JP5841896B2 - 橋梁用交換容易支承装置 - Google Patents

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Description

本発明は、橋梁の上部構造と下部構造の間に配置される橋梁用交換容易支承装置に関する。
従来、橋梁の上部構造と下部構造の間に配置される鋼製支承等においては、下部構造に固定されたベースプレートに複数の連結ボルトで固定し、上部構造に固定されたソールプレートに複数のセットボルトで固定される。
特開2007−182707号公報
しかしながら、従来の橋梁用支承装置は、支承装置の取り付け、取り外し新しい支承装置に交換する際、上部構造と下部構造の狭い作業空間での連結ボルトやセットボルトを取り付け、取り外し作業は困難を極め、作業時間も長時間になるという問題を有する。
本発明は、従来技術の持つ課題を解決する、簡単な構造で、橋梁の上部構造と下部構造の狭い作業空間での支承装置の取り付け、取り外しが容易な橋梁用交換容易支承装置を提供することを目的とする。
本発明の橋梁用交換容易支承装置は、前記課題を解決するために、上連結鋼板の中央部に水平力に抵抗する上柱状部と上揚力に抵抗する上柱状部より大径な上大径部、下連結鋼板の中央部に水平力に抵抗する下柱状部と上揚力に抵抗する下柱状部より大径な下大径部が一体に形成された支承部材と、下部構造に固定され、水平方向の一端が開口し、下柱状部と下大径部の幅と高さに対応する幅と深さを有する下部挿入溝を中央部まで形成した下部鋼板と、上部構造に固定され、水平方向の一端が開口し、上柱状部と上大径部の幅と高さに対応する幅と深さを有する上部挿入溝を中央部まで形成した上部鋼板と、支承部材を上下部挿入溝に沿って挿入後、上下部挿入溝に挿入される上下柱状部及び前記上下大径部を押し付ける上下固定部材と、を備え、上下部挿入溝の終端面と上下固定部材の先端面を、上下柱状部及び上下大径部の側面と面接触する形状とし、支承部材を上下部挿入溝に沿って挿入した後、上下固定部材を上下部挿入溝に沿って挿入して上下柱状部と上下大径部を上下固定部材の先端で押し付け、上下固定部材を上部鋼板及び下部鋼板に固定し支承部材を固定することを特徴とする。
また、本発明の橋梁用交換容易支承装置は、上連結鋼板の中央部に水平力に抵抗する柱状部と上楊力に抵抗する柱状部より大径な大径部を一体に形成し、平面視矩形の下連結鋼板の4辺に段差部を形成した支承部材と、上部構造に固定され、水平方向の一端が開口し、柱状部と大径部の幅と高さに対応する幅と深さを有する挿入溝を中央部まで形成した上部鋼板と、下部構造に固定された下部鋼板と、下部鋼板に固定される下部水平部と垂直部と支承部材の下連結鋼板の段差部表面と接する上部水平部とを備え支承部材の下連結鋼板の左右及び後の後の3辺に配置される左右及び後押さえ部材と、支承部材を挿入溝及び左右押さえ部材に沿って挿入後、挿入溝に挿入される柱状部及び大径部を押しつける固定部材と、支承部材の下連結鋼板の前段差部の表面と接する前押さえ部材と、を備え、挿入溝の終端面と固定部材の先端面を、柱状部及び大径部の側面と面接触する形状とし、支承部材を挿入溝及び左右押さえ部材に沿って挿入した後、固定部材を挿入溝に沿って挿入して柱状部と大径部を固定部材の先端で押し付け、固定部材を上部鋼板に固定すると共に、前押さえ部材で支承部材の下連結鋼板の前段差部と接するように固定し支承部材を固定することを特徴とする。
上連結鋼板の中央部に水平力に抵抗する上柱状部と上揚力に抵抗する上柱状部より大径な上大径部、下連結鋼板の中央部に水平力に抵抗する下柱状部と上揚力に抵抗する下柱状部より大径な下大径部が一体に形成された支承部材と、下部構造に固定され、水平方向の一端が開口し、下柱状部と下大径部の幅と高さに対応する幅と深さを有する下部挿入溝を中央部まで形成した下部鋼板と、上部構造に固定され、水平方向の一端が開口し、上柱状部と上大径部の幅と高さに対応する幅と深さを有する上部挿入溝を中央部まで形成した上部鋼板と、支承部材を上下部挿入溝に沿って挿入後、上下部挿入溝に挿入される上下柱状部及び前記上下大径部を押し付ける上下固定部材と、を備え、上下部挿入溝の終端面と上下固定部材の