JP5957739B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本開示は、ユーザによる操作が可能な電子機器に関する。
タッチパネルを備えた電子機器が普及してきている。このような電子機器は、ユーザがタッチパネルを指でなぞることにより操作される。
特許文献1は、現金自動預け払い機等において点字を用いた操作を行うための点字ディスプレイを開示している。特許文献1の点字ディスプレイでは、画面上に多数の発熱体がマトリクス状に設けられており、いくつかの発熱体を発熱させて点字を形作り、ユーザは点字の形に加熱された高温部分に触れることにより点字を読み取ることができる。
特開平5−158607号公報
本開示は、画面上に表示された情報に対応する触感をユーザに提示する電子機器を提供する。
本開示における電子機器は、表示情報を表示する表示部と、ユーザが触れるパネル部材と、表示情報の表示を制御する表示制御部と、パネル部材を冷却または加熱する熱電素子と、表示部に表示された表示情報に応じてパネル部材の温度を制御する温度制御部とを備える。
本開示における電子機器によれば、表示された情報に対応した触感をユーザに提示することができる。
実施の形態における電子機器の全体構成を示す斜視図である。 実施の形態における電子機器の分解斜視図である。 実施の形態における電子機器の断面図である。 実施の形態における熱電素子部と温度検出素子部の配置図である。 実施の形態における電子機器のブロック図である。 実施の形態における第1の振動部の斜視図である。 実施の形態における第2の振動部の斜視図である。 (a)および(b)は実施の形態における第1の振動部の振動パターンの一例を示す概略図である。 (a)は実施の形態における第2の振動部の駆動電圧の一例を示す概略図であり、(b)は実施の形態における第2の振動部の振動パターンの一例を示す概略図であり、(c)は実施の形態における第2の振動部の駆動電圧の一例を示す概略図であり、(d)は実施の形態における第2の振動部の振動パターンの一例を示す概略図である。 実施の形態における電子機器の操作画面表示の一例を示す図である。 (a)から(c)は実施の形態における電子機器の第1のなぞり操作を示す模式図である。 実施の形態における電子機器の第1のなぞり操作時のタイムチャートを示す図である。 実施の形態における電子機器の第1のなぞり操作時の動作を示すフローチャートである。 (a)から(c)は実施の形態における電子機器の第2のなぞり操作を示す模式図である。 実施の形態における電子機器の第2のなぞり操作時のタイムチャートを示す図である。 実施の形態における電子機器の第2のなぞり操作時の動作を示すフローチャートである。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者らは、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態)
<電子機器の全体構成>
図1から図4を用いて電子機器の全体構成を説明する。図1は、本実施の形態における電子機器100の全体構成を示す斜視図である。図2は、本実施の形態における電子機器100の分解斜視図である。図3は、本実施の形態における電子機器100の断面図である。図4は、本実施の形態における電子機器100に配置された熱電素子部190の配置図である。図5は、本実施の形態における電子機器100のブロック図である。
図1から図4に示すように、電子機器100は、表示装置160と、表示装置160の表示面側に配置されて表示装置160を覆うように配置されたタッチパネル130と、タッチパネル130の表面温度を制御する熱電素子部190と、タッチパネル130を振動させる第1の振動部140と、下部筐体120を振動させる第2の振動部150とを備える。
ユーザは、表示装置160に表示された内容に対して、指やペンなどによりタッチパネル130をタッチすることで、電子機器100を操作する。
上部筐体110および下部筐体120は、ねじ等で一体に連結されることにより電子機器100の筐体105を構成する。上部筐体110には表示窓115が形成され、表示窓115を通してタッチパネル130を操作することができる。
タッチパネル130の裏面(表示装置160側の面)には、複数の熱電素子部190(190a〜190e)が取り付けられている。熱電素子部190は例えばペルチェ素子を含む。ペルチェ素子は、2種類の金属の接合部に電流を流すと、一方の金属から他方の金属へ熱が移動するというペルチェ効果を利用した板状の半導体素子である。よって、熱電素子部190に対して所定の一方向に直流電流を流すと、タッチパネル130側の面が吸熱し、ユーザにとって冷却効果のある吸熱用熱電モジュールとなる。一方、反対方向に電流を流すと、タッチパネル130側の面が発熱し、加熱用熱電モジュールとなる。なお、熱電素子部190は、ペルチェ素子に限定されず、他の素子であってもよい。
また、タッチパネル130の裏面には、複数の温度検出部191(191a〜191b)が取り付けられている。温度検出部191は、例えば熱電対またはサーミスタ等を含む。タッチパネル130は熱電素子部190により冷却または加熱され、温度検出部191によりタッチパネル130の表面の温度を測定し、その結果を後述する温度制御部195にフィードバックすることにより、タッチパネル130の表面は、所定の温度に高精度に制御される。
タッチパネル130の裏面には、第1の振動部140が取り付けられており、第1の振動部140を駆動することにより、タッチパネル130を振動させ、ユーザに触覚を与えることができる。
