JP5829367B1 - 内視鏡接続具 - Google Patents

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Abstract

本発明の内視鏡接続具は、流体送出装置が接続される流入口、前記流入口から流入した流体を吐出する吐出口、および前記流入口及び前記吐出口を接続する流路を有する筒状部と、前記筒状部の外周において開口し、前記流路に連通する検出孔と、内視鏡の口金と係合することにより、前記吐出口を前記口金の開口部と対向する位置に保持する保持部と、前記筒状部の外周に配設され、前記流路に沿う方向に伸縮する付勢部材と、前記筒状部の外周に配設され、前記付勢部材に連動して前記流路に沿った第1の位置と第2の位置との間で進退移動し、前記保持部が前記口金に係合していない場合には、前記付勢部材の付勢力によって前記検出孔を開放する第1の位置に位置し、前記保持部が前記口金と係合している場合においては、前記内視鏡の外表面と当接して前記第1の位置よりも前記流入口に近い第2の位置に移動して前記検出孔を閉塞又は狭めるカバー部と、を含む。

Description

本発明は、流体送出装置と内視鏡の口金とを接続する内視鏡接続具に関する。
医療分野において使用される内視鏡は、使用後に洗浄処理及び消毒処理等の流体を用いた処理が施される。内部に管路を有する内視鏡に対して流体を用いた処理を行う場合には、当該流体を送出する流体送出装置と、管路の端部に設けられた口金とを内視鏡接続具によって接続し、管路内に流体を流す。
このような、流体送出装置と内視鏡の口金と接続する内視鏡接続具は、例えば日本国特開2001−299697号公報に開示されている。
日本国特開2001−299697号公報に開示の流体送出装置は、内視鏡接続具に送出する流体の流量を測定する流量測定部を有し、流量の測定結果が設定値の範囲外である場合に使用者に告知する構成を有する。
内視鏡の管路は細長く、流体の流動抵抗が大きい。このため、内視鏡接続具が内視鏡の口金に正しく装着されている場合と、内視鏡接続具が口金から外れている場合とでは、流体送出装置から内視鏡接続具に送出する流体の流量に差が生じる。したがって、日本国特開2001−299697号公報に開示の技術のように、内視鏡接続具に送出する流体の流量を測定し、設定値と比較することによって、内視鏡接続具が内視鏡の口金に正しく装着されているか否かを判定することができる。
しかしながら、例えば内視鏡の管路径が太い場合には管路の流動抵抗が小さくなるため、内視鏡接続具が内視鏡の口金に正しく装着されている場合と、内視鏡接続具が口金から外れている場合との間における流体送出装置から内視鏡接続具に送出される流体の流量の差が小さい、もしくは無くなってしまう場合が考えられる。
本発明は、上述した点を解決するものであって、内視鏡接続具において、内視鏡の口金との装着の有無によって異なる流体の流量差を明確にすることを目的とする。
本発明の一態様による内視鏡接続具は、流体送出装置が接続される流入口、前記流入口から流入した流体を吐出する吐出口、および前記流入口及び前記吐出口を接続する流路を有する筒状部と、前記筒状部の外周において開口し、前記流路に連通する検出孔と、内視鏡の口金と係合することにより、前記吐出口を前記口金の開口部と対向する位置に保持する保持部と、前記筒状部の外周に配設され、前記流路に沿う方向に伸縮する付勢部材と、前記筒状部の外周に配設され、前記付勢部材に連動して前記流路に沿った第1の位置と第2の位置との間で進退移動し、前記保持部が前記口金に係合していない場合には、前記付勢部材の付勢力によって前記検出孔を開放する第1の位置に位置し、前記保持部が前記口金と係合している場合においては、前記内視鏡の外表面と当接して前記第1の位置よりも前記流入口に近い第2の位置に移動して前記検出孔を閉塞又は狭めるカバー部と、を含む。
内視鏡、流体送出装置及び内視鏡接続具の斜視図である。 内視鏡及び流体送出装置を内視鏡接続具によって接続する構成を示す図である。 第1の実施形態の内視鏡接続具の断面図である。 第1の実施形態の筒状部の斜視図である。 第1の実施形態の内視鏡接続具を口金に装着した状態の断面図である。 第1の実施形態の第1の変形例の内視鏡接続具の断面図である。 第1の実施形態の第1の変形例の内視鏡接続具を口金に装着した状態の断面図である。 第1の実施形態の第2の変形例の内視鏡接続具の断面図である。 第1の実施形態の第2の変形例の内視鏡接続具を口金に装着した状態の断面図である。 第2の実施形態の内視鏡接続具の断面図である。 第2の実施形態の内視鏡接続具を口金に装着した状態の断面図である。 第3の実施形態の流体送出装置の構成を示す図である。