先端面を、上下柱状部及び上下大径部の側面と面接触する形状とし、支承部材を上下部挿入溝に沿って挿入した後、上下固定部材を上下部挿入溝に沿って挿入して上下柱状部と上下大径部を上下固定部材の先端で押し付け、上下固定部材を上部鋼板及び下部鋼板に固定し支承部材を固定することで、支承部材の取り付け、取り外しが一方向から支承部材のスライドで済むので、狭い作業空間での取り付け、交換作業を容易にし、作業時間を短縮することが可能となり、上下挿入溝の終端面と上下固定部材の先端面を、上下柱状部及び上下大径部の側面と面接触する形状とすることで、支承部材を上下構造間に確実に固定することが可能になる。
上連結鋼板の中央部に水平力に抵抗する柱状部と上楊力に抵抗する柱状部より大径な大径部を一体に形成し、平面視矩形の下連結鋼板の4辺に段差部を形成した支承部材と、上部構造に固定され、水平方向の一端が開口し、柱状部と大径部の幅と高さに対応する幅と深さを有する挿入溝を中央部まで形成した上部鋼板と、下部構造に固定された下部鋼板と、下部鋼板に固定される下部水平部と垂直部と支承部材の下連結鋼板の段差部表面と接する上部水平部とを備え支承部材の下連結鋼板の左右及び後の後の3辺に配置される左右及び後押さえ部材と、支承部材を挿入溝及び左右押さえ部材に沿って挿入後、挿入溝に挿入される柱状部及び大径部を押しつける固定部材と、支承部材の下連結鋼板の前段差部の表面と接する前押さえ部材と、を備え、挿入溝の終端面と固定部材の先端面を、柱状部及び大径部の側面と面接触する形状とし、支承部材を挿入溝及び左右押さえ部材に沿って挿入した後、固定部材を挿入溝に沿って挿入して柱状部と大径部を固定部材の先端で押し付け、固定部材を上部鋼板に固定すると共に、前押さえ部材で支承部材の下連結鋼板の前段差部と接するように固定し支承部材を固定することで、支承部材の取り付け、取り外しが一方向から支承部材のスライドで済むので、狭い作業空間での取り付け、交換作業を容易にし、作業時間を短縮することが可能となる。

本発明の実施形態を示す図である。 (A)(B)本発明の実施形態を示す図である。 (A)(B)本発明の実施形態を示す図である。 (A)(B)本発明の実施形態を示す図である。 (A)(B)本発明の実施形態を示す図である。 (A)(B)本発明の実施形態を示す図である。 本発明の実施形態を示す図である。 (A)(B)本発明の実施形態を示す図である。 (A)(B)本発明の実施形態を示す図である。 (A)(B)本発明の実施形態を示す図である。
本発明の実施の形態を図により説明する。図1〜図6は、本発明の橋梁用交換容易支承装置1の第一実施形態を示す。
この実施形態の橋梁用交換容易支承装置1は、橋梁の橋脚等の下部構造2に下部アンカーボルト4で固定されるベースプレート等の下部鋼板5と、主桁等の上部構造3に上部アンカーボルト6で固定されるソールプレート等の上部鋼板7の間の支承部材8が配置される。
図5(A)(B)に示される支承部材8は、補強鋼板とゴムを鉛直方向に積層した積層ゴム9の上下に上連結鋼板10と下連結鋼板11が配置される。補強鋼板、ゴム、上下連結鋼板10,11は、加硫一体成形で一体化される。上部鋼板7と下部鋼板5との間の間隔は、支承部材8の上下連結鋼板10,11間の厚みと同じにする。この実施形態では、支承部材8が積層ゴム9を備えたものとしているが、積層ゴム9を備えない鋼製支承であっても良い。また、図に示される実施形態では、支承部材8の平面形状が円形であるが、平面形状を矩形にしても良い。
支承部材8の上連結鋼板10の中央部に、上方に伸びる上柱状部10aと上柱状部10aの上端に上柱状部の外径より大径な上大径部10bが一体に形成される。支承部材8の下連結鋼板11の中央部に、下方に伸びる下柱状部11aと下柱状部10aの下端に下柱状部の外径より大径な下大径部11bが一体に形成される。図に示される実施形態では、上下柱状部10a,11aと上下大径部10b、11bの平面形状を円形としているが、平面形状を矩形としても良い。