また、このタッチパネル130の振動が上部筐体110に直接伝わらないように、上部筐体110とタッチパネル130表面の間には、クッション材135が設けられている。タッチパネル130の上部筐体110側の面とは反対側の面には、表示装置160が配置され、前述と同様に、タッチパネル130の振動が表示装置160に直接伝わらないように、クッション材165が設けられている。クッション材135、165は、例えば、シリコンゴムやウレタンゴム等の緩衝部材である。
また、表示装置160に表示された画像は、タッチパネル130を介して表示窓115側から目視することができる。
表示装置160は、下部筐体120に固定されたフレーム170に取り付けられ、電子機器100内部に固定される。
下部筐体120には、第2の振動部150が取り付けられている。第2の振動部150を駆動することにより、下部筐体120が振動する。下部筐体120が振動することで、ユーザに触覚を与えることができる。
また、下部筐体120には、回路基板180が取り付けられ、タッチパネル130、表示装置160、第1および第2の振動部140、150が、電気的に接続されている。タッチパネル130、表示装置160、第1および第2の振動部140、150は、回路基板180に設けられたマイクロコンピュータ20によって制御される。
なお、タッチパネル130は、静電式、抵抗膜式、光学式、超音波式、電磁式などのタッチパネルである。タッチパネル130は、ユーザのタッチ位置を検知できるものである。また、タッチパネル130は、その構成上、ガラス板に貼り付けられていることが多く、その場合はガラス板も含めてタッチパネルと定義する。タッチパネル130はタッチパネル制御部31により制御される。マイクロコンピュータ20は、タッチパネル制御部31を介してユーザのタッチ位置の情報を得ることができる。
表示装置160は、液晶方式、有機EL方式、電子ペーパー方式、プラズマ方式などの表示装置である。表示装置160は、表示情報制御部32により制御される。マイクロコンピュータ20は、表示情報制御部32を介して表示装置160に任意の表示をユーザに提示できる。
なお、本実施の形態においては、タッチパネル130と表示装置160とを分離した構成としたが、タッチパネル130と表示装置160とは一体に形成されていてもよい。例えば、タッチパネル機能を液晶パネルの内部に一体化するインセル型タッチパネルや、タッチパネル機能を液晶パネルの表面に一体化するオンセル型タッチパネル等の方式であってもよく、それらの方式を用いることにより、より薄型化・軽量化を図ることができる。
図5に示すように、本実施の形態の電子機器100は、マイクロコンピュータ20と、各種プログラムを格納するROM38と、各種データを記憶するRAM39と、表示装置160と、表示装置160を制御する表示情報制御部32と、タッチパネル130と、タッチパネル130を制御するタッチパネル制御部31と、熱電素子部190と、温度検出部191と、表示情報に応じて熱電素子部190および温度検出部191を制御する温度制御部195と、第1の振動部140と、第2の振動部150と、表示情報に応じて第1の振動部140および第2の振動部150を制御する振動制御部33と、画像を撮影するカメラ15と、カメラ15を制御するカメラ制御部35と、電子機器100の加速度や衝撃を測定する加速度センサ16と、音声を発生するスピーカ部17と、外部との通信を行う外部通信部36と、表示情報を記録する表示情報記録部43と、各種入出力を行う各種I/O部37とを備える。
外部通信部36は、例えばWi−Fi(登録商標)などの無線LANを用い、複数の電子機器間の相互接続性を認証された状態で接続される。電子機器間の接続については、アクセスポイントなど外部通信機器を経由して接続する方法、あるいは外部の通信機器を経由せずに直接接続する方法であるP2P(ワイヤレス・アドホック・ネットワーク)接続などでもよい。
また、表示情報を記録する表示画像記録部43には、表示情報と共に、表示情報が表す物体の触感(温度感覚や手触り等の皮膚感覚)に関連付けされた温度情報および振動パターン情報の少なくとも一方が記録されている。マイクロコンピュータ20は、温度情報および振動パターン情報が保有されているか否かを判別する判別部として機能する。温度情報が保有されている場合、温度制御部195は、温度情報に応じてタッチパネル130の温度を制御する。また、振動パターン情報が保有されている場合、振動制御部33は、振動パターン情報に応じて、第1の振動部140および/または第2の振動部150の振動を制御する。
表示情報と関連付けられた温度情報および振動パターン情報は、外部通信部36により、ユーザが無償あるいは有償で自由にダウンロード可能である。また、温度情報および振動パターン情報は、表示情報に対してユーザが設定した温度および振動パターンを示す情報であってもよい。例えば、ユーザが被写体を撮影したときに、被写体の温度や手触りを表現する情報として、画像情報に対して温度および振動パターンを設定してもよい。
<振動部の構成>
次に、図6および図7を用いて第1および第2の振動部140、150の構成を説明する。図6は、本実施の形態の第1の振動部140の斜視図である。図7は、本実施の形態の第2の振動部150の斜視図である。
