JP5829723B2 - スポットを案内する予約サーバ、スポット案内方法及びそのプログラム - Google Patents

スポットを案内する予約サーバ、スポット案内方法及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、宿泊施設の近隣の観光スポットを効率よく紹介する宿泊予約サーバ、観光スポット案内方法及びそのプログラムに関するものである。
特許文献1(「観光ガイドシステム」)は、 観光ガイドブックを携行せずに、旅行が楽しめるシステムを実現することを課題として、携帯電話機から送信された現在地を示す現在地情報に応答して、画像配信サーバが現在地周辺の地図データや観光スポットの解説動画を送信し、ホテル内に設けられたテレビ受像機の画面に表示する技術が開示されている。
この技術は、旅行中において観光スポットを知る上では便利である。しかし、旅行計画時点においては、有効に機能しない。現在地情報に応答する必要があるので、実際に現地のホテルに居なければ受けられないサービスである。
特許文献2(「有名店舗・スポット等を推薦・案内するナビゲーションシステム」)には、ユーザーが知りたい知名度、得意ジャンル、価格帯、駐車場の有無といったきめ細かい情報を含むレストラン案内を提供するカーナビションシステムが開示されている。
この技術も、自動車を運転中に案内を受けるものであって、旅行の計画段階において案内を受けるものではない。
このように旅行当日に現場において提供される案内は、宿泊施設の選定時点において見ることができないので、旅行計画段階における参考にはならない。
特開2001−336949号公報 特開2005−235144号公報
解決しようとする問題点は、宿泊施設の選定又は申込段階で、当該宿泊施設近隣の観光スポット、あるいは移動ルート近隣の観光スポットを、消費傾向などの利用者事情に応じて案内することにより、旅行計画の策定に役立つことを課題とする。
本願発明に係る宿泊予約サーバは、
宿泊施設を予約する利用者の端末とインターネットを介して接続し、宿泊料金を含む宿泊施設情報が複数登録されて宿泊施設の予約を受け付ける宿泊予約サーバであって、以下の要素を有することを特徴とする
(1)宿泊施設の所在エリアを記憶している宿泊施設データベース
(2)観光スポットと、観光スポットの所在エリアと、観光スポットの利用者に適した消費傾向を対応付けて記憶している観光スポットテーブル
(3)利用者端末から、宿泊施設の選択を受け付ける宿泊施設選択部
(4)利用者端末から、少なくとも宿泊日及び人数を含む宿泊計画を受け付ける宿泊計画受付部
(5)宿泊施設及び宿泊計画を受け付けた後、選択された宿泊施設の宿泊料金に基づいて、利用者の消費傾向を判定する消費傾向判定部
(6)選択された宿泊施設の所在エリアと観光スポットの所在エリアが一致し、判定した消費傾向と観光スポットの消費傾向が一致する観光スポットを検索する観光スポット検索部
(7)検索した観光スポットの案内を、利用者端末へ返信する観光スポット案内出力部。
また、
宿泊計画は、家族構成を示す参加者タイプを含み、
観光スポットテーブルは、更に、観光スポットに適する参加者タイプを対応付けて記憶し、
観光スポット検索部は、宿泊計画の参加者タイプが観光スポットの参加者タイプと一致することを条件として、観光スポットを検索することを特徴とする。
また、
観光スポットテーブルは、更に、観光スポットに適する推薦時期を対応付けて記憶し、
観光スポット検索部は、宿泊計画の宿泊日が観光スポットの推薦時期に含まれることを条件として、観光スポットを検索することを特徴とする。
また、
宿泊施設データベースは、宿泊施設の所在地を記憶し、
宿泊予約サーバは、宿泊計画の出発地と宿泊施設の所在地に基づいて、移動ルートを判定するルート判定部を有し、
観光スポット検索部は、更に、移動ルートと観光スポットの所在エリアが近接し、判定した消費傾向と観光スポットの消費傾向が一致する観光スポットを検索することを特徴とする。
また、
宿泊計画は、出発地、出発時刻、及び帰宅時刻を含み、
宿泊予約サーバは、宿泊計画の出発地、出発時刻、及び帰宅時刻に基づいて、観光に当てられる観光時間を判定する観光時間判定部を有し、
観光スポットテーブルは、更に、観光スポットの利用に係る所要時間を対応付けて記憶し、
観光スポット検索部は、判定した観光時間が観光スポットの所要時間に適していることを条件として、観光スポットを検索することを特徴とする。