以下に、本発明の好ましい形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図においては、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、構成要素毎に縮尺を異ならせてあるものであり、本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、及び各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。
図1に示すように、本実施形態の内視鏡接続具1は、内視鏡50に設けられた口金55と、流体送出装置20とを接続する装置である。流体送出装置20は、流体を送出する装置であればその構成が特に限定されるものではないが、本実施形態では一例として、流体送出装置20は、内視鏡リプロセッサの形態を有する。
まず、内視鏡50の概略的な構成を説明する。なお、内視鏡50は周知のものであるため、詳細な構成の説明は省略するものとする。
内視鏡50は、図1に一例として示すように、被検体内に導入される挿入部51、挿入部51の基端側に設けられた操作部52、操作部52から延出するユニバーサルコード53及びユニバーサルコード53に設けられたコネクタ部54を具備して主に構成されている。ユニバーサルコード53及びコネクタ部54は、内視鏡50を例えば光源装置や画像処理装置等の外部装置に接続するための構成である。挿入部51には、被検体内を光学的に観察するための対物レンズや照明光出射部等が設けられている。
なお、内視鏡50の挿入部51が導入される被検体は、人体に限らず、他の生体であってもよいし、機械や建造物等の構造物であってもよい。また、内視鏡50は、図示するように挿入部51が湾曲可能に構成された、いわゆる軟性鏡と称される形態であってもよいし、挿入部51が湾曲しない、いわゆる硬性鏡と称される形態であってもよい。また、内視鏡50が外部装置との電気的、光学的又は機械的な接続が不要であり単独で動作可能な形態を有する場合には、ユニバーサルコード53及びコネクタ部54は、不要である。
内視鏡50の例えば操作部52やコネクタ部54には開口部が設けられており、この開口部には、口金55が設けられている。口金55は、内視鏡50の外表面から突出して設けられている。口金55は、例えば、操作部52に設けられた処置具挿通チャンネルの開口部や、コネクタ部54に設けられた漏水試験用の開口部等に設けられている。
本実施形態では一例として、口金55は、操作部52に設けられた処置具挿通チャンネルの開口部に設けられている。処置具挿通チャンネルとは、一端が操作部52において開口し、他端が挿入部51の先端部において開口する管路であり、内部に処置具を挿通させることができる。
次に、図1及び図2を参照して流体送出装置20の概略的な構成を説明する。本実施形態の流体送出装置20は、内視鏡50に対して、再生処理を実施する内視鏡リプロセッサの形態を有する。ここでいう再生処理とは特に限定されるものではなく、水によるすすぎ、有機物等の汚れを落とす洗浄、所定の微生物を無効化する消毒、全ての微生物を排除または死滅させる滅菌、またはこれらの組み合わせのいずれであってもよい。
流体送出装置20は、内視鏡接続具1を介して内視鏡50の口金55に接続される流体送出部22を備える。流体送出部22は、気体及び液体の少なくとも一方を送出する部位である。なお、流体送出部22が送出する流体は、気体のみ、及び液体のみである場合に限らず、気体と液体とが混合された気液二相流体であってもよい。
本実施形態の流体送出装置20は、処理槽21、制御部24、流体供給部23及び流体送出部22を備える。
処理槽21は、内視鏡50を内部に収容可能な容器である。なお、図では1つの内視鏡50が処理槽2内に収容されているが、処理槽2は、複数の内視鏡50を収容可能な構成であってもよい。処理槽2には、後述する流体送出部22の送出口22a及び流体供給部23の供給口23aが設けられている。また、処理槽2には、底面又は底面近傍に取水口21aが設けられている。
