JP5830062B2 - パンチ - Google Patents

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本発明は、パンチに関し、特に、例えばファイル等の紙を綴じるための多穴リング部に挿脱自在に挿通可能な多穴綴じ孔を紙に穿設するためのパンチに関する。
従来から、紙を綴じるための複数個のリング部を前後方向に所定間隔毎に配設してなるファイルが提供され、綴じ孔が穿設されていない紙の辺縁部に該辺縁部に沿って、ファイル等の多穴リング部に綴じるための多穴綴じ孔を円滑に且つ正確に穿設することができるパンチが所望され、例えば特開2012−196721号公報に開示されている(以下、特許文献1という)。
特開2012−196721号公報
特許文献1に開示されているパンチは、プレッシャ体がベース体及びプレッシャ体のうちのいずれか一方の対向面に、被穿孔材に穿孔するための穿孔刃を突設され、プレッシャ体は、ベース体又はストリッパ体との間においてベース体又はプレッシャ体に枢支され、ストリッパ体は、穿孔刃による穿孔するために被穿孔材を固定する位置を明示する位置まで、ベース体又はプレッシャ体から離間されて、該明示する位置で停止するように形成されている。
ところが、このパンチを小型化した場合には、枢支位置と穿孔刃との間の距離をとりにくく、被穿孔材に対して垂直に穿孔刃が入りにくくなり、被穿孔材の孔開けの精度に影響を与えるという問題がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、パンチ刃による被穿孔材に対する孔開けの精度を向上したパンチを提供することである。
この発明の請求項1にかかるパンチは、ベース体、並びにプレッシャ体、ストリッパ体、ダイ体及び1つのパンチ刃体を含むパンチユニットを備え、前記プレッシャ体は、前記ダイ体又はダイ体の近傍に枢支され、前記ダイ体は、前記プレッシャ体に対向するように配置され、前記ストリッパ体は、前記ダイ体と前記プレッシャ体との間に配置され、前記パンチ刃体は、前記プレッシャ体と前記ダイ体との間に配置され、前記パンチ刃体は、被穿孔材に孔を開けるための複数のパンチ刃先部と、前記複数のパンチ刃先部を連結するための直線状のパンチ刃連結部とが一体形成されたものであり、前記ストリッパ体は、前記複数のパンチ刃先部のそれぞれが通る複数の刃通過孔を形成され、前記複数のパンチ刃先部は、前記パンチ刃連結部の長手方向に対して垂直な方向に、前記複数のパンチ刃先部の全てが、同一方向に突出する形で、前記パンチ刃連結部に沿って同一直線上に、かつ、等間隔に形成され、 ベース体は、合成樹脂で一体成形されており、プレッシャ体及びストリッパ体より大きい平面視横長の基部を有し、基部は、ベース体の長手方向中央線を挟んで向こう側に、穿孔穴の穴列と平行に、プレッシャ体を枢支する枢支構造を構成するための枢軸を形成され、枢軸は、パンチ刃体のパンチ刃先部及び穿孔穴の並列方向に平行にのびるように、ベース体の長手方向において直線状に架け渡され、前記複数のパンチユニットは、前記複数のパンチ刃体の全てのパンチ刃先部が、同一直線上に、かつ、等間隔に並ぶように、ベース体の基部の長手方向に並列されて、配置され、 前記複数のパンチユニットは、前記複数のパンチ刃体の全てのパンチ刃先部が、枢軸と平行に並列され、前記ダイ体の全期被穿孔材の載置面に直交する方向に、前記ダイ体に向く前記プレッシャ体の面の一部分が、前記パンチ刃体における前記パンチ刃先部とは逆側の前記パンチ刃連結部の面を直接押して、前記パンチ刃体が、前記被穿孔材に孔を開ける、パンチである。
この発明の請求項2にかかるパンチは、ベース体、並びにプレッシャ体、ストリッパ体、ダイ体及び複数のパンチ刃体を含むパンチユニットを備え前記ベース体は、複数のパンチユニットを、その長手方向に並列させて固定するように、合成樹脂で一体成形されており、プレッシャ体及びストリッパ体より大きい平面視横長形状に形成され、 前記プレッシャ体は、前記ダイ体又はダイ体の近傍において、プレッシャ体を枢支する枢支構造を構成するための枢軸に枢支され、 前記ダイ体は、前記プレッシャ体に対向するように配置され、 前記ストリッパ体は、前記ダイ体と前記プレッシャ体との間に配置され、前記複数のパンチ刃体は、前記プレッシャ体と前記ダイ体との間に配置され、前記複数のパンチ刃体のそれぞれのパンチ刃体は、被穿孔材に孔を開けるための複数のパンチ刃先部と、前記複数のパンチ刃先部を連結するための直線状のパンチ刃連結部とが一体形成されたものであり、 前記ストリッパ体は、前記複数のパンチ刃先部のそれぞれが通る複数の刃通過孔を形成され、 前記複数のパンチ刃先部は、前記パンチ刃連結部の長手方向に対して垂直な方向に、前記複数のパンチ刃先部の全てが同一方向に突出する形で、前記パンチ刃連結部に沿って等間隔に形成され、 前記複数のパンチユニットは、前記複数のパンチ刃体の全てのパンチ刃先部が、同一直線上に、かつ、等間隔に並ぶように、ベース体に配置され、前記複数のパンチユニットは、前記複数のパンチ刃体の全てのパンチ刃先部が、枢軸と平行に並列された、パンチである。
この発明の請求項3にかかるパンチは、 前記パンチ刃体における前記パンチ刃先部とは逆側の前記パンチ刃連結部の面は、前記ダイ体の前記被穿孔材の載置面と平行な面を備え、 前記パンチ刃先部は、前記パンチ刃連結部の面と直交する方向にのび、 前記ダイ体の前記被穿孔材の載置面に直交する方向に、前記プレッシャ体のベース体側の部分が、前記パンチ刃体における前記パンチ刃先部とは逆側の前記パンチ刃連結部の面を直接押して、前記パンチ刃体のパンチ刃先部が、前記被穿孔材に孔を開ける、請求項1又は請求項2に記載のパンチである。
この発明の請求項4にかかるパンチは、前記パンチは、前記複数のパンチ刃体のそれぞれに対応した、前記複数のパンチ刃体と同じ個数の複数のプレッシャ体を含み、 前記複数のプレッシャ体は、それぞれ、対応するパンチ刃体のパンチ刃連結部に沿った長さを有しており、 前記複数のプレッシャ体は、それぞれ、個別に押すことが可能である、請求項2又は請求項3に記載のパンチである。
