JP2004268180A - パンチ - Google Patents

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Seiichi Koike
誠一 小池
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Abstract

【課題】より利便性を高めたパンチPを提供する。
【課題を解決するための手段】本体1と、本体1に回動可能に支持させたレバー2と、レバー2の回動に伴い進退するパンチ刃3とを有してなるパンチPにおいて、前記本体1に他のパンチPと連結するための連結部13を設け、一のパンチPの連結部13と他のパンチPの連結部13とを係合させることでこれらパンチPを連結できるようにした。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙葉類その他のシートに穿孔するパンチに関する。
【0002】
【従来の技術】
シートに穿孔するための器具として、例えば、下記特許文献に挙げるようなものが既知である。これらは、いわゆる2穴パンチであって、シートの周縁に沿って2つの孔を穿つものである。
【0003】
【特許文献1】特開2002−331496号公報
【特許文献2】特開2002−001699号公報
【特許文献3】特開2002−001698号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、パンチがシートに一度に穿つことができる孔の数は、パンチが有するパンチ刃の本数と同数である。だが、ときにパンチ刃の本数よりも多くの孔を穿ちたいことがある。パンチ刃の本数よりも多くの孔を穿とうとするならば、穿孔操作を複数回実行せざるを得ない。例えば、シートに4つの孔を穿ちたいが手元に2穴パンチしかないような場合には、この2穴パンチを使用して2回の穿孔を行わなくてはならない。しかし、シートに対するパンチの位置を変えながら複数回の穿孔を行うことは手間である。のみならず、先の回の穿孔箇所と後の回の穿孔箇所との位置関係を調整する有効な手段が存在しないため、全ての孔を適切な箇所に穿つことは困難である。
【0005】
以上の問題に鑑みて、本発明は、より利便性を高めたパンチを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決すべく、本発明では、本体と、本体に回動可能に支持させたレバーと、レバーの回動に伴い進退するパンチ刃とを有してなるパンチにおいて、前記本体の一部を、他のパンチと連結するための連結部として機能させるものとした。即ち、パンチに設けた連結部を利用し、一のパンチと他のパンチとを連結できるようにしたのである。上記の構成により、複数のパンチが有するパンチ刃を略一直線上に配列して、シートに多数の孔を穿つことが可能となる。また、連結部の存在により、複数のパンチの相対的な位置関係を固定することができ、全ての孔を適切な箇所に穿つことが容易となる。勿論、連結を解除すれば、パンチを単独で使用することもできる。このように、パンチの利便性がより高められる。
【0007】
なお、パンチを連結するにあたり、一のパンチに設けた連結部と他のパンチに設けた連結部とを係合させてこれらパンチを連結するものとすれば、連結部の寸法を比較的小さくでき好ましい。但し、一のパンチに設けた連結部を他のパンチの連結部ではない部位に係合させてパンチを連結する態様を妨げない。
【0008】
前記連結部は、必要に応じて前記本体より外方へ展開させ得るものであることが望ましい。
【0009】
前記本体は、前記レバーを回動可能に支持するベースとベースの下部に着脱自在に装着されるカバーとを具備するものであって、前記連結部を前記カバーに設けるものとすれば、カバー以外の要素に特別な加工を施す必要がない。つまり、カバー以外の要素に既存の構成を採用することが可能となる。
【0010】
前記連結部を前記カバーの一方の縁部に設けており、連結すべき2個のパンチのうち一のパンチのカバーを反転させて装着し、各々のパンチの連結部を向き合わせ、これら連結部を係合させることで2個のパンチを連結できるように構成すれば、ユーザにとっては同型のパンチを必要数調達すればよく、またメーカにとっては部品の種類を徒に増加させて製造コストの高騰を招くことがない。
【0011】
あるいは、前記連結部を前記カバーの対向する二方の縁部に設けており、一のパンチの一方側の連結部と他のパンチの他方側の連結部とを向き合わせ、これら連結部を係合させることで一のパンチと他のパンチとを連結できるように構成してもよい。
【0012】
前記連結部の先端の一部を切り欠いてあり、この切り欠きによって隔てられる複数の部位のうち一方が他のパンチの連結部に下方より係合し、他方が他のパンチの連結部に上方より係合するものとすれば、連結の構造の安定性がより高まる。かつ、上記のように、連結部をカバーの一方の縁部にのみ設けるようなことも可能となる。
【0013】