図6に示すように、第1の振動部140は、圧電素子21と、シム板22と、ベース23とを備える。シム板22の両側には、圧電素子21が接着されている。圧電素子21は、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛等の圧電セラミックやニオブ酸リチウム等の圧電単結晶である。シム板22の両端がベース23に取り付けられており、いわゆる両持ち構成になっている。ベース23は、タッチパネル130に取り付けられる。圧電素子21は、振動制御部33からの電圧により、伸縮する。例えば、シム板22の両側に貼り付けられた圧電素子21の片方が延びて、片方が縮むように制御することで、シム板22がたわみ、これを連続的に繰り返すことで振動を発生することができる。
シム板22は、例えば、リン青銅等のバネ部材である。シム板22の振動は、ベース23を介して、タッチパネル130を振動させる。タッチパネル130を操作しているユーザは、タッチパネル130をタッチ操作することでタッチパネル130の振動を感知することができる。
ベース23は、例えば、アルミや真鍮等の金属や、PETやPP等のプラスチックである。
振動の周波数、振幅、期間は振動制御部33によって制御される。振動の周波数としては、100〜400Hz程度の周波数が望ましい。
なお、本実施の形態では、圧電素子21をシム板22に貼り付けているが、圧電素子21をタッチパネル130に直接貼り付けてもよい。また、表示装置160、筐体110など、電子機器100を構成するいずれかの部材に圧電素子21を直接貼り付けてもよい。また、スパッタリング等の方法によりタッチパネル130に薄膜の透明圧電部材を形成して第1の振動部140として用いてもよい。また、タッチパネル130の上にカバー部材等がある場合は、圧電素子21をカバー部材に貼り付けてもよい。
また、本実施の形態では、シム板22の両端がベース23に支持される両持ち構成としているが、シム板22の片側だけをベース23で支持する片持ち構成としてもよい。
図7に示すように、第2の振動部150は、DCモータ151と、偏心錘152と、支持部153とを備えている。DCモータ151は、支持部153に取り付けられ、支持部153は下部筐体120に取り付けられている。
偏心錘152は、DCモータ151の回転軸154の先端に取り付けられている。DCモータ151に対して駆動電圧が印加されると、回転軸154に取り付けられた偏心錘152が回転する。この偏心錘152の回転運動により振動を発生することができる。
DCモータ151の振動は、支持部153を介して、下部筐体120を振動させる。電子機器100を操作しているユーザは、例えば、ユーザが電子機器100を片方の手で保持している場合に、電子機器100の筐体105の振動を感知することができる。
支持部153は、例えば、PETやPP等のプラスチックや、シリコンゴムやウレタンゴム等の緩衝部材である。
<振動パターンの説明>
図8は、第1の振動部140の振動パターンの一例を示す概略図である。
マイクロコンピュータ20の命令により、振動制御部33が、第1の振動部140へ電圧を印加し、図8(a)の振幅でタッチパネル130を振動させることで、ユーザに振動A1を与える。振動A1を与えるための電圧は正弦波で、例えば、150Hz、70Vrms、2周期である。このときのタッチパネル130上の振幅は、約5μmである。また、振動制御部33が、第1の振動部140へ電圧を印加し、図8(b)の振幅でタッチパネル130を振動させることで、ユーザに振動A2を与える。振動A2を与えるための電圧は正弦波で、例えば、300Hz、100Vrms、4周期である。このときのタッチパネル130上の振幅は、約15μmである。なお、周波数、電圧、周期数に関しては一例であり、矩形波、のこぎり波などの別の波形や、間欠的な波形や、連続的に周波数や振幅が変化する波形などでもよい。なお、タッチパネル130上の振幅が約5〜50μmとなるように周波数および電圧を設定すると、人間の指に心地良い触覚(振動)を提示することができる。
図9は、第2の振動部150の振動パターンの一例を示す概略図である。
マイクロコンピュータ20の命令により、振動制御部33は、第2の振動部150へ図9(a)に示すような電圧V1を印加する。これにより、DCモータ151が回転する。回転を停止させる時は、電圧V1を反転させた電圧を印加することで、回転にブレーキをかけるように駆動することができる。図7に示す偏心錘152が回転軸154を中心に回転することで、振動が発生し、図9(b)に示すような振動B1をユーザに与える。
また、振動制御部33が、第2の振動部150へ図9(c)に示すような、電圧V1より大きな電圧V2を印加する。これにより、DCモータ151が回転する。回転を停止させる時は、電圧V2を反転させた電圧を印加することで、回転にブレーキをかけるように駆動することができる。図7に示す偏心錘152が回転軸154を中心に回転することで、振動が発生し、図9(d)に示すような振動B2をユーザに与える。振動B2のときは振動B1のときと比べてDCモータ151の回転数が高いので、振動B2は振動B1よりも周波数の高い振動をユーザに与える。
なお、DCモータ151への印加電圧波形に関しては一例で、正弦波、のこぎり波などの別の波形や、間欠的な波形や、連続的に周波数や振幅が変化する波形などでもよい。
また、圧電素子21を備える第1の振動部140では、圧電素子に印加する電圧の値を変化させることにより、振動の振幅を変化させることは容易である。また、圧電素子に印加する電圧の周波数を変化させることにより、振動の周波数を変化させることも容易である。このため、圧電素子21を備える第1の振動部140は、様々なパターンの振動を発生させることが可能であり、タッチパネル上に表示された情報に連動した種々の触感をユーザに提供することができる。
<なぞり操作の説明>