この発明の請求項5にかかるパンチは、前記パンチは、前記複数のパンチ刃体のそれぞれに対応した、前記複数のパンチ刃体と同じ個数の複数のダイ体とを含み、 前記複数のダイ体は、それぞれ、対応するパンチ刃体のパンチ刃連結部に沿った長さを有しており、 前記パンチ刃体、前記パンチ刃体に対応する前記プレッシャ体、及び、前記パンチ刃体に対応する前記ダイ体からなるパンチユニットが、ベース体のパンチユニット配設段部に複数個配設された形で構成された、請求項ないし請求項4のいずれかに記載のパンチである。
請求項1の発明によれば、ベース体、並びにプレッシャ体、ストリッパ体、ダイ体及び1つのパンチ刃体を含むパンチユニットを備え、 前記プレッシャ体は、前記ダイ体又はダイ体の近傍に枢支され、 前記ダイ体は、前記プレッシャ体に対向するように配置され、 前記ストリッパ体は、前記ダイ体と前記プレッシャ体との間に配置され、 前記パンチ刃体は、前記プレッシャ体と前記ダイ体との間に配置され、 前記パンチ刃体は、被穿孔材に孔を開けるための複数のパンチ刃先部と、前記複数のパンチ刃先部を連結するための直線状のパンチ刃連結部とが一体形成されたものであり、 前記ストリッパ体は、前記複数のパンチ刃先部のそれぞれが通る複数の刃通過孔を形成され、 前記複数のパンチ刃先部は、前記パンチ刃連結部の長手方向に対して垂直な方向に、前記複数のパンチ刃先部の全てが、同一方向に突出する形で、前記パンチ刃連結部に沿って同一直線上に、かつ、等間隔に形成され、 ベース体は、合成樹脂で一体成形されており、プレッシャ体及びストリッパ体より大きい平面視横長の基部を有し、基部は、ベース体の長手方向中央線を挟んで向こう側に、穿孔穴の穴列と平行に、プレッシャ体を枢支する枢支構造を構成するための枢軸を形成され、枢軸は、パンチ刃体のパンチ刃先部及び穿孔穴の並列方向に平行にのびるように、ベース体の長手方向において直線状に架け渡され、前記複数のパンチユニットは、前記複数のパンチ刃体の全てのパンチ刃先部が、同一直線上に、かつ、等間隔に並ぶように、ベース体の基部の長手方向に並列されて、配置され、 前記複数のパンチユニットは、前記複数のパンチ刃体の全てのパンチ刃先部が、枢軸と平行に並列され、 前記ダイ体の前記被穿孔材の載置面に直交する方向に、前記ダイ体に向く前記プレッシャ体の面の一部分が、前記パンチ刃体における前記パンチ刃先部とは逆側の前記パンチ刃連結部の面を直接押して、前記パンチ刃体が、前記被穿孔材に孔を開けるように形成されているため、それぞれのパンチ刃先部が一定の位置・方向関係を有してパンチ刃の孔開け精度を上げることができる。
また、例えばプレッシャ体にパンチ刃体を取り付ける場合にも、小さいパンチ刃をそれぞれプレッシャ体に取り付けるよりも、一体形成された直線状のパンチ刃体をプレッシャ体に精度良く取り付け可能であり、孔開けの精度の高いパンチを提供することができる。
請求項2の発明によれば、ベース体、並びにプレッシャ体、ストリッパ体、ダイ体及び複数のパンチ刃体を含むパンチユニットを備え、前記ベース体は、複数のパンチユニットを、その長手方向に並列させて固定するように、合成樹脂で一体成形されており、プレッシャ体及びストリッパ体より大きい平面視横長形状に形成され、 前記プレッシャ体は、前記ダイ体又はダイ体の近傍において、プレッシャ体を枢支する枢支構造を構成するための枢軸に枢支され、 前記ダイ体は、前記プレッシャ体に対向するように配置され、 前記ストリッパ体は、前記ダイ体と前記プレッシャ体との間に配置され、 前記複数のパンチ刃体は、前記プレッシャ体と前記ダイ体との間に配置され、 前記複数のパンチ刃体のそれぞれのパンチ刃体は、被穿孔材に孔を開けるための複数のパンチ刃先部と、前記複数のパンチ刃先部を連結するための直線状のパンチ刃連結部とが一体形成されたものであり、 前記ストリッパ体は、前記複数のパンチ刃先部のそれぞれが通る複数の刃通過孔を形成され、 前記複数のパンチ刃先部は、前記パンチ刃連結部の長手方向に対して垂直な方向に、前記複数のパンチ刃先部の全てが同一方向に突出する形で、前記パンチ刃連結部に沿って等間隔に形成され、 前記複数のパンチユニットは、前記複数のパンチ刃体の全てのパンチ刃先部が、同一直線上に、かつ、等間隔に並ぶように、ベース体に配置され、前記複数のパンチユニットは、前記複数のパンチ刃体の全てのパンチ刃先部が、枢軸と平行に並列されているため、パンチへのパンチ刃の取り付け精度は問題とならず、それぞれのパンチ刃先部が一定の位置・方向関係を有することができる。
また、例えばプレッシャ体にパンチ刃体を取り付ける場合にも、一体形成された直線状のパンチ刃体をプレッシャ体に精度良く取り付け可能であり、孔開けの精度の高いパンチを提供することができる。
さらに、請求項2の発明にかかるパンチは、パンチ刃の数の少ないパンチ刃体をいくつか含んで、例えばB5の29穴を同時に開けることに対応するパンチとすることができる。
パンチ刃体は、パンチ刃の数の少ないパンチ刃体の方が、パンチ刃の数が多く、長いパンチ刃体よりも、パンチ刃先部が精度良く形成される。さらに、パンチ刃体の長さが長いとパンチ刃体が反ることによる精度への影響が大きい。このため、請求項2の発明にかかるパンチは、一本のパンチ刃体を有するパンチよりも、孔開け精度や金型コストの面でメリットがある。
請求項3の発明によれば、前記パンチ刃体における前記パンチ刃先部とは逆側の前記パンチ刃連結部の面は、前記ダイ体の前記被穿孔材の載置面と平行な面を備え、前記パンチ刃先部は、前記パンチ刃連結部の面と直交する方向にのび、前記ダイ体の前記被穿孔材の載置面に直交する方向に、前記プレッシャ体のベース体側の部分が、前記パンチ刃体における前記パンチ刃先部とは逆側の前記パンチ刃連結部の面を直接押して、前記パンチ刃体のパンチ刃先部が、前記被穿孔材に孔を開けるので、パンチ刃体の真上にあるプレッシャ体を押すだけで孔が開くシンプルな構造とすることができ、パンチのコンパクト化が実現できる。
請求項4の発明によれば、前記パンチは、前記複数のパンチ刃体のそれぞれに対応した、前記複数のパンチ刃体と同じ個数の複数のプレッシャ体を含み、前記複数のプレッシャ体は、それぞれ、対応するパンチ刃体のパンチ刃連結部に沿った長さを有しており、前記複数のプレッシャ体は、それぞれ、個別に押すことが可能であるので、1つのプレッシャ体を押したときの孔を開ける数が限られているため、ユーザーがプレッシャ体を押す負荷を軽減でき、また、孔を開けるのに十分な力を各パンチ刃先部に伝わるように構成することができる。