図2(A)(B)に示される上部構造3に上部アンカーボルト6で固定されるソールプレート等の上部鋼板7に、水平方向の一端(図では橋軸方向)から中央部まで延び、下面が開口した上部挿入溝12が形成される。また、上部挿入溝12は、下部が上幅狭部13で上部が上幅広部14の断面T字形に形成される。上幅狭部13の幅は、上柱状部10aの外径とほぼ同じで、上幅狭部13の深さは、上柱状部10aの高さとほぼ同じにする。上幅広部14の幅は、上大径部10bの外径とほぼ同じで。上幅広部14の深さは、上大径部10bの高さとほぼ同じにする。上部鋼板7の上部挿入溝12が形成される端部に固定用の雌ねじ穴7aが複数形成される。
上部挿入溝12の終端面は、上柱状部10aと上大径部10bの側面と面接触する形状とする。つまり、上柱状部10aと上大径部10bの断面形状が円形の場合、上部挿入溝12の終端面は、上柱状部10aと上大径部10bの側面と面接触する円弧形状とし、上柱状部10aと上大径部10bの断面形状が矩形の場合、上部挿入溝12の終端面は、上柱状部10aと上大径部10bの側面と面接触する平面形状とする。
図3(A)(B)に示される下部構造2に下部アンカーボルト4で固定されるベースプレート等の下部鋼板5に、水平方向の一端(図では橋軸方向)から中央部まで延び、上面が開口した下部挿入溝15が形成される。下部挿入溝15は、上部が下幅狭部16で下部が下幅広部17の断面逆T字形に形成される。下幅狭部16の幅は、下柱状部11aの外径とほぼ同じで、下幅狭部16の深さは、下柱状部11aの高さとほぼ同じにする。下幅広部17の幅は、下大径部11bの外径とほぼ同じで。下幅広部17の深さは、下大径部11bの高さとほぼ同じにする。下部鋼板5の下部挿入溝15が形成される端部に固定用の雌ねじ穴5aが複数形成される。
下部挿入溝12の終端面は、下柱状部11aと下大径部11bの側面と面接触する形状とする。つまり、下柱状部11a下大径部11bの断面形状が円形の場合、下部挿入溝15の終端面は、下柱状部11aと下大径部11bの側面と面接触する円弧形状とし、下柱状部11aと下大径部11bの断面形状が矩形の場合、下部挿入溝15の終端面は、下柱状部11aと下大径部11bの側面と面接触する平面形状とする。
図1に示されるように、支承部材8の上下柱状部10a,11aと上下大径部10b、11bを上部挿入溝12及び下部挿入溝15に沿って、上下柱状部10a,11aと上下大径部10b、11bの側面が、上下部挿入溝12,15の終端面と面接触するまで挿入する。
支承部材8が上下部挿入溝12,15に沿って挿入後、上下部挿入溝12,15の上下固定部材18,19が挿入される。先ず、上固定部材18について、図4(A)(B)で説明する。
上固定部材18は、上部鋼板7に固定するための固定ボルト挿通用貫通孔18bを複数形成した固定部18aと、上幅広部14の幅と深さに対応する幅と厚みを有する上挿入部18cと、上幅狭部13の幅と深さに対応する幅と厚みを有する下挿入部18dを備えている。上固定部材18を上部挿入溝12に挿入し、上挿入部18cの先端面が上大径部10bの側面を押し付け、下挿入部18dの先端面が上柱状部10aの側面を押し付ける。上挿入部18cの先端面は上大径部10bの側面と面接触する形状とし、下挿入部18dの先端面は上柱状部10aの側面と面接触する形状とする。上固定部材18を上部挿入溝12に挿入した後、上固定部材18の固定部18aの固定ボルト挿通用貫通孔18bを通して固定ボルト19を上部鋼板7の側面に形成した雌ねじ穴7aに螺着して固定する。
下固定部材20について、図6(A)(B)で説明する。
下固定部材20は、下部鋼板5に固定するための固定ボルト挿通用貫通孔20bを複数形成した固定部20aと、下幅狭部16の幅と深さに対応する幅と厚みを有する上挿入部20cと、下幅広部17の幅と深さに対応する幅と厚みを有する下挿入部20dを備えている。下固定部材20を下部挿入溝15に挿入し、上挿入部20cの先端面が下柱状部11aの側面を押し付け、下挿入部20dの先端面が下大径部11bの側面を押し付ける。上挿入部20cの先端面は下柱状部11aの側面と面接触する形状とし、下挿入部20dの先端面は下大径部11bの側面と面接触する形状とする。下固定部材20を下部挿入溝15に挿入した後、下固定部材20の固定部20aの固定ボルト挿通用貫通孔20bを通して固定ボルト19を下部鋼5の側面に形成した雌ねじ穴5aに螺着して固定する。
