に回転すると、トルクセンサ値=+2.0[N・m]、真のトルク値=+2.5[N・m]になった時に、エンジンを再始動する。
(2)、アイドルストップ移行時に運転者がステアリングホイールを右に回転していて、アイドルストップ移行後、運転者がステアリングホイールの回転を一旦止めてからステアリングホイールを左に回転する場合。
図12の(a)に示すように、アイドルストップ移行時、ステアリングホイールが右に回転していて、この時のトルクセンサ値=+1.0[N・m]とする。
そして、図12の(b)に示すように、運転者がステアリングホイールの回転を止めると、トルクセンサ値=−0.5[N・m]となる。
さらに、図12の(c)に示すように、運転者がステアリングホイールを左に回転すると、トルクセンサ値=−2.0[N・m]、真のトルク値=−1.5[N・m]になった時に、エンジンを再始動する。
2)、再始動原点トルク初期値設定ロジックのみ追加の場合
(1)、アイドルストップ移行時に運転者がステアリングホイールを右に回転していて、アイドルストップ移行後、運転者がステアリングホイールの回転を一旦止めてからステアリングホイールを右に回転する場合。
図13の(a)に示すように、アイドルストップ移行時、ステアリングホイールが右に回転していて、この時のトルクセンサ値=+1.0[N・m]とする。このため、再始動原点トルク=+1.0[N・m]となる。
そして、図13の(b)に示すように、運転者がステアリングホイールの回転を止めると、トルクセンサ値=−0.5[N・m]となる。再始動原点トルク=+1.0[N・m]のままである。
さらに、図13の(c)で示すように、運転者がステアリングホイールを右に回転すると、トルクセンサ値=+3.0[N・m]、真のトルク値=+3.5[N・m]になった時に、エンジンを再始動する。
(2)、アイドルストップ移行時に運転者がステアリングホイールを右に回転していて、アイドルストップ移行後、運転者がステアリングホイールの回転を一旦止めてからステアリングホイールを左に回転する場合、
図14の(a)に示すように、アイドルストップ移行時、ステアリングホイールが右に回転していて、この時のトルクセンサ値=+1.0[N・m]とする。このため、再始動原点トルク=+1.0[N・m]となる。
そして、図14の(b)で示すように、運転者がステアリングホイールの回転を止めると、トルクセンサ値=−0.5[N・m]となる。再始動原点トルク=+1.0[N・m]のままである。
さらに、図14の(c)で示すように、運転者がステアリングホイールを左に回転すると、トルクセンサ値=−1.0[N・m]、真のトルク値=−0.5[N・m]になった時に、エンジンを再始動する。
3)、再始動原点トルク初期値設定ロジック及び再始動原点トルク更新ロジック追加の場合。
(1)、アイドルストップ移行時に運転者がステアリングホイールを右に回転していて、アイドルストップ移行後、運転者がステアリングホイールの回転を一旦止めてからステアリングホイールを右に回転する場合。
図15の(a)に示すように、アイドルストップ移行時、ステアリングホイールが右に回転していて、この時のトルクセンサ値=+1.0[N・m]とする。このため、再始動原点トルク=+1.0[N・m]となる。
そして、図15の(b)で示すように、運転者がステアリングホイールの回転を止めると、トルクセンサ値=−0.5[N・m]となる。トルクセンサ値=+1.0→0[N・m]の間、再始動原点トルク=+1.0→0[N・m]に更新する。
さらに、図15の(c)で示すように、運転者がステアリングホイールを右に回転して、トルクセンサ値=+2.0[N・m]、真のトルク値=+2.5[N・m]になった時に、エンジンを再始動する。
