JP5834195B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザによるタッチ操作に応じて振動を発生させる電子機器に関する。
表示画面上にタッチパネルが配置された電子機器において、ユーザのタッチパネル上の操作に応じて表示情報を変化させる技術が知られている。
例えば、特許文献1には、情報処理装置におけるページ送りに関する技術が開示されている。
特開平9−231004号公報
しかし、特許文献1では、表示情報を希望する箇所に速やかに移動する制御や、情報処理過程時に制御量を可変にする制御(具体的には、スクロール表示制御、ページ捲り表示制御、またはカーソール移動表示制御における制御量の可変制御)を実現しているが、ユーザの指に振動を伝える技術は開示されておらず、使いやすい操作性を実現しているとは言いがたい。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、ユーザのタッチ操作に応じて、画面上に表示された情報と連動した触覚を提示可能な電子機器を提供する。
本発明の電子機器は、表示情報を表示する表示部と、前記表示部の表示面側に配置されたタッチパネルと、前記表示された表示情報の位置を検出する表示情報位置検出部と、前
記タッチパネル上でのユーザの操作に基づいて、前記表示情報の動きを制御する表示制御部と、前記タッチパネルを振動させる振動部と、前記振動部の振動パターンを制御する振動制御部とを備え、前記ユーザが前記タッチパネル上で前記表示情報の操作を行ったとき、前記表示情報位置検出部が検出した前記表示情報の位置に基づいて、前記表示制御部は前記表示情報の動きを制御し、且つ、前記表示情報の動きに連動して前記振動制御部は振動部を制御する。
ある実施形態によれば、前記表示情報位置検出部は、前記表示部に表示されている表示情報の面積を検出し、前記振動制御部は、前記表示情報の少なくとも一部の位置の移動によって前記面積の値が所定の閾値未満になった場合に、前記振動部を振動させる。
ある実施形態によれば、前記表示情報位置検出部は、前記表示部に表示されている表示情報の面積を検出し、前記振動制御部は、前記ユーザが前記表示情報の操作を開始したときに、前記振動部の振動を開始し、前記振動制御部は、前記表示情報の少なくとも一部の位置の移動によって前記面積の値が所定の閾値未満になった場合に、前記振動部の振動を変化させる。
ある実施形態によれば、前記表示情報位置検出部は、前記表示情報の所定部分の位置を検出し、前記振動制御部は、前記表示情報の少なくとも一部の位置の移動によって前記表示情報の所定部分が所定位置を越えたときに、前記振動部を振動させる。
ある実施形態によれば、前記表示情報位置検出部は、前記表示情報の所定部分の位置を検出し、前記振動制御部は、前記ユーザが前記表示情報の操作を開始したときに、前記振動部の振動を開始し、前記振動制御部は、前記表示情報の少なくとも一部の位置の移動によって前記表示情報の所定部分が所定位置を越えたときに、前記振動部の振動を変化させる。
ある実施形態によれば、前記振動部は圧電素子を備え、前記振動制御部は、前記表示情報の少なくとも一部の位置の移動に応じて前記振動部の振動パターンを変化させる。
ある実施形態によれば、前記振動制御部は、前記表示情報の少なくとも一部の位置の移動に応じて前記振動部の振動振幅を変化させる。
ある実施形態によれば、前記表示情報の少なくとも一部の位置の移動に応じて、前記表示部は前記表示情報を別の表示情報に切り替えて表示する。
ある実施形態によれば、前記タッチパネル上での前記ユーザのスライドタッチ操作が所定速度以上のときは、前記表示情報の少なくとも一部の位置の移動距離に関わらず、前記表示部は前記表示情報を前記別の表示情報に切り替えて表示する。
ある実施形態によれば、外部機器との通信を行なう通信部をさらに備え、前記通信部は、前記表示情報の位置の移動に応じて、前記表示情報に関係するデータの前記外部機器から前記電子機器への入力および前記電子機器から前記外部機器への出力のうちの一方を実行する。
本発明のプログラムは、タッチパネルを振動させる動作を電子機器に実行させるプログラムであって、前記プログラムは、前記電子機器に表示された表示情報の位置を検出するステップと、前記タッチパネル上でのユーザの操作に基づいて、前記表示情報の動きを制御するステップと、前記ユーザが前記タッチパネル上で前記表示情報の操作を行ったとき、前記検出した表示情報の位置に基づいて、前記表示情報の動きを制御し、且つ、前記表
示情報の動きに連動して前記タッチパネルの振動を制御するステップとを前記電子機器に実行させる。
本発明によれば、ユーザのタッチ操作に応じて、タッチパネル上に表示された情報に連動した種々の触覚をユーザに提供することができる。
本発明の実施形態の電子機器の全体構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態の電子機器の分解斜視図である。 本発明の実施形態の電子機器の断面図である。 本発明の実施形態の電子機器のブロック図である。 本発明の実施形態の第1の振動部の斜視図である。 本発明の実施形態の第2の振動部の斜視図である。 (a)および(b)は本発明の実施形態の第1の振動部の振動パターンの例を示す概略図である。 (a)は本発明の実施形態の第2の振動部の駆動電圧の一例を示す概略図であり、(b)は本発明の実施形態の第2の振動部の振動パターンの一例を示す概略図である。 (a)は本発明の実施形態の第2の振動部の駆動電圧の一例を示す概略図であり、(b)は本発明の実施形態の第2の振動部の振動パターンの一例を示す概略図である。 本発明の実施形態の電子機器の操作画面表示の一例を示す図である。 (a)から(c)は本発明の実施形態の電子機器の第1のスライドタッチ操作時の操作模式図である。 本発明の実施形態の電子機器の第1のスライドタッチ操作時のタイムチャートを示す図である。 本発明の実施形態の電子機器のスライドタッチ操作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態の電子機器の別のスライドタッチ操作時のタイムチャートを示す図である。 本発明の実施形態の電子機器の別のスライドタッチ操作の流れを示すフローチャートである。 (a)から(c)は本発明の実施形態の電子機器の第2のスライドタッチ操作時の操作模式図である。 (a)から(c)は本発明の実施形態の電子機器の第3のスライドタッチ操作時の操作模式図である。 (a)から(c)は本発明の実施形態の電子機器の第4のスライドタッチ操作時の操作模式図である。 (a)から(c)は本発明の実施形態の電子機器の第5のスライドタッチ操作時の操作模式図である。 本発明の実施形態の電子機器のファイル操作を示す模式図である。 本発明の実施形態の電子機器間のファイルの送受信を示す模式図である。
(実施形態1)