具体的には、前記一方には上方に突出する凸部を形成し、前記他方には下方に開口する凹部を形成して、これら凸部と凹部とが凹凸係合することで一のパンチと他のパンチとを連結するものとする。但し、前記凹凸係合における凹凸の関係を逆転させた態様を妨げない。即ち、前記一方には上方に開口する凹部を形成し、前記他方には下方に突出する凸部を形成して、これら凹部と凸部とが凹凸係合することで一のパンチと他のパンチとを連結するものとしてもよい。
【0014】
前記連結部が、ヒンジを介して前記本体に設けられ、本体の下面に略重なる待避位置と本体より外方へ展開する展開位置との間で回動可能であるならば、パンチを単独で使用するときには連結部を本体の下方に待避させておくことができ、より使い勝手のよいものとなる。
【0015】
前記待避位置にある連結部の所定部位と係合して該連結部の変位を抑止する係止要素を前記本体に設けているならば、本体の下方に待避させた連結部が不用意に展開して作業の妨げとなるようなことを有効に回避できる。
【0016】
前記連結部は、一のパンチ及び他のパンチが有するパンチ刃を略対称に整列させるように一のパンチと他のパンチとを連結するものであるとき、これらパンチを連結した状態におけるパンチ刃の配列の対称軸を指し示す目印を前記連結部に付しておけば、シートの中心線とパンチ刃の配列の対称軸とを揃えた上で孔を穿つことができるものとなる。
【0017】
前記連結部は、一のパンチ及び他のパンチが有するパンチ刃を略等間隔に整列させるように一のパンチと他のパンチとを連結するものであることが好ましい。
【0018】
そして、上記パンチが2本のパンチ刃を有しシートに一度に2穴を穿孔することができるものであれば、単独では2穴パンチとして、2個を連結すればば4穴パンチとして使用可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1、図2に示すように、本実施形態におけるパンチPは、本体1と、本体1に回動可能に支持させたレバー2と、レバー2の回動に伴い進退するパンチ刃3とを有してなる。レバー2は、回動軸21を介して本体1の上部に取り付けてある。パンチ刃3は、レバー2の根本即ち回動軸21近傍に支持させてあり、レバー2の回動操作に伴い上下方向に進退して、上方よりシートを貫通し穿孔する。図示例はいわゆる2穴パンチであって、2本のパンチ刃3をそれぞれレバー2の根本に配している。本体1は、平面視略方形状をなし回動軸21を介してレバー2を支持するベース11と、ベース11の下部に装着したカバー12とを具備する。穿孔の際にパンチ刃3によって切り取られるシートの切片(穿孔くず)は、ベース11に形成した図示しない貫通孔を経由してベース11の下方に排出される。排出された穿孔くずは、カバー12が受ける。カバー12はベース11より着脱自在であって、カバー12を脱離させれば穿孔くずを捨てることができる。なお、カバー12以外の要素、即ちベース11、レバー2、パンチ刃3等については、既存のパンチと同様の構成とすることが可能である。
【0020】
上記の如きパンチPにおいて、本実施形態では、その本体1の一部を、他のパンチPと連結するための連結部13として機能させるものとしている。より具体的には、図3ないし図8に示すように、カバー12の縁部に、他のパンチPと連結するための連結部13を設けている。カバー12及び連結部13は、例えば樹脂を材料とした一体成形品である。カバー12は、ベース11の形状と対応するように平面視略方形状をなすもので、上面側の周縁には上方に突出する突条121を形成してある。ベース11にカバー12を装着する際、ベース11の下部がこの突条121に囲まれる領域に収容される。連結部13は概ね平板状をなし、連結部13の基端はカバー12の縁部と接合している。そして、連結部13とカバー12との境界部位の厚みを連結部13の厚みよりも薄くすることで、当該部位をヒンジ14として機能させるようにしている。このことにより、連結部13が、カバー12の下面に略重なる待避位置Sとカバー12の縁部より外方へ展開する展開位置Eとの間で回動可能となる。
【0021】
また、連結部13の先端の一部、幅方向の中央を切り欠いている。ここで、幅方向とは、カバー12及び連結部13が連なる方向に対して垂直な方向、つまり、連結すべき複数のパンチPが連なる方向に対して垂直な方向を言う。この切り欠きによって隔てられる左右の部位131、132のうちの一方131には凸部131aを、他方132には凹部132aを形成している。凸部131aは、連結部13の上面側より上方に突出する、平面視円周状をなす突条である。凸部131aたる円周状の突条の内側は、連結部13を上下に貫通する貫通孔131bとなっている。凹部132aは、凸部131aの外側面と係合し得る程度の内径を有し、少なくとも下方に開口する。本実施形態では、連結部13を上下に貫通する貫通孔を以て凹部132aとしている。凸部131aと凹部132aとは、カバー12の幅方向の中心軸に対称となる位置に形成する。
【0022】