本願発明に係る観光スポット案内方法は、
宿泊施設の所在エリアを記憶している宿泊施設データベースと、観光スポットと、観光スポットの所在エリアと、観光スポットの利用者に適した消費傾向を対応付けて記憶している観光スポットテーブルとを有し、宿泊施設を予約する利用者の端末とインターネットを介して接続し、宿泊料金を含む宿泊施設情報が複数登録されて宿泊施設の予約を受け付ける宿泊予約サーバによる観光スポット案内方法であって、以下の要素を有することを特徴とする
(1)利用者端末から、宿泊施設の選択を受け付ける宿泊施設選択工程
(2)利用者端末から、少なくとも宿泊日及び人数を含む宿泊計画を受け付ける宿泊計画受付工程
(3)宿泊施設及び宿泊計画を受け付けた後、選択された宿泊施設の宿泊料金に基づいて、利用者の消費傾向を判定する消費傾向判定工程
(4)選択された宿泊施設の所在エリアと観光スポットの所在エリアが一致し、判定した消費傾向と観光スポットの消費傾向が一致する観光スポットを検索する観光スポット検索工程
(5)検索した観光スポットの案内を、利用者端末へ返信する観光スポット案内出力工程。
本願発明に係るプログラムは、
宿泊施設の所在エリアを記憶している宿泊施設データベースと、観光スポットと、観光スポットの所在エリアと、観光スポットの利用者に適した消費傾向を対応付けて記憶している観光スポットテーブルとを有し、宿泊施設を予約する利用者の端末とインターネットを介して接続し、宿泊料金を含む宿泊施設情報が複数登録されて宿泊施設の予約を受け付ける宿泊予約サーバとなるコンピュータに、以下の手順を実行させることを特徴とする
(1)利用者端末から、宿泊施設の選択を受け付ける宿泊施設選択手順
(2)利用者端末から、少なくとも宿泊日及び人数を含む宿泊計画を受け付ける宿泊計画受付手順
(3)宿泊施設及び宿泊計画を受け付けた後、選択された宿泊施設の宿泊料金と宿泊計画に基づいて、利用者の消費傾向を判定する消費傾向判定手順
(4)選択された宿泊施設の所在エリアと観光スポットの所在エリアが一致し、判定した消費傾向と観光スポットの消費傾向が一致する観光スポットを検索する観光スポット検索手順
(5)検索した観光スポットの案内を、利用者端末へ返信する観光スポット案内出力手順。
宿泊料金に基づいて利用者の消費傾向を判定し、その消費傾向に適した観光スポットを選択するので、個別の事情に応じて旅行計画に組み込まれやすい観光スポットの案内を提供することができる。このように宿泊施設のレベルと観光スポットのレベルを合わせることにより、全体として通有する旅行感が生まれるようになる。
参加者タイプ、季節やイベントによる推薦時期、観光に係る所要時間などの条件も加味して観光スポットを選択するので、利用者の事情や環境に適した案内を行うことができる。
複数の観光スポットを組み合せて案内するので、総合的な旅行の計画に役立つことができる。特にルートに従って案内することにより、時間的な配慮にも参考となる。
図1は、宿泊予約システムのネットワーク構成を示す図である。 図2は、宿泊予約に係る通信フローを示す図である。 図3は、申込確認画面の例を示す図である。 図4は、宿泊予約に係る処理フローを示す図である。 図5は、宿泊計画に係る宿泊予約システムの構成を示す図である。 図6は、観光スポット案内に係る宿泊予約システムの構成を示す図である。 図7は、宿泊料金テーブルの例を示す図である。 図8は、観光スポットテーブルの例を示す図である。 図9は、実施の形態2に係る観光スポットテーブルの例を示す図である。 図10は、実施の形態3に係る観光スポットテーブルの例を示す図である。 図11は、実施の形態4に係る観光スポットテーブルの例を示す図である。 図12は、実施の形態4に係る宿泊予約システムの構成を示す図である。 図13は、実施の形態5に係る宿泊予約システムの構成を示す図である。 図14は、実施の形態6に係る宿泊予約に係る通信フローを示す図である。 図15は、実施の形態6に係る宿泊情報受付画面の例を示す図である。 図16は、観光スポット案内画面の例を示す図である。 図17は、実施の形態6に係る処理フローを示す図である。 図18は、実施の形態7に係る観光スポットテーブルの例を示す図である。 図19は、実施の形態7の宿泊予約に係る処理フローを示す図である。 図20は、実施の形態7の宿泊予約に係る処理フローを示す図である。
実施の形態1.
