JP2010003034A - オリジナル旅行プラン作製方法 - Google Patents

Abstract

【課題】
旅行計画者がインターネット上で業者が用意したベースプランを、旅行計画者の詳細な希望に合うオリジナル旅行プランに仕立てることを可能とする。

【解決手段】
サーバにデータ保存手段と、ベースプラン作製手段と、オリジナルプラン作製手段とを備え、端末利用者がネットワークを介してサーバと接続し、オリジナル旅行プランを作製する方法とする。
特徴はオリジナルプラン作製手段にあり、該手段は、ツアーコンテンツが複数表示されるコンテンツボックスと、時間のダブルブッキング禁止機能を有して、整合するコンテンツを表示可能なタイムテーブルとを有し、利用者がコンテンツボックスより希望コンテンツを選択して、タイムテーブルへドラッグ（移動）し、サーバにて時間の整合性がチェックされ、問題がない場合に、該コンテンツをタイムテーブル上に表示すると共に、料金総計等を別設の表示欄に表示することができる手段とされる。

【選択図】 図１

Description

本発明は、オリジナル旅行プラン作成方法に関するものであって、主として、旅行計画者がインターネット上で各旅行代理店等が用意した自由旅行に関するベースプラン（交通手段や宿などの最低限の手配のみのプラン）を、旅行計画者の詳細な希望に合うオリジナル旅行プランに仕立てることを可能とするものである。

旅行プランは、旅行代理店などが用意した自由旅行のベースプランにより紙情報やインターネット情報として多種提供されている。そしてこの旅行プランを、利用者に適合するように工夫し、インターネットやコンピュータ上で、カスタマイズする方法や提案する方法もいくつか知られている。

例えば、特許文献１に記載されているように、旅行計画者の年齢や認知度に適合する旅行を提案する方法も考えられている。しかし、個人旅行は、原則的に旅行計画者の意思に従って計画が立てられるべきである。

ところが、旅行代理店などが用意したベースプランは、旅行計画者が考える分単位での詳細な行動には対応しておらず、又、そのように柔軟にカスタマイズできる方法も提案されていなかった。更に、個人が持っている有益な旅行情報や実行プランなどが、別の旅行計画者のプランに反映できるような方法も提案されていなかった。

特開２００７−２８６９３３号公開特許公報

本発明は、各旅行代理店等が用意した自由旅行に関するベースプラン（交通手段や宿などの最低限の手配のみのプラン）を、旅行計画者の詳細な希望に合う詳細なオリジナル旅行プランに簡単に仕立てることを可能とするオリジナル旅行プラン作成方法を提供しようとするものである。

本発明は、上記課題を解決するため、オリジナル旅行プラン作製方法に次の手段を採用する。
第１に、サーバにデータ保存手段と、ベースプラン作製手段と、オリジナルプラン作製手段とを備え、端末の利用者がネットワークを介してサーバと接続し、オリジナル旅行プランを作製する方法とする。
第２に、サーバのデータ保存手段は、検索可能な状態で、少なくとも利用者によって過去に作製されたオリジナル旅行プランとオリジナル旅行情報とを保存する手段である。

第３に、サーバのベースプラン作製手段は、サーバのデータ保存手段に保存されているオリジナル旅行プラン及びオリジナル旅行情報とサーバで検出した業者提供の旅行ベースプランを端末に表示し、該表示プランより端末利用者が端末から一例を選択し、一定範囲の修正可能箇所の修正を行った後、ベースプランを完成し、表示することのできる手段とされる。

第４に、サーバのオリジナルプラン作製手段は、少なくとも場所、料金、時間、内容、移動方法の情報が格納されたデータである遊びや食事などのツアーコンテンツが複数表示されるコンテンツボックスと、ベースプランの日程情報に適合し、時間のダブルブッキング禁止機能を有して、時間が整合するコンテンツを表示可能なタイムテーブルとを端末に表示する機能を有する。

更に、オリジナルプラン作製手段は、利用者が端末に表示されたコンテンツボックスより希望コンテンツを選択して、タイムテーブルへ移動し、サーバにて時間の整合性がチェックされ、問題がない場合に、該選択されたコンテンツをタイムテーブル上に表示すると共に、料金総計及び移動時間の計算結果を別設の表示欄に表示することができるオリジナルプラン作製手段とされる。

本発明は、如上のように構成されるため、旅行計画者の希望に合う詳細な旅行計画が、サーバと接続された端末を利用して、分単位で立てることができるオリジナル旅行プラン作成方法となった。

以下、図面に従って、実施例と共に本発明の実施の形態について説明する。図１は、本発明の１実施例を示すオリジナル旅行プラン作成方法の概要を示す説明図であり、オリジナル旅行プランは作成方法は、図１に示すとおりサーバ１にデータ保存手段２と、ベースプラン作製手段３と、オリジナルプラン作製手段４と、後処理手段１０を備えている。

