JP5840850B2 - インバータ装置及び電解コンデンサの寿命時間推定方法 - Google Patents
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Description
そこで、温度センサを用いること無く、電解コンデンサの寿命時間をより正確に推定できるインバータ装置及び電解コンデンサの寿命時間推定方法を提供する。
以下、第1実施形態を図1ないし図7を参照して説明する。図3は、インバータ装置の電気的構成を機能ブロックにより示すものである。インバータ装置1は、入力側に交流電源2が接続され、出力側に電動機3が接続されている。インバータ装置1は、負荷としての電動機3を駆動する交流電力を出力する。本実施形態では、負荷装置として三相交流電動機を想定している。インバータ装置1は、内部回路としての整流回路4、平滑コンデンサ(電解コンデンサ)5、インバータ主回路6、制御電源回路7、操作パネル8、および制御回路(容量変化推定手段,寿命推定手段,情報出力手段)9などを備えている。なお、図3では、信号の流れを実線の矢印にて示し、制御電源回路7から供給される直流電圧を破線の矢印にて示している。
平滑コンデンサ5に対しては、放電抵抗15が並列に接続されている。この放電抵抗15は、交流電源2が遮断された場合に、平滑コンデンサ5に充電されている電荷を放電させるために設けられている。
C・dV/dt=−i1−i2=−V/R−P/V …(1)
(1)式に境界条件V(0)=V1を与えて微分方程式を解くと、(2)式が得られる。
V(t)2=(V12+R・P)・e−2t/RC−R・P …(2)
そして、t=t1となった時点での平滑コンデンサ5の端子電圧がV2であれば、平滑コンデンサ5の静電容量Cは、(3)式となる。
L1:Lx=L2:L0 …(4)
したがって、現在の使用状況において、平滑コンデンサ5の容量変化率yが80%になる実寿命時間Lxは(5)式で求めることができる。
Lx=L0×(L1/L2) …(5)
すなわち、図1に破線で示す曲線は、ユーザの実使用環境における条件で規定された平滑コンデンサ5の静電容量の経時変化を示している。ステップS38において実寿命時間Lxを計算するとステップS32に戻り、続くステップS33では残寿命時間Lrを更新する。
f(L)=AL4+BL3+CL2+DL+E …(6)
となる。但し、A〜Eは各次数に対応した係数である。また、経過変化データについては、メーカにより提供されるものを利用する場合だけでなく、前述したように平滑コンデンサ5の静電容量の変化を実測した結果についてルックアップテーブルの形式で保持したり、関数近似を行っても良い。
さらに、制御回路9は、経時変化データをルックアップテーブルの形態で記憶するか、若しくは、経過時間Lの関数f(L)として記憶するので、経時変化データを利用し易い最適な形態で保持できる。尚、残寿命時間Lrを表示したり情報として出力することに替えて、寿命時間Lxを表示したり情報として出力させても良い。
図8及び図9は第2実施形態であり、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第2実施形態では、静電容量の変化率yを求める場合の異なる方式を示し、平滑コンデンサ5のリップル電圧を検出して容量変化率yを求める。図8(a)は、電源短絡容量,電源電圧,出力電力を一定とした条件で、コンデンサの静電容量(横軸)を変化させた場合のリップル電圧(縦軸)の変化を示している。また図8(b)は、電源短絡容量,電源電圧,コンデンサ容量を一定とした条件で、直流出力電力(横軸)を変化させた場合のリップル電圧(縦軸)の変化を示している。
P=PEout+Pcont+Pinv …(7)
ここで、PEout(W)は、インバータ装置1の出力電力であり、制御回路9がベクトル制御に用いるd−q変換された出力電流(d軸電流Id、q軸電流Iq)および出力電圧(d軸電圧Vd、q軸電圧Vq)により、
Pcont:制御電源回路7の損失(W)
Pinv:インバータ主回路6の損失(W)
尚、必要に応じて、平滑コンデンサ5の損失Pcapa(W)や放電抵抗15の損失Prを加えても良い。
C=K・PDCout/Vp−p …(9)