図1は、宿泊予約システムのネットワーク構成を示す図である。宿泊予約サーバ101と利用者端末102は、インターネットを介して接続している。宿泊予約サーバ101は、宿泊施設を紹介し、宿泊の予約を受け付けるサーバである。利用者端末102は、宿泊予約を申し込む利用者が用いる端末である。利用者端末102は、URLにアクセスし、受信したHTML文書を表示するブラウザを有している。
図2は、宿泊予約に係る通信フローを示す図である。宿泊予約サーバ101は、利用者端末102の要求に応じて宿泊施設検索画面(201)を利用者端末102に送信する。
宿泊施設を検索する画面では、例えば宿泊施設タイプ、地域等の検索条件を設定して検索する。当該検索条件が入力されると、利用者端末102は、宿泊施設検索条件(202)を宿泊予約サーバ101に送信する。
宿泊予約サーバ101は、検索結果として宿泊施設画面(203)を利用者端末102に送信する。ユーザーにより宿泊施設が選択されると、利用者端末102は、宿泊施設の選択(204)を宿泊予約サーバ101に送信する。
宿泊予約サーバ101は、チェックイン日付、チェックアウト日付、宿泊する人数などを設定するための宿泊計画受付画面(205)を利用者端末102に送信する。具体的には、チェックイン日付からチェックアウト日付の前日までが宿泊日となる。ユーザーにより宿泊日が入力されると、利用者端末102は、宿泊日(チェックイン日付とチェックアウト日付)と人数を含む宿泊計画(206)を宿泊予約サーバ101に送信する。
宿泊予約サーバ101は、申込者の氏名、支払のカード情報などを設定するための申込受付画面(207)を利用者端末102に送信する。ユーザーにより氏名などの申込情報が入力されると、利用者端末102は、申込情報(208)を宿泊予約サーバ101に送信する。
宿泊予約サーバ101は、申込確認画面(209)を利用者端末102に送信する。図3は、申込確認画面の例を示す図である。申込内容の他に、宿泊施設に近い観光スポットの案内が含まれている。
この例では、宿泊料金に基づいて利用者の消費傾向を判定し、その消費傾向に適した観光スポットを選択して提案する。これにより、個別の事情に応じて旅行計画に組み込まれやすい観光スポットの案内を提供することができる。このように宿泊施設のレベルと観光スポットのレベルを合わせることにより、全体として通有する旅行感が生まれるようになる。
続いて、観光スポットの提案方法について詳細に説明する。図4は、宿泊予約に係る処理フローを示す図である。宿泊施設紹介処理(S801)では、宿泊施設を紹介し、宿泊施設選択処理(S802)では、宿泊施設の選択を受け付ける。宿泊計画受付処理(S803)では、宿泊計画を受け付け、申込受付処理(S804)では、申込を受け付ける。申込を受け付けると、消費傾向判定処理(S805)では、利用者の消費傾向を判定し、観光スポット検索処理(S806)では、消費傾向に適した観光スポットを検索する。そして、観光スポット案内出力処理(S807)で、観光スポット案内を送信する。
S801〜S803の処理について詳述する。図5は、宿泊計画に係る宿泊予約システムの構成を示す図である。宿泊予約サーバ101は、宿泊施設紹介部901、宿泊施設データベース902、宿泊施設選択部903、宿泊計画記憶部904、及び宿泊計画受付部905を有している。宿泊施設データベース902は、宿泊施設IDに対応付けて、宿泊施設所在地、連絡先、ホームページアドレス、特徴、宿泊施設所在エリアなどの宿泊施設情報を記憶している。
