JP5827042B2 - バルブのハンドルカバー - Google Patents

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Description

本発明は、主として空調設備や給排水設備のバルブに用いられるハンドルカバーに関する。
空気調和や給排水においては、それらの設備機器を運転するためにさまざまな種類の流体を取り扱う必要があり、空調関連の流体には、冷水、冷温水、温水、冷却水などがあり、給排水関連の流体には、補給水、給水、給湯、雑用水、消火水などがある。
これらの流体は配管を通して建物内を流れるが、配管の保守点検を効率よく行うためには、流体の種類を配管ごとに特定する必要があり、配管が複雑に交錯している場合には、他の配管と混同しないように識別のしやすさも重要になる。
そのため、配管に巻き付けて使用する配管識別シートが知られており、かかる配管識別シートによれば、流体の種類が色分けされた状態で記載されているため、配管ごとに巻き付けておくことによって流体の種類を一目で把握することができる。
一方、配管には、該配管内の管路を開閉したり管路内の流量を調整したりするためにさまざまな種類のバルブが設けられており、弁体を上下させることで管路を全閉又は全開する仕切り弁(ゲートバルブ)をはじめ、弁体と弁座の隙間を変化させて流量を調整する玉形弁(グローブバルブ)や、円盤状の弁体を回転させることで管路を開閉させたり流量を調整したりするバタフライ弁、あるいは孔の開いた球状の弁体を回転させることで管路を開閉するボール弁など、さまざまなバルブが知られている。
このようなバルブについても、保守点検の関係上、上述した配管と同様に流体の種類を即座に特定できる必要があるとともに、バルブの開閉状態が外観から特定できないものについては、その開閉状態を一目で把握できる必要がある。
そのため、従来においては、バルブ内を流れる流体の種類やバルブの開閉状態あるいは配管系統といったバルブ関連情報が表示されたバルブ表示板が用いられていた。
「配管識別表示 カタログNo.HB-6」(ユニット株式会社、オンラインカタログ、36頁〜第59頁、[平成23年6月17日検索]、インターネット<URL : http://www.unit-signs.co.jp/catalog/catalog/index.html>
しかしながら、従来のバルブ表示板は、上述したバルブ関連情報が記載されたプレートをバルブのハンドルに吊り下げておくものであるため、配管に直接巻き付けられる配管識別シートとは異なり、吊下げ高さが大きいと、バルブ表示板がバルブと離れてしまって両者の対応がわかりづらくなるという問題を生じていた。
特に、狭隘な場所にバルブが密集するエリアでは、配管の交錯も相俟って、バルブ表示板とバルブとの対応関係がますますわかりづらくなり、どのバルブ表示板がどのバルブに対応しているのかを判別できず、その結果、文字情報はもちろん、流体の種類等が色区分で表示されている場合でさえ、プレートに記載された情報をバルブに関連付けて把握することが困難になる。
また、従来のバルブ表示板では、バルブが開状態であることを示すプレートと閉状態であることを示すプレートとを使い分けねばならないため、保守点検の際には、元のプレートを取り外して保管した上、あらたなプレートを保管元から取り出して吊り下げるという手間が必要になり、バルブ表示板の設置作業が煩雑になるという問題も生じていた。
また、ハンドルを回転させてバルブの開閉操作を行う際、数個程度の操作であればともかく、保守点検時に多数のハンドルを操作しなければならない状況では、ハンドル操作が手や指の負担になり、保守点検の作業性が低下するという問題も生じていた。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、流体の種類、バルブの開閉状態、配管系統といったバルブ関連情報を、対応するバルブに正確に対応付けられた状態で容易に読取り可能なバルブのハンドルカバーを提供することを目的とする。