<電子機器の全体構成>
図1から図4を用いて、本発明の実施形態における電子機器の全体構成を説明する。図1は、本実施形態における電子機器100の全体構成を示す斜視図である。図2は、本実施形態における電子機器100の分解斜視図である。図3は、本実施形態における電子機
器100の断面図である。図4は、本実施形態における電子機器100のブロック図である。
図1から図3に示すように、電子機器100は、表示装置160と、表示装置160の表示面側に配置されて表示装置160を覆うように配置されたタッチパネル130と、タッチパネル130を振動させる第1の振動部140と、下部筐体120を振動させる第2の振動部150とを備える。
ユーザは、表示装置160に表示された内容に対して、指やペンなどによりタッチパネル130をタッチすることで、電子機器100を操作する。
上部筐体110および下部筐体120は、ねじ等で一体に連結されることにより電子機器100の筐体105を構成する。上部筐体110には、表示窓115が構成され、表示窓115を通してタッチパネル130を操作することができる。
タッチパネル130には、第1の振動部140が取り付けられており、第1の振動部140を駆動することにより、タッチパネル130を振動させ、ユーザに触覚を与えることができる。
また、このタッチパネル130の振動が上部筐体110に直接伝わらないように、上部筐体110とタッチパネル130表面の間には、クッション材135が設けられている。
タッチパネル130の上部筐体110側の面とは反対側の面には、表示装置160が配置され、前述と同様に、タッチパネル130の振動が表示装置160に直接伝わらないように、クッション材165が設けられている。クッション材135、165は、例えば、シリコンゴムやウレタンゴム等の緩衝部材である。
また、表示装置160に表示された画像は、タッチパネル130を介して表示窓115側から目視することができる。
表示装置160は、下部筐体120に固定されたフレーム170に取り付けられ、電子機器100内部に固定される。
下部筐体120には、第2の振動部150が取り付けられている。第2の振動部150を駆動することにより、下部筐体120が振動する。下部筐体120が振動することで、ユーザに触覚を与えることができる。
また、下部筐体120には、回路基板180が取り付けられ、タッチパネル130、表示装置160、第1および第2の振動部140、150が、電気的に接続されている。タッチパネル130、表示装置160、第1および第2の振動部140、150は、回路基板180に設けられたマイクロコンピュータ20によって制御される。
なお、タッチパネル130は、静電式、抵抗膜式、光学式、超音波式、電磁式などのタッチパネルである。タッチパネル130は、ユーザのタッチ位置を検知できるものである。また、タッチパネル130は、その構成上、ガラス板に貼り付けられていることが多く、その場合はガラス板も含めてタッチパネルと定義する。タッチパネル130はタッチパネル制御部31により制御される。マイクロコンピュータ20は、タッチパネル制御部31を介してユーザのタッチ位置の情報を得ることができる。
表示装置160は、液晶方式、有機EL方式、電子ペーパ方式、プラズマ方式などの表
示装置である。表示装置160は、表示情報制御部32により制御される。マイクロコンピュータ20は、表示情報制御部32を介して表示装置160による任意の表示をユーザに提示できる。
なお、本実施形態においては、タッチパネル130と表示装置160とを分離した構成としたが、タッチパネル130と表示装置160とは一体に形成されていてもよい。例えば、タッチパネル機能を液晶パネルの内部に一体化するインセル型タッチパネルや、タッチパネル機能を液晶パネルの表面に一体化するオンセル型タッチパネル等の方式であってもよく、それらの方式を用いることにより、より薄型・軽量化を図ることができる。
図4に示すように、本実施形態の電子機器100は、マイクロコンピュータ20と、各種プログラムを格納するROM38と、各種データを記憶するRAM39と、表示装置160と表示装置160を制御する表示情報制御部32と、タッチパネル130とタッチパネル130を制御するタッチパネル制御部31と、第1の振動部140および第2の振動部150を制御する振動制御部33と、画像を撮影するカメラ15とカメラ15を制御するカメラ制御部35と、電子機器100の加速度や衝撃を測定する加速度センサ16と、音声を発生するスピーカ部17と、外部との通信を行う外部通信部36と、表示情報を記録する表示情報記録部43、その他各種入出力を行う各種I/O部37とを備える。外部通信部36は、例えばWi−Fi(登録商標)などの無線LANを用い、複数の電子機器間の相互接続性を認証された状態で接続される。電子機器間の接続については、アクセスポイントなど外部通信機器を経由して接続する方法、あるいは外部の通信機器を経由せずに直接接続する方法であるP2P(ワイヤレス・アドホック・ネットワーク)接続などでもよい。また、表示情報エッジ検出部40は、タッチパネル130上に表示された表示情報のエッジ部を検出し、その検出位置については閾値設定部41により設定されている。なお、この閾値については、予め設定された値、あるいはユーザが任意に設定できる値のいずれであってもよい。
<振動部の構成>
次に、図5および図6を用いて第1および第2の振動部140、150の構成の説明をする。図5は、本実施形態の第1の振動部140の斜視図である。図6は、本実施形態の第2の振動部150の斜視図である。
図5に示すように、第1の振動部140は、圧電素子21と、シム板22と、ベース23とを備える。シム板22の両側に、圧電素子21が接着されている。圧電素子21は、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛等の圧電セラミックやニオブ酸リチウム等の圧電単結晶である。シム板22の両端がベース23に取り付けられており、いわゆる両持ち構成になっている。ベース23は、タッチパネル130に取り付けられる。圧電素子21は、振動制御部33からの電圧により、伸縮する。例えば、シム板22の両側に貼り付けられた圧電素子21の片方が延びて、片方が縮むように制御することで、シム板22がたわみ、これを連続的に繰り返すことで振動を発生することができる。
シム板22は、例えば、リン青銅等のバネ部材である。シム板22の振動は、ベース23を介して、タッチパネル130を振動させる。タッチパネル130を操作しているユーザは、タッチパネル130をタッチ操作することでタッチパネル130の振動を感知することができる。
ベース23は、例えば、アルミや真鍮等の金属や、PETやPP等のプラスチックである。
振動の周波数、振幅、期間は振動制御部33によって制御される。振動の周波数として
は、100〜400Hz程度の周波数が望ましい。