宿泊施設紹介部901は、宿泊施設紹介処理(S801)で、宿泊施設データベース902から宿泊施設情報を取得し、宿泊施設情報を含む宿泊施設リストを生成して、利用者端末102に送信する。宿泊施設選択部903は、宿泊施設選択処理(S802)で、利用者端末102から宿泊施設の選択を受け付け、宿泊施設IDを特定して宿泊計画記憶部904に記憶させる。宿泊計画受付部905は、宿泊日(チェックイン日付とチェックアウト日付)と人数を含む宿泊計画を受信し、宿泊施設IDに対応付けて宿泊計画記憶部904に記憶させる。
続いて、S804〜S807の処理について説明する。図6は、観光スポット案内に係る宿泊予約システムの構成を示す図である。宿泊予約サーバ101は、宿泊施設データベース902、宿泊計画記憶部904の他、申込受付部1001、予約情報記憶部1002、消費傾向判定部1003、宿泊料金テーブル1004、観光スポット検索部1005、観光スポットテーブル1006、観光スポット案内出力部1007、及び観光スポット案内記憶部1008を有している。
申込受付部1001は、申込受付処理(S804)で、利用者端末102から申込情報(氏名、カード情報)を受信し、宿泊計画とあわせて予約情報として予約情報記憶部1002に記憶させる。
S804に続いて、消費傾向判定部1003は、消費傾向判定処理(S805)で、宿泊施設の宿泊料金に基づいて消費傾向を判定する。その際宿泊料金テーブル1004を用いて、宿泊料金を特定する。図7は、宿泊料金テーブルの例を示す図である。宿泊施設IDと、宿泊期間と、人数の組合せに対応付けて、宿泊料金を記憶するように構成されている。
具体的には、宿泊料金テーブル1004から、宿泊施設ID、宿泊期間、及び人数に対応する宿泊料金を読み取り、利用者が選択した宿泊施設のIDと、宿泊計画の宿泊日を含む宿泊期間と、宿泊計画の人数とに対応する宿泊料金を特定する。そして、予め設定されている宿泊料金の範囲と消費傾向のレベルを対応付けに従って、宿泊料金が含まれる範囲を特定し、その範囲に対応する消費傾向のレベルを判定する。例えば、一人で10000円以上を消費大(リッチ)とし、一人で10000円未満を消費小(プア)と定めている場合には、宿泊費が11000円であれば、消費大と判定し、宿泊費が9000円であれば、消費小と判定する。
観光スポット検索部1005は、観光スポット検索処理(S806)で、宿泊施設IDに対応する宿泊施設所在エリアを宿泊施設データベース902から取得する。そして、判定した消費傾向と宿泊施設所在エリアの組合せに一致する観光スポットIDを観光スポットテーブル1006から読み取り、検索結果とする。つまり、宿泊施設の所在エリアと観光スポットの所在エリアが一致し、判定した消費傾向と観光スポットの消費傾向が一致する観光スポットを選び出す。例えば、宿泊施設の住所を中心として半径数キロメートルの範囲に含まれる観光スポットを抽出し、抽出された当該観光スポットの中から、宿泊料金に基づく消費傾向と観光スポットの消費傾向が一致する観光スポットを選び出す。
図8は、観光スポットテーブルの例を示す図である。観光スポットの所在エリアと、観光スポットの利用者に適した消費傾向の組合せに対応付けて、観光スポットIDを記憶するように構成されている。消費大に対しては、高級感のある観光スポット(例えば東京23区で言えば銀座(SP15))を設定し、消費小に対しては、割安感のある観光スポット(例えば、入場無料の施設(SP12))を設定している。
観光スポット案内出力部1007は、観光スポット案内出力処理(S807)で、観光スポットIDに対応する観光スポット案内を観光スポット案内記憶部1008から読み取り、利用者端末102に送信する。この例では、申込確認画面に、観光スポット案内を付加して送信する。観光スポット案内記憶部1008は、観光スポットIDと観光スポット案内を対応付けて記憶している。観光スポット案内には、施設名、特徴、連絡先、ホームページアドレスなどが含まれている。
実施の形態2.