制御部24は、演算装置(CPU)、記憶装置(RAM)、補助記憶装置、入出力装置及び電力制御装置等を具備して構成されており、流体送出装置20を構成する各部位の動作を、所定のプログラムに基づいて制御する構成を有している。
流体供給部23は、供給口23a、貯留部23b及びポンプ23cを備える。流体供給部23は、貯留部23bに貯留されている液体を、ポンプ23cを用いて供給口23aから処理槽21内に吐出する。貯留部23bに貯留される液体は、例えば洗浄液又は消毒液である。なお、液体供給部23は、例えば水、アルコール、洗浄液及び消毒液等の複数種類の液体を切り替えて処理槽21内に供給する形態であってもよい。
流体送出部22は、送出口22a、流量検出部22b及びポンプ22cを備える。本実施形態では一例として、流体送出部22は、処理槽21内に存在する液体を、処理槽21内に設けられた取水口21aから取り込み、ポンプ22cを用いて送出口22aから送出する。
送出口22aは、後述する内視鏡接続具1を介して、内視鏡50の口金55に接続される。送出口22aから送出された流体は、内視鏡接続具1及び口金55を通って、処置具挿通チャンネル内に導入される。処置具挿通チャンネルは、前述のように他端が挿入部51の先端部において開口しているため、処置具挿通チャンネル内に導入された液体は処理槽21内に戻る。
流量検出部22bは、送出口22aから吐出される流体の流量を検出する装置である。制御部24は、流量検出部22bからの出力信号に基づいて、送出口22aから吐出される流体の流量を認識する。
制御部24は、送出口22aから吐出される流体の流量が、設定された閾値よりも大きい場合に、内視鏡接続具1が口金55から外れていると判定する。なお、閾値は、内視鏡接続具1の種類に応じて異なる値が用いられる形態であってもよい。
また、送出口22aには、送出口22aを開閉するバルブ22dが設けられている。バルブ22dは、送出口22aに後述する内視鏡接続具1が装着されている場合に送出口22aを開状態とし、内視鏡接続具1が装着されていない場合に送出口を閉状態とする。したがって、制御部24は、送出口22aから流体が送出されない場合には、送出口22aから内視鏡接続具1が外れていると判定する。
なお、内視鏡リプロセッサの構成は周知のものであるため、詳細な構成の説明は省略するものとする。
次に、内視鏡接続具1の構成について説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の内視鏡接続具1は、チューブ1cと、チューブ1cの一端に設けられた口金ジョイント1aと、チューブ1cの他端に設けられた送出口ジョイント1bと、を有する。
口金ジョイント1aは、内視鏡50の口金55に装着されることにより、チューブ1cの一端側の開口を、口金55に設けられた開口と接続する構成である。
また、送出口ジョイント1bは、流体送出装置20の送出口22aに装着されることにより、チューブ1cの他端側の開口を、送出口22aと接続する構成である。前述のように、送出口ジョイント1bが送出口22aに装着されると、送出口22aに設けられたバルブ22dは開状態となる。
口金ジョイント1aが口金55に装着され、かつ送出口ジョイント1bが送出口22aに装着されることにより、口金55と送出口22aとが内視鏡接続具1を介して接続され、送出口22aから送出される流体を処置具チャンネル内に導入可能となる。
以下に、内視鏡接続具1の、口金55に装着される部位である口金ジョイント1aの構成について説明する。
図3に断面図として示すように、口金ジョイント1aは、筒状部2、保持部3、カバー部4及び付勢部材5を有する。
筒状部2は、両端が開口した筒状の部材である。筒状部2の一端には、開口部である流入口2aが設けられており、筒状部2の他端には、開口部である吐出口2bが設けられている。筒状部2の内部には、流入口2aと吐出口2bとを連通する流路2dが設けられている。すなわち、筒状部2を貫通する流路2dの一端が流入口2aであり、他端が吐出口2bである。
流入口2aは、チューブ1cが接続される。すなわち、流入口2aは、流体送出装置20にチューブ1cを介して接続される。したがって、流体送出装置20から送出された流体は、流入口2aから流路2d内に流入する。そして、流路2d内に流入した流体は、吐出口2bから吐出される。
また、筒状部2には、検出孔2cが設けられている。検出孔2cは、筒状部2の外周において開口し、流路2d内に連通する貫通孔である。検出孔2cを含む筒状部2の詳細な構成については後述するものとする。
