JP5831201B2 - 車両用シート装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シート装置に関するものである。
従来、姿勢調整を行うべく、シートクッションやシートバック等、車両用シートの構成要素を駆動源により位置調整可能な車両用シート装置がある。例えば、特許文献1には、モータ駆動によりシートクッションのスライド位置を調整可能なシートスライド装置が開示されている。即ち、このシートスライド装置は、車両フロアに固定されるロアレールと、このロアレールに対して相対移動可能に設けられたアッパレールとを備えている。そして、モータの駆動力に基づき、そのアッパレールをロアレールの延伸方向に沿って移動させる構成になっている。
さらに、このシートスライド装置は、モータパルス、即ちモータに設けられた回転センサが出力するパルス信号のパルスエッジをカウント(積算)することにより、そのアッパレールの移動位置を検出する。そして、これにより位置制御を実行することによって、例えば、記憶された位置にシートを復帰させる所謂メモリシート等の機能を実装することが可能になっている。
また、このようなモータパルスのカウントによる位置検出を正しく行うためには、そのモータの回転方向を特定する必要がある。ところが、モータ駆動の停止後は、その制御指令から回転方向を特定することができなくなる。この点を踏まえ、上記従来例では、モータ駆動の停止後、その動力伝達部材に生ずる撓みの影響を考慮して、上記モータパルスのカウント値を補正する。そして、これにより、その位置検出誤差の低減を図る構成となっている。
特開2001−277909号公報
しかしながら、スライドロック機構によってシートの移動が規制される前の段階においては、例えば、坂道駐車時等、上記のような動力伝達部材の撓み以外の要因によっても、そのシートの位置が移動することがあり、この場合には、やはり、そのモータの回転方向が特定できないことに起因とした検出誤差が発生する可能性がある。そして、このような検出誤差は、例えば、シートリクライニング装置やシートリフタ装置、或いはオットマン装置等、その他の車両用シート装置においても起こり得ることから、その改善が求められていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、簡素な構成によりモータ駆動停止後の回転方向を特定して、そのモータパルスのカウントに基づく位置検出における誤差の発生を抑制することのできる車両用シート装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、姿勢調整を行うべくモータ駆動により車両シートの構成要素を移動させる駆動手段と、該駆動手段の作動を制御する制御手段と、モータ回転に同期して1/2n回転周期でパルスエッジが発生するパルス信号を出力する回転センサと、モータの回転方向に応じて前記パルス信号のパルスエッジをカウントすることにより前記構成要素の移動位置を検出する位置検出手段と、を備えた車両用シート装置であって、前記モータ駆動の停止後に連続して検出された二つの前記パルスエッジの間隔が、前記モータ駆動の停止から該停止後において最初に検出されたパルスエッジまでの間隔よりも広く、且つ前記モータ駆動の停止前において最後に検出されたパルスエッジから前記モータ駆動の停止までの間隔よりも狭い場合に、前記モータ回転に逆転が生じたと推定する逆回転検出手段を備えること、を要旨とする。
記構成によれば、簡素な構成にて、モータ駆動停止後に発生した逆回転を検出することができる。その結果、そのモータパルスのカウントに基づく位置検出における誤差の発生を抑制することができる。
即ち、モータ駆動停止前において最後に検出されたパルスエッジからモータ駆動停止までの間隔と比較して、モータ駆動停止からモータ駆動停止後において最初に検出されたパルスエッジまでの間隔が狭い場合、そのパルスエッジが検出されるまでのモータ回転は、順回転である可能性が高い。そして、モータ駆動停止前における最後のパルスエッジからモータ駆動停止までの間隔よりもモータ駆動停止後における連続した二つのパルスエッジの間隔の方が狭い場合、その回転方向に変化がないとすれば、モータ駆動停止後のモータ回転速度の方がモータ駆動停止よりも速いという矛盾が生ずる。従って、上記構成によれば、そのモータ駆動停止後に発生した逆回転を検出することができる。