ここで、Kはユーザによる設置条件で決まる係数であるため、(9)式では静電容量Cを一意に決定することはできない。しかし、それぞれのユーザについて言えば、設置条件は一定であると推定できる。そこで、特定の時点t=0(例えば、インバータ装置の運転開始直後)におけるコンデンサ静電容量をC0とすると、任意の時刻tにおける静電容量C(t)は、(10)式で表わすことができる。
=PDCout(t)/Vp−p(t)
・Vp−p(0)/PDCout(0) …(10)
すなわち、(10)式は、特定の時点のコンデンサ静電容量を基準とする、時刻tにおける静電容量の変化率yを示している。
図10は第3実施形態であり、第1実施形態と異なる部分について説明する。第3実施形態では、ステップS33を実行すると、制御回路(稼働率計算手段)9は、リアルタイムクロック14が計時している現在時刻のデータを取得する(ステップS51)。リアルタイムクロック14は、内蔵される電池や或いはキャパシタに充電されている電荷によってバックアップされており、インバータ装置1が製品として完成した以降は(前記キャパシタを用いている場合は初期充電されていることが前提)、電源が投入されていない期間も時刻の計時を継続している。そして、取得した現在時刻のデータより、インバータ装置1が工場より出荷された時点、若しくはインバータ装置1が客先に設置され、使用が開始された時点からの経過時間LRと、インバータ装置1の平均稼働率に関する情報を計算する(ステップS52)。
また、制御回路9は、リアルタイムクロック14により計時される時刻を参照して、所定の期間内におけるインバータ装置1の平均稼働率を計算し、その平均稼働率に基づいて平滑コンデンサ5が寿命時間に到達する時期を予測するので、インバータ装置1の実際の稼働状況に応じて寿命に到達する時期をユーザに適切に報知することができる。
図11は第4実施形態であり、第1実施形態と異なる部分のみ説明する。第4実施形態では、第3実施形態におけるステップS51〜S53の処理を、より具体的に且つ詳細に説明する。例えば、インバータ装置1を使用している機器が、夏季は稼働時間が長く、冬季は稼働時間が短いという場合も想定される。そこで、月毎や週毎(年間を通した週番号1〜52を利用),日毎の平均稼働率や稼働時間割合を計算し、履歴データとしてメモリに記憶しておく。尚、図11に示す各時間や割合を以下に示す。
f(Y,M,D):Y年M月D日の稼働時間を示す関数
S_YMD:ある期間の累積稼働時間
YMD:ある期間の実日数YMD
T_YMD:ある期間についての1日当たりの平均稼働時間
R_YMD:ある期間の平均稼働時間割合(稼働率)
図12は第5実施形態を示す図2相当図である。第5実施形態では、ステップS37の後にステップS71〜S74が追加されている。ステップS71では、今回計算した実寿命時間Lxと前回計算した実寿命時間Lx−1との差の絶対値を、寿命時間変化の制限量として規定されているKと比較する。すなわち、メモリには、過去所定期間に亘る推定結果が履歴データとして記憶保持されている。尚、前回の計算結果Lx−1については、前回の計算結果をそのまま用いても良いが、例えば(11)式に示すように、過去n回までの計算結果について移動平均を計算し、その計算結果を用いても良い。
尚、実寿命時間Lxの変化量を制限することに替えて、ステップS36で容量変化率yについて同様に変化量を制限しても良い。この場合、容量変化率y,或いは静電容量Cについて過去に推定した結果を履歴データとして記憶保持しておけば良い。
図13は第6実施形態を示す図2相当図であり、ステップS36,S37の間にステップS81〜S85が挿入されている。ステップS81では、制御回路9はリアルタイムクロック14より現在時刻データLRを取得し、ステップS82では、条件(i≦N or LR−PTN≦JT)を判断する。カウンタiは、ステップS32〜S36,S81〜S83の実行回数をカウントするために使用され、ステップS83においてインクリメントされる。すなわちステップS82では、カウンタiの値がN以下か、又は現在時刻データLRより前回実寿命時間Lxを更新した時の時刻PTNを減じた時間が、上記時間JT以下かを判断する。そして、何れか一方の条件が成立すれば(YES)ステップS83に移行し、何れの条件も成立しなければ(NO)カウンタiをゼロクリアすると共に前回の更新時刻PTNに現在時刻LRを代入する(ステップS84)。
g(y)=ay2+by+c …(13)