オリジナル旅行プラン作成方法は、端末５の利用者がネットワークを介してサーバ１と接続し、ベースプラン作製手段３やオリジナルプラン作製手段４から端末５に提供され表示された情報を基に、オリジナル旅行プランを作製する方法である。

サーバ１のデータ保存手段２は、データベース機能を有するもので、検索可能な状態で、図１に示されるように、少なくとも利用者によって過去に作製されたオリジナル旅行プラン１１とオリジナル旅行情報１２とをデジタル化して保存する手段である。このデータ保存手段２に、ベースプラン作製手段３で利用される業者提供の旅行ベースプラン１３が保存されていても良い。

ここでオリジナル旅行プラン１１とは、後述するオリジナルプラン作製手段４で作製したプランであって、オリジナル旅行プラン１１の作成者によって登録されたものである。他方、オリジナル旅行情報１２とは、旅行経験者が投稿した旅行記などである。これにより個人の有している経験値を後の旅行計画者に伝えるシステムを構築することができるものとなる。

図２は、ベースプラン作製手段３の入力画面の説明図である。まず、サーバ１のベースプラン作製手段３では、サーバ１から端末２に図２に示されるような出発地１４や目的地１６や出発日１５などの項目が表示される。この表示項目より、旅行計画者は端末５に必要情報を選択又は入力する。

選択又は入力された内容を基に、サーバ１で検索され、データ保存手段２に保存されている保存オリジナル旅行プラン１１及びオリジナル旅行情報１２と業者提供の旅行ベースプラン１３は端末５に表示される。

ここでの業者提供の旅行ベースプラン１３は、上記入力内容に従ってインターネット上の各旅行代理店などの業者提供情報より、出発地１４、出発日１５、目的地１６や旅行日数１７を検索項目としてサーバ１により検索され、表示されるものであるが、前もってデータ保存手段２に保存されていても良い。

尚、図２に示されるベースプラン設定画面で、指定できる検索条件は、同図に示されるように上記した出発地１４、目的地１６、出発日１５、旅行日数１７の他、１部屋利用人数、ホテル滞在コースなどの旅行目的、予算の上限下限、レンタカーの有無等の条件項目が考えられる。

ベースプラン作製手段３における端末５の利用者は、サーバ１により検索され表示されたプランより、端末５から一例を選択し、旅行日数などの日程情報や、且つ、その他の一定範囲の修正可能箇所の修正を、図２に示すベースプラン設定画面より行った後、ベースプランを完成し、端末５に表示する。

ベースプランの完成後、オリジナルプラン作製手段４へと移行するのであるが、ベースプラン作製手段３で、データ保存手段２に保存された個人のオリジナル旅行プラン１３で、ほぼ満足ができそうなものがあった場合には、年月日などの修正を行った状態で、オリジナルプラン作製手段４を経ることなくオリジナル旅行プランは完成する。個人の情報が生かされた例である。

図３は、オリジナルプラン作製手段４における端末５の初期画面を示す説明図である。サーバ１のオリジナルプラン作製手段４は、初期画面では、コンテンツボックス６（図中右側）とタイムテーブル７を端末５に表示する。

コンテンツボックス６には、図３に示されるように少なくとも場所、料金、時間、内容、移動方法の情報が格納されたデータであり、遊びや食事などカテゴリー分類されたツアーに関するコンテンツ８が複数表示される。

コンテンツボックス６の詳細は、図５に示される。コンテンツボックス６は、図５中右方のコンテンツのリスト欄画面１８と図中左方のコンテンツの詳細画面１９で構成されている。個々のコンテンツ８は、識別記号２０（観る０１のようなジャンルと番号などでなる記号）の他、写真２１、内容の解説２２、場所、料金、時間（開始時間や終了時間や所要時間など）、移動方法と移動時間の項目などが入力されデータベース化されている。

ここでのコンテンツ８は、図示されていないが、旅行のオプションとなるコンテンツ８を提供する個々の業者から一定フォームで入力されるコンテンツ入力手段により行われるべきである。このコンテンツボックス６に表示される、個々のコンテンツデータはデータ保存手段２に収納されても良いし、別個コンテンツ保存手段（図示されていない）を設けても良い。

他方、タイムテーブル７は、ベースプランの日程情報に適合し、時間のダブルブッキング禁止機能を有して、主として時間（開始終了等の開催時刻、必要時間、移動時間）を項目として他の選択したコンテンツ８の時間と整合するコンテンツ８の場合に、端末５に表示可能としている。

タイムテーブル７は、図３及び図４に示すシンプルスタイルでは、１列の縦軸に用いて時間順に並べてコンテンツ８を表示するものであるが、図６に示す詳細なものにあっては、縦軸に時間、横軸に選択適正コンテンツ表示欄を設けたものである。図６の実施例では横軸方向にコンテンツ８が、時間順に並べられて表示され、具体的時間が縦軸方向に表示されている。