ユーザが電子機器100を操作する際のなぞり操作について、図10を用いて説明する。表示装置160は表示情報が表す物体を表示する。例えば、表示情報は、撮影された被写体の画像情報や、コンピュータグラフィックスの画像情報である。
図10は、電子機器100の操作画面表示の一例で、グラスなどのように、表示画像の表面の温度を直感的に連想できるものを表示している。なお、ユーザのタッチパネル上での操作については、指で操作するとして以下の説明を行うが、入力手段は指のみでなくペンなどの別の部材であってもよい。タッチパネル130を指で操作する方法は、画面を指で「コン」と一回叩く操作、画面を指で「コン、コン」と2回叩く操作、画面上で指をはじくようにして動かす動作、画面から指を離さずに動かす動作、開いている2本の指を閉じ合わせる動作、2本の指を開く動作などに大別される。ここで、ユーザの指で、表示画面上に表示した物体の実物の触感を仮想的に感じる操作をする際には、上記の操作方法のうち、画面から指を離さずに動かす動作が向いているので、本実施の形態においては、この動作の特徴が活かせるような処理を行う。なお、この画面から指を離さずに動かす動作については、今後、なぞり操作と呼ぶ。
ユーザのなぞり操作は、タッチパネル130に指でタッチ入力した後、指をタッチパネル130上で上下左右方向に素早く滑らせて、任意の場所で指をタッチパネル130から離す操作である。例えば、なぞり操作は、図10に示すように、表示装置160に表示されたグラスの画像240の表面状態を確かめる場合に用いる。表示装置160には、グラスの画像240とその名前を示す文字情報241とが表示されている。ここで、ユーザが指でなぞり操作する方向について、次のように定義する。タッチパネル130に対し、右から左に操作する方向を100A、左から右に操作する方向を100B、下から上に操作する方向を100C、上から下に操作する方向を100Dとする。
<第1のなぞり操作時の触感の提示例>
次に、図11、図12を用いて、本実施の形態の第1のなぞり操作時にユーザに触感を提示する動作を説明する。
温度制御部195は、表示情報が表す物体の温度をユーザに疑似体験させる温度にタッチパネル130の温度を設定する。例えば、写真画像の被写体やコンピュータグラフィックで表された物体の温度をユーザに疑似体験させる。図11および図12に示す例では、氷の入ったグラスが表示部160に表示されており、現実に存在する氷の入ったグラスに触れたときの「冷たい!」という温度感覚をユーザに疑似体験させる。
図11は、タッチパネル130のなぞり操作を示す模式図である。図12は、なぞり操作時のタイムチャートであり、上から順に、画像表示、タッチ入力、なぞり操作距離、冷却温度制御、第2の振動部制御を示している。
図11(a)は、グラスの画像240が表示画面の上側に表示されている状態を示している。図11(b)は、ユーザが、グラスの画像240の上に指を置いたときの様子を示している。図11(c)は、ユーザが、グラスの画像240の上を矢印100Bの方向になぞり操作を行うことにより、表示されたグラスの触感を確かめている状態を示している。
図12において、画像表示のタイミングチャート300は、グラスの画像240が表示された時をON、表示されていない時をOFFと示している。タッチ入力の動作タイミングチャート301は、ユーザがタッチパネル130を触った時をON、触っていない時をOFFと示している。タッチ位置移動距離の動作タイミングチャート302では、図11(b)に示すように、ユーザがタッチパネル130を最初に触った場所を基点(0)として、矢印100Bの方向に動いた距離をXとし、ユーザがタッチパネル130から指を離した位置をX1として示している。冷却温度制御の動作タイミングチャート303は、初期の温度状態が0であり、熱電素子部190により冷却され、所定の温度になった状態がT1であることを示している。第2の振動部制御の動作タイミングチャート304は、第2の振動部150が振動して電子機器100が振動しているかどうかを示している。
図12に示すなぞり操作時の触感の提示では、ユーザがタッチパネル130を指でタッチしたときに、以下のような動作を行う。
時間310において、グラスの画像240が表示されると共に、冷却温度制御が開始される。時間311において、ユーザはタッチパネル130を触る。時間312までは、ユーザが、タッチパネル130のグラスの画像240の上の位置に指を置いたままである。その状態にて、タッチパネル130の温度が冷却され、グラスの画像240に関連付けされた所定の温度(目標温度)T1に達した時間312にて、第2の振動部150が振動して電子機器100に振動242が発生し、温度T1に達したことをユーザに伝える。これにより現実に存在する氷の入ったグラスに触れたときの「冷たい!」という温度感覚をユーザに疑似体験させることができる。なお、グラスの画像240に関連付けられた所定の温度T1とは、例えば5℃程度にすればよい。温度T1は、表示された物体の実物の温度と一致していてもよいし一致していなくてもよい。実物の温度と一致していなくても、温度感覚をユーザに疑似体験させることは可能である。温度T1に達したことをユーザに伝えた後、第2の振動部150の振動が停止し、冷却温度制御により、一定の温度T1に保たれる。