一のパンチPと他のパンチPとを連結するためには、一のパンチPの連結部13と他のパンチPの連結部13とを係合させる。まず、展開位置Eに展開した連結部13を互いに向き合わせる。そして、切り欠きによって隔てられる左右の部位131、132のうちの一方131を相手方の連結部13に下方より係合させ、他方132を相手方の連結部13に上方より係合させる。即ち、一のパンチPの連結部13の一方部位131の上に他のパンチPの連結部13の他方部位132を重ね合わせ、かつ、他のパンチPの連結部13の一方部位131の上に一のパンチPの連結部13の他方部位132を重ね合わせる。このとき、一方部位131の凸部131aと、重なり合う相手方の他方部位132の凹部132aとを凹凸係合させる。結果、連結部13同士が係合し、一のパンチPと他のパンチPとが連結する。
【0023】
本実施形態では、複数のパンチPを連結した状態でこれらパンチPが有するパンチ刃3が略等間隔に整列するように、連結部13の形状及び寸法を設定している。即ち、連結部13を介して連結した複数のパンチPのパンチ刃3が対称的に並ぶこととなる。複数のパンチPを連結した状態におけるパンチ刃3の配列の対称軸は、連結部13に付してある目印133により指し示される。目印133は、連結部13に形成した凸部131aの中心と凹部132aの中心とを通る直線上に設ける。この目印133にシートの中心線を合わせることで、シートの中心線に対称に複数の孔を穿つことができる。シートの中心線は予め印刷されている罫線等により確認してもよく、シートを二つ折りしたときにできる折り線を利用してもよい。
【0024】
連結部13同士の係合を解消すれば、パンチPの連結を解除できる。連結していないパンチPを単独で使用できることは言うまでもない。パンチPを連結していないときには、連結部13を待避位置Sに待避させておくことが好ましい。そのために、パンチPの本体1には、待避位置Sに待避させた連結部13の所定部位と係合して該連結部13の変位を抑止する係止要素123、124、125を設ける。本実施形態では、カバー12の下面に係止要素123、124、125を設けている。詳述すると、カバー12の下面側の周縁には、ヒンジ14に隣接する部位を除き、下方に突出する突条122を形成してある。待避位置Sに待避させた連結部13は、この突条122に囲まれる領域に収容される。その上で、突条122の内向面より水平に突出する係止片123を、待避位置Sにある連結部13の側縁部に臨む位置に形成しておく。連結部13を待避位置Sに待避させたとき、係止片123が連結部13の側縁部と係合して下方より支持する状態となる。さらに、カバー12の下面より下方に突出する突出体124、125を、待避位置Sにある連結部13の凸部131a並びに凹部132aに臨む位置に形成しておく。突出体124、125はそれぞれ、凸部131aの内方にある貫通孔131b並びに凹部132aたる貫通孔に緊密に係合する形状、寸法に形成する。連結部13を待避位置Sに待避させたとき、突出体124、125が凸部131aの内方にある貫通孔131b並びに凹部132aたる貫通孔と係合し、連結部13の変位を抑止する。総じて言えば、これら係止片123、突出体124、125が係止要素123、124、125として機能する。
【0025】
複数のパンチPを連結するための連結部13は、カバー12の一方の縁部にのみ設けてもよく、あるいは、カバー12の対向する二方の縁部に設けてもよい。図2ないし図8に示しているように、カバー12の一方の縁部に単一の連結部13を設けている場合には、連結すべき2個のパンチPのうちの一のパンチPのカバー12を反転させて、即ち180度水平回転させて装着し、各々のパンチPの連結部13を向き合わせ(つまり、カバー12及び連結部13が連なる方向に沿って連結部13同士を互いに向き合わせるように、一のパンチPのカバー12を装着して)、これら連結部13を係合させることで2個のパンチPを連結する。但し、連結すべき2個のパンチのうちの一のパンチのカバーを180度垂直回転させることで反転させ、各々のパンチの連結部を向き合わせてこれらを互いに係合させるような態様も考えられる。図9ないし図12に示しているように、カバー12の対向する二方の縁部に2つの連結部13を設けている場合には、一のパンチPの一方側の連結部13と他のパンチPの他方側の連結部13とを向き合わせ、これら連結部13を係合させることで一のパンチPと他のパンチPとを連結する。何れの場合にも、連結すべき個々のパンチP(におけるカバー12及び連結部13)を共通のものとすることができる。
【0026】
本実施形態によれば、本体1と、本体1に回動可能に支持させたレバー2と、レバー2の回動に伴い進退するパンチ刃3とを有してなるパンチPにおいて、前記本体1の一部を、他のパンチPと連結するための連結部13として機能させるものとしたため、連結部13を介して複数のパンチPを連結し、これらパンチPが有するパンチ刃3を略一直線上に配列して、シートに多数の孔を穿つことが可能となる。また、連結部13の存在により、複数のパンチPの相対的な位置関係を固定することができ、全ての孔を適切な箇所に穿つことが容易となる。勿論、連結を解除すれば、パンチPを単独で使用することもできる。このように、パンチPの利便性がより高められる。