請求項に記載の発明は、前記逆回転検出手段は、前記モータ駆動の停止後に連続して検出された二つの前記パルスエッジの間隔が、前記モータ駆動の停止前において最後に検出されたパルスエッジから前記モータ駆動の停止後において最初に検出されたパルスエッジまでの間隔よりも狭い場合に、前記モータ回転に逆転が生じたと推定すること、を要旨とする。
即ち、駆動停止後においても慣性によりモータは回転する。そして、この場合、そのモータ駆動の停止後に連続して検出された二つのパルスエッジの間隔は、モータ駆動の停止前において最後に検出されたパルスエッジから前記モータ駆動の停止後において最初に検出されたパルスエッジまでの間隔よりも広くなるはずである。つまり、その回転方向に変化がないとすれば、この場合にもモータ駆動停止後のモータ回転速度の方がモータ駆動停止よりも速いという矛盾が生ずる。従って、上記構成によれば、そのモータ駆動停止後に発生した逆回転を検出することができる。
請求項に記載の発明は、前記逆回転検出手段は、前記モータ駆動の停止後において最初に検出されたパルスエッジに基づく前記推定により前記モータ回転に逆転が生じていないと判定した場合であっても、前記モータ駆動の停止後に連続して検出された各パルスエッジの間隔のうち、直近に検出された最終エッジ間隔が、該最終エッジ間隔の直前に検出されたエッジ間隔よりも狭い場合には、前記モータ回転に逆転が生じたと推定すること、を要旨とする。
即ち、モータ駆動の停止後も慣性により順回転しているならば、直近に検出された最終エッジ間隔は、その直前に検出されたエッジ間隔よりも広くなるはずである。従って、上記構成によれば、より精度よく、そのモータ駆動停止後に発生した逆回転を検出することができる。
請求項に記載の発明は、前記逆回転検出手段は、連続して検出される立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとの組合せ、又は立ち下がりエッジと立ち上がりエッジとの組合せをパルス幅とした場合に、前記モータ駆動の停止後に検出された前記パルス幅が、前記モータ駆動の停止前に検出された前記パルス幅よりも狭い場合に、前記モータ回転に逆転が生じたと推定すること、を要旨とする。
即ち、モータ駆動の停止前後におけるパルス幅の違いを比較することで、その回転方向に変化がないとすればモータ駆動停止後のモータ回転速度の方がモータ駆動停止よりも速いという矛盾を生じさせるようなパルスエッジの発生を検知することができる。従って、上記構成によれば、そのモータ駆動停止後に発生した逆回転を検出することができる。
本発明によれば、簡素な構成によりモータ駆動停止後の回転方向を特定して、そのモータパルスのカウントに基づく位置検出における誤差の発生を抑制することが可能な車両用シート装置を提供することができる。
本発明にかかる車両用シート装置の概略構成図。 モータパルスのカウントによる位置検出の処理手順を示すフローチャート。 第1の実施形態におけるモータ駆動停止後の回転方向推定の処理手順を示すフローチャート。 第1の実施形態におけるモータ駆動停止後の回転方向推定の説明図。 第2の実施形態におけるモータ駆動停止後の回転方向推定の説明図。 第2の実施形態におけるモータ駆動停止後の回転方向推定の処理手順を示すフローチャート。 (a)(b)モータ駆動停止後における回転方向推定の別例を示す説明図。 モータ駆動停止後における回転方向推定の別例を示すフローチャート。 モータ駆動停止後における回転方向推定の別例を示す説明図。
以下、本発明をシートスライド装置に具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両シート1は、シートクッション2と、このシートクッション2の後端部に対して傾動自在に設けられたシートバック3と、このシートバック3の上端に設けられたヘッドレスト4とを備えている。
また、車両フロアFには、並列に配置された一対のロアレール5が設けられるとともに、これら各ロアレール5には、当該各ロアレール5に対して相対移動可能に設けられたアッパレール6が装着されている。そして、車両シート1のシートクッション2は、これらのアッパレール6上に固定されている。
