JP5834073B2 - 摺接部材 - Google Patents

摺接部材 Download PDF

Info

Publication number
JP5834073B2
JP5834073B2 JP2013516097A JP2013516097A JP5834073B2 JP 5834073 B2 JP5834073 B2 JP 5834073B2 JP 2013516097 A JP2013516097 A JP 2013516097A JP 2013516097 A JP2013516097 A JP 2013516097A JP 5834073 B2 JP5834073 B2 JP 5834073B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base fabric
brush
reinforcing layer
yarn
contact member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013516097A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2012160639A1 (ja
Inventor
大原 康之
康之 大原
禎浩 安藤
禎浩 安藤
真 河上
真 河上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsuchiya TSCO Co Ltd
Original Assignee
Tsuchiya TSCO Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsuchiya TSCO Co Ltd filed Critical Tsuchiya TSCO Co Ltd
Publication of JPWO2012160639A1 publication Critical patent/JPWO2012160639A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5834073B2 publication Critical patent/JP5834073B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L9/00Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
    • A47L9/02Nozzles
    • A47L9/06Nozzles with fixed, e.g. adjustably fixed brushes or the like
    • A47L9/0606Nozzles with fixed, e.g. adjustably fixed brushes or the like rigidly anchored brushes, combs, lips or pads
    • A47L9/0613Nozzles with fixed, e.g. adjustably fixed brushes or the like rigidly anchored brushes, combs, lips or pads with means specially adapted for picking up threads, hair or the like, e.g. brushes, combs, lint pickers or bristles pads
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B3/00Brushes characterised by the way in which the bristles are fixed or joined in or on the brush body or carrier
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B3/00Brushes characterised by the way in which the bristles are fixed or joined in or on the brush body or carrier
    • A46B3/16Brushes characterised by the way in which the bristles are fixed or joined in or on the brush body or carrier by wires or other anchoring means, specially for U-shaped bristle tufts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B3/00Brushes characterised by the way in which the bristles are fixed or joined in or on the brush body or carrier
    • A46B3/005Bristle carriers and bristles moulded as a unit

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
  • Brushes (AREA)
  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Description