また、本発明は、バルブ関連情報を表示する際の作業性を高めることが可能なバルブのハンドルカバーを提供することを目的とする。
また、本発明は、ハンドル操作の際の手や指への負担を軽減可能なバルブのハンドルカバーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るバルブのハンドルカバーは請求項1に記載したように、中心軸線廻りに回動させることでバルブ本体の開閉操作を行うことが可能なバルブのハンドルに被せるバルブのハンドルカバーであって、前記ハンドルを操作する際に該ハンドルからの反力を分散緩和させた状態で手や指に作用させることが可能な軟質材料で形成され、前記ハンドルの外周を覆う筒状側部と該筒状側部の一端周縁から内方に向けて延設され前記ハンドルの正面側を覆う環状頂部とからなり、前記筒状側部の他端に形成された開口を介して前記ハンドルに着脱自在に被せることができるように構成するとともに前記筒状側部の他方の端部周縁に環状係合部を内方に向かって突設したものである。
また、本発明に係るバルブのハンドルカバーは、流体の種類に関連付けられた色で着色したものである。
また、本発明に係るバルブのハンドルカバーは請求項3に記載したように、中心軸線廻りに回動させることでバルブ本体の開閉操作を行うことが可能なバルブのハンドルに被せるバルブのハンドルカバーであって、前記ハンドルの外周を覆う筒状側部及び該筒状側部の一端周縁から内方に向けて延設された環状頂部からなり前記筒状側部の他端に形成された開口を介して前記ハンドルに着脱自在に被せることができるように構成してあるとともに前記筒状側部の他方の端部周縁に環状係合部を内方に向かって突設してなるカバー本体と、前記筒状側部の内面であって前記環状頂部との境界近傍に突設された係止爪に周縁が係止され該環状頂部との間に装着されるようになっている表示板とを備え、前記カバー本体を、前記ハンドルを操作する際に該ハンドルからの反力を分散緩和させた状態で手や指に作用させることが可能な軟質材料で形成したものである。
また、本発明に係るバルブのハンドルカバーは、前記表示板の表面及び裏面のうち、少なくともいずれかの面において前記環状頂部で覆われる周縁領域を除いた領域を表示領域とし、該表示領域に流体の種類、バルブ本体の開閉状態、配管系統その他のバルブ関連情報を表示したものである。
また、本発明に係るバルブのハンドルカバーは、前記表示板の表面に形成された表示領域及び裏面に形成された表示領域のうち、一方の表示領域にバルブ本体が開状態であることを表示するとともに、他方の表示領域にバルブ本体が閉状態であることを表示したものである。
また、本発明に係るバルブのハンドルカバーは請求項6に記載したように、中心軸線廻りに回動させることでバルブ本体の開閉操作を行うことが可能なバルブのハンドルに被せるバルブのハンドルカバーであって、前記ハンドルの外周を覆う筒状側部及び該筒状側部の一端周縁から内方に向けて延設された環状頂部からなり前記筒状側部の他端に形成された開口を介して前記ハンドルに着脱自在に被せることができるように構成してなるカバー本体と、前記筒状側部の内面であって前記環状頂部との境界近傍に突設された係止爪に周縁が係止され該環状頂部との間に装着されるようになっている表示板とを備え、前記カバー本体を、前記ハンドルを操作する際に該ハンドルからの反力を分散緩和させた状態で手や指に作用させることが可能な軟質材料で形成し、前記表示板の表面及び裏面のうち、前記環状頂部で覆われる周縁領域を除いた領域をそれぞれ表示領域とし、該各表示領域のうち、一方の表示領域にバルブ本体が開状態であることを表示するとともに、他方の表示領域にバルブ本体が閉状態であることを表示したものである。
また、本発明に係るバルブのハンドルカバーは、前記筒状側部の他方の端部周縁に環状係合部を内方に向かって突設したものである。
また、本発明に係るバルブのハンドルカバーは、前記カバー本体を流体の種類に関連付けられた色で着色したものである。