本発明の第一実施形態の橋梁用交換容易支承装置1によれば、支承部材の取り付け、取り外しが一方向から支承部材のスライドで済むので、狭い作業空間での取り付け、交換作業を容易にし、作業時間を短縮することが可能となる。
図7〜図10は、本発明の橋梁用交換容易支承装置1の第二実施形態を示す。
この実施形態の橋梁用交換容易支承装置1は、橋梁の橋脚等の下部構造2に下部アンカーボルト4で固定されるベースプレート等の下部鋼板5と、主桁等の上部構造3に上部アンカーボルト6で固定されるソールプレート等の上部鋼板7の間の支承部材21が配置される。
図8(A)(B)に示される支承部材21は、補強鋼板とゴムを鉛直方向に積層した積層ゴム22の上下に上連結鋼板23と下連結鋼板24が配置される。補強鋼板、ゴム、上下連結鋼板23,24は、加硫一体成形で一体化される。上部鋼板7と下部鋼板5との間の間隔は、支承部材21の上下連結鋼板23、24間の厚みと同じにする。この実施形態では、支承部材21が積層ゴム22を備えたものとしているが、積層ゴム22を備えない鋼製支承であっても良い。また、図に示される実施形態では、上連結鋼板23の平面形状が円形で、下連結鋼板24の平面形状を矩形としているが、上連結鋼板23の平面形状を矩形にしても良いが、下連結鋼板24の平面形状は矩形に限定される。
支承部材21の上連結鋼板23の中央部に、上方に伸びる柱状部23aと柱状部23aの上端に柱状部23aの外径より大径な大径部23bが一体に形成される。平面形状が矩形の下連結鋼板24の4辺の周囲に段差部24aが形成される。下連結鋼板24の下面から段差部24a上面までの高さをHとし、下連結鋼板24の左右の長さL、前後の長さMとする。
上部鋼板7には、第一実施形態の図2(A)(B)に示されると同じ上部挿入溝12と固定用の雌ねじ穴7aが複数形成される。
上部挿入溝12の終端面は、柱状部23aと大径部23bの側面と面接触する形状とする。つまり、柱状部23aと大径部23bの断面形状が円形の場合、上部挿入溝12の終端面は、柱状部23aと大径部23bの側面と面接触する円弧形状とし、柱状部23aと大径部23bの断面形状が矩形の場合、上部挿入溝12の終端面は、柱状部23aと大径部23bの側面と面接触する平面形状とする。
図9(A)(B)に示される押さえ部材25は、下部構造2に下部アンカーボルト4で固定されるベースプレート等の下部鋼板5に固定される。押さえ部材25は、複数の連結ボルト挿通孔25dを形成した下部水平部25aと、垂直部25bと上部水平部25cからなる。
図10(A)(B)は、押さえ部材25の下部鋼板5への配置状態を示す図である。下部鋼板5には、押さえ部材固定用雌ねじ穴27が形成される。押さえ部材25を左右と後部に平面視コ字形に配置し、連結ボルト挿通孔25dから連結ボルト26を挿入し、押さえ部材固定用雌ねじ穴27に螺着して予め固定する。前部の押さえ部材25は、支承部材21を挿入後に固定する。
平面視コ字形に配置した左右の押さえ部材25の垂直部25bの内壁間の長さlは、下連結鋼板24の左右の長さLとほぼ同じとし、左右の押さえ部材25の前部先端から後部の押さえ部材25の垂直部25b間の長さmは、下連結鋼板24の前後の長さMより若干長くする。また、押さえ部材の垂直部25bの下端から上部水平部25cの下面までの高さhは、下連結鋼板24の下面から段差部24a上面までの高さをHとほぼ同じにする。
図7に示されるように、支承部材21の柱状部23aと大径部23bを上部挿入溝12に沿って挿入し、下連連結鋼板24の段差部24aを左右の押さえ部材25の上部水平部25bの下面と垂直部25cの側面をガイドとし挿入し、柱状部23a大径部23bの側面が、挿入溝12の終端面と面接触し、下連結鋼板24の端部側面が後部に配置した押さえ部材25の垂直部25bの面に面接触するまで挿入する。
支承部材21が上部挿入溝12に沿って挿入後、上部挿入溝12に上固定部材18が挿入される。上固定部材18の構成と、上固定部材18の上部挿入溝12への挿入の構成及び上固定部材18の上部鋼板7への固定の構成は、第一実施形態と同様であるので説明を省略する。