即ち、本実施形態では、これらのロアレール5及びアッパレール6によりシートスライド装置10が形成されている。また、本実施形態のシートスライド装置10は、モータ11を駆動源としてアッパレール6を移動させる駆動手段としてのアクチュエータ12と、このアクチュエータ12の作動を制御する制御手段としてのECU13とを備えている。尚、本実施形態のアクチュエータ12は、モータ11の回転を減速してナット&スクリュー機構に伝達することにより、その螺子対偶に基づいてロアレール5に対するアッパレール6の相対位置を移動させる周知の構成を有している。そして、乗員は、このシートスライド装置10の機能を利用することにより、姿勢調整を行うべく、車両前後方向(図図中、左右方向)における車両シート1の位置調整、詳しくは、その構成要素であるシートクッション2の位置調整を行うことが可能となっている。
具体的には、シートクッション2の側面(シートサイド)には、操作スイッチ15が設けられており、ECU13には、この操作スイッチ15が出力する操作信号Cが入力される。そして、ECU13は、その操作信号Cに示される搭乗者の操作入力に基づいて、アクチュエータ12の作動を制御する。
また、モータ11には、モータ回転に同期したパルス信号Pを出力する回転センサ16が設けられている。尚、本実施形態の回転センサ16には、ホール素子を用いた磁気式の回転センサが用いられている。そして、この回転センサ16は、モータ11の1/2回転周期でパルスエッジ(出力レベル変化)が発生するようなパルス信号Pを出力する。
ECU13は、このモータ11に設けられた回転センサ16が出力するパルス信号Pのパルスエッジ、即ちモータパルスをカウント(積算)することにより、アッパレール6の移動位置を検出する。そして、本実施形態のシートスライド装置10では、このモータパルスのカウントによる位置検出の実行により、例えば、記憶された位置にシートを復帰させる所謂メモリシート等の機能を実装することが可能となっている。
詳述すると、図2のフローチャートに示すように、位置検出手段としてのECU13は、先ず車両シート1(アッパレール6)を移動させるべくモータ11を駆動している状態、即ちモータ駆動中であるか否かを判定する(ステップ101)。そして、モータ駆動中であると判定した場合(ステップ101:YES)には、その制御指令に示される回転方向、即ち駆動方向をモータ11の回転方向として特定する(順回転、ステップ102)。
次に、ECU13は、モータパルスが検出されたか否か、即ち回転センサ16が出力するパルス信号Pにパルスエッジが発生したか否かを判定する(ステップ103)。そして、モータパルスが検出された場合(ステップ103:YES)には、そのモータパルスをカウントすることにより(ステップ104)、アッパレール6、即ち車両シート1の移動位置を検出する(ステップ105)。
尚、上記ステップ103において、モータパルスが検出されなかった場合(ステップ103:NO)には、このステップ104におけるパルスカウントは実行されない。そして、ステップ105においては、その前回周期に検出された移動位置(の値)が保持されるようになっている。
また、本実施形態のECU13は、上記ステップ101において、モータ駆動中ではない、即ちモータ11の駆動停止後であると判定した場合(ステップ101:NO)には、その回転方向の推定処理を実行する(ステップ106)。そして、ECU13、その推定された回転方向に基づいて、上記ステップ103〜ステップ105の各処理を実行する構成になっている。
即ち、本実施形態のECU13は、モータ11の駆動停止後においても、所定時間、そのモータパルスのカウントによる位置検出を継続する。尚、本実施形態のシートスライド装置10は、アッパレール6の移動を機械的に規制する周知のスライドロック機構(図示略)を備えており、上記のようなモータ駆動停止後の位置検出処理は、そのスライドロック機構がロック状態になるまで継続される。そして、本実施形態では、これにより、そのモータパルスのカウントに基づく位置検出における誤差の発生を抑制する構成になっている。
次に、モータ駆動停止後における回転方向の推定処理について説明する。
本実施形態のECU13は、各パルスエッジが検出された後の経過時間を監視する。また、ECU13は、モータ駆動停止後、連続してパルスエッジが検出される状況において、これらの各パルスエッジに示される駆動停止後のモータ回転速度が、回転方向に変化がないとすれば駆動停止前のモータ回転速度よりも速いか否かを判定する。そして、当該駆動停止後のモータ回転速度の方が速いことを示すようなパルスエッジが発生した場合には、そのモータ回転に逆転が生じたものと推定する。