また、本発明に係るバルブのハンドルカバーは、前記環状頂部に流体の種類、バルブ本体の開閉状態、配管系統その他のバルブ関連情報を表示したものである。
第1の発明に係るバルブのハンドルカバーにおいては、筒状側部と該筒状側部の一端周縁から内方に向けて延設された環状頂部とからなり、取付けの際には、筒状側部の他端に形成された開口をバルブを構成するハンドルの正面に向け、その状態でハンドルに押し込む。
このようにすると、ハンドルカバーは、筒状側部が径方向に拡がりながらハンドルに嵌め込まれ、嵌込みが完了したとき、筒状側部がハンドルの外周を、環状頂部がハンドルの正面側をそれぞれ覆った状態となる。一方、取り外しの際は、筒状側部の他端周縁を手前に引っ張るようにしてハンドルから取り外せばよい。
このように、第1の発明に係るバルブのハンドルカバーによれば、ハンドルのうち、手や指が当たる部分を軟質材料で覆うように構成してあるので、ハンドル操作の際、手や指の負担が軽減され、保守点検の作業性が大幅に向上する。
また、第2の発明に係るバルブのハンドルカバーにおいては、筒状側部と該筒状側部の一端周縁から内方に向けて延設された環状頂部とからなるカバー本体を備え、取付けの際には、表示板を装着した状態で筒状側部の他端に形成された開口をバルブを構成するハンドルの正面に向け、その状態でハンドルに押し込む。
このようにすると、カバー本体は、筒状側部が径方向に拡がりながらハンドルに嵌め込まれ、嵌込みが完了したとき、筒状側部がハンドルの外周を覆った状態となる。一方、取り外しの際は、筒状側部の他端周縁を手前に引っ張るようにしてハンドルから取り外せばよい。
このように、第2の発明を構成するカバー本体は、ハンドルのうち、手や指が当たる部分を軟質材料で覆うように構成してあるので、ハンドル操作の際、手や指の負担が軽減され、保守点検の作業性が大幅に向上する。
一方、第2の発明に係るバルブのハンドルカバーは、上述したカバー本体のほかに表示板を備えており、ハンドルへの取付けを行うにあたっては予め、表示板を筒状側部の他端に形成された開口を介してカバー本体の内部空間に入れ込み、該表示板の周縁を、筒状側部の内面であって環状頂部との境界近傍に突設された係止爪に係止することで、表示板を係止爪と環状頂部との間に装着しておく。
このようにすると、ハンドルへの取付けが完了した状態では、環状頂部で覆われる周縁領域を除いた領域がハンドルの正面側に露出する。
そのため、かかる領域を表示領域とすれば、上述したようにハンドルカバーとバルブとの関連把握が容易になることと相俟って、狭隘な場所でバルブが密集しているような状況であっても、所定の情報を容易にかつバルブごとに識別できる状態で表示することが可能となる。
表示板にどのような情報をどのような形態で表示するかは任意であり、例えば、前記表示板の表面及び裏面のうち、少なくともいずれかの面において前記環状頂部で覆われる周縁領域を除いた領域を表示領域とし、該表示領域に流体の種類、バルブの開閉状態、配管系統その他のバルブ関連情報を表示するように構成することができる。
ここで、前記表示板の表面に形成された表示領域及び裏面に形成された表示領域のうち、一方の表示領域にバルブが開状態であることを表示するとともに、他方の表示領域にバルブが閉状態であることを表示したならば、保守点検等においてバルブの開閉状態が切り替わったとき、カバー本体をハンドルからいったん取り外した後、所望の面が露出するように表示板を適宜反転させてカバー本体に装着し直し、しかる後、カバー本体をあらためてハンドルに取り付ける。
このようにすれば、開状態を示すプレートと閉状態を示すプレートを別々に用意せずとも、バルブの開閉状態を効率よく表示させることが可能となる。
