JP5834359B2 - 物品収納設備 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の物品を水平方向に間隔を空けて並べた状態で保持する保持容器と、前記保持容器を載置部に載置させた状態で収納する収納部と、前記保持容器を前記収納部に搬送する搬送装置とが設けられている物品収納設備に関する。
かかる物品収納設備は、搬送装置にて保持容器を収納部に搬送するものであり、その収納部に搬送された保持容器は、載置部に載置された状態で収納される(例えば、特許文献1参照。)。
ちなみに、上記した特許文献1の物品収納設備では、物品として二次電池が保持容器に保持されており、保持容器を収納部に収納した状態で二次電池に対して充放電を行っている。また、保持容器は、平面視矩形状の箱型に形成されている。
特開2012−025557号公報
上記従来の保持容器の下面部が通気不能な板状に形成されており、保持容器は上下方向に通気し難い形状になっている。そのため、例えば、物品としての二次電池に対して充放電を行うことで二次電池が発熱する等により、保持容器を収納部に収納した状態で物品が発熱した場合、保持容器の内部に熱が篭り易く、特に、基台近くの保持容器内の下部に熱が篭り易いものとなっていた。
また、収納部の載置部が平板状に形成されているため、保持容器の下部から放熱し難くなっており、これによっても保持容器内の下部に熱が篭り易いものとなっていた。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、保持容器を収納部に収納した状態で保持容器内に熱が篭り難い物品収納設備を提供する点にある。
本発明にかかる物品収納設備は、複数の物品を水平方向に間隔を空けて並べた状態で保持する保持容器と、前記保持容器を載置部に載置させた状態で収納する収納部と、前記保持容器を前記収納部に搬送する搬送装置とが設けられているものであって、その第1特徴構成は、
前記保持容器が、下面部に給気口を形成し且つ上面部に排気口を形成して上下方向に通気自在な形状に形成され、前記載置部が、前記収納部に収納された前記保持容器の前記給気口を前記収納部の外部に連通させる連通部を備えて構成され、前記収納部が、当該収納部に収納された前記保持容器の内部に上昇気流を生じさせる気流発生装置を備えて構成され、物品に対して処理を行う処理装置が、前記収納部に収納された前記保持容器より奥側に当該保持容器と並ぶ状態で設けられ、前記気流発生装置として、前記収納部の手前側端部に設けられて、前記収納部の手前側の空気を吸引し、その空気を前記連通部を通して前記保持容器の前記給気口に送風する給気用送風手段と、前記処理装置の手前側端部より奥側に設けられて、前記保持容器の前記排気口から排気された空気を吸引し、その空気を前記収納部の奥側に送風する排気用送風手段とが備えられている点にある。
すなわち、保持容器は、下面部に給気口を形成し且つ上面部に排気口を形成して上下方向に通気自在な形状に形成されているため、保持容器の内部を空気が上下方向に通気し易い形状となっている。
また、収納部における載置部が、収納部に収納された保持容器の給気口を収納部の外部に連通させる連通部を備えて構成されている。そのため、保持容器を収納部に収納した状態で、外部から連通部に流入した空気が連通部により保持容器の給気口に導かれ、その空気が保持容器の給気口から排気口に上下方向に通気させることができる。送風ファン等の気流発生装置を設けて強制的に保持容器の内部に上昇気流を生じさせることや、物品の温度が高いことにより保持容器の内部に煙突効果による上昇気流が生じることで、上述したような空気の流れを発生させることができる。
このように、保持容器を上下方向に通気自在な形状に形成し、載置部に、保持容器の給気口を収納部の外部に連通させる連通部を備えることで、保持容器を収納部に収納した状態で、保持容器の下面部から上面部に空気を上下方向に流動させ易く、保持容器内に熱が篭り難くなる。
また、気流発生装置にて収納部に収納された保持容器の内部に上昇気流を生じさせることで、空気を保持容器の給気口から排気口に上下方向に積極的に通気されるため、保持容器内の熱が排出され易く、保持容器内に熱が篭り難くなる。