なお、本実施形態では、圧電素子21をシム板22に貼り付けているが、圧電素子21を直接タッチパネル130に貼り付けてもよい。また、スパッタリング等の方法によりタッチパネル130に薄膜の透明圧電部材を形成して第1の振動部140として用いてもよい。また、タッチパネル130の上にカバー部材等がある場合は、圧電素子21をカバー部材に貼り付けてもよい。
また、本実施形態では、シム板22の両端がベース23に支持される両持ち構成としているが、シム板22の片側だけをベース23で支持する片持ち構成としてもよい。
図6に示すように、第2の振動部150は、DCモータ151と、偏心錘152と、支持部153とを備えている。DCモータ151は、支持部153に取り付けられ、支持部153は下部筐体120に取り付けられている。
偏心錘152は、DCモータ151の回転軸154の先端に取り付けられている。DCモータ151に対して駆動電圧が印加されると、回転軸154に取り付けられた偏心錘152が回転する。この偏心錘152の回転運動により振動を発生することができる。
DCモータ151の振動は、支持部153を介して、下部筐体120を振動させる。電子機器100を操作しているユーザは、例えば、ユーザが電子機器100を片方の手で保持している場合に、電子機器100の筐体105の振動を感知することができる。
支持部153は、例えば、PETやPP等のプラスチックや、シリコンゴムやウレタンゴム等の緩衝部材である。
<振動パターンの説明>
図7は、第1の振動部140の振動パターンの一例を示す概略図である。
マイクロコンピュータ20の命令により、振動制御部33は、第1の振動部140へ電圧を印加し、図7(a)の振幅でタッチパネル130を振動させることで、ユーザに振動A1を与える。振動A1を与えるための電圧は正弦波で、例えば、150Hz、70Vrms、2周期である。このときのタッチパネル130上の振幅は、約5μmである。また振動制御部33が、第1の振動部140へ電圧を印加し、図7(b)の振幅でタッチパネル130を振動させることで、ユーザに振動A2を与える。振動A2を与えるための電圧は正弦波で、例えば、300Hz、100Vrms、4周期である。このときのタッチパネル130上の振幅は、約15μmである。なお、周波数、電圧、正弦波に関しては一例であり、矩形波、のこぎり波などの別の波形や、間欠的な波形や、連続的に周波数や振幅が変化する波形などでもよい。なお、タッチパネル130上の振幅が、約5〜50μmとなるように周波数、電圧を設定すると、人間の指に心地良い触覚(振動)を提示することができる。
図8Aおよび図8Bは、第2の振動部150の振動パターンの一例を示す概略図である。
マイクロコンピュータ20の命令により、振動制御部33は、第2の振動部150へ図8A(a)に示すような電圧V1を印加する。これにより、DCモータ151が回転する。回転を停止させる時は、電圧V1を反転させた電圧を印加することで、回転にブレーキをかけるように駆動することができる。図6に示す偏心錘152が回転軸154を中心に回転することで、振動が発生し、図8A(b)に示すような振動B1をユーザに与える。
また、振動制御部33が、第2の振動部150へ図8B(a)に示すような、電圧V1より大きな電圧V2を印加する。これにより、DCモータ151が回転する。回転を停止させる時は、電圧V2を反転させた電圧を印加することで、回転にブレーキをかけるように駆動することができる。図6に示す偏心錘152が回転軸154を中心に回転することで、振動が発生し、図8B(b)に示すような振動B2をユーザに与える。振動B2のときは振動B1のときに比べてDCモータ151の回転数が高いので、振動B2は振動B1よりも周波数の高い振動をユーザに与える。
なお、DCモータ151への印加電圧波形に関しては一例で、正弦波、のこぎり波などの別の波形や、間欠的な波形や、連続的に周波数や振幅が変化する波形などでもよい。
なお、偏心錘152をDCモータ151で回転させる第2の振動部150の構成では、回転数を変化させることにより振動の周波数を変化させることは可能であるが、振動の振幅を変化させることは困難である。それに対し、圧電素子21を備える第1の振動部140では、圧電素子に印加する電圧の値を変化させることにより、振動の振幅を変化させることは容易である。また、圧電素子に印加する電圧の周波数を変化させることにより、振動の周波数を変化させることも容易である。このため、圧電素子21を備える第1の振動部140は、様々なパターンの振動を発生させることが可能であり、タッチパネル上に表示された情報に連動した種々の触覚をユーザに提供することができる。
<スライドタッチ操作の説明>
ユーザが電子機器100を操作する際のスライドタッチ操作について、図9を用いて説明する。図9は、電子機器100の操作画面表示の一例として、電子新聞、電子書籍などを表示している。なお、ユーザのスライドタッチ操作については、指で操作するとして説明を行うが、入力手段は指のみに限定されず、ペンなどの別の部材を用いて操作を行ってもよい。
タッチパネル130を指で操作する方法としては、画面を指で「コン」と一回叩く操作、画面を指で「コン、コン」と2回叩く操作、画面上で指をはじくようにして動かす動作、画面から指を離さずに動かす動作、開いている2本の指を閉じ合わせる動作、2本の指を開く動作などに大別される。電子新聞などの表示情報を操作する際には、上記の操作方法のうち、特に、画面から指を離さずに動かす動作が向いているので、本実施形態においては、この動作の特徴が活かせるような構成となっている。なお、この画面から指を離さずに動かす動作について、本明細書中ではスライドタッチ操作と呼ぶ。
ユーザのスライドタッチ操作は、タッチパネル130に指でタッチした後、指をタッチパネル130上で上下左右方向に素早く滑らして、任意の場所で指をタッチパネル130から離す操作である。例えば、このスライドタッチ操作は、図9に示すように、表示装置160に表示された電子新聞240のページをめくる場合に用いる。ここで、ユーザが指でスライドタッチ操作する方向について、次のように定義する。タッチパネル130に対し、右から左に操作する方向を100A、左から右に操作する方向を100B、下から上に操作する方向を100C、上から下に操作する方向を100Dとする。例えば、電子新聞240の次のページ(電子新聞240の右側のページ)を表示する場合は、電子新聞240の任意の位置を指でタッチした後、すばやく指を矢印100Aの方向にスライドさせることで、電子新聞240のページが次のページに切り替わる。逆に、前のページを表示する場合、電子新聞240の任意の位置を指でタッチした後、すばやく指を矢印100Bの方向にスライドさせることで、電子新聞240が前のページに切り替わる。なお、次のページにスライドさせる操作については、矢印100Cの方向を中心に、一定の角度内で斜め上の方向であってもよい。同様に、前のページに戻す操作については、矢印100D