保持部3は、筒状部2の吐出口2bが設けられた端部に設けられている。保持部3は、口金55と係合することにより、吐出口2bを、口金55の開口部と対向する位置に保持する構成である。なお、保持部3は、図示するように筒状部2と一体に設けられる形態であってもよいし、筒状部2とは異なる部材であって筒状部2に固定される形態であってもよい。
本実施形態では一例として、口金55は内視鏡50の外表面から突出する円筒状の部材である。円筒状である口金55の端部において開口する開口部55aは、本実施形態では処置具挿通チャンネルの開口部である。口金55の端部には、基部55cよりも径方向外側に突出するフランジ部55bが形成されている。
保持部3は、口金55のフランジ部55bと係合する。具体的には、保持部3は、例えばゴム等の弾性変形する材料からなる板状の部材であり、内径が口金55の基部55cよりも大きく、フランジ部55bよりも小さい貫通孔3aが設けられている。保持部3は、吐出口2bの開口方向に略直交するように配設されており、貫通孔3aは、吐出口2bと略同一軸上に配設されている。
保持部3の弾性変形によって貫通孔3aの内径は広がることが可能であるため、口金55が貫通孔3a内に相対的に押し込まれることによって、フランジ部55bは貫通孔3aを通過する。フランジ部55bが貫通孔3aを通過した状態では、図5に示すように、口金55の開口部55aが、吐出口2bと対向する。したがって、吐出口2bから吐出された流体は、口金55の開口部55a内に導入される。
このように、保持部3が口金55に係合することにより、口金ジョイント1aが口金55に装着される。口金ジョイント1aが口金55に装着されることにより、流体送出装置20の送出口22aと、口金55に設けられた開口部55aとが、内視鏡接続具1によって接続される。
なお、保持部3は、本実施形態の形状に限られるものではない。例えば保持部3は径方向内側に向かって延出する複数の爪状(鉤状)の部材によって構成されており、当該爪状の部材がフランジ部55bに係止する形態であってもよい。
次に、筒状部2の構成の詳細について説明する。
筒状部2に設けられた検出孔2cは、一端が流路2dの内壁面において開口し、他端が筒状部2の外表面において開口する貫通孔である。本実施形態では一例として、検出孔2cは、筒状部2の側面の外周において開口している。筒状部2cに備えられる検出孔2cの数は1つであってもよいし複数であってもよい。検出孔2cの断面積の合計を、第3面積A3とする。
ここで、流路2dについて、流路2d内を流入口2aから吐出口2bに向かう流体の流れを想定した場合において、流路2dに沿って流入口2aから吐出口2bに向かう方向を下流方向と称し、吐出口2bから流入口2aに向かう方向を上流方向と称するものとする。
そして、流路2dについて、流入口2aから下流方向に向かって検出孔2cが開口している箇所を含む区間を第1区間S1とし、第1区間S1よりも下流側の区間を第2区間S2とする。第1区間S1内には、検出孔2cの開口の一部又は全部が含まれる。
流路2dは、第1区間S1における最小の断面積を第1面積A1とし、第2区間S2における最小の断面積を第2面積A2とした場合に、本実施形態では一例として、第2面積A2が第1面積A1よりも小さい。なお、第1面積A1には、検出孔2cの断面積は含まれないものとする。
なお、第2面積A2は、第1面積A1と同一であってもよいし、第1面積A1より大きくてもよいし、第1面積A1より小さくてもよい。すなわち、流路2dは、流入口2aから吐出口2bまで断面積が変わらない形状であってもよいし、流入口2aから吐出口2bに近づくほど断面積が大きくなる形状であってもよいし、流入口2aから吐出口2bに近づくほど断面積が小さくなる形状であってもよい。
本実施形態では一例として、筒状部2は、直線状の軸を中心軸とした円筒形状であり、流路2dは、当該筒状部2を前記中心軸を中心として貫通する直線状の貫通孔である。流路2dは、第1区間S1では、断面積が第1面積A1となる内径の円形の孔である。また流路2dは、第2区間S2では、円形の孔であって、最も内径の小さい箇所の断面積が第2面積A2である。
検出孔2cは、流路2dの第1区間S1の内壁面において開口している。また、検出孔2cは、筒状部2の外表面である側面において開口している。
