JP3733393B2 - 情報流出防止用パンチ - Google Patents

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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙等に表された文字等の情報の流出を防止するため、パンチ対象物である紙等に複数の孔を開けて文字等の情報の把握を困難にするパンチに関するものであり、特に、ハガキや封筒等のダイレクトメールに表示された個人情報である宛名の切り取りに好適な情報流出防止用パンチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ほぼ毎日のように送られてくるダイレクトメールには、最も基本的な個人情報である住所、氏名が無防備に書かれてある。このようなダイレクトメールの廃棄に際しては、そのまま捨てることもあるが、ストーカー等の被害の報道も増えている昨今では、流出経路が不明な個人情報の拡散を防ぐため、宛名が読み取れないように、宛名シールを剥がしたりハガキや封筒自体を破いたりして廃棄することも多くなってきている。
【0003】
また、ダイレクトメールに限らず、銀行の利用明細、個人的なメモ、期限切れのクレジットカード、会員証その他のカード類等といったものも同様に、無防備な廃棄に抵抗を感じるものである。特に、最近のプライバシー保護への意識の高まりから、個人的な文字情報や磁気記録情報等の流出防止に対する要求は急激に増えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ダイレクトメールの宛名等の部分が読み取れないように、上手に剥がしたり破いたりすることは大変困難なことである。すなわち、宛名シールはきれいに剥がれないし、なかなか狙い通りには破けないので、住所や氏名の部分が読み取れなくなるまでには何回も繰り返し作業をしなければならない。そのため、破く労力を軽減すべく、パーソナルタイプのシュレッダーが実用化されている。
【0005】
ところが、パーソナルタイプといえどもシュレッダーは大きく、場所をとり、持ち運びも大変なものである。従って、個人が手軽に利用できる道具ではない。また、プラスチックカードの場合にはシュレッダーが利用できず、ハサミ等で裁断するしかない。更に、ハガキや、窓付き以外の封筒はその多くが資源として回収可能であるが、一般家庭でシュレッダーにかけたゴミは回収用にまとめることが実際上困難なことから、破り捨てた場合と同様、ほぼ回収不可能と言える。
【0006】
そこで本発明は、ダイレクトメールの宛名部分や磁気記録部分等に簡単に孔を開けて第三者が読み取れないようにすることができ、机の引き出しに入る程度の小型、軽量化が可能で、紙だけでなくプラスチックカードの孔開けもでき、孔開け後のハガキ等の資源回収も容易な情報流出防止用パンチを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上の課題を解決するためになされたものであって、その要旨は、縦長の操作部と、操作部内で長さ方向に列をなす2個以上のパンチ刃からなるパンチ刃群と、パンチ刃群の列方向と直交し、かつ、操作部の前端側にある回転軸と、回転軸を前端側で支持する上部ベースと、上部ベースと後端側で固定され、上部ベースと共にパンチ対象物の挿入口を形成する下部ベースとを有し、操作部が、回転軸を支点として上下回転し、パンチ刃群中の隣接するn番目のパンチ刃とn+1番目のパンチ刃とが、パンチ対象物に表された情報の把握が困難になる程度に近接しており、パンチ対象物を操作部の前端側の挿入口から差し込み、操作部の後端を押し下げて上部ベースの上側からパンチ刃群を下降させ、パンチ対象物に複数の孔を開けて情報の流出を防止する情報流出防止用パンチに係るものである。