の方向を中心に、一定の角度内で斜め下の方向であってもよい。
<第1のスライドタッチ操作時の第1の振動提示例>
次に、図10、図11を用いて、本実施形態の動作タイミングを説明する。
図10は、本実施形態のタッチパネルでのスライドタッチ操作を示す模式図である。図11は、スライドタッチ操作時のタイムチャートであり、上から順に、タッチ入力時間、タッチ位置移動距離、表示情報1、表示情報2、第1の振動部140の駆動タイミングを示している。
図10(a)は、タッチパネル130上に、表示情報250が全面表示されている状態を示している。図10(b)は、ユーザが指で矢印100A方向にスライドタッチ操作することにより、表示情報250のページ送りがされている途中であり、次の表示情報251が表示されつつある状態を示している。図10(c)は、表示情報250のページ送りが完了し、表示情報251が全面表示されている状態を示している。
図11において、タッチ入力時間の動作タイミングチャート300は、ユーザがタッチパネル130を触った時をON、触っていない時をOFFとして示している。タッチ位置移動距離の動作タイミングチャート301は、図10(a)に示すように、ユーザがタッチパネル130を最初に触った場所を基点(0)として、矢印100Aの方向に動いた距離をXとし、ユーザがタッチパネル130から指を離した位置をX0として示している。表示情報1の動作タイミングチャート302は、タッチパネル130の全面積(表示画面の全面積)に対し、表示情報250が表示されている割合を示し、図10(a)に示す状態が100%であり、図10(c)に示す状態が0%である。すなわち、表示情報250が全て表示されている状態が100%であり、表示情報250が表示されていない状態が0%である。表示情報2の動作タイミングチャート303は、タッチパネル130の全面積に対し、表示情報251が表示されている割合を示し、図10(a)に示す状態が0%であり、図10(c)に示す状態が100%である。第1の振動部140の動作タイミングチャート304は、第1の振動部140が振動してタッチパネル130が振動するかどうかを示している。
図11において、本実施形態におけるスライドタッチ操作は、ユーザがタッチパネル130を指でタッチしたときに、以下のような動作を行う。
時間310において、ユーザはタッチパネル130を触る。時間311まで、ユーザが、矢印100Aの方向に、ほぼ一定の速度で指を動かした場合、タッチパネル130の全面積に対し、表示情報250の表示面積は減り、逆に、次のページである表示情報251の表示面積は増える。なお、時間311の状態は、図10(b)に示す状態であり、表示情報250の表示面積は、タッチパネル130の全面積に対し、約50%であることを示している。よって、表示情報250の右端部250bは、タッチパネル130のほぼ中央部(表示画面のほぼ中央部)130aと一致している。本実施形態においては、この中央部130aの位置を、振動部140が振動するかしないかの閾値とし、表示情報250の右端部250bがこの閾値位置を越えると第1の振動部140が振動してタッチパネル130が振動し、越えない場合には第1の振動部140は振動しない。なお、表示情報250の右端部250bがこの閾値の位置に到達した時点で第1の振動部140が振動してもよい。
ここで、ユーザが矢印100Aの方向に、継続して指を動かした場合には、第1の振動部140が振動し、タッチパネル130が振動することにより、ユーザの指に振動が伝わる。なおこの振動は、時間312において、ユーザが指をタッチパネル130から離すま
で継続する。ユーザがタッチパネル130から指を離すと、表示情報250のページ送りが自動的に実行され、時間313において、図10(c)に示すように、次のページの表示情報251が自動的に全面表示される。
逆に、表示情報250の右端部250bがこの閾値位置(タッチパネル130の中央部13aの位置)を越えない場所で指を離すと、ページ送りは実行されず、図10(a)に示すように、再度、表示情報250が全面表示される。
なお、第1の振動部140の振動については、上述した圧電素子21のメリットを活かして、表示情報250の右端部250bが閾値位置を越えると、徐々に振幅を大きくする、あるいは徐々に周波数を高くする、またはその両方を同時に行うなどの方法でもよく、これらによりユーザにさらに振動を伝わり易くすることができる。また、振動波形については、連続的な波形に限らず、振動のオンとオフとを断続的に繰り返すようなものであってもよい。
なお表示情報について、複数のページのうちの最初のページにおいて、ユーザが無意識に前のページに戻すような操作を行う場合には、表示情報のページ戻しを実行せず、第2の振動部150を振動させて下部筐体120全体を振動させ、ページの変更ができないことをユーザに通知するような構成としてもよい。同様に、最終ページにおいて、ユーザが無意識に次のページに送るような操作を行う場合には、表示情報のページ送りを実行せず、第2の振動部150を振動させて下部筐体120全体を振動させ、ページの変更ができないことをユーザに通知するような構成としてもよい。
<第1のスライドタッチ操作時の第1のフローチャートの説明>
図12は、本実施形態におけるスライドタッチ操作の流れを示すフローチャートである。なお、ステップはSと略する。
入力動作がスタートした後、S11でタッチパネル制御部31からの情報に基づいて、タッチパネル130へのユーザのタッチ入力の有無が、マイクロコンピュータ20により判断される。タッチされていない場合には、再度タッチが行われるまで待機する。図10(a)に示す状態が、タッチパネル130へのユーザのタッチ入力がある場合に該当する。S11でタッチ入力有りと判断されると、処理はS12に進む。S12では、タッチパネル制御部31からの情報に基づいて、タッチパネル130上で指の移動が有るか、無いかがマイクロコンピュータ20により判断される。マイクロコンピュータ20がタッチパネル130上での指の移動が無いと判断した場合は、指の移動があるまで待機する。次にS13では、図10(b)に示すように、ユーザが矢印100Aの方向に表示情報250をスライドタッチ操作した場合、表示情報エッジ検出部40は、表示情報250の右端部250bが、タッチパネル130上のどの位置にあるのかを検出する。この場合、閾値設定部41で設定された位置に対して、表示情報250の右端部250bの位置が越えたかどうかを判断する。S14では、表示情報250の右端部250bが閾値以下かどうかを判断し、YESの場合には、S19に移行する。逆に、閾値を超えた場合は、S15に移行する。S15においては、振動制御部33が第1の振動部140を制御することで、ユーザに振動A1が与えられる。よって、振動A1により、ユーザは、ここで指を離すと、自動的にページ送りされることがわかる。S16では、ユーザのタッチ入力が継続されているかどうかを判断する。タッチ入力が継続されている場合は、振動部140により振動A1を与えたまま、S13に戻る。逆にタッチ入力が継続されていない、つまりユーザがタッチパネル130から指を離した場合には、S17において表示情報250のページ送りを行いつつ、次の表示情報251が、タッチパネル130上に全画面表示されるように、ページ送りを行い、図10(c)の状態に移行する。同時に、S18において、振動制御部33が第1の振動部140を制御することで、振動A1を停止する。