(2)、アイドルストップ移行時に運転者がステアリングホイールを右に回転していて、アイドルストップ移行後、運転者がステアリングホイールの回転を一旦止めてからステアリングホイールを左に回転する場合。
図16の(a)に示すように、アイドルストップ移行時、ステアリングホイールが右に回転していて、この時のトルクセンサ値=+1.0[N・m]とする。このため、再始動原点トルク=+1.0[N・m]となる。
そして、図16の(b)に示すように、運転者がステアリングホイールの回転を止めると、トルクセンサ値=−0.5[N・m]となる。トルクセンサ値=+1.0→0[N・m]の間、再始動原点トルク=+1.0→0[N・m]に更新する。
さらに、図16の(c)に示すように、運転者がステアリングホイールを左に回転して、トルクセンサ値=−2.0[N・m]、真のトルク値=−1.5[N・m]になった時に、エンジンを再始動する。
4)、以上の結果として、エンジンの再始動時の真のトルク値は、図17に示されている。
この結果、ステアリングホイールの左右の回転方向によってエンジンの再始動に要する切れ角に差が生じないようにするためには、再始動トルクしきい値(Tres)が、Tres=+2.0[N・m]であるので、ステアリングホイールを右に切った場合に真のトルク値が+2.0[N・m]、ステアリングホイールを左に切った場合には真のトルク値が−2.0[N・m]になった時に、エンジンを再始動するのが望ましい。
しかし、上記の「1)、従来の場合」には、操舵トルクセンサの誤差が−0.5[N・m]であるため、ステアリングホイールを右に切った場合には、真のトルク値が+2.5[N・m]、ステアリングホイールを左に切った場合には、真のトルク値が−1.5[N・m]になった時に、エンジンを再始動する。
一方、上記の「2)、再始動原点トルク初期値設定ロジックのみ追加の場合」には、原点トルクを設定した結果、ステアリングホイールを右に切った場合に真のトルク値が+3.5[N・m]、ステアリングホイールを左に切った場合には真のトルク値が−0.5[N・m]になった時に、エンジンを再始動する。よって、上記の「2)、再始動原点トルク初期値設定ロジックのみ追加の場合」には、上記の「1)、従来の場合」よりも悪化してしまう。
しかし、上記の「3)、再始動原点トルク初期設定ロジック及び再始動原点トルク更新ロジック追加の場合」には、原点トルクを更新するため、ステアリングホイールを右に切った場合には真のトルク値が+2.5[N・m]、ステアリングホイールを左に切った場合には真のトルク値が−1.5[N・m]になった時に、エンジンを再始動する。これは、上記の「1)、従来の場合」と同じ値である。
以上の結果から、「再始動原点トルク初期値設定ロジックを追加」しても「再始動原点トルク更新ロジック追加」により、上記の「1)、従来の場合」よりも悪化しないようにすることができることがわかる。
この発明に係るエンジン再始動制御装置を、各種車両に適用可能である。
1 車両
2L 左前輪(操舵輪)
2R 右前輪(操舵輪)
3 車軸
4 歯車連結機構
5 ステアリング軸
6 ステアリングコラム
7 ステアリングホイール
8 エンジン
9 スタータ
10 燃料噴射弁
11 エンジン用制御手段(エンジンECU)
12 電動パワーステアリング(EPS)システム
13 EPSアシスト用モータ
14 EPS用制御手段(EPS ECU)
15 操舵トルク検出手段(トルクセンサ)
16 エンジン再始動制御装置
17 アイドルストップ用制御手段(アイドルストップECU)
17A 原点トルク設定手段
17B 原点角度設定手段
18 操舵角検出手段(舵角センサ)