また、給気用送風手段と排気用送風手段とにより、空気を、収納部の手前側から連通部を通して保持容器の給気口に送風し、保持容器の給気口から排気口に上下方向に流動して排気口から排気させ、その保持容器から排気された空気が収納部の奥側に送風させることができる。
そのため、収納部に収納された保持容器の内部に生じる上昇気流により熱を排出することで、保持容器内に熱が篭り難くなる。そして、保持容器から排気された空気が収納部の奥側に送風されるため、処理装置が発する熱が保持容器側に流れ難くなり、保持容器内の物品が処理装置が発する熱の影響を受け難くなる。また、保持容器を通気した空気を保持容器より奥側に設けられた処理装置側に流動するため、処理装置が発する熱を排出させ易くなる。
そして、物品搬送設備によっては、搬送装置が設けられている空間が空調装置にて温度管理されている場合があり、そのような場合では、空気を収納部の手前側から連通部を通して保持容器の給気口に送風することで、温度管理された空気を保持容器内に送付することができ、保持容器内の物品を設定温度に冷却させ易くなる。
本発明にかかる物品収納設備の第特徴構成は、第特徴構成において、前記気流発生装置として、前記連通部を通して前記保持容器の前記給気口に送風する給気用送風手段が設けられ、前記給気口が、前記物品の並び方向において積層された複数枚の物品の存在範囲の全幅に亘って形成され、前記保持容器の下面部と前記連通部とでチャンバ室が形成されている点にある。
すなわち、給気用送風手段により、空気を、収納部の手前側から連通部を通して保持容器の給気口に送風することで、保持容器の給気口から排気口に上下方向に流動して排気口から排気させることで、保持容器の内部に上昇気流が生じさせて保持容器内に熱が篭り難くすることができる。
そして、給気口が、複数枚の物品の存在範囲の全幅に亘って形成され、保持容器の下面部と連通部とでチャンバ室が形成されているため、給気用送風手段から送風された空気が水平方向で流量が不均一な状態であったとしても、チャンバ室のクッション効果により給気口から基板の水平方向に均一化させて、水平方向に並ぶに複数の物品を均一に冷却させ易い。
本発明にかかる物品収納設備は、複数の物品を水平方向に間隔を空けて並べた状態で保持する保持容器と、前記保持容器を載置部に載置させた状態で収納する収納部と、前記保持容器を前記収納部に搬送する搬送装置とが設けられているものであって、その第3特徴構成は、
前記保持容器が、下面部に給気口を形成し且つ上面部に排気口を形成して上下方向に通気自在な形状に形成され、前記載置部が、前記収納部に収納された前記保持容器の前記給気口を前記収納部の外部に連通させる連通部を備えて構成され、前記保持容器が、前記収納部に収納されている状態において手前側に位置する側面部に、前記複数の物品の並び方向において前記複数の物品の存在範囲の全幅に亘って検査用開口を備えて構成され、前記搬送装置が、前記収納部に収納されている前記保持容器の前記検査用開口から前記物品の検査を行う検査装置が設けられ、前記排気口が、前記検査用開口より大きい形状に形成されている点にある。
すなわち、保持容器は、下面部に給気口を形成し且つ上面部に排気口を形成して上下方向に通気自在な形状に形成されているため、保持容器の内部を空気が上下方向に通気し易い形状となっている。
また、収納部における載置部が、収納部に収納された保持容器の給気口を収納部の外部に連通させる連通部を備えて構成されている。そのため、保持容器を収納部に収納した状態で、外部から連通部に流入した空気が連通部により保持容器の給気口に導かれ、その空気が保持容器の給気口から排気口に上下方向に通気させることができる。送風ファン等の気流発生装置を設けて強制的に保持容器の内部に上昇気流を生じさせることや、物品の温
度が高いことにより保持容器の内部に煙突効果による上昇気流が生じることで、上述したような空気の流れを発生させることができる。
