JP5830555B2 - 保護用粘着シートの貼付け方法 - Google Patents

保護用粘着シートの貼付け方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5830555B2
JP5830555B2 JP2014027376A JP2014027376A JP5830555B2 JP 5830555 B2 JP5830555 B2 JP 5830555B2 JP 2014027376 A JP2014027376 A JP 2014027376A JP 2014027376 A JP2014027376 A JP 2014027376A JP 5830555 B2 JP5830555 B2 JP 5830555B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
adhesive sheet
squeegee
workpiece
attaching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014027376A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014141676A (ja
Inventor
修 出川
修 出川
中川 善夫
善夫 中川
栄一 井本
栄一 井本
甲斐 誠
誠 甲斐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP2014027376A priority Critical patent/JP5830555B2/ja
Publication of JP2014141676A publication Critical patent/JP2014141676A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5830555B2 publication Critical patent/JP5830555B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、自動車、自動二輪車などを含む車両、ボートおよび航空機などのボディおよびガラスを含むワークに保護用の粘着シートなどを精度よく貼り付ける保護用粘着シートの貼付け方法に関する。ここで、粘着シートは、例えば、ワークの損傷を防止する。また、粘着シートは、ボディの塗装の劣化を防止する。さらに、窓のガラスに貼り付ける粘着シートは、車両および機体の内部への紫外線の入射を低減させ、或いは赤外線の入射を低減させて室内の温度上昇を抑制させる。
近年、自動車などの車両および航空機などのボディの塗装面の損傷を防止するために、透明の粘着シートを貼り付けている。また、ボディの塗装に代えて着色された保護用粘着シートが貼り付けられている(特許文献1を参照)。
また、自動車、鉄道、住宅などに設置されるガラスや透明樹脂板などの透光性基板を通って室内に入射される赤外線(特に、近赤外線)を遮蔽する赤外線反射機能を有する保護フィルムが知られている(特許文献2を参照)。
例えば、自動車のエンジンフードなどの外板に塗膜保護シートを貼り付ける場合、当該外板の塗装面の凹入部に治具を載置する。この治具の上に保護シートを覆い被せた後に当該治具を抜き出す。その後、オペレータがスキージで保護シートを押圧して外板に貼り付けている。(特許文献3を参照)。
特開2012−46723号公報 特開2005−343113号公報 特開2005−193077号公報
従来に保護シートの貼り付け方法は、次のような問題が生じている。すなわち、車両のボディまたは窓などの被着面は、湾曲あるいは凹凸を有するので粘着シートを精度よく貼り付けられないといった問題が生じている。
すなわち、エンジンフードなどの外板は、面積が広いので、オペレータのマニュアルによる貼り付けでは中央部分まで手が届きづらく、スキージが間欠的に移動させられている。また、粘着テープへの押圧も均一になっていない。さらに、スキージが片当たりしている。オペレータは慎重に貼り付け作業を行ってワークと粘着剤の界面に気泡の巻き込みなく粘着シートをワークに貼り付けたつもりであっても、スキージを停止させた位置にライン状の停止痕が形成されていたり、あるいはドット状の凹凸やオレンジピールが発生していたりする。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、車両などのボディやガラスなどの各種ワークに保護用粘着シートを精度よく貼り付けることのできる保護用粘着シートの貼付け方法を提供することを主たる目的とする。
発明者等は、上記問題の発生原因を突き止めるべく実験を繰り返して鋭意検討した結果、次のような知見を得ることができた。