一方、S14において、表示情報250の右端部250bが閾値を超えていない場合には、S19に移行し、ユーザがタッチ入力を継続しているかどうかを判断する。タッチ入力が継続している場合には、S13に戻り、再度、表示情報のエッジ位置検出を行う。逆に、タッチ入力が継続していない、つまりユーザが指を離した場合には、S20に移行し、表示情報250の状態を元に戻すことにより、図10(a)に示す状態へと移行する。S18において、振動制御部33が第1の振動部140を制御することで、振動A1を停止し、マイクロコンピュータ20は、ユーザの入力操作が終了したと判断する。
このように本実施形態では、表示情報のスライドタッチ動作を行う際、振動を提示することにより、ユーザはどの位置でタッチパネルから指を離すと自動的にページ送りされるのかがわかるので、操作性の向上を図ることができる。つまり、振動が提示されれば自動的にページ送りされる位置であり、振動が提示されなければ自動的にページ送りされない位置であることが、触覚を通じてわかる。したがって、ユーザの意図に反して、表示情報がページ送りされることがないので、操作性に優れた電子機器を提供することができる。
<第1のスライドタッチ操作時の第2の振動提示例>
次に、図10、図13を用いて、本実施形態の動作タイミングの別の例を説明する。
図13は、スライドタッチ操作時のタイムチャートであり、上から順に、タッチ入力時間、タッチ位置移動距離、表示情報1、表示情報2、第1の振動部140の駆動タイミングを示している。
図13において、タッチ入力時間の動作タイミングチャート400は、ユーザがタッチパネル130を触った時をON、触っていない時をOFFとして示している。タッチ位置移動距離の動作タイミングチャート401は、図10(a)に示すように、ユーザがタッチパネル130を最初に触った場所を基点(0)として、矢印100Aの方向に動いた距離をXとし、ユーザがタッチパネル130から指を離した位置をX0として示している。表示情報1の動作タイミングチャート402は、タッチパネル130の全面積に対し、表示情報250が表示されている割合を示し、図10(a)に示す状態が100%であり、図10(c)に示す状態が0%である。表示情報2の動作タイミングチャート403は、タッチパネル130の全面積に対し、表示情報251が表示されている割合を示し、図10(a)に示す状態が0%であり、図10(c)に示す状態が100%である。第1の振動部140の動作タイミングチャート404は、第1の振動部140が振動してタッチパネル130が振動するかどうかを示している。
図13において、本実施形態におけるスライドタッチ操作は、ユーザがタッチパネル130を指でタッチしたときに、以下のような動作を行う。
時間410において、ユーザがタッチパネル130を触ると、第1の振動部140が振動してタッチパネル130が振動し、ユーザに振動を提示する。時間411まで、ユーザが、矢印100Aの方向に、ほぼ一定の速度で指を動かした場合、タッチパネル130の全面積に対し、表示情報250の表示面積は減り、逆に、次のページである表示情報251の表示面積は増える。なお、時間411の状態は、図10(b)に示す状態であり、表示情報250の表示面積は、タッチパネル130の全面積に対し、約50%であることを示している。よって、表示情報250の右端部250bは、タッチパネル130のほぼ中央部130aと一致している。本実施形態においては、この中央部130aの位置を、振動部140が振動するかしないかの閾値とし、表示情報250の右端部250bがこの閾値位置と一致するまで、第1の振動部140が振動してタッチパネル130が振動し、越えた場合には第1の振動部140は振動を停止する。
ここで、ユーザが矢印100Aの方向に、継続して指を動かした場合には、第1の振動部140の振動が停止することにより、ユーザの指への振動の提示が停止する。ユーザがタッチパネル130から指を離すと、表示情報250のページ送りが自動的に実行され、時間413において、図10(c)に示すように、次のページの表示情報251が自動的に全面表示される。
逆に、表示情報250の右端部250bがこの閾値位置(タッチパネル130の中央部130aの位置)を越えない場所で指を離すと、ページ送りは実行されず、図10(a)に示すように、再度、表示情報250が全面表示される。
なお、第1の振動部140の振動については、上述した圧電素子21のメリットを活かして、表示情報250の右端部250bが閾値位置と一致するまで、徐々に振幅を大きくする、あるいは徐々に周波数を高くする、またはその両方を同時に行うなどの方法でもよく、これらによりユーザにさらに振動を伝わり易くすることができる。また、振動波形については、連続的な波形に限らず、振動のオンとオフとを断続的に繰り返すようなものであってもよい。
なお、表示情報250の右端部250bが閾値位置を越えた場合には第1の振動部140は振動を停止するとしたが、上述した圧電素子21のメリットを活かして、別の振動に変化させることで閾値位置を越えたことをユーザに提示してもよい。
<第1のスライドタッチ操作時の第2のフローチャートの説明>
図14は、第2のスライドタッチ操作の流れを示すフローチャートである。なお、ステップはSと略する。
入力動作がスタートした後、S31でタッチパネル制御部31からの情報に基づいて、タッチパネル130へのユーザのタッチ入力の有無が、マイクロコンピュータ20により判断される。タッチされていない場合には、再度タッチが行われるまで待機する。図10(a)に示す状態が、タッチパネル130へのユーザのタッチ入力がある場合に該当する。S31でタッチ入力有りと判断されると、処理はS32に進む。S32では、振動制御部33が第1の振動部140を制御することで、ユーザに振動A1が与えられる。S33では、タッチパネル制御部31からの情報に基づいて、タッチパネル130上で指の移動が有るか無いかがマイクロコンピュータ20により判断される。マイクロコンピュータ20がタッチパネル130上での指の移動が無いと判断した場合は、指の移動があるまで待機する。次にS34では、図10(b)に示すように、ユーザが矢印100Aの方向に表示情報250をスライドタッチ操作した場合、表示情報エッジ検出部40は、表示情報250の右端部250bが、タッチパネル130上のどの位置にあるのかを検出する。この場合、閾値設定部41で設定された位置に対して、表示情報250の右端部250bが越えたかどうかを判断する。S35では、表示情報250の右端部250bの位置が閾値以下かどうかを判断し、YESの場合には、S39に移行する。逆に、閾値を超えた場合は、S36に移行する。S36においては、振動制御部33が第1の振動部140を制御することで、振動A1を停止する。よって、振動A1が停止したことにより、ユーザは、ここで指を離すと、自動的にページ送りされることがわかる。S37では、ユーザのタッチ入力が継続されているかどうかを判断する。タッチ入力が継続されている場合は、S34に戻る。逆にタッチ入力が継続されていない、つまりユーザがタッチパネル130から指を離した場合には、S38において、表示情報250のページ送りを行いつつ、次の表示情報251が、タッチパネル130上に全画面表示されるように、ページ送りを行い、図10(c)の状態に移行する。