請求項5の発明によれば、前記パンチは、前記複数のパンチ刃体のそれぞれに対応した、前記複数のパンチ刃体と同じ個数の複数のダイ体とを含み、前記複数のダイ体は、それぞれ、対応するパンチ刃体のパンチ刃連結部に沿った長さを有しており、前記パンチ刃体、前記パンチ刃体に対応する前記プレッシャ体、及び、前記パンチ刃体に対応する前記ダイ体からなるパンチユニットが、ベース体に複数個配設された形で構成されているので、パンチユニットの幅や配設される個数により、様々なタイプの紙(B5、A4等)の孔開けに対応できる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴及び利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための形態の説明から一層明らかとなろう。
本発明の一実施の形態であるパンチを示した平面図解図である。 本発明の一実施の形態であるパンチを示した正面図解図である。 図1のパンチを分解した状態の斜視図解図である。 図1のパンチのパンチユニットを分解した状態を示す斜視図解図である。 図1のパンチの断面図解図である。 図1図示パンチによる穿孔方法を示す縦断面図解図である。 図1図示パンチによる穿孔方法を示す縦断面図解図である。 図1のパンチを分解した状態の断面図解図である。 パンチ刃体の図解図であり、(A)は平面図解図であり、(B)は正面図解図であり、(C)は側面図解図である。 図1のパンチを分解した状態の平面斜視図解図である。 本発明の一実施の形態であるパンチを示した平面図解図である。 図10のパンチの断面図解図である。 図10図示パンチによる穿孔方法を示す縦断面図解図である。 本発明の一実施の形態であるパンチを示した平面図解図である。 図1図示実施の形態であるパンチのパンチ刃体の変形例を示す図解図であり、(A)は平面図解図であり、(B)は正面図解図であり、(C)は側面図解図である。 図1図示実施の形態であるパンチのパンチ刃体の変形例を示す図解図であり、(A)は平面図解図であり、(B)は正面図解図であり、(C)は側面図解図である。 図1図示実施の形態であるパンチの変形例を示す斜視図解図である。 図1図示実施の形態であるパンチの変形例を示す断面図解図である。 図1図示実施の形態であるパンチの変形例を示す断面図解図である。 パンチの説明図である。
この発明の一実施の形態であるパンチ10は、紙などの被穿孔材Pを穿孔する穿孔器具であって、ベース体12と、プレッシャ体14と、ベース体12とプレッシャ体14との間に設けられたストリッパ体16と、ダイ体18とを備える。
前記プレッシャ体14は、前記ベース体12に枢支され、前記ストリッパ体16は、前記ベース体12と、前記プレッシャ体14との間において前記ベース体12に設けられている。
プレッシャ体14は、ベース体12に枢支された部位とは反対側である自由端をベース体12より離れる方向である上向きに上昇させることにより、ベース体12との間を広げることができ、且つ、その自由端を下降させることにより、プレッシャ体14により後述するパンチ刃体100を押圧して紙などの被穿孔材Pに穿孔することができるように構成されている。
ベース体12は、ABS樹脂,ポリアセタール等の合成樹脂で一体成形されており、プレッシャ体14及びストリッパ体16より大きい平面視横長長方形状板状体の基部20を有している。
基部20は、被穿孔材Pをプレッシャ体14とダイ体18との間に挿入する入口側であって被穿孔材Pの載置面(平面状被穿孔材載置面44)を形成された第1領域20Aと、前記第1領域20Aの向こう側に形成され、パンチユニットを設けられた第2領域20Bと、前記第2領域20Bより更に向こう側の位置に形成された第3領域20Cとを備える。
基部20の第2領域20Bは、長手方向に一列に並んだ29個の平面視方形の穿孔穴42を穿設されたダイ体18が付設されている。
穿孔穴42は、被穿孔材Pに穿孔される綴じ孔Hに対応した形状であって、並んで穿設される綴じ孔Hの間隔に対応した適宜な間隔をおいて、形成されている。
穿孔穴42は、後述するパンチ刃体100のパンチ刃先部110の刃先の外形よりわずかに大きい平面視方形又は円形の穴である。
基部20の第3領域20Cは、ベース体12の長手方向中央線を挟んで向こう側に、穿孔穴42の穴列と平行に、プレッシャ体14を枢支する枢支構造を構成するための枢軸24を形成されている。枢軸24は、適宜な間隔をおいて基部20より立設された左右一対の支持部26に、後述するパンチ刃体100のパンチ刃先部110の並列方向に平行となるように、ベース体12の長手方向において直線状に架け渡されている。
枢軸24は、穿孔穴42の並列方向と平行にのびる鋼線である。
支持部26は、第3領域20Cの表面より高い位置において枢軸24を支持するために、基部20の長手方向にのびる断面縦切円柱状(円柱を母線方向に切断された形)であり、ベース体12の長手方向の両端の近傍に、適宜な間隔をおいて形成されている。
枢軸24は、基部20の長手方向にのびる円柱状であり、基部20の第3領域20Cの表面から適宜な距離が離れた位置において、ベース体12の長手方向の左右に分かれた支持部26の間に架け渡されている。
ベース体12は、その基部20の第2領域20Bにダイ体18を配設されており、ダイ体18は、向こう側において、枢軸24を挿入してプレッシャ体14を枢支するための枢支部40を形成されている。
枢支部40は、断面半円弧状の円筒状軸受部40aを有し、円筒状軸受部40aは、枢軸24を挿入するための軸挿入孔部40bを貫設されている。
ベース体12の基部20の第2領域20Bに配設されたダイ体18は、前記ダイ体18の穿孔穴42の向こう側において、ストリッパ体16の向こう側端を接続されている。
ストリッパ体16は、ダイ体18の上面との間に被穿孔材Pを挿入するために適する適宜な間隔をおいて、向こう側から手前側にのびる平板状であって、ダイ体18と向き合う面が、ダイ体18及びベース体12の被穿孔材Pを載置する平面状被穿孔材載置面44と平行にのびる平板状である。