上述した各発明に係るバルブのハンドルカバーは、ハンドルをその中心軸線廻りに回動させることでバルブ本体の開閉操作を行うようになっているすべてのバルブに適用が可能であり、例えば、弁体を上下させることで管路を全閉又は全開する仕切り弁(ゲートバルブ)をはじめ、弁体と弁座の隙間を変化させて流量を調整する玉形弁(グローブバルブ)や、円盤状の弁体を回転させることで管路を開閉させたり流量を調整したりするバタフライ弁、あるいは孔の開いた球状の弁体を回転させることで管路を開閉するボール弁などに用いることができる。
筒状側部及び環状頂部は、横断面を例えばL字状、C字状、湾曲状又は折れ曲がり状に構成し、その断面開口が内方を向くように環状に形成する構成が含まれる。
筒状側部は、その全体平面形状をハンドルの形状に合わせて定めればよく、円形状や多角形状に形成することができる。
軟質材料は、ハンドル操作の際、ハンドルからの反力を分散緩和させた状態で手や指に作用させることができる材料であれば、その具体的構成は任意であって、クッション材や衝撃吸収材として用いられている材料を広く採用することが可能であり、例えば軟質ポリ塩化ビニルで形成することが可能である。
ここで、第1の発明に係るバルブのハンドルカバー又は第2の発明に係るカバー本体を、流体の種類に関連付けられた色で着色した構成においては、ハンドルに被せて用いることでバルブとの関連が容易に判別できることから、多数のバルブが混在する状況であっても、バルブを流れる流体の種類をバルブごとに容易に特定することが可能となる。
また、筒状側部の他方の端部周縁に環状係合部を内方に向かって突設した構成とした場合においては、該環状係合部をハンドルの周縁に係合させることで、ハンドルカバーやカバー本体をハンドルに確実に取り付けておくことができる。なお、取り外しの際には、環状係合部をハンドルの周縁から外しながら、筒状側部の他端周縁を手前に引っ張るようにすればよい。
また、環状頂部に流体の種類、バルブの開閉状態、配管系統その他のバルブ関連情報を表示した場合においては、上述したようにハンドルに被せて用いることでバルブとの関連が一目瞭然となるから、多数のバルブが混在する状況であっても、上述したバルブ関連情報をバルブごとに容易に特定することが可能となる。
第1実施形態に係るバルブのハンドルカバー1をその適用対象であるバルブ2とともに示した全体斜視図。 同じくハンドルカバー1の斜視図。 同じくハンドルカバー1の断面図。 A−A線方向から見た矢視図。 第2実施形態に係るバルブのハンドルカバー51をその適用対象であるバルブ2とともに示した全体斜視図。 同じくハンドルカバー51の斜視図。 同じくハンドルカバー51の断面図。 表示板の図であり、(a)は表側の平面図、(b)は裏側の平面図。
以下、本発明に係るバルブのハンドルカバーの実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係るバルブのハンドルカバーをその適用対象であるバルブとともに示した全体斜視図、図2はハンドルカバーの斜視図、図3は同じく断面図、図4はA−A線方向から見た矢視図である。これらの図でわかるように、本実施形態に係るバルブのハンドルカバー1は、ゲートバルブ2の開閉操作を中心軸線廻りの回転によって行うハンドル3に適用されるものである。
ハンドルカバー1は、ハンドル3の外周を覆う筒状側部11と、該筒状側部の一端周縁から内方に向けて延設されハンドル3の正面側を覆う環状頂部12とからなり、筒状側部11及び環状頂部12を、横断面がC字状となるようにかつその断面開口が内方を向くように環状に形成するとともに、筒状側部11の全体平面形状をハンドル3の形状に合わせて八角形状に形成することにより、筒状側部11の他端に形成された開口13を介してハンドル3に着脱自在に被せることができるようになっている。
ハンドルカバー1は、屋内使用であれば、通常の軟質ポリ塩化ビニルを、屋外使用であれば、耐候性のある軟質ポリ塩化ビニルをぞれぞれ軟質材料とし、かかる軟質材料でそれぞれ形成するようにすればよい。
ハンドルカバー1は、流体の種類に関連付けられた色で着色してあり、例えば、冷水用を青、冷温水を黄緑、温水用を黄赤、冷却水を紺、補給水を緑、給湯用をうすい赤紫、給水用を水色、消火用を赤でそれぞれ着色する構成を採用することができるとともに、環状頂部12には図2でよくわかるように、バルブ関連情報である流体の種類として、”冷温水”という文字が印字してある。