一方、S35において、表示情報250の右端部250bが閾値を超えていない場合には、S39に移行し、振動制御部33が第1の振動部140を制御することで、ユーザの指に振動A1を提示する。次にS40において、ユーザがタッチ入力を継続しているかどうかを判断する。タッチ入力が継続している場合には、S34に戻る。逆に、タッチ入力が継続していない、つまりユーザが指を離した場合には、S41に移行し、図10(a)に示す状態へと移行する。S42において、振動制御部33が第1の振動部140を制御することで、振動A1を停止し、マイクロコンピュータ20は、ユーザの入力操作が終了したと判断する。
このように本実施形態では、表示情報のスライドタッチ動作を行う際、振動を提示することにより、ユーザはどの位置でタッチパネルから指を離すと自動的にページ送りされるのかがわかるので、操作性の向上を図ることができる。つまり、振動が提示されていなければ自動的にページ送りされる位置であり、振動が提示されていれば自動的にページ送りされない位置であることが、触覚を通じてわかる。したがって、ユーザの意図に反して、表示情報がページ送りされることがないので、操作性に優れた電子機器を提供することができる。
<第2のスライドタッチ操作時の動作模式図>
図15は、第2のスライドタッチ操作時の動作模式図である。第2のスライドタッチ操作は、第1のスライドタッチ操作とは異なり、ページをめくるような動作である。
図15(a)は、タッチパネル130上に、表示情報260が全面表示されている状態を示している。図15(b)は、表示情報260の右下部260aを、ユーザが指で矢印100A方向にスライドタッチ操作させることにより、表示情報260のページめくりがされている途中であり、表示情報260の下に、次の表示情報261が表示されている状態を示している。図15(c)は、表示情報260のページめくりが完了し、表示情報261が全面表示されている状態を示している。この第2のスライドタッチ操作においても、ユーザがタッチパネル130から指を離し、表示情報260のページめくりが自動的に実行され、次のページの表示情報261が自動的に全面表示される。ページめくりが自動的に実行されるかどうかについては、表示情報260の右下端部260bが、タッチパネル130の右下部130bに設定した閾値の位置を越えるか越えないかで判断し、越えた状態でユーザが指を離した場合は自動的にページめくりが実行される。なお、この第2のスライドタッチ操作については、第1のスライドタッチ操作と同様に、図12、図14に示すフローチャートに示す動作のどちらも適用される。なお、第2のスライドタッチ操作にて、ユーザが指でめくる部分については、右下部に限らず、右上部であってもよい。
<第3のスライドタッチ操作時の動作模式図>
図16は、第3のスライドタッチ操作時の動作模式図である。第3のスライドタッチ操作は、第1のスライドタッチ操作とは異なり、カーテンを平行に開くようにページをめくるような動作である。
図16(a)は、タッチパネル130上に、表示情報270が全面表示されている状態を示している。図16(b)は、表示情報270の右側部270aを、ユーザが指で矢印100A方向にスライドタッチ操作させることにより、表示情報270のページめくりがされている途中であり、表示情報270の下に、次の表示情報271が表示されている状態を示している。図16(c)は、表示情報270のページめくりが完了し、表示情報271が全面表示されている状態を示している。この第3のスライドタッチ操作においても、ユーザがタッチパネル130から指を離し、表示情報270のページめくりが自動的に実行され、次のページの表示情報271が自動的に全面表示される。ページめくりが自動的に実行されるかどうかについては、表示情報270の右端部270bが、タッチパネル
130の中央部130cに設定した閾値の位置を越えるか越えないかで判断し、越えた状態でユーザが指を離した場合は自動的にページめくりが実行される。なお、この第3のスライドタッチ操作については、第1のスライドタッチ操作と同様に、図12、図14に示すフローチャートに示す動作のどちらも適用される。
<第4のスライドタッチ操作時の動作模式図>
図17は、第4のスライドタッチ操作時の動作模式図である。第4のスライドタッチ操作は、第1のスライドタッチ操作とは異なり、真ん中からカーテンを開くようにページをめくるような動作である。
図17(a)は、タッチパネル130上に、表示情報280が全面表示されている状態を示している。図17(b)は、表示情報280の右中央部280aを、ユーザが指で矢印100A方向にスライドタッチ操作させることにより、表示情報280のページめくりがされている途中であり、表示情報280の下に、次の表示情報281が表示されている状態を示している。図17(c)は、表示情報280のページめくりが完了し、表示情報281が全面表示されている状態を示している。この第4のスライドタッチ操作においても、ユーザがタッチパネル130から指を離し、表示情報280のページめくりが自動的に実行され、次のページの表示情報281が自動的に全面表示される。ページめくりが自動的に実行されるかどうかについては、表示情報280の右中央部280bが、タッチパネル130の右側部130dに設定した閾値の位置を越えるか越えないかで判断し、越えた状態でユーザが指を離した場合は自動的にページめくりが実行される。なお、この第4のスライドタッチ操作については、第1のスライドタッチ操作と同様に、図12、図14に示すフローチャートの動作のどちらも適用される。なお、第4のスライドタッチ操作にて、ユーザが指でめくる部分については、真ん中付近に限らず、上端付近あるいは下端付近であってもよい。
<第5のスライドタッチ操作時の動作模式図>
図18は、第5のスライドタッチ操作時の動作模式図である。第5のスライドタッチ操作は、第1のスライドタッチ操作とは異なり、アイコンのページ送りを操作する動作である。