具体的には、図3のフローチャートに示すように、ECU13は、先ず、既に駆動停止後フラグがセットされているか否かを判定する(ステップ201)。そして、駆動停止後フラグがまだセットされていない場合(ステップ201:NO)、即ちモータ駆動が停止された直後である場合には、駆動停止後フラグをセットして(ステップ202)、そのモータ駆動停止前において最後にパルスエッジが検出された時点からの経過時間t0を演算する(ステップ203)。尚、上記ステップ201において、既に駆動停止後フラグがセットされている場合(ステップ201:YES)には、上記ステップ202及びステップ203の処理は実行されない。
次に、ECU13は、回転センサ16から入力されたパルス信号Pにパルスエッジが検出されたか否かを判定し(ステップ204)、パルスエッジが検出された場合(ステップ204:YES)には、続いて既に検出フラグがセットされているか否かを判定する(ステップ205)。そして、検出フラグがまだセットされていない場合(ステップ205:NO)、即ちモータ駆動停止後、最初のパルスエッジが検出された場合には、検出フラグをセットして(ステップ206)、そのモータ駆動が停止された時点からの経過時間t1を演算する(ステップ207)。
尚、上記ステップ204において、パルスエッジが検出されなかった場合(ステップ204:NO)には、上記ステップ205〜ステップ207の処理は実行されない。そして、本実施形態のECU13は、このようにパルスエッジが検出されなかった場合、及びモータ駆動停止後における最初のパルスエッジを検出し、ステップ206において検出フラグをセットした場合には、そのモータ11の回転方向は、駆動停止前の回転方向と同じものと推定する(順回転推定、ステップ208)。
一方、上記ステップ205において、既に検出フラグがセットされている場合(ステップ205:YES)、即ちモータ駆動停止後、連続してパルスエッジが検出される状況にある場合には、ECU13は、前回のパルスエッジを検出した時点からの経過時間tnを演算する(ステップ209)。そして、その経過時間tn、即ちモータ駆動停止後に連続して検出された二つのパルスエッジの間隔が、モータ駆動停止から最初のパルスエッジまでの間隔(経過時間t1)よりも広く、且つモータ駆動停止前における最後のパルスエッジからモータ駆動停止までの間隔(経過時間t0)よりも狭いか否かを判定する(ステップ210)。
ECU13は、このステップ210の判定条件が成立する場合(t1<tn<t0、ステップ210:YES)には、そのモータ回転に逆転が生じた、即ちモータ駆動停止前の回転方向とは逆向きにモータ11が回転しているものと推定する(逆回転推定、ステップ211)。そして、上記ステップ210の判定条件が成立しない場合(ステップ210:NO)には、上記ステップ208の実行により、モータ11の回転は順回転であると推定する。
即ち、図4に示すように、モータ駆動が停止されるまでのモータ回転は、その駆動方向と等しい順回転となる。また、モータ駆動の停止後においても、モータ11は、慣性によって停止前の駆動方向に回転する。特に、モータ駆動停止前において最後に検出されたパルスエッジELからモータ駆動停止までの間隔(経過時間t0)と比較して、モータ駆動停止からモータ駆動停止後において最初に検出されたパルスエッジE1までの間隔(経過時間t1)が狭い場合、そのパルスエッジE1が検出されるまでのモータ回転は、順回転である可能性が高い。
さらに、そのモータ回転が慣性に基づく順回転であるならば、駆動停止後のモータ回転速度は、駆動停止前のモータ回転速度よりも遅くなるはずである。しかしながら、この図4に示される例のように、モータ駆動停止前における最後のパルスエッジELからモータ駆動停止までの間隔(経過時間t0)よりもモータ駆動停止後における最初のパルスエッジE1から二番目のパルスエッジE2までの間隔(経過時間t2)の方が狭い場合、この関係に矛盾が生ずることになる。即ち、その回転方向に変化がないとすれば、モータ駆動停止後のモータ回転速度の方がモータ駆動停止よりも速いことになる。従って、この場合には、そのモータ回転に逆転が生じたものと推定することができる。そして、逆回転検出手段としてのECU13は、これより、そのモータ駆動停止後に発生した逆回転を検出する構成になっている。