ここで、タッチパネル130上の温度がT1になった時点で、第2の振動部150を振動させる役目としては、以下の通りである。一般的に、熱電素子部190の温度変化のレスポンスは悪く、タッチパネル130に表示されたグラスの画像240に関連付けされた温度T1に到達するまでは時間がかかる。よって、グラスの画像240の基になる実物のグラスの温度感覚を疑似体験させる温度T1に達しているかどうかは、ユーザにはわからないので、温度T1に到達したら第2の振動部150を振動させることにより、新たな表示をすることなく、温度T1に達したことをユーザに容易に知らせることができる。よって、冷却温度制御のレスポンスの遅れを、振動部によりお知らせすることにより、ユーザの使い勝手を良くすることができる。
次に、時間313までユーザが矢印100Bの方向に指でなぞり操作を行った後で、タッチパネル130から指を離す。時間314にて、グラスの画像240の表示が終了すると、冷却温度制御が停止し、時間315にて初期の温度に戻る。
なお、本実施の形態においては、タッチパネル130の温度がT1となった時、第2の振動部150を振動させたが、第1の振動部140を振動させてもよい。
上述したように、目標温度への到達前と到達時とで、タッチパネル130の振動を異ならせることにより、目標温度に達したことをユーザに容易に知らせることができる。また、タッチパネル130の振動を異ならせる方法としては、振動が無い状態と振動が有る状態との間で変化させることであってもよいし、ある振動から別の振動へ変化させることであってもよい。例えば、ある振動の状態から、周波数および振幅を変更してもよいし、振動を発生させる周期を変更してもよい。
<第1のなぞり操作時の処理の流れの説明>
図13は、本実施の形態における第1のなぞり操作時の処理を示すフローチャートである。なお、ステップはSと略する。
入力動作がスタートした後、S1にて、図11(a)にて示すように、グラスの画像240が表示される。S2で熱電素子部190の電源が入れられる。S3では、グラスの画像240に関連付けられた温度情報に基づいて、温度制御部195により、所定の温度T1まで冷却制御される。なお、グラスが画面上側に表示されている場合は、図4に示す熱電素子部190のうち190a、190b、190cと、温度検出部191のうち191aが用いられる。その理由としては、グラスの画像240は、タッチパネル130の上側にて表示されているため、その近くに配置された熱電素子部190と温度検出部191を用いることにより、冷却制御の効率化と、低消費電力化を図るためである。なお、ユーザの操作等によりグラスの表示位置が画面下側に移動した場合は、温度制御部195は、熱電素子部190d、190e、190fと、温度検出部191bを用いてタッチパネル130の温度制御を行なう。グラスの表示位置の移動に応じて、タッチパネル130の温度制御を行なう位置を変化させることにより、表示状態に連動したよりリアルな触感をユーザに提示することができる。
S4でタッチパネル制御部31からの情報に基づいて、タッチパネル130へのユーザのタッチ入力の有無が、マイクロコンピュータ20により判断される。タッチされていない場合には、再度タッチが行われるまで待機する。S5で、温度制御部195により、グラスの画像240に関連付けられた温度情報に基づいて、所定の温度T1まで冷却されたかどうかが判断される。所定の温度T1に達していない場合には、所定の温度T1に達するまで冷却する。S5にて、所定の温度T1に達したと判断された場合には、処理は次のS6に進む。S6では、振動制御部33が第2の振動部150を制御することで、ユーザに振動B1が与えられる。ユーザは、振動B1を感じることにより、グラスの画像240の基になる実物のグラスの温度感覚を疑似体験させる温度に、タッチパネル130の温度が冷却されたことを認識することができる。S7では、タッチパネル制御部31からの情報に基づいて、タッチパネル130上で指の移動が有るか、無いかがマイクロコンピュータ20により判断される。マイクロコンピュータ20がタッチパネル130上での指の移動が無いと判断した場合は、指の移動があるまで待機する。次にS8では、図11(c)に示すように、ユーザが矢印100Bの方向にグラスの画像240上をなぞり操作した場合、振動制御部33は第2の振動部150の振動を停止する。S9にて、なぞり操作が継続している場合は、温度制御部195は冷却制御を維持する。逆に、なぞり操作が終了し、S10にて、タッチ入力が無く、グラスの画像240の表示がなくなったと判断した場合には、S11にて、温度制御部195は、冷却制御を停止する。
このように本実施の形態では、表示画像のなぞり操作を行う際、表示画像に関連付けられた温度情報に基づき、タッチパネルの温度を制御することにより、ユーザは、表示画像が示す実物に、実際に触っているかのような触感を得ることができる。そのため、操作性に優れた電子機器を提供することができる。さらには、表示画像に関連付けられた所定の温度に達すると、振動によりお知らせするので、設定された温度になっているかどうかの判断を行うことができる。つまり、ユーザの日常生活において、表示画像の基になる実物を触っている時の温度感覚と、実際にタッチパネルを触った時の温度感覚とに大きな差がないので、違和感が少ないという効果がある。
なお、第1のなぞり操作時の表示画像については、グラスの画像について説明したが、それに限定されるものではなく、例えば、表示画像が示す実物が温かいものであり、冷却制御をする代わりに加熱制御をするものであってもよい。
<第2のなぞり操作時の触感の提示例>
次に、図14、図15を用いて、本実施の形態の第2のなぞり操作時にユーザに触感を提示する動作を説明する。
図14は、タッチパネル130のなぞり操作を示す模式図である。図15は、なぞり操作時のタイムチャートであり、上から順に、画像表示、タッチ入力、なぞり操作距離、加熱温度制御、第2の振動部制御、第1の振動部制御を示している。