【0008】
ここで、パンチ対象物に表された情報の把握を困難にするには、パンチ刃群のパンチ刃の各直径を、φ3mm〜φ20mmとし、パンチ刃群中の隣接するn番目のパンチ刃とn+1番目のパンチ刃との隙間を、n番目及びn+1番目のパンチ刃の直径以下とすることが好ましい。
【0009】
また、パンチ対象物をパンチ刃の下に容易に入れられるように、操作部及びパンチ刃群の上昇バネを有するようにすることが好ましく、特に、パンチ刃群のパンチ刃の各刃先がパンチ対象物の表面と平行を保ちながら下降するようにすることが好ましい。更に、孔開け作業が容易に行えるように、パンチ刃群の位置を表示するマーキングを施すことが好ましい。
【0010】
そして、パンチ片の後処理のために、パンチ刃群の下方にゴミ受けを有するようにすることが好ましく、不使用時等のパンチの保管性の観点から、操作部を押した状態で保持するストッパーを有するようにすることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の情報流出防止用パンチは、パンチ対象物に複数の孔を開けて情報の流出を防止するものである。ここで、パンチ対象物とは、例えばハガキや封筒等のダイレクトメール、銀行の利用明細、個人的なメモ、期限切れのクレジットカード、会員証その他のカード類等が好適なものであるが、これらに限らず、使用者が情報の流出を防止したいと考え、パンチが可能な紙やプラスチック等からなる全ての対象物を指す。
【0012】
また、孔開け部分は、住所、氏名、勤務先、趣味といった個人情報を表示した文字部分、電話番号、クレジット番号、口座番号等の数字部分、証明書等の写真部分、磁気カードの磁気記録部分等が主なものであるが、これらに限らず、使用者が情報の流出を防止したいと考え、パンチが可能な全ての部分を指す。
【0013】
そして、情報の流出を防止すべく、本発明の情報流出防止用パンチは、縦長の操作部と、操作部内で長さ方向に列をなす2個以上のパンチ刃からなるパンチ刃群とを有している。すなわち、操作部によってパンチ刃群を動かして孔を開け、情報の把握を困難にするものであり、2個以上のパンチ刃を有することによって一度に複数の孔が開くようになっている。なお、パンチ刃群を動かす機構は問わないが、小型化等を考慮して、操作部はパンチ刃群の列方向と直交する回転軸を支点として上下回転し、手持ちで簡単に孔開けできるようにするため、操作部は縦長であり、パンチ刃群は操作部内で長さ方向に列をなす。そして、パンチ対象物を操作部の前端側の挿入口から差し込み、操作部の後端を押し下げると上部ベースの上側からパンチ刃群が下降する。また、パンチ刃群は、単体のパンチ刃を複数連結したものであっても、削り出し等によって各パンチ刃を一体的に形成したものであってもよい。
【0014】
ここで、パンチ刃の数は、多い方が効率的であるが、多くなるとパンチが大型化してしまう。そのため、パンチ刃の大きさによっても異なるが、実際には氏名や住所を一回で打ち抜ける5個〜9個が好ましい。
【0015】
一方、パンチ刃の大きさは、孔開け部分の文字や数字の大きさ等によって最適値が異なるが、具体的には、パンチ刃群のパンチ刃の各直径をφ3mm〜φ20mmとすることが好ましい。直径がφ3mmよりも小さいと、一般的な10ポイント前後の文字の場合にその一部しか孔開けできず、読み取り可能になってしまうからであり、直径がφ20mmよりも大きいと、パンチが大型化して保管性、携帯性に問題が生じるからである。なお、パンチ刃の横断面形状は四角形等何でもよいが、生産性等の面から円形が好ましく、その直径は、ダイレクトメールの文字の大きさ等から考えると、φ5mm〜φ8mmが特に好ましい。
【0016】