ただし、(12)式のRound()は、括弧内の値を小数第1位で四捨五入した値をとる関数とする。また、l,m,n,a,b,cは、各次数に対応する係数であり、(12)式,(13)式以外の関数を用いても良いことは勿論である。
図14は第7実施形態を示す図2相当図であり、ステップS31に替わるステップS90では、Lx=L0を、関数f−1(C1/C0×100)により得て保存する。ここで、容量C1は設計上平滑コンデンサ5に必要とされる最低の静電容量であり、これを初期容量C0で除して100倍することで、初期値C0に対して設計上必要とされる最低の静電容量の割合(%)が得られる。この比率を経時変化データの関数の逆関数f−1に代入することでL0を求め、Lxの初期値とする。すなわち、第1実施形態等では個々のインバータ装置1について同一の時間L0を用いるのに対し、第7実施形態では個々のインバータ装置1に使用されている平滑コンデンサ5の初期値の個体差を考慮し、それぞれについて時間L0を決定することになる。
平滑コンデンサ5の静電容量C(L1)を推定する手法については、実施形態に示したものに限らず周知の手法を用いても良い。
平滑コンデンサ5に限ることなく、インバータ装置に使用されている電解コンデンサであれば適用できる。
インバータ装置にオプション機器を接続して使用する機能は、必要に応じて設ければ良い。
Claims (26)
- 電解コンデンサを内蔵するインバータ装置において、
前記電解コンデンサについて、基準時点における静電容量に対する変化を推定する容量変化推定手段と、
前記電解コンデンサについて予め付与されている、基準とする特定条件下における静電容量の経時変化を示すデータが経時変化データとして記憶される記憶手段と、
前記経時変化データにおいて規定されている寿命時間と、前記容量変化推定手段が基準時点から時間tが経過した時点で推定を行った静電容量の変化に対応する前記経時変化データにおける経過時間と、前記推定を行った時間tとの関係から、前記電解コンデンサの実際の寿命時間を推定する寿命推定手段と、
前記寿命時間の推定に関する情報を外部に出力する情報出力手段とを備えたことを特徴とするインバータ装置。 - 前記寿命推定手段は、前記寿命時間と、その推定を行った時点までの経過時間とに基づいて、前記寿命時間までの残り時間を残寿命時間として計算し、
前記情報出力手段は、前記残寿命時間に関する情報を外部に出力することを特徴とする請求項1記載のインバータ装置。 - 前記寿命推定手段が過去に推定した寿命時間又は前記容量変化推定手段による推定結果を履歴データとして保持する履歴データ保持手段を備え、
前記寿命推定手段は、最新の寿命時間を推定する際に、前記履歴データに基づいて推定結果に制限を加えることを特徴とする請求項1又は2記載のインバータ装置。 - 前記寿命推定手段は、前記履歴データによる前回の推定結果を基準として、今回の推定結果の変動幅を制限することを特徴とする請求項3記載のインバータ装置。
- 前記寿命推定手段は、前記前回の推定結果として前記履歴データに基づく移動平均を用いることを特徴とする請求項3記載のインバータ装置。
- 前記寿命推定手段は、前記寿命時間の推定結果を、予め前記電解コンデンサの構成部品の寿命に基づいて付与した上限値により制限することを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載のインバータ装置。
- インバータ装置が製品として完成した以降の基準時点からの経過時間を累積的に計時する経過時間計時手段を備え、
前記寿命推定手段は、前記経過時間計時手段により累積的に計時される経過時間を前記上限値と比較することにより前記寿命時間の推定結果を制限することを特徴とする請求項6記載のインバータ装置。 - 時刻の計時を行う時計手段を備え、
前記寿命推定手段は、前記時計手段により計時される時刻に基づいて計算した時間を前記上限値と比較することにより前記寿命時間の推定結果を制限することを特徴とする請求項6又は7記載のインバータ装置。 - 前記寿命推定手段は、前記基準時点からの経過時間が長くなるのに応じて、前記寿命時間の推定を行う間隔を短くすることを特徴とする請求項1ないし8の何れかに記載のインバータ装置。
- 前記寿命推定手段は、前記寿命時間の推定を行う間隔を変更設定するため、前記電解コンデンサの容量変化率を演算パラメータとして用いることを特徴とする請求項9記載のインバータ装置。