筒状側部11の他方の端部周縁には環状係合部14を内方に向かって突設してあり、該環状係合部をハンドル3の周縁に係合させることで、ハンドルカバー1がハンドル3から脱落するのを防止できるようになっている。
本実施形態に係るハンドルカバー1をゲートバルブ2のハンドル3に取り付けるには、筒状側部11の他端に形成された開口13をハンドル3の正面に向け、その状態でハンドル3に押し込む。
このようにすると、軟質材料で形成されたハンドルカバー1は、筒状側部11が径方向に拡がりながらハンドル3に嵌め込まれるとともに、環状係合部14がハンドル3の周縁に係止され、嵌込みが完了したときには、筒状側部11がハンドル3の外周を、環状頂部12がハンドル3の正面側をそれぞれ覆った状態となる。
一方、取り外しの際は、環状係合部14をハンドル3の周縁から外しながら、筒状側部11の他端周縁を手前に引っ張るようにしてハンドル3から取り外せばよい。
以上説明したように、本実施形態に係るハンドルカバー1によれば、ハンドル3のうち、手や指が当たる部分を軟質材料で覆うように構成したので、ハンドル操作の際、手や指の負担が軽減される。
そのため、多数のバルブを保守点検しなければならない状況であっても、手や指の痛みによって作業性が低下する懸念がなくなる。
また、本実施形態に係るハンドルカバー1によれば、ハンドル3に被せて用いる構成としたので、バルブとの対応が一目瞭然となり、バルブに吊り下げて用いる従来のバルブ表示板とは異なり、多数のバルブが混在している場合であっても、対応するバルブを間違う余地がない。
そして、流体の種類に関連付けられた色で着色するようにしたので、狭隘な場所でバルブが密集しているような状況であっても、バルブを流れる流体の種類をバルブごとに容易に特定することが可能となる。
また、本実施形態に係るハンドルカバー1によれば、環状頂部12に流体の種類を文字で表示するようにしたので、上述したようにハンドル3に被せて用いることでバルブとの関連が一目瞭然となることと相俟って、多数のバルブが混在する状況であっても、流体の種類をバルブごとに容易に特定することが可能となる。
また、本実施形態に係るハンドルカバー1によれば、筒状側部11の他方の端部周縁に環状係合部14を内方に向かって突設するようにしたので、ハンドル3に確実に取り付けておくことが可能となり、ハンドル3からの脱落を未然に防止することができる。
本実施形態では、バルブ関連情報として流体の種類を環状頂部12に印字するようにしたが、バルブ関連情報は、流体の種類に限定されるものではなく、バルブ本体の開閉状態や配管系統を印字するようにしてもよい。
かかる構成によれば、バルブ本体の開閉状態や配管系統を、狭隘な場所でバルブが密集しているような状況であっても、バルブごとに容易に特定することが可能となる。
また、本実施形態では、ハンドルカバー1がハンドル3から脱落するのを防止すべく、環状係合部14を筒状側部11の他方の端部周縁に設けるようにしたが、ハンドルカバー1がハンドル3から外れるおそれがないのであれば、環状係合部14を省略してもかまわない。
また、本実施形態では、流体の種類に関連付けられた色で着色するとともに、環状頂部12に流体の種類を文字で表示することで、流体の種類をバルブことに容易に特定できるようにしたが、場合によっては、これらのいずれか又は両方を省略してもかまわない。
この場合においても、ハンドル操作の際には、上述した実施形態と同様、手や指の負担が大幅に軽減され、良好な作業性を確保することが可能となる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。なお、上述の実施形態と実質的に同一の部品等については同一の符号を付してその説明を省略する。