本発明は、対象物に対しスライド移動させて使用される摺接部材に関する。
一般に、電気掃除機用の吸い込み具において、集塵のための開口部付近にはブラシが取着されている。ブラシは、通常、基布上に多数のパイル糸が起毛したベロア材によって形成されている。ブラシは、両面テープを用いて、吸い込み具に貼り付けられている。しかしながら、上記の構成によれば、ブラシの貼り付けに時間がかかる上に、ブラシが所定の位置からずれて貼り付けられた場合、ブラシの貼り直しが困難になるとの問題がある。こうした問題を発生させないため、例えば、ブラシ板を吸い込み具に対して着脱自在にした構成が知られている(例えば、特許文献1)。この構成によれば、吸い込み具に設けられた穴に、樹脂板にブラシ毛を貼り付けたブラシ板が差し込まれている。
実開昭62−86152号公報
ところで、上述したブラシでは、通常、パイル糸のほつれを抑制するべく、ベロア材の裏面、即ち、基布のパイル糸とは反対側の面に、水溶性のエマルジョンが塗布されている。この場合、特許文献1に示されたように、吸い込み具の差込穴にブラシ板をそのまま差し込んで取着すると、基布が軟らかすぎるため、使用時に、吸い込み具から脱落してしまう。このため、接着剤を用いてベロア材の裏面に硬質の樹脂板を貼り合わせ、所望の形状に抜き加工したブラシの使用が考えられる。しかしながら、この場合、ブラシの製造工程が増えるため、製造効率が低下してしまう。
本発明の目的は、剛性を確保しつつ、効率良く製造することが可能な摺接部材を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第一の態様によれば、対象物に対しスライド移動させて使用される摺接部材が提供される。摺接部材は、前記対象物に摺接するパイル糸を、タテ糸とヨコ糸とを織ってなる基布上に起毛したベロア材と、前記基布の前記パイル糸とは反対側の面で当該基布を補強する補強層とを備えている。前記基布を構成する前記タテ糸及び前記ヨコ糸の両方が熱可塑性の樹脂材料からなるモノフィラメントによって構成されている。当該基布は、前記補強層に直接に溶着された状態で当該補強層と一体に形成されている。
上記構成によれば、補強層と、タテ糸及びヨコ糸は、いずれも熱可塑性樹脂材料を含む材料によって形成されている。このため、熱を付与することで、タテ糸、ヨコ糸、及び補強層に含まれる熱可塑性樹脂材料が溶けて混じり合う。このため、タテ糸及びヨコ糸に補強層を容易に、且つ強固に溶着することができる。よって、剛性を確保しつつ、効率良く製造することが可能となる。
前記基布を構成する前記タテ糸及び前記ヨコ糸と、前記補強層とが同じ熱可塑性樹脂材料を含む材料により構成されている。
「同じ」とは、同じ種類の熱可塑性樹脂材料を指す。つまり、摺接部材が対象物に対して摺接しながら移動する場合であっても剥がれずに溶着し続ける熱可塑性樹脂材料の関係を意味する。
上記の摺接部材において、前記タテ糸及び前記ヨコ糸のうちの少なくとも長い方は、モノフィラメントによって構成されていることが好ましい。
上記構成によれば、タテ糸及びヨコ糸のうち、長い方をマルチフィラメントによって構成するとともに短い方をモノフィラメントによって構成する場合に比べて、糸のほつれを低減することができる。
上記の摺接部材において、パイル糸は、ポリアミドを含む材料によって形成され、基布及び補強層は、ポリプロピレンを含む材料によって形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、パイル糸は、耐摩耗性に優れたポリアミドを含む材料によって形成されている。このため、対象物に摺接するパイル糸の耐久性が向上する。また、基布及び補強層は、ポリアミドよりも融点の低いポリプロピレンを含む材料によって形成されている。このため、基布及び補強層がポリアミドを含む材料によって形成される場合に比べて、基布及び補強層を容易に溶着することができる。
上記の摺接部材において、摺接部材が電気掃除機用の吸い込み具に取り付けられることが好ましい。
上記構成によれば、電気掃除機の使用時に、吸い込み具を被清掃面に対して円滑にスライド移動させることができる。
本発明のブラシが電気掃除機用の吸い込み具に取り付けられた状態を示す底面図。 ブラシの斜視図。 図2の3−3線に沿った断面図。 図2の4−4線に沿った断面図。
以下、本発明の摺接部材を、電気掃除機用の吸い込み具に取り付けられるブラシに具体化した一実施形態について、図面に基づいて説明する。本発明の摺接部材を説明するに際し、吸い込み具11の短手方向を第1方向とし、長手方向を第2方向として、以下に記載する。
図1に示すように、吸い込み具11は、底面から見て矩形状をなしている。吸い込み具11の底面12には、第2方向に延びる凹部13が形成されている。凹部13は、吸い込み具11の第1方向の中央に位置している。凹部13の第2方向の中央には、塵埃などを吸い込むための矩形状の吸い込み口14が形成されている。吸い込み具11には、吸い込み口14と連通する接続パイプ15が回動可能に接続されている。一方、接続パイプ15は、吸い込み具11と反対側において、電気掃除機の本体(図示略)に接続されている。
吸い込み具11の底面12において吸い込み口14を第1方向に挟む両側にはそれぞれ、差込口16が4つずつ形成されている。4つの差込口16は、第1方向と第2方向とに間隔を空けてそれぞれ対をなすように配置されている。
摺接部材としてのブラシ18は、吸い込み具11の差込口16に差し込まれる4つの差込部17を有している。ブラシ18の差込部17は、吸い込み具11の差込口16と対応する位置に設けられている。このため、ブラシ18の差込部17を吸い込み具11の差込口16にそれぞれ差し込むことで、ブラシ18が吸い込み具11に取り付けられる。
次に、ブラシ18の構成について詳述する。
図1及び図2に示すように、ブラシ18は、4つの側縁を有する略矩形板状をなしている。ブラシ18の各側縁の中央には、差込部17がそれぞれ突出されている。ブラシ18の第1方向の各側縁に設けられた差込部17の幅は、ブラシ18の第2方向の各側縁に設けられた差込部17よりも広くなっている。
ブラシ18は、パイル織物からなるベロア材23及び補強層25を積層して溶着することにより形成されている。ベロア材23は、対象物としての床面Fに摺接する複数のパイル糸19を有している。パイル糸19は、基布22に起毛するようにパイル織りされている。補強層25は、基布22を補強するように、基布22のパイル糸19とは反対側の面に溶着されている。
図2〜図4に示すように、パイル糸19には、復元性及び耐摩耗性に優れたポリアミド製の糸が採用されている。基布22には、タテ糸20とヨコ糸21とを平織りした織布が採用されている。タテ糸20及びヨコ糸21には、ポリプロピレン製の糸が採用されている。タテ糸20及びヨコ糸21は、モノフィラメントによって構成されている。補強層25は、タルクを含む硬質のポリプロピレンによって形成されている。
次に、ブラシ18の製造方法について説明する。
まず、ベロア材23を形成する。次に、補強層25を形成する。補強層25は、周知のTダイ法により、基布22のパイル糸19と反対側の面上に、タルクを含む溶融ポリプロピレンを帯状に押し出すことにより形成される。
このとき、基布22を構成するタテ糸20及びヨコ糸21はいずれも、補強層25を形成する材料と同じポリプロピレンである。このため、溶融ポリプロピレンの熱により、補強層25及び基布22が溶けて混じり合う。そして、溶融した補強層25及び基布22が冷却されて固まると、これらは互いに溶着されて一体化する。