- 前記記憶手段は、前記経時変化データを、データテーブルで記憶することを特徴とする請求項1ないし10の何れかに記載のインバータ装置。
- 前記記憶手段は、前記経時変化データを、前記経過時間の関数として記憶することを特徴とする請求項1ないし10の何れかに記載のインバータ装置。
- 前記寿命推定手段は、前記電解コンデンサの実際の寿命時間を、設計上必要とされる最低の静電容量に対応する値に基づいて推定することを特徴とする請求項1ないし12の何れかに記載のインバータ装置。
- 時刻の計時を行う時計手段を備え、
前記寿命推定手段は、前記時計手段により計時されている現在時刻に基づいて、前記寿命時間に到達する時期を推定し、
前記情報出力手段は、前記時期に関する情報を外部に出力することを特徴とする請求項1ないし13の何れかに記載のインバータ装置。 - 時刻の計時を行う時計手段と、
前記時計手段により計時される時刻を参照して、所定の期間内におけるインバータ装置の平均稼働率を計算する稼働率計算手段とを備え、
前記寿命推定手段は、前記平均稼働率に基づいて、前記電解コンデンサが前記寿命時間に到達する時期を予測し、
前記情報出力手段は、前記時期に関する情報を外部に出力することを特徴とする請求項1ないし14の何れかに記載のインバータ装置。 - インバータ装置に使用される電解コンデンサの寿命時間を推定する方法において、
前記電解コンデンサについて予め付与されている、基準とする特定条件下における静電容量の経時変化を示すデータを経時変化データとして記憶手段に記憶しておき、
前記電解コンデンサについて、基準時点における静電容量に対する変化を推定し、
前記経時変化データにおいて規定されている寿命時間と、前記基準時点から時間tが経過した時点で推定を行った静電容量の変化に対応する前記経時変化データにおける経過時間と、前記推定を行った時間tとの関係から、前記電解コンデンサの実際の寿命時間を推定することを特徴とする電解コンデンサの寿命時間推定方法。 - 過去に推定した寿命時間又は静電容量の変化の推定結果を履歴データとして保持し、
最新の寿命時間を推定する際に、前記履歴データに基づいて推定結果に制限を加えることを特徴とする請求項16記載の電解コンデンサの寿命時間推定方法。 - 前記履歴データによる前回の推定結果を基準として、今回の推定結果の変動幅を制限することを特徴とする請求項17記載の電解コンデンサの寿命時間推定方法。
- 前記前回の推定結果として前記履歴データに基づく移動平均を用いることを特徴とする請求項17記載の電解コンデンサの寿命時間推定方法。
- 前記寿命時間の推定結果を、予め前記電解コンデンサの構成部品の寿命に基づいて付与した上限値により制限することを特徴とする請求項16ないし19の何れかに記載の電解コンデンサの寿命時間推定方法。
- インバータ装置が製品として完成した以降の基準時点からの経過時間を累積的に計時し、
前記累積的に計時した経過時間を前記上限値と比較することにより前記寿命時間の推定結果を制限することを特徴とする請求項20記載の電解コンデンサの寿命時間推定方法。 - 時計手段により計時される時刻に基づいて計算した時間を前記上限値と比較することにより前記寿命時間の推定結果を制限することを特徴とする請求項20又は21記載の電解コンデンサの寿命時間推定方法。
- 前記基準時点からの経過時間が長くなるのに応じて、前記寿命時間の推定を行う間隔を短くすることを特徴とする請求項16ないし22の何れかに記載の電解コンデンサの寿命時間推定方法。
- 前記寿命時間の推定を行う間隔を変更設定するため、前記電解コンデンサの容量変化率を演算パラメータとして用いることを特徴とする請求項23記載の電解コンデンサの寿命時間推定方法。
- 前記電解コンデンサの実際の寿命時間を、設計上必要とされる最低の静電容量に対応する値に基づいて推定することを特徴とする請求項16ないし24の何れかに記載の電解コンデンサの寿命時間推定方法。
- 時計手段により計時される時刻を参照して、所定の期間内における前記インバータ装置の平均稼働率を計算し、
前記平均稼働率に基づいて、前記電解コンデンサが前記寿命時間に到達する時期を予測することを特徴とする請求項16ないし24の何れかに記載の電解コンデンサの寿命時間推定方法。
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