以上、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ECU13は、モータ駆動停止後、連続してパルスエッジ(E1,E2)が検出される状況において、これらの各パルスエッジ(E1,E2)に示される駆動停止後のモータ回転速度が、回転方向に変化がないとすれば駆動停止前のモータ回転速度よりも速いか否かを判定する。そして、当該駆動停止後のモータ回転速度の方が速いことを示すようなパルスエッジ(E2)が発生した場合には、そのモータ回転に逆転が生じたものと推定する。
即ち、モータ駆動が停止されるまでのモータ回転は、その駆動方向と等しい順回転となる。また、モータ駆動の停止後においても、そのモータ回転は、慣性により順回転となる。そして、慣性に基づく駆動停止後のモータ回転速度は、その回転方向が変わらないとすれば、駆動停止前のモータ回転速度よりも遅くなる。従って、上記構成によれば、簡素な構成にて、モータ駆動停止後に発生した逆回転を検出することができる。その結果、そのモータパルスのカウントに基づく位置検出における誤差の発生を抑制することができる。
(2)回転センサ16は、モータ11の1/2回転周期でパルスエッジが発生するようなパルス信号Pを出力する。また、ECU13は、モータ駆動停止後、連続してパルスエッジが検出される状況にある場合(ステップ205:YES)には、前回のパルスエッジを検出した時点からの経過時間tnを演算する(ステップ209)。更に、ECU13は、その経過時間tn、即ちモータ駆動停止後に連続して検出された二つのパルスエッジの間隔が、モータ駆動停止から最初のパルスエッジまでの間隔(経過時間t1)よりも広く、且つモータ駆動停止前における最後のパルスエッジからモータ駆動停止までの間隔(経過時間t0)よりも狭いか否かを判定する(ステップ210)。そして、ECU13は、このステップ201の判定条件が成立する場合(t1<tn<t0、ステップ210:YES)には、そのモータ回転に逆転が生じた、即ちモータ駆動停止前の回転方向とは逆向きにモータ11が回転しているものと推定する(逆回転推定、ステップ211)。
即ち、モータ駆動停止前において最後に検出されたパルスエッジELからモータ駆動停止までの間隔(経過時間t0)と比較して、モータ駆動停止からモータ駆動停止後において最初に検出されたパルスエッジE1までの間隔(経過時間t1)が狭い場合、そのパルスエッジE1が検出されるまでのモータ回転は、順回転である可能性が高い。そして、モータ駆動停止前における最後のパルスエッジELからモータ駆動停止までの間隔(経過時間t0)よりもモータ駆動停止後における連続した二つのパルスエッジ(E1,E2)の間隔(経過時間tn)の方が狭い場合、その回転方向に変化がないとすれば、モータ駆動停止後のモータ回転速度の方がモータ駆動停止よりも速いという矛盾が生ずる。従って、上記のように構成することで、そのモータ駆動停止後に発生した逆回転を検出することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明を具体化した第2の実施形態を図面に従って説明する。尚、本実施形態は、上記第1の実施形態との比較において、そのモータ駆動停止後における回転方向の推定方法のみが相違する。従って、第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図5に示すように、本実施形態では、ECU13は、モータ駆動停止後、連続してパルスエッジが検出される状況にある場合には、そのモータ駆動停止後に連続して検出された二つのパルスエッジの間隔、詳しくは、その「立ち上がりエッジ(E1)」と「立ち下がりエッジ(E2)」との組合せをパルス幅taとして演算する。また、ECU13には、モータ駆動停止前に検出された連続する二つのパルスエッジの間隔、詳しくは上記パルス幅taと同じ「立ち上がりエッジ(Ex)」と「立ち下がりエッジ(Ey)」との組合せがパルス幅tbとして記憶されており、ECU13は、その記憶されたパルス幅tbを読み出して、モータ駆動停止後におけるパルス幅taと比較する。そして、そのモータ駆動停止後におけるパルス幅taがモータ駆動停止前におけるパルス幅tbよりも狭い場合には、そのモータ回転に逆転が生じたものと推定する。
具体的には、ECU13は、モータ駆動停止前におけるパルス幅tbとして、立ち上がりエッジ(Ex)が検出されてから立ち下がりエッジ(Ey)が検出されるまでの経過時間の最小値を保持する。尚、ECU13は、立ち下がりエッジが検出されてから立ち上がりエッジが検出されるまでの経過時間の最小値についても、モータ駆動停止前におけるパルス幅(tb´)として保持する。そして、ECU13は、そのモータ駆動停止後に連続して検出された二つのパルスエッジE1,E2と等しい組合せ、即ち同図に示す例では、立ち上がりエッジ(Ex)と立ち下がりエッジ(Ey)との組合せにより規定されるパルス幅tbを読み出すようになっている。