Claims (3)

  1. 所定の停止条件を満たした時に車両が走行するための駆動力を発生するエンジンを停止し、このエンジンの停止後で所定の再始動条件を満たした時には前記エンジンを再始動する制御手段を備えたエンジン再始動制御装置において、運転者が操作可能なステアリングホイールの操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段を設け、前記制御手段は、前記停止条件を満たして前記エンジンが停止した時に前記操舵トルク検出手段により検出された操舵トルクを原点トルクとして設定する原点トルク設定手段を備え、前記操舵トルク検出手段により検出された操舵トルクが前記原点トルク設定手段により設定された原点トルクを基準にして予め設定されたしきい値を越えた時に、前記エンジンを再始動することを特徴とするエンジン再始動制御装置。
  2. 前記原点トルク設定手段は、前記操舵トルク検出手段により検出された操舵トルクの絶対値が設定済みの原点トルクの絶対値よりも減少する時に、前記操舵トルク検出手段により検出された操舵トルクに基づいて前記原点トルクを更新することを特徴とする請求項1に記載のエンジン再始動制御装置。
  3. 所定の停止条件を満たした時に車両が走行するための駆動力を発生するエンジンを停止し、このエンジンの停止後に所定の再始動条件を満たした時には前記エンジンを再始動する制御手段を備えたエンジン再始動制御装置において、運転者が操作可能なステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角検出手段を設け、運転者が操作可能なステアリングホイールの操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段を設け、前記制御手段は、前記停止条件を満たして前記エンジンが停止した時に前記操舵トルク検出手段により検出された操舵トルクを原点トルクとして設定する原点トルク設定手段を備え、前記停止条件を満たして前記エンジンが停止した時に前記操舵角検出手段により検出された操舵角を原点角度として設定し、前記操舵トルク検出手段により検出された操舵トルクの絶対値が設定済みの原点トルクの絶対値よりも減少する時に、前記操舵トルク検出手段により検出された操舵トルクに基づいて前記原点トルクを更新するとともに、前記操舵角検出手段により検出された操舵角に基づいて前記原点角度を更新する原点角度設定手段を備え、前記操舵角検出手段により検出された操舵角が前記原点角度設定手段により設定された原点角度を基準にして予め設定されたしきい値を越えた時に、前記エンジンを再始動することを特徴とするエンジン再始動制御装置。
JP2012015269A 2012-01-27 2012-01-27 エンジン再始動制御装置 Active JP5843220B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012015269A JP5843220B2 (ja) 2012-01-27 2012-01-27 エンジン再始動制御装置
US13/748,502 US9043123B2 (en) 2012-01-27 2013-01-23 Engine restart control device
CN201310026383.5A CN103225556B (zh) 2012-01-27 2013-01-24 发动机重启控制装置
DE102013001426.3A DE102013001426B4 (de) 2012-01-27 2013-01-28 Motor-Neustart-Steuervorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012015269A JP5843220B2 (ja) 2012-01-27 2012-01-27 エンジン再始動制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013155633A JP2013155633A (ja) 2013-08-15
JP5843220B2 true JP5843220B2 (ja) 2016-01-13

Family

ID=48783835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012015269A Active JP5843220B2 (ja) 2012-01-27 2012-01-27 エンジン再始動制御装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9043123B2 (ja)
JP (1) JP5843220B2 (ja)
CN (1) CN103225556B (ja)
DE (1) DE102013001426B4 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5974628B2 (ja) * 2012-05-21 2016-08-23 スズキ株式会社 パワーステアリング制御装置
JP6011518B2 (ja) * 2013-11-21 2016-10-19 トヨタ自動車株式会社 車両用制御装置、制御方法
JP2015163775A (ja) * 2014-02-28 2015-09-10 トヨタ自動車株式会社 車両用制御装置
DE102016206853A1 (de) * 2016-04-22 2017-10-26 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Steuereinheit zum Veranlassen eines Motorstarts eines Kraftfahrzeugs
CN106194540B (zh) * 2016-08-24 2019-03-15 奇瑞商用车(安徽)有限公司 一种汽车发动机怠速启停控制方法及其控制装置
JP6630252B2 (ja) * 2016-09-21 2020-01-15 本田技研工業株式会社 車両用制御装置
JP6462646B2 (ja) * 2016-11-24 2019-01-30 本田技研工業株式会社 車両用制御装置
US10399554B2 (en) * 2017-07-19 2019-09-03 Ford Global Technologies, Llc Hybrid vehicle with auto stop start controllers
US10995721B2 (en) * 2018-09-12 2021-05-04 Ford Global Technologies, Llc System and method for a stop-start engine