図14(a)は、コーヒーカップの画像250が表示画面の上側に表示されている状態を示している。図14(b)は、ユーザが、コーヒーカップの画像250の上に指を置いたときの様子を示している。図14(c)は、ユーザが、コーヒーカップの画像250の上を矢印100Bの方向になぞり操作を行うことにより、表示されたコーヒーカップの触感を確かめている状態を示している。
図15において、画像表示のタイミングチャート400は、コーヒーカップの画像250が表示された時をON、表示されていない時をOFFと示している。タッチ入力の動作タイミングチャート401は、ユーザがタッチパネル130を触った時をON、触っていない時をOFFと示している。タッチ位置移動距離の動作タイミングチャート402では、図14(b)に示すように、ユーザがタッチパネル130を最初に触った場所を基点(0)として、矢印100Bの方向に動いた距離をXとし、ユーザがタッチパネル130から指を離した位置をX2として示している。加熱温度制御の動作タイミングチャート403は、初期の温度状態が0であり、熱電素子部190により加熱され、所定の温度になった状態がT2であることを示している。第2の振動部制御の動作タイミングチャート404は、第2の振動部150が振動して電子機器100が振動しているかどうかを示している。第1の振動制御の動作タイミングチャート405は、第1の振動部140が振動してタッチパネル130が振動しているかどうかを示している。
図15に示すなぞり操作時の触感の提示では、ユーザがタッチパネル130を指でタッチしたときに、以下のような動作を行う。
時間410において、コーヒーカップの画像250が表示されると共に、加熱温度制御が開始される。時間411において、ユーザはタッチパネル130を触る。時間412までは、ユーザが、タッチパネル130のコーヒーカップの画像250の上の位置に指を置いたままである。その状態にて、タッチパネル130の温度が加熱され、コーヒーカップの画像250に関連付けされた所定の温度T2に達した時間412にて、第2の振動部150が振動して電子機器100に振動252が発生し、温度T2に達したことをユーザの指に伝える。これにより現実に存在するコーヒーカップに触れたときの「熱い!」という温度感覚をユーザに疑似体験させることができる。なお、コーヒーカップの画像250に関連付けられた所定の温度T2とは、例えば35℃程度にすればよい。その後、時間413において、第2の振動部150の振動が停止し、加熱温度制御により、一定の温度T2に保たれる。
ここで、タッチパネル130上の温度がT2になった時点で、第2の振動部150を振動させる役目としては、以下の通りである。一般的に、熱電素子部190の温度変化のレスポンスは悪く、タッチパネル130に表示されたコーヒーカップの画像250に関連付けされた温度T2に到達するまでは時間がかかる。よって、コーヒーカップの画像250の基になる実物のコーヒーカップの温度感覚を疑似体験させる温度T2に達しているかどうかは、ユーザにわからないので、温度T2に到達したら第2の振動部150を振動させることにより、新たな表示をすることなく、温度T2に到達したことをユーザに容易に知らせることができる。よって、加熱温度制御のレスポンスの遅れを、振動部によりお知らせすることにより、ユーザの使い勝手を良くすることができる。
次に、時間413から時間414までユーザが矢印100Bの方向に指でなぞり操作を行った場合、第1の振動部140が振動してタッチパネル130が振動し、ユーザの指に伝える。振動制御部33が第1の振動部140を制御することで、ユーザに振動A1を与え、コーヒーカップの画像250の実物の手触りと関連付けされた振動パターン253を振動させる。この振動パターン253は、例えば、周波数が300Hz程度の正弦波であり、実際のコーヒーカップの表面形状のでこぼこ感(凹凸感)に合わせて、振幅を決めている。また、ユーザの指のなぞり操作の速度が速い場合には、比較的周波数を高くし、なぞり操作の速度が遅い場合には、比較的周波数を低くしてもよい。
時間414までユーザがなぞり操作を行った後で、タッチパネル130から指を離すと振動も停止する。時間415にて、コーヒーカップの画像250の表示が終了すると、加熱温度制御が停止し、時間416にて初期の温度に戻る。
なお、本実施の形態においては、タッチパネル130の温度がT2となった時、第2の振動部150を振動させたが、第1の振動部140を振動させてもよい。
<第2のなぞり操作時の処理の流れの説明>
図16は、本実施の形態における第2のなぞり操作時の処理を示すフローチャートである。なお、ステップはSと略する。
入力動作がスタートした後、S21にて、図14(a)にて示すように、コーヒーカップの画像250が表示される。S22で熱電素子部190の電源が入れられる。S23では、コーヒーカップの画像250に関連付けられた温度情報に基づいて、温度制御部195により、所定の温度T2まで加熱制御される。なお、コーヒーカップが画面上側に表示されている場合には、図4に示す熱電素子部190のうち190a、190b、190cと、温度検出部191のうち191aが用いられる。その理由としては、コーヒーカップの画像250は、タッチパネル130の上側にて表示されている場合、その近くに配置された熱電素子部190と温度検出部191を用いることにより、加熱制御の効率化と、低消費電力化を図るためである。なお、ユーザの操作等によりコーヒーカップの表示位置が画面下側に移動した場合は、温度制御部195は、熱電素子部190d、190e、190fと、温度検出部191bを用いてタッチパネル130の温度制御を行なってもよい。