筒状部2の側面には、後述するカバー部4が摺動可能に嵌合する案内面2gが設けられている。案内面2gは、筒状部2と同一の中心軸を有する円筒面である。検出孔2cは、筒状部2の側面のうちの案内面2cにおいて開口している。
案内面2cの上流側及び下流側には、案内面2cよりも径方向外側に向かって突出するフランジ部2e及びストッパ2fが設けられている。フランジ部2eの外周面は円筒形状である。
カバー部4は、筒状部2の外周に配設されている。カバー部4は、筒状部2の外表面に沿って、流路2dの流れ方向に所定の範囲内で進退移動する部材である。言い換えれば、カバー部4は、筒状部2の外表面に沿って、流入口2aから吐出口2bに向かう方向、及び吐出口2bから流入口2aに向かう方向に移動する。ここで、カバー部4が進退移動する範囲のうちの下流側の端を第1の位置と称する。
カバー部4は、例えばバネ部材等の筒状部2の外周に配設され、流路2dの流れ方向に伸縮する付勢部材5によって、流入口2aから吐出口2bに向かう方向(下流側)に付勢されている。カバー部4は、口金ジョイント1aの構成部材以外の物と接していない場合には、付勢部材5の付勢力によって第1の位置に配置される。そして、流路2dの流れ方向について上流方向の力が加えられた場合には、カバー部4は上流方向に移動する。
カバー部4は、突出部4a及び蓋部4bを有する。
突出部4aは、カバー部4が第1の位置に位置している場合において、吐出口2bよりも吐出口2bの開口方向に突出する部位である。突出部4aは、保持部3が口金55に係合した状態において、口金55近傍の内視鏡50の外表面と当接する。保持部3が口金55に係合した状態では、突出部4aが内視鏡50の外表面と当接することにより、カバー部4は、第1の位置から上流方向に移動し、第2の位置に位置する。
なお、第2の位置は、カバー部4の筒状部2に対する相対的な移動の範囲の上流側の端部でなくともよい。すなわち、カバー部4は、第2の位置よりも上流側に移動可能であってもよい。
蓋部4bは、カバー部4が第2の位置に位置している場合において、検出孔2cを閉塞する、又は検出孔2cの開口面積を狭める部位である。
図3は、カバー部4が第1の位置に位置している状態を示している。また、図5は、保持部3が口金55に係合し、カバー部4が第2の位置に位置している状態を示している。
本実施形態では一例として、カバー部4は筒状部2と同心状の円筒形状の部材であり、内部に筒状部2が挿入される。カバー部4は、筒状部2の案内面2gの周囲に嵌合する内径の摺動部4cを有する。摺動部4cは、カバー部4の内周面から径方向内側に突出する部位である。摺動部4cが筒状部2の案内面2gの周囲に嵌合していることにより、カバー部4は筒状部2の中心軸と略平行に、筒状部2に対して相対的に進退移動する。摺動部4cがストッパ2fに当接する位置が、カバー部4の筒状部2に対する相対的な移動の範囲の下流側の端であり、第1の位置である。
摺動部4cは、検出孔2cよりも下流側において案内面2gと嵌合する。すなわち、本実施形態では、筒状部2に対するカバー部4の相対的な位置に関わらず、摺動部4cは、常に検出孔2cよりも下流側において案内面2gと嵌合する。
付勢部材5は、筒状部2の案内面2gの周囲に巻回された圧縮コイルバネである。付勢部材5は、筒状部2の外周から径方向外側に向かって突設されたフランジ部2eと、カバー部4の内周から径方向内側に向かって突設された摺動部4cとの間に挟持されている。
したがって、カバー部4は、付勢部材5によって、筒状部2に対して相対的に下流側に向かって移動する方向に付勢される。カバー部4が口金ジョイント1aの構成部材以外の物と接していない場合には、図3に示すように、カバー部4は摺動部4cがストッパ2fに突き当たる第1の位置に位置する。
蓋部4bは、カバー部4の上流側端部4d及び摺動部4cによって構成されている。上流側端部4dは、図5に示すようにカバー部4が第2の位置に位置している場合に、筒状部2のフランジ部2eの外周に嵌合する内径を有する円筒状の部位である。上流側端部4dは、図3に示すように、カバー部4が第2の位置よりも下流側に位置している場合には、フランジ部2eから離間している。
カバー部4が第2の位置に位置している場合には、検出孔2cの外側の開口部は、フランジ部2e、上流側端部4d及び摺動部4cによって囲まれる。すなわち、カバー部4が第2の位置に位置している場合には、蓋部4bによって検出孔2cが閉塞される。また、カバー部4が第2の位置よりも下流側に位置している場合には、検出孔2cの外側の開口部は、口金ジョイント1aの外部空間に向かって開放される。