また、情報の流出を防止すべく、本発明の情報流出防止用パンチは、孔を開けるパンチ刃群中の隣接するn番目のパンチ刃とn+1番目のパンチ刃とが、パンチ対象物に表された情報の把握が困難になる程度に近接していなければならない。この近接程度は、孔開け部分の文字等の大きさ、文字間隔、行間隔等によって最適値が異なることになるが、具体的には、パンチ刃群中の隣接するn番目のパンチ刃とn+1番目のパンチ刃との隙間が、n番目のパンチ刃の直径以下で、かつ、n+1番目のパンチ刃の直径以下になるようにすることが好ましい。すなわち、隣接するパンチ刃同士で直径が異なる場合には、その小さい方の直径以下とするのであり、隙間をそのような直径以下とするのは、全体を読み取れなくするためである。
【0017】
例えば文字情報であれば、ちょうどパンチ刃同士の中間に位置して孔が開かずに残った部分の文字数が2文字以下程度、特に半文字以下になるようにすれば、全体の読み取りが難しくなり、ダイレクトメールの文字の大きさ、文字間隔等から考えると、数値的には0.5mm〜2mmが特に好ましい。
【0018】
ところで、従来から、機密保持のための道具としてシュレッダーが使用されていることは上記した通りであるが、シュレッダーは不用の文書等の全体を細断する機械であるのに対し、本発明の情報流出防止用パンチは、機密保持の部分のみに孔を開けることができる機械である点で、構造的に全く異なる。そして、シュレッダーでは主に紙が帯状に裁断されることから、文字の大きさと裁断の方向によっては読み取られる危険があるのに対し、本発明の情報流出防止用パンチは、切り取られた紙片等の文字が1〜2文字ずつになり、細かく分かれるため、その紙片等から元の情報が読み取られる心配はほとんどない。
【0019】
また、従来から、文書を保存するためにファイル用の孔を開ける際に使用する道具としてパンチが使用されている。このパンチは、操作部と、2個以上のパンチ刃からなるパンチ刃群とを有し、操作部によりパンチ刃群を動かし、パンチ対象物に複数の孔を開ける点で、本発明の情報流出防止用パンチと共通する。
【0020】
しかしながら、本発明の情報流出防止用パンチと従来のファイリング用パンチとでは全く異なる。すなわち、本発明の情報流出防止用パンチは、パンチ刃群中の隣接するn番目のパンチ刃とn+1番目のパンチ刃とが、パンチ対象物に表された情報の把握が困難になる程度に近接していなければならない。一方、ファイリング用パンチは、規格化されたピッチの孔を開けるだけのものであり、孔開けによる情報の流出防止については何ら考慮されていない。そのため、隣接するパンチ刃とパンチ刃とは比較的離れており、ファイリングに適当な間隔となっているから、情報の把握が困難になる程度に近接しているとはとても言えない。
【0021】
次に、本発明の情報流出防止用パンチのより具体的な構造であるが、操作性等の観点から、操作部及びパンチ刃群の上昇バネを有するようにすることが好ましい。すなわち、パンチ刃群を上昇させることで、孔開けの際にパンチ対象物をパンチ刃の下に容易に入れられるようし、操作部を上昇させることで、操作部を押し下げてパンチ刃群を下降させた後に、操作部が自動的に元の上昇状態に復帰するようにするのである。
【0022】
また、パンチ刃群のパンチ刃の各刃先は、パンチ対象物の表面と平行を保ちながら下降するようにすることが好ましい。なぜなら、パンチ刃の刃先が傾斜していると、パンチ対象物をパンチ刃の下に入れた際に刃先が引っ掛かり、挿入の邪魔になるからである。特に、本発明の情報流出防止用パンチはパンチ刃が多いので引っ掛かりやすく、パンチ対象物が少しでも刃先に引っ掛かると操作性に大変な悪影響を及ぼすことになるし、刃先がかなり傾斜した状態から打ち抜くようになり、うまく孔が開かない可能性があるので、各刃先とパンチ対象物との平行性を保つことは比較的重要である。
【0023】