具体的には第１番目のコンテンツ８は、遊ぶ２３のコンテンツであり、午前８時より１１時までの時間で選ばれており、第２番目のコンテンツ８は、食す３２のコンテンツ８であり、１２時より１３時３０分までの時間で選ばれている。尚、詳細なタイムテーブル７は、実施例では３０分刻みの２４時間の表形式タイムテーブルが、所要日数分表示されるようになっている。

オリジナルプラン作製手段４では、図４に示すように利用者が端末５に表示されたコンテンツボックス６より希望コンテンツ８を選択して、タイムテーブル７へドラッグ（移動）する。するとサーバ１では、該コンテンツ８の時間の整合性をチェックし、問題がない場合（時間に重複がない場合）には、該選択されたコンテンツ８をタイムテーブル７上に表示すると共に、料金総計及び移動時間の計算結果を別設の表示欄９に表示する。これによりオリジナル旅行プランは完成する。

タイムテーブル７で、時間情報が重複し、ダブルブッキングと判断された場合には、タイムテーブル７からはじかれ、ダブルブッキングであることが、注意書きとして端末５に表示される。

これにより端末５の利用者は、コンテンツボックス６より別の希望コンテンツ８を再選択し、タイムテーブル７に再度ドラッグ（移動）するか、タイムテーブル７の別の時間帯に再度ドラッグ（移動）する。サーバ１は再度時間の整合性をチェックし、問題がなくなった時点でオリジナル旅行プランは完成する。

サーバ１の後処理手段１０では、オリジナル旅行プラン完成後、該オリジナル旅行プランを、データ保存手段２に検索可能な状態で保存する。更に、見積作製送信手段により見積が、端末利用者に送信される。この後処理手段１０では、オリジナル旅行プランの作成者による旅行記をデータ保存手段２に保存したり、オリジナル旅行プランを検索した旅行計画者によるコンテストを行ったりすることも可能である。

本発明の１実施例を示すオリジナル旅行プラン作成方法の概要を示す説明図 ベースプラン作製手段の入力画面の説明図 オリジナルプラン作製手段における端末の初期画面を示す説明図 コンテンツボックスより選択し、タイムテーブルへ登録する動作の説明図 コンテンツボックスの画像画面の詳細説明図 タイムテーブルの画像画面の詳細説明図

符号の説明

１・・・・・サーバ
２・・・・・データ保存手段
３・・・・・ベースプラン作製手段
４・・・・・オリジナルプラン作製手段
５・・・・・端末
６・・・・・コンテンツボックス
７・・・・・タイムテーブル
８・・・・・コンテンツ
９・・・・・表示欄
１０・・・・後処理手段
１１・・・・オリジナル旅行プラン
１２・・・・オリジナル旅行情報
１３・・・・業者提供の旅行ベースプラン
１４・・・・出発地
１５・・・・出発日
１６・・・・目的地
１７・・・・旅行日数
１８・・・・リスト欄画面
１９・・・・詳細画面
２０・・・・識別記号
２１・・・・写真
２２・・・・内容の解説

Claims (1)

1. サーバにデータ保存手段と、ベースプラン作製手段と、オリジナルプラン作製手段とを備え、端末の利用者がネットワークを介してサーバと接続し、オリジナル旅行プランを作製する方法において、
   サーバのデータ保存手段は、
   検索可能な状態で、少なくとも利用者によって過去に作製されたオリジナル旅行プランとオリジナル旅行情報の保存をする手段とされ、
   サーバのベースプラン作製手段は、
   サーバのデータ保存手段に保存されているオリジナル旅行プラン及びオリジナル旅行情報とサーバで検出した業者提供の旅行ベースプランを端末に表示し、
   該表示プランより端末利用者が端末から一例を選択し、一定範囲の修正可能箇所の修正を行った後、ベースプランを完成し、表示することのできる手段とされ、
   サーバのオリジナルプラン作製手段は、
   少なくとも場所、料金、時間、内容、移動方法の情報が格納されたデータである遊びや食事などのツアーコンテンツが複数表示されるコンテンツボックスと、
   ベースプランの日程情報に適合し、時間のダブルブッキング禁止機能を有して、時間が整合するコンテンツを表示可能なタイムテーブルとを端末に表示し、
   利用者が端末に表示されたコンテンツボックスより希望コンテンツを選択して、タイムテーブルへ移動させ、
   サーバにて時間の整合性がチェックされ、問題がない場合に、該選択されたコンテンツをタイムテーブル上に表示すると共に、料金総計及び移動時間の計算結果を別設の表示欄に表示することができる手段とされたことを特徴とするオリジナル旅行プラン作製方法。

Images