支承部材21を左右の押さえ部材25をガイドとして挿入し、下連結鋼板24の端部側面が後部に固定した押さえ部材15の垂直部25cの面に面接触すると、下連結鋼板24の端部の段差部24aに前部の押さえ部材15の上部水平部25cの下面が接触するように配置し、連結ボルト挿通孔25dから連結ボルト26を挿入し、押さえ部材固定用雌ねじ穴27に螺着して前部の押さえ部材を下部鋼板5に固定する。
本発明の第二実施形態の橋梁用交換容易支承装置1によれば、支承部材の取り付け、取り外しが一方向から支承部材のスライドで済むので、狭い作業空間での取り付け、交換作業を容易にし、作業時間を短縮することが可能となる。
1:橋梁用交換容易支承装置1、2:下部構造、3:上部構造、4:下部アンカーボルト、5:下部鋼板、5a:雌ねじ穴、6:上部アンカーボルト、7:上部鋼板、7a:雌ねじ穴、8:支承部材、9:積層ゴム、10:上連結鋼板、10a:上柱状部、10b:上大径部、11:下連結鋼板、11a:下柱状部、11b:下大径部、12:上部挿入溝、13:上幅狭部、14:上幅広部、15:下部挿入溝、16:下幅狭部、17:下幅広部、18:上固定部材、18a:固定部、18b:固定ボルト挿通用貫通孔、18c:上挿入部、18d:下挿入部、19:固定ボルト、20:下固定部材、20a:固定部、20b:固定ボルト挿通用貫通孔、20c:上挿入部、20d:下挿入部、21:支承部材、22:積層ゴム、23:上連結鋼板、23a:柱状部、23b:大径部、24:下連結鋼板、24a:段部、25:押さえ部材、25a:下部水平部、25b:垂直部、25c:上部水平部、25d:連結ボルト挿通孔、26:連結ボルト、27:押さえ部材固定用雌ねじ穴

Claims (2)

  1. 上連結鋼板の中央部に水平力に抵抗する上柱状部と上揚力に抵抗する上柱状部より大径な上大径部、下連結鋼板の中央部に水平力に抵抗する下柱状部と上揚力に抵抗する下柱状部より大径な下大径部が一体に形成された支承部材と、
    下部構造に固定され、水平方向の一端が開口し、下柱状部と下大径部の幅と高さに対応する幅と深さを有する下部挿入溝を中央部まで形成した下部鋼板と、
    上部構造に固定され、水平方向の一端が開口し、上柱状部と上大径部の幅と高さに対応する幅と深さを有する上部挿入溝を中央部まで形成した上部鋼板と、
    支承部材を上下部挿入溝に沿って挿入後、上下部挿入溝に挿入される上下柱状部及び前記上下大径部を押し付ける上下固定部材と、
    を備え、
    上下部挿入溝の終端面と上下固定部材の先端面を、上下柱状部及び上下大径部の側面と面接触する形状とし、支承部材を上下部挿入溝に沿って挿入した後、上下固定部材を上下部挿入溝に沿って挿入して上下柱状部と上下大径部を上下固定部材の先端で押し付け、上下固定部材を上部鋼板及び下部鋼板に固定し支承部材を固定することを特徴とする橋梁用交換容易支承装置。
  2. 上連結鋼板の中央部に水平力に抵抗する柱状部と上楊力に抵抗する柱状部より大径な大径部を一体に形成し、平面視矩形の下連結鋼板の4辺に段差部を形成した支承部材と、
    上部構造に固定され、水平方向の一端が開口し、柱状部と大径部の幅と高さに対応する幅と深さを有する挿入溝を中央部まで形成した上部鋼板と、
    下部構造に固定された下部鋼板と、
    下部鋼板に固定される下部水平部と垂直部と支承部材の下連結鋼板の段差部表面と接する上部水平部とを備え支承部材の下連結鋼板の左右及び後の後の3辺に配置される左右及び後押さえ部材と、
    支承部材を挿入溝及び左右押さえ部材に沿って挿入後、挿入溝に挿入される柱状部及び大径部を押しつける固定部材と、支承部材の下連結鋼板の前段差部の表面と接する前押さえ部材と、
    を備え、
    挿入溝の終端面と固定部材の先端面を、柱状部及び大径部の側面と面接触する形状とし、支承部材を挿入溝及び左右押さえ部材に沿って挿入した後、固定部材を挿入溝に沿って挿入して柱状部と大径部を固定部材の先端で押し付け、固定部材を上部鋼板に固定すると共に、前押さえ部材で支承部材の下連結鋼板の前段差部と接するように固定し支承部材を固定することを特徴とする橋梁用交換容易支承装置。
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