前記パンチ10は、前記複数のパンチ刃体100のそれぞれに対応した、前記複数のパンチ刃体100と同じ個数の複数のプレッシャ体14(第1プレッシャ体14A,第2プレッシャ体14B及び第3プレッシャ体14C)を含む。
前記パンチ10は、前記複数のパンチ刃体100のそれぞれに対応した、前記複数のパンチ刃体100と同じ個数の複数のストリッパ体16(第1ストリッパ体16A,第2ストリッパ体16B及び第3ストリッパ体16C)及びダイ体18(第1ダイ体18A,第2ダイ体18B及び第3ダイ体18C)を含む。
前記複数のプレッシャ体(第1プレッシャ体14A,第2プレッシャ体14B及び第3プレッシャ体14C)は、それぞれの幅(ベース体12の長手方向に沿う)が、対応するパンチ刃体100のパンチ刃連結部120に沿った、前記パンチ刃連結部120と略々同じ長さを有している。そして、ベース体12の枢軸24に枢支された前記複数のプレッシャ体(第1プレッシャ体14A,第2プレッシャ体14B及び第3プレッシャ体14C)は、それぞれ、パンチ刃体100に向けて個別に押すことが可能である。
プレッシャ体14は、刃押圧部52を備える。刃押圧部52は、断面半円弧状の凸条又は半球状で、パンチ刃体100のパンチ刃連結部120の押圧面、すなわち上面を押圧するに適する形状に形成されている。
前記プレッシャ体14は、ABS樹脂,ポリアセタール等の合成樹脂で一体成形されており、ベース体12より小さい平面視縦長長方形状板状体のプレッシャ体本体50を有している。
プレッシャ体本体50の下方の自由端寄りにおいて、被穿孔材Pたる紙に穿孔するためのパンチ刃体100を配置されている。
パンチ刃体100は、複数のパンチ刃体(パンチ刃体100A,パンチ刃体100B及びパンチ刃体100C)が、前記プレッシャ体14と前記ダイ体18との間に配置されている。
前記複数のパンチ刃体(パンチ刃体100A,パンチ刃体100B及びパンチ刃体100C)は、それぞれのパンチ刃体(パンチ刃体100A,パンチ刃体100B及びパンチ刃体100C)に、被穿孔材Pに孔を開けるための複数のパンチ刃先部110と、前記複数のパンチ刃体100を連結するための直線状のパンチ刃連結部120とが一体形成されたものである。
前記複数のパンチ刃先部110は、前記パンチ刃連結部120の長手方向に対して垂直な方向に、前記複数のパンチ刃先部110の全てが同一方向に突出する形で、前記パンチ刃連結部120に沿って等間隔に形成されている。
パンチ刃先部110は、角柱状又は円柱状で、その先端に尖鋭な刃を形成されている。
この実施の形態においては、パンチ刃体100は、SUS等の金属からなる(図8参照)。
パンチ刃先部110は、被穿孔材Pに穿孔される綴じ孔Hに対応した形状であって、並んで穿設される綴じ孔Hの間隔に対応した適宜な間隔(一定のピッチ)をおいて、形成されている。
パンチ刃先部110は、ダイ体18の穿孔穴42の孔の形状よりわずかに小さい底面視方形又は円形の刃先を備える。
前記複数のパンチ刃体100は、前記複数のパンチ刃体100の全てのパンチ刃先部110が、同一直線上に、かつ、等間隔に並ぶように、配置されている。
前記複数のパンチ刃体100は、前記複数のパンチ刃体100の全てのパンチ刃先部110が、枢軸24と平行に並列されている。
パンチ刃先部110は、全体が角柱状又は円柱状であって、先端部の近傍が角環状又は円環状に形成されている。
パンチ刃先部110は、その外周面が、プレッシャ体14によって押圧されて降下させられるときに下降する方向と平行な垂直方向にのびる面に形成されている。
パンチ刃体100は、プレッシャ体14によって降下させられないときは、ダイ体18の上面、すなわち被穿孔材Pを載置する平面状被穿孔材載置面44より上昇した位置において保持されている(図4参照)。
この実施の形態においては、パンチ刃体100は、パンチ刃連結部120の長手方向における両端の近傍において、突設された一方の刃保持部122及び他方の刃保持部124に取り付けられた刃弾発部材126及び刃弾発部材128によって、昇降可能にプレッシャ体14に取り付けられている。
刃弾発部材126及び刃弾発部材128は、プレッシャ体14を押圧したときは収縮し、無負荷のときは伸張するように、刃保持部122及び他方の刃保持部124とストリッパ体16の上面との間に配設されている。
一方の刃保持部122及び一方の刃保持部122に保持された刃弾発部材126は、他方の刃保持部124及び他方の刃保持部124に保持された刃弾発部材128と、パンチ刃連結部120左右端において、対角線上に設けられている。
この実施の形態においては、パンチ刃体100のパンチ刃連結部120の下面に刃弾発部材126及び刃弾発部材128を固定するための凸部を設けられ、刃弾発部材126及び刃弾発部材128の上端を保持するように構成され、且つ、ストリッパ体16の上面に刃弾発部材126及び刃弾発部材128を固定するための凸部を設けられ、刃弾発部材126及び刃弾発部材128の下端を保持するように構成されている。
パンチ刃連結部120は、その上面が、プレッシャ体14によって押圧される部位を構成し、ダイ体18の被穿孔材Pを載置する平面状被穿孔材載置面44と平行な平面に形成されている。
パンチ刃体100は、パンチ刃連結部120の上面、すなわちプレッシャ体14によって押圧される面が、平面状であって、ストリッパ体16の刃通過孔72及びダイ体18の穿孔穴42の上に配置されたとき、ストリッパ体16及びダイ体18のベース体12側の面と平行になる。
パンチ刃体100は、パンチ刃連結部120の長手方向の中心軸が、ストリッパ体16の刃通過孔72及びダイ体18の穿孔穴42の並ぶ方向すなわちストリッパ体16及びダイ体18の長手方向にのびる。そして、パンチ刃体100は、ストリッパ体16の刃通過孔72及びダイ体18の穿孔穴42の上に配置されたとき、パンチ刃連結部120の長手方向の中心軸が、ストリッパ体16の刃通過孔72及びダイ体18の穿孔穴42の並ぶ方向と平行になる。