さらに、基布22のタテ糸20及びヨコ糸21は何れもモノフィラメントによって構成されているため、タテ糸20及びヨコ糸21と、補強層25とが確実且つ強固に溶着される。
そして、補強層25及びベロア材23を積層し溶着したものを所望の形状に切断することで、図2に示すブラシ18が完成する。なお、吸い込み具11に取り付けられたブラシ18は、補強層25によって剛性が確保されている。このため、電気掃除機の使用時に、ブラシ18が吸い込み具11から脱落し難くなる。
因みに、基布22のタテ糸20及びヨコ糸21が何れも多数のフィラメントを撚ってなるマルチフィラメントによって構成されている場合、タテ糸20及びヨコ糸21を構成する全てのフィラメントが補強層25に溶着されることはない。すなわち、この場合、補強層25に溶着されるフィラメントと、補強層25に溶着されないフィラメントとが必ず存在している。
このため、補強層25及びベロア材23を積層し溶着したものを切断する際に、補強層25に溶着されていないフィラメントから連鎖的にほつれが生じ、補強層25とベロア材23とが剥がれやすくなる。
次に、ブラシ18の作用について説明する。
電気掃除機が稼動した状態で、吸い込み具11は、第1方向に往復移動させられながら、床面F上を移動させられる。このとき、吸い込み口14の内側のエアが、接続パイプ15を介して、電気掃除機の本体(図示略)内に吸引される。そして、床面F上の塵、埃、毛髪等の塵埃が、エアと共に、吸い込み口14から電気掃除機の本体内へと吸い込まれる。
このとき、ブラシ18は、吸い込み具11の移動に伴って床面F上をスライド移動させられる。これにより、吸い込み口14からはみだした位置にある塵埃が、パイル糸19により捕捉される。そして、パイル糸19により捕捉された塵埃は、電気掃除機の吸引力によって、電気掃除機内へと吸い込まれる。こうして、電気掃除機によって、床面Fが効率良く清掃される。
以上、詳述した実施形態によれば、次のような効果が発揮される。
(1)ブラシ18の補強層25は、基布22を構成するタテ糸20及びヨコ糸21を形成する材料と同じポリプロピレンで形成されている。このため、基布22に対し補強層25を容易に、且つ強固に溶着することができる。従って、ブラシ18の剛性を確保しつつ、ブラシ18を効率良く製造することができる。
加えて、タテ糸20及びヨコ糸21はモノフィラメントによって構成されているため、基布22に対して補強層25を確実且つ強固に溶着することができる。すなわち、タテ糸20及びヨコ糸21の少なくとも一部が補強層25に溶着されていれば、連鎖的にほつれが生じることはない。このため、補強層25とベロア材23とが剥がれにくくなり、ブラシ18の耐久性が向上する。
(2)ブラシ18の製造では、基布22と補強層25とを接合するために、溶剤を含む接着剤が不要となる。このため、接着剤を使用する際に用いられる換気設備が不要となる。また、接着剤による環境への悪影響も防ぐことができる。
(3)ベロア材23は、床面Fに摺接する複数のパイル糸19を有している。パイル糸19には、復元性及び耐摩耗性に優れたポリアミド製の糸が採用されている。このため、パイル糸19の耐久性が向上し、ブラシ18の耐久性が向上する。一方で、基布22及び補強層25は、ポリアミドよりも融点の低いポリプロピレンを含む材料によって形成されている。このため、基布22及び補強層25がポリアミドを含む材料からなる場合に比べて、基布22と補強層25とを容易に溶着することができる。
(4)補強層25を形成するポリプロピレンにはタルクが含まれているため、補強層25の剛性が向上する。加えて、基布22を構成するタテ糸20及びヨコ糸21は、マルチフィラメントよりも剛性の高いモノフィラメントによって構成されている。したがって、ブラシ18の剛性が飛躍的に向上する。この結果、吸い込み具11からブラシ18が脱落し難くなる。
(5)吸い込み具11の底面12には、ブラシ18が取り付けられている。このため、電気掃除機の使用時に、ブラシ18は、吸い込み具11の移動に伴って床面F上をスライド移動させられる。よって、吸い込み具11が床面Fに対して円滑にスライド移動するため、吸い込み具11を床面F上で移動させるための操作力を低減することができる。
上記の実施形態は、次のように変更してもよい。
・基布22を構成するタテ糸20及びヨコ糸21のうち、いずれか一方をマルチフィラメントによって構成してもよい。このようにすれば、マルチフィラメントは、モノフィラメントに比べてパイル糸19に対して滑りにくいため、パイル糸19を効果的に拘束する。この結果、基布22からパイル糸19が抜けにくくなる。この場合、補強層25とベロア材23との剥がれにくさの低下を抑えるためには、タテ糸20及びヨコ糸21のうちの長い方、すなわちブラシ18の第2方向に延びるタテ糸20を、モノフィラメントによって構成することが好ましい。つまり、タテ糸20及びヨコ糸21のうちの長い方をモノフィラメントによって構成することで、補強層25とベロア材23との溶着強度を確保することができる。
・ブラシ18のパイル糸19を第1方向の一方に傾斜させてもよい。つまり、パイル糸19を吸い込み口14に向けて傾斜させた状態で、ブラシ18を吸い込み具11に取り付けてもよい。この場合、電気掃除機の使用時に、吸い込み口14からはみだした位置にある塵埃を、パイル糸19によって効果的に捕捉することができる。
・基布22及び補強層25を、ポリプロピレン以外の熱可塑性樹脂材料、具体的には、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド等を含む材料によって形成してもよい。
・基布22及び補強層25は、必ずしも同一の材料によって形成する必要はない。つまり、基布22及び補強層25がいずれも同じ種類の熱可塑性樹脂から形成されていれば、異なる誘導体を含むこともできる。この場合、基布22及び補強層25に含まれる熱可塑性樹脂の組み合わせは、ブラシ18の使用時における耐久性を備えると共に溶着可能な材料の組合せにする必要がある。
・パイル糸19は、ポリアミド以外の合成樹脂、具体的には、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン等によって形成してもよい。
・補強層25を形成する材料には、タルクに代えて、ガラスが含まれてもよく、或いは、タルク及びガラスの両方が含まれてもよい。また、補強層25を形成する材料には、必ずしもタルク及びガラスを含ませる必要はない。すなわち、補強層25を形成する材料にタルク及びガラスのうちの少なくとも一方を含ませるか否かは、ブラシ18の用途に応じて適宜選択可能である。
・ブラシ18は、画像形成装置の感光ドラムの周面に摺接するブラシであってもよい。すなわち、ブラシ18は、感光ドラムを帯電させる帯電ブラシ、帯電した感光ドラムから電荷を除去する除電ブラシ、感光ドラムの周面に付着したトナーを掻き取るクリーニングブラシであってもよい。
・ブラシ18は、フィルタ用清掃装置に装備されるフィルタ用清掃ブラシであってもよい。この場合、ブラシ18のパイル糸19は、対象物としての空気調和機や換気扇等のフィルタの表面に摺接する。そして、その状態で、フィルタの表面に沿ってブラシ18を移動させることで、フィルタの表面に付着した塵埃などがブラシ18によって掻き取られて除去される。