即ち、モータ駆動の停止前後におけるパルス幅ta,tbの違いを比較することで、その回転方向に変化がないとすればモータ駆動停止後のモータ回転速度の方がモータ駆動停止よりも速いという矛盾を生じさせるようなパルスエッジ(E2)の発生を検知することができる。そして、本実施形態のECU13は、これにより、そのモータ駆動停止後に発生した逆回転を検出する構成になっている。
詳述すると、図6のフローチャートに示すように、ECU13は、駆動停止後フラグがセットされているか否かを判定し(ステップ301)、駆動停止後フラグがまだセットされていない場合(ステップ301:NO)、即ちモータ駆動が停止された直後である場合には、駆動停止後フラグをセットする(ステップ302)。尚、既に駆動停止後フラグがセットされている場合(ステップ301:YES)には、このステップ302の処理は実行されない。
次に、ECU13は、回転センサ16から入力されたパルス信号Pにパルスエッジが検出されたか否かを判定し(ステップ303)、パルスエッジが検出された場合(ステップ303:YES)には、続いて既に検出フラグがセットされているか否かを判定する(ステップ304)。そして、検出フラグがまだセットされていない場合(ステップ304:NO)、即ちモータ駆動停止後、最初のパルスエッジが検出された場合には、検出フラグをセットする(ステップ305)。
尚、上記ステップ303において、パルスエッジが検出されなかった場合(ステップ303:NO)には、上記ステップ304及びステップ305の処理は実行されない。そして、本実施形態のECU13は、このようにパルスエッジが検出されなかった場合、及びモータ駆動停止後における最初のパルスエッジを検出し、ステップ305において検出フラグをセットした場合には、そのモータ11の回転は、駆動停止前の回転方向と同じものと判定する(順回転推定、ステップ306)。
一方、上記ステップ304において、既に検出フラグがセットされている場合(ステップ304:YES)、即ちモータ駆動停止後、連続してパルスエッジが検出される状況にある場合には、ECU13は、モータ駆動停止後におけるパルス幅taを演算する(ステップ307)。そして、ECU13は、モータ駆動停止前におけるパルス幅tbを読み出して(ステップ308)、そのモータ駆動停止後におけるパルス幅taがモータ駆動停止前におけるパルス幅tbよりも狭いか否かを判定する(ステップ309)。
ECU13は、そのモータ駆動停止後におけるパルス幅taがモータ駆動停止前におけるパルス幅tbよりも狭い場合(ステップ309:YES)には、モータ回転に逆転が生じたものと推定する(ステップ310)。そして、そのモータ駆動停止後におけるパルス幅taがモータ駆動停止前におけるパルス幅tbよりも広い場合(ステップ309:NO)には、上記ステップ306の実行により、モータ11の回転は順回転であると推定する。
以上、本実施形態によれば、上記第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。そして、モータ駆動の停止前後におけるパルス幅ta,tbの違いを比較することにより、上記各実施形態とは異なるパルスエッジの発生周期を有したパルス信号にも対応することができる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記各実施形態では、本発明を、シートスライド装置10に具体化した。しかし、これに限らず、姿勢調整を行うべくモータ駆動により車両シートの構成要素を移動させるとともに、そのモータパルスをカウントすることにより構成要素の移動位置を検出する構成であれば、例えば、シートリクライニング装置やシートリフタ装置、或いはオットマン装置等、その他の車両用シート装置に適用してもよい。
・上記各実施形態では、本実施形態の回転センサ16には、ホール素子を用いた磁気式の回転センサが用いられることとした。しかし、これに限らず、モータ回転に同期したパルス信号Pを出力可能なものであれば、回転センサは、例えば、光学式や接点式等、その他の形式のものであってもよい。