パンチ刃体100は、パンチ刃先部110の刃先が、ストリッパ体16の刃通過孔72及びダイ体18の穿孔穴42に配置されたとき、パンチ刃連結部120の上面がストリッパ体16及びダイ体18のベース体12側の面と平行になる。
パンチ刃体100は、複数のパンチ刃先部110の並列方向が、ストリッパ体16の刃通過孔72及びダイ体18の穿孔穴42の並ぶ方向すなわちストリッパ体16及びダイ体18の長手方向にのびる。そして、パンチ刃体100は、ストリッパ体16の刃通過孔72及びダイ体18の穿孔穴42の上にストリッパ体16の刃通過孔72及びダイ体18の穿孔穴42に配置されたとき、複数のパンチ刃先部110の並列方向が、ストリッパ体16の刃通過孔72及びダイ体18の穿孔穴42の並ぶ方向と平行になる。
複数のパンチ刃体(パンチ刃体100A,パンチ刃体100B及びパンチ刃体100C)の各パンチ刃連結部120は、長さ方向が、プレッシャ体14を枢支する枢軸24ののびる方向と平行に一直線状にのび、且つ、等しい距離をおいて一直線状にのびる。
複数のパンチ刃体(パンチ刃体100A,パンチ刃体100B及びパンチ刃体100C)のパンチ刃先部110は、プレッシャ体14を枢支する枢軸24ののびる方向と平行に、且つ、等しい距離をおいて一直線状に並ぶ。
パンチ刃先部110の形状に対応して、ダイ体18の穿孔穴42及びプレッシャ体14の刃通過孔72も、プレッシャ体14を枢支する枢軸24ののびる方向と平行に、且つ、等しい距離をおいて一直線状に並ぶ。
ストリッパ体16の刃通過孔72は、ダイ体18の穿孔穴42の真上に位置している。
而して、パンチ刃体100のパンチ刃先部110は、プレッシャ体14を押圧されて垂直方向に下降するときに、ストリッパ体16の刃通過孔72からダイ体18の穿孔穴42に貫挿される。
前記プレッシャ体14は、複数のプレッシャ体(第1プレッシャ体14A,第2プレッシャ体14B及び第3プレッシャ体14C)からなる。
複数のプレッシャ体14(第1プレッシャ体14A,第2プレッシャ体14B及び第3プレッシャ体14C)は、それぞれが、向こう側端縁にベース体12に枢着するための枢支部54を形成され、前記第1プレッシャ体14A,第2プレッシャ体14B及び第3プレッシャ体14Cの間において、枢支部54とは反対側の端縁より枢支部54に向けて、スリット部56を形成されている。
プレッシャ体14の枢支部54は、断面半円弧状の円筒状軸受部54aを有し、該円筒状軸受部54aは、枢軸24を挿入するための軸挿入孔部54bを貫設されている。そして、円筒状軸受部54aは、プレッシャ体14の枢支部54がベース体12の枢支部40に取り付けられるように、プレッシャ体本体50より凸設されている。
この実施の形態においては、円筒状軸受部54aは、プレッシャ体本体50より下方に向けて、突設され、ベース体12に配設されたダイ体18の枢支部40を構成する円筒状軸受部40aとの間に嵌め込まれて並列するように構成されている。
ベース体12に配設されたダイ体18の枢支部40を構成する円筒状軸受部40aとプレッシャ体14の枢支部54を構成する円筒状軸受部54aと並列した状態において、枢支部40の軸挿入孔部40bと枢支部54の軸挿入孔部54bとに枢軸24が貫挿される。
この実施の形態においては、プレッシャ体14は、スリット部56により、右から第1プレッシャ体14A,第2プレッシャ体14B及び第3プレッシャ体14Cの3つの領域に分割されている。
第1プレッシャ体14Aと第2プレッシャ体14Bと第3プレッシャ体14Cとは、略々同じ面積を有し、各領域とも略々同じ押圧力でパンチ刃体100により被穿孔材Pを穿孔できるように構成されている。
プレッシャ体14は、枢支部54とは反対側の自由端が上向きに上昇したときのベース体12及びプレッシャ体14との角度(仰角)を調整できるように、離間角度調整部34を備える。
そして、プレッシャ体14は、パンチ刃体100のパンチ刃先部110がストリッパ体16の刃通過孔72より外れないように、離間角度調整部34によって枢支部54とは反対側の自由端が上向きに上昇したときのベース体12及びプレッシャ体14との角度(仰角)を調整され、パンチ刃体100のパンチ刃先部110が所定の位置に配設される。
この実施の形態においては、離間角度調整部34は、プレッシャ体14の枢支部54に形成された段差部によって構成され、該段差部がベース体12に配設されたダイ体18の枢支部40と係合するように設けられている。
前記ストリッパ体16は、ABS樹脂,ポリアセタール等の合成樹脂又は金属で一体成形されており、平面視横長長方形状板状体のストリッパ体本体70を有している。
ストリッパ体本体70は、前記パンチ10を適宜なクリアランスをおいて緩やかに挿入するための刃通過孔72を形成されている。ストリッパ体本体70は、ベース体12に配設されたダイ体18の被穿孔材Pを載置する平面状被穿孔材載置面44と向き合う面における該刃通過孔72の周辺において、被穿孔材Pたる紙の表面に当接して、パンチ刃先部110より穿孔後の被穿孔材Pを取り外すための領域である、当接部74を有している。
ストリッパ体16は、ストリッパ体本体70の向こう側にベース体12及びダイ体18に連結するためのストリッパ体連結部78を形成されている。
ストリッパ体連結部78は、被穿孔材Pたる紙をベース体12及びダイ体18の平面状被穿孔材載置面44に載置するときに、被穿孔材Pの向こう側端をストリッパ体連結部78の手前側面に当接させて、最適な位置に停止させるための被穿孔材Pの位置決めをする機能を備える。
ダイ体18は、ABS樹脂,ポリアセタール等の合成樹脂又は金属で一体成形されており、ストリッパ体本体70と同様な平面視横長長方形状板状体であって、ストリッパ体16と一体成形されている。
ストリッパ体連結部78によって連結されたダイ体18とストリッパ体16とは、外形が略々同一の板状体であり、対向する面が平行な平面であり、その間に被穿孔材Pを挿入するための間隔を設けられている。ストリッパ体16の刃通過孔72は、ダイ体18の穿孔穴42の真上に位置している。
前記パンチ10は、前記複数のパンチ刃体100のそれぞれに対応した、前記複数のパンチ刃体100と同じ個数の複数のストリッパ体16(第1ストリッパ体16A,第2ストリッパ体16B及び第3ストリッパ体16C)を含む。