すなわち、ワークと同形状の透明なモデルまたはワークと同じ材質の板を透明な保持テーブルに載置保持し、粘着シートを当該ワークに重ね合わせる。その後、保持テーブルを移動させながら、スキージで粘着テープを押圧させながらワークに当該粘着シートを貼り付ける実験をした。この実験で種々の設定条件に変更した。この実験の貼付け過程で、保持テーブルの下方からカメラで粘着シートの貼り付け状態を撮影した。粘着シートの貼り付けの最中および貼り付け完了後に粘着シートの表面の状態を確認すると、気泡の巻き込みもなくワークに密着していた。また、表面も平坦になっていた。
しかしながら、粘着シートの貼り付け完了後に所定時間が経過すると、粘着テープの表面にドット状の凹凸が発生した。また、ワークに施工液を塗布して粘着シートを貼り付けた場合、所定時間を経過すると粘着シートの表面にオレンジピールが発生していた。
カメラで撮影した画像を確認すると、凹凸の発生した部位にスキージが片当たりしていることが分かった。当該片当たりにより、過度の押圧が粘着剤に作用して粘着剤の組成に変化をもたらしているとの知見を得ることができた。また、オレンジピールは、施工液を用いときに、スキージの片当たりで発生することが分かった。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、ワークに保護用粘着シートを貼り付ける保護用粘着シートの貼付け方法であって、
前記ワーク上をスキージが通過するようにワークとスキージを相対的に移動させながら当該スキージによって粘着シートを押圧してワークに貼り付ける過程で、
位置検出器によって検出された前記スキージの位置情報と圧力検出器によって検出されたスキージによる実圧力とを、ワークの位置ごとに応じて予め決めた基準圧力と比較し、求まる偏差に応じてスキージによる粘着シートへの押圧を調整する圧力調整過程と、
前記位置検出器によって検出された位置情報を利用して実移動速度を求め当該実移動速度と予め決めた基準移動速度を比較して求まる偏差に応じて、スキージとワークの相対的な移動速度を調整する移動速度調整過程と、
を備えたことを特徴とする。
(作用・効果) この方法によれば、圧力検出器によって実圧力が検出されると、当該検出時点で位置検出器から検出されると、当該位置情報に応じて予め決めた基準圧力と実圧力とが比較される。同時に、位置情報に基づいて予め決めた基準移動速度と実移動速度と基準移動速度が比較される。これら比較処理の結果、偏差が生じた場合に予め決めた基準圧力と基準速度になるようにスキージを操作して移動速度および押圧が調整される。したがって、粘着シートに過剰な圧力が作用しないので、粘着シート貼り付け後にドット状の凹凸やオレンジピールが発生するのを抑制することができる。
また、上記装置において、粘着シートの貼り付け開始から目標速度に達するまでの加速度と当該加速度に応じて関連付けされたスキージの理論圧力を予め求めておき、
前記目標速度に達するまで位置検出器によって検出された位置情報から実加速度を求め、当該実加速度に応じた理論圧力を求め、当該理論圧力に基づいて粘着シートへのスキージの押圧を調整することが好ましい。
この方法によれば、粘着シートへの押圧が過剰にかかりぎみになる貼り付け開始時に実加速度を求め、予め加速度に関連付けられた理論圧力に粘着シートへのスキージの押圧を調整することにより、安定した押圧で粘着シートをワークに貼り付けることができる。したがって、貼り付け開始部分であっても粘着シートのドット状の凹凸やオレンジピールの発生を抑制することができる。
本発明の保護用粘着シートの貼付け方法によれば、ワークの形状に関わらず保護用粘着シートを精度よく貼り付けることができる。
保護用粘着シートの貼付け装置の正面図である。 保護用粘着シートの貼付け装置の平面図である。 保護用粘着シートの貼付け装置の側面図である。 保護用粘着シートの貼付け装置の概略構成を示すブロック図である。 保護用粘着シートの貼付け装置の一巡の動作を示すフローチャートである。 評価サンプルに保護用粘着シートを貼り付ける動作を説明する図である。 評価サンプルに保護用粘着シートを貼り付ける動作を説明する図である。 評価サンプルに保護用粘着シートを貼り付ける動作を説明する図である。 変形例装置の正面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施例説明する。なお、この実施例装置によって保護用粘着シートを貼り付けるワークは、例えば自動車のボディなどの塗装面や窓のガラス面などである。
図1は、この発明の一実施例に係り、保護用粘着シートの貼付け装置の全体構成を示した正面図である。
この貼付け装置は、保持テーブル1、貼付けユニット2から構成されている。以下、各構成について詳述する。