図5は、本実施形態に係るバルブのハンドルカバーをその適用対象であるバルブとともに示した全体斜視図、図6はハンドルカバーの斜視図、図7は同じく断面図である。これらの図でわかるように、本実施形態に係るバルブのハンドルカバー51は、ゲートバルブ2の開閉操作を中心軸線廻りの回転によって行うハンドル3に適用される。
ハンドルカバー51は、ハンドル3の外周を覆う筒状側部11及び該筒状側部の一端周縁から内方に向けて延設された環状頂部12からなるカバー本体52と、該カバー本体の内部に装着される円形の表示板53とで構成してある。
カバー本体52はハンドルカバー1と同様、筒状側部11及び環状頂部12を、横断面がC字状となるようにかつその断面開口が内方を向くように環状に形成するとともに、筒状側部11の全体平面形状をハンドル3の形状に合わせて八角形状に形成することにより、筒状側部11の他端に形成された開口13を介してハンドル3に着脱自在に被せることができるようになっている。
カバー本体52は、屋内使用であれば、通常の軟質ポリ塩化ビニルを、屋外使用であれば、耐候性のある軟質ポリ塩化ビニルをぞれぞれ軟質材料とし、かかる軟質材料でそれぞれ形成するようにすればよい。
カバー本体52はハンドルカバー1と同様、流体の種類に関連付けられた色で着色してあり、例えば、冷水用を青、冷温水を黄緑、温水用を黄赤、冷却水を紺、補給水を緑、給湯用をうすい赤紫、給水用を水色、消火用を赤でそれぞれ着色する構成を採用することができるとともに、環状頂部12には図6でよくわかるように、バルブ関連情報である流体の種類として、”冷温水”という文字が印字してある。
カバー本体52を構成する筒状側部11の他方の端部周縁には環状係合部14を内方に向かって突設してあり、該環状係合部をハンドル3の周縁に係合させることで、ハンドルカバー51がハンドル3から脱落するのを防止できるようになっている。
表示板53は、筒状側部11の内面であって環状頂部12との境界近傍に突設された係止爪54に周縁を係止することにより、係止爪54と環状頂部12との間に装着されるようになっている。
表示板53は、カバー本体52に装着されたとき、図8(a)に示すようにその表面において環状頂部12で覆われる周縁領域81aを除く領域を表示領域82aとし、該表示領域にバルブ本体が開状態であり、又は開状態であるべきことがわかるように、「常時開」という文字が印字してあるとともに、同図(b)に示すようにその裏面において環状頂部12で覆われる周縁領域81bを除く領域を表示領域82bとし、該表示領域にバルブ本体が閉状態であり、又は閉状態であるべきことがわかるように、「常時閉」という文字が印字してあり、所望の面が露出するようにカバー本体52に装着することにより、バルブ関連情報としてのバルブ本体の開閉状態を表示できるように構成してある。
表示板53は、ハンドルカバー51を屋内で用いる場合にはアルミプレートで、屋外で用いる場合にはアルマイト処理を施したアルミプレートでそれぞれ構成すればよい。
なお、表示板53には、カバー本体52への位置あわせのため、切欠きや位置あわせマークを適宜設けておくのが望ましい。
本実施形態に係るハンドルカバー51をゲートバルブ2のハンドル3に取り付けるには、まず、表示板53をカバー本体52の開口13を介して該カバー本体の内部空間に入れ込むとともに、該表示板の周縁を筒状側部11の内面に突設された係止爪54に係止することにより、表示板53を係止爪54と環状頂部12との間に装着する。
次に、筒状側部11の他端に形成された開口13をハンドル3の正面に向け、その状態でハンドル3に押し込む。
このようにすると、軟質材料で形成されたカバー本体52は、筒状側部11が径方向に拡がりながらハンドル3に嵌め込まれるとともに、環状係合部14がハンドル3の周縁に係止され、嵌込みが完了したときには、筒状側部11がハンドル3の外周を覆った状態になるとともに、表示板53のうち、表面の表示領域82a又は裏面の表示領域82bがハンドル3の正面側に露出する。