更に、操作性の観点から、パンチ刃群の位置を表示するマーキングを施すことが好ましい。すなわち、パンチ刃群は安全のために内部に隠すべきであるが、そうすると、孔開けすべき文字等の部分がパンチ刃群の下にあるかどうかが不明になる。特に、本発明の情報流出防止用パンチでは、文字等の部分に孔が開かないと意味がないので、パンチ刃群の位置を確認することは重要である。そこで、外部からでもパンチ刃群の位置が把握できるようにマーキングし、孔開け作業を容易に行えるようにするのである。なお、マーキングは、それぞれのパンチ刃ごとに施しても、パンチ刃群の全体的な範囲を表示するものであってもよく、パンチ刃群のカバー自体で表示しても、表面に凹凸を付けたり色分け等することによって表示してもよい。
【0024】
文字等の部分をパンチ刃群の下に位置させた後は、操作部の後端を押し下げてパンチ刃群を下降させて孔を開ける。この操作部の押し下げに際しては、操作部全体がパンチ対象物の表面と平行を保ちながら真っ直ぐに下降するようにせず、支点を設けて上下に回転自在として手の力を加えやすいようにしている。すなわち、パンチ刃群の列方向と直交し、かつ、操作部の前端側にある回転軸と、回転軸を前端側で支持する上部ベースとを有するので、操作部が、回転軸を支点として上下回転する。そのため、パンチ対象物を操作部の前端側の挿入口から差し込み、操作部の後端を押し下げれば孔が開く。
【0025】
孔開け後は、当然ながらパンチ片が廃棄物として出てくるが、その後処理のために、パンチ刃群の下方にゴミ受けを有するようにすることが好ましい。また、孔開け後の不使用時に操作部が勝手に動いたり、上昇バネによって操作部が自動的に元の上昇状態に復帰したままでは保管性が悪い。そこで、操作部を押した状態で保持するストッパーを有するようにすることが好ましい。
【0026】
【実施例】
以下、本発明の好ましい実施の形態の具体例を図面に基づいて説明する。図1〜図5は、本発明の情報流出防止用パンチの第1実施例を示す図である。図1に示すように、第1実施例はホッチキス型のパンチであり、支持軸8によって操作部1の内部に取り付けられたパンチ刃群は、操作部1の長さ方向に列をなしている。そして、操作部1がパンチ刃群の列方向と直交する回転軸5を支点として上下回転し、図1(A)の状態から図1(B)のように操作部1を押し下げることで、支持軸8を介してパンチ刃群が下降し、パンチ対象物に複数の孔を開けるものである。
【0027】
すなわち、図2に示すように、第1実施例は、操作部1、合計7個のパンチ刃2 ,2 ・・・2 からなるパンチ刃群2、操作部1及びパンチ刃群2の上昇バネ3、パンチ刃群2の列方向と直交する回転軸5、ゴミ受け6、操作部1のストッパー7を有している。そして、操作部1はその前端側(図2の左端側)にある回転軸5を支点に上下回転する。また、パンチ刃群2は支持軸8によって操作部1と回転自在に取り付けられており、操作部1の上下回転に伴い上部ベース9のガイド長孔9Aに沿って垂直に上下動する。なお、ゴミ受け6は上部ベース9と後端側(図2の右端側)で固定された下部ベース10と共に取り付けられている。
【0028】
ここで、図3(A)に示す部品図の通り、操作部1は厚さt1.2mm、長さ118mm、幅21.2mm、高さ16mmのスチール製であり、上面板1Aにはパンチ刃群に対応した凹み1Bが設けられ、これがパンチ刃群の位置を表示するマーキング4となっている。なお、操作部1の前端部にはパンチ刃群の幅方向の中心位置を示す三角マーク1Cが設けられ、操作部1の後端部には図3(B)に示すストッパー7の取付孔1Dが設けられている。
【0029】
このストッパー7は硬質ウレタンゴム製であり、直径φ16mmの操作板7Aが操作部1の上面板1A上を前後に動くようになっている。この際、操作板7Aと一体的に動く凸部7Bが、上面板1Aに固定されて動かない凹部7C又は7Dにはまり込むことによって前後位置が定まる。ただし、凸部7Bが凹部7Cにはまり込んでいるときには、止め部7Eが図3(C)に示す上部ベース9の上面板9Bに引っ掛かる。