この形態では、家族構成を示す参加者タイプを加味して適した観光スポットを案内する形態について説明する。
図9は、実施の形態2に係る観光スポットテーブルの例を示す図である。観光スポット所在エリア、観光スポットの利用者として適した消費傾向、及び参加者タイプの組合せに対応付けて、観光スポットIDを記憶している。参加者タイプは、例えば、子供連れ、夫婦などが考えられる。
この例では、消費傾向に加えて参加者タイプも宿泊計画として受信する。観光スポット所在エリア、消費傾向、及び参加者タイプの組合せに対応する観光スポットIDを観光スポットテーブル1006より読み取り、検索結果とする。なお、検索キーとして用いられる参加者タイプの情報は、顧客が宿泊施設を予約する際に入力する個人情報から取得する。
実施の形態3.
次に、シーズンやイベントなどの推薦時期を加味した形態について説明する。
図10は、実施の形態3に係る観光スポットテーブルの例を示す図である。観光スポット所在エリア、消費傾向、及び観光スポットの利用に適した推薦時期の組合せに対応付けて、観光スポットIDを記憶している。
この例では、観光スポット所在エリアと消費傾向の組合せに対応し、宿泊日が推薦時期に含まれる観光スポットIDを観光スポットテーブル1006より読み取り、検索結果とする。
実施の形態4.
次に、観光に掛かる所要時間を加味した形態について説明する。
図11は、実施の形態4に係る観光スポットテーブルの例を示す図である。観光スポット所在エリア、消費傾向、及び所要時間の組合せに対応付けて、観光スポットIDを記憶している。所要時間は、観光スポットの利用に要する標準的な時間である。
図12は、実施の形態4に係る宿泊予約システムの構成を示す図である。宿泊予約サーバ101は、宿泊施設データベース902、宿泊計画記憶部904、宿泊計画受付部905、観光スポット検索部1005、観光スポットテーブル1006の他、観光時間判定部2201、地図情報データベース2202を有している。宿泊計画受付部905は、宿泊計画として、出発地、出発時刻、帰宅時刻も受信し、宿泊計画記憶部904に記憶させる。観光時間判定部2201は、地図情報データベース2202を用いて移動時間を求め、余裕時間を算出する。
観光時間判定部2201の処理について詳述する。観光時間判定部2201は、往路における余裕時間を算出すると共に復路における余裕時間を算出する。
例えば往路余裕時間を算出する場合には、出発時刻からチェックイン時刻を差し引いて、往路総時間を求める。次に、出発地と宿泊施設所在地の2地点を指定して、地図情報データベース2202より出発地から宿泊施設所在地までの往路移動時間を求める。そして、往路総時間から往路移動時間を差し引いて、往路余裕時間を求める。
復路余裕時間を算出する場合には、チェックアウト時刻から帰宅時刻を差し引いて、復路総時間を求める。次に、宿泊施設所在地と出発地の2地点を指定して、地図情報データベース2202より宿泊施設所在地から出発地までの復路移動時間を求める。そして、復路総時間から復路移動時間を差し引いて、復路余裕時間を求める。
このようにして求めた往路/復路余裕時間と図11に示す所要時間に基づいて、複数の観光スポットから所望の観光スポットを選別する形態について説明する。この例では、消費傾向に基づいて観光スポットを選別した後に、当該観光スポットの中から、往路/復路余裕時間内で訪れることができる観光スポットを抽出する。例えば、往路余裕時間(第1日目の観光時間)内で訪れることができる観光スポットを抽出する。この例で、観光スポットは人気順番に優先度が設けられている。往路余裕時間内で、優先度の上位から順番に観光スポットを選択していく。同様に、復路余裕時間(第2日目の観光時間)内で訪れることができる観光スポットを抽出する。復路余裕時間内で、先に抽出した観光スポットを除いて、優先度の上位から順番に観光スポットを選択していく。このようにして抽出した観光スポットは、往路と復路に分けて表示してもよいし、往路と復路を同時に表示してもよい。
実施の形態5.