前記複数のストリッパ体16は、それぞれが、対応するパンチ刃体100のパンチ刃連結部120に沿って、前記パンチ刃連結部120と略々同じ長さを有している。
前記パンチ10は、前記複数のパンチ刃体100のそれぞれに対応した、前記複数のパンチ刃体100と同じ個数の複数のダイ体18(第1ダイ体18A,第2ダイ体18B及び第3ダイ体18C)を含む。
前記複数のダイ体18は、それぞれ、対応するパンチ刃体100のパンチ刃連結部120に沿って、前記パンチ刃連結部120と略々同じ長さを有しており、プレッシャ体14と向き合う面に、被穿孔材Pを載置する平面状被穿孔材載置面44を形成されている。
平面状被穿孔材載置面44は、ダイ体18の上面からベース体12の上面に拡がる平面であって、被穿孔材Pたる紙の表面及び裏面と平行な平面である。そして、平面状被穿孔材載置面44は、パンチ刃体100のパンチ刃先部110が垂下する方向と直交する面を構成している。
ダイ体18は、前記パンチ10を適宜なクリアランスをおいて緩やかに挿入するための穿孔穴42を形成され、パンチ刃体100のパンチ刃先部110と穿孔穴42と協動して被穿孔材Pに穿孔するように構成されている。
パンチ10は、前記パンチ刃体100、前記パンチ刃体100に対応する前記プレッシャ体14、ストリッパ体16及び前記パンチ刃体100に対応する前記ダイ体18からなるパンチユニットが、前記ベース体12のパンチユニット配設段部22に複数個配設された形で構成されている。
ベース体12は、第1プレッシャ体14A,第1ストリッパ体16A及び第1ダイ体18Aを備える第1パンチユニットと、第2プレッシャ体14B,第2ストリッパ体16B及び第2ダイ体18Bを備える第2パンチユニットと、第3プレッシャ体14C,第3ストリッパ体16B及び第3ダイ体18Bを備える第3パンチユニットとを、その長手方向に並列させて固定するように形成されている。
第1プレッシャ体14A,第1ストリッパ体16A及び第1ダイ体18Aを備える第1パンチユニットと、第2プレッシャ体14B,第2ストリッパ体16B及び第2ダイ体18Bを備える第2パンチユニットと、第3プレッシャ体14C,第3ストリッパ体16B及び第3ダイ体18Bを備える第3パンチユニットとは、各ユニットを構成するプレッシャ体14,ストリッパ体16及びダイ体18がそれぞれ略々同一の構造を有している。
この実施の形態においては、第2ユニットは、第1ユニット及び第3ユニットと比して、パンチ刃先部110の数が1個少ないために、パンチ刃連結部120の幅が若干狭く、且つ、第2プレッシャ体14B,第2ストリッパ体16B及び第2ダイ体18Bの幅が若干狭い。
この実施の形態においては、パンチユニットは、ベース体12の基部20に穿設されたパンチユニット配設段部22にダイ体18を嵌合して、配設される。
ダイ体18の底部は、ベース体12のパンチユニット配設段部22に嵌合されるための凸面ないしは凸部を備えており、パンチユニット配設段部22の内側に嵌合して、各パンチユニットが動かないように固定される。
ベース体12は、基部20のパンチユニット配設段部22の下部に、被穿孔材Pを穿孔したときにでるカスを通過させるカス通過孔46を形成されている。
カス通過孔46は、ダイ体18の穿孔穴42の真下に形成されている。
ベース体12は、基部20の下方に、被穿孔材Pを穿孔したときにでるカスを受けるカス受け部48を設けられている。
この実施の形態においては、カス受け部48は、ベース体12の基部20の下部に嵌合される箱状であって、カス受け部48の底面が、平面状であって、パンチ10を載置するための底面を構成する。
前記実施の形態において、パンチ10は、前記複数のパンチ刃体100のそれぞれに対応した、前記複数のパンチ刃体100と同じ個数の複数のダイ体18を含み、前記複数のダイ体18は、それぞれ、対応するパンチ刃体100のパンチ刃連結部120に沿って、前記パンチ刃連結部120と略々同じ長さを有している。そして、パンチ10は、前記パンチ刃体100、前記パンチ刃体100に対応する前記プレッシャ体14及び前記パンチ刃体100に対応する前記ダイ体18からなるパンチユニットが、ベース体12に複数個配設された形で構成されているが、パンチユニットは、図13に示すように、1個設けられた形で構成されてもよい。
すなわち、パンチ10は、ベース体12と、プレッシャ体14と、ストリッパ体16と、ダイ体18と、1つのパンチ刃体100とを含むパンチであって、前記プレッシャ体14は、前記ダイ体18又はダイ体18の近傍に枢支され、前記ダイ体18は、前記プレッシャ体14に対向するように配置され、前記ストリッパ体16は、前記ダイ体18と前記プレッシャ体14との間に配置され、前記パンチ刃体100は、前記プレッシャ体14と前記ダイ体18との間に配置されている。そして、前記パンチ刃体100は、被穿孔材Pに孔を開けるための複数のパンチ刃先部110と、前記複数のパンチ刃先部110を連結するための直線状のパンチ刃連結部120とが一体形成されたものである。そして、前記ストリッパ体16は、前記複数のパンチ刃先部110のそれぞれが通る複数の刃通過孔72を形成されている。そして、前記複数のパンチ刃先部110は、前記パンチ刃連結部120の長手方向に対して垂直な方向に、前記複数のパンチ刃先部110の全てが同一方向に突出する形で、前記パンチ刃連結部120に沿って等間隔に形成されている。そして、前記パンチ刃体100は、前記パンチ刃体100の全てのパンチ刃先部110が、同一直線上に、かつ、等間隔に並ぶように、配置され、前記ダイ体18の前記平面状被穿孔材載置面44に直交する方向に、前記プレッシャ体14のベース体12側の部分が、前記パンチ刃体100における前記パンチ刃先部110とは逆側の前記パンチ刃連結部120の面を直接押して、前記パンチ刃体100が、前記被穿孔材Pに孔を開けるように構成されてもよい。
ベース体12に配設された枢支部40及びプレッシャ体14の枢支部54に形成された離間角度調整部34によって、パンチ刃体100並びに刃弾発部材126及び刃弾発部材128の固定する手段を構成しているが、パンチ刃体100並びに刃弾発部材126及び刃弾発部材128の固定手段は、図10ないし図12に図示するように、プレッシャ体14の上部において、パンチ刃体100のパンチ刃連結部120の一端を係合するように構成してもよい。
