JP5836166B2 - 半導体素子および半導体素子の製造方法 - Google Patents
半導体素子および半導体素子の製造方法 Download PDFInfo
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Description
表面に複数の凸部が形成された基板と、
上記基板の上記複数の凸部以外の平坦部上に形成されたIII族窒化物半導体からなる第1半導体層と、
上記第1半導体層上に形成されたIII族窒化物半導体からなる第2半導体層と
を備え、
上記第2半導体層の頂部は、ファセット結晶面で形成され、
隣り合う上記凸部の中心間の間隔をD[μm]とし、
上記凸部の幅をd[μm]とし、
上記第1半導体層の高さをt1[μm]とし、
上記第2半導体層の高さをt2[μm]とすると、
0.8×(D−d)<(t1+t2)<2.0[μm]
を満たすことを特徴としている。
上記第1半導体層の高さt1は、
0.1[μm]<t1<0.5[μm]
を満たす。
表面に複数の凸部が形成された基板の上記複数の凸部以外の平坦部上にIII族窒化物半導体からなる第1半導体層を形成する第1の工程と、
上記第1半導体層上にIII族窒化物半導体からなる第2半導体層を形成する第2の工程と、
上記第2半導体層上にIII族窒化物半導体からなる第3半導体層を形成する第3の工程と
を備え、
上記第1半導体層を成長させる温度をT1とし、
上記第2半導体層を成長させる温度をT2とし、
上記第3半導体層を成長させる温度をT3とすると、
T3>T1>T2
を満たす。
表面に複数の凸部が形成された基板の上記複数の凸部以外の平坦部上にIII族窒化物半導体からなる第1半導体層を形成する第1の工程と、
上記第1半導体層上にIII族窒化物半導体からなる第2半導体層を形成する第2の工程と、
上記第2半導体層上にIII族窒化物半導体からなる第3半導体層を形成する第3の工程と
を備え、
上記第1半導体層を成長させる圧力をP1とし、
上記第2半導体層を成長させる圧力をP2とし、
上記第3半導体層を成長させる圧力をP3とすると、
P2≧P1>P3
を満たす。
隣り合う上記凸部の中心間の間隔をD[μm]とし、
上記凸部の幅をd[μm]とし、
上記第1半導体層の高さをt1[μm]とし、
上記第2半導体層の高さをt2[μm]とすると、
0.8×(D−d)<(t1+t2)<2.0[μm]
を満たす。
まず、図1を参照して、表面に複数の凸部101を千鳥状に配列したサファイア基板101を準備する。凸部101の形状を半球状とし、凸部101の幅dを1μmとし、隣り合う凸部101間の間隔Dを2μmとする。そして、以下に示すMOVPE法によりGaNを成長させた。
第1半導体層の高さt1を0.05μmとし、第2半導体層の高さt2を1.5μmとした半導体素子のXRC−FWHMは、(0004)面が150arcsec、(1−102)面が180arcsecであった。
第1半導体層の高さt1を0.6μmとし、第2半導体層の高さt2を1.2μmとした半導体素子のXRC−FWHMは、(0004)面が160arcsec、(1−102)面が180arcsecであった。
第1半導体層の高さt1を0.3μmとし、第2半導体層の高さt2を1.8μmとした半導体素子は、表面にクラックが発生していた。要するに、(t1+t2)が、2.1μmとなって、2.0μmよりも大きいため、クラックが発生しやすくなった。
101 凸部
102 平坦部
111 第1半導体層
112 第2半導体層
113 第3半導体層
Claims (5)
- 表面に複数の凸部が形成された基板と、
上記基板の上記複数の凸部以外の平坦部上に形成されたIII族窒化物半導体からなる第1半導体層と、
上記第1半導体層上に形成されたIII族窒化物半導体からなる第2半導体層と
を備え、
上記第2半導体層の頂部は、ファセット結晶面で形成され、
隣り合う上記凸部の中心間の間隔をD[μm]とし、
上記凸部の幅をd[μm]とし、
上記第1半導体層の高さをt1[μm]とし、
上記第2半導体層の高さをt2[μm]とすると、
0.8×(D−d)<(t1+t2)<2.0[μm]
を満たすことを特徴とする半導体素子。 - 請求項1に記載の半導体素子において、
上記第1半導体層の高さt1は、
0.1[μm]<t1<0.5[μm]
を満たすことを特徴とする半導体素子。 - 表面に複数の凸部が形成された基板の上記複数の凸部以外の平坦部上にIII族窒化物半導体からなる第1半導体層を形成する第1の工程と、
上記第1半導体層上にIII族窒化物半導体からなる第2半導体層を形成する第2の工程と、
上記第2半導体層上にIII族窒化物半導体からなる第3半導体層を形成する第3の工程と
を備え、
上記第1半導体層を成長させる温度をT1とし、
上記第2半導体層を成長させる温度をT2とし、
上記第3半導体層を成長させる温度をT3とすると、
T3>T1>T2
を満たすことを特徴とする半導体素子の製造方法 - 表面に複数の凸部が形成された基板の上記複数の凸部以外の平坦部上にIII族窒化物半導体からなる第1半導体層を形成する第1の工程と、
上記第1半導体層上にIII族窒化物半導体からなる第2半導体層を形成する第2の工程と、
上記第2半導体層上にIII族窒化物半導体からなる第3半導体層を形成する第3の工程と
を備え、
上記第1半導体層を成長させる圧力をP1とし、
上記第2半導体層を成長させる圧力をP2とし、
上記第3半導体層を成長させる圧力をP3とすると、
P2≧P1>P3
を満たすことを特徴とする半導体素子の製造方法 - 請求項3または4に記載の半導体素子の製造方法において、
隣り合う上記凸部の中心間の間隔をD[μm]とし、
上記凸部の幅をd[μm]とし、
上記第1半導体層の高さをt1[μm]とし、
上記第2半導体層の高さをt2[μm]とすると、
0.8×(D−d)<(t1+t2)<2.0[μm]
を満たすことを特徴とする半導体素子の製造方法。
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JP2012055671A JP5836166B2 (ja) | 2012-03-13 | 2012-03-13 | 半導体素子および半導体素子の製造方法 |
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JP2012055671A JP5836166B2 (ja) | 2012-03-13 | 2012-03-13 | 半導体素子および半導体素子の製造方法 |
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JP2013191665A JP2013191665A (ja) | 2013-09-26 |
JP5836166B2 true JP5836166B2 (ja) | 2015-12-24 |
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JP2012055671A Active JP5836166B2 (ja) | 2012-03-13 | 2012-03-13 | 半導体素子および半導体素子の製造方法 |
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JP6693618B2 (ja) * | 2016-02-01 | 2020-05-13 | 国立研究開発法人理化学研究所 | エピタキシャル基板の製造方法 |
JP2017137201A (ja) | 2016-02-01 | 2017-08-10 | パナソニック株式会社 | エピタキシャル基板 |
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2012
- 2012-03-13 JP JP2012055671A patent/JP5836166B2/ja active Active
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