【0030】
一方、上部ベース9の下面板9Cはパンチ対象物の挿入口を形成するものであり、挿入性を考慮して、前端が斜め上向きのガイド板9Dになっている。なお、上部ベース9も厚さt1.2mmのスチール製であり、長さ108.3mm、幅18.8mm、下面板9Cから上面板9Bまでの高さ13.9mmで、他に、上昇バネの固定片9E、パンチ刃群が通るガイド孔群9F、図4(A)に示す下部ベース10及び図4(B)に示すゴミ受け6の取付孔9Gも設けられている。
【0031】
図4(A)に示す下部ベース10はスチール製であり、厚さt1.2mm、最大長さ118mm、幅21.2mm、高さ7mmとなっていて、上面板10Aは上部ベース9の下面板9Cと共にパンチ対象物の挿入口を形成する。なお、上部ベース9と同様、パンチ刃群が通るガイド孔群10Bが設けられている。また、図4(B)に示すゴミ受け6の取付孔10C、ゴミ受け6がはまり込む側板10D、ゴミ受け6を止める凸部10E、ゴミ受け6のがたを防止する凸部10Fも設けられている。
【0032】
このゴミ受け6は硬質ウレタンゴム製であり、側壁の厚さt1.5mm、長さ118mm、幅18.7mm、高さ7mmとなっている。そして、ゴミ受け6の後端側は取付孔6Aで下部ベース10に固定されるが、つまみ部6Bを持つ前端側は折曲部6Cを境に下方に開くようになっている。なお、つまみ部6Bの裏面には凹部6Dが形成されており、下部ベース10の凸部10Eとはまり合うようになっている。
【0033】
図5は、パンチ刃群2及び上昇バネ3を示す部品図である。図5(A)に示す通り、パンチ刃群2を構成するスチール製のパンチ刃2 ,2 ・・・2 は7個全てが同一の円筒形状で、各直径D ,D ・・・D はφ6mmである。そして、隣接するパンチ刃2 とパンチ刃2n+1 との隙間L は全て1mmとなっている。なお、パンチ刃2 ,2 ・・・2 は厚さt1.2mm、幅8mm、長さ50mmの長円状のパンチ刃ベース2Aに固定されており、刃先からの高さは13.3mmである。
【0034】
このパンチ刃群2は、図5(B)に示す上昇バネ3によって持ち上げられる。すなわち、上昇バネ3には大開口3Aと小開口3Bとが設けられており、パンチ刃ベース2Aの幅は大開口3Aよりも小さい。従って、パンチ刃ベース2Aが大開口3Aの部分に挿入され、上昇バネ3の取付片3Dが上部ベース9の固定片9Eに差し込まれると、上昇バネ3が斜めに立ち上がり、上昇バネ3の起立端3Eによって、図2(C)に示すように操作部1が持ち上げられる。すると、支持軸8を介して操作部1と連動するパンチ刃群2も持ち上げられることになる。
【0035】
次に、図2に基づいて、第1実施例の情報流出防止用パンチの使用方法を説明する。図2(C)に断面図で示す使用開始状態にあっては、上昇バネ3によって操作部1の後端側が回転軸5を支点とする回転上昇位置にあり、パンチ刃群2も上昇バネ3によって上昇位置にある。この場合、パンチ刃群2の各刃先は、上部ベース9のガイド長孔9Aに沿って上下動する支持軸8、上部ベース9のガイド孔群9Fの存在によって下面板9Cと平行に持ち上げられることとなり、パンチ刃群2の各刃先が上部ベース9の下面板9Cよりも高く位置する。その結果、上部ベース9の下面板9Cと下部ベース10の上面板10Aとの間には何の障害物もない間隔2mmの挿入口11ができる。
【0036】
そして、パンチ対象物となる例えばダイレクトメールのハガキを挿入口11から差し込むのであるが、この際、図2(A)に示す操作部1の上面のマーキング4を目安としてハガキの位置を調整し、孔開けすべき宛名シールにおける住所や氏名部分の挿入深さをパンチ刃群2に合わせる。また、操作部1の前端部の三角マーク1Cを目安として、文字の上下中心位置を合わせておく。
【0037】