このように、保持容器を上下方向に通気自在な形状に形成し、載置部に、保持容器の給気口を収納部の外部に連通させる連通部を備えることで、保持容器を収納部に収納した状態で、保持容器の下面部から上面部に空気を上下方向に流動させ易く、保持容器内に熱が篭り難くなる。
また、物品の側面部に検査用開口が形成されているため、搬送装置に設けられた検査装置にて検査を行うことができる。具体例を例示すると、検査装置としてサーモカメラを用いることで、検査用開口から物品の温度を検査することができる。このように、保持容器を収納部に収納した状態で保持容器に保持された物品を検査し易いものとなる。
また、排気口が、検査用開口より大きい形状に形成されているため、検査用開口を形成したとしても、排気口から空気が排気され易くなっている。
本発明にかかる物品収納設備の第特徴構成は、第1〜3特徴構成において、物品が、板状の二次電池であり、前記保持容器が、前記二次電池を水平方向に複数並べた状態で保持する形態で複数の二次電池が保持するように構成されている点にある。
すなわち、保持容器を収納部に収納した状態で、二次電池に対して充放電を行う等により二次電池が発熱した場合、送風ファン等の気流発生装置を設けて強制的に保持容器の内部に上昇気流を生じさせることや、二次電池が発熱して保持容器の内部に煙突効果による上昇気流が生じることで、保持容器の給気口からそれより上方の排気口に空気を上下方向に通気される。そのため、二次電池が発熱した場合でも、保持容器の内部に熱が篭り易く、温度の低い外気が取り込まれることで、二次電池を冷却することができる。
本発明にかかる物品収納設備は、複数の物品を水平方向に間隔を空けて並べた状態で保持する保持容器と、前記保持容器を載置部に載置させた状態で収納する収納部と、前記保持容器を前記収納部に搬送する搬送装置とが設けられているものであって、その第5特徴構成は、
前記保持容器が、下面部に給気口を形成し且つ上面部に排気口を形成して上下方向に通気自在な形状に形成され、前記載置部が、前記収納部に収納された前記保持容器の前記給気口を前記収納部の外部に連通させる連通部を備えて構成され、物品が、板状の二次電池であり、前記保持容器が、前記二次電池を水平方向に複数並べた状態で保持する形態で複数の二次電池が保持するように構成されている点にある。
すなわち、保持容器は、下面部に給気口を形成し且つ上面部に排気口を形成して上下方向に通気自在な形状に形成されているため、保持容器の内部を空気が上下方向に通気し易い形状となっている。
また、収納部における載置部が、収納部に収納された保持容器の給気口を収納部の外部に連通させる連通部を備えて構成されている。そのため、保持容器を収納部に収納した状態で、外部から連通部に流入した空気が連通部により保持容器の給気口に導かれ、その空気が保持容器の給気口から排気口に上下方向に通気させることができる。送風ファン等の気流発生装置を設けて強制的に保持容器の内部に上昇気流を生じさせることや、物品の温
度が高いことにより保持容器の内部に煙突効果による上昇気流が生じることで、上述したような空気の流れを発生させることができる。
このように、保持容器を上下方向に通気自在な形状に形成し、載置部に、保持容器の給気口を収納部の外部に連通させる連通部を備えることで、保持容器を収納部に収納した状態で、保持容器の下面部から上面部に空気を上下方向に流動させ易く、保持容器内に熱が篭り難くなる。
また、保持容器を収納部に収納した状態で、二次電池に対して充放電を行う等により二次電池が発熱した場合、送風ファン等の気流発生装置を設けて強制的に保持容器の内部に上昇気流を生じさせることや、二次電池が発熱して保持容器の内部に煙突効果による上昇気流が生じることで、保持容器の給気口からそれより上方の排気口に空気を上下方向に通気される。そのため、二次電池が発熱した場合でも、保持容器の内部に熱が篭り易く、温度の低い外気が取り込まれることで、二次電池を冷却することができる。
物品収納設備の平面図 保持容器を収納していない収納部の上方からの斜視図 保持容器を収納している収納部の上方からの斜視図 保持容器を収納している収納部の下方からの斜視図 空気の流れを示す縦断側面図 空気の流れを示す一部断面斜視図 別実施形態における空気の流れを示す縦断側面図