図10ないし図12図示パンチ刃体100並びに刃弾発部材126及び刃弾発部材128の固定する手段は、ストリッパ体本体70に、パンチ刃体100のパンチ刃連結部120を係合させるための刃体固定手段134を架設されている。
刃体固定手段134は、刃弾発部材126及び刃弾発部材128が無負荷のときの高さに対応した高さを備え、伸張した刃弾発部材126及び刃弾発部材128の上部に係合するように構成されている。
刃体固定手段134は、プレッシャ体14を押圧してパンチ刃体100を押し下げるときにプレッシャ体14の刃押圧部52が通過するスペースを設けられている。
次に、パンチ10の使用方法について、主として、図4ないし図6に基づいて説明する。
まず、パンチ10を、机上等の水平面にベース体12の裏面を接しさせて、安定した状態に載置する。
この実施の形態においては、カス受け部48を机上等の水平面に接しさせて載置する。
次に、図4に示すように、ベース体12の第1領域20A及びダイ体18の平面状被穿孔材載置面44の表面上に一枚ないし複数枚の被穿孔材Pたる紙を載置し、ストリッパ体16とダイ体18との間の被穿孔材Pの挿入空間に被穿孔材Pを挿入して、被穿孔材Pの向こう側の端縁を、その手前側端面が位置合わせ手段として機能するストリッパ体連結部78の手前側面に当接するまで挿入する。
しかる後、使用者は、図5に示すように、前記プレッシャ体14を、第1プレッシャ体14A,第2プレッシャ体14B及び第3プレッシャ体14Cの順に前記ベース体12側に押圧することによって、前記プレッシャ体14をその向こう側端部の枢支部54の枢軸24を中心にして前記ベース体12の表面側に伏動させる。
すると、前記プレッシャ体14に押圧されたパンチ刃体100のパンチ刃先部110は、ストリッパ体16の刃通過孔72を通過し、ダイ体18の穿孔穴42と協動して前記ベース体12及びダイ体18の上に載置した被穿孔材Pたる紙を貫通した後、前記穿孔穴42に嵌挿する。
この時、プレッシャ体14は、その第1プレッシャ体14A,第2プレッシャ体14Bを順に押圧することにより、前記ベース体12側に押圧されていることから、前記第1プレッシャ体14A及び第2プレッシャ体14Bのそれぞれにはその全面に亘って略均等な前記ベース体12側に向かう押圧力が作用している。よって、前記プレッシャ体14の全てのパンチ刃体100のパンチ刃先部110は、前記ベース体12上の被穿孔材Pたる紙を確実に貫通し、前記被穿孔材Pたる紙の側縁部には該側縁に沿って、第1回目穿孔の多数個の綴じ孔Hが表裏面間に亘って貫通した状態に円滑に且つ確実に穿設される。
被穿孔材Pを穿孔した後、プレッシャ体14を押し下げる力を弱めると、パンチ10のプレッシャ体14は、図6に示すように、刃弾発部材126及び刃弾発部材128の復元力によって、その向こう側の枢支部54を中心にしてプレッシャ体14の自由端側が起立、回動され、前記プレッシャ体14をベース体12の表面から離間される。
プレッシャ体14を回動してベース体12から適宜な角度を離間すれば、図6に示すように、プレッシャ体14の離間角度調整部34がベース体12に配設されたダイ体18の枢支部40に当接して、プレッシャ体14のベース体12からの離間移動を停止させる。
なお、前記プレッシャ体14に押圧されたパンチ刃体100のパンチ刃先部110で被穿孔材Pたる紙の側縁部を打ち抜くことにより生成した打ち抜きカスは、前記ベース体12の穿孔穴42における小径開口部よりも一回り大きく形成されたベース体12の基部20の裏面側のカス通過孔46から円滑に且つ確実に、カス受け部48に吐き出される。
使用者は、前記プレッシャ体14を、第1プレッシャ体14A,第2プレッシャ体14Bの順に前記ベース体12側に押圧することによって、前記プレッシャ体14をその向こう側端部の枢支部54を中心にして前記ベース体12の表面側に伏動させる。
而して、第1回目穿孔の綴じ孔Hに続いて、第2回目穿孔の綴じ孔H,第3回目穿孔の綴じ孔Hが穿設される。
このようにして、順次、被穿孔材Pたる紙に一定のピッチで一列に並んだ綴じ孔Hを、必要な個数穿孔する。
プレッシャ体14をベース体12から離間させ始めたとき、ストリッパ体16はベース体12から離間しないために、被穿孔材Pたる紙は、前記ストリッパ体16の刃通過孔72の周辺の当接部74に当接することから、前記プレッシャ体14をベース体12及び被穿孔材Pたる紙上から円滑に且つ確実に離間させることができる。
前記実施の形態のパンチ10のパンチ刃体100は、パンチ刃体100を独立した形態で配置したが、プレッシャ体14に固定した形態で配置してもよい。
刃弾発部材126及び刃弾発部材128は、図14及び図15に示すように、複数のパンチ刃先部110の外側に複数個巻装されてもよく、また巻装される数が複数でなくてよい。
プレッシャ体14をベース体12又はストリッパ体16又はダイ体18に枢支する枢支部40及び枢支部54は、ベース体12、ストリッパ体16又はダイ体18のいずれかに形成してもよい。
図16に示すように、ベース体12の基部20の上面において、左右に分離して形成された支持部26と支持部26を無くして、複数の枢支部40を並列して形成してもよい。複数の枢支部40は、それぞれ、枢軸24を貫挿する軸挿入孔部40bを形成される。
プレッシャ体14をベース体12又はストリッパ体16又はダイ体18に枢支する枢支部40及び枢支部54は、ベース体12の向こう側である第2領域20B又は第3領域20Cに形成するのではなく、被穿孔材Pを挿入する入口側である手前側の基部20側に形成してもよい。
図16に示すように、ベース体12又はストリッパ体16の枢支部40及びプレッシャ体14の枢支部54を、ベース体12の手前側に形成し、プレッシャ体14がベース体12の被穿孔材Pを挿入する入口側から向こう側にのびるように形成してもよい。
10 パンチ
12 ベース体
14 プレッシャ体
14A 第1プレッシャ体
14B 第2プレッシャ体
14C 第3プレッシャ体