図18(a)は、タッチパネル130上に、移動可能なアイコン表示情報290と固定のアイコン表示情報292とが全面表示されている状態を示している。図18(b)は、アイコン表示情報290の右下部290aを、ユーザが指で矢印100A方向にスライドタッチ操作させることにより、アイコン表示情報290のページ送りがされている途中であり、アイコン表示情報290の右に、次のアイコン表示情報291が表示されている状態を示している。図18(c)は、アイコン表示情報290のページ送りが完了し、アイコン表示情報291と固定のアイコン表示情報292とが全面表示されている状態を示している。この第5のスライドタッチ操作においても、ユーザがタッチパネル130から指を離し、アイコン表示情報290のページ送りが自動的に実行され、次のページのアイコン表示情報291が自動的に全面表示される。ページ送りが自動的に実行されるかどうかについては、アイコン表示情報290の右端部290bが、タッチパネル130の中央部130eに設定した閾値の位置を越えるか越えないかで判断し、越えた状態でユーザが指を離した場合は、自動的にページ送りが実行される。なお、この第5のスライドタッチ操作については、第1のスライドタッチ操作と同様に、図12、図14に示すフローチャートの動作のどちらも適用される。なお、第5のスライドタッチ操作におけるアイコン表示情報290の移動方向は、矢印100A、100Bの横方向に限らず、例えば矢印100C、100Dの縦方向であってもよいし、斜め方向であってもよい。
以上のとおり、本実施形態では、表示情報のスライドタッチ動作を行う際、ユーザに振
動を提示することにより、ユーザはどの位置でタッチパネルから指を離すと自動的にページ送りされるかがわかるので、操作性の向上を図ることができる。
(実施形態2)
表示情報のスライドタッチ操作については、実施の形態1で説明したページ送り、ページめくり動作に限るものではなく、図19に示すようなファイルの操作時にユーザに触覚を提示してもよい。
矢印100Aの方向にスライドタッチ操作を行うことにより、外部通信部36を用いて、表示情報295を電子メール295aにて他のユーザの電子機器に送る際、その表示情報295に対応するデータを送信してもよい場合には触覚を提示する。またはその反対に、送信してはいけない場合には触覚を提示するようにしてもよい。
矢印100Bの方向にスライドタッチ操作を行うことにより、外部通信部36を用いて、表示情報295を電子アルバムなどの共有サーバー295bに送る際、その表示情報295に対応するデータをアップロードしてもよい場合には触覚を提示する。またはその反対に、アップロードしてはいけない場合には触覚を提示するようにしてもよい。
矢印100Cの方向にスライドタッチ操作を行うことにより、表示情報295を電子機器内の表示情報記録部43のお気に入りフォルダーに入れる場合、その表示情報295に対応するデータをお気に入りフォルダー295cに入れることを許可する場合には触覚を提示する。またはその反対に、禁止する場合には触覚を提示するようにしてもよい。
矢印100Dの方向にスライドタッチ操作を行うことにより、表示情報295をゴミ箱295dに入れて削除する際、その表示情報295に対応するデータを削除してもよい場合には触覚を提示する。またはその反対に、削除禁止の場合には触覚を提示するようにしてもよい。なお、表示情報295をゴミ箱295dに入れて削除する場合には、ファイルが消えてしまうという注意をユーザに喚起するためにも、他の3つの操作時とは異なる触覚を提示するようにしてもよい。
なお、上記4方向のスライドタッチ操作については、電子機器の操作方法として、4つすべてのファイル操作が実現できるようにしてもよいし、少なくともその中の一つのファイル操作を実現できるようにしてもよい。
例えば、一つのファイル操作のみ実現する場合、次のような操作も行うことができる。矢印100Aの方向にスライドタッチ操作を行うと、電子メールを送信することができるが、その逆の矢印100Bの方向にスライドタッチ操作を行うと、電子メールを受信することができるようにしてもよい。
矢印100Bの方向にスライドタッチ操作を行うと、共有サーバーにデータをアップロードすることができるが、その逆の矢印100Aの方向にスライドタッチ操作を行うと、共有サーバーからデータをダウンロードすることができるようにしてもよい。
矢印100Cの方向にスライドタッチ操作を行うと、お気に入りフォルダーにデータを入れることができるが、その逆の矢印100Dの方向にスライドタッチ操作を行うと、お気に入りのフォルダーからデータを取り出すことができようにしてもよい。
矢印100Dの方向にスライドタッチ操作を行うと、データをゴミ箱に入れることができるが、その逆の矢印100Cの方向にスライドタッチ操作を行うと、データをゴミ箱から復帰させるようにしてもよい。
矢印100Aから100Dのそれぞれの方向のスライドタッチ操作に応じて表示情報295の位置も移動させることで、ユーザは現在の操作状態を視覚的に確認することが容易となる。また、表示情報295を移動させ、閾値の位置を越えたら自動的にファイルの操作が実行され、越えない場合は操作のキャンセルをするようにすればよい。
なお、表示情報295の位置は固定のままでもよく、この場合はスライドした距離が所定の距離以上となったときにユーザに触覚を提示してもよい。
また、電子機器の操作方法として、図20に示すように、複数の電子機器間のファイルの送受信時に触覚を提示するものでもよい。
具体的には、電子機器300の外部通信部336と、電子機器400の外部通信部436とを無線または有線で接続して、電子機器300から電子機器400にファイルを送信する場合、下記のようなファイル操作に合わせて、触覚を提示することができる。
送信側のユーザが、電子機器300のタッチパネル330上に表示された表示情報350を矢印300A方向にスライドタッチ操作して移動させることにより、表示情報350に対応するデータの送信操作を行うことができる。表示情報350の右端部350bが閾値330aの位置を越えたら、振動を発生させ、その位置で指を離すと自動的に電子機器400に送信される。逆に、閾値330aの位置を越える前に指を離すと振動は発生せず、送信されない。なお、ファイルを送信する場合、特定のファイルを送信する、あるいは特定の電子機器や特定のユーザにファイルを送信する際には、その他の場合と比べて振動のパターンを変えることにより、ユーザは特別な動作を行なっていることを触覚により認識することができる。