Claims (4)

  1. 対象物に対しスライド移動させて使用される摺接部材であって、
    前記対象物に摺接するパイル糸を、タテ糸とヨコ糸とを織ってなる基布上に起毛したベロア材と、
    前記基布の前記パイル糸とは反対側の面で当該基布を補強する熱可塑性樹脂材料から構成された補強層とを備え、
    前記基布を構成する前記タテ糸及び前記ヨコ糸の両方が、熱可塑性の樹脂材料からなるモノフィラメントによって構成され、
    当該基布は、前記補強層に直接に溶着された状態で当該補強層と一体に形成されていることを特徴とする摺接部材。
  2. 請求項1記載の摺接部材において、
    前記基布を構成する前記タテ糸及び前記ヨコ糸と、前記補強層とが同じ熱可塑性樹脂材料を含む材料により構成されていることを特徴とする摺接部材。
  3. 請求項2に記載の摺接部材において、
    前記基布及び前記補強層は、ポリプロピレンを含む材料によって形成されていることを特徴とする摺接部材。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の摺接部材において、
    前記パイル糸が、ポリアミドを含む材料によって形成されていることを特徴とする摺接部材。
JP2013516097A 2011-05-23 2011-05-23 摺接部材 Active JP5834073B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2011/061771 WO2012160639A1 (ja) 2011-05-23 2011-05-23 摺接部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2012160639A1 JPWO2012160639A1 (ja) 2014-07-31
JP5834073B2 true JP5834073B2 (ja) 2015-12-16