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、物品収納設備には、板状の二次電池1がマガジン2に保持された状態(図3参照)で棚体3の収納部4に収納されている。そして、棚体3には、二次電池1に対して充電を行う充電装置5が設けられており、収納部4に収納された二次電池1は、充電装置5のチャック機構6(図2参照)に接続されて充電されるようになっている。尚、二次電池1が物品に相当し、マガジン2が保持容器に相当する。また、充電装置5が、物品に対して処理を行う処理装置に相当する。
物品収納設備には、棚体3の他に、その前方に形成された移動空間8を走行移動してマガジン2を搬送する搬送装置としてのスタッカークレーン9が設けられている。そして、スタッカークレーン9にて、出入庫用コンベヤ10にて出入庫箇所に搬送された充電対象の二次電池1を保持したマガジン2を収納部4に搬送し、充電が完了した二次電池1を保持したマガジン2を収納部4から出入庫用コンベヤ10の出入庫箇所に搬送するように構成されている。棚体3には、縦横に複数並べた状態で収納部4が備えられており、一対の棚体3が対向する状態で設けられて、一対の棚体3の間に移動空間8が形成されている。
また、物品収納設備には、移動空間8及び棚体3の設置空間の周囲を覆う周壁11が設けられており、移動空間8には、図外の空調装置にて温度管理されて冷却された空気が天井側から床面側に流れている。そして、移動空間8の空気は収納部4を通って棚体3の背面側に流れ、その空気が棚体3と周壁11との間の空間を天井側に向けて流れて、周壁11内で空気が循環するようになっている。
〔マガジン〕
図3に示すように、マガジン2は、平面視矩形状の箱形に形成されている。マガジン2には、その横幅方向に沿って積層する形態で複数の二次電池1が保持されており、隣接する二次電池1同士の間には隙間が形成されている。
説明を加えると、図2に示すように、マガジン2には、二次電池保持用のスリットが前後方向に沿って形成されており、そのスリットが横幅方向に沿って複数形成されている。そして、マガジン2の上面部は、二次電池1を出し入れするための出入口12が形成されており、二次電池1を出入口12からスリットに上方から差し込み、その二次電池1をマガジン2に保持するようになっている。
このようにして、複数枚の二次電池1は、縦姿勢で横幅方向(水平方向)に間隔を空けた状態でマガジン2に保持されている。
図4に示すように、マガジン2の下面部は、給気口13が形成されている。そして、図5に示すように、マガジン2は、下面部に給気口13を形成し且つ上面部に出入口12(排気口)を形成して上下方向に通気自在な形状に形成されている。
給気口13は、マガジン2における前後中心箇所よりも奥側に偏った位置に形成されている。そのため、電極タブ1aの近くを通気させ易く、電極タブ1aを冷却させ易くなっている。
図3及び図5に示すように、マガジン2の前後方向の手前側(保持した二次電池1の電極タブ1aが存在する側とは反対側)に位置する側面部には、マガジン2に保持された二次電池1を検査するための検査用開口14が形成され、マガジン2の前後方向の奥側(保持した二次電池1の電極タブ1aが存在する側)に位置する側面部には、チャック機構6を二次電池1の電極タブ1aに接続するために形成された接続用開口15が形成されている。ちなみに、左右方向の両側に位置する側面部には開口は形成されていない。また、出入口12は、検査用開口14より大きな形状に形成されている。
出入口12、給気口13、検査用開口14及び接続用開口15の夫々は、横幅方向(二次電池1の並び方向)において積層された複数枚の二次電池1の存在範囲の全幅に亘って形成されている。そのため、出入口12から全てのスリットに二次電池1を差し込み易くなっている。また、給気口13から出入口12に向けて上下方向に通気する空気が全ての二次電池1に対して横幅方向の両側に空気を通気させることができる。また、検査用開口14から、全ての二次電池1の検査を行うことができるようになっている。