保持テーブル1は、図1ないし図3に示すように、ワークWの裏面を真空吸着あるいはクランプで把持するよう構成されている。また、保持テーブル1は、前後水平に配備されたガイドレール3に沿って前後にスライド可能な可動台4に支持されている。そして、可動台は4、図4に示すサーボモータ5を備えたアクチュエータによって前後に往復移動する。
保持テーブル1は、サーボ用のアンプ7の電圧を調整することによりサーブモータ5の回転速度が変更され、移動速度の調整が可能に構成されている。また、ロータリエンコーダ8により保持テーブル1の位置情報を検出し、当該位置情報を図4に示す速度制御部9に送信する。なお、アクチュエータは、本発明の水平駆動機構に相当する。なお、ロータリエンコーダ8は、本発明の位置検出器に相当する。
図1に戻り、貼付けユニット2は、昇降機構10、アーム11、加圧機構12および角度調整機構13などから構成されている。
昇降機構10は、可動台14を備えている。この可動台14は、装置基台に立設された縦フレーム15に設けられたボール軸16に連結されたハンドル17を操作することによりガイドレール18に沿って昇降する。
可動台14の底面にはアーム11が装着されている。このアーム11には、横軸20が水平に挿通され、当該アーム11を揺動可能に軸支している。アーム11の先端側には、保持部21を介してエッジを下向きにしたスキージ22が着脱可能に装着されている。
アーム11の後端側にはバランサ23が装着されており、定常状態でアーム11を水平に保つように構成されている。
加圧機構12は、例えば低摩擦タイプのエアーシリンダ12によって構成されている。エアーシリンダ12は、可動台14の上面から立設された縦板24に装着され、アーム11と一体に昇降可能に構成されている。また、エアーシリンダ12のロッドが、アーム11の先端よりの上面に連結されている。したがって、エアーシリンダ12のロッドの伸縮によって横軸20を中心にしてアーム11の先端が上下に揺動し、ワークWへの押圧が調整可能に構成されている。
ここで、エアーシリンダ12は、図4に示すように、上流側から外部接続の圧縮エアー源25、1次圧力調整機26、圧力変換調整機27および電磁弁28の順に接続されている。なお、圧力変換調整機27には、逆止弁29が装備されている。
1次圧力調整機26は、圧縮エアー源25から供給されるエアーの圧力を所定の安定した2次圧力にして出力する。
圧力変換調整器27は、例えばレギュレータで構成されており、予め設定した2次圧力を一定に保つように調整する。すなわち、圧力調整器24は、エアーシリンダ12の圧力変化を検知しとき、当該検知信号の実圧力と設定された基準圧力の偏差を求め、電磁弁28や逆止弁29の開度を調整することによって設定圧力に戻す。なお、圧力変換調整器24は、本発明の圧力検出器および圧力制御部の機能を兼ね備えている。
角度調整機構13は、ポテンショメータ30、サーボモータ31、サーボ用のアンプ32およびロータリエンコーダ33などから構成されている。
ポテンショメータ30は、アーム11を軸支している横軸20に装着されており、アーム11の揺動角度を検出する。検出信号は、角度制御部34に送信される。
サーボモータ31は保持部21に連結されており、ワークWに対して22の接触角度を変更可能にする。なお、スキージ22の角度変更時の回転速度は、サーボ用のアンプ32の電圧制御することにより調整可能に構成されている。
ロータリエンコーダ33は、スキージ22の角度変更時の回転角を検出し、検出信号を角度制御部34に送信する。
次に、上述の実施例装置について一巡の動作を図5に示すフローチャートに沿って説明する。
保護用の粘着シートPTを処理対象のワークWに貼り付ける前に上記実施例装置を用いてワークWと同じ材料や同じ塗装のされた板状の評価サンプルW1に粘着シートPTの貼り付けを繰り返し、気泡の巻き込み、ドット状の凹凸などの不良が生じない貼り付け条件を求め、定量化したデータベースを作成する。
評価条件を設定する(ステップS1)。当該評価条件は、例えば、スキージ22によるサンプルW1の押圧(圧力)、スキージ22の接触角度、保持テーブル1の移動速度などである。これら評価条件は、オペレータによるマニュアル処理でワークWに粘着シートPTを貼り付け可能な範囲から複数パターンの条件で操作パネル40を操作して設定する。例えば、本実施例では、圧力、接触角度および移動速度の3つのパラメータを粘着シートPTの貼り付け開始から終了するまで一定に保つように設定している。この一定値を変更してゆく。
評価サンプルW1を保持テーブル1に載置保持し、操作パネル40から設定条件を選択する。保護用粘着シート貼付け装置を初期設定する(ステップS2)。
保持テーブル1は、貼り付け開始位置に移動する。つまり、図6に示すように、評価サンプルW1の移動方向側の前端がスキージ22の下降位置と一致するように原点位置が合わされる。なお、この時点でハンドル17を操作してアーム11の高さ調整は完了している。