なお、図示する本実施形態では一例として、筒状部2と蓋部4cとの間に介在することにより、蓋部4cによる検出孔2cの閉塞のシール性を高める部材である、シール部6及び7が配設されている。シール部6は、フランジ部2eの外周面に周方向に彫設された溝内に嵌め込まれており、シール部7は、摺動部4cの内周面に周方向に彫設された溝内に嵌め込まれている。図示する本実施形態では、シール部6及び7は断面が円形状のいわゆるOリングであるが、シール部6及び7は、例えば断面がX字状や矩形状のものであってもよい。なお、筒状部2と蓋部4cとの嵌合形状によって、検出孔2cを閉塞する場合における十分なシール性が得られる場合には、シール部6及び7は不要である。
突出部4aは、円筒形状であるカバー部4の下流側端部であり、図3に示すように、カバー部4が第1の位置に位置している状態において、吐出口2b及び保持部3よりも吐出口2bの開口方向に突出している。ここで、吐出口2bの開口方向は、本実施形態では流路2aの下流方向と同一である。
突出部4aは、保持部3よりも下流側に突出していることから、口金ジョイント1aを口金55に装着する場合に、保持部3よりも先に内視鏡50の外表面と当接する。前述のように、本実施形態では口金ジョイント1aを口金55に装着するには、口金55を保持部3の貫通孔3a内に相対的に押し込む操作を行うことによって、保持部3を口金55に係合させる。この操作において、突出部4aは、保持部3が口金55と係合する前に、内視鏡50の外表面と当接する。
したがって、保持部3を口金55に係合させる場合には、突出部4aが内視鏡50の外表面と当接することにより、カバー部4は、筒状部2に対して相対的に上流側に移動する。そして、保持部3が口金55に係合している状態では、図5に示すように、突出部4aが内視鏡50の外表面と当接することにより、カバー部4は、第2の位置に位置する。
以上に説明したように、本実施形態の内視鏡接続具1では、カバー部4は、口金ジョイント1aが口金55に正しく装着されている場合には、筒状部2に設けられた検出孔2cを閉塞し、口金ジョイント1aが口金55に装着されていない場合には、検出孔2cを開放する。
したがって、口金ジョイント1aが口金55に正しく装着されている場合には、検出孔2cが閉塞されていることから、流体送出装置20から送出され内視鏡接続具1に流入した流体は、吐出口2bのみを通って内視鏡接続具1外に流出する。言い換えれば、口金ジョイント1aが口金55に正しく装着されている場合には、流体送出装置20から送出され内視鏡接続具1に流入した流体は、最小断面積が第2面積A2である第2区間S2のみを通って、内視鏡接続具1外に流出する。
口金ジョイント1aが口金55に正しく装着されている場合には、吐出口2bは口金55の開口部55aと対向することから、内視鏡接続具1から流出する流体の流量Q1は、第2面積A2及び開口部55aに繋がる管路内の流動抵抗のいずれかによって定まる。
一方、口金ジョイント1aが口金55に装着されていない場合には、検出孔2cが開放されていることから、流体送出装置20から送出され内視鏡接続具1に流入した流体は、吐出口2b及び検出孔2cを通って内視鏡接続具1外に流出する。言い換えれば、口金ジョイント1aが口金55に装着されていない場合には、流体送出装置20から送出され内視鏡接続具1に流入した流体は、最小断面積が第2面積A2である第2区間S2に加えて、第3面積A3である検出孔2cを通って内視鏡接続具1外に流出する。
すなわち、口金ジョイント1aが口金55に装着されていない場合には、内視鏡接続具1から流出する流体の流量Q2は、検出孔2cから流出する流量を含むため、口金ジョイント1aが口金55に正しく装着されている場合の流量Q1に比して明確に大きくなる。
したがって、本実施形態の内視鏡接続具1は、内視鏡50の口金55との装着の有無によって異なる流体の流量差を明確にすることができる。
また、口金ジョイント1aが口金55に装着されていない場合において内視鏡接続具1から流出する流体の流量は、既知の値である第1面積A1、第2面積A2及び第3面積A3によって定められる。したがって、流量Q2と流量Q1との差は、予め求めることができる値である。
このため、流体送出装置20において、制御部24が送出口22aから吐出される流体の流量に基づいて内視鏡接続具1が口金55から外れているか否かを判定するための閾値の設定が容易となる。