上述のように形成された検査用開口14は、マガジン2が収納部4に収納されている状態ではマガジン2の手前側に形成されている。そして、図1に示すように、スタッカークレーン9の昇降台9a上には、検査用開口14から二次電池1の検査を行う検査装置として赤外線カメラ16が設けられている。この赤外線カメラ16にて、収納部4に収納されて充電装置5にて充電されている二次電池1を検査用開口14から撮像することで、二次電池1の温度を検査できるようになっている。
〔収納部〕
図2及び図3に示すように、収納部4には、充電装置5のチャック機構6の設置空間及びマガジン2の収納空間の上側、下側、左側、右側及び奥側を覆う壁部18と、壁部18内に位置してチャック機構6及び収納したマガジン2を載置する載置部19と、マガジン2を収納部4の前後方向に沿って案内する案内部材20とを備えて構成されている。
ちなみに、図2及び図3では、壁部18における下側及び奥側覆う部分を実線で示し、壁部18における上側、左側及び右側を覆う部分は仮想線で示している。また、収納部4にマガジン2を収納した状態において、マガジン2と壁部18における収納空間の上側覆う部分との間に隙間が形成されている。また、上下方向に隣接する壁部18の間にも隙間が形成されている。
図2及び図4に示すように、載置部19は、壁部18における下側を覆う下壁部18a上に位置するように設けられた一対の載置用フレーム19aにて構成されている。一対の載置用フレーム19aの夫々は、長手方向が収納部4の前後方向に沿う姿勢で、且つ、収納部4の横幅方向に間隔を空けた状態で並べて設けられている。そして、図3に示すように、一対の載置用フレーム19aの奥側部分にてチャック機構6を載置支持し、手前側部分にてマガジン2を載置支持するように構成されている。また、一対の載置用フレーム19aは、収納部4に収納されたマガジン2における横幅方向の両端部を載置支持するような間隔で設けられている。
一対の載置用フレーム19aの間には、これら一対の載置用フレーム19aに亘って連結用フレーム21が設けられている。連結用フレーム21は、収納部4に収納されたマガジン2の給気口13より奥側に位置している。そのため、連結用フレーム21より手前側の空間が、連結用フレーム21、壁部18の下壁部18a、一対の載置用フレーム19aにて囲われており、これにより、収納部4に収納されたマガジン2の給気口13を収納部4の手前側の外部に連通させる連通部22が形成されている。このようにして、載置部19に連通部22が備えられている。
また、一対の載置用フレーム19aの間には、これら一対の載置用フレーム19aに亘って給気用送風手段23が設けられている。この給気用送風手段23は、収納部4の前後方向に沿う軸心周りで回転する給気用送風ファン23aを横幅方向に複数並設して構成されている。給気用送風手段23は、収納部4の手前側端部に設けられており、収納部4に収納されたマガジン2の給気口13より手前側で且つ当該マガジン2より下方に位置している。
そして、給気用送風手段23は、複数の給気用送風ファン23aを回転させることで、収納部4より手前の空気を吸引し、その空気を奥側に送風され、連通部22にて案内されてマガジン2の給気口13に対して下方側から送風されるようになっている。
壁部18における奥側を覆う奥壁部18bには、排気用送風手段24が設けられている。この排気用送風手段24は、収納部4の前後方向に沿う軸心周りで回転する排気用送風ファン24aを横幅方向に複数並設して構成されている。排気用送風手段24は、奥壁部18bに設けられていることで、収納部4に収納されたマガジン2及び収納部4に設置されたチャック機構6より奥側で且つ当該マガジン2の上端部と同様の高さに位置している。
そして、排気用送風手段24は、マガジン2の出入口12から排気された空気を吸引し、その空気を収納部4の奥側に排気するようになっている。