同時に、加圧機構12および角度調整機構13の設定も行われる。ここで、加圧機構12は、1次圧力調整器24によって押圧の設定値に近い値で安定する2次圧力に調整する。
角度調整機構13は、評価サンプルW1に対してスキージ22が所定角度で接触するよう設定される。つまり、サーボモータ31の回転角をロータリエンコーダ33で検出し、当該検出結果に基づいて角度制御部34が設定角度になるまでサーボモータ31の回転をコントロールする。
初期設定が完了した時点で、粘着シートPTの貼り付けを開始する(ステップS3)。図7に示すように、加圧機構12によってアーム11を揺動下降させてスキージ22の先端を設定角度で粘着シートPTに接着および押圧する。その後、図8に示すように、保持ステージ1を設定速度で終端位置まで移動させる。
粘着シートPTの貼り付け過程で、ロータリエンコーダ8によって保持ステージ1の位置情報を検出しながら記憶部50に記録する(ステップS4A)。速度制御部9は、位置情報から距離を算出し、当該距離を微分して移動速度求(実速度)める。さらに、記憶部50から設定された基準速度と当該実速度を比較し、偏差が生じた場合にサーボ用のアンプ7の電圧変更し、サーボモータ5を操作して移動速度を一定に保つ(ステップS5A)。
また、評価サンプルW1の形状に追従してスキージ22が移動するのに伴って揺動するアーム11の揺動角度(実角度)が検出される(ステップS4B)。ポテンショメータ30によって検出された実角度と基準角度を比較し、偏差が生じた場合に当該偏差に応じてサーボモータ31を操作してサンプルへのスキージ22の接触角度を一定にする(ステップS5B)。
さらに、圧力変換調整器27は、圧力変化を検知する(ステップS4C)。圧力変化を検出するごとに実圧力と設定された基準圧力を比較し、求まる偏差に応じて逆止弁29や電磁弁28の開度を調整しながら押圧を一定に保つ(ステップS5C)。
保持ステージ1が貼り付け終了端に到達したかどうかをロータリエンコーダ8の位置情報から判別する(ステップS6)。保持ステージ1が終了端に到達すると、加圧機構12による加圧を解除させてアーム11を揺動上昇させて待機位置に復帰させる。同時に保持ステージ1を原点位置に戻す。
以上の評価サンプルW1への粘着シートPTの一巡の貼り付け動作が終了し、設定条件ごとに上記ステップS1からステップS6の処理を繰り返す。
複数の条件で評価サンプルW1に貼り付けた粘着シートPTを所定時間かけて貼り付き状態を観察し、スキージ痕やドット状の凹凸などの発生していない最適な条件を求める。
最適条件が求まれば、データベース化して装置内の記憶部50に記録してゆく。実際の処理対象のワークWへの粘着シートPTの貼り付けは、当該データベースから適時に選択し、実行される。
以上で実施例装置の一巡の動作が完了し、以後、所定枚数に達するまで同じ動作が繰り返される。
上記実施例装置によれば、評価サンプルW1によって取得した最適な貼り付け条件に基づいて、ワークWの形状に対応しつつスキージ22の接触角度、押圧および移動速度を一定に保って粘着シートPTを貼り付けることができる。すなわち、スキージ痕やドット状の凹凸など外観不良の発生しない最適な条件でワークWに保護用の粘着シートPTを自動で貼り付けることができる。
なお、本発明は以下のような形態で実施することもできる。
(1)上記実施例装置において、保持ステージ1をアクリルなどの透明材料で構成し、図9に示すように、貼り付け位置の下方にカメラなどの撮像機60を装備してもよい。この構成によれば、透明材料からなる評価サンプルに用の粘着シートPTを貼り付けることにより、貼り付け過程の粘着層が弾性変形する状態を確認することできる。
(2)上記実施例では、評価サンプルW1にワークWと同形状の粘着シートPTの貼り付け過程でスキージ22の角度調整も行っていたが、スキージ22を固定にしてもよい。
(3)上記各実施例装置において、設定された目標移動速度に達するまでの間の実加速度を求め、実加速度に応じてスキージ22の押圧を調整してもよい。例えば、加速度に応じて最適な押圧を実験またはシミュレーションで求めて関連付けてデータベースとして保持する。この場合、貼り付け開始時の圧力不足または過剰な圧力が粘着シートPTにかからない。
(4)上記各実施例装置において、スキージ22を左右への揺動を調整可能に構成してもよい。したがって、粘着シートPTの貼り付け過程で、ワークWの形状に追従して揺動角度を変更するのでスキージ22の片当たりを回避することができる。
1 … 保持テーブル
2 … 貼付けユニット
5 … サーボモータ
8 … ロータリエンコーダ
9 … 速度制御部
12 … 加圧機構
13 … 角度調整機構
22 … スキージ
27 … 圧力変換調整機構
30 … ポテンショメータ
33 … ロータリエンコーダ
34 … 角度制御部

Claims (2)