また、受信側のユーザが、電子機器400のタッチパネル430を矢印400A方向にスライドタッチ動作させることにより、表示情報350に対応するデータの受信操作を行うことができる。表示情報350の端を引っ張って移動させ、表示情報350の左端部350aが閾値430aの位置を越えたら、振動を発生させ、その位置で指を離すと受信できる。逆に、閾値430aの位置を越える前に指を離すと振動は発生せず、受信できない。なお、ファイルを受信する場合、特定のファイルを受信する、あるいは特定の電子機器や特定のユーザからファイルを受信する際には、その他の場合と比べて振動のパターンを変えることにより、ユーザは特別な動作を行なっていることを触覚により認識することができる。
以上のように、視覚的に表示し、かつ触覚を提示することにより、機器間のファイル送受信操作を、容易に行うことができる。
なお、本実施形態の表示情報については、電子新聞、アイコンに限るものではなく、外部通信部36を用いてインターネットブラウザを使用して表示したWebページ、電子メール、SNS(Social Networking Service)の表示画面、あるいはカメラ15を用いて撮影した撮影画像などでもよい。
表示情報のスライドタッチ操作について、自動的にページ送りされるかどうかの閾値判別については、表示情報のエッジ部の情報を用いたが、例えば、タッチパネルの全面積に占める表示情報の表示面積などで判別してもよい。この場合、表示情報エッジ検出部40は画面上に表示されている表示情報の面積を検出し、表示情報の少なくとも一部の位置の移動によって面積の値が所定の閾値未満になった場合に、図11に示したように振動を発生させる、あるいは図13に示したように振動を停止させてもよい。
また、上述の説明では、ユーザのスライドタッチ操作に応じて表示情報の少なくとも一部の位置を移動させていたが、スライドタッチ操作が所定速度以上のときは、表示情報の移動距離に関係なく、表示情報を別の表示情報に切り替えてもよい。例えば、ページめくりを高速で行なうときは、表示情報の移動距離が少なくてもページ送りを実行することで、ユーザにスムーズなページ送りを提供することができる。また、図19および図20に示した動作においても、スライドタッチ操作が所定速度以上のときは、表示情報の移動距離に関係なく、データの送信または受信を実行してもよい。
表示情報の表示方法については、電子機器の姿勢が縦長の場合の表示方法について説明したが、電子機器の姿勢が横長の場合には、表示情報を90度回転させて表示させるようにしてもよい。また、表示情報を拡大させて表示させる場合にも本発明を適用することが可能である。
触覚を提示する振動の大きさ、周波数については、スライドタッチ操作の方向に応じて変更するようにしてもよい。
なお、上述した電子機器の動作は、ハードウエアによって実現されてもよいしソフトウエアによって実現されてもよい。そのような制御動作を実行させるプログラムは、例えばマイクロコンピュータ20の内蔵メモリやROM38に記憶される。また、そのようなコンピュータプログラムは、それが記録された記録媒体(光ディスク、半導体メモリ等)から電子機器へインストールしてもよいし、インターネット等の電気通信回線を介してダウンロードしてもよい。
本発明は、ユーザのタッチ操作応じて振動を発生させるような電子機器に好適に用いられる。
15 カメラ
20 マイクロコンピュータ
21 圧電素子
22 シム板
31 タッチパネル制御部
32 表示情報制御部
33 振動制御部
36 外部通信部
40 表示情報エッジ検出部
41 閾値設定部
43 表示情報記録部
100、300、400 電子機器
100A、100B、100C、100D 表示情報のスライドタッチ操作方向
105 筐体
110 上部筐体
120 下部筐体
130 タッチパネル
131 タッチパネル制御部
140 第1の振動部
150 第2の振動部
160 表示装置
250、251 第1のスライドタッチ操作時の表示情報
260、261 第2のスライドタッチ操作時の表示情報
270、271 第3のスライドタッチ操作時の表示情報
280、281 第4のスライドタッチ操作時の表示情報
290、291 第5のスライドタッチ操作時のアイコン表示情報

Claims (4)

  1. 表示情報を表示する表示部と、
    前記表示部の表示面側に配置されたタッチパネルと、
    前記表示された表示情報の位置を検出する表示情報位置検出部と、
    前記タッチパネル上でのユーザの操作に基づいて、前記表示情報の動きを制御する表示制御部と、
    前記タッチパネルを振動させる振動部と、
    前記振動部の振動を制御する振動制御部と、
    外部機器との通信を行う通信部と、
    を備えた電子機器であって、
    前記振動制御部は前記ユーザが前記タッチパネル上で前記表示情報の位置を移動させるスライドタッチ操作を行ったとき、前記表示情報位置検出部が検出した前記表示情報の位置に基づいて前記振動部の振動を発生させ、
    前記通信部は前記振動が発生している位置で前記ユーザが前記表示情報の操作を終了したときに、前記表示情報に対応する送受信可能なファイルの前記外部機器から前記電子機器への入力または前記電子機器から前記外部機器への出力を実行し、
    前記通信部は、前記振動が発生していない位置で前記ユーザが前記表示情報の操作を終了したときには、前記表示情報に対応する送受信可能なファイルの前記外部機器から前記電子機器への入力または前記電子機器から前記外部機器への出力を実行しない、電子機器。
  2. 前記振動は、前記ファイルが特定のファイルである場合に発生させる振動、前記特定のファイルでない場合に発生させる振動と異なせる、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記振動は、前記外部機器が特定の外部機器である場合に発生させる振動、前記特定の外部機器でない場合に発生させる振動と異なせる、請求項1に記載の電子機器。
  4. 外部機器との通信を行う操作に応じてタッチパネルを振動させる動作を電子機器に実行させるプログラムであって、
    前記プログラムは、
    前記電子機器に表示された表示情報の位置を検出するステップと、
    前記タッチパネル上でのユーザの操作に基づいて、前記表示情報の動きを制御するステップと、
    前記ユーザが前記タッチパネル上で前記表示情報の位置を移動させるスライドタッチ操作を行ったとき、前記検出した表示情報の位置に基づいて、前記タッチパネルの振動を発生させ、前記振動が発生している位置で前記ユーザが前記表示情報の操作を終了したときに、前記表示情報に対応する送受信可能なファイルの外部機器から前記電子機器への入力または前記電子機器から前記外部機器への出力を行い、前記振動が発生していない位置で前記ユーザが前記表示情報の操作を終了したときには、前記表示情報に対応する送受信可能なファイルの前記外部機器から前記電子機器への入力または前記電子機器から前記外部機器への出力を実行しないステップと、
    を前記電子機器に実行させるプログラム。
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