マガジン2の下面部と連通部22とでチャンバ室Cが形成されている。つまり、図4に示すように、マガジン2の給気口13は、格子状に閉じられて通気し難い形状に形成されており、給気用送風手段23にて送風された空気は、図6に示すように、均一化された状態でマガジン2内に給気されるようになっている。そのため、複数並設された二次電池1の間に形成される隙間の夫々を均一化された空気が流動することで、複数枚の二次電池1を均等に冷却し易くなっている。
このように収納部4及びマガジン2を構成することで、図5及び図6に示すように、給気用送風手段23及び排気用送風手段24の作動により、矢印に示すようにマガジン2の給気口13から出入口12に上下方向に通気させることができて二次電池1を冷却することができるとともに、チャック機構6の手前側から奥側に前後方向に通気させることができてチャック機構6も冷却される。ちなみに、給気用送風手段23と排気用送風手段24とで、収納部4に収納されたマガジン2の内部に上昇気流を生じさせる気流発生装置25が構成されている。
〔別実施形態〕
(1) 上記実施形態では、給気用送風手段23を、収納部4に収納された保持容器の給気口13より手前側で且つ当該保持容器より下方に位置するように備えたが、給気用送風手段23は、保持容器よりも気流の上流側に備えればよく、給気用送風手段23を備える位置は適宜変更可能である。
具体的には、例えば、図7に示すように、給気用送風手段23を、収納部4に収納されたマガジン2の給気口13の直下に位置するように備えて、収納部4の下方の空気を吸引するようにしてもよい。
(2) 上記実施形態では、排気用送風手段24を、収納部4に収納された保持容器及び処理装置(チャック機構6)より奥側で且つ当該マガジン2の上端部と同様の高さに備えたが、排気用送風手段24は、保持容器よりも気流の下流側に備えればよく、排気用送風手段24を備える位置は適宜変更可能である。
具体的には、例えば、図7に示すように、排気用送風手段24を、収納部4に収納されたマガジン2の出入口12の直上に位置するように備えて、収納部4の上方に空気を送風するようにしてもよい。また、排気用送風手段24を、収納部4に収納されたマガジン2より奥側で且つチャック機構6の奥側の端部より手前側に位置するように備えてもよい。
(3) 上記実施形態では、気流発生装置25を収納部4に備えたが、給気用送風手段23を保持容器の下面部に備える等により気流発生装置25を保持容器に備えてもよい。
(4) 上記実施形態では、気流発生装置25として、給気用送風手段23と排気用送風手段24とを備えたが、気流発生装置25として、給気用送風手段23と排気用送風手段24とのいずれか一方のみを備えてもよい。また、気流発生装置25を設けずに、物品の発熱によって生じる煙突効果による上昇気流により保持容器の内部に上昇気流を生じさせるようにしてもよい。
(5) 上記実施形態では、保持容器の下面部と連通部22とでチャンバ室Cを形成したが、上方に凹入する凹入部が備えられた保持容器の下面部のみでチャンバ室Cを形成してもよい。また、チャンバ室Cを形成しないようにしてもよい。
(6) 上記実施形態では、保持容器に検査用開口14を備え、搬送装置に検査装置を設けて、収納部4に収納されている保持容器の検査用開口14から物品の検査を行うように構成したが、収納部4に検査装置を設けて保持容器の検査用開口14から物品の検査を行うように構成してもよい。また、保持容器に検査用開口14を備えずに、搬送装置又は収納部4に設けた検査装置にて、収納部4に収納されている保持容器の排気口から物品の検査を行うように構成してもよく、また、検査装置による物品の検査を行う必要がない場合は、検査装置を設けなくてもよい。
そして、上記実施形態では、検査装置として赤外線カメラ16を設けたが、物品の保持状態を検査するための撮像カメラを設ける等、検査装置としては検査の内容に応じて適宜変更可能である。
(7) 上記実施形態では、処理装置として、物品に対して充電を行う充電装置5を設けたが、処理装置として、物品の放電を行う放電装置を設けてもよく、また、処理装置として、物品に対して他の処理を行う装置を設けてもよい。また、収納部4に収納した物品に対して処理を行う必要がない場合は、処理装置を設けなくてもよい。