この状態で操作部1の後端を手で押し下げると、操作部1に取り付けられた支持軸8が下降する。すると、支持軸8を介して操作部1と回転自在になっているパンチ刃群2は、操作部1の下方への回転に伴い上部ベース9のガイド長孔9Aに沿って上下動する。この際、パンチ刃群2の刃先は、上部ベース9のガイド孔群9Fによってハガキの表面と平行を保ちながら垂直に下降する。そして、パンチ刃群2が下部ベース10のガイド孔群10Bにまで至ると宛名シールの住所や氏名の部分に7個の孔を開け、図2(B)及び図2(D)に示すパンチ終了状態となる。
【0038】
最後に手の押し下げを止めれば、上昇バネ3によって再び操作部1及びパンチ刃群2が上昇位置に戻り、図2(C)に示す使用開始状態に復帰する。ここで、パンチ刃群2のパンチ刃2 ,2 ・・・2 は宛名シールにおける一般的な大きさの文字を打ち抜くことができる直径(φ6mm)を有している。また、隣接するパンチ刃2 とパンチ刃2n+1 との隙間L (1mm)も直径に比べて極めて小さく、仮に隙間部分に文字が残っていたとしても判読できるものではない。従って、孔開けしたハガキを引き抜けば住所や氏名の把握が困難になっており、個人情報の流出が防止される。なお、住所や氏名の長さがパンチ刃群2よりも長い場合や、位置ずれ等が起きた場合には、同様のパンチ動作を必要に応じて繰り返す。
【0039】
このようにして打ち抜かれた紙片はゴミ受け6に集積されているので、つまみ部6Bを利用してゴミ受け6の前端側を開ければ、簡単に紙片の廃棄ができる。また、ハガキ自体は孔が開いているだけで形が崩れていないので、そのまま大きめの封筒に入れて資源回収に出すことができる。更に、使用後の保管時には、操作部1の後端を手で押し下げた状態でストッパー7を前端側に移動させ、止め部7Eを上部ベース9の上面板9Bに引っ掛けておけば、コンパクトな状態で身近なところに置いておくことができる。
【0040】
図6は、第1実施例の情報流出防止用パンチの実用度調査の状況を示す概念図である。すなわち、ダイレクトメール、請求書等といった私用以外の郵便物として実際に送られてきた80通のハガキ及び封筒をパンチ対象物50とし、第1実施例の情報流出防止用パンチを使用して宛名シールに記載された住所及び氏名(×印及び数字)部分の孔開けを行ったものである。
【0041】
図6(A)は、矢印の方向に情報流出防止用パンチを差し込み、そのまま2回の動作で情報の把握が困難になる程度に孔開けできたハガキを示し、図6(B)は、逆さまにして2回の動作で情報の把握が困難になる程度に孔開けできたハガキを示し、図6(C)は、二つ折りにした後に2回の動作で情報の把握が困難になる程度に孔開けできた封筒を示し、図6(D)は、3回の動作で情報の把握が困難になる程度に孔開けできたハガキを示す。
【0042】
また、表1は、80通のハガキ及び封筒が図6(A)〜(D)等のどの状況になったかの結果を示すものである。表1に示す通り、ほどんど(83.8%)のものが、個人の特定につながる住所と氏名の部分を、場所をずらしての2回のパンチ動作だけで、把握困難になる程度に孔開けできた。なお、3回動作のものは住所及び氏名が3行にわたって書かれていたものであるから、1行/1回という点では何ら変わりがない。そして、1文字だけ残ったものであっても全体の把握は困難であるから、実質的には何ら問題ない。従って、手書き以外であれば十分対応できるものであり、手書きのハガキや封筒が極めて少ない(5.0%)点、繰り返してパンチすれば、手書きの大きな文字にも対応できないことはない点を考慮すれば、第1実施例の寸法の情報流出防止用パンチは十分実用的であると言える。
【0043】
【表1】
Figure 0003733393
【0044】
図7は、本発明の情報流出防止用パンチの第2実施例を示す断面図である。第2実施例は、第1実施例に対し、上昇バネ3をコイルバネにしてパンチ刃群2の上部に配置したものである。