16 ストリッパ体
16A 第1ストリッパ体
16B 第2ストリッパ体
16C 第3ストリッパ体
18 ダイ体
18A 第1ダイ体
18B 第2ダイ体
18C 第3ダイ体
20 基部
20A 第1領域
20B 第2領域
20C 第3領域
22 パンチユニット配設段部
24 枢軸
26 支持部
34 離間角度調整部
40,54 枢支部
40a,54a 円筒状軸受部
40b,54b 軸挿入孔部
42 穿孔穴
44 平面状被穿孔材載置面
46 カス通過孔
48 カス受け部
50 プレッシャ体本体
52 刃押圧部
56 スリット部
70 ストリッパ体本体
72 刃通過孔
74 当接部
78 ストリッパ体連結部
100,100A,100B,100C パンチ刃体
110 パンチ刃先部
120 パンチ刃連結部
122 一方の刃保持部
124 他方の刃保持部
126,128 刃弾発部材
134 刃体固定手段
H 綴じ孔
P 被穿孔材

Claims (5)

  1. ベース体、並びにプレッシャ体、ストリッパ体、ダイ体及び1つのパンチ刃体を含むパンチユニットを備え
    前記プレッシャ体は、前記ダイ体又はダイ体の近傍に枢支され、
    前記ダイ体は、前記プレッシャ体に対向するように配置され、
    前記ストリッパ体は、前記ダイ体と前記プレッシャ体との間に配置され、
    前記パンチ刃体は、前記プレッシャ体と前記ダイ体との間に配置され、
    前記パンチ刃体は、被穿孔材に孔を開けるための複数のパンチ刃先部と、前記複数のパンチ刃先部を連結するための直線状のパンチ刃連結部とが一体形成されたものであり、
    前記ストリッパ体は、前記複数のパンチ刃先部のそれぞれが通る複数の刃通過孔を形成され、
    前記複数のパンチ刃先部は、前記パンチ刃連結部の長手方向に対して垂直な方向に、前記複数のパンチ刃先部の全てが、同一方向に突出する形で、前記パンチ刃連結部に沿って同一直線上に、かつ、等間隔に形成され、
    ベース体は、合成樹脂で一体成形されており、プレッシャ体及びストリッパ体より大きい平面視横長の基部を有し、
    基部は、ベース体の長手方向中央線を挟んで向こう側に、穿孔穴の穴列と平行に、プレッシャ体を枢支する枢支構造を構成するための枢軸を形成され、枢軸は、パンチ刃体のパンチ刃先部及び穿孔穴の並列方向に平行にのびるように、ベース体の長手方向において直線状に架け渡され、
    前記複数のパンチユニットは、前記複数のパンチ刃体の全てのパンチ刃先部が、同一直線上に、かつ、等間隔に並ぶように、ベース体の基部の長手方向に並列されて、配置され、
    前記複数のパンチユニットは、前記複数のパンチ刃体の全てのパンチ刃先部が、枢軸と平行に並列され、
    前記ダイ体の前記被穿孔材の載置面に直交する方向に、前記ダイ体に向く前記プレッシャ体の面の一部分が、前記パンチ刃体における前記パンチ刃先部とは逆側の前記パンチ刃連結部の面を直接押して、前記パンチ刃体が、前記被穿孔材に孔を開ける、パンチ。
  2. ベース体、並びにプレッシャ体、ストリッパ体、ダイ体及び複数のパンチ刃体を含むパンチユニットを備え
    前記ベース体は、複数のパンチユニットを、その長手方向に並列させて固定するように、合成樹脂で一体成形されており、プレッシャ体及びストリッパ体より大きい平面視横長形状に形成され、
    前記プレッシャ体は、前記ダイ体又はダイ体の近傍において、プレッシャ体を枢支する枢支構造を構成するための枢軸に枢支され、
    前記ダイ体は、前記プレッシャ体に対向するように配置され、
    前記ストリッパ体は、前記ダイ体と前記プレッシャ体との間に配置され、
    前記複数のパンチ刃体は、前記プレッシャ体と前記ダイ体との間に配置され、
    前記複数のパンチ刃体のそれぞれのパンチ刃体は、被穿孔材に孔を開けるための複数のパンチ刃先部と、前記複数のパンチ刃先部を連結するための直線状のパンチ刃連結部とが一体形成されたものであり、
    前記ストリッパ体は、前記複数のパンチ刃先部のそれぞれが通る複数の刃通過孔を形成され、
    前記複数のパンチ刃先部は、前記パンチ刃連結部の長手方向に対して垂直な方向に、前記複数のパンチ刃先部の全てが同一方向に突出する形で、前記パンチ刃連結部に沿って等間隔に形成され、
    前記複数のパンチユニットは、前記複数のパンチ刃体の全てのパンチ刃先部が、同一直線上に、かつ、等間隔に並ぶように、ベース体に配置され、
    前記複数のパンチユニットは、前記複数のパンチ刃体の全てのパンチ刃先部が、枢軸と平行に並列された、パンチ。
  3. 前記パンチ刃体における前記パンチ刃先部とは逆側の前記パンチ刃連結部の面は、前記ダイ体の前記被穿孔材の載置面と平行な面を備え、
    前記パンチ刃先部は、前記パンチ刃連結部の面と直交する方向にのび、
    前記ダイ体の前記被穿孔材の載置面に直交する方向に、前記プレッシャ体のベース体側の部分が、前記パンチ刃体における前記パンチ刃先部とは逆側の前記パンチ刃連結部の面を直接押して、前記パンチ刃体のパンチ刃先部が、前記被穿孔材に孔を開ける、請求項1又は請求項2に記載のパンチ。
  4. 前記パンチは、前記複数のパンチ刃体のそれぞれに対応した、前記複数のパンチ刃体と同じ個数の複数のプレッシャ体を含み、
    前記複数のプレッシャ体は、それぞれ、対応するパンチ刃体のパンチ刃連結部に沿った長さを有しており、
    前記複数のプレッシャ体は、それぞれ、個別に押すことが可能である、請求項2又は請求項3に記載のパンチ。
  5. 前記パンチは、前記複数のパンチ刃体のそれぞれに対応した、前記複数のパンチ刃体と同じ個数の複数のダイ体とを含み、
    前記複数のダイ体は、それぞれ、対応するパンチ刃体のパンチ刃連結部に沿った長さを有しており、
    前記パンチ刃体、前記パンチ刃体に対応する前記プレッシャ体、及び、前記パンチ刃体に対応する前記ダイ体からなるパンチユニットが、ベース体のパンチユニット配設段部に複数個配設された形で構成された、請求項ないし請求項4のいずれかに記載のパンチ。
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