出発地と宿泊施設の間の移動ルートの近くにある観光スポットも紹介する形態について説明する。
図13は、実施の形態5に係る宿泊予約システムの構成を示す図である。宿泊予約サーバ101は、宿泊施設データベース902、宿泊計画記憶部904、宿泊計画受付部905、観光スポット検索部1005、観光スポットテーブル1006、地図情報データベース2202の他、ルート判定部2901を有している。地図情報データベース2202は、2地点に基づいて、ルートの情報を提供するように構成されている。ルート判定部2901は、出発地と所在地に基づいて、ルートを特定する。観光スポット検索部1005は、エリアが一致する観光スポットのほか、ルートの近くの観光スポットも検索する。例えば、ルート上の所定間隔の位置を複数特定し、そのルート上の位置から所定距離内に存在する観光スポットを読み取り、検索結果とする。
この例では、宿泊施設と同じエリアの観光スポットと、移動ルート近隣の観光スポットを組み合せて、複数の観光スポットを含む案内を生成して送信する。その際、出発地との距離が近い順に並べ、あるいは宿泊施設との距離が遠い順に並べると、往路ルート順の紹介となる。他方、出発地との距離が遠い順に並べ、あるいは宿泊施設との距離が近い順に並べると、復路ルート順の紹介となる。
実施の形態6.
前述の実施の形態では、申込後に案内を送信する例を示したが、本実施の形態では、申込前に案内を送信する形態について説明する。
図14は、実施の形態6に係る宿泊予約に係る通信フローを示す図である。宿泊計画受付画面(205)で観光スポットの案内を要求すると、宿泊計画(宿泊日・人数)(3001)が利用者端末102から宿泊予約サーバ101に送信され、宿泊予約サーバ101は観光スポット案内画面(3002)を利用者端末102に返信する。他のフローは、前述の形態と同様である。このように、宿泊計画(宿泊日・人数)を入力後に観光スポット案内の画面を表示するようにしてもよい。
図15は、実施の形態6に係る宿泊情報受付画面の例を示す図である。観光スポット案内のアイコンをクリックすると、宿泊計画(宿泊日・人数)を含む観光スポット案内要求を宿泊予約サーバ101に送信するに構成されている。
図16は、観光スポット案内画面の例を示す図である。宿泊施設と同じエリアに存在する観光スポットあるいは移動ルート近隣の観光スポットが紹介されている。利用者は、この情報を当該宿泊施設を選定する際の参考とすることができる。戻るアイコンをクリックすると、当該画面を閉じる。
図17は、実施の形態6に係る処理フローを示す図である。本形態では、宿泊計画受付処理(S803)に続いて、観光スポット案内要求を受信すると、消費傾向判定処理(S805)、観光スポット検索処理(S806)、及び観光スポット案内出力処理(S807)を行う。そして、最後に申込受付処理(S804)を行うことになる。上述の実施の形態と組み合せることも可能である。
実施の形態7.