S24でタッチパネル制御部31からの情報に基づいて、タッチパネル130へのユーザのタッチ入力の有無が、マイクロコンピュータ20により判断される。タッチされていない場合には、再度タッチが行われるまで待機する。S25で、温度制御部195により、コーヒーカップの画像250に関連付けられた温度情報に基づいて、所定の温度T2まで加熱されたかどうかが判断される。所定の温度T2に達していない場合には、所定の温度T2に達するまで加熱する。S25にて、所定の温度T2に達したと判断された場合には、処理は次のS26に進む。S26では、振動制御部33が第2の振動部150を制御することで、ユーザに振動B1が与えられる。ユーザは、振動B1を感じることにより、コーヒーカップの画像250の基になる実物のコーヒーカップの温度感覚を疑似体験させる温度に、タッチパネル130の温度が加熱されたことを認識することができる。S27では、タッチパネル制御部31からの情報に基づいて、タッチパネル130上で指の移動が有るか無いかがマイクロコンピュータ20により判断される。マイクロコンピュータ20がタッチパネル130上での指の移動が無いと判断した場合は、指の移動があるまで待機する。次に、S28では、図14(c)に示すように、ユーザが矢印100Bの方向にコーヒーカップの画像250上をなぞり操作した場合、振動制御部33は第2の振動部150の振動を停止する。引き続きS29において、第1の振動部140が振動してタッチパネル130が振動し、ユーザの指に伝える。振動制御部33がこの第1の振動部140を制御することで、ユーザに振動A1を与え、コーヒーカップの画像250の手触りと関連付けされた振動パターン253を振動させる。次に、S30にて、なぞり操作が継続している場合は、温度制御部195は加熱制御を維持し、振動制御部33が第1の振動部140の制御を維持する。逆に、なぞり操作が終了した場合には、S31にて、第1の振動部140の制御を停止する。次に、S32にて、タッチ入力が無く、コーヒーカップの画像250の表示がなくなったと判断した場合には、S33にて、温度制御部195は、加熱制御を停止する。
このように本実施の形態では、表示画像のなぞり操作を行う際、表示画像に関連付けられた温度情報に基づき、タッチパネルの温度を制御することにより、ユーザは、表示画像が示す実物に、実際に触っているかのような触感を得ることができる。さらには、なぞり操作時に、表示画像が示す実物の手触りに合わせて、タッチパネルを振動させることにより、ユーザは、実物に実際に触っているかのような触感をよりリアルに感じながら操作することができる。そのため、操作性に優れた電子機器を提供することができる。
なお、第2のなぞり操作時の表示画像については、コーヒーカップの画像について説明したが、それに限定されるものではなく、例えば、表示画像が示す実物が冷たいものであり、加熱制御をする代わりに、冷却制御をするものであってもよい。
また、表示された物体の複数の位置に互いに異なる温度が設定されている場合、温度制御部195は、その物体の複数の位置に対応するタッチパネル130の複数の位置の温度が互いに異なる温度になるように制御してもよい。例えば、コーヒーカップの上側が熱く下側が冷たい場合、タッチパネル130の上側は加熱を行い、タッチパネル130の下側は冷却を行ってもよい。
また、設定温度が互いに異なる複数の物体が同時に表示装置160に表示された場合、温度制御部195は、それら複数の物体に対応するタッチパネル130の複数の位置の温度が互いに異なる温度になるように制御してもよい。例えば、画面の上側に氷の入ったグラスが表示され、画面の下側にコーヒーカップが表示されている場合、タッチパネル130の上側は冷却を行い、タッチパネル130の下側は加熱を行ってもよい。
以上のように、本実施の形態の電子機器100は、表示情報を表示する表示装置160と、ユーザが触れるタッチパネル130と、表示情報の表示を制御する表示情報制御部32と、タッチパネル130を冷却または加熱する熱電素子部190と、表示装置160に表示された表示情報に応じてタッチパネルの温度を制御する温度制御部195とを備える。これにより、表示された情報に対応した触感を温度で表現してユーザに提示することができる。
また、表示情報のなぞり操作を行う際、表示画像に関連付けられた温度情報および/または振動パターン情報に基づき、ユーザの指に温度感覚および/または手触りを伝えることができる。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術はこれらに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態も可能である。
以下、他の実施の形態を例示する。
上述の実施の形態の説明では、表示情報としてグラスおよびコーヒーカップなどの画像情報を例示したが、表示情報はこれらに限定されない。例えば、表示情報は、外部通信部36を介してインターネットブラウザを使用して表示したWebページ、電子メール、SNS(Social Networking Service)の画像情報であってもよい。また、表示情報は、カメラ15を用いて撮影した画像情報であってもよい。
また、表示情報は、Webショッピングやメーカーのホームページの画像情報であってもよく、この場合は商品の触感をユーザに疑似体験させることができる。
また、電子機器は、スマートフォン、タブレット型情報端末機器、携帯電話、PDA、ゲーム機、カーナビゲーション、パソコン、テレビなどであってもよい。また、電子機器は、電子黒板やテーブル型のタッチパネル装置などであってもよい。