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6171275A (ja) * 1984-09-13 1986-04-12 Fuji Heavy Ind Ltd 電動式パワステアリング装置
JP2000345878A (ja) * 1999-06-04 2000-12-12 Nissan Motor Co Ltd 車両のエンジン自動停止再始動装置
JP2002193082A (ja) * 2000-12-28 2002-07-10 Denso Corp エンジン自動停止始動装置
US6775604B2 (en) 2002-12-11 2004-08-10 Continental Teves, Inc. Steering wheel angle determination
JP4301050B2 (ja) * 2004-03-23 2009-07-22 マツダ株式会社 車両のパワーステアリング装置
JP2006200370A (ja) 2005-01-18 2006-08-03 Mazda Motor Corp エンジン自動停止始動制御装置
JP4875724B2 (ja) 2009-05-08 2012-02-15 本田技研工業株式会社 車両
JP5413656B2 (ja) * 2009-09-04 2014-02-12 株式会社ジェイテクト 車両の制御装置
US20110112740A1 (en) * 2009-11-11 2011-05-12 Denso Corporation Control device for internal combustion engine and method for controlling internal combustion engine
JP2012015269A (ja) 2010-06-30 2012-01-19 Sanyo Electric Co Ltd 太陽電池モジュール
US20120095670A1 (en) * 2010-10-13 2012-04-19 Denso International America, Inc. Intelligent engine idle stop logic
KR20120060109A (ko) * 2010-12-01 2012-06-11 현대자동차주식회사 아이에스지 차량의 아이에스지 재시동 제어 장치 및 방법
US9079607B2 (en) * 2010-12-01 2015-07-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle steering control apparatus
US8788178B2 (en) 2011-06-22 2014-07-22 Ford Global Technologies, Llc Engine auto stop and auto start strategies

Also Published As

Publication number Publication date
DE102013001426B4 (de) 2018-05-09
CN103225556B (zh) 2017-03-01
JP2013155633A (ja) 2013-08-15
DE102013001426A1 (de) 2013-08-01
US20130197787A1 (en) 2013-08-01
US9043123B2 (en) 2015-05-26
CN103225556A (zh) 2013-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5843220B2 (ja) エンジン再始動制御装置
EP2248711B1 (en) Electric power-assist steering system
WO2017022006A1 (ja) ステアバイワイヤシステム及びステアバイワイヤシステムの制御方法
JP5518256B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
US20130311072A1 (en) Power-steering control system
US9796408B2 (en) Electric steering device
WO2018078870A1 (ja) 制御装置、および、制御装置の制御方法
JP2013224097A (ja) 車両用モータ制御装置
JP6041184B2 (ja) エンジン再始動制御装置
JP5690701B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
KR101782714B1 (ko) 차량의 능동 전륜 조향 장치 및 차량의 능동 조향 장치의 제어 방법
JP2008044553A (ja) ステアリングロック解除判定装置、ステアリングロック解除判定方法およびシステム起動制御装置
KR101765625B1 (ko) 전동식 파워 스티어링 시스템의 토크 제어 장치 및 방법
JP2011000963A (ja) 操舵装置
JP2012006487A (ja) ステアバイワイヤシステム
KR101499518B1 (ko) 주차시 조향 보조 장치 및 방법
JP2015143048A (ja) 車両制御装置
JP2014043182A (ja) パワーステアリング制御装置
JP5045130B2 (ja) 車両の制御システム及びステアリングホイール姿勢制御装置
JP4862523B2 (ja) 車両用操舵装置
JP2008307975A (ja) 電動パワーステアリング装置
KR20140031021A (ko) Mdps 모터의 전류 제어 방법
JP6061802B2 (ja) 電動パワーステアリング制御装置
JP2014031070A (ja) 船舶のステアバイワイヤ方式操舵システム、ステアリングホイールの位置合わせ方法及びプログラム
JP2007297023A (ja) 車両用操舵装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150803

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151026

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5843220

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151108