例えば、内視鏡接続具1に、当該内視鏡接続具1の第1面積A1、第2面積A2及び第3面積A3を表す情報を含むRFIDタグを付し、流体送出装置20にRFIDタグを読み取る装置を設けておけば、流体送出装置20の制御部24は、当該RFIDタグから読み取った情報に基づいて内視鏡接続具1が口金55から外れているか否かを判定するための流量の閾値を自動的に算出することができる。
なおこの場合、RFIDタグが含む情報は、第1面積A1、第2面積A2及び第3面積A3を表す情報でなくともよく、制御部24が当該情報に基づいて閾値を定めることが可能な情報であればよい。例えば、RFIDタグが含む情報は、閾値そのものを表すものであってもよいし、内視鏡接続具1の型番を表すものであってもよい。
なお、以上の説明では一例として、筒状部2の流路2dの第2面積A2が、第1面積A1より小さいとして説明しているが、第2面積A2が第1面積A1と同一又は第1面積A1より大きい場合であっても、検出孔2cの開閉に応じて内視鏡接続具1から流出する流体の流量に変化が生じる点は、以上の説明と同様である。したがって、流路2dの第2面積A2が第1面積A1と同一又は第1面積A1より大きい場合であっても、内視鏡接続具1は、内視鏡50の口金55との装着の有無によって異なる流体の流量差を明確にすることができる。
以上に説明した本実施形態では、カバー部4が第2の位置に位置している状態において、筒状の上流側端部4bがフランジ部2eの外周に嵌合し、検出孔2cを閉塞又は狭める構成を有する。しかし、カバー部4が第2の位置に位置している状態において検出孔2cを閉塞又は狭める構成は、本実施形態に限られるものではない。
例えば、図6及び図7に第1の変形例として示すように、カバー部4が第2の位置に位置している状態において、筒状の上流側端部4bの端面が、フランジ部2eの下流側の端面に突き当たることによって、検出孔2cを閉塞又は狭める構成であってもよい。カバー部4が第2の位置よりも下流側に位置している場合には、図6に示すように、上流側端部4bの端面とフランジ部2eの下流側の端面とが離間し、検出孔2cが外部に開放される。
また、第1の変形例では、カバー部4が第2の位置に位置している状態において、上流側端部4bとフランジ部2eとの間にパッキンであるシール部6が挟まれる。シール部6は、図6に示すように、フランジ部2eの下流側端面に固定されている。
また例えば、図8及び図9に第2の変形例として示すように、カバー部4が第2の位置に位置している状態において、カバー部4の摺動部4cによって、検出孔2cを覆うことによって、検出孔2cを閉塞又は狭める構成であってもよい。カバー部4が第1の位置に位置している場合には、摺動部4cが検出孔2cの開口部上から退避し、検出孔2cが外部に開放される。
第1及び第2の変形例の内視鏡接続具1も、前述したように、内視鏡50の口金55との装着の有無によって異なる流体の流量差を明確にすることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。以下では第1の実施形態との相違点のみを説明するものとし、第1の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜に省略するものとする。
図10及び図11は、本実施形態の内視鏡接続具1の口金ジョイント1aの断面図である。本実施形態の口金ジョイント1aは、図11に示すように、内視鏡50の口金55に装着された状態において、口金55の開口部55a内に挿入される吐出ノズル2hを有する。
吐出ノズル2hは、筒状部2の下流側端部に配設されており、保持部3が口金55に係合した状態において、開口部55a内に差し込まれる。本実施形態の筒状部2の吐出口2bは、吐出ノズル2hの下流側端部に設けられている。このため、吐出口2bから吐出され、開口部55a内に入り込む流体の流量を安定させることができる。
本実地形態では、吐出ノズル2hは、流路2dの中心軸に沿って進退移動するように配設されている。吐出ノズル2hは、付勢部材2iによって、下流側に向かって付勢されている。すなわち、吐出ノズル2hは、上流側に向かって押し込むことができる。そして、図11に示すように、保持部3が口金55に係合した状態において、吐出ノズル2hは、上流側に若干押し込まれるように配置されている。