  1. ワークに保護用粘着シートを貼り付ける保護用粘着シートの貼付け方法であって、
    前記ワーク上をスキージが通過するようにワークとスキージを相対的に移動させながら当該スキージによって粘着シートを押圧してワークに貼り付ける過程で、
    位置検出器によって検出された前記スキージの位置情報と圧力検出器によって検出されたスキージによる実圧力とを、ワークの位置ごとに応じて予め決めた基準圧力と比較し、求まる偏差に応じてスキージによる粘着シートへの押圧を調整する圧力調整過程と、
    前記位置検出器によって検出された位置情報を利用して実移動速度を求め当該実移動速度と予め決めた基準移動速度を比較して求まる偏差に応じて、スキージとワークの相対的な移動速度を調整する移動速度調整過程と、
    を備えたことを特徴とする保護用粘着シートの貼付け方法。
  2. 請求項1に記載の保護用粘着シートの貼付け方法において、
    前記粘着シートの貼り付け開始から目標速度に達するまでの加速度と当該加速度に応じて関連付けされたスキージの理論圧力を予め求めておき、
    前記目標速度に達するまで位置検出器によって検出された位置情報から実加速度を求め、当該実加速度に応じた理論圧力を求め、当該理論圧力に基づいて粘着シートへのスキージの押圧を調整する
    ことを特徴とする保護用粘着シートの貼付け方法。
JP2014027376A 2012-08-29 2014-02-17 保護用粘着シートの貼付け方法 Expired - Fee Related JP5830555B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014027376A JP5830555B2 (ja) 2012-08-29 2014-02-17 保護用粘着シートの貼付け方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012188885 2012-08-29
JP2012188885 2012-08-29
JP2014027376A JP5830555B2 (ja) 2012-08-29 2014-02-17 保護用粘着シートの貼付け方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013164088A Division JP5481593B2 (ja) 2012-08-29 2013-08-07 保護用粘着シートの貼付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014141676A JP2014141676A (ja) 2014-08-07
JP5830555B2 true JP5830555B2 (ja) 2015-12-09

Family

ID=51423227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014027376A Expired - Fee Related JP5830555B2 (ja) 2012-08-29 2014-02-17 保護用粘着シートの貼付け方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5830555B2 (ja)

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0415116A (ja) * 1990-05-08 1992-01-20 Toyota Motor Corp 車輌用アクティブサスペンション
JPH06115123A (ja) * 1992-10-06 1994-04-26 Hoei Fuji Kogyo Kk 熱転写方法
JPH0761686B2 (ja) * 1992-10-28 1995-07-05 三洋機工株式会社 シート積層造形方法および装置
JP2850680B2 (ja) * 1992-12-25 1999-01-27 日立工機株式会社 速度制御装置
JPH07228124A (ja) * 1994-02-21 1995-08-29 Nissan Diesel Motor Co Ltd 車両のスタビライザ装置
JPH08264598A (ja) * 1995-03-22 1996-10-11 Nec Corp フレキシブルフィルム接着装置及び方法
WO1998033366A1 (fr) * 1997-01-29 1998-07-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Procede et dispositif permettant de fabriquer un tableau de connexions multicouches et un tableau de connexions approprie