【0045】
図8は、本発明の情報流出防止用パンチの第3実施例を示す断面図である。第3実施例は、第1実施例に対し、上昇バネ3をコイルバネにすると共に、突起12でパンチ刃群2を下降させるようにしたものである。
【0046】
図9は、本発明の情報流出防止用パンチの第4実施例を示す断面図である。第4実施例は、第3実施例がホッチキス型のパンチであるのに対し、爪切り型のパンチとしたものである。即ち、突起12を有する操作部1が反転するようになっており、図9(A)に示すように、不使用時にはコンパクトな状態にしておくことができるだけでなく、パンチ刃群2を不用意に下降させてしまう事態を防止できる。
【0047】
図10は、本発明の情報流出防止用パンチの第5実施例を示す断面図である。第5実施例は、第1実施例に対し、パンチ刃群2のパンチ刃2 ,2 ・・・2 ごとに支持軸8 ,8 ・・・8 を設けると共に、支持軸8 ,8 ・・・8 のそれぞれに作用する上昇バネ3(長円形のコイルバネ)を採用することによって、操作部1を押し下げるとパンチ刃2 から2 ・・・の順番にパンチ刃が下降するようにしたものである。
【0049】
図11は、本発明の情報流出防止用パンチの第6実施例を示す断面図である。第6実施例は、第1実施例のように、パンチ刃群2のパンチ刃2 ,2 ・・・2 の各刃先がパンチ対象物の表面と平行を保ちながら下降するのではなく、操作部1と一体的に下降するようにして、構造を単純化したものである。
【0050】
【発明の効果】
本発明の情報流出防止用パンチは、縦長の操作部と、操作部内で長さ方向に列をなす2個以上のパンチ刃からなるパンチ刃群と、パンチ刃群の列方向と直交し、かつ、操作部の前端側にある回転軸と、回転軸を前端側で支持する上部ベースと、上部ベースと後端側で固定され、上部ベースと共にパンチ対象物の挿入口を形成する下部ベースとを有し、操作部が、回転軸を支点として上下回転し、パンチ刃群中の隣接するn番目のパンチ刃とn+1番目のパンチ刃とが、パンチ対象物に表された情報の把握が困難になる程度に近接しており、パンチ対象物を操作部の前端側の挿入口から差し込み、操作部の後端を押し下げて上部ベースの上側からパンチ刃群を下降させるので、宛名等の文字等の切り取りが簡単に行え、簡単にプライバシーを保護することができる。
【0051】
また、手に持った状態で作業が行えるため気軽に宛名等の孔開けができ、パンチの要領なので使い方が簡単である。更に、シュレッダーのように場所を必要としないので身近なところに置いておくことができ、使用時の心理的な負担が少ない。しかも、孔開けしたハガキや封筒を資源回収に出すことができ、リサイクル意識を高めることにもつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の情報流出防止用パンチの第1実施例を示す斜視図である。
【図2】 図2は、第1実施例の情報流出防止用パンチの上面図、側面図及びその断面図である。
【図3】 図3は、第1実施例における操作部、ストッパー及び上部ベースの部品図である。
【図4】 図4は、第1実施例における下部ベース及びゴミ受けの部品図である。
【図5】 図5は、第1実施例におけるパンチ刃群及び上昇バネの部品図である。
【図6】 図6は、第1実施例の実用度調査の状況を示す概念図である。
【図7】 図7は、本発明の情報流出防止用パンチの第2実施例を示す断面図である。
【図8】 図8は、本発明の情報流出防止用パンチの第3実施例を示す断面図である。
【図9】 図9は、本発明の情報流出防止用パンチの第4実施例を示す断面図である。
【図10】 図10は、本発明の情報流出防止用パンチの第5実施例を示す断面図である。