一方、取り外しの際は、環状係合部14をハンドル3の周縁から外しながら、筒状側部11の他端周縁を手前に引っ張るようにしてハンドル3から取り外せばよい。
以上説明したように、本実施形態に係るハンドルカバー51によれば、ハンドル3のうち、手や指が当たる部分を軟質材料からなるカバー本体52で覆うように構成したので、ハンドル操作の際、手や指の負担が軽減される。
そのため、多数のバルブを保守点検しなければならない状況であっても、手や指の痛みによって作業性が低下する懸念がなくなる。
また、本実施形態に係るハンドルカバー51によれば、ハンドル3に被せて用いる構成としたので、バルブとの対応が一目瞭然となり、バルブに吊り下げて用いる従来のバルブ表示板とは異なり、多数のバルブが混在している場合であっても、対応するバルブを間違う余地がない。
そして、流体の種類に関連付けられた色で着色するようにしたので、狭隘な場所でバルブが密集しているような状況であっても、バルブを流れる流体の種類をバルブごとに容易に特定することが可能となる。
また、本実施形態に係るハンドルカバー51によれば、環状頂部12に流体の種類を文字で表示するようにしたので、上述したようにハンドル3に被せて用いることでバルブとの関連が一目瞭然となることと相俟って、多数のバルブが混在する状況であっても、流体の種類をバルブごとに容易に特定することが可能となる。
また、本実施形態に係るハンドルカバー51によれば、筒状側部11の他方の端部周縁に環状係合部14を内方に向かって突設するようにしたので、ハンドル3に確実に取り付けておくことが可能となり、ハンドル3からの脱落を未然に防止することができる。
また、本実施形態に係るハンドルカバー51によれば、カバー本体52に表示板53を装着できるように構成するとともに、該表示板の表面に形成された表示領域82aにバルブが開状態であることを、裏面に形成された表示領域82bにバルブが閉状態であることをそれぞれ印字するようにしたので、ハンドルカバー51とバルブとの関連把握が本来的に容易になることと相俟って、容易にかつバルブごとに識別可能な状態でバルブの開閉状態を表示することが可能となる。
また、保守点検等においてバルブの開閉状態が切り替わったとき、ハンドルカバー51をハンドル3からいったん取り外した後、所望の面が露出するように表示板53を反転させてカバー本体52に装着し直し、しかる後、ハンドルカバー51をあらためてハンドル3に取り付けることができるので、開状態を示すプレートと閉状態を示すプレートを別々に用意せずとも、バルブの開閉状態を効率よく表示させることが可能となる。
本実施形態では、バルブ関連情報として流体の種類を環状頂部12に印字するようにしたが、バルブ関連情報は、流体の種類に限定されるものではなく、バルブ本体の開閉状態や配管系統を印字するようにしてもよい。
かかる構成によれば、バルブ本体の開閉状態や配管系統を、多数のバルブが混在している状況であっても、バルブごとに容易に特定することが可能となる。
また、本実施形態では、ハンドルカバー51がハンドル3から脱落するのを防止すべく、環状係合部14を筒状側部11の他方の端部周縁に設けるようにしたが、ハンドルカバー51がハンドル3から外れるおそれがないのであれば、環状係合部14を省略してもかまわない。
また、本実施形態では、流体の種類に関連付けられた色で着色するとともに、環状頂部12に流体の種類を文字で表示することで、流体の種類をバルブことに容易に特定できるようにしたが、場合によっては、これらのいずれか又は両方を省略してもかまわない。
この場合においても、ハンドル操作の際には、上述した実施形態と同様、手や指の負担が大幅に軽減され、良好な作業性を確保することが可能となる。
また、本実施形態では、表示板53の表面と裏面にバルブの開閉状態をそれぞれ印字するようにしたが、これに代えて、流体の種類や配管系統といった他のバルブ関連情報をいずれか一方の面又は両面に印字するようにしてもよい。
1,51 ハンドルカバー
2 ゲートバルブ(バルブ)
3 ハンドル
11 筒状側部
12 環状頂部