【0027】
前記連結部13は、本体1に対して変位可能であり、本体1より外方へ展開させ得るものであるため、複数のパンチPを連結するときには連結部13を展開し、パンチPと単独で使用するときには連結部13を待避させておくことができる。連結部13を用いる必要がない場合にこれを待避させておけば、作業や収納等の妨げとならない。
【0028】
前記本体1は、前記レバー2を回動可能に支持するベース11とベース11の下部に着脱自在に装着されるカバー12とを具備するものであって、前記連結部13を前記カバー12に設けるものとしたため、カバー12以外の要素即ちベース11、レバー2、パンチ刃3等に既存の構成を採用することが可能となる。
【0029】
前記連結部13を前記カバー12の一方の縁部に設けており、連結すべき2個のパンチPのうち一のパンチPのカバー12を反転させて装着し、各々のパンチPの連結部13を向き合わせ、これら連結部13を係合させることで2個のパンチPを連結できるように構成したため、ユーザにとっては同型のパンチPを必要数調達すればよく、またメーカにとっては部品の種類を徒に増加させて製造コストの高騰を招くことがない。設けるべき連結部13が単数であれば、製造のために消費する材料も少なくて済む。
【0030】
また、前記連結部13を前記カバー12の対向する二方の縁部に設けており、一のパンチPの一方側の連結部13と他のパンチPの他方側の連結部13とを向き合わせ、これら連結部13を係合させることで一のパンチPと他のパンチPとを連結したため、ユーザにとっては同型のパンチPを必要数調達すればよく、またメーカにとっては部品の種類を徒に増加させて製造コストの高騰を招くことがない。
【0031】
前記連結部13の先端の一部を切り欠いてあり、この切り欠きによって隔てられる複数の部位131、132のうち一方131が他のパンチPの連結部13に下方より係合し、他方132が他のパンチPの連結部13に上方より係合するものとすれば、連結の構造の安定性がより高まる。かつ、上記のように、連結部13をカバー12の一方の縁部にのみ設けるようなことも可能となる。
【0032】
前記一方131には上方に突出する凸部131aを形成し、前記他方132には下方に開口する凹部132aを形成して、これら凸部131aと凹部132aとが凹凸係合することで一のパンチPと他のパンチPとを連結するものとしているため、連結が確実で、連結の解除も簡便となる。
【0033】
前記連結部13が、ヒンジ14を介して前記本体1に設けられ、本体1の下面に略重なる待避位置Sと本体1より外方へ展開する展開位置Eとの間で回動可能であるため、パンチPを単独で使用するときには連結部13を本体1の下方に待避させておくことができ、より使い勝手のよいものとなる。加えて、待避位置Sにある連結部13はベース11により遮蔽されるため、外観の面でも好ましい。
【0034】
前記待避位置Sにある連結部13の所定部位と係合して該連結部13の変位を抑止する係止要素123、124、125を前記本体1に設けているため、本体1の下方に待避させた連結部13が不用意に展開して作業の妨げとなるようなことを有効に回避できる。
【0035】
前記連結部13は、一のパンチP及び他のパンチPが有するパンチ刃3を略対称に整列させるように一のパンチPと他のパンチPとを連結するものであり、これらパンチPを連結した状態におけるパンチ刃3の配列の対称軸を指し示す目印133を前記連結部13に付してあるため、シートの中心線とパンチ刃3の配列の対称軸とを揃えた上で孔を穿つことができるものとなる。
【0036】
前記連結部13は、一のパンチP及び他のパンチPが有するパンチ刃3を略等間隔に整列させるように一のパンチPと他のパンチPとを連結するものであるため、等間隔に並ぶ複数の孔をシートに好適に穿つことができる。
【0037】
そして、上記パンチPは、2本のパンチ刃3を有しシートに一度に2穴を穿孔することができるものであるため、単独では2穴パンチとして、2個を連結すれば4穴パンチPとして使用可能となっている
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。まず、互いの連結部同士を係合させて複数のパンチを連結するとは限られない。例えば、一のパンチの連結部を他のパンチのカバーの下面に係合させるというように、一のパンチに設けた連結部を他のパンチの連結部ではない部位に係合させてパンチを連結する態様を妨げない。
【0038】
カバーの対向する二方の縁部に2つの連結部を設ける場合、上記実施形態ではこれら連結部を合同なものとしていたが、一方側の連結部と他方側の連結部とが係合し得る限りこれら連結部が相異なるものであっても構わない。
【0039】
さらに、切り欠きによって隔てられる連結部の複数の部位のうち一方には上方に開口する凹部を形成し、他方には下方に突出する凸部を形成して、これら凹部と凸部とが凹凸係合することで一のパンチと他のパンチとを連結するものとしてもよい。