・また、上記各実施形態では、回転センサ16が出力するパルス信号Pにおいては、モータ11の1/2回転周期でパルスエッジが発生することとした。しかし、これに限らず、そのパルスエッジの発生数は、モータ11の一回転あたり2回(立ち上がり及び立ち下がりの各一回)以上であってもよい。例えば、1/4回転周期や1/6回転周期、或いは1/8回転周期等、1/2n回転周期(但し、「n」は整数)でパルスエッジが発生するようなパルス信号を出力する回転センサを用いるとよい。
・さらに、上記第2の実施形態では、モータ11が一定速度で回転している場合において、そのパルス信号Pにおける山部(立ち上がりから立ち下がりまで)の幅と谷部(立ち下がりから立ち上がりまで)の幅が異なるようなパルス信号を出力する回転センサを用いてもよい。即ち、回転センサから入力されるパルス信号におけるパルスエッジの発生周期は、必ずしも1/2n回転周期ではなくともよい。
・また、上記各実施形態では、モータ駆動停止後における最初のパルスエッジE1が「立ち上がりエッジ」の場合を例示したが(図4及び図5参照)、モータ駆動停止後における最初のパルスエッジE1は、図7(a)(b)に示すような「立ち下がりエッジ」であってもよい。
尚、この場合、第2の実施形態においては、モータ駆動停止前におけるパルス幅(tb´)として予め記憶した「立ち下がりエッジが検出されてから立ち上がりエッジが検出されるまでの経過時間(の最小値)」が読み出されることになる。
・上記各実施形態は、モータ駆動停止後において最初に検出されたパルスエッジE1と二番目に検出されたパルスエッジE2を用いて説明した(図4及び図5参照)。しかし、これに限らず、「モータ駆動の停止後に連続して検出された二つのパルスエッジの間隔(経過時間tn,パルス幅ta)」については、二番目以降に連続して検出されたパルスエッジの間隔であってもよい。
・さらに、上記各実施形態の以外の方法でモータ駆動停止前後の回転速度を比較してもよい。例えば、等しい立ち上がり及び立ち上がりの組合せを有する3以上のパルスエッジを用いて、その幅(経過時間)を比較する構成としてもよい。
・上記第2の実施形態では、モータ駆動停止前におけるパルス幅tbとして「最小値」を用いることとした。しかし、これに限らず、平均値や中間値を用いる構成であってもよい。
・上記第1の実施形態では、モータ駆動停止後に連続して検出された二つのパルスエッジの間隔(経過時間tn)が、モータ駆動停止から最初のパルスエッジまでの間隔(経過時間t1)よりも広く、且つモータ駆動停止前における最後のパルスエッジからモータ駆動停止までの間隔(経過時間t0)よりも狭いか否かを判定する(図3参照)。そして、この判定条件が成立する場合(t1<tn<t0、ステップ210:YES)には、そのモータ回転に逆転が生じたものと推定(ステップ211)することとした。
しかし、これに限らず、図8のフローチャートに示すように、モータ駆動停止後に連続して検出された二つのパルスエッジの間隔(経過時間tn)が、モータ駆動停止前における最後のパルスエッジ(EL)からモータ駆動停止後における最初のパルスエッジ(E1)までの間隔(t0+t1)よりも狭いか否かを判定する(ステップ410)。尚、ステップ401〜ステップ409の各処理(図示略)は、図3に示されるステップ201〜ステップ209の各処理と同一であるため、その説明を省略する。そして、モータ駆動停止後におけるパルスエッジの間隔(経過時間tn)の方が狭い場合(t0+t1>tn、ステップ410:YES)に、そのモータ回転に逆転が生じたものと推定(ステップ411)する構成であってもよい。
即ち、駆動停止後においても慣性によりモータ11は回転する。そして、この場合、そのモータ駆動の停止後に連続して検出された二つのパルスエッジ(図4参照、E1,E2)の間隔(経過時間t2)は、モータ駆動の停止前において最後に検出されたパルスエッジ(EL)からモータ駆動の停止後において最初に検出されたパルスエッジ(E1)までの間隔(経過時間t0+t1)よりも広くなるはずである。つまり、その回転方向に変化がないとすれば、この場合にもモータ駆動停止後のモータ回転速度の方がモータ駆動停止よりも速いという矛盾が生ずる。従って、上記構成のように構成することで、そのモータ駆動停止後に発生した逆回転を検出することができる。そして、これにより、上記第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