13 開口
14 環状係合部
52 カバー本体
53 表示板
54 係止爪
81a,81b 周縁領域
82a,82b 表示領域

Claims (9)

  1. 中心軸線廻りに回動させることでバルブ本体の開閉操作を行うことが可能なバルブのハンドルに被せるバルブのハンドルカバーであって、前記ハンドルを操作する際に該ハンドルからの反力を分散緩和させた状態で手や指に作用させることが可能な軟質材料で形成され、前記ハンドルの外周を覆う筒状側部と該筒状側部の一端周縁から内方に向けて延設され前記ハンドルの正面側を覆う環状頂部とからなり、前記筒状側部の他端に形成された開口を介して前記ハンドルに着脱自在に被せることができるように構成するとともに前記筒状側部の他方の端部周縁に環状係合部を内方に向かって突設したことを特徴とするバルブのハンドルカバー。
  2. 流体の種類に関連付けられた色で着色した請求項1記載のバルブのハンドルカバー。
  3. 中心軸線廻りに回動させることでバルブ本体の開閉操作を行うことが可能なバルブのハンドルに被せるバルブのハンドルカバーであって、前記ハンドルの外周を覆う筒状側部及び該筒状側部の一端周縁から内方に向けて延設された環状頂部からなり前記筒状側部の他端に形成された開口を介して前記ハンドルに着脱自在に被せることができるように構成してあるとともに前記筒状側部の他方の端部周縁に環状係合部を内方に向かって突設してなるカバー本体と、前記筒状側部の内面であって前記環状頂部との境界近傍に突設された係止爪に周縁が係止され該環状頂部との間に装着されるようになっている表示板とを備え、前記カバー本体を、前記ハンドルを操作する際に該ハンドルからの反力を分散緩和させた状態で手や指に作用させることが可能な軟質材料で形成したことを特徴とするバルブのハンドルカバー。
  4. 前記表示板の表面及び裏面のうち、少なくともいずれかの面において前記環状頂部で覆われる周縁領域を除いた領域を表示領域とし、該表示領域に流体の種類、バルブ本体の開閉状態、配管系統その他のバルブ関連情報を表示した請求項3記載のバルブのハンドルカバー。
  5. 前記表示板の表面に形成された表示領域及び裏面に形成された表示領域のうち、一方の表示領域にバルブ本体が開状態であることを表示するとともに、他方の表示領域にバルブ本体が閉状態であることを表示した請求項4記載のバルブのハンドルカバー。
  6. 中心軸線廻りに回動させることでバルブ本体の開閉操作を行うことが可能なバルブのハンドルに被せるバルブのハンドルカバーであって、前記ハンドルの外周を覆う筒状側部及び該筒状側部の一端周縁から内方に向けて延設された環状頂部からなり前記筒状側部の他端に形成された開口を介して前記ハンドルに着脱自在に被せることができるように構成してなるカバー本体と、前記筒状側部の内面であって前記環状頂部との境界近傍に突設された係止爪に周縁が係止され該環状頂部との間に装着されるようになっている表示板とを備え、前記カバー本体を、前記ハンドルを操作する際に該ハンドルからの反力を分散緩和させた状態で手や指に作用させることが可能な軟質材料で形成し、前記表示板の表面及び裏面のうち、前記環状頂部で覆われる周縁領域を除いた領域をそれぞれ表示領域とし、該各表示領域のうち、一方の表示領域にバルブ本体が開状態であることを表示するとともに、他方の表示領域にバルブ本体が閉状態であることを表示したことを特徴とするバルブのハンドルカバー。
  7. 前記筒状側部の他方の端部周縁に環状係合部を内方に向かって突設した請求項6記載のバルブのハンドルカバー。
  8. 前記カバー本体を流体の種類に関連付けられた色で着色した請求項3乃至請求項7のいずれか一記載のバルブのハンドルカバー。
  9. 前記環状頂部に流体の種類、バルブ本体の開閉状態、配管系統その他のバルブ関連情報を表示した請求項1乃至請求項8のいずれか一記載のバルブのハンドルカバー。
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