また、上記実施形態では、物品として二次電池1を保持容器に収納したが、物品として二次電池1以外のものを保持容器に保持してもよい。
1 物品
2 保持容器
4 収納部
5 処理装置
9 搬送装置
12 給気口
13 排気口
14 検査用開口
16 検査装置
19 載置部
22 連通部
23 給気用送風手段
24 排気用送風手段
25 気流発生装置

Claims (5)

  1. 複数の物品を水平方向に間隔を空けて並べた状態で保持する保持容器と、
    前記保持容器を載置部に載置させた状態で収納する収納部と、
    前記保持容器を前記収納部に搬送する搬送装置とが設けられている物品収納設備であって、
    前記保持容器が、下面部に給気口を形成し且つ上面部に排気口を形成して上下方向に通気自在な形状に形成され、
    前記載置部が、前記収納部に収納された前記保持容器の前記給気口を前記収納部の外部に連通させる連通部を備えて構成され
    前記収納部が、当該収納部に収納された前記保持容器の内部に上昇気流を生じさせる気流発生装置を備えて構成され、
    物品に対して処理を行う処理装置が、前記収納部に収納された前記保持容器より奥側に当該保持容器と並ぶ状態で設けられ、
    前記気流発生装置として、
    前記収納部の手前側端部に設けられて、前記収納部の手前側の空気を吸引し、その空気を前記連通部を通して前記保持容器の前記給気口に送風する給気用送風手段と、
    前記処理装置の手前側端部より奥側に設けられて、前記保持容器の前記排気口から排気された空気を吸引し、その空気を前記収納部の奥側に送風する排気用送風手段とが備えられている物品収納設備。
  2. 前記気流発生装置として、前記連通部を通して前記保持容器の前記給気口に送風する給気用送風手段が設けられ、
    前記給気口が、前記物品の並び方向において積層された複数枚の物品の存在範囲の全幅に亘って形成され、
    前記保持容器の下面部と前記連通部とでチャンバ室が形成されている請求項1記載の物品収納設備。
  3. 複数の物品を水平方向に間隔を空けて並べた状態で保持する保持容器と、
    前記保持容器を載置部に載置させた状態で収納する収納部と、
    前記保持容器を前記収納部に搬送する搬送装置とが設けられている物品収納設備であって、
    前記保持容器が、下面部に給気口を形成し且つ上面部に排気口を形成して上下方向に通気自在な形状に形成され、
    前記載置部が、前記収納部に収納された前記保持容器の前記給気口を前記収納部の外部に連通させる連通部を備えて構成され、
    前記保持容器が、前記収納部に収納されている状態において手前側に位置する側面部に、前記複数の物品の並び方向において前記複数の物品の存在範囲の全幅に亘って検査用開口を備えて構成され、
    前記搬送装置が、前記収納部に収納されている前記保持容器の前記検査用開口から前記物品の検査を行う検査装置が設けられ、
    前記排気口が、前記検査用開口より大きい形状に形成されている物品収納設備。
  4. 物品が、板状の二次電池であり、
    前記保持容器が、前記二次電池を水平方向に複数並べた状態で保持する形態で複数の前記二次電池が保持するように構成されている請求項1から3のいずれか1項に記載の物品収納設備。
  5. 複数の物品を水平方向に間隔を空けて並べた状態で保持する保持容器と、
    前記保持容器を載置部に載置させた状態で収納する収納部と、
    前記保持容器を前記収納部に搬送する搬送装置とが設けられている物品収納設備であって、
    前記保持容器が、下面部に給気口を形成し且つ上面部に排気口を形成して上下方向に通気自在な形状に形成され、
    前記載置部が、前記収納部に収納された前記保持容器の前記給気口を前記収納部の外部に連通させる連通部を備えて構成され、
    物品が、板状の二次電池であり、
    前記保持容器が、前記二次電池を水平方向に複数並べた状態で保持する形態で複数の前記二次電池が保持するように構成されている物品収納設備。
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