・また、図9に示すように、モータ駆動停止後に連続して検出された各パルスエッジ(E1,E2,E3)の間隔(t2,t3)のうち、直近に検出された最終エッジ間隔(t3)と該最終エッジ間隔の直前に検出されたエッジ間隔(t2)とを比較する。そして、上述のように、モータ駆動停止後において最初に検出されたパルスエッジ(E1)に基づく逆回転推定によりモータ回転に逆転が生じていないと判定した場合であっても、直近に検出された最終エッジ間隔(t3)が該最終エッジ間隔の直前に検出されたエッジ間隔(t2)よりも狭い場合には、モータ回転に逆転が生じたと推定してもよい。
即ち、モータ駆動の停止後も慣性により順回転しているならば、直近に検出された最終エッジ間隔(t3)は、その直前に検出されたエッジ間隔(t2)よりも広くなるはずである。従って、上記構成によれば、より精度よく、そのモータ駆動停止後に発生した逆回転を検出することができる。
・上記各実施形態及び上記別例に記載した回転方向の推定方法は、任意に組み合わせて実行してもよい。
次に、以上の実施形態から把握することのできる技術的思想を効果とともに記載する。
(イ)前記逆回転検出手段は、前記モータ駆動の停止から該停止後において最初にパルスエッジが検出されるまでの間、前記モータ回転が順回転であると推定すること、を要旨とする。即ち、モータ駆動の停止後においても、モータは、慣性によって停止前の駆動方向に回転する。従って、モータ駆動の停止から最初にパルスエッジが検出されるまでの間は、そのモータ回転が順方向であると推定することができる。
1…車両シート、2…シートクッション(構成要素)、5…ロアレール、6…アッパレール、10…シートスライド装置(車両用シート装置)、11…モータ、12…アクチュエータ(駆動手段)、13…ECU(制御手段、位置検出手段及び逆回転検出手段)、16…回転センサ、F…車両フロア、P…パルス信号、Ex,Ey,EL,E1,E2,E3…パルスエッジ、t0,t1,t2,t3,tn…経過時間(間隔)、ta,tb…パルス幅。

Claims (4)

  1. 姿勢調整を行うべくモータ駆動により車両シートの構成要素を移動させる駆動手段と、該駆動手段の作動を制御する制御手段と、モータ回転に同期して1/2n回転周期でパルスエッジが発生するパルス信号を出力する回転センサと、モータの回転方向に応じて前記パルス信号のパルスエッジをカウントすることにより前記構成要素の移動位置を検出する位置検出手段と、を備えた車両用シート装置であって、
    前記モータ駆動の停止後に連続して検出された二つの前記パルスエッジの間隔が、前記モータ駆動の停止から該停止後において最初に検出されたパルスエッジまでの間隔よりも広く、且つ前記モータ駆動の停止前において最後に検出されたパルスエッジから前記モータ駆動の停止までの間隔よりも狭い場合に、前記モータ回転に逆転が生じたと推定する逆回転検出手段を備えること、
    を特徴とする車両用シート装置。
  2. 請求項に記載の車両用シート装置において
    記逆回転検出手段は、前記モータ駆動の停止後に連続して検出された二つの前記パルスエッジの間隔が、前記モータ駆動の停止前において最後に検出されたパルスエッジから前記モータ駆動の停止後において最初に検出されたパルスエッジまでの間隔よりも狭い場合に、前記モータ回転に逆転が生じたと推定すること、
    を特徴とする車両用シート装置。
  3. 請求項又は請求項に記載の車両用シート装置において、
    前記逆回転検出手段は、前記モータ駆動の停止後において最初に検出されたパルスエッジに基づく前記推定により前記モータ回転に逆転が生じていないと判定した場合であっても、前記モータ駆動の停止後に連続して検出された各パルスエッジの間隔のうち、直近に検出された最終エッジ間隔が、該最終エッジ間隔の直前に検出されたエッジ間隔よりも狭い場合には、前記モータ回転に逆転が生じたと推定すること、
    を特徴とする車両用シート装置。
  4. 請求項1〜請求項の何れか一項に記載の車両用シート装置において、
    前記逆回転検出手段は、連続して検出される立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとの組合せ、又は立ち下がりエッジと立ち上がりエッジとの組合せをパルス幅とした場合に、前記モータ駆動の停止後における前記パルス幅が、前記モータ駆動の停止前における前記パルス幅よりも狭い場合に、前記モータ回転に逆転が生じたと推定すること、
    を特徴とする車両用シート装置。
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