このように、吐出口2bが設けられた吐出ノズル2hを流路2dの中心軸に沿って進退移動するように配設することによって、開口部55a内における吐出口2bの位置を、保持部3と口金55の寸法のばらつきに関わらず一定とすることができる。したがって、吐出口2bから吐出され、開口部55a内に入り込む流体の流量を安定させることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。以下では第1及び第2の実施形態との相違点のみを説明するものとし、第1及び第2の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜に省略するものとする。
図12に示すように、本実施形態では、流体送出装置20は、気体を送出する気体送出部30をさらに備えており、内視鏡接続具1は、この気体を送出する気体送出部30と、内視鏡50に設けられた口金56とを接続する。
口金56は、内視鏡50の漏水試験を行う際に、内視鏡50の内部空間内に気体を送り込むための開口部を有する。漏水試験とは、内視鏡50の内部を気密に保つための外皮や管路壁に穿孔が生じていないことを確認する試験である。漏水試験では、口金56から内視鏡50の内部空間内に気体を送り込み、当該気体の漏れの有無を調べる。内視鏡50の内部空間からの気体の漏れの有無は、気圧を測定する方法や、水没させた内視鏡50の周囲における気泡の発生の有無を目視する方法により確認できる。
気体送出部30は、送出口30a、流量検出部30b及びポンプ30cを備える。気体送出部30は、空気等の気体を所定の圧力で送出口30aから送出する。送出口30aは、内視鏡接続具1を介して、内視鏡50の口金56に接続される。送出口22aから送出された気体は、内視鏡接続具1及び口金56を通って、内視鏡50の内部空間内に送り込まれる。
流量検出部30bは、送出口30aから吐出される気体の流量を検出する装置である。制御部24は、送出口30aから吐出される流体の流量が、設定された閾値よりも大きい場合に、内視鏡接続具1が口金55から外れていると判定する。
内視鏡接続具1の構成は、第1及び第2の実施形態で説明した構成と同一である。したがって、本実施形態においても、口金ジョイント1aが口金55に正しく装着されている場合に送出口30aから送出される気体の流量Q1と、口金ジョイント1aが口金55から外れている場合に送出口30aから送出される気体の流量Q2と、の差異を明確にすることができる。このため、制御部24は、送出口30aから吐出される気体の流量に基づいて内視鏡接続具1が口金56から外れているか否かを正確に判定することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う内視鏡接続具もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本出願は、2014年5月13日に日本国に出願された特願2014−99903号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の開示内容は、本願明細書、請求の範囲、図面に引用されたものとする。

Claims (2)

  1. 流体送出装置が接続される流入口、前記流入口から流入した流体を吐出する吐出口、および前記流入口及び前記吐出口を接続する流路を有する筒状部と、
    前記筒状部の外周において開口し、前記流路に連通する検出孔と、
    内視鏡の口金と係合することにより、前記吐出口を前記口金の開口部と対向する位置に保持する保持部と、
    前記筒状部の外周に配設され、前記流路に沿う方向に伸縮する付勢部材と、
    前記筒状部の外周に配設され、前記付勢部材に連動して前記流路に沿った第1の位置と第2の位置との間で進退移動し、前記保持部が前記口金に係合していない場合には、前記付勢部材の付勢力によって前記検出孔を開放する第1の位置に位置し、前記保持部が前記口金と係合している場合においては、前記内視鏡の外表面と当接して前記第1の位置よりも前記流入口に近い第2の位置に移動して前記検出孔を閉塞又は狭めるカバー部と、
    を含むことを特徴とする内視鏡接続具。
  2. 前記付勢部材は前記筒状部と、前記カバー部とをつなぐバネであることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡接続具。
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