【0040】
複数のパンチを連結した状態で、これらパンチが有するパンチ刃が略等間隔に並ぶとは限られない。パンチが、2本のパンチ刃を有する2穴パンチであるとは限られない。パンチが有するパンチ刃の数は1本でもよく、3本以上でもよい。連結する複数のパンチが、それぞれ同数のパンチ刃を有しているとも限られない。
【0041】
その他各部の具体的構成は上記実施形態には限られず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0042】
【発明の効果】
以上に詳述した本発明によれば、必要に応じて複数を連結可能な、より利便性の高いパンチを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるパンチの斜視図。
【図2】同実施形態におけるパンチの分解斜視図。
【図3】同実施形態におけるカバー及び連結部の上面図。
【図4】同下面図。
【図5】同下面図。
【図6】同A−A断面図。
【図7】同B−B断面図。
【図8】同実施形態における連結部の上面図。
【図9】同実施形態におけるパンチの分解斜視図。
【図10】同実施形態におけるカバー及び連結部の下面図。
【図11】同下面図。
【図12】同C−C断面図。
【符号の説明】
P…パンチ
1…本体
12…カバー
13…連結部
14…ヒンジ
2…レバー
3…パンチ刃
S…待避位置
E…展開位置

Claims (12)

  1. 本体と、本体に回動可能に支持させたレバーと、レバーの回動に伴い進退するパンチ刃とを有してなるパンチにおいて、
    前記本体の一部を、他のパンチと連結するための連結部として機能させていることを特徴とするパンチ。
  2. 前記連結部は、前記本体より外方へ展開させ得るものである請求項1記載のパンチ。
  3. 前記本体は、前記レバーを回動可能に支持するベースと、ベースの下部に着脱自在に装着されるカバーとを具備するものであって、
    前記連結部を、前記カバーに設けている請求項1又は2記載のパンチ。
  4. 前記連結部を、前記カバーの一方の縁部に設けており、
    連結すべき2個のパンチのうちの一のパンチのカバーを反転させて装着し、各々のパンチの連結部を向き合わせ、これら連結部を係合させることで2個のパンチを連結できるように構成した請求項3記載のパンチ。
  5. 前記連結部を、前記カバーの対向する二方の縁部に設けており、一のパンチの一方側の連結部と他のパンチの他方側の連結部とを向き合わせ、これら連結部を係合させることで一のパンチと他のパンチとを連結できるように構成した請求項3記載のパンチ。
  6. 前記連結部の先端の一部を切り欠いてあり、この切り欠きによって隔てられる複数の部位のうちの一方が他のパンチの連結部に下方より係合し、他方が他のパンチの連結部に上方より係合する請求項1、2、3、4又は5記載のパンチ。
  7. 前記一方には上方に突出する凸部を形成し前記他方には下方に開口する凹部を形成して、または、前記一方には上方に開口する凹部を形成し前記他方には下方に突出する凸部を形成して、これら凸部と凹部とが凹凸係合することで一のパンチと他のパンチとを連結する請求項6記載のパンチ。
  8. 前記連結部は、ヒンジを介して前記本体に設けられ、本体の下面に略重なる待避位置と本体より外方へ展開する展開位置との間で回動可能である請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のパンチ。
  9. 前記待避位置にある連結部の所定部位と係合して該連結部の変位を抑止する係止要素を前記本体に設けている請求項8記載のパンチ。
  10. 前記連結部は、一のパンチ及び他のパンチが有するパンチ刃を略対称に整列させるように一のパンチと他のパンチとを連結するものであって、これらパンチを連結した状態におけるパンチ刃の配列の対称軸を指し示す目印を、前記連結部に付している請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載のパンチ。
  11. 前記連結部は、一のパンチ及び他のパンチが有するパンチ刃を略等間隔に整列させるように一のパンチと他のパンチとを連結するものである請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記載のパンチ。
  12. 2本のパンチ刃を有しシートに一度に2つの孔を穿つことができる請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10又は11記載のパンチ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015030051A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 株式会社リヒトラブ パンチ

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