【図11】 図11は、本発明の情報流出防止用パンチの第6実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1‥操作部
1A‥上面板
1B‥凹み
1C‥三角マーク
1D‥取付孔
2‥パンチ刃群
,2 ・・・2 ,2n+1 ・・・ ‥パンチ刃
,D ・・・D ,Dn+1 ・・・ ‥パンチ刃の各直径
‥パンチ刃2 とパンチ刃2n+1 との隙間
2A‥パンチ刃ベース
3‥上昇バネ
3A‥大開口
3B‥小開口
3C‥段差部
3D‥取付片
3E‥起立端
4‥マーキング
5‥回転軸
6‥ゴミ受け
6A‥取付孔
6B‥つまみ部
6C‥折曲部
6D‥凹部
7‥ストッパー
7A‥操作板
7B‥凸部
7C,7D‥凹部
7E‥止め部
8,8 ,8 ・・・,8 ‥支持軸
9‥上部ベース
9A‥ガイド長孔
9B‥上面板
9C‥下面板
9D‥ガイド板
9E‥固定片
9F‥ガイド孔群
9G‥取付孔
10‥下部ベース
10A‥上面板
10B‥ガイド孔群
10C‥取付孔
10D‥側板
10E‥凸部
10F‥凸部
11‥挿入口
12‥突起
50‥パンチ対象物

Claims (7)

  1. 縦長の操作部(1)と、操作部(1)内で長さ方向に列をなす2個以上のパンチ刃(2 ,2 ・・・)からなるパンチ刃群(2)と、パンチ刃群(2)の列方向と直交し、かつ、操作部(1)の前端側にある回転軸(5)と、回転軸(5)を前端側で支持する上部ベース(9)と、上部ベース(9)と後端側で固定され、上部ベース(9)と共にパンチ対象物(50)の挿入口(11)を形成する下部ベース(10)とを有し、操作部(1)が、回転軸(5)を支点として上下回転し、パンチ刃群(2)中の隣接するn番目のパンチ刃(2 )とn+1番目のパンチ刃(2n+1 )とが、パンチ対象物(50)に表された情報の把握が困難になる程度に近接しており、パンチ対象物(50)を操作部(1)の前端側の挿入口(11)から差し込み、操作部(1)の後端を押し下げて上部ベース(9)の上側からパンチ刃群(2)を下降させ、パンチ対象物(50)に複数の孔を開けて情報の流出を防止することを特徴とする情報流出防止用パンチ。
  2. パンチ刃群(2)のパンチ刃(2 ,2 ・・・)の各直径(D ,D ・・・)が、φ3mm〜φ20mmであり、パンチ刃群(2)中の隣接するn番目のパンチ刃(2 )とn+1番目のパンチ刃(2n+1 )との隙間(L )が、n番目のパンチ刃(2 )の直径(D )以下で、かつ、n+1番目のパンチ刃(2n+1 )の直径(Dn+1 )以下であることを特徴とする請求項1に記載の情報流出防止用パンチ。
  3. 操作部(1)及びパンチ刃群(2)の上昇バネ(3)を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報流出防止用パンチ。
  4. パンチ刃群(2)のパンチ刃(2 ,2 ・・・)の各刃先が、パンチ対象物(50)の表面と平行を保ちながら下降することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報流出防止用パンチ。
  5. パンチ刃群(2)の位置を表示するマーキング(4)が施されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の情報流出防止用パンチ。
  6. パンチ刃群(2)の下方に、ゴミ受け(6)を有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の情報流出防止用パンチ。
  7. 操作部(1)を押した状態で保持するストッパー(7)を有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の情報流出防止用パンチ。
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