また、操作デバイスとしてタッチパネル130を例示したが、操作デバイスはこれに限定されない。例えば、マウスのようなポインティングデバイスでもよい。この場合、ポインティングデバイスの温度および振動を制御してもよい。
また、熱電素子は、画面上に設けられていてもよい。例えば、各画素に熱電素子が設けられていてもよいし、いくつかの画素を1つのグループとして、グループ毎に熱電素子が設けられていてもよい。
また、温度や振動以外にも、例えば、静電気による摩擦の変化や、電流による皮膚の刺激、液体による画面形状の変化など、他の方法で触感を提示してもよい。また、触感の提示だけでなく、画面表示、音、光などを適宜組み合わせてもよい。
なお、上述した電子機器の動作は、ハードウエアによって実現されてもよいしソフトウエアによって実現されてもよい。そのような動作を実行させるコンピュータプログラムは、例えばマイクロコンピュータ20の内蔵メモリーやROM38に記憶される。また、そのようなコンピュータプログラムは、それが記録された記録媒体(光ディスク、半導体メモリー等)から電子機器へインストールしてもよいし、インターネット等の電気通信回線を介してダウンロードしてもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、例えばユーザによる操作が可能な電子機器に適用可能である。
15 カメラ
20 マイクロコンピュータ
21 圧電素子
22 シム板
31 タッチパネル制御部
32 表示情報制御部
33 振動制御部
36 外部通信部
43 表示情報記録部
100 電子機器
100A、100B、100C、100D なぞり操作方向
105 筐体
110 上部筐体
120 下部筐体
130 タッチパネル
140 第1の振動部
150 第2の振動部
160 表示装置
190 熱電素子部
191 温度検出部
195 温度制御部
240 第1の表示画像(グラス)
250 第2の表示画像(コーヒーカップ)
253 第2の表示画像の振動パターン

Claims (10)

  1. 表示情報を表示する表示部と、
    ユーザが触れるパネル部材と、
    前記表示情報の表示を制御する表示制御部と、
    前記パネル部材を冷却または加熱する熱電素子と、
    前記表示部に表示された表示情報に応じて前記パネル部材の温度を制御する温度制御部と、
    前記パネル部材を振動させる振動部と、
    前記振動部の振動パターンを制御する振動制御部と、
    を備え、
    前記振動制御部は、前記表示部に表示された表示情報に応じて前記振動部の振動パターンを制御し、
    前記振動制御部は、前記パネル部材の温度が目標温度に達したときに前記振動部の振動を変化させる、電子機器。
  2. 前記表示情報に対応付けられた温度情報の有無を判別する判別部をさらに備え、
    前記温度情報が有る場合、前記温度制御部は、前記温度情報に応じて前記パネル部材の温度を制御する、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記温度情報は、前記表示情報に対してユーザが設定した温度を示す、請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記温度制御部は、前記表示情報が表す物体の温度を前記ユーザに疑似体験させる温度に前記パネル部材の温度を設定する、請求項1から3のいずれかに記載の電子機器。
  5. 前記表示情報は撮影された被写体の画像を表し、
    前記温度制御部は、前記被写体の温度を前記ユーザに疑似体験させる温度に前記パネル部材の温度を設定する、請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記表示情報の表示位置が移動した場合、前記温度制御部は、前記表示位置の移動に応じて、温度制御を行う前記パネル部材の位置を変化させる、請求項1から5のいずれかに記載の電子機器。
  7. 前記表示情報が表す物体の複数の位置に互いに異なる温度が設定されている場合、前記温度制御部は、前記物体の複数の位置に対応する前記パネル部材の複数の位置の温度を互いに異なる温度に設定する、請求項1から6のいずれかに記載の電子機器。
  8. 設定温度が互いに異なる複数の物体が同時に前記表示部に表示された場合、前記温度制御部は、前記複数の物体に対応する前記パネル部材の複数の位置の温度を互いに異なる温度に設定する、請求項1から7のいずれかに記載の電子機器。
  9. 前記表示情報に対応付けられた振動パターン情報の有無を判別する判別部をさらに備え、
    前記振動パターン情報が有る場合、前記振動制御部は、前記振動パターン情報に応じて前記振動部の振動パターンを制御する、請求項に記載の電子機器。
  10. 表示情報に応じた温度制御を電子機器に実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記プログラムは、
    前記表示情報の表示を制御するステップと、
    ユーザが触れるパネル部材を冷却または加熱するステップと、
    前記表示情報に応じて前記パネル部材の温度を制御するステップと、
    前記表示情報に応じて前記パネル部材の振動を制御するステップと、
    前記パネル部材の温度が目標温度に達したときに前記パネル部材の振動を変化させるステップと、
    を前記電子機器に実行させるコンピュータプログラム。
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