前述の形態では、消費傾向により観光スポットを選択したが、和風又は洋風の傾向により観光スポットを選択することも有効である。
この例では、食事内容及び/又は部屋タイプから和洋傾向を判定すると共に、所在エリアが一致し、和洋傾向が一致する観光スポットを選択する。
図18は、実施の形態7に係る観光スポットテーブルの例を示す図である。観光スポットの所在エリアと、観光スポットの利用者に適した和洋傾向の組合せに対応付けて、観光スポットIDを記憶するように構成されている。和風に対しては、お寺などの和風の観光スポットを設定し、洋風に対しては、外国村などの洋風の観光スポットを設定している。
図19と図20は、実施の形態7の宿泊予約に係る処理フローを示す図である。前述の消費傾向判定処理(S805)に代えて、和洋傾向判定処理(S3701、S3801)を行なう。
これにより、和洋の好みに合った観光スポットを案内することができる。
宿泊予約サーバ101は、コンピュータであり、各要素はプログラムにより処理を実行することができる。また、プログラムを記憶媒体に記憶させ、記憶媒体からコンピュータに読み取られるようにすることができる。
101 宿泊予約サーバ
102 利用者端末
901 宿泊施設紹介部
902 宿泊施設データベース
903 宿泊施設選択部
904 宿泊計画記憶部
905 宿泊計画受付部
1001 申込受付部
1002 予約情報記憶部
1003 消費傾向判定部
1004 宿泊料金テーブル
1005 観光スポット検索部
1006 観光スポットテーブル
1007 観光スポット案内出力部
1008 観光スポット案内記憶部
1501 渋滞予測判定部
2201 観光時間判定部
2202 地図情報データベース
2801 スポット組合判定部
2901 ルート判定部
3501 和洋傾向判定部

Claims (3)

  1. 施設の利用を予約する利用者の端末とネットワークを介して接続し、施設の宿泊料金を含む施設情報が複数登録されて施設の予約を受け付ける予約サーバであって、
    施設の所在エリアを記憶している施設データベースと、
    紹介する利用スポットと、当該利用スポットの所在エリアと、当該利用スポットの利用者に適した消費傾向とを対応付けて記憶しているスポットテーブルと、
    利用者端末から、予約する施設の選択を受け付ける施設選択部と、
    施設の選択を受け付けた後、選択された施設の宿泊料金に基づいて、利用者の消費傾向を判定する消費傾向判定部と、
    選択された施設の所在エリアと前記利用スポットの所在エリアが一致し、判定した消費傾向と前記利用スポットの消費傾向が一致する前記利用スポットを検索するスポット検索部と、
    検索した前記利用スポットの案内を、利用者端末へ返信するスポット案内出力部と、
    を有する予約サーバ。
  2. 施設の所在エリアを記憶している施設データベースと、紹介する利用スポットと、当該利用スポットの所在エリアと、当該利用スポットの利用者に適した消費傾向とを対応付けて記憶しているスポットテーブルとを有し、施設を予約する利用者の端末とネットワークを介して接続し、施設の宿泊料金を含む施設情報が複数登録されて施設の予約を受け付ける予約サーバによるスポット案内方法であって、
    利用者端末から、予約する施設の選択を受け付ける施設選択工程と、
    施設の選択を受け付けた後、選択された施設の宿泊料金に基づいて、利用者の消費傾向を判定する消費傾向判定工程と、
    選択された施設の所在エリアと前記利用スポットの所在エリアが一致し、判定した消費傾向と前記利用スポットの消費傾向が一致する前記利用スポットを検索するスポット検索工程と、
    検索した前記利用スポットの案内を、利用者端末へ返信するスポット案内出力工程と、
    を有するスポット案内方法。
  3. 施設の所在エリアを記憶している施設データベースと、紹介する利用スポットと、当該利用スポットの所在エリアと、当該利用スポットの利用者に適した消費傾向とを対応付けて記憶しているスポットテーブルとを有し、施設を予約する利用者の端末とネットワークを介して接続し、施設の宿泊料金を含む施設情報が複数登録されて施設の予約を受け付ける予約サーバとなるコンピュータに、
    利用者端末から、予約する施設の選択を受け付ける施設選択手順と、
    施設の選択を受け付けた後、選択された施設の宿泊料金に基づいて、利用者の消費傾向を判定する消費傾向判定手順と、
    選択された施設の所在エリアと前記利用スポットの所在エリアが一致し、判定した消費傾向と前記利用スポットの消費傾向が一致する前記利用スポットを検索するスポット検索手順と、
    検索した前記利用スポットの案内を、利用者端末へ返信するスポット案内出力手順と、
    を実行させるためのプログラム。
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