Family

ID=47216742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013516097A Active JP5834073B2 (ja) 2011-05-23 2011-05-23 摺接部材

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5834073B2 (ja)
CN (1) CN103517660B (ja)
WO (1) WO2012160639A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015073740A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 槌屋ティスコ株式会社 ブラシ及び回転ブラシ

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6286152U (ja) * 1985-11-20 1987-06-02
JPH03295521A (ja) * 1990-04-12 1991-12-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機用吸込具
JPH0949145A (ja) * 1995-08-08 1997-02-18 New Nitto:Kk パイル布帛
JP2002101954A (ja) * 2000-09-29 2002-04-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd ブラシ
JP2009254560A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Kuraray Co Ltd 網戸清掃用払拭布及び網戸清掃具

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6260229B1 (en) * 1998-06-05 2001-07-17 E. I. Du Pont De Nemours And Company Bristle sub-assemblies and method of making same
DE10259723A1 (de) * 2002-12-19 2004-07-01 Trisa Holding Ag Zahnbürste und Verfahren zu deren Herstellung
KR100522306B1 (ko) * 2003-12-26 2005-10-19 변영철 화장용브러시의 제조방법 및 화장용브러시

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6286152U (ja) * 1985-11-20 1987-06-02
JPH03295521A (ja) * 1990-04-12 1991-12-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機用吸込具
JPH0949145A (ja) * 1995-08-08 1997-02-18 New Nitto:Kk パイル布帛
JP2002101954A (ja) * 2000-09-29 2002-04-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd ブラシ
JP2009254560A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Kuraray Co Ltd 網戸清掃用払拭布及び網戸清掃具

Also Published As

Publication number Publication date
WO2012160639A1 (ja) 2012-11-29
CN103517660B (zh) 2016-11-23
JPWO2012160639A1 (ja) 2014-07-31
CN103517660A (zh) 2014-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020114540A (ja) デュアル回転アジテータを備える表面清掃ヘッド
US9072420B2 (en) Cleaning tool
JP2020521541A (ja) 二重清掃ローラを備えるロボット掃除機
JP6058383B2 (ja) ブラシ及び電気掃除機用の回転ブラシ
US8438690B2 (en) Cleaning tool and cleaning element holder
JP6403153B2 (ja) 払拭体再生用敷物、集塵装置及び集塵方法
JP2004208940A (ja) 清掃用シート
JP6396086B2 (ja) ブラシ及び回転ブラシ
JP2009119025A (ja) 掃除機の吸引ノズルアタッチメント
JP5834073B2 (ja) 摺接部材
JP2007228990A (ja) 電気掃除機用の回転ブラシ
JP5048274B2 (ja) 清掃体及び清掃用具
JP6162528B2 (ja) ブラシ
WO2012111086A1 (ja) 摺接部材
JP2019037540A (ja) ブラシ及び回転ブラシ
JP5560067B2 (ja) ブラシ及び回転ブラシ
JP2006153445A (ja) 空気調和機
JP7195591B2 (ja) ブラシ、回転ブラシ及びブラシの製造方法
JP2016158778A (ja) ブラシ及び回転ブラシ
EP2415381B1 (en) Cleaning implement and cleaning body
JP5722707B2 (ja) ブラシ
JP2016198155A (ja) 洗浄・清掃用布帛及びそれを用いた洗浄・清掃具
JP2015073740A (ja) ブラシ及び回転ブラシ
JP6506964B2 (ja) 清掃シートおよび清掃用具
JP2021065363A (ja) 清掃具

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151020

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151030

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5834073

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250