JP3543543B2 (ja) * 1997-06-10 2004-07-14 日産自動車株式会社 車間距離制御装置
DE19809515C2 (de) * 1998-03-05 2002-10-31 Daimler Chrysler Ag Verfahren und Vorrichtung zum Applizieren von selbsthaftender Schutzfolie auf Karosserien
JP2000084866A (ja) * 1998-09-09 2000-03-28 Lintec Corp 感圧スキージ
DE10210603A1 (de) * 2002-03-11 2003-10-02 Continental Teves Ag & Co Ohg Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung einer Fahrzeugbremsanlage mit aktiver hyraulischer Bremskraftverstärkung
US20060225832A1 (en) * 2005-03-30 2006-10-12 Saidman Laurence B Method for dispensing an energy reactive adhesive
JP2010202274A (ja) * 2009-03-06 2010-09-16 Lintec Corp シート貼付装置及び貼付方法
JP2011062592A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Seiko Epson Corp 液滴吐出装置及び吐出方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014141676A (ja) 2014-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5481593B2 (ja) 保護用粘着シートの貼付け装置
WO2018076424A1 (zh) 一种自动贴膜机构及方法
US5961768A (en) Apparatus for applying adhesive sheets
JP5912657B2 (ja) 樹脂貼付装置
CN108982360B (zh) 一种工件表面涂层附着力的检测装置
WO2018121069A1 (zh) 贴膜设备
JP2012230389A (ja) 貼合装置及びその制御方法
CN111804516A (zh) 一种自动贴片机
WO2011010408A1 (ja) 液晶表示装置の製造装置及び液晶表示装置の製造方法
JP2022507277A (ja) 自動車の製造のための方法及びそのために好適な器具
CN110937202A (zh) 一种撕膜设备和撕膜方法
TWI678575B (zh) 保持裝置、定位裝置以及貼合裝置
US20070295437A1 (en) Film adhesion device and film adhesion method
JP5830555B2 (ja) 保護用粘着シートの貼付け方法
TW200834700A (en) Method for cutting protective tape of semiconductor wafer and apparatus for cutting the protective tape
KR20130089547A (ko) 시트 부착 장치 및 시트 부착 방법
CN114334737A (zh) 一种点胶贴合固化一体机
CN215004203U (zh) 一种汽车c柱上饰板亮条总成检具推顶机构
CN111199679A (zh) 一种显示屏的全贴合方法及设备
WO2016186192A1 (ja) フィルムを貼り合せる装置
US20130186550A1 (en) Masking method using masking jig
TWI468295B (zh) 貼附裝置及使用該貼附裝置之貼附方法
TWI427426B (zh) Drawing device
CN113594391A (zh) 一种贴片装置及硅基oled玻璃盖板的贴合方法
CN112495705B (zh) 一种风扇涂胶用自动涂胶设备